JP2002202510A5 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
一般に表示装置は、電気信号に変換され移送されてきた画像などの情報を目で認識できるように、電気信号から光信号に逆変換し画像などに再構成できるようにした手段である。このような表示装置はこれまでにも数多く考案されてきており、液晶表示装置もその中の一つである。
これらの動作モードを用いる液晶表示装置では、いずれの場合も画質の均一性を実現し維持することを目的に、印加電圧に対する液晶表示パネル(液晶パネル)の透過特性の面内均一性を良好にし、また液晶表示装置全体で印加電圧に対する液晶の応答特性均一性を良好にするため、一対の基板の間隔が均一に保持できるように構成されている。また、無閾値反強誘電性液晶や単安定化強誘電性液晶に代表されるスメクティック液晶を表示装置に適用した場合においては、非常に狭いセルギャップ(1〜2μm)が必須となる。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は配置したシール材の内側に、主部と枝部からなる配向規制材を有する液晶表示装置を提供することとする。配向規制材とは、シール材の内側に沿って形成された主部と、配向させたい液晶分子の長軸方向と概略一致する枝部からなる材料である。ただし、配向させたい液晶分子の長軸方向と枝部の長手方向とは、±5°以内であれば、ずれていてもよい。なお、配向させたい液晶分子の長軸方向は配向処理の方向と一致する場合もある。枝部は、その壁の配向規制力によりその壁と平行に液晶分子を配列させ、配向させたい液晶分子の長軸方向と液晶分子の長軸方向を同一の方向に配向させているのである。配向規制材において、液晶と接する部分を壁という。本発明の配向規制材の枝部は、前記範囲内のずれであれば、コントラスト向上に予想以上の効果がある。さらに、配向規制材の枝部の長手方向とスペーサの長手方向が一致するように、配向規制材の内側にスペーサを設ければ、液晶分子の長軸方向を配向させたい方向に助長することができる。一方、本発明の配向規制材の主部については、シール材の劣化によるシール材の液晶への混入を防ぎ、機械的な強度が増すばかりでなく、液晶の使用量を減少させる役割を有している。
【課題を解決するための手段】
本発明は配置したシール材の内側に、主部と枝部からなる配向規制材を有する液晶表示装置を提供することとする。配向規制材とは、シール材の内側に沿って形成された主部と、配向させたい液晶分子の長軸方向と概略一致する枝部からなる材料である。ただし、配向させたい液晶分子の長軸方向と枝部の長手方向とは、±5°以内であれば、ずれていてもよい。なお、配向させたい液晶分子の長軸方向は配向処理の方向と一致する場合もある。枝部は、その壁の配向規制力によりその壁と平行に液晶分子を配列させ、配向させたい液晶分子の長軸方向と液晶分子の長軸方向を同一の方向に配向させているのである。配向規制材において、液晶と接する部分を壁という。本発明の配向規制材の枝部は、前記範囲内のずれであれば、コントラスト向上に予想以上の効果がある。さらに、配向規制材の枝部の長手方向とスペーサの長手方向が一致するように、配向規制材の内側にスペーサを設ければ、液晶分子の長軸方向を配向させたい方向に助長することができる。一方、本発明の配向規制材の主部については、シール材の劣化によるシール材の液晶への混入を防ぎ、機械的な強度が増すばかりでなく、液晶の使用量を減少させる役割を有している。
以上の工程を経たアクティブマトリクス基板101と対向基板102との位置合わせを行い、配向処理を施された面を対向させ精度よく貼り合わせる。アクティブマトリクス基板101のラビング方向116と対向基板102のラビング方向116とが一致することになる。貼り合わせた一対の基板に対し、2.94〜9.8N/cm2の圧力を基板平面に垂直な方向にかつ基板全面に加え、同時にクリーンオーブンにて160℃、2時間程度、熱プレスにより圧着し、シールの硬化反応を進める。
配向規制材及びスペーサを有する対向基板に配向膜を塗布しラビング処理を行い、配向規制材の外側にシール材(図示はしない)を形成する。実施形態1とほぼ同様な方法で、アクティブマトリクス基板と貼り合わせ、本発明の液晶表示装置を完成させる。
本実施形態では、配向処理として配向膜の塗布及びラビング処理を行うために、図4(b)のように対向電極の表面は平坦化している。また、配向処理として、実施形態2で用いた電極の凹部をもちいてもよい。この場合、液晶を配向させるための凹部を対向電極に形成するために、新たにフォトマスクを用い、第二のパターニング処理により、図4(c)に示すような凹部を有する対向電極を得る。
本実施形態では、MX−Z19に対し、ずれ角φを6°に設定したが、液晶の種類によって、ずれ角φを設定すればよい。
Claims (14)
- 少なくとも一方が透明である一対の基板と、
前記一対の基板間に設けられたシール材と、
前記シール材の内側に沿って形成された主部と、前記主部から突起した枝部とからなる配向規制材を有し、
前記配向規制材の内側に液晶が充填されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 少なくとも一方が透明である一対の基板と、
前記一対の基板間に設けられたシール材と、
前記シール材の内側に前記シール材と接するように形成された主部と、前記主部から突起した枝部とからなる配向規制材を有し、
前記配向規制材の内側に液晶が充填されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 少なくとも一方が透明である一対の基板と、
前記一対の基板間に設けられたシール材と、
前記シール材の内側に沿って形成された主部と、前記主部から突起した枝部とからなる配向規制材と、
前記一対の基板間に前記一対の基板の法線方向から見て平行四辺形となるように形成された柱状スペーサを有し、
前記配向規制材の内側に液晶が充填され、
前記枝部が前記主部から伸びる方向は、前記柱状スペーサの前記平行四辺形の長手方向と同一方向であることを特徴とする液晶表示装置。 - 少なくとも一方が透明である一対の基板と、
前記一対の基板間に設けられたシール材と、
前記シール材の内側に前記シール材と接するように形成された主部と、前記主部から突起した枝部とからなる配向規制材と、
前記一対の基板間に前記一対の基板の法線方向から見て平行四辺形となるように形成された柱状スペーサを有し、
前記配向規制材の内側に液晶が充填され、
前記枝部が前記主部から伸びる方向は、前記柱状スペーサの前記平行四辺形の長手方向と同一方向であることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1又は2において
前記一対の基板間に前記一対の基板の法線方向から見て平行四辺形となるように形成された柱状スペーサを有し、
前記一対の基板上にはそれぞれ配向膜が設けられており、
前記柱状スペーサの前記平行四辺形の長手方向は、前記配向膜の配向処理の方向と同一方向となることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1又は2において
前記一対の基板間に前記一対の基板の法線方向から見て平行四辺形となるように形成された柱状スペーサを有し、
前記一対の基板の少なくとも一方の基板には、凹部を有する電極が設けられ、
前記柱状スペーサの前記平行四辺形の長手方向は、前記電極の前記凹部の長手方向と同一方向となることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
前記一対の基板上にはそれぞれ配向膜が設けられており、
前記枝部が前記主部から伸びる方向は、前記配向膜の配向処理の方向と同一方向となることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
前記一対の基板の少なくとも一方の基板には、凹部を有する電極が設けられ、
前記電極の前記凹部の長手方向は、前記枝部が前記主部から伸びる方向と同一方向となることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項6又は請求項8において、
前記電極の前記凹部は、ゲート配線またはソース配線に沿うように形成されることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1乃至請求項9のいずれか一項において、
前記主部と前記枝部のなす角θは、40°〜140°の範囲にあることを特徴とする液晶表示装置。 - 少なくとも一方が透明である一対の基板と、
前記一対の基板間に設けられたシール材と、
前記シール材の内側に沿って形成された主部と、前記主部に沿って壁状に形成された部分からなる配向規制材を有し、
前記配向規制材の内側に液晶が充填され、
前記壁状に形成された部分は前記液晶の厚み方向に凹部を有していることを特徴とする液晶表示装置。 - 少なくとも一方が透明である一対の基板と、
前記一対の基板間に設けられたシール材と、
前記シール材の内側に前記シール材と接するように形成された主部と、前記主部に沿って壁状に形成された部分からなる配向規制材を有し、
前記配向規制材の内側に液晶が充填され、
前記壁状に形成された部分は前記液晶の厚み方向に凹部を有していることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1乃至12のいずれか一項において、
前記配向規制材は、アクリル樹脂又はエポキシ樹脂を主成分とすることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1乃至13のいずれか一項において、
前記液晶表示装置は、パーソナルコンピュータ、ビデオカメラ、携帯型情報端末、デジタルカメラ、ディスプレイ、車載用後方確認液晶モニター、テレビ電話、カーナビゲーションまたは電子遊技機器に組み込まれていることを特徴とする液晶表示装置。
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