JP2002202354A - Icテスタ調整装置及び方法 - Google Patents
Icテスタ調整装置及び方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基準ピンとを試験ヘッドに対して別体として
設ける場合においてもDCユニットを用いて基準ピンの
診断・調整を行う。 【解決手段】 信号用パッドを介することにより試験ヘ
ッドから試験対象ICに試験用入力信号を供給すると共
に該試験用入力信号に対する試験対象ICの出力信号を
試験ヘッドに取り込んで試験対象ICを試験するICテ
スタについて、移動自在に支持された接触子を各信号用
パッドに順次接触させることにより、試験用入力信号を
基準ピンに順次供給して各試験用入力信号のタイミング
を調整すると共に交流信号を試験ヘッドに取り込んで試
験ヘッドのタイミングを調整する装置において、任意に
選択した信号用パッドを介して試験ヘッド内に備えられ
た直流電圧発生・測定手段と基準ピンとを接続状態とす
ることにより基準ピンを校正する。
設ける場合においてもDCユニットを用いて基準ピンの
診断・調整を行う。 【解決手段】 信号用パッドを介することにより試験ヘ
ッドから試験対象ICに試験用入力信号を供給すると共
に該試験用入力信号に対する試験対象ICの出力信号を
試験ヘッドに取り込んで試験対象ICを試験するICテ
スタについて、移動自在に支持された接触子を各信号用
パッドに順次接触させることにより、試験用入力信号を
基準ピンに順次供給して各試験用入力信号のタイミング
を調整すると共に交流信号を試験ヘッドに取り込んで試
験ヘッドのタイミングを調整する装置において、任意に
選択した信号用パッドを介して試験ヘッド内に備えられ
た直流電圧発生・測定手段と基準ピンとを接続状態とす
ることにより基準ピンを校正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICの各種動作試
験を行うICテスタの調整に係わるICテスタ調整装置
及び方法に関する。
験を行うICテスタの調整に係わるICテスタ調整装置
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ICテスタは各種ICの
動作特性を試験する装置である。このICテスタは、テ
ストボード上に実装されたICの各端子に対して試験用
ドライバを介して試験用入力信号をそれぞれ入力すると
共に、各端子から試験用入力信号に対して出力された出
力信号のタイミングを試験用コンパレータを用いて評価
することにより、ICの動作が正常であるか否かを試験
するものである。このようなICテスタでは試験用入力
信号相互のタイミング関係を調整することが行われてい
る。上記試験用入力信号相互のタイミング調整は、近年
のICの高速化に伴って極めて重要になっており、より
正確にICの動作特性を試験する必要から調整回数も増
えている。
動作特性を試験する装置である。このICテスタは、テ
ストボード上に実装されたICの各端子に対して試験用
ドライバを介して試験用入力信号をそれぞれ入力すると
共に、各端子から試験用入力信号に対して出力された出
力信号のタイミングを試験用コンパレータを用いて評価
することにより、ICの動作が正常であるか否かを試験
するものである。このようなICテスタでは試験用入力
信号相互のタイミング関係を調整することが行われてい
る。上記試験用入力信号相互のタイミング調整は、近年
のICの高速化に伴って極めて重要になっており、より
正確にICの動作特性を試験する必要から調整回数も増
えている。
【0003】上記試験用入力信号のタイミング調整で
は、一例として各試験用ドライバから出力された試験用
入力信号(パルス信号)をテストボード上の信号用パッ
ドにそれぞれ供給し、各信号用パッドにX−Yロボット
に把持された接触子を順次接触させることにより試験用
入力信号を択一的に順次選択して基準ピン内に備えられ
た基準コンパレータに入力することにより各試験用入力
信号のタイミングスキューを調整する。また、基準ピン
内に備えられた基準ドライバから交流信号(パルス信
号)を上記接触子及び信号用パッドを介して各試験用コ
ンパレータに順次入力することにより各試験用コンパレ
ータのタイミングスキューを調節する。
は、一例として各試験用ドライバから出力された試験用
入力信号(パルス信号)をテストボード上の信号用パッ
ドにそれぞれ供給し、各信号用パッドにX−Yロボット
に把持された接触子を順次接触させることにより試験用
入力信号を択一的に順次選択して基準ピン内に備えられ
た基準コンパレータに入力することにより各試験用入力
信号のタイミングスキューを調整する。また、基準ピン
内に備えられた基準ドライバから交流信号(パルス信
号)を上記接触子及び信号用パッドを介して各試験用コ
ンパレータに順次入力することにより各試験用コンパレ
ータのタイミングスキューを調節する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、IC
テスタにはDCユニットが備えられている。このDCユ
ニットは、ICの直流動作試験を行うために、ICに試
験用入力信号の1つとして高精度の試験用直流電圧を供
給すると共に、各種直流電圧を高精度に測定するための
ものである。ICテスタを高精度に調整するためには、
基準ピンに供給される各種直流電圧を高精度に設定・維
持する必要があるので、従来のICテスタでは、このD
Cユニットを上記基準コンパレータ及び基準ドライバ
(すなわち基準ピン)の校正用に用いている。
テスタにはDCユニットが備えられている。このDCユ
ニットは、ICの直流動作試験を行うために、ICに試
験用入力信号の1つとして高精度の試験用直流電圧を供
給すると共に、各種直流電圧を高精度に測定するための
ものである。ICテスタを高精度に調整するためには、
基準ピンに供給される各種直流電圧を高精度に設定・維
持する必要があるので、従来のICテスタでは、このD
Cユニットを上記基準コンパレータ及び基準ドライバ
(すなわち基準ピン)の校正用に用いている。
【0005】しかし、基準ピンを一体として試験ヘッド
内に実装しているICテスタでは、このような基準ピン
の校正にDCユニットを流用することが可能であるが、
上述したタイミング調整を行うICテスタでは、基準ピ
ンが試験ヘッドに対して別体、すなわちX−Yロボット
によって移動自在に構成されているので、基準ピンの校
正にDCユニットを用いることができない。また、この
ように基準ピンが試験ヘッドに対して別体となった場
合、交流の試験用入力信号を基準ピンに供給することが
できないので、基準ピンの動作診断をも行うことができ
ない。
内に実装しているICテスタでは、このような基準ピン
の校正にDCユニットを流用することが可能であるが、
上述したタイミング調整を行うICテスタでは、基準ピ
ンが試験ヘッドに対して別体、すなわちX−Yロボット
によって移動自在に構成されているので、基準ピンの校
正にDCユニットを用いることができない。また、この
ように基準ピンが試験ヘッドに対して別体となった場
合、交流の試験用入力信号を基準ピンに供給することが
できないので、基準ピンの動作診断をも行うことができ
ない。
【0006】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、基準ピンとを試験ヘッドに対して別体として
設ける場合においても、DCユニットを用いて基準ピン
の診断・調整を行うことを目的とするものである。
たもので、基準ピンとを試験ヘッドに対して別体として
設ける場合においても、DCユニットを用いて基準ピン
の診断・調整を行うことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ICテスタ調整装置に係わる第1の手
段として、テストボード上に複数形成された信号用パッ
ドを介して試験ヘッドから試験対象ICに試験用入力信
号を供給すると共に該試験用入力信号に対する試験対象
ICの出力信号を信号用パッドを介して試験ヘッドに取
り込んで試験対象ICを試験するICテスタについて、
移動自在に支持された接触子を前記各信号用パッドに順
次接触させることにより、試験ヘッドから試験用入力信
号を基準ピンに順次供給して各試験用入力信号のタイミ
ングを調整すると共に、前記基準ピンから前記信号用パ
ッド及び接触子を介して交流信号を試験ヘッドに取り込
んで試験ヘッドのタイミングを調整する装置であって、
任意に選択した信号用パッドを介して試験ヘッド内に備
えられた直流電圧発生・測定手段と基準ピンとを接続状
態とすることにより基準ピンを校正するという手段を採
用する。
に、本発明では、ICテスタ調整装置に係わる第1の手
段として、テストボード上に複数形成された信号用パッ
ドを介して試験ヘッドから試験対象ICに試験用入力信
号を供給すると共に該試験用入力信号に対する試験対象
ICの出力信号を信号用パッドを介して試験ヘッドに取
り込んで試験対象ICを試験するICテスタについて、
移動自在に支持された接触子を前記各信号用パッドに順
次接触させることにより、試験ヘッドから試験用入力信
号を基準ピンに順次供給して各試験用入力信号のタイミ
ングを調整すると共に、前記基準ピンから前記信号用パ
ッド及び接触子を介して交流信号を試験ヘッドに取り込
んで試験ヘッドのタイミングを調整する装置であって、
任意に選択した信号用パッドを介して試験ヘッド内に備
えられた直流電圧発生・測定手段と基準ピンとを接続状
態とすることにより基準ピンを校正するという手段を採
用する。
【0008】また、ICテスタ調整装置に係わる第2の
手段として、テストボード上に複数形成された信号用パ
ッドを介して試験用ドライバあるいは直流電圧発生・測
定手段から試験用入力信号を試験対象ICに供給すると
共に、該試験用入力信号に対する試験対象ICの出力信
号を信号用パッドを介して試験用コンパレータあるいは
直流電圧発生・測定手段に供給して前記試験対象ICを
試験するICテスタについて、移動自在に支持された接
触子を前記各信号用パッドに順次接触させることにより
試験用ドライバから試験用入力信号を基準コンパレータ
に順次供給し、該基準コンパレータの反転タイミングに
基づいて各信号用パッド上における試験用入力信号のタ
イミングを調整すると共に、前記接触子及び信号用パッ
ドを介して基準ドライバから試験用コンパレータに交流
信号を供給することにより当該試験用コンパレータのタ
イミングを調整する装置であって、任意に選択した信号
用パッドを介して基準ドライバから出力された調整用直
流電圧を直流電圧発生・測定手段に入力することによ
り、前記調整用直流電圧を校正するという手段を採用す
る。
手段として、テストボード上に複数形成された信号用パ
ッドを介して試験用ドライバあるいは直流電圧発生・測
定手段から試験用入力信号を試験対象ICに供給すると
共に、該試験用入力信号に対する試験対象ICの出力信
号を信号用パッドを介して試験用コンパレータあるいは
直流電圧発生・測定手段に供給して前記試験対象ICを
試験するICテスタについて、移動自在に支持された接
触子を前記各信号用パッドに順次接触させることにより
試験用ドライバから試験用入力信号を基準コンパレータ
に順次供給し、該基準コンパレータの反転タイミングに
基づいて各信号用パッド上における試験用入力信号のタ
イミングを調整すると共に、前記接触子及び信号用パッ
ドを介して基準ドライバから試験用コンパレータに交流
信号を供給することにより当該試験用コンパレータのタ
イミングを調整する装置であって、任意に選択した信号
用パッドを介して基準ドライバから出力された調整用直
流電圧を直流電圧発生・測定手段に入力することによ
り、前記調整用直流電圧を校正するという手段を採用す
る。
【0009】ICテスタ調整装置に係わる第3の手段と
して、上記第2の手段において、任意に選択した信号用
パッドを介して直流電圧発生・測定手段から校正用直流
電圧を基準コンパレータに入力して当該基準コンパレー
タのしきい値を校正するという手段を採用する。
して、上記第2の手段において、任意に選択した信号用
パッドを介して直流電圧発生・測定手段から校正用直流
電圧を基準コンパレータに入力して当該基準コンパレー
タのしきい値を校正するという手段を採用する。
【0010】一方、本発明では、ICテスタ調整方法に
係わる第1の手段として、テストボード(1)上に複数
形成された信号用パッドを介して試験ヘッドから試験対
象ICに試験用入力信号を供給すると共に該試験用入力
信号に対する試験対象ICの出力信号を信号用パッドを
介して試験ヘッドに取り込んで試験対象ICを試験する
ICテスタについて、移動自在に支持された接触子を前
記各信号用パッドに順次接触させることにより、試験ヘ
ッドから試験用入力信号を基準ピンに順次供給して各試
験用入力信号のタイミングを調整すると共に、前記基準
ピンから前記信号用パッド及び接触子を介して交流信号
を試験ヘッドに取り込んで試験ヘッドのタイミングを調
整する方法であって、任意に選択した信号用パッドを介
して試験ヘッド内に備えられた直流電圧発生・測定手段
と基準ピンとを接続状態とすることにより基準ピンを校
正するという手段を採用する。
係わる第1の手段として、テストボード(1)上に複数
形成された信号用パッドを介して試験ヘッドから試験対
象ICに試験用入力信号を供給すると共に該試験用入力
信号に対する試験対象ICの出力信号を信号用パッドを
介して試験ヘッドに取り込んで試験対象ICを試験する
ICテスタについて、移動自在に支持された接触子を前
記各信号用パッドに順次接触させることにより、試験ヘ
ッドから試験用入力信号を基準ピンに順次供給して各試
験用入力信号のタイミングを調整すると共に、前記基準
ピンから前記信号用パッド及び接触子を介して交流信号
を試験ヘッドに取り込んで試験ヘッドのタイミングを調
整する方法であって、任意に選択した信号用パッドを介
して試験ヘッド内に備えられた直流電圧発生・測定手段
と基準ピンとを接続状態とすることにより基準ピンを校
正するという手段を採用する。
【0011】また、ICテスタ調整方法に係わる第2の
手段として、テストボード上に複数形成された信号用パ
ッドを介して試験用ドライバあるいは直流電圧発生・測
定手段から試験用入力信号を試験対象ICに供給すると
共に、該試験用入力信号に対する試験対象ICの出力信
号を信号用パッドを介して試験用コンパレータあるいは
直流電圧発生・測定手段に供給して前記試験対象ICを
試験するICテスタについて、移動自在に支持された接
触子を前記各信号用パッドに順次接触させることにより
試験用ドライバから試験用入力信号を基準コンパレータ
に順次供給し、該基準コンパレータの反転タイミングに
基づいて各信号用パッド上における試験用入力信号のタ
イミングを調整すると共に、前記接触子及び信号用パッ
ドを介して基準ドライバから試験用コンパレータに交流
信号を供給することにより当該試験用コンパレータのタ
イミングを調整する方法であって、任意に選択した信号
用パッドを介して基準ドライバから出力された調整用直
流電圧を直流電圧発生・測定手段に入力することによ
り、前記調整用直流電圧を校正するという手段を採用す
る。
手段として、テストボード上に複数形成された信号用パ
ッドを介して試験用ドライバあるいは直流電圧発生・測
定手段から試験用入力信号を試験対象ICに供給すると
共に、該試験用入力信号に対する試験対象ICの出力信
号を信号用パッドを介して試験用コンパレータあるいは
直流電圧発生・測定手段に供給して前記試験対象ICを
試験するICテスタについて、移動自在に支持された接
触子を前記各信号用パッドに順次接触させることにより
試験用ドライバから試験用入力信号を基準コンパレータ
に順次供給し、該基準コンパレータの反転タイミングに
基づいて各信号用パッド上における試験用入力信号のタ
イミングを調整すると共に、前記接触子及び信号用パッ
ドを介して基準ドライバから試験用コンパレータに交流
信号を供給することにより当該試験用コンパレータのタ
イミングを調整する方法であって、任意に選択した信号
用パッドを介して基準ドライバから出力された調整用直
流電圧を直流電圧発生・測定手段に入力することによ
り、前記調整用直流電圧を校正するという手段を採用す
る。
【0012】ICテスタ調整方法に係わる第3の手段と
して、上記第2手段において、任意に選択した信号用パ
ッドを介して直流電圧発生・測定手段から校正用直流電
圧を基準コンパレータに入力して当該基準コンパレータ
のしきい値を校正するという手段を採用する。
して、上記第2手段において、任意に選択した信号用パ
ッドを介して直流電圧発生・測定手段から校正用直流電
圧を基準コンパレータに入力して当該基準コンパレータ
のしきい値を校正するという手段を採用する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係わるICテスタ調整装置及び方法の一実施形態につい
て説明する。
係わるICテスタ調整装置及び方法の一実施形態につい
て説明する。
【0014】図1は、本実施形態におけるICテスタ調
整装置のブロック図である。この図において、符号1は
テストボード、2は試験ヘッド、3は基準ピン、4は接
触子である。テストボード1は、その表面(上面)に信
号用パッド1aが設けられている。この信号用パッド1
aには、上面に圧接された接触子4を介して基準ピン3
が接続され、またテストボード1内に形成されたスルー
ホール(図示略)を介してテストボード1の下方に配置
された試験ヘッド2に接続されている。
整装置のブロック図である。この図において、符号1は
テストボード、2は試験ヘッド、3は基準ピン、4は接
触子である。テストボード1は、その表面(上面)に信
号用パッド1aが設けられている。この信号用パッド1
aには、上面に圧接された接触子4を介して基準ピン3
が接続され、またテストボード1内に形成されたスルー
ホール(図示略)を介してテストボード1の下方に配置
された試験ヘッド2に接続されている。
【0015】試験ヘッド2は、図示するように、少なく
とも試験用ドライバ2a、試験用コンパレータ2b、D
Cユニット2c(直流電圧発生・測定手段)及び開閉ス
イッチ2d〜2gを備えるものである。試験用ドライバ
2aは、交流の試験用入力信号をバッファリングして信
号用パッド1aに供給するものであり、その出力端が開
閉スイッチ2dを介して信号用パッド1aに接続されて
いる。試験用コンパレータ2bは、信号用パッド1aを
介して入力された信号を所定のしきい値と比較するもの
であり、その入力端が開閉スイッチ2fを介して信号用
パッド1aに接続されている。
とも試験用ドライバ2a、試験用コンパレータ2b、D
Cユニット2c(直流電圧発生・測定手段)及び開閉ス
イッチ2d〜2gを備えるものである。試験用ドライバ
2aは、交流の試験用入力信号をバッファリングして信
号用パッド1aに供給するものであり、その出力端が開
閉スイッチ2dを介して信号用パッド1aに接続されて
いる。試験用コンパレータ2bは、信号用パッド1aを
介して入力された信号を所定のしきい値と比較するもの
であり、その入力端が開閉スイッチ2fを介して信号用
パッド1aに接続されている。
【0016】DCユニット2cは、試験対象ICの直流
動作試験を行うために、試験用入力信号の1つとしての
高精度な試験用直流電圧を出力すると共に、開閉スイッ
チ2e,2gを介して信号用パッド1aから入力された
各種直流電圧を高精度に測定するためのものである。こ
のDCユニット2cは、開閉スイッチ2eを介して信号
用パッド1aに接続されると共に、開閉スイッチ2gを
も介して信号用パッド1aに接続されている。また、上
記各開閉スイッチ2d〜2gは、図示しない制御装置に
よって開閉動作が制御されるようになっている。
動作試験を行うために、試験用入力信号の1つとしての
高精度な試験用直流電圧を出力すると共に、開閉スイッ
チ2e,2gを介して信号用パッド1aから入力された
各種直流電圧を高精度に測定するためのものである。こ
のDCユニット2cは、開閉スイッチ2eを介して信号
用パッド1aに接続されると共に、開閉スイッチ2gを
も介して信号用パッド1aに接続されている。また、上
記各開閉スイッチ2d〜2gは、図示しない制御装置に
よって開閉動作が制御されるようになっている。
【0017】基準ピン3は、少なくとも基準ドライバ3
a、基準コンパレータ3b、レベル電源用D/A3c,
3f、キャリブレーション用D/A3d,3g及び加算
器3e,3hを備えるものである。基準ドライバ3a
は、その出力端が接触子4に接続されていると共に、加
算器3eから入力された直流電圧が出力電圧レベルとさ
れるものである。上記加算器3eには、レベル電源用D
/A3cの出力直流電圧とキャリブレーション用D/A
3dの出力直流電圧とがそれぞれ入力されており、加算
器3eは、この両出力直流電圧を加算して基準ドライバ
3aに供給する。
a、基準コンパレータ3b、レベル電源用D/A3c,
3f、キャリブレーション用D/A3d,3g及び加算
器3e,3hを備えるものである。基準ドライバ3a
は、その出力端が接触子4に接続されていると共に、加
算器3eから入力された直流電圧が出力電圧レベルとさ
れるものである。上記加算器3eには、レベル電源用D
/A3cの出力直流電圧とキャリブレーション用D/A
3dの出力直流電圧とがそれぞれ入力されており、加算
器3eは、この両出力直流電圧を加算して基準ドライバ
3aに供給する。
【0018】基準コンパレータ3bは、その入力端が接
触子4に接続されると共に、加算器3hから入力された
直流電圧をしきい値とするものである。上記加算器3h
には、レベル電源用D/A3fの出力直流電圧とキャリ
ブレーション用D/A3gの出力直流電圧とがそれぞれ
入力されており、加算器3hは、この両出力直流電圧を
加算して基準コンパレータ3bにしきい値として供給す
る。このように構成された基準ピン3及び接触子4は、
図示しないX−Yロボットに実装されており、テストボ
ード1の表面上を2次元移動するようになっている。
触子4に接続されると共に、加算器3hから入力された
直流電圧をしきい値とするものである。上記加算器3h
には、レベル電源用D/A3fの出力直流電圧とキャリ
ブレーション用D/A3gの出力直流電圧とがそれぞれ
入力されており、加算器3hは、この両出力直流電圧を
加算して基準コンパレータ3bにしきい値として供給す
る。このように構成された基準ピン3及び接触子4は、
図示しないX−Yロボットに実装されており、テストボ
ード1の表面上を2次元移動するようになっている。
【0019】ここで、上記テストボード1は、ICの試
験時に多数の試験対象ICを実装するものである。実際
のテストボード1には、多数の信号用パッド1a,1
a,……が形成されており、これら各信号用パッド1
a,1a,……について試験用ドライバ2aと試験用コ
ンパレータ2bとが対として備えられている。そして、
各試験対象ICの端子が各信号用パッド1a,1a,…
…を介して試験ヘッド2に接続されることにより、交流
及び直流の試験用入力信号が各試験対象ICの各端子に
入力されると共に、上記試験用入力信号に対する試験対
象ICの出力信号が各試験用コンパレータ2bに入力さ
れてタイミングの評価がなされるようになっている。こ
のようなテストボード1に対して、本実施形態では、多
数の信号用パッド1a,1a,……の中から、図示する
ように任意に選択した1つの信号用パッド1aを用い
る。
験時に多数の試験対象ICを実装するものである。実際
のテストボード1には、多数の信号用パッド1a,1
a,……が形成されており、これら各信号用パッド1
a,1a,……について試験用ドライバ2aと試験用コ
ンパレータ2bとが対として備えられている。そして、
各試験対象ICの端子が各信号用パッド1a,1a,…
…を介して試験ヘッド2に接続されることにより、交流
及び直流の試験用入力信号が各試験対象ICの各端子に
入力されると共に、上記試験用入力信号に対する試験対
象ICの出力信号が各試験用コンパレータ2bに入力さ
れてタイミングの評価がなされるようになっている。こ
のようなテストボード1に対して、本実施形態では、多
数の信号用パッド1a,1a,……の中から、図示する
ように任意に選択した1つの信号用パッド1aを用い
る。
【0020】次に、このように構成されたICテスタ調
整装置を用いた基準ピン3の調整(校正)及び動作診
断、すなわち基準ドライバ3aの出力電圧レベル及び基
準コンパレータ3bのしきい値の調整(校正)並びに基
準ドライバ3a及び基準コンパレータ3bの動作診断に
ついて詳しく説明する。
整装置を用いた基準ピン3の調整(校正)及び動作診
断、すなわち基準ドライバ3aの出力電圧レベル及び基
準コンパレータ3bのしきい値の調整(校正)並びに基
準ドライバ3a及び基準コンパレータ3bの動作診断に
ついて詳しく説明する。
【0021】基準ピン3の校正及び交流動作診断を行う
場合、X−Yロボットを作動させることにより、図1に
示すように、任意の信号用パッド1a上に接触子4を移
動させて接触状態とする。これによって基準ドライバ3
aの出力端と基準コンパレータ3bの入力端とが試験ヘ
ッド2、つまり開閉スイッチ2d〜2gを介して試験用
ドライバ2aの出力端、試験用コンパレータ2bの入力
端あるいはDCユニット2cに対して接続状態とされ
る。
場合、X−Yロボットを作動させることにより、図1に
示すように、任意の信号用パッド1a上に接触子4を移
動させて接触状態とする。これによって基準ドライバ3
aの出力端と基準コンパレータ3bの入力端とが試験ヘ
ッド2、つまり開閉スイッチ2d〜2gを介して試験用
ドライバ2aの出力端、試験用コンパレータ2bの入力
端あるいはDCユニット2cに対して接続状態とされ
る。
【0022】まず最初に、基準ドライバ3aの出力電圧
レベルの校正について説明する。この場合、開閉スイッ
チ2eが閉状態とされると共に、レベル電源用D/A3
cの入力データが例えばレベル電源用D/A3cの調整
値として予め規定された標準出力電圧レベルに対応する
コードに設定され、またキャリブレーション用D/A3
dの入力データがキャリブレーション用D/A3dの出
力直流電圧の「0」ボルトに対応するコードに設定され
る。そして、この状態における基準ドライバ3aの出力
電圧レベルがDCユニット2cによって高精度に測定さ
れる。
レベルの校正について説明する。この場合、開閉スイッ
チ2eが閉状態とされると共に、レベル電源用D/A3
cの入力データが例えばレベル電源用D/A3cの調整
値として予め規定された標準出力電圧レベルに対応する
コードに設定され、またキャリブレーション用D/A3
dの入力データがキャリブレーション用D/A3dの出
力直流電圧の「0」ボルトに対応するコードに設定され
る。そして、この状態における基準ドライバ3aの出力
電圧レベルがDCユニット2cによって高精度に測定さ
れる。
【0023】この状態においては、本来は基準ドライバ
3aの出力電圧レベルは、標準出力電圧レベルに設定さ
れるが、各種誤差が生じていた場合には標準出力電圧レ
ベルから変位した直流電圧となる。もし、このような変
位が生じていた場合には、キャリブレーション用D/A
3dの入力データを調節することにより基準ドライバ3
aの出力電圧レベルが標準出力電圧レベルとなるように
校正する。
3aの出力電圧レベルは、標準出力電圧レベルに設定さ
れるが、各種誤差が生じていた場合には標準出力電圧レ
ベルから変位した直流電圧となる。もし、このような変
位が生じていた場合には、キャリブレーション用D/A
3dの入力データを調節することにより基準ドライバ3
aの出力電圧レベルが標準出力電圧レベルとなるように
校正する。
【0024】続いて、基準コンパレータ3bのしきい値
の校正について説明する。この場合には、開閉スイッチ
2eを閉状態とすることにより基準コンパレータ3bに
しきい値の調整値として予め規定された標準直流電圧を
基準コンパレータ3bに入力する。この状態において、
加算器3hの出力電圧によって設定されている基準コン
パレータ3bのしきい値を基準コンパレータ3bの出力
が反転するように校正する。すなわち、この状態におい
て基準コンパレータ3bの出力が反転するように、キャ
リブレーション用D/A3gの入力データを調節する。
の校正について説明する。この場合には、開閉スイッチ
2eを閉状態とすることにより基準コンパレータ3bに
しきい値の調整値として予め規定された標準直流電圧を
基準コンパレータ3bに入力する。この状態において、
加算器3hの出力電圧によって設定されている基準コン
パレータ3bのしきい値を基準コンパレータ3bの出力
が反転するように校正する。すなわち、この状態におい
て基準コンパレータ3bの出力が反転するように、キャ
リブレーション用D/A3gの入力データを調節する。
【0025】一方、基準ドライバ3a及び基準コンパレ
ータ3bの動作診断については以下のように行う。すな
わち、基準ドライバ3aの動作診断を行う場合は、基準
ドライバ3aに所定のパルス信号を入力すると共に開閉
スイッチ2fを閉状態として基準ドライバ3aの出力信
号を試験用コンパレータ2bに入力し、該試験用コンパ
レータ2bの反転を確認する。また、基準コンパレータ
3bの動作診断を行う場合には、所定のパルス信号を試
験用ドライバ2aに入力すると共に開閉スイッチ2dを
閉状態として試験用ドライバ2aの出力信号を基準コン
パレータ3bに入力し、該基準コンパレータ3bの反転
を確認する。
ータ3bの動作診断については以下のように行う。すな
わち、基準ドライバ3aの動作診断を行う場合は、基準
ドライバ3aに所定のパルス信号を入力すると共に開閉
スイッチ2fを閉状態として基準ドライバ3aの出力信
号を試験用コンパレータ2bに入力し、該試験用コンパ
レータ2bの反転を確認する。また、基準コンパレータ
3bの動作診断を行う場合には、所定のパルス信号を試
験用ドライバ2aに入力すると共に開閉スイッチ2dを
閉状態として試験用ドライバ2aの出力信号を基準コン
パレータ3bに入力し、該基準コンパレータ3bの反転
を確認する。
【0026】このような本実施形態によれば、基準ピン
3すなわち基準ドライバ3aと基準コンパレータ3bと
がX−Yロボット上に実装されて、DCユニット2cを
含む試験ヘッド2とは別体として設けられているICテ
スタ調整装置であっても、テストボード1上の信号用パ
ッド1aを介することによりDCユニット2cを利用し
た基準ドライバ3aの出力電圧レベル及び基準コンパレ
ータ3bのしきい値の校正を実現することができる。ま
た、試験用ドライバ2aと試験用コンパレータ2bとを
用いて基準ドライバ3a及び基準コンパレータ3bの動
作診断をも行うことが可能である。
3すなわち基準ドライバ3aと基準コンパレータ3bと
がX−Yロボット上に実装されて、DCユニット2cを
含む試験ヘッド2とは別体として設けられているICテ
スタ調整装置であっても、テストボード1上の信号用パ
ッド1aを介することによりDCユニット2cを利用し
た基準ドライバ3aの出力電圧レベル及び基準コンパレ
ータ3bのしきい値の校正を実現することができる。ま
た、試験用ドライバ2aと試験用コンパレータ2bとを
用いて基準ドライバ3a及び基準コンパレータ3bの動
作診断をも行うことが可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるI
Cテスタ調整装置及び方法によれば、テストボード上に
複数形成された信号用パッドを介して試験ヘッドから試
験対象ICに試験用入力信号を供給すると共に該試験用
入力信号に対する試験対象ICの出力信号を信号用パッ
ドを介して試験ヘッドに取り込んで試験対象ICを試験
するICテスタについて、移動自在に支持された接触子
を前記各信号用パッドに順次接触させることにより、試
験ヘッドから試験用入力信号を基準ピンに順次供給して
各試験用入力信号のタイミングを調整すると共に、前記
基準ピンから前記信号用パッド及び接触子を介して交流
信号を試験ヘッドに取り込んで試験ヘッドのタイミング
を調整する装置あるいは方法であって、任意に選択した
信号用パッドを介して試験ヘッド内に備えられた直流電
圧発生・測定手段と基準ピンとを接続状態とすることに
より基準ピンを校正するので、試験ヘッド内に備えられ
た直流電圧発生・測定手段を用いて基準ピンの性能を規
定する各種設定電圧を校正することができる。
Cテスタ調整装置及び方法によれば、テストボード上に
複数形成された信号用パッドを介して試験ヘッドから試
験対象ICに試験用入力信号を供給すると共に該試験用
入力信号に対する試験対象ICの出力信号を信号用パッ
ドを介して試験ヘッドに取り込んで試験対象ICを試験
するICテスタについて、移動自在に支持された接触子
を前記各信号用パッドに順次接触させることにより、試
験ヘッドから試験用入力信号を基準ピンに順次供給して
各試験用入力信号のタイミングを調整すると共に、前記
基準ピンから前記信号用パッド及び接触子を介して交流
信号を試験ヘッドに取り込んで試験ヘッドのタイミング
を調整する装置あるいは方法であって、任意に選択した
信号用パッドを介して試験ヘッド内に備えられた直流電
圧発生・測定手段と基準ピンとを接続状態とすることに
より基準ピンを校正するので、試験ヘッド内に備えられ
た直流電圧発生・測定手段を用いて基準ピンの性能を規
定する各種設定電圧を校正することができる。
【0028】また、本発明によれば、任意に選択した信
号用パッドを介して基準ピンと試験ヘッドとを接続する
ことにより、試験ヘッドを用いた基準ピンの動作診断を
も行うことが可能である。
号用パッドを介して基準ピンと試験ヘッドとを接続する
ことにより、試験ヘッドを用いた基準ピンの動作診断を
も行うことが可能である。
【図1】 本発明の一実施形態に係わるICテスタ調整
装置の機能構成を示すブロック図である。
装置の機能構成を示すブロック図である。
1……テストボード 1a……信号用パッド 2……試験ヘッド 2a……試験用ドライバ 2b……試験用コンパレータ 2c……DCユニット(直流電圧発生・測定手段) 2d〜2g……開閉スイッチ 3……基準ピン 3a……基準ドライバ 3b……基準コンパレータ 3c,3f……レベル電源用D/A 3d,3g……キャリブレーション用D/A 3e,3h……加算器 4……接触子
Claims (6)
- 【請求項1】 テストボード(1)上に複数形成された
信号用パッド(1a)を介して試験ヘッド(2)から試
験対象ICに試験用入力信号を供給すると共に該試験用
入力信号に対する試験対象ICの出力信号を信号用パッ
ド(1a)を介して試験ヘッド(2)に取り込んで試験
対象ICを試験するICテスタについて、移動自在に支
持された接触子(4)を前記各信号用パッド(1a)に
順次接触させることにより、試験ヘッド(2)から試験
用入力信号を基準ピン(3)に順次供給して各試験用入
力信号のタイミングを調整すると共に、前記基準ピン
(3)から前記信号用パッド(1a)及び接触子(4)
を介して交流信号を試験ヘッド(2)に取り込んで試験
ヘッド(2)のタイミングを調整する装置であって、任
意に選択した信号用パッド(1a)を介して試験ヘッド
(2)内に備えられた直流電圧発生・測定手段(2c)
と基準ピン(3)とを接続状態とすることにより基準ピ
ン(3)を校正する、ことを特徴とするICテスタ調整
装置。 - 【請求項2】 テストボード(1)上に複数形成された
信号用パッド(1a)を介して試験用ドライバ(2a)
あるいは直流電圧発生・測定手段(2c)から試験用入
力信号を試験対象ICに供給すると共に、該試験用入力
信号に対する試験対象ICの出力信号を信号用パッド
(1a)を介して試験用コンパレータ(2b)あるいは
直流電圧発生・測定手段(2c)に供給して前記試験対
象ICを試験するICテスタについて、移動自在に支持
された接触子(4)を前記各信号用パッド(1a)に順
次接触させることにより試験用ドライバ(2a)から試
験用入力信号を基準コンパレータ(3b)に順次供給
し、該基準コンパレータ(3b)の反転タイミングに基
づいて各信号用パッド(1a)上における試験用入力信
号のタイミングを調整すると共に、前記接触子(4)及
び信号用パッド(1a)を介して基準ドライバ(3e)
から試験用コンパレータ(2b)に交流信号を供給する
ことにより当該試験用コンパレータ(2b)のタイミン
グを調整する装置であって、 任意に選択した信号用パッド(1a)を介して基準ドラ
イバ(3e)から出力された調整用直流電圧を直流電圧
発生・測定手段(2c)に入力することにより、前記調
整用直流電圧を校正する、ことを特徴とするICテスタ
調整装置。 - 【請求項3】 任意に選択した信号用パッド(1a)を
介して直流電圧発生・測定手段(2c)から校正用直流
電圧を基準コンパレータ(3b)に入力して当該基準コ
ンパレータ(3b)のしきい値を校正する、ことを特徴
とする請求項1記載のICテスタ調整装置。 - 【請求項4】 テストボード(1)上に複数形成された
信号用パッド(1a)を介して試験ヘッド(2)から試
験対象ICに試験用入力信号を供給すると共に該試験用
入力信号に対する試験対象ICの出力信号を信号用パッ
ド(1a)を介して試験ヘッド(2)に取り込んで試験
対象ICを試験するICテスタについて、移動自在に支
持された接触子(4)を前記各信号用パッド(1a)に
順次接触させることにより、試験ヘッド(2)から試験
用入力信号を基準ピン(3)に順次供給して各試験用入
力信号のタイミングを調整すると共に、前記基準ピン
(3)から前記信号用パッド(1a)及び接触子(4)
を介して交流信号を試験ヘッド(2)に取り込んで試験
ヘッド(2)のタイミングを調整する方法であって、 任意に選択した信号用パッド(1a)を介して試験ヘッ
ド(2)内に備えられた直流電圧発生・測定手段(2
c)と基準ピン(3)とを接続状態とすることにより基
準ピン(3)を校正する、ことを特徴とするICテスタ
調整方法。 - 【請求項5】 テストボード(1)上に複数形成された
信号用パッド(1a)を介して試験用ドライバ(2a)
あるいは直流電圧発生・測定手段(2c)から試験用入
力信号を試験対象ICに供給すると共に、該試験用入力
信号に対する試験対象ICの出力信号を信号用パッド
(1a)を介して試験用コンパレータ(2b)あるいは
直流電圧発生・測定手段(2c)に供給して前記試験対
象ICを試験するICテスタについて、移動自在に支持
された接触子(4)を前記各信号用パッド(1a)に順
次接触させることにより試験用ドライバ(2a)から試
験用入力信号を基準コンパレータ(3b)に順次供給
し、該基準コンパレータ(3b)の反転タイミングに基
づいて各信号用パッド(1a)上における試験用入力信
号のタイミングを調整すると共に、前記接触子(4)及
び信号用パッド(1a)を介して基準ドライバ(3e)
から試験用コンパレータ(2b)に交流信号を供給する
ことにより当該試験用コンパレータ(2b)のタイミン
グを調整する方法であって、 任意に選択した信号用パッド(1a)を介して基準ドラ
イバ(3e)から出力された調整用直流電圧を直流電圧
発生・測定手段(2c)に入力することにより、前記調
整用直流電圧を校正する、ことを特徴とするICテスタ
調整方法。 - 【請求項6】 任意に選択した信号用パッド(1a)を
介して直流電圧発生・測定手段(2c)から校正用直流
電圧を基準コンパレータ(3b)に入力して当該基準コ
ンパレータ(3b)のしきい値を校正する、ことを特徴
とする請求項5記載のICテスタ調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400063A JP2002202354A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | Icテスタ調整装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400063A JP2002202354A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | Icテスタ調整装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002202354A true JP2002202354A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18864728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000400063A Pending JP2002202354A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | Icテスタ調整装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002202354A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008044670A1 (fr) * | 2006-10-10 | 2008-04-17 | Advantest Corporation | Appareil d'étalonnage, procédé de détermination de contact et appareil de test de semi-conducteurs |
JP2010185862A (ja) * | 2009-02-11 | 2010-08-26 | King Yuan Electronics Co Ltd | 電気チャネル自己検査式半導体試験システム |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000400063A patent/JP2002202354A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008044670A1 (fr) * | 2006-10-10 | 2008-04-17 | Advantest Corporation | Appareil d'étalonnage, procédé de détermination de contact et appareil de test de semi-conducteurs |
JPWO2008044670A1 (ja) * | 2006-10-10 | 2010-02-12 | 株式会社アドバンテスト | キャリブレーション装置、コンタクト判定方法及び半導体試験装置 |
JP2010185862A (ja) * | 2009-02-11 | 2010-08-26 | King Yuan Electronics Co Ltd | 電気チャネル自己検査式半導体試験システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20041001 |