JP2002202298A - ガスクロマトグラフ分析装置 - Google Patents
ガスクロマトグラフ分析装置Info
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Abstract
て、カラム分離時間を確実にしかも効率よく測定できる
ようにしたガスクロマトグラフ分析装置を提供するこ
と。 【解決手段】 カラム分離シーケンスの開始と同時にク
ロマトグラム信号を読み取って記憶し、前記クロマトグ
ラム信号を表示装置6の画面9上にクロマトグラムチャ
ート10として表示するとともに、前記画面9上に複数
のカーソル121〜125を時間軸13に沿って移動自
在に設け、表示されたクロマトグラムチャート10上の
任意のポイントに合わせることにより、そのポイントの
時間を算出できるようにした。
Description
ラフ分析装置に関する。
(以下、単にメタン/非メタンという)を分析する装置
の一つに、ガスクロマトグラフ分析装置がある。このガ
スクロマトグラフ分析装置においては、従来、カラム分
離時間を算出するのに、図3に示すように、ガスクロマ
トグラフ分析部31からのクロマトグラム信号を信号処
理して、その処理結果をクロマトグラム32として、ア
ナログ式のペン書き記録計33において記録紙34上に
記録し、この記録紙34におけるクロマトグラム32の
記録長さを測定者が目視で読み取り、時間を算出するよ
うにしていた。
来のガスクロマトグラフ分析装置においては、アナログ
式のペン書き記録計33が必要であるとともに、クロマ
トグラム32の記録長さを測定者が目視で読み取るた
め、その読み取りに時間がかかるとともに、読み取り間
違いが生じやすいといった課題があった。また、この種
のガスクロマトグラフ分析装置においては、サンプル中
に含まれる水分水分などによってカラムが劣化し、この
劣化に起因してメタン/非メタンの測定成分の濃度に差
が出ることがあった。
たもので、その目的は、メタン/非メタンなどをの測定
を行うに際して、カラム分離時間を確実にしかも効率よ
く測定できるようにしたガスクロマトグラフ分析装置を
提供することである。
め、この発明のガスクロマトグラフ分析装置は、カラム
分離シーケンスの開始と同時にクロマトグラム信号を読
み取って記憶し、前記クロマトグラム信号を表示装置の
画面上にクロマトグラムチャートとして表示するととも
に、前記画面上に複数のカーソルを時間軸に沿って移動
自在に設け、表示されたクロマトグラムチャート上の任
意のポイントに合わせることにより、そのポイントの時
間を算出できるようにしている。
参照しながら説明する。図1および図2は、この発明の
一つの実施の形態を示す。まず、図1は、この実施の形
態におけるガスクロマトグラフ分析装置の構成の一例を
概略的に示すもので、この図において、1はガスクロマ
トグラフ分析部(以下、単に分析部という)、2はこの
分析部1を制御したり、分析部1からの出力信号に基づ
いて各種の演算を行う演算制御装置としての例えばパソ
コンである。このパソコン2は、CPU3、ROM4、
RAMなどよりなるメモリ5、タッチパネル方式の表示
装置6、キーボードなどの入力装置7よりなる。8はガ
スクロマトグラフ分析部1とCPU3との間に設けられ
るADCなどの信号変換部である。
は、分析部1からの信号は、AD変換器2においてAD
変換されてCPU3に取り込まれる。このCPU3にお
いては、ROM4に格納されている所定の処理プログラ
ムにしたがってデータ処理が行われ、測定結果は各種の
データとともにメモリ5内にディジタルデータの形態で
格納される。そして、入力装置7を操作することによ
り、データをプリントアウトしたり、表示装置6の画面
上に文字や数字などは勿論のこと、グラフや図表などを
例えばグラフィック表示できるように構成されている。
における基本画面9で、クロマトグラムチャート10を
表示するチャート表示部9Aのほか、各種のファンクシ
ョンボタン11a〜11hが設けられている。すなわ
ち、11aはスタートボタンで、これを押すとデータサ
ンプリングが始まり、もう一度押すとストップとなる。
11bはゼロガスの供給、停止用ボタン、11cはスパ
ンガスの供給、停止用ボタン、11dは外部スパンガス
の供給、停止用ボタンである。11eはクロマトグラム
チャート画面の設定用ボタン、11fはクロマトグラム
チャートデータをフロッピー(登録商標)ディスクに保
存する際の制御用ボタン、11gは測定時間を分析計に
記録させるためのボタン、11hは終了ボタンである。
ャート表示部9Aやファンクションボタン11a〜11
hのほか、前記基本画面9には、チャート表示部9Aに
複数(例えば5本)のカーソル121〜125が時間軸
13に沿って移動自在に設けられるとともに、前記クロ
マトグラムチャート10およびカーソル121〜125
をそれぞれ時間軸13に沿って左右方向(時間的に前後
方向)に移動させるためのクロマトグラムチャート制御
ボタン14およびカーソル制御ボタン151〜155が
設けられている。これらのボタン14,151〜155
は2個一対で、例えば右側のボタン14を適宜時間押す
とクロマトグラムチャート10が右方向に移動する。そ
して、カーソル制御ボタン151〜155も、それらの
左右のボタンを適宜操作することにより、カーソル12
1〜125をそれぞれ左右方向に移動する。
おいては、カラム分離シーケンスの開始と同時に、パソ
コン2が分析部1からのクロマトグラム信号を読み取っ
て記憶し、前記クロマトグラム信号を表示装置6の画面
9上にクロマトグラムチャート10として表示される。
そして、測定者(またはオペレータ)は、カーソル制御
ボタン151〜155を適宜操作して、5本のカーソル
121〜125を時間軸13に沿って移動させ、クロマ
トグラムチャート10上の任意のポイントにカーソル1
11〜115を合わせることにより、そのポイントの時
間、(スタートからの時間や、二つのポイントにおける
時間を目視によって読み取ることができるが、任意のサ
ンプルポイント間における時間は、パソコン2がそれに
内蔵されたプログラム(ソフト)によって自動的に算出
され、これらの時間は表示欄161〜166にそれぞれ
表示される。すなわち、表示欄161は、サンプリング
開始からカーソル121によって指定された間の時間、
表示欄162〜165は、それぞれ、カーソル121と
122との間の時間、カーソル122と123との間の
時間、カーソル123と124との間の時間、カーソル
124と125との間の時間を表し、表示欄166はこ
れらのトータル時間を表示する。
以上であればよいが、複数のピークや種々のポイントの
時間を測定する場合には、5本程度が好都合である。
は、クロマトグラムチャート上の任意のポイントを指定
することができるので、カラム分離時間を的確に精度よ
く算出することができる。そして、クロマトグラム信号
をサンプリングした時点あるいはその場でカラム分離時
間を算出することができるので、省力化および効率化が
図れる。
の一例を概略的に示す図である。
時のパソコンの表示装置における基本画面の一例を示す
図である。
ト、121〜125…カーソル、13…時間軸。
Claims (1)
- 【請求項1】 カラム分離シーケンスの開始と同時にク
ロマトグラム信号を読み取って記憶し、前記クロマトグ
ラム信号を表示装置の画面上にクロマトグラムチャート
として表示するとともに、前記画面上に複数のカーソル
を時間軸に沿って移動自在に設け、表示されたクロマト
グラムチャート上の任意のポイントに合わせることによ
り、そのポイントの時間を算出できるようにしたことを
特徴とするガスクロマトグラフ分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000399313A JP2002202298A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | ガスクロマトグラフ分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000399313A JP2002202298A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | ガスクロマトグラフ分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002202298A true JP2002202298A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18864107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000399313A Pending JP2002202298A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | ガスクロマトグラフ分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002202298A (ja) |
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- 2000-12-27 JP JP2000399313A patent/JP2002202298A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100810 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110118 |