JP3057276B2 - 波形解析装置 - Google Patents
波形解析装置Info
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- JP3057276B2 JP3057276B2 JP3306366A JP30636691A JP3057276B2 JP 3057276 B2 JP3057276 B2 JP 3057276B2 JP 3306366 A JP3306366 A JP 3306366A JP 30636691 A JP30636691 A JP 30636691A JP 3057276 B2 JP3057276 B2 JP 3057276B2
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリに格納されてい
る波形データを表示部に表示させる波形解析装置に関す
るものであり、詳しくは、カーソル表示の改善に関する
ものである。
る波形データを表示部に表示させる波形解析装置に関す
るものであり、詳しくは、カーソル表示の改善に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】波形解析装置として、測定波形をＡ／Ｄ
変換器でデジタル信号に変換して波形データとしてメモ
リに格納しておき、格納された波形データを読みだして
表示部に表示するように構成されたものがある。そし
て、このような装置で表示波形のデータ（振幅や時間な
ど）を読み取るのにあたっては、図４に示すように表示
画面に選択的にカーソルを表示させ、表示波形とカーソ
ルとの交点位置の振幅や時間を画面の所定の位置に表示
させることが行われている。図４ではチャンネル２の三
角波形にカーソルを当てている例を示していて、三角波
形の表示輝度はチャンネル１の正弦波形の表示輝度より
も高くなっている。そして、カーソル位置の時間は１
１．００ｍｓ、振幅は−０．２２４Ｖになつている。
変換器でデジタル信号に変換して波形データとしてメモ
リに格納しておき、格納された波形データを読みだして
表示部に表示するように構成されたものがある。そし
て、このような装置で表示波形のデータ（振幅や時間な
ど）を読み取るのにあたっては、図４に示すように表示
画面に選択的にカーソルを表示させ、表示波形とカーソ
ルとの交点位置の振幅や時間を画面の所定の位置に表示
させることが行われている。図４ではチャンネル２の三
角波形にカーソルを当てている例を示していて、三角波
形の表示輝度はチャンネル１の正弦波形の表示輝度より
も高くなっている。そして、カーソル位置の時間は１
１．００ｍｓ、振幅は−０．２２４Ｖになつている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような波形
解析装置で所望の位置にカーソルを移動させるのにあた
っては、ロータリーエンコーダやカーソル移動キーを操
作するのが一般的であった。この場合、移動量が多いと
移動に要する時間が長くなるとともに、所望の位置に到
達するまでの間ロータリーエンコーダやカーソル移動キ
ーを連続的に操作しなければならず、操作性が悪いとい
う問題点があった。
解析装置で所望の位置にカーソルを移動させるのにあた
っては、ロータリーエンコーダやカーソル移動キーを操
作するのが一般的であった。この場合、移動量が多いと
移動に要する時間が長くなるとともに、所望の位置に到
達するまでの間ロータリーエンコーダやカーソル移動キ
ーを連続的に操作しなければならず、操作性が悪いとい
う問題点があった。
【０００４】本発明はこのような問題点を解決するもの
であり、その目的は、簡単な操作でカーソルを所望の方
向に自動的に移動させて任意の位置で停止させることが
できる操作性の優れた波形解析装置を実現することにあ
る。
であり、その目的は、簡単な操作でカーソルを所望の方
向に自動的に移動させて任意の位置で停止させることが
できる操作性の優れた波形解析装置を実現することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題点を解決するために、測定データを格納するメモリ
と、所望の方向へのカーソルの自動移動を指示する手段
と、自動移動中のカーソルの停止を指示する手段と、移
動中のカーソルの位置および測定データに対する表示画
面のフレーム位置を計算する手段と、メモリに格納され
た測定データからカーソル位置の測定データを読み込み
カーソルデータを作成する手段と、メモリに格納された
測定データおよび位置計算手段の計算結果に基づいて測
定波形画面を生成する手段と、カーソルデータおよびカ
ーソル位置の測定データに基づいてカーソル画面を生成
する手段と、これら測定波形画面とカーソル画面を重ね
合わせて同時に表示する表示部とで構成され、カーソル
が表示画面のフレームの端部に到達した場合には表示画
面に表示される測定波形を自動的にスクロールさせるこ
とを特徴とする。
題点を解決するために、測定データを格納するメモリ
と、所望の方向へのカーソルの自動移動を指示する手段
と、自動移動中のカーソルの停止を指示する手段と、移
動中のカーソルの位置および測定データに対する表示画
面のフレーム位置を計算する手段と、メモリに格納され
た測定データからカーソル位置の測定データを読み込み
カーソルデータを作成する手段と、メモリに格納された
測定データおよび位置計算手段の計算結果に基づいて測
定波形画面を生成する手段と、カーソルデータおよびカ
ーソル位置の測定データに基づいてカーソル画面を生成
する手段と、これら測定波形画面とカーソル画面を重ね
合わせて同時に表示する表示部とで構成され、カーソル
が表示画面のフレームの端部に到達した場合には表示画
面に表示される測定波形を自動的にスクロールさせるこ
とを特徴とする。
【０００６】
【作用】このような本発明では、カーソルは表示画面の
現在位置から指定された所定の方向に自動的に移動す
る。そして、カーソルが表示画面のフレームの端部に到
達した場合には表示画面に表示される測定波形は自動的
にスクロールする。これにより、操作者はカーソルの移
動方向を指示して移動を開始させた後はカーソル移動の
ための操作から解放されて表示波形の観測に集中でき、
カーソル操作に伴う操作者の負担を軽減できる。
現在位置から指定された所定の方向に自動的に移動す
る。そして、カーソルが表示画面のフレームの端部に到
達した場合には表示画面に表示される測定波形は自動的
にスクロールする。これにより、操作者はカーソルの移
動方向を指示して移動を開始させた後はカーソル移動の
ための操作から解放されて表示波形の観測に集中でき、
カーソル操作に伴う操作者の負担を軽減できる。
【０００７】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図１は本発明の一実施例を示すブロック図である。
図において、１は測定データを格納するメモリ、２は所
望の方向へのカーソルの自動移動を指示するとともに自
動移動中のカーソルの停止を指示するキー入力部であ
る。３は位置計算部であり、移動中のカーソルの位置お
よび測定データに対する表示画面のフレーム位置を計算
する。４はカーソルデータ作成部であり、メモリ１に格
納された測定データからカーソル位置の測定データを読
み込みカーソルデータを作成する。５は測定波形画面生
成部であり、メモリ１に格納された測定データおよび位
置計算部３の計算結果に基づいて測定波形画面を生成す
る。６はカーソル画面生成部であり、カーソルデータお
よびカーソル位置の測定データに基づいてカーソル画面
を生成する。７はＣＲＴなどの表示部であり、測定波形
画面生成部５で生成された測定波形画面とカーソル画面
生成部６で生成されたカーソル画面とを重ね合わせて同
時に表示する。
る。図１は本発明の一実施例を示すブロック図である。
図において、１は測定データを格納するメモリ、２は所
望の方向へのカーソルの自動移動を指示するとともに自
動移動中のカーソルの停止を指示するキー入力部であ
る。３は位置計算部であり、移動中のカーソルの位置お
よび測定データに対する表示画面のフレーム位置を計算
する。４はカーソルデータ作成部であり、メモリ１に格
納された測定データからカーソル位置の測定データを読
み込みカーソルデータを作成する。５は測定波形画面生
成部であり、メモリ１に格納された測定データおよび位
置計算部３の計算結果に基づいて測定波形画面を生成す
る。６はカーソル画面生成部であり、カーソルデータお
よびカーソル位置の測定データに基づいてカーソル画面
を生成する。７はＣＲＴなどの表示部であり、測定波形
画面生成部５で生成された測定波形画面とカーソル画面
生成部６で生成されたカーソル画面とを重ね合わせて同
時に表示する。
【０００８】図２は図１の動作の流れを示すフローチャ
ートであり、カーソルが自動移動中の処理手順を示して
いる。カーソルが予め設定された移動分解能で移動する
毎にメモリ１に格納されている全測定データ上における
新しいカーソル位置を計算する。次に、新しいカーソル
位置が表示画面のフレームの範囲の外か否か、すなわち
カーソルがフレームの端に到達したか否かを確認する。
そして、フレーム範囲外であればフレームをカーソルの
移動方向に沿って移動させて表示波形をスクロールさせ
る。これにより、表示画面には新しい表示範囲で測定デ
ータの波形が表示されることになる。その後カーソル画
面が生成される。一方、フレーム範囲内であればフレー
ム移動を行うことなくカーソル画面が生成される。生成
されたカーソル画面は別途生成されている波形画面と重
ね合わされて同時に合成表示される。なお、フレームの
移動があった場合には波形画面も更新生成される。この
ような一連の処理をキー入力部２の操作に基づくカーソ
ル自動移動を停止させる自動カーソル停止の指示がある
まで繰り返して実行する。
ートであり、カーソルが自動移動中の処理手順を示して
いる。カーソルが予め設定された移動分解能で移動する
毎にメモリ１に格納されている全測定データ上における
新しいカーソル位置を計算する。次に、新しいカーソル
位置が表示画面のフレームの範囲の外か否か、すなわち
カーソルがフレームの端に到達したか否かを確認する。
そして、フレーム範囲外であればフレームをカーソルの
移動方向に沿って移動させて表示波形をスクロールさせ
る。これにより、表示画面には新しい表示範囲で測定デ
ータの波形が表示されることになる。その後カーソル画
面が生成される。一方、フレーム範囲内であればフレー
ム移動を行うことなくカーソル画面が生成される。生成
されたカーソル画面は別途生成されている波形画面と重
ね合わされて同時に合成表示される。なお、フレームの
移動があった場合には波形画面も更新生成される。この
ような一連の処理をキー入力部２の操作に基づくカーソ
ル自動移動を停止させる自動カーソル停止の指示がある
まで繰り返して実行する。
【０００９】図３は図１の動作説明図である。図におい
て、★印はカーソル位置を示し、２重枠はメモリ１に格
納されている測定データに対する表示画面のフレームを
示している。 では、カーソルはフレームの左端に位置している。こ
の状態で、キー入力部２の例えばシフトキーとカーソル
を右側に移動させるカーソル移動キーとを押すことによ
り、カーソルの右方向への自動移動が指示される。
て、★印はカーソル位置を示し、２重枠はメモリ１に格
納されている測定データに対する表示画面のフレームを
示している。 では、カーソルはフレームの左端に位置している。こ
の状態で、キー入力部２の例えばシフトキーとカーソル
を右側に移動させるカーソル移動キーとを押すことによ
り、カーソルの右方向への自動移動が指示される。
【００１０】では、自動移動指示に従ってカーソルが
一定の速度でフレームの右端に向かって移動してフレー
ムの右端に到達した状態を示している。 では、カーソルがフレームの右端に到達した後、フレ
ームが自動的に右方向に移動する状態を示している。こ
れにより、表示波形がスクロールする。 では、カーソルが一定速度で右方向に自動的に移動を
続けることに連動してフレームも移動を続け、カーソル
が測定データの終点に到達したことによりカーソルの移
動が自動的に停止した状態を示している。
一定の速度でフレームの右端に向かって移動してフレー
ムの右端に到達した状態を示している。 では、カーソルがフレームの右端に到達した後、フレ
ームが自動的に右方向に移動する状態を示している。こ
れにより、表示波形がスクロールする。 では、カーソルが一定速度で右方向に自動的に移動を
続けることに連動してフレームも移動を続け、カーソル
が測定データの終点に到達したことによりカーソルの移
動が自動的に停止した状態を示している。
【００１１】なお、に至るまでの間にカーソルの自動
移動を停止させたい場合には、キー入力部２のキーに割
り当てられている停止機能キーを必要に応じて操作すれ
ばよい。また、上記実施例では時間軸方向についてのみ
説明したが、縦軸方向にも自動スクロールさせることも
可能である。これにより、上下左右の方向にカーソルを
自動移動させるとともにスクロールさせることができ、
よりカーソル操作性を向上させることができる。
移動を停止させたい場合には、キー入力部２のキーに割
り当てられている停止機能キーを必要に応じて操作すれ
ばよい。また、上記実施例では時間軸方向についてのみ
説明したが、縦軸方向にも自動スクロールさせることも
可能である。これにより、上下左右の方向にカーソルを
自動移動させるとともにスクロールさせることができ、
よりカーソル操作性を向上させることができる。
【００１２】このように構成することにより、メモリに
格納されている大量の測定データを拡大表示して波形の
変化点を探すのにあたって、自動移動指示後のカーソル
移動は操作者の操作を必要とすることなく自動的に行わ
れるので、操作者の神経を表示画面内容の確認に集中で
きる。また、カーソルの自動移動中でもカーソルの移動
速度が変更できるようにすることにより、波形変化の多
い部分では移動速度を遅くし、波形変化の少ない部分で
は移動速度を速くすることにより、さらに効率よく波形
解析を行うことができる。
格納されている大量の測定データを拡大表示して波形の
変化点を探すのにあたって、自動移動指示後のカーソル
移動は操作者の操作を必要とすることなく自動的に行わ
れるので、操作者の神経を表示画面内容の確認に集中で
きる。また、カーソルの自動移動中でもカーソルの移動
速度が変更できるようにすることにより、波形変化の多
い部分では移動速度を遅くし、波形変化の少ない部分で
は移動速度を速くすることにより、さらに効率よく波形
解析を行うことができる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な操作でカーソルを所望の方向に自動的に移動させ
て任意の位置で停止させることができる操作性の優れた
波形解析装置が実現でき、各種の波形測定装置に有効で
ある。
簡単な操作でカーソルを所望の方向に自動的に移動させ
て任意の位置で停止させることができる操作性の優れた
波形解析装置が実現でき、各種の波形測定装置に有効で
ある。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１の動作の流れを示すフローチャートであ
る。
る。
【図３】図１の動作説明図である。
【図４】カーソル表示画面の具体例図である。
１ 測定データメモリ ２ キー入力部 ３ 位置計算部 ４ カーソルデータ作成部 ５ 測定波形画面生成部 ６ カーソル画面生成部 ７ 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01R 13/00 - 13/42 G09G 5/08 G09G 5/36
Claims (1)
- 【請求項１】測定データを格納するメモリと、 所望の方向へのカーソルの自動移動を指示する手段と、 自動移動中のカーソルの停止を指示する手段と、 移動中のカーソルの位置および測定データに対する表示
画面のフレーム位置を計算する手段と、 メモリに格納された測定データからカーソル位置の測定
データを読み込みカーソルデータを作成する手段と、 メモリに格納された測定データおよび位置計算手段の計
算結果に基づいて測定波形画面を生成する手段と、 カーソルデータおよびカーソル位置の測定データに基づ
いてカーソル画面を生成する手段と、 これら測定波形画面とカーソル画面を重ね合わせて同時
に表示する表示部とで構成され、 カーソルが表示画面のフレームの端部に到達した場合に
は表示画面に表示される測定波形を自動的にスクロール
させることを特徴とする波形解析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3306366A JP3057276B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 波形解析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3306366A JP3057276B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 波形解析装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05142261A JPH05142261A (ja) | 1993-06-08 |
| JP3057276B2 true JP3057276B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=17956192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3306366A Expired - Fee Related JP3057276B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 波形解析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3057276B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101400230B1 (ko) * | 2008-03-11 | 2014-05-28 | 삼성전자주식회사 | 3차원 포인팅 입력장치 및 그 방법 |
| JP2011174801A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Yokogawa Electric Corp | 波形測定装置 |
| JP6116408B2 (ja) * | 2013-07-04 | 2017-04-19 | 日置電機株式会社 | 波形表示装置、波形表示方法および波形表示プログラム |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP3306366A patent/JP3057276B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05142261A (ja) | 1993-06-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |