JP2002201801A - 流動性構造材を使用した工事方法及びこれに使用するスタッド - Google Patents

流動性構造材を使用した工事方法及びこれに使用するスタッド

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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンクリートのような流動性構造材を施工面に
打設して固まらせる工事において、施工面に対する構造
材の接合強度を向上させる。 【手段】施工面(例えばヒューム管1の損傷面)に、ス
トッパー部5bを有するスタッド5を適当な密度で打ち
込み、それから流動性構造材を打設して固まらせる。基
層2と施工層(ヒューム管1の場合は補修層)6とがス
タッド5で繋がれた状態になるため、基層2に対する施
工層6の密着性を格段に向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートやモ
ルタル、アスファルト、漆喰のような流動性構造材を施
工面(施工箇所)に打設してから固まらせる工事方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート工事は広く行われている
が、打設して固まらせたコンクリートの施工層が剥がれ
易い場合がある。
【0003】例えば、下水管や送水管などに使用されて
いる大径のヒューム管の損傷箇所をコンクリートやモル
タルで補修する場合、補修層が剥がれ易い問題がある。
そこで、ヒューム管を補修する場合は、合成樹脂製の管
で内張りすることが多い。
【0004】また、鉄骨建物の場合、床は断面凹凸状の
デッキプレートの上にコンクリートを流し込んだ構造に
なっていることが多いが、デッキプレートの表面は滑ら
かであるため、コンクリート層とデッキプレートとの接
着性がなくなることがある。
【0005】この点について従来は、デッキプレートの
谷部に棒材製や板金製の補強材を溶接することにより、
コンクリートとデッキプレートとの接着性確保を図って
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ヒューム管を補修する
において従来のように合成樹脂製の内張りを施す方法で
は、施工が頗る厄介であると共に、コストが嵩むという
問題があった。また、有害成分が漏洩する虞や、廃棄後
の処理が厄介であるという点も問題であった。
【0007】また、デッキプレート上にコンクリートを
打設するにおいて、従来のように補強材を溶接する方法
では、作業能率が悪いという問題があった。また、補強
材を溶接する方法は、施工箇所が鋼板製である場合しか
適用できないため、汎用性に欠ける点も問題であった。
【0008】本発明は、このような現状を解消すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、工事方法とこ
れに使用するスタッド(補強具)とを含んでいる。
【0010】このうち請求項1は工事方法に関するもの
で、この発明は、コンクリートやモルタル、アスファル
ト、漆喰のような流動性構造材を基層の施工面に打設し
てから固まらせる工事方法において、釘状やステープル
状のようなスタッドを、施工面から部分的に露出した状
態で基層に打ち込んでおき、次いで、施工面に流動性構
造材を打設して固まらせることを特徴としている。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の工事方法に
使用するスタッドに関するもので、このスタッドは、
軸方向に沿った中途部に、基層への打ち込み時に施工面
に当たってそれ以上の進入を停止させるストッパー部を
形成していることを特徴としている。
【0012】請求項3の発明は、請求項2に記載したス
タッドの多数本を、紙テープや合成樹脂製連結具のよう
な連結手段で連結することにより、釘打ち機のような打
ち込み工具を使用した連続的な打ち込みが可能ならしめ
られている。
【0013】
【発明の作用・効果】本発明の工法によると、流動性構
造材が固まると、スタッドが基層と施工層(被覆層)と
を繋ぐ鉄筋のような連結及び補強の役割を果たすため、
基層に対する施工層の接合強度を格段に向上することが
できる。その結果、施工層が基層から剥離する事故を防
止又は著しく抑制することができる。
【0014】また、スタッドは打ち込み式であるため、
施工面に簡単に取付けることができるばかりか、様々の
素材からなる基層に取付けできるため汎用性も高い。更
に、スタッドとしては釘などの打ち込み式ファスナーを
そのまま使用することも可能であり、また、特別に製造
する場合でも、線材などを素材にして簡単に製造するこ
とができるため、コストアップも抑制することができ
る。
【0015】ところで、スタッドとして釘やねじのよう
な打ち込み式ファスナーをそのまま使用し、施工面から
途中まで打ち込むことも可能であるが、これでは打ち込
み深さが一定しない虞がある。また、釘打ち機を使用し
て釘を打ち込む場合、途中まで打ち込むこと自体が困難
である。
【0016】これに対して、請求項2のように構成する
と、ストッパー部の存在により、スタッドを均一な深さ
に打ち込みできる利点がある。
【0017】更に、請求項3のように構成すると、釘打
ち機のような動力工具を使用して連続的に打ち込み作業
を行えるため、特に好ましい。
【0018】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0019】(1).第1実施形態(図1〜図2) 図1では、下水管や暗渠、送水管、送水路などに使用さ
れているヒューム管1が損傷した状態を示している。す
なわち、ヒューム管1の底部は損傷して基層2が部分的
に薄肉になっている。
【0020】そこで、施工面の一例としての損傷面(補
修面)3にコンクリート(モルタルを含む)を塗って固
まらせることにより、元の状態に戻すものであり、ま
ず、図2(A)に示すように、損傷面3に、釘打ち機
(図示せず)を使用して、釘状のスタッド5を適度の密
度で多数本打ち込む。
【0021】スタッド5は、頭5aを備えた軸の中途部
にフランジ状のストッパー部5bを形成した形態になっ
ており、ストッパー部5bが損傷面3に当たることによ
り、スタッド5は頭5a寄りの部分が露出したままとな
る。言うまでもないが、スタッド5は、ヒューム管1の
本来の内周面から突出しないような寸法に設定してい
る。
【0022】そして、図2(B)に示すように、損傷面
3に、コンクリートを重ねて塗ってから(打設してか
ら)乾燥させることにより、補修層6を形成し、これに
より、本来の内周面に戻す。損傷面3へのコンクリート
の塗り方としては、コテを使用して手塗りしたり、ヒュ
ーム管1の内面に型枠を重ね合わせて損傷面3の箇所に
コンクリートを流し込んだり、或いは、コンクリートを
ノズルから噴出させて損傷面に吹き付けるなど、現場の
状況に応じて最適の方法を採用したら良い。
【0023】補修層6のコンクリートが固まった後は、
多数本のスタッド5がヒューム管1の基層2と補修層6
とを繋ぐ役割を果たしているため、基層2に対する補修
層6の接着強度を格段に向上することができる。
【0024】また、通常のコンクリートによる補修作業
に先立ってスタッド5を打ち込む工程を付加するだけで
良いため、強固な補修層6を形成できる工法でありなが
ら、コストアップを抑制できる。
【0025】更に、補修層6はコンクリート製であるた
め、基層2に対するなじみが良いばかりか、合成樹脂管
で内張りする場合のような有害物質の漏洩や廃棄後の処
理の問題は生じず、環境性に優れている。
【0026】図1に二点鎖線で示すように、ヒューム管
の内周の全体が損傷している場合は、その内周の全体に
適当な密度でスタッド5を打ち込んで補修すれば良い。
【0027】(2).第2実施形態(図3) スタッド5の打ち込み作業を能率良く行うためには、釘
打ち機のような動力式打ち込み工具を使用して、連続的
に打ち込みできる必要がある。
【0028】そこで、図3に示す第2実施形態では、並
列状に並べた多数本のスタッド5を、紙製や合成樹脂製
のテープ7で連結することによって連結スタッド5′と
成し、これを釘打ち機に装填するようにしている。言う
までもないが、テープ7の破断により、スタッド5を1
本ずつ打ち出すことができる。
【0029】図示の例では各スタッド5は真横に並んで
いるが、隣合ったスタッド5を軸方向に少しずつずらし
て連結することも可能である。また、連結手段としては
細い線材を使用することもできる(要は、打ち込み工具
の構造に応じた連結態様にすれば良い)。
【0030】(3).第3実施形態(図4) 図4に示す第3実施形態では、連結手段として、1本の
スタッド5が嵌まる単位保持部8が破断可能なブリッジ
部9を介して多数連設された連結体10を使用してい
る。各単位保持部8のうち軸方向に沿った中途部には、
軸心を挟んで両側に位置した凹所11を形成している。
【0031】この実施形態では、単位保持部8はスタッ
ド5と共に打ち出される。そして、この連結体10に
は、施工箇所への打ち込みによって単位保持部8が割れ
て飛散するタイプと、単位保持部8がスタッド5に嵌ま
ったままに残るタイプとの2種類があり、いずれのもの
も使用できる(なお、連結体の詳細は、特許第2588
812号公報や特開昭11−198064号公報に記載
されている)。
【0032】単位保持部8を単なる筒状に形成して、打
ち込み後に単位保持部8がカラーのような状態でスタッ
ド5に残るように構成することも可能である。また、バ
ラバラの状態のスタッドを整列して打ち出しできるフィ
ーダー機能を備えた打ち込み工具が実用化された場合
は、スタッドを連結する必要はない。
【0033】(4).第4実施形態(図5) 図5では、デッキプレート13の上にコンクリートを流
し込んで成る床に適用した第4実施形態を示している。
【0034】すなわち、この実施形態では、デッキプレ
ート13の谷部13aに釘式のスタッド5を打ち込んで
から、デッキプレート13の上にコンクリートを打設し
ている。コンクリート層14の厚さが厚い場合は、一点
鎖線で示すように、デッキプレート13の山部13bに
スタッド5を打ち込んでも良い。
【0035】コンクリート層14には金網を埋設するこ
とも多いが、その場合、金網をスタッド5の頭5aに溶
接しても良い。すなわち、スタッド5を金網の取付けに
兼用しても良いのであり、こうすると、コンクリート層
14の接着強度を一層向上することができる。
【0036】(5).第5〜第11実施形態(図6〜図7) 図6〜図7では第5〜第11実施形態を示している。な
お、図6〜図9では、基層はその材質に関係なく符号1
5で示し、施工層は符号16で示している。
【0037】図6(A)に示す第4実施形態では、スタ
ッド5は、ドリル部5cとねじ部5dとを備えたドリル
ねじ方式になっており、ねじ部5dの終端近傍にヒレ状
のストッパー部5bを膨出形成している。いうまでもな
いが、頭5aには、ドライバビットが係合する十字穴等
の係合手段を設けている。
【0038】この例では、基層15が金属板製である場
合に好適である。一点鎖線で示すように、コンクリート
等の施工層16との接触面積を大きくするためフランジ
5eを形成しても良い。
【0039】図6(B)に示す第6実施形態では、釘状
のスタッド5において、ストッパー部5bをヒレ状に形
成し、また、軸の外周面に、施工層16との結合性を良
くすためにローレット加工を施している。
【0040】図6(C)に示す第7実施形態では、スタ
ッド5を釘状に構成した場合において、基層15に打ち
込まれる小径部5fと、基層15から露出する大径部5
gとで構成し、大径部5gの外周面を凹凸状に形成して
いる。この例では、大径部5gの端面がストッパー部5
bとなる。
【0041】図6(D)に示す第8実施形態は、施工面
が金属板からなる場合に適用されるもので、スタッド5
を、打ち込みねじ式に構成している。すなわち、小径の
ねじ部5dの先端を錐状又は砲弾形に形成することによ
り、軸方向に前進動のみで基層15に進入するようにな
っている。
【0042】そして、この例では、打ち込み当初はハン
マービットは回転せずに軸方向にのみ前進し、ねじ部5
dが基層15にある程度進入してからハンマービットを
回転させることにより、スタッド5は基層15にねじ込
まれる。
【0043】図6(E1)(E2)に示す第9実施形態
は、スタッド5をコ字状のステープル状に形成してい
る。(E2)は(E1)の右側面図である。
【0044】この実施形態のスタッド5は、ホッチキス
の針のように切り離し可能な状態に連結されており、ス
テープラーに装着して使用される。スタッド5にはスト
ッパー部5bを形成している。ストッパー部5bは、ス
タッド5の連結を損なわないように頭部5aの延びる方
向に沿って張り出している。
【0045】なお、建物の壁にモルタルや漆喰を塗る場
合、補強と密着性向上のために壁面に金網を固定してい
るが、本実施形態のスタッド5を金網と併用することに
よる、モルタル層や漆喰層を厚く塗ることができる。
【0046】図6(F)に示す第10実施形態では、ス
タッド5の頭はリング状に形成されており、このため、
スタッド5と施工層16との結合強度を高くできる。
【0047】図7に示す第11実施形態では、スタッド
5として通常の釘を使用しており、これに、ストッパー
部としてカラー(スリーブ)17を嵌め込んでいる。
【0048】(6).第12〜13実施形態(図8〜図9) 図8に示す第12実施形態では、スタッド5を中空状に
形成している。このスタッドは、パイプを素材として製
造することもできるし、帯状金属板を丸めることによっ
ても製造できる。
【0049】図9に示す第13実施形態では、スタッド
5をアンカーボルト状に形成して、その端部を施工層1
6から露出させている。
【0050】(7).第14実施形態(図10) 図10に示す第14実施形態は、トンネルにおける内壁
18の補修に適用している。すなわち、この実施形態で
は、スタッド5を鉛直線に対して傾斜した方向から損傷
面19に打ち込むことにより、補修層20の落下を防止
している。
【0051】スタッド5を深く打ち込みたい場合や、単
なる打ち込みのみでは基層18aが破断する虞がある場
合、或いはスタッド5がねじ込み式である場合は、基層
18aに下穴を空けておき、これにスタッド5を打ち込
むことも可能である(この点は他の実施形態も同様であ
る)。
【0052】(8).第15〜16実施形態(図11) 図11(A)では、建物の壁21にモルタル層や漆喰層
のような外壁層22を塗った状態を示しており、スタッ
ド5の存在により、外壁層22の厚さを厚くすることが
できる。
【0053】一点鎖線の符号23で示すように、スタッ
ド5の頂面まで外壁層22を塗ることにより、外壁層2
2の厚みを均一化できる利点がある。また、外壁層22
の厚さが決まっている場合は、スタッド5の露出部分の
長さを外壁層22の厚さに設定しておくことにより、外
壁層22を所望の厚さに簡単に施工できる利点がある。
【0054】このように、スタッド5を表層の厚さの目
安とすることは、外壁層22の施工のみならず、他の全
ての工事において採用することができる。
【0055】図11(B)に示す第16実施形態では、
コンクリートの地面25に、塀や仕切り、車止めなどの
コンクリート製突起物25を設けた場合を示している。
この場合、スタッド5はボルト状に形成している。
【0056】(9).第17実施形態(図12) 図12では、道路に適用した第17実施形態を示してい
る。
【0057】すなわち、この実施形態では、コンクリー
ト基礎26にアスファルト27の舗装層を張って道路と
成すにおいて、適当な密度で多数のスタッド5をコンク
リート基礎26に打ち込んでいる。
【0058】スタッド5はコンクリート基礎26の全面
積にわたって打ち込んでも良いが、自動車のタイヤが当
たる部分のみに設けるのが好ましい。これにより、自動
車のタイヤによってアスファルトに溝状の輪立堀28が
できるのを防止または抑制することができる。輪立堀2
8のみにアスファルトを塗って補修する場合にも、本願
発明は有効である。
【0059】(10)第18実施形態(図13) 図13に示す第18実施形態では、建物等の骨材29に
コンクリート等の耐火層30を被覆することに適用して
いる。(A)では、骨材29はH形鋼からなっており、
(B)では骨材29は角形鋼管からなっている。
【0060】(11). 第19実施形態(図14) 図14では、建物等の階段に適用した第19実施形態を
示している。
【0061】すなわち、この実施形態では、鋼板製の階
段31における各段の上面にコンクリート又はモルタル
層(或いはコンクリート層)32を重層することに加え
て、各段に下方からスタッド5を打ち込むことにより、
各段の下面にもモルタル層33を一体に設けている。
【0062】このように階段の格段が上下からモルタル
層32,33で挟まれたサンドイッチ構造になっている
ため、高い防音効果を発揮できる。各段には上方からも
スタッド5を打ち込んでも良いし、また、一点鎖線で示
すように、階段の背面にもモルタル層34を設けても良
い。
【0063】(8).その他 本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化するこ
とができる。例えば、スタッドの形状や大きさ、材質な
どは、施工面の状況に応じて自由に設定することができ
る。
【0064】また、本願発明は、コンクリートやモルタ
ル、アスファルト、漆喰を使用した施工の他に、樹脂に
よるコーティング施工や、不定形耐火物を使用した耐火
容器類の製造又は補修など、流動状態(粉末状態を含
む)から固まる性質を持つ素材を使用した各種の施工に
広く使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】損傷したヒューム管の断面図である。
【図2】ヒューム管の補修工程である第1実施形態を示
す図である。
【図3】第2実施形態に係る連結スタッドの正面図であ
る。
【図4】第3実施形態に係る連結スタッドの正面図であ
る。
【図5】第4実施形態に係る施工状態の断面図である。
【図6】第5〜第10実施形態を示す図である。
【図7】第11実施形態を示す図である。
【図8】第12実施形態を示す図である。
【図9】第13実施形態を示す図である。
【図10】第14実施形態を示す図である。
【図11】第15〜16実施形態を示す図である。
【図12】第17実施形態を示す図である。
【図13】第18実施形態を示す図である。
【図14】第19実施形態を示す図である。
【符号の簡単な説明】
1 ヒューム管 2 ヒューム管の基層 3 ヒューム管の損傷面(施工面) 5 スタッド 5′ 連結スタッド 6 補修層(施工層) 7 連結体の一例としのてテープ 10 合成樹脂製の連結体 13 デッキプレート 14 コンクリート層 15 一般化した基層 16 一般化した施工層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートやモルタル、アスファルト、
    漆喰のような流動性構造材を基層の施工面に打設してか
    ら固まらせる工事方法であって、 釘状やステープル状のようなスタッドを、施工面から部
    分的に露出した状態で基層に打ち込んでおき、次いで、
    施工面に流動性構造材を打設して固まらせることを特徴
    とする、流動性構造材を使用した工事方法。
  2. 【請求項2】請求項1の工事方法に使用するスタッドで
    あって、 軸方向に沿った中途部に、基層への打ち込み時に施工面
    に当たってそれ以上の進入を停止させるストッパー部を
    形成していることを特徴とする、請求項1に記載した工
    事方法に使用するスタッド。
  3. 【請求項3】請求項2に記載したスタッドの多数本を、
    紙テープや合成樹脂製連結具のような連結手段で連結す
    ることにより、釘打ち機のような打ち込み工具を使用し
    た連続的な打ち込みが可能ならしめられている、請求項
    1に記載した工事方法に使用する連結スタッド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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