JP2008308927A - コンクリート躯体、タイルの手張り工法、コンクリート躯体の施工方法およびモルタル塗付け用下地の施工方法 - Google Patents

コンクリート躯体、タイルの手張り工法、コンクリート躯体の施工方法およびモルタル塗付け用下地の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】経時的にコンクリート躯体からモルタルが剥がれのを確実に防止することができるコンクリート躯体、タイルの手張り工法、コンクリート躯体の施工方法およびモルタル塗付け用下地の施工方法を提供することを課題としている。
【解決手段】表面にモルタル4の塗付けを行うコンクリート躯体1であって、モルタル4をコンクリートの躯体本体2にアンカリングする多数のアンカー3を、モルタル4の厚み内に納まるように頭部3a側を突出させてそれぞれ埋め込んだものであり、このコンクリート躯体1は、いわゆる型枠先付け工法により施工される。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の外壁、内壁、床等においてモルタルの塗付けに好適なコンクリート躯体、タイルの手張り工法、コンクリート躯体の施工方法およびモルタル塗付け用下地の施工方法に関するものである。
従来、この種のコンクリート躯体として、MCR工法(コンクリート・モルタル・リベットバック工法)により打設したものが知られている(非特許文献1参照)。このMCR工法では、型枠に専用の気泡性緩衝材を取り付けてコンクリートを打設し、コンクリート躯体の表面にあり足状の多数の凹凸を設け、コンクリートとその上に塗り継ぐモルタルとを物理的にかみ合わせるようにしている。
丸一俊雄・藤井銛純著 「最新 タイル工事施工マニアル」井上書院 1996年
このような従来のコンクリート躯体では、打設するコンクリートの質やコンクリートの締め固めにより、コンクリートと気泡性緩衝材とのなじみが悪化すると、コンクリート躯体の表面に部分的に凹凸が形成されないことがあり、経時的にモルタルが剥がれてしまうおそれがあった。
本発明は、経時的にコンクリート躯体からモルタルが剥がれのを確実に防止することができるコンクリート躯体、タイルの手張り工法、コンクリート躯体の施工方法およびモルタル塗付け用下地の施工方法を提供することを課題としている。
本発明のコンクリート躯体は、表面にモルタルの塗付けを行うコンクリート躯体であって、モルタルをコンクリートの躯体本体にアンカリングする多数のアンカーを、モルタルの厚み内に納まるようにその一部を突出させてそれぞれ埋め込んだことを特徴とする。
この構成によれば、コンクリートの躯体本体の表面に、多数のアンカーをその一部を突出させて埋め込んでいるため、アンカーの一部が厚み内に納まるようにモルタルを塗付けると、モルタルは、コンクリートの躯体本体に接着されるだけでなく、躯体本体から突出する多数のアンカーにより保持される。このため、モルタルが、経時的にコンクリート躯体からが剥がれるのを確実に防止することができる。
この場合、各アンカーは、頭部付きのアンカーピンで構成され、頭部側を突出させて埋め込まれていることが、好ましい。
同様に、アンカーは、環状の形態を有するリング状アンカーで構成され、その一部を突出させて埋め込まれていることが、好ましい。
この構成によれば、後に塗り付けたモルタルの保持力を、格段に向上させることができる。また、アンカー自身をシンプルな構造とすることができる。
本発明のタイルの手張り工法は、上記したコンクリート躯体の表面に、前記モルタルを介してタイルを手張りするタイルの手張り工法であって、中央部に座ぐり穴付きの貫通穴を備えたタイルと、座ぐり穴に嵌合する頭部を有し貫通穴に装着されるアンカーピンと、を用い、コンクリート躯体の表面にモルタルを塗付けるモルタル塗付け工程と、タイルをモルタル上に手張りするタイル張り工程と、タイル張り工程の後、タイルを貫通させてアンカーピンをモルタルにアンカリングするアンカーピン装着工程と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、モルタルは、アンカーによりコンクリート躯体に強固に固定され、タイルは、モルタルに接着されるだけでなく、アンカーピンによりモルタルに保持される。したがって、コンクリート躯体からモルタルと共にタイルが剥がれ落ちるのを防止できるだけでなく、モルタルからタイルが剥がれるのを確実に防止することができる。すなわち、モルタルを介してコンクリート躯体に手張りしたタイルの脱落を確実に防止することができる。
本発明のコンクリート躯体の施工方法は、上記したコンクリート躯体を施工するためのコンクリート躯体の施工方法であって、施工前のコンクリート用型枠の内側に、多数の固定穴を分散させて形成する固定穴形成工程と、多数の固定穴に、コンクリートの躯体本体にアンカリングされるアンカーをそれぞれ装着するアンカーセット工程と、アンカーセット工程の後、コンクリート用型枠を組み上げる型枠施工工程と、型枠施工工程の後、コンクリート用型枠内に躯体本体のためのコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、コンクリートの硬化後、コンクリート用型枠を取り外す型枠除去工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他のコンクリート躯体の施工方法は、上記したコンクリート躯体を施工するためのコンクリート躯体の施工方法であって、施工前のコンクリート用型枠の内側に、多数の固定穴を分散させて形成する固定穴形成工程と、固定穴形成工程の後、コンクリート用型枠を組み上げる型枠施工工程と、型枠施工工程の後、多数の固定穴に、コンクリートの躯体本体にアンカリングされるアンカーをそれぞれ装着するアンカーセット工程と、アンカーセット工程の後、コンクリート用型枠内に躯体本体のためのコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、コンクリートの硬化後、コンクリート用型枠を取り外す型枠除去工程と、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、モルタルをアンカリングするための多数のアンカーを、モルタルの厚み内に納まるように突出させてそれぞれ埋め込んだコンクリート躯体を、いわゆる型枠先付け工法により、簡単に打設することができる。
これらの場合、アンカーセット工程において、各アンカーと共に、各固定穴のアンカー以外の部分を穴埋めするスペーサを装着することが、好ましい。
この構成によれば、各アンカーをコンクリート用型枠の固定穴に強固にセットすることができ、コンクリート打設時にアンカーが傾く等の不具合を生ずることがない。また、コンクリート用型枠を取り外した後、スペーサを除去することで、コンクリートの躯体本体の表面にアンカーの一部を露出させることができ、後に塗り付けたモルタルの保持力を向上させることができる。
この場合、スペーサは、発泡スチロールで構成されていることが好ましい。
この構成によれば、ワイヤーブラシ等により、スペーサを簡単に除去することができる。
本発明のモルタル塗付け用下地の施工方法は、コンクリート躯体の表面にモルタル塗付け用の下地を形成するモルタル塗付け用下地の施工方法であって、コンクリート躯体の表面に多数の下穴を分散させて穿孔する下穴穿孔工程と、穿孔した多数の下穴に、頭部付きであってネジ式のアンカーを、モルタルの厚み内に納まるように頭部側を突出させてそれぞれねじ込むアンカー施工工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他のモルタル塗付け用下地の施工方法は、コンクリート躯体の表面にモルタル塗付け用の下地を形成するモルタル塗付け用下地の施工方法であって、コンクリート躯体の表面に多数の下穴を分散させて穿孔する下穴穿孔工程と、穿孔した多数の下穴に、頭部付きであって打込み式のアンカーを、モルタルの厚み内に納まるように頭部側を突出させてそれぞれ打ち込むアンカー施工工程と、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、モルタルをアンカリングするための多数のアンカーを、モルタルの厚み内に納まるように突出させてそれぞれ埋め込んだコンクリート躯体を、いわゆる後付けにより、簡単に形成することができる。また、前者のようにネジ式のアンカーを用いることにより、アンカーの施工を低騒音で行うことができる。
この場合、多数のアンカーのうち、横並びとなる複数のアンカーの頭部間にそれぞれ渡すように平棒を取り付ける平棒を取付け工程を、更に備えることが好ましい。
この構成によれば、平棒により、後に塗り付けたモルタルの保持力を、格段に向上させることができる。
本発明の他のモルタル塗付け用下地の施工方法は、コンクリート躯体の表面にモルタル塗付け用の下地を形成するモルタル塗付け用下地の施工方法であって、コンクリート躯体の表面に水平スリット状の多数の下穴を分散させて研削する下穴研削工程と、研削した多数の下穴に、樹脂接着剤をそれぞれ注入する接着剤注入工程と、接着剤注入工程の後、多数の下穴に、環状の形態を有するリング状アンカーを、モルタルの厚み内に納まるように一部を突出させてそれぞれ装着するアンカー施工工程と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、モルタルをアンカリングするための多数のリング状アンカーを、モルタルの厚み内に納まるように突出させてそれぞれ埋め込んだコンクリート躯体を、いわゆる後付けにより、簡単に形成することができる。なお、リング状アンカーは、ステンレスや樹脂(ガラス繊維或いはカーボン繊維を主体とする。)で形成されていることが、好ましい。
以上のように、本発明のコンクリート躯体、タイルの手張り工法、コンクリート躯体の施工方法およびモルタル塗付け用下地の施工方法によれば、経時的にコンクリート躯体からモルタルが剥がれてしまうのを確実に防止することができる。したがって、このモルタルの上にタイルを張る場合でも、タイルの脱落を防止することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態に係るコンクリート躯体、タイルの手張り工法、コンクリート躯体の施工方法およびモルタル塗付け用下地の施工方法を、建物の外壁の施工方法に適用した場合について説明する。この外壁の施工方法では、モルタル仕上げや、モルタル上にタイル張り仕上げすることを前提として、特殊なコンクリート躯体を施工するものである。そこで、先ずコンクリート躯体の構造から説明する。
図1に示すように、コンクリート躯体1は、コンクリートの躯体本体2と、躯体本体2に頭部3aを突出させて埋め込んだ多数のアンカーピン(アンカー)3と、で構成されている。多数のアンカーピン3は、モルタル4を塗付ける側、すなわち屋外に面する側に同一の突出寸法で設けられ、例えば1平方メートル当たり9本或いは16本設けるようにしている。各アンカーピン3は、頭部3aと軸部3bとから成り、軸部3bはいわゆる全ネジ(雄ネジ)とすることが好ましい。また、各アンカーピン3は、躯体本体2に塗付けられるモルタル4の厚み内に納まるように頭部3a側(軸部3bを一部含む)を突出させて、躯体本体2に埋め込まれている。
このように構成されたコンクリート躯体1では、これにアンカーピン3の頭部3aが厚み内に納まるようにモルタル4を塗付けると、モルタル4は、躯体本体2に接着されるだけでなく、躯体本体2から突出する多数のアンカーピン3により強固に保持される。このため、モルタル4が、経時的にコンクリート躯体1からが剥がれ落ちるのを確実に防止することができる。なお、アンカーとしてアンカーピン3を用いた場合について説明したが、軸部の先端が拡開形状や二股形状等のアンカーを用いてもよい。また、アンカーピン3の突出寸法は、モルタル4厚の半分程度とすることが好ましい。
次に、図2を参照して、上記のコンクリート躯体1の施工方法について説明する。このコンクリート躯体1の施工方法は、施工前のコンクリート用型枠6の内側に、多数の固定穴7を分散させて形成する固定穴形成工程(同図(a)参照)と、多数の固定穴7に、躯体本体2にアンカリングされるアンカーピン3をそれぞれ装着するアンカーセット工程(同図(b)参照)と、アンカーセット工程の後、コンクリート用型枠6を組み上げる型枠施工工程(同図(c)参照)と、型枠施工工程の後、コンクリート用型枠6内に躯体本体2のためのコンクリート8を打設するコンクリート打設工程(同図(d)参照)と、コンクリート8の硬化後、コンクリート用型枠6を取り外す型枠除去工程(同図(e)参照)と、を備えている。
固定穴形成工程では、コンクリート用型枠6の内側に、上記多数のアンカーピン3の配置形態(例えば、1平方メートル当たり16本)に倣って、多数の固定穴7を形成する。各固定穴7は、アンカーピン3の頭部3aと同径であって、アンカーピン3の頭部3a側が躯体本体2から突出する寸法分の深さに穿孔する。この場合、固定穴7を、コンクリート用型枠6を貫通する貫通穴としてもよい。アンカーセット工程では、各固定穴7に、アンカーピン3をその頭部3a側から奥行きいっぱいに挿入装着する。この場合、躯体本体2から突出するアンカーピン3の軸部3bの基端部には、スペーサ9を装着しておくようにする。スペーサ9は、発泡スチロールで構成され、内径をアンカーピン3の軸部3bの径に合致させ、外径を固定穴(アンカーピン3の頭部3a)7の径に合致させて、円筒状に形成されている。このスペーサ9により、アンカーピン3がコンクリート用型枠6に固定され、且つ打設したコンクリート8からアンカーピン3の軸部3b(の基端部)がカバーリングされる。
型枠施工工程では、多数のアンカーピン3をセットしたコンクリート用型枠6と、これに対面するコンクリート用型枠(図示省略)と、が組み上げられ、更に鉄筋10の配筋等が行われる。コンクリート打設工程では、流し込んだコンクリート8を十分に締め固め、養生に移行する。型枠除去工程では、先ずコンクリート用型枠6を外し、続いてアンカーピン3に装着したスペーサ9をワイヤーブラシ等で掻き落す。
これにより、躯体本体2の表面には、多数のアンカーピン3が、その頭部3aと軸部3bの基端部とを露出させた状態で固着されることになる。すなわち、多数のアンカーピン3を躯体本体2にアンカリングした上記のコンクリート躯体1を、いわゆる型枠先付け工法により、簡単に打設することができる。
次に、図3を参照して、上記コンクリート躯体1の施工方法の変形例について説明する。このコンクリート躯体1の施工方法は、施工前のコンクリート用型枠6の内側に、多数の固定穴7を分散させて形成する固定穴形成工程(同図(a)参照)と、固定穴形成工程の後、コンクリート用型枠6を組み上げる型枠施工工程(同図(b)参照)と、型枠施工工程の後、多数の固定穴7に、躯体本体2にアンカリングされるアンカーピン3をそれぞれ装着するアンカーセット工程(同図(c)参照)と、アンカーセット工程の後、コンクリート用型枠6内に躯体本体2のためのコンクリート8を打設するコンクリート打設工程(同図(d)参照)と、コンクリート8の硬化後、コンクリート用型枠6を取り外す型枠除去工程(同図(e)参照)と、を備えている。
この変形例では、コンクリート用型枠6を組み上げてから多数の固定穴7にスペーサ9付きのアンカーピン3をセットするようにしている。なお、固定穴7の形成およびアンカーピン3のセットは、鉄筋10を配筋する前に行うことが好ましい。この場合も、上記のコンクリート躯体1を、いわゆる型枠先付け工法により、簡単に打設することができる。
次に、図4および図5を参照して、上記コンクリート躯体1にタイルを手張りする、タイルの手張り工法について説明する。この手張り工法では、貫通穴13を形成したタイル12と、この貫通穴13に装着されるタイル用アンカーピン14(アンカー)と、から成るアンカータイル15を用いるようにしている。
図4に示すように、アンカータイル15を構成するタイル12は、例えば「二丁掛」や「三丁掛」等の大きさを有し、裏面側には、裏あし17(JIS A 5209)が形成されている。タイル12の正面視中央部には、タイル用アンカーピン14が装着される貫通穴13が形成されている。貫通穴13は、円形に形成され、いわゆる座ぐり穴13bが設けられている。すなわち、貫通穴13は、同軸上に位置する貫通穴本体13aと表側の座ぐり穴13bとで一体に形成されている。
一方、タイル用アンカーピン14は、頭部14aと軸部14bとから成り、軸部14bをいわゆる全ネジ(雄ネジ)で構成することが好ましい。頭部14aは、上記の座ぐり穴13bと相補的形状を有しており、座ぐり穴13bの奥行きが頭部14aの厚みに合致し、座ぐり穴13bの径が頭部14aの径に合致している。また、タイル用アンカーピン14の頭部14aは、焼付け塗装等により、タイル12の表面と同色に着色されている。したがって、タイル用アンカーピン14をタイル12に装着した状態では、タイル12の表面とタイル用アンカーピン14の頭部14aの表面とが面一となり且つ同色となるため、タイル用アンカーピン14の頭部14aが目立つことがなく、良好な仕上がりとなる。
図5に示すように、上記アンカータイル15を用いたタイル12の手張り工法は、コンクリート躯体1の表面にモルタル4を塗付けるモルタル塗付け工程(同図(b)参照)と、タイル12をモルタル4上に手張りするタイル張り工程(同図(c)参照)と、タイル張り工程の後、タイル12を貫通させてタイル用アンカーピン14をモルタル4にアンカリングするアンカーピン装着工程(同図(d)参照)と、を備えている。
モルタル塗付け工程では、タイル用アンカーピン14の長さを考慮して、コンクリート躯体1の表面(或いはモルタル下地の表面)に20mm以上のモルタル4を塗付けるようにする。タイル張り工程では、塗付けたモルタル4を張付けモルタルとして、通し目地や馬踏み目地等の割付けにより多数のタイル12を手張りする。アンカーピン装着工程では、モルタル4が硬化する前に、各タイル12を貫通させてタイル用アンカーピン14を押し入れ、モルタル4に埋め込むようにする。
このようにして、タイルの手張り工法による外壁の施工が完了し、モルタル4が硬化すると、タイル12は、モルタル4に接着されると共に、タイル用アンカーピン14のよりモルタル4にアンカリングされる。これにより、経時的にタイル12が剥がれ落ちるのを確実に防止することができる。
次に、図6および図7を参照して、本発明の第2実施形態に係るコンクリート躯体1およびコンクリート躯体1の施工方法について説明する。なお、第2実施形態の説明は、第1実施形態と共通する部分を省略するものとする。また、第2実施形態に関する、第1実施形態の変形例に相当するコンクリート躯体1の施工方法、および図5に相当するタイルの手張り工法についても、説明を省略する。
図6に示すように、コンクリート躯体1は、コンクリートの躯体本体2と、躯体本体2に一部5aを突出させて埋め込んだ多数のリング状アンカー(アンカー)5と、で構成されている。多数のリング状アンカー5は、モルタル4を塗付ける側、すなわち屋外に面する側に同一の突出寸法で設けられ、例えば1平方メートル当たり16本(同図(a))或いは4本(同図(b))設けるようにしている。各リング状アンカー5は、ステンレスや樹脂により方形環状に形成されている。また、各リング状アンカー5は、躯体本体2に塗付けられるモルタル4の厚み内に納まるように1の辺部(一部5a)側を突出させて、躯体本体2に埋め込まれている。好ましくは、躯体本体2から突出する部分の寸法を1としたときに、埋め込まれる部分の寸法を2とする。
このように構成されたコンクリート躯体1では、これに塗付けたモルタル4は、躯体本体2に接着されるだけでなく、躯体本体2から突出する多数のリング状アンカー5により強固に保持される。このため、モルタル4が、経時的にコンクリート躯体1からが剥がれ落ちるのを確実に防止することができる。なお、リング状アンカー5の形状は、円形、楕円形、多角形等であってもよい。
次に、図7を参照して、図6(a)に対応するコンクリート躯体1の施工方法について説明する。このコンクリート躯体1の施工方法は、施工前のコンクリート用型枠6の内側に、多数の固定穴7を分散させて形成する固定穴形成工程(同図(a)参照)と、多数の固定穴7に、躯体本体2にアンカリングされるリング状アンカー5をそれぞれ装着するアンカーセット工程(同図(b)参照)と、アンカーセット工程の後、コンクリート用型枠6を組み上げる型枠施工工程(同図(c)参照)と、型枠施工工程の後、コンクリート用型枠6内に躯体本体2のためのコンクリート8を打設するコンクリート打設工程(同図(d)参照)と、コンクリート8の硬化後、コンクリート用型枠6を取り外す型枠除去工程(同図(e)参照)と、を備えている。
固定穴形成工程では、コンクリート用型枠6の内側に、上記多数のリング状アンカー5の配置形態(例えば、1平方メートル当たり16本)に倣って、例えばルーター等を用いて多数の固定穴7を形成する。各固定穴7は、リング状アンカー5が嵌合するスリット状のものであって、リング状アンカー5の一部5aが躯体本体2から突出する寸法分の深さに穿孔する。また、各固定穴7には、これに装着したリング状アンカー5以外の空間部分に、これを穴埋めするようにスペーサ9を装着するようにする。
これにより、躯体本体2の表面には、多数のリング状アンカー5が、その一部5aを露出させた状態で固着されることになる。すなわち、多数のリング状アンカー5を躯体本体2にアンカリングした上記のコンクリート躯体1を、いわゆる型枠先付け工法により、簡単に打設することができる。
次に、図8を参照して、コンクリート躯体において、多数のアンカーピンを後付けで設けるモルタル塗付け用下地の施工方法について説明する。このモルタル塗付け用下地の施工方法は、コンクリート躯体21(上記の躯体本体2に相当)の表面に多数の下穴22を分散させて穿孔する下穴穿孔工程(同図(b)参照)と、穿孔した多数の下穴22に、頭部23a付きのネジ式アンカー23を、モルタル24の厚み内に納まるように頭部23a側を突出させてそれぞれねじ込むアンカー施工工程(同図(c)参照)と、を備えている。
下穴穿孔工程では、ダイヤモンドビット26を装着したドリル等を用いて、コンクリート躯体21の表面に、上記多数のアンカーピン3の配置形態(例えば、1平方メートル当たり16本)に倣って、多数の下穴22を形成する。各下穴22は、ネジ式アンカー23の軸部23b(ピッチ円)と同径であって、十分な深さとなるように穿孔する。また、ネジ式アンカー23としては、頭部23aにドライバ等の工具掛け部分を有し、且つ軸部23bにコンクリート用の雄ネジが形成されたものを用いる。アンカー施工工程では、ドライバビット27を装着したドリル等を用いて、ネジ式アンカー23をその頭部23a側がモルタルの厚み内に納まるような突出位置までねじ込む。
これにより、多数のネジ式アンカー23を、モルタル24の厚み内に納まるように突出させてそれぞれ埋め込んだコンクリート躯体21を、いわゆる後付けにより、簡単に形成することができる。また、ネジ式アンカー23を用いることにより、その打込みを低騒音で行うことができる。
次に、図9を参照して、上記モルタル塗付け用下地の施工方法の第2実施形態について説明する。このモルタル塗付け用下地の施工方法は、コンクリート躯体21(上記の躯体本体2に相当)の表面に多数の下穴22を分散させて穿孔する下穴穿孔工程(同図(b)参照)と、穿孔した多数の下穴22に、頭部28a付きの打込み式アンカー28を、モルタル24の厚み内に納まるように頭部28a側を突出させてそれぞれ打ち込むアンカー施工工程(同図(c)参照)と、を備えている。
すなわち、この実施形態では、ネジ式アンカー23に代えて打込み式アンカー28を用いるようにしている。打込み式アンカー28は、いわゆるコンクリート釘と同様の形態を有し、頭部28aと緩い螺旋条の複数の突部を有する軸部28bとで構成されている。そして、アンカー施工工程では、ハンマー29等を用い、この打込み式アンカー28を、その頭部23a側がモルタルの厚み内に納まるような突出位置まで下穴22に打ち込むようにする。これにより、多数の打込み式アンカー28を、モルタル24の厚み内に納まるように突出させてそれぞれ埋め込んだコンクリート躯体21を、いわゆる後付けにより、簡単に形成することができる。
次に、図10を参照して、上記の2つのモルタル塗付け用下地の施工方法に共通する変形例について説明する。この共通する変形例では、アンカー施工工程の後、多数のネジ式アンカー23または打込み式アンカー28のうち、横並びとなる複数のものの頭部23a,28a間にそれぞれ渡すように平棒30を取り付ける平棒を取付け工程を、備えている。この場合、平棒30は、ネジ式アンカー23または打込み式アンカー28の頭部23a,28aに溶接等により固定することが好ましい。
このように、平棒30を設けることにより、後に塗り付けたモルタル24の保持力を、格段に向上させることができ、モルタル24のコンクリート躯体21からの剥がれ(浮き)や脱落を確実に防止することができる。
次に、図11を参照して、上記モルタル塗付け用下地の施工方法の第3実施形態について説明する。このモルタル塗付け用下地の施工方法は、コンクリート躯体21(上記の躯体本体2に相当)の表面に水平スリット状の多数の下穴22を分散させて研削する下穴研削工程(同図(b)参照)と、研削した多数の下穴22に、樹脂接着剤32をそれぞれ注入する接着剤注入工程(同図(c)参照)と、接着剤注入工程の後、多数の下穴22に、環状の形態を有するリング状アンカー33を、モルタル24の厚み内に納まるように一部を突出させてそれぞれ装着するアンカー施工工程(同図(d)参照)と、を備えている。
すなわち、この実施形態では、ネジ式アンカー23や打込み式アンカー28に代えてリング状アンカー33を用いるようにしている。この場合のリング状アンカー33は、上記のものように方形でもよいが、円形のものを用いている。そして、下穴研削工程では、例えばコンクリートカッタ35を用いて、水平スリット状であって円弧状に研削した下穴22を形成する(形成パターンは、図6(a)参照)。この場合、下穴22は、リング状アンカー33の1/2から2/3程度が埋め込まれる深さとする。接着剤注入工程では、樹脂注入ポンプ36等により各下穴22に樹脂接着剤32を注入する。アンカー施工工程では、樹脂接着剤32が硬化する前に、下穴22にリング状アンカー33を嵌め込むようにして装着する。そして、樹脂接着剤32が硬化することで、モルタル塗付け用下地が完成する。
これにより、多数のリング状アンカー33を、モルタル24の厚み内に納まるように突出させてそれぞれ埋め込んだコンクリート躯体21を、いわゆる後付けにより、簡単に形成することができる。なお、リング状アンカー33は、ステンレスや樹脂(ガラス繊維或いはカーボン繊維を主体とする。)で形成されていることが、好ましい。
本発明の実施形態に係るコンクリート躯体の断面図である。 実施形態に係るコンクリート躯体の施工方法の説明図である。 上記コンクリート躯体の施工方法の変形例の説明図である。 実施形態に係るタイルの手張り工法に用いるアンカータイルの断面図である。 実施形態に係るタイルの手張り工法の説明図である。 第2実施形態に係るコンクリート躯体の部分斜視図である。 第2実施形態に係るコンクリート躯体の施工方法の説明図である。 実施形態に係るモルタル塗付け用下地の施工方法の説明図である。 第2実施形態に係るモルタル塗付け用下地の施工方法の説明図である。 上記両モルタル塗付け用下地の施工方法の変形例の説明図である。 第3実施形態に係るモルタル塗付け用下地の施工方法の説明図である。
符号の説明
1 コンクリート躯体 2 躯体本体
3 アンカーピン 3a 頭部
3b 軸部 4 モルタル
5 リング状アンカー 5a 一部
6 コンクリート用型枠 7 固定穴
8 コンクリート 9 スペーサ
12 タイル 13 貫通穴
13b 座ぐり穴 14 タイル用アンカーピン
14a 頭部 14b 軸部
15 アンカータイル 21 コンクリート躯体
22 下穴 23 ネジ式アンカー
23a 頭部 23b 軸部
24 モルタル 28 打込み式アンカー
28a 頭部 28b 軸部
30 平棒 32 樹脂接着剤
33 リング状アンカー

Claims (12)

  1. 表面にモルタルの塗付けを行うコンクリート躯体であって、
    前記モルタルをコンクリートの躯体本体にアンカリングする多数のアンカーを、前記モルタルの厚み内に納まるようにその一部を突出させてそれぞれ埋め込んだことを特徴とするコンクリート躯体。
  2. 前記各アンカーは、頭部付きのアンカーピンで構成され、
    前記頭部側を突出させて埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート躯体。
  3. 前記アンカーは、環状の形態を有するリング状アンカーで構成され、
    その一部を突出させて埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート躯体。
  4. 請求項1に記載のコンクリート躯体の表面に、前記モルタルを介してタイルを手張りするタイルの手張り工法であって、
    中央部に座ぐり穴付きの貫通穴を備えたタイルと、前記座ぐり穴に嵌合する頭部を有し前記貫通穴に装着されるアンカーと、を用い、
    前記コンクリート躯体の表面にモルタルを塗付けるモルタル塗付け工程と、
    前記タイルを前記モルタル上に手張りするタイル張り工程と、
    前記タイル張り工程の後、前記タイルを貫通させて前記アンカーピンを前記モルタルにアンカリングするアンカーピン装着工程と、を備えたことを特徴とするタイルの手張り工法。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載のコンクリート躯体を施工するためのコンクリート躯体の施工方法であって、
    施工前のコンクリート用型枠の内側に、多数の固定穴を分散させて形成する固定穴形成工程と、
    前記多数の固定穴に、コンクリートの躯体本体にアンカリングされる前記アンカーをそれぞれ装着するアンカーセット工程と、
    前記アンカーセット工程の後、前記コンクリート用型枠を組み上げる型枠施工工程と、
    前記型枠施工工程の後、前記コンクリート用型枠内に前記躯体本体のためのコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、
    前記コンクリートの硬化後、前記コンクリート用型枠を取り外す型枠除去工程と、を備えたことを特徴とするコンクリート躯体の施工方法。
  6. 請求項1ないし3のいずれかに記載のコンクリート躯体を施工するためのコンクリート躯体の施工方法であって、
    施工前のコンクリート用型枠の内側に、多数の固定穴を分散させて形成する固定穴形成工程と、
    前記固定穴形成工程の後、前記コンクリート用型枠を組み上げる型枠施工工程と、
    前記型枠施工工程の後、前記多数の固定穴に、コンクリートの躯体本体にアンカリングされる前記アンカーをそれぞれ装着するアンカーセット工程と、
    前記アンカーセット工程の後、前記コンクリート用型枠内に前記躯体本体のためのコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、
    前記コンクリートの硬化後、前記コンクリート用型枠を取り外す型枠除去工程と、を備えたことを特徴とするコンクリート躯体の施工方法。
  7. 前記アンカーセット工程において、前記各アンカーと共に、前記各固定穴の前記アンカー以外の部分を穴埋めするスペーサを装着することを特徴とする請求項5または6に記載のコンクリート躯体の施工方法。
  8. 前記スペーサは、発泡スチロールで構成されていることを特徴とする請求項7に記載のコンクリート躯体の施工方法。
  9. コンクリート躯体の表面にモルタル塗付け用の下地を形成するモルタル塗付け用下地の施工方法であって、
    前記コンクリート躯体の表面に多数の下穴を分散させて穿孔する下穴穿孔工程と、
    穿孔した前記多数の下穴に、頭部付きであってネジ式のアンカーを、前記モルタルの厚み内に納まるように頭部側を突出させてそれぞれねじ込むアンカー施工工程と、を備えたことを特徴とするモルタル塗付け用下地の施工方法。
  10. コンクリート躯体の表面にモルタル塗付け用の下地を形成するモルタル塗付け用下地の施工方法であって、
    前記コンクリート躯体の表面に多数の下穴を分散させて穿孔する下穴穿孔工程と、
    穿孔した前記多数の下穴に、頭部付きであって打込み式のアンカーを、前記モルタルの厚み内に納まるように頭部側を突出させてそれぞれ打ち込むアンカー施工工程と、を備えたことを特徴とするモルタル塗付け用下地の施工方法。
  11. 多数の前記アンカーのうち、横並びとなる複数の前記アンカーの頭部間にそれぞれ渡すように平棒を取り付ける平棒を取付け工程を、更に備えたことを特徴とする請求項9または10に記載のモルタル塗付け用下地の施工方法。
  12. コンクリート躯体の表面にモルタル塗付け用の下地を形成するモルタル塗付け用下地の施工方法であって、
    前記コンクリート躯体の表面に水平スリット状の多数の下穴を分散させて研削する下穴研削工程と、
    研削した前記多数の下穴に、樹脂接着剤をそれぞれ注入する接着剤注入工程と、樹脂
    前記接着剤注入工程の後、前記多数の下穴に、環状の形態を有するリング状アンカーを、前記モルタルの厚み内に納まるように一部を突出させてそれぞれ装着するアンカー施工工程と、を備えたことを特徴とするモルタル塗付け用下地の施工方法。
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