JP2008308927A - コンクリート躯体、タイルの手張り工法、コンクリート躯体の施工方法およびモルタル塗付け用下地の施工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表面にモルタル4の塗付けを行うコンクリート躯体1であって、モルタル4をコンクリートの躯体本体2にアンカリングする多数のアンカー3を、モルタル4の厚み内に納まるように頭部3a側を突出させてそれぞれ埋め込んだものであり、このコンクリート躯体1は、いわゆる型枠先付け工法により施工される。
【選択図】図1
Description
丸一俊雄・藤井銛純著 「最新 タイル工事施工マニアル」井上書院 1996年
3 アンカーピン 3a 頭部
3b 軸部 4 モルタル
5 リング状アンカー 5a 一部
6 コンクリート用型枠 7 固定穴
8 コンクリート 9 スペーサ
12 タイル 13 貫通穴
13b 座ぐり穴 14 タイル用アンカーピン
14a 頭部 14b 軸部
15 アンカータイル 21 コンクリート躯体
22 下穴 23 ネジ式アンカー
23a 頭部 23b 軸部
24 モルタル 28 打込み式アンカー
28a 頭部 28b 軸部
30 平棒 32 樹脂接着剤
33 リング状アンカー
Claims (12)
- 表面にモルタルの塗付けを行うコンクリート躯体であって、
前記モルタルをコンクリートの躯体本体にアンカリングする多数のアンカーを、前記モルタルの厚み内に納まるようにその一部を突出させてそれぞれ埋め込んだことを特徴とするコンクリート躯体。 - 前記各アンカーは、頭部付きのアンカーピンで構成され、
前記頭部側を突出させて埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート躯体。 - 前記アンカーは、環状の形態を有するリング状アンカーで構成され、
その一部を突出させて埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート躯体。 - 請求項1に記載のコンクリート躯体の表面に、前記モルタルを介してタイルを手張りするタイルの手張り工法であって、
中央部に座ぐり穴付きの貫通穴を備えたタイルと、前記座ぐり穴に嵌合する頭部を有し前記貫通穴に装着されるアンカーと、を用い、
前記コンクリート躯体の表面にモルタルを塗付けるモルタル塗付け工程と、
前記タイルを前記モルタル上に手張りするタイル張り工程と、
前記タイル張り工程の後、前記タイルを貫通させて前記アンカーピンを前記モルタルにアンカリングするアンカーピン装着工程と、を備えたことを特徴とするタイルの手張り工法。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のコンクリート躯体を施工するためのコンクリート躯体の施工方法であって、
施工前のコンクリート用型枠の内側に、多数の固定穴を分散させて形成する固定穴形成工程と、
前記多数の固定穴に、コンクリートの躯体本体にアンカリングされる前記アンカーをそれぞれ装着するアンカーセット工程と、
前記アンカーセット工程の後、前記コンクリート用型枠を組み上げる型枠施工工程と、
前記型枠施工工程の後、前記コンクリート用型枠内に前記躯体本体のためのコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、
前記コンクリートの硬化後、前記コンクリート用型枠を取り外す型枠除去工程と、を備えたことを特徴とするコンクリート躯体の施工方法。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のコンクリート躯体を施工するためのコンクリート躯体の施工方法であって、
施工前のコンクリート用型枠の内側に、多数の固定穴を分散させて形成する固定穴形成工程と、
前記固定穴形成工程の後、前記コンクリート用型枠を組み上げる型枠施工工程と、
前記型枠施工工程の後、前記多数の固定穴に、コンクリートの躯体本体にアンカリングされる前記アンカーをそれぞれ装着するアンカーセット工程と、
前記アンカーセット工程の後、前記コンクリート用型枠内に前記躯体本体のためのコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、
前記コンクリートの硬化後、前記コンクリート用型枠を取り外す型枠除去工程と、を備えたことを特徴とするコンクリート躯体の施工方法。 - 前記アンカーセット工程において、前記各アンカーと共に、前記各固定穴の前記アンカー以外の部分を穴埋めするスペーサを装着することを特徴とする請求項5または6に記載のコンクリート躯体の施工方法。
- 前記スペーサは、発泡スチロールで構成されていることを特徴とする請求項7に記載のコンクリート躯体の施工方法。
- コンクリート躯体の表面にモルタル塗付け用の下地を形成するモルタル塗付け用下地の施工方法であって、
前記コンクリート躯体の表面に多数の下穴を分散させて穿孔する下穴穿孔工程と、
穿孔した前記多数の下穴に、頭部付きであってネジ式のアンカーを、前記モルタルの厚み内に納まるように頭部側を突出させてそれぞれねじ込むアンカー施工工程と、を備えたことを特徴とするモルタル塗付け用下地の施工方法。 - コンクリート躯体の表面にモルタル塗付け用の下地を形成するモルタル塗付け用下地の施工方法であって、
前記コンクリート躯体の表面に多数の下穴を分散させて穿孔する下穴穿孔工程と、
穿孔した前記多数の下穴に、頭部付きであって打込み式のアンカーを、前記モルタルの厚み内に納まるように頭部側を突出させてそれぞれ打ち込むアンカー施工工程と、を備えたことを特徴とするモルタル塗付け用下地の施工方法。 - 多数の前記アンカーのうち、横並びとなる複数の前記アンカーの頭部間にそれぞれ渡すように平棒を取り付ける平棒を取付け工程を、更に備えたことを特徴とする請求項9または10に記載のモルタル塗付け用下地の施工方法。
- コンクリート躯体の表面にモルタル塗付け用の下地を形成するモルタル塗付け用下地の施工方法であって、
前記コンクリート躯体の表面に水平スリット状の多数の下穴を分散させて研削する下穴研削工程と、
研削した前記多数の下穴に、樹脂接着剤をそれぞれ注入する接着剤注入工程と、樹脂
前記接着剤注入工程の後、前記多数の下穴に、環状の形態を有するリング状アンカーを、前記モルタルの厚み内に納まるように一部を突出させてそれぞれ装着するアンカー施工工程と、を備えたことを特徴とするモルタル塗付け用下地の施工方法。
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