JP7002069B2 - タイル、タイル固定用の金具、該金具の固定方法、タイルの施工方法及びpcコンクリート板の製造方法 - Google Patents
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本適用例に係るタイルの一態様は、
裏面に設けられた溝と、
前記溝に固定された金具と、
を含み、
前記金具は、スリットを挟んで設けられた2つの接触部と、2つの前記接触部を連結する連結部と、を含み、
前記接触部は、前記接触部に沿って延びる補強部を含み、
前記金具は、2つの前記接触部が前記溝の対向する2つの側面に接触し、前記スリットに変形防止部材が配置されて2つの前記接触部が互いに近接する方向へ移動することが制限されたことを特徴とする。
本適用例に係るタイルの一態様において、
前記変形防止部材は、接着剤であることができる。
本適用例に係るタイルの一態様において、
前記変形防止部材は、2つの前記接触部に固定された金属製又は合成樹脂製の部材であることができる。
本適用例に係るタイルの一態様において、
前記連結部は、前記裏面から突出しない状態で前記溝に収容されることができる。
本適用例に係るタイルの一態様において、
前記金具は、前記連結部に隣接し、前記金具を屈曲する屈曲部をさらに含み、
前記金具が前記屈曲部で屈曲された状態で、前記連結部が前記裏面から突出することができる。
本適用例に係るタイルの一態様は、
裏面に設けられた溝と、
前記溝に固定された金具と、
を含み、
前記金具は、前記溝の対向する2つの側面に接触する2つの接触部と、前記接触部から前記金具の長手方向に延びる脱落防止部と、2つの前記接触部の間で前記接触部と一体に形成された変形防止部と、を含み、
前記接触部は、前記接触部に沿って延びる補強部を含み、
前記脱落防止部は、前記補強部が形成されていない部分で前記脱落防止部を屈曲させることで前記裏面から前記脱落防止部の少なくとも一部が突出可能な長さを有し、
前記変形防止部は、前記接触部が前記側面に接触した状態で、2つの前記接触部が互いに近接する方向へ移動することを制限することを特徴とする。
本適用例に係るタイル固定用の金具の一態様は、
タイルの裏面の溝に固定する金具であって、
前記溝の対向する2つの側面に接触する2つの接触部と、
2つの前記接触部の間に形成され、かつ、2つの前記接触部が互いに近接する方向への移動を許容するスリットと、
2つの前記接触部を連結する連結部と、
2つの前記接触部と前記連結部との間に設けられた屈曲部と、
前記金具に対し着脱可能な変形防止部材と、
を含み、
2つの前記連結部は、前記屈曲部で前記金具を屈曲させることで前記裏面から前記連結部の少なくとも一部が突出可能な長さを有し、
前記変形防止部材は、前記スリットに配置されて前記接触部に固定されることで2つの前記接触部が互いに近接する方向へ移動することを制限することを特徴とする。
本適用例に係るタイル固定用の金具の一態様は、
タイルの裏面の溝に固定する金具であって、
前記溝の対向する2つの側面に接触する2つの接触部と、
2つの前記接触部の間に形成され、かつ、2つの前記接触部が互いに近接する方向への移動を許容するスリットと、
2つの前記接触部を連結する連結部と、
を含み、
前記接触部は、前記接触部に沿って延びる補強部を含み、
2つの前記連結部は、前記補強部が形成されていない部分で前記金具を屈曲させることで前記裏面から前記連結部の少なくとも一部が突出可能な長さを有することを特徴とする。
本適用例に係るタイル固定用の金具の一態様おいて、
2つの前記連結部は、前記金具を前記溝に装着するために2つの前記接触部が互いに近接する方向へ弾性変形可能であることができる。
本適用例に係るタイル固定用の金具の一態様において、
前記接触部は、前記金具の長手方向に沿って形成されてもよい。
本適用例に係る金具の固定方法の一態様は、
適用例7~10の前記金具を、前記タイルに固定する固定方法であって、
2つの前記接触部が近接するように前記金具を弾性変形させて前記溝の中に配置し、
前記溝の中で2つの前記接触部が離間するように前記金具が復元して前記溝の対向する2つの前記側面に2つの前記接触部が接触し、
前記スリットの幅を埋めるように変形防止部材を充填して前記金具を前記溝に固定することを特徴とする。
本適用例に係る金具の固定方法の一態様において、
前記変形防止部材は、前記スリットの幅を埋めるように充填し、前記スリットの幅を埋めたまま硬化することができる。
適用例7の前記金具を、前記タイルに固定する固定方法であって、
前記金具を前記溝の中に配置し、
前記溝の中で2つの接触部が離間するように前記金具を変形させて、前記溝の対向する2つの前記側面に2つの前記接触部を接触させ、
前記スリットに前記変形防止部材を配置して、前記変形防止部材を前記接触部に固定することで、2つの前記接触部の前記近接する方向への移動を制限すると共に、前記金具を前記溝に固定することを特徴とする。
[適用例14]
本適用例に係るタイルの施工方法は、
前記金具の固定方法によって得られた前記タイルの前記裏面から前記連結部が突出するように前記金具を屈曲し、
前記タイルを、壁面側のモルタルに前記連結部が埋設されるように、前記壁面に貼り付けることを特徴とする。
[適用例15]
本適用例に係るPCコンクリート板の製造方法は、前記金具の固定方法によって得られた前記タイルの前記裏面から前記連結部が突出するように前記金具を屈曲し、
前記裏面を上にして複数の前記タイルを並べ、前記裏面側にコンクリートを打設して前記タイルと一体化したPCコンクリート板を製造することを特徴とする。
本適用例に係るタイル固定用の金具の一態様は、
タイルの裏面の溝に固定する金具であって、
前記溝の対向する2つの側面に接触する2つの接触部と、
前記接触部から前記金具の長手方向に延びる脱落防止部と、
2つの前記接触部の間で前記接触部と一体に形成された変形防止部と、
を含み、
前記接触部は、前記接触部に沿って延びる補強部を含み、
前記脱落防止部は、前記補強部が形成されていない部分で前記脱落防止部を屈曲させることで前記裏面から前記脱落防止部の少なくとも一部が突出可能な長さを有し、
前記変形防止部は、前記接触部が前記側面に接触した状態で、2つの前記接触部が互いに近接する方向へ移動することを制限することを特徴とする。
適用例16の前記金具を、前記タイルに固定する固定方法であって、
前記金具を前記溝の中に配置し、
前記溝の中で2つの前記接触部が離間するように前記金具を変形させて、前記溝の対向する2つの前記側面に2つの前記接触部を接触させ、
前記変形防止部が2つの前記接触部の前記近接する方向への移動を制限することで、前記金具を前記溝に固定することを特徴とする。
本適用例に係るタイルの施工方法の一態様は、
前記金具の固定方法によって得られた前記タイルの前記裏面から前記脱落防止部が突出するように前記金具を屈曲し、
前記タイルを、壁面側のモルタルに前記脱落防止部が埋設されるように、前記壁面に貼り付けることを特徴とする。
本適用例に係るPCコンクリート板の製造方法の一態様は、
前記金具の固定方法によって得られた前記タイルの前記裏面から前記脱落防止部が突出するように前記金具を屈曲し、
前記裏面を上にして複数の前記タイルを並べ、前記裏面側にコンクリートを打設して前記タイルと一体化したPCコンクリート板を製造することを特徴する。
まず、図1~図3を用いて、本実施の形態に係るタイル固定用の金具について説明する。図1は本実施の形態に係る金具40の平面図であり、図2は金具40の側面図であり、図3は金具の固定方法を説明する正面図である。
レスが好ましく、特にオーステナイト系ステンレス(例えばSUS304、SUS316等)が好ましい。
図2~図4を用いて、本実施形態に係るタイル10について説明する。図4は一実施形態に係るPCコンクリート板の製造方法を説明する斜視図であって、タイル10を裏面20側から見た斜視図と、その斜視図の一部を拡大して示している。
を有しているため、指やドライバーの先端等で持ち上げることができ、施工条件に合わせて適当な角度に設定することができる。
次に、図3及び図4を用いて、本実施形態に係る金具40の固定方法について説明する。図3では、左側の溝30において金具40の固定方法の工程を説明し、右側と中央の溝30において金具40を溝30の中に押し込む工程の他の態様について説明する。なお、図3における金具40は、図1におけるIII-III断面図であり、接触部44a,44bの状態がわかるようにしている。
が確実に固定される。
次に、図4及び図5を用いて、PCコンクリート板80の製造方法について説明する。図4は一実施形態に係るPCコンクリート板80の製造方法を説明する斜視図であり、図5は一実施形態に係るPCコンクリート板80の側面図である。本実施形態におけるPCコンクリート板80は、コンクリート板に複数のタイル10が固着して一体化したものである。
図6を用いて本実施形態に係るタイル10の施工方法について説明する。図6は、一実施形態に係るタイル10の施工方法を説明する側面図である。本実施形態におけるタイル10の施工方法は、コンクリート壁面等にタイル10を施工する方法である。
図7を用いて、変形例1に係る金具40aについて説明する。図7は、変形例1に係る金具40aの側面図である。金具40aの基本的構成は図1~図3の金具40の構成と同様であるので、重複する構成には同じ符号を付して説明を省略する。
ような貼付剤やコンクリートと強固に接合され、タイル10の脱落を防止できる。
図8を用いて、変形例2に係る金具40bについて説明する。図8は、変形例2に係る金具40bの平面図である。金具40bの基本的構成は図1~図3の金具40の構成と同様であるので、重複する構成には同じ符号を付して説明を省略する。
図9及び図10を用いて、変形例3に係る金具40cについて説明する。図9は、変形例3に係る金具40cの斜視図であり、図10は、変形例3に係る金具40cを溝30に固定する方法を説明する断面図である。図10における金具40cは図9のA-A断面で示す。溝30及び金具40cの基本的構成は図1~図3の溝30及び金具40の構成と同様であるので、重複する構成には同じ符号を付して説明を省略する。
図9及び図10に示すように、タイル固定用の金具40cは、タイル10の裏面20の溝30に固定する金具40cであって、溝30の対向する2つの側面34a,34bに接触する2つの接触部44a,44bと、2つの接触部44a,44bの間に形成され、かつ、2つの接触部44a,44bが互いに近接する方向への移動を許容するスリット42と、2つの接触部44a,44bを連結する連結部46a,46bと、を含む。接触部44a,44bは、接触部44a,44bに沿って延びる補強部440a,440bを含む。2つの連結部46a,46bは、補強部440a,440bが形成されていない部分で金具40cを屈曲させることで裏面20から連結部46a,46bの少なくとも一部が突出可能な長さを有する。
立上る面を有する。補強部440a,440bは、接触部44a,44bに対し90度の角度で屈曲して形成される。この屈曲角度は、連結部46a,46bを裏面20側へ曲げる際に接触部44a,44bが変形しない強度を与えることができる範囲で適宜設定できる。金具40cが金属板を打ち抜き加工して得られる場合には、曲げ加工により補強部440a,440bを形成してもよい。
図10を用いて、金具40cを、タイル10に固定する固定方法について説明する。
共に、金具40cを溝30に固定するため、金具40cを溝30に確実に固定することができる。
図10に示すように、タイル10は、溝30に金具40cを収容する。連結部46a,46bを屈曲させることで裏面20から連結部46a,46b(図10では一点鎖線で示した)の一部を突出させることができる。突出した部分が建物の壁面のモルタルに埋設されて、タイル10を壁面に確実に貼り付けることができる。
図11及び図12を用いて、変形例4に係る金具40dについて説明する。図11は、変形例4に係る金具40dの斜視図であり、図12は、変形例4に係る金具40dを溝30に固定する方法を説明する断面図である。図12における金具40dは図11のB-B断面で示す。溝30及び金具40dの基本的構成は図1~図3の溝30及び金具40の構成と同様であるので、重複する構成には同じ符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、タイル固定用の金具40dは、タイル10の裏面20の溝30に固定する金具40dであって、溝30の対向する2つの側面34a,34bに接触する2つの接触部44a,44bと、接触部44a,44bから金具40dの長手方向に延びる脱落防止部としての連結部46a,46bと、2つの接触部44a,44bの間で接触部44a,44bと一体に形成された変形防止部62a,62bと、を含む。
第4幅L4であり、溝30の開口幅と同じかわずかに狭い。溝30に配置しやすくするためである。第3部分448a,448bの先端は、溝30内に配置されて、所定操作の後に、側面34a,34bに接触する。
図12を用いて金具40dを、タイル10に固定する固定方法について説明する。
えることにより押し広げて平らにすることで行う。完全に平らにしなくてもよいし、反対側にわずかに屈曲(反転)させてもよい。押し広げられた変形防止部62a,62bは、矢印Pの負荷を取り除いても屈曲状態に復元しない。
金具40dが取り付けられたタイル10について説明する。
図13及び図14を用いて、変形例5に係る金具40eについて説明する。図13は、変形例5に係る金具40eの変形前の斜視図であり、図14は、変形例5に係る金具40eの変形後の斜視図である。溝30及び金具40eの基本的構成は図1~図3の溝30及び金具40の構成と同様であるので、重複する構成には同じ符号を付して説明を省略する。
Claims (19)
- 裏面に設けられた溝と、
前記溝に固定された金具と、
を含み、
前記金具は、スリットを挟んで設けられた2つの接触部と、2つの前記接触部を連結する連結部と、を含み、
前記接触部は、前記接触部に沿って延びる補強部を含み、
前記金具は、2つの前記接触部が前記溝の対向する2つの側面に接触し、前記スリットに変形防止部材が配置されて2つの前記接触部が互いに近接する方向へ移動することが制限されたことを特徴とする、タイル。 - 請求項1において、
前記変形防止部材は、接着剤であることを特徴とする、タイル。 - 請求項1又は2において、
前記変形防止部材は、2つの前記接触部に固定された金属製又は合成樹脂製の部材であることを特徴とする、タイル。 - 請求項1~3のいずれか1項において、
前記連結部は、前記裏面から突出しない状態で前記溝に収容されたことを特徴とする、
タイル。 - 請求項1~3のいずれか1項において、
前記金具は、前記連結部に隣接し、前記金具を屈曲する屈曲部をさらに含み、
前記金具が前記屈曲部で屈曲された状態で、前記連結部が前記裏面から突出していることを特徴とする、タイル。 - 裏面に設けられた溝と、
前記溝に固定された金具と、
を含み、
前記金具は、前記溝の対向する2つの側面に接触する2つの接触部と、前記接触部から前記金具の長手方向に延びる脱落防止部と、2つの前記接触部の間で前記接触部と一体に形成された変形防止部と、を含み、
前記接触部は、前記接触部に沿って延びる補強部を含み、
前記脱落防止部は、前記補強部が形成されていない部分で前記脱落防止部を屈曲させることで前記裏面から前記脱落防止部の少なくとも一部が突出可能な長さを有し、
前記変形防止部は、前記接触部が前記側面に接触した状態で、2つの前記接触部が互いに近接する方向へ移動することを制限することを特徴とする、タイル。 - タイルの裏面の溝に固定する金具であって、
前記溝の対向する2つの側面に接触する2つの接触部と、
2つの前記接触部の間に形成され、かつ、2つの前記接触部が互いに近接する方向への移動を許容するスリットと、
2つの前記接触部を連結する連結部と、
2つの前記接触部と前記連結部との間に設けられた屈曲部と、
前記金具に対し着脱可能な変形防止部材と、
を含み、
2つの前記連結部は、前記屈曲部で前記金具を屈曲させることで前記裏面から前記連結部の少なくとも一部が突出可能な長さを有し、
前記変形防止部材は、前記スリットに配置されて前記接触部に固定されることで2つの前記接触部が互いに近接する方向へ移動することを制限することを特徴とする、タイル固定用の金具。 - タイルの裏面の溝に固定する金具であって、
前記溝の対向する2つの側面に接触する2つの接触部と、
2つの前記接触部の間に形成され、かつ、2つの前記接触部が互いに近接する方向への移動を許容するスリットと、
2つの前記接触部を連結する連結部と、
を含み、
前記接触部は、前記接触部に沿って延びる補強部を含み、
2つの前記連結部は、前記補強部が形成されていない部分で前記金具を屈曲させることで前記裏面から前記連結部の少なくとも一部が突出可能な長さを有することを特徴とする、タイル固定用の金具。 - 請求項7又は8において、
2つの前記連結部は、前記金具を前記溝に装着するために2つの前記接触部が互いに近接する方向へ弾性変形可能であることを特徴とする、タイル固定用の金具。 - 請求項7~9のいずれか1項において、
前記接触部は、前記金具の長手方向に沿って形成されることを特徴とする、タイル固定
用の金具。 - 請求項7~10のいずれか1項の前記金具を、前記タイルに固定する固定方法であって、
2つの前記接触部が近接するように前記金具を弾性変形させて前記溝の中に配置し、
前記溝の中で2つの前記接触部が離間するように前記金具が復元して前記溝の対向する2つの前記側面に2つの前記接触部が接触し、
前記スリットの幅を埋めるように変形防止部材を充填して前記金具を前記溝に固定することを特徴とする、金具の固定方法。 - 請求項11において、
前記変形防止部材は、前記スリットの幅を埋めるように充填し、前記スリットの幅を埋めたまま硬化することを特徴とする、金具の固定方法。 - 請求項7の前記金具を、前記タイルに固定する固定方法であって、
前記金具を前記溝の中に配置し、
前記溝の中で2つの接触部が離間するように前記金具を変形させて、前記溝の対向する2つの前記側面に2つの前記接触部を接触させ、
前記スリットに前記変形防止部材を配置して、前記変形防止部材を前記接触部に固定することで、2つの前記接触部の前記近接する方向への移動を制限すると共に、前記金具を前記溝に固定することを特徴とする、金具の固定方法。 - 請求項11~13のいずれか1項の前記金具の固定方法によって得られた前記タイルの前記裏面から前記連結部が突出するように前記金具を屈曲し、
前記タイルを、壁面側のモルタルに前記連結部が埋設されるように、前記壁面に貼り付けることを特徴とする、タイルの施工方法。 - 請求項11~13のいずれか1項の前記金具の固定方法によって得られた前記タイルの前記裏面から前記連結部が突出するように前記金具を屈曲し、
前記裏面を上にして複数の前記タイルを並べ、前記裏面側にコンクリートを打設して前記タイルと一体化したPCコンクリート板を製造することを特徴とする、PCコンクリート板の製造方法。 - タイルの裏面の溝に固定する金具であって、
前記溝の対向する2つの側面に接触する2つの接触部と、
前記接触部から前記金具の長手方向に延びる脱落防止部と、
2つの前記接触部の間で前記接触部と一体に形成された変形防止部と、
を含み、
前記接触部は、前記接触部に沿って延びる補強部を含み、
前記脱落防止部は、前記補強部が形成されていない部分で前記脱落防止部を屈曲させることで前記裏面から前記脱落防止部の少なくとも一部が突出可能な長さを有し、
前記変形防止部は、前記接触部が前記側面に接触した状態で、2つの前記接触部が互いに近接する方向へ移動することを制限することを特徴とする、タイル固定用の金具。 - 請求項16の前記金具を、前記タイルに固定する固定方法であって、
前記金具を前記溝の中に配置し、
前記溝の中で2つの前記接触部が離間するように前記金具を変形させて、前記溝の対向する2つの前記側面に2つの前記接触部を接触させ、
前記変形防止部が2つの前記接触部の前記近接する方向への移動を制限することで、前記金具を前記溝に固定することを特徴とする、金具の固定方法。 - 請求項17の前記金具の固定方法によって得られた前記タイルの前記裏面から前記脱落防止部が突出するように前記金具を屈曲し、
前記タイルを、壁面側のモルタルに前記脱落防止部が埋設されるように、前記壁面に貼り付けることを特徴とする、タイルの施工方法。 - 請求項17の前記金具の固定方法によって得られた前記タイルの前記裏面から前記脱落防止部が突出するように前記金具を屈曲し、
前記裏面を上にして複数の前記タイルを並べ、前記裏面側にコンクリートを打設して前記タイルと一体化したPCコンクリート板を製造することを特徴とする、PCコンクリート板の製造方法。
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