JP2002201287A - 充填材入りポリテトラフルオロエチレン成形用粉末の製造方法 - Google Patents

充填材入りポリテトラフルオロエチレン成形用粉末の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細なポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)粉末と充填材から、造粒によって平均粒径が小
さくかつ粒度分布が狭い充填材入りPTFE成形用粉末
を製造する方法を提供する。 【解決手段】 平均粒径100μm以下のポリテトラフ
ルオロエチレン粉末と充填材を水不溶性有機液体中で撹
拌してスラリーとし、これを粒径200〜1000μm
の粗粒子として成形押出しし、さらに水中で撹拌して整
粒することを特徴とするポリテトラフルオロエチレン成
形用粉末の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細なポリテトラ
フルオロエチレン(以下、PTFEという)粉末と充填
材から、造粒によって平均粒径が小さくかつ粒度分布が
狭い充填材入りPTFE成形用粉末を製造する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】PTFE粉末は、融点以上の温度におい
ても流動性が乏しいため、それを成形するに際しては圧
縮予備成形・焼成という方法が採られている。このため
PTFE成形用粉末自体の性質が、該粉末の成形性や該
粉末から得られる成形品の物性に大きな影響を与える。
そこでPTFE成形用粉末に要求される特性として、金
型へ充填し易いよう粉末流動性が良いこと、できるだけ
小さな金型で圧縮予備成形ができるように見掛密度が大
きいこと、できるだけ小さな予備成形圧力によって緻密
な成形品が得られるよう粉末の一次粒子の粒径ができる
だけ小さいことなどが要求されている。
【0003】このような特性を得る方法として、従来、
懸濁重合法により得られるPTFE粗粒子を微粉砕し、
次いでこれを造粒し二次粒子を形成させることが提案さ
れている。この造粒方法の主なものは、水に不溶性又は
難溶性の有機液体と水との混合液体中に上記微粉砕PT
FE粉末を添加し、0〜100℃の温度で撹拌する方法
(特公昭44−22619号公報)と上記微粉砕PTF
E粉末に有機液体を噴霧しながら当該粉末に転動作用と
解砕作用を与えて造粒する方法(特公昭43−6290
号公報)との二つに大きく分けられる。
【0004】しかしながら、前者の方法は水に不溶性の
有機液体としてトリクロロトリフルオロエタン等の有機
液体を使用するため環境汚染問題等があり、近年はこの
方法を忌避する傾向がある。さらにこの方法では造粒粉
末から充填材が脱離し易いという問題がある。一方、後
者の方法は有機液体を比較的自由に選択できるため、塩
素系有機液体に起因する環境汚染問題を回避することは
できるが、得られる造粒粉末は、前者の方法によって得
られる造粒粉末に比べて見掛密度及び粉末流動性が低い
という問題がある。
【0005】またこれらいずれの方法においても平均粒
径が小さくかつ粒度分布が狭い充填材入りPTFE成形
用粉末は得られていない。近年リサイクルなどの環境問
題より成形後の切削ロスを最小限にする必要があり、で
きるだけ最終製品に近い金型で成形することが要求され
ている。そのためとくにスリット幅の狭い成形金型によ
る成形が必要な場合は、上記方法で製造されたPTFE
粉末を篩にかけて粒径の小さな粉末のみ取り出して成形
するなどの処理が行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、このような篩い分けを行う必要がなく、造粒によっ
て直接上記成形に使用することが可能な流動性、成形性
に優れた充填材入りPTFE成形用粉末を製造する方法
を提供することにある。本発明の目的はまた、PTFE
と充填材の脱離がなく、かつ得られる粉末の粒径コント
ロールが容易であり、また粒度分布が狭い充填材入りP
TFE成形用粉末を製造する方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明によれ
ば、平均粒径100μm以下のPTFE粉末と充填材を
水不溶性有機液体中で撹拌してスラリーとし、これを粒
径200〜1000μmの粗粒子として成形押出しし、
さらに水中で撹拌して整粒することを特徴とするPTF
E成形用粉末の製造方法が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるPTFE原料
粉末は、平均粒径が100μm以下、好ましくは5〜1
00μm、とくに好ましくは10〜50μmのものであ
り、一般には懸濁重合法によって得られるテトラフルオ
ロエチレン(以下、TFEという)単独重合体、あるい
はTFEと共重合可能な単量体を2重量%以下、好まし
くは1重量%以下を共重合したTFE共重合体の粗粉末
を微粉砕することによって得ることができる。平均粒径
が100μmを越えるような粉末から得られる造粒粉末
は粉末流動性や見掛密度が劣り、気孔の多い成形品がで
き易いので好ましくない。
【0009】上記TFE共重合体における共重合可能な
単量体としては、ヘキサフルオロプロピレンで代表され
る炭素数3以上のパーフルオロアルケンやパーフルオロ
(メチルビニルエーテル)、パーフルオロ(エチルビニ
ルエーテル)、パーフルオロ(プロピルビニルエーテ
ル)などのパーフルオロ(アルキルビニルエーテル)な
どを挙げることができる。
【0010】本発明において使用される充填材にはとく
に限定はなく、通常成形用PTFE粉末と混合使用され
ているものであれば如何なるものでもよい。具体的に
は、ガラス、カーボン、グラファイト、アルミナ、マイ
カ、炭化珪素、窒化硼素、酸化チタン、ブロンズ、金、
銀、銅、ニッケル、ステンレス、二硫化モリブデンなど
の粉末または繊維状粉末などを例示することができる。
PTFEに対する充填材の配合量は、両者の合計量を1
00重量部とするときに5〜40重量部、とくに15〜
25重量部の範囲とするのが好ましい。
【0011】本発明で使用される水不溶性有機液体とし
ては、水に少量溶けるものであってもよいが、例えばヘ
キサン、灯油、シクロヘキサン、べンゼン、トルエン、
キシレンのような炭化水素類、ジエチルエーテル、ジプ
ロピルエーテルのようなエーテル類、メチレンクロライ
ド、ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、テトラク
ロロエチレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、フ
ルオロトリクロロメタン、フルオロジクロロエタン、ジ
クロロトリフルオロエタン、トリクロロトリフルオロエ
タン、ジフルオロテトラクロロエタン、ジクロロペンタ
フルオロプロパン、デカフルオロペンタンなどのハロゲ
ン化炭化水素、パーフルオロプロピルメチルエーテル、
パーフルオロブチルメチルエーテル、パーフルオロブチ
ルエチルエーテル、パーフルオロペンチルメチルエーテ
ル、パーフルオロペンチルエチルエーテルなどのフルオ
ロエーテルなどを挙げることができる。これらは勿論2
種以上混合して用いてもよく、また各種異性体がある場
合はそれぞれ単独であるいは混合物として使用すること
ができる。
【0012】これら水不溶性有機液体の中では、PTF
E粉末を湿潤し易くそれ故充填材との混合及び造粒が容
易になるところから、25℃における表面張力が25ダ
イン/cm以下のものが好ましい。またスラリー状態で
造粒機を通過する間の有機液体の揮発をできるだけ少な
くするために、沸点が40〜80℃、とくに50〜60
℃程度のものを選択することが望ましい。
【0013】本発明においては先ず上記水不溶性有機液
体中でPTFE粉末と充填材を撹拌することによってス
ラリーを形成させる。このときの水不溶性有機液体の使
用量は任意に選択することができるが、PTFE粉末と
充填材の合計量100重量部当り、100〜200重量
部程度の範囲が最適である。
【0014】充填材として親水性または半親水性のもの
を使用する場合には、PTFEに対する親和性を付与す
るため表面処理剤で表面処理したものを使用するかある
いはスラリー形成に際して親和性付与剤を添加しておく
ことが望ましい。このような目的に使用できる表面処理
剤乃至は親和性付与剤としては、アルコキシシラン結合
を有する化合物、とりわけアミノ基を有するアルコキシ
シラン化合物が好適である。具体的にはγ−アミノプロ
ピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−
γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β−ア
ミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシ
ラン、アミノフェニルトリエトキシシランのようなアミ
ノシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリ
エトキシシラン、p−クロロフェニルトリメトキシシラ
ン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキ
シシラン、ジフェニルシランジオールのようなフェニル
シラン、シリコーンオイルなどを挙げることができる。
またPTFEのディスパージョンもこのような目的に使
用することができ、造粒粉末からの充填材の脱離防止に
効果的である。
【0015】スラリー形成においてはとくに加温する必
要はなく、大気温近辺で行えばよい。また撹拌速度もと
くに高速にする必要がなく、装置によっても異なるが例
えば10〜100rpm程度で充分であり、また撹拌時
間も10分程度であれば充分である。
【0016】本発明においてはこのようなスラリーから
成形押出によって200〜1000μm程度の粒径の粗
粒子を得るものであって、スラリー状のPTFE混合物
が連続的あるいは断続的に押出されるものであればその
方法にはとくに限定はない。例えば放射状に取り付けら
れた2〜4個のローラーが公転しながら固定されたスク
リーンダイ(打ち抜き金網)上を摩擦抵抗によって自転
しかつスラリーをスクリーンダイの孔から下部に押出成
形される半乾式ロール型造粒機、スクリュー押出造粒
機、ギヤーロール押出造粒機などの市販の押出装置を用
いて造粒することができる。スクリーンの径の大きさを
適宜選択することにより所望粒径の粒子を得ることがで
きる。
【0017】このようにして得られる水不溶性有機液体
を包含するPTFE粒子は、次いで水中で撹拌下に整粒
され、流動し易いような丸みを帯びた形状に変形され
る。使用される水の量は、PTFE粒子100重量部当
り、100〜500重量部程度の範囲が適当である。得
られる造粒粒子の硬さ、表面状態、流動性などは、整粒
時の温度、時間、撹拌速度などによって若干異なってく
る。これらは処理槽の大きさや形状、あるいは使用した
水不溶性有機溶媒の種類等によっても異なるが、例え
ば、10〜70℃程度の温度、100〜1000rpm
で10〜180分程度の時間の撹拌を行えばよい。一般
には最初に低温で撹拌し、徐々に昇温して水不溶性溶媒
の蒸発除去を行うようにするのがよい。
【0018】上記方法により整粒後、分離乾燥して得ら
れるPTFE造粒粉末は、従来の固液混合造粒法で得ら
れたPTFE造粒粉末よりも粒度分布が狭く、流動性、
成形性に優れており、圧縮成形用原料として有用であ
る。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的にに説明
する。尚、実施例及び比較例において使用した原料及び
得られたPTFE成形用粉末の評価方法は以下の通りで
ある。
【0020】1 原料 (a)PTFE原料粉末:テフロン7−J(三井・デュ
ポンフロロケミカル社製) (b)充填材 コークス粉末:日本カーボン社製(平均粒径21μm) グラファイト粉末:オリエンタル産業社製(平均粒径2
1μm) (c)水不溶性有機液体 1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオ
ロプロパン:HCFC225cb(25℃における表面
張力16.7ダイン/cm、沸点56℃) 1,1,1,2,3,4,4,5,5,5−デカフルオ
ロペンタン:HFC43−10mee(25℃における
表面張力14.1ダイン/cm、沸点55℃、三井・デ
ュポンフロロケミカル社製) パークロロエチレン:PCE(20℃における表面張力
32.3ダイン/cm、沸点121.2℃) (d)親和性付与剤 シランカップリング剤:KBM−603(信越化学社
製) シリコーンオイル:SH−200信越化学社製) PTFEディスパージョン:固形分30wt%
【0021】2 物性評価方法 (a)平均粒径:セイシン企業社製RPS−95型によ
り測定 上から順に、14、16、20、28、35、48、7
0、100メッシュの標準篩を8段重ねて用い、各篩上
に残る粉末の重量を求め、この各重量に基づいて対数確
率紙上で、16重量%、50重量%及び84重量%の粒
径を求め、粒度分布の広狭の判断基準とした。また10
0メッシュパスの値を調べ、微粉の割合の尺度とした。 (b)見掛密度:ASTM D−1457に従い測定 (c)引張特性:造粒粉末を600kg/cm2で予備
成形し、380℃で30分間焼成し、厚さ2mmの平板
を得た。これからASTM D−638に従い試験片を
打ち抜き、伸び及び引張強度を測定した。 (d)収縮率:ASTM D−1457に従い比重測定
用サンプルを作成し、この周囲長と金型から収縮率を測
定した。
【0022】[実施例1]3Lの造粒槽にPTFE20
1g、コークス粉末93g、グラファイト粉末6g計3
00gを計量し、これにシランカップリング剤0.12
7g、シリコーンオイル0.06g及びPTFEディス
パージョン1.5gを加え、さらにHFC43−10を
350g加えて30rpmで10分間撹拌し、スラリー
状とした。
【0023】このスラリー状混合物をスパチュラーを用
いて20メッシュのスクリーンを通すことで成形造粒し
た。
【0024】得られた粗粒子をイオン交換水1.5L中
に投入した後、400rpmで30分間、25℃で撹拌
し整粒した。その後撹拌しながら30分かけて50℃ま
で昇温させた。これを150メッシュの篩で水分離し、
170℃で5時間乾燥し造粒粉末を得た。その評価結果
を表1に示す。
【0025】[実施例2]スラリー調製時にPTFEデ
ィスパージョンを加えず、またHFC43−10の代わ
りにHCFC225cbを使用した以外は実施例1と同
様に造粒粉末を得、その評価を行った。結果を表1に示
す。
【0026】[実施例3]HFC43−10の代わりに
HCFC225cbを使用した以外は実施例1と同様に
造粒粉末を得、その評価を行った。結果を表1に示す。
【0027】[比較例1]内容積50Lの撹拌機付き密
閉容器に、懸濁重合から得られ粉砕された平均粒径35
μmのPTFE粉末3350g、コークス粉末1550
g、グラファイト粉末100g計5000gを計量し、
PCEを2.75kg加えた後、水20Lを加え、70
℃に保ち、回転数1000rpm(周速度約10m/
秒)で7分間撹拌してPTFE粒子を凝集した後、回転
数を380rpmに落とし、さらに10分間撹拌しPT
FE凝集粉末を整粒した。これを150メッシュの篩で
水分離し、170℃で5時間乾燥し造粒粉末を得た。そ
の評価結果を表1に示す。
【0028】
【表1】 16:16重量%の粒径、d50:50重量%の粒径、d
84:84重量%の粒径
【0029】[実施例4〜5]3Lの造粒槽にPTFE
850g、グラファイト粉末150g計1000gを計
量し、さらにHFC43−10を1500g加えて30
rpmで10分間撹拌し、スラリー状とした。
【0030】このスラリー状混合物をロール型造粒機
(ダルトン社製PV−5)に投入し、目開き0.7mm
(実施例4)と1.0mm(実施例5)のスクリーンか
ら押出した。
【0031】得られた粗粒子をイオン交換水4.5L中
に投入した後、400rpmで30分間、25℃で撹拌
し整粒した。その後撹拌しながら30分かけて50℃ま
で昇温させた。これを150メッシュの篩で水分離し、
170℃で5時間乾燥し造粒粉末を得た。その評価結果
を表2に示す。
【0032】[比較例2]実施例4においてスクリーン
から押出して得た粗粒子をダルトン社製マルメライザー
に投入し、25℃で1分間撹拌し、整粒した。その後1
70℃で5時間乾燥し、造粒粉末を得た。その評価結果
を表2に示す。
【0033】[比較例3]比較例1において、PTFE
粒状粉末を4250g、グラファイト粉末750g計5
000gを使用した以外は比較例1と同様に操作し、造
粒粉末を得た。その評価結果を表2に示す。
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】本発明の造粒方法によって得られるPT
FE成形用粉末は、機械的な圧縮により所望の粒子径と
なるように粒状化されており、微粉が少なくまた粒度分
布も狭い。また該造粒粉末から充填材が脱離し難く、成
形までに種々の外力が加わっても造粒粉末が容易に崩壊
することがないため、粉末流動性及び成形性が優れてい
る。さらに見掛密度が大きく、小粒径で粒度分布の狭い
造粒粉末を得ることが可能であるので、緻密な成形品を
容易に製造することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒径100μm以下のポリテトラフ
    ルオロエチレン粉末と充填材を水不溶性有機液体中で撹
    拌してスラリーとし、これを粒径200〜1000μm
    の粗粒子として成形押出しし、さらに水中で撹拌して整
    粒することを特徴とするポリテトラフルオロエチレン成
    形用粉末の製造方法。
  2. 【請求項2】 水不溶性有機液体として25℃における
    表面張力が25ダイン/cm以下のものを使用する請求
    項1記載のポリテトラフルオロエチレン成形用粉末の製
    造方法
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