JP2002201058A - 鉄筋コンクリートの補修用組成物及びこれを用いる補修工法 - Google Patents

鉄筋コンクリートの補修用組成物及びこれを用いる補修工法

Info

Publication number
JP2002201058A
JP2002201058A JP2000400571A JP2000400571A JP2002201058A JP 2002201058 A JP2002201058 A JP 2002201058A JP 2000400571 A JP2000400571 A JP 2000400571A JP 2000400571 A JP2000400571 A JP 2000400571A JP 2002201058 A JP2002201058 A JP 2002201058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
reinforced concrete
repair
cement
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000400571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3832562B2 (ja
Inventor
Masafumi Achinami
政史 阿知波
Yoichi Kono
陽一 河野
Koichi Fukushima
浩一 福島
Masahiro Yoshikawa
昌宏 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toagosei Co Ltd filed Critical Toagosei Co Ltd
Priority to JP2000400571A priority Critical patent/JP3832562B2/ja
Publication of JP2002201058A publication Critical patent/JP2002201058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3832562B2 publication Critical patent/JP3832562B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/04Portland cements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/72Repairing or restoring existing buildings or building materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄筋コンクリートの欠損部を効率的かつ経済的
に修復できる補修用組成物、及び鉄筋コンクリートの劣
化を長期にわたって防止する工法を提供する。 【解決手段】1.セメント100重量部当たり、細骨材
を50〜200重量部、有機繊維を0.05〜2重量
部、無機繊維を0.05〜1重量部、ポゾランを1〜2
0重量部、減水剤を0.01〜2重量部及び膨張材を
0.5〜15重量部含有する鉄筋コンクリートの補修用
セメント組成物。 2.前記の組成物に水を含有させてフロー値を調整した
補修用セメント組成物を鉄筋コンクリートの補修面に塗
工する鉄筋コンクリートの補修工法。 3.前記の工法を施工後、当該補修面上にアクリルゴム
系組成物からなる被覆層を更に形成する鉄筋コンクリー
トの補修工法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋コンクリート
の補修工法に関するものであり、広く土木・建築分野に
利用可能な技術である。
【0002】
【従来の技術】ひび割れ、中性化、塩害、凍害、アルカ
リ骨材反応などにより劣化した鉄筋コンクリートの補修
は、中性化コンクリート、塩化物イオンなどを含むコン
クリートや脆弱化コンクリートあるいは発錆鉄筋回りの
コンクリートをはつり除去し、増筋および鉄筋の防錆処
理を行った後にセメントモルタルあるいはポリマーセメ
ントモルタルで断面修復する方法が採用される。
【0003】更に、水、塩化物イオン、酸素などの劣化
因子の侵入を防止し、鉄筋コンクリートを保護するため
に、アクリルウレタン樹脂系、アクリルシリコン樹脂
系、フッ素樹脂系、柔軟エポキシ樹脂系、アクリル樹脂
系、ポリブタジエンゴム系、弾性ポリマーセメント系な
どの塗装材や表面被覆材を塗布する。
【0004】鉄筋の防錆処理は鉄筋のさびの発生を防止
するものであり、ワイヤブラシやサンドブラストなどで
錆落しした鉄筋に、エポキシ樹脂やポリマーセメント系
防錆材などが塗布される。
【0005】はつり除去したコンクリートの欠損部分を
修復し、元の状態に復旧させる断面修復方法としては、
軽量骨材を用いたセメントモルタル、ポリマーセメント
モルタル、ポリマーモルタル(レジンモルタル)系断面修
復材や軽量骨材を用いないセメントモルタル、ポリマー
セメントモルタルあるいはポリマーモルタル(レジンモ
ルタル)系断面修復材を用いる方法、欠損部分に型枠を
組み立ててセメントスラリーやポリマーセメントスラリ
ーを注入するプレパックドコンクリート工法、コンクリ
ートを再打設する方法などがある。なお、ポリマーセメ
ントモルタルに用いるセメント混和用ポリマーディスパ
ージョンには、アクリル酸エステルポリマー、アクリル
酸エステルとスチレンの共重合ポリマー、エチレン酢酸
ビニルポリマー、スチレンブタジエンゴムラテックスな
どの液状ポリマーや再乳化形粉末樹脂などが混入され、
ポリマーモルタルには、エポキシ樹脂、メタクリル酸メ
チルモノマー、不飽和ポリエステル樹脂などが結合材と
して用いられる。
【0006】モルタル系材料を用いた断面修復材は比較
的小規模の断面修復に使用され、1回当たりの塗り厚も
壁面で最大20〜40mm程度および天井面で10〜2
0mm程度であり、はつり深さがこれを超える場合には
多層塗りにより充填される。一方、プレパックドコンク
リート工法は厚みに関係なく大断面の修復に用いられ
る。
【0007】断面修復した後には、鉄筋コンクリートの
更なる劣化を防止し、保護するために塗装材や表面被覆
材が塗装される。塗装材にはアクリル樹脂系、アクリル
ウレタン樹脂系、アクリルシリコン樹脂系、フッ素樹脂
系などの薄膜系の硬質塗料が使用され、下塗材(プライ
マー)と上塗材(塗装材)から構成される。一方、表面被
覆材は柔軟エポキシ樹脂系、アクリル樹脂系、弾性ポリ
マーセメント系、ポリブタジエンゴム系、ポリウレタン
樹脂系などの厚膜系の柔軟な被覆材が用いられ、下塗材
(プライマー)、中塗材(表面被覆材)および上塗材(ト
ップコート)から構成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モルタ
ル系断面修復材およびプレパックドコンクリート工法は
共に以下の問題点を有する。モルタル系断面修復材には
セメントモルタル、ポリマーセメントモルタルおよびポ
リマーモルタル系があるが、いずれも1回当たりの塗り
厚が壁面で最大20〜40mm程度および天井面で10
〜20mm程度に過ぎず、特に天井面などの断面修復の
場合には、多層塗りを行わなければならないために施工
効率が低い。また、塗工作業がすべてこてによるため、
施工空間が狭い部位での材料運搬や材料配りなどに手間
がかかり経済的ではない。
【0009】一方、プレパックドコンクリート工法は欠
損部分の回りに所定の形状になるように型枠を組み立
て、セメントスラリーやポリマーセメントスラリーを注
入し、硬化後に脱型および仕上げを行う工法である。ス
ラリー注入時の重量および圧力に耐えれるような型枠を
組み立て、注入後に長期間の養生をとらなければならな
いことから、施工効率および経済性に劣るばかりではな
く型枠内での注入状況が把握できないため、型枠を脱型
するまでは施工精度の確認ができないという欠点もあ
る。
【0010】断面修復した後に塗装される塗装材は、硬
質で薄い塗膜であるため、塗装後にコンクリートにひび
割れが発生した場合に追従できずに破断する。また、表
面被覆材は、中塗材の主成分である樹脂の種類によって
はひび割れ追従性、劣化因子の遮断性、耐久性などに劣
る。
【0011】本発明者らは、上記問題を解決し、鉄筋コ
ンクリートの欠損部を効率的かつ経済的に修復し、また
鉄筋コンクリートの劣化を長期にわたって防止すること
を課題とした。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決するため鋭意検討した結果、セメント、細骨材、有
機繊維、無機繊維、ポゾラン、減水剤および膨張材を含
有する組成物が極めて有用であり、これを鉄筋コンクリ
ートの欠損部に塗布または吹付け、更に、アクリルゴム
系組成物を塗布または吹き付ける補修工法が有効である
ことを見出し、本発明を完成した。即ち、本発明は、セ
メント100重量部当たり、細骨材を50〜200重量
部、有機繊維を0.05〜2重量部、無機繊維を0.0
5〜1重量部、ポゾランを1〜20重量部、減水剤を
0.01〜2重量部及び膨張材を0.5〜15重量部含
有することを特徴とする鉄筋コンクリートの補修用セメ
ント組成物、前記の組成物に水を含有させてフロー値を
調整した補修用セメント組成物を鉄筋コンクリートの補
修面に塗工することを特徴とする鉄筋コンクリートの補
修工法、および前記の組成物に水を含有させてフロー値
を調整した補修用セメント組成物を鉄筋コンクリートの
補修面に塗工し、該塗工物を硬化させた後、当該硬化物
上にアクリルゴム系組成物からなる被覆層を形成するこ
とを特徴とする鉄筋コンクリートの補修工法である。以
下、本発明を詳細に説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】1.補修用組成物 (1)組成物を構成する各成分 本発明における組成物は、セメント、細骨材、有機繊
維、無機繊維、ポゾラン、減水剤および膨張材を含有す
る。以下、各成分について説明する。
【0014】1)セメント セメントとしては普通ポルトランドセメント、早強ポル
トランドセメント、超早強ポルトランドセメント、白色
ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、
高炉セメント、フライアッシュセメント、アルミナセメ
ント、超速硬化セメント、コロイドセメント、特殊セメ
ントなどの土木建築業界で一般に使用されるものを用い
ることができる。これらは可使時間や硬化時間、要求性
能などにより選択されるが、中でも特に入手が容易で、
本発明の効果を十分に発揮することができるポルトラン
ドセメント、早強ポルトランドセメントなどが好まし
い。なお、セメントは2種以上を混合して使用すること
もできる。
【0015】2)細骨材 好ましい細骨材は、川砂、硅砂、砕砂、色砂、有機ある
いは無機系の各種軽量骨材、スラグ細骨材などの天然お
よび人工細骨材等である。中でも入手が容易な川砂およ
び硅砂が好ましく、この場合、粒子形状が球状に近く、
吸水率の低いものが好ましい。なお、細骨材は種類、粒
子径や粒度分布などが異なる2種以上を併用することも
できる。作業性の面から細骨材の粒子径は1700μm
以下が好ましく、添加量としてはセメント100重量部
当たり50〜200重量部(以下、単に部と略す)が好
ましい。
【0016】3)有機繊維 有機繊維は組成物のひび割れ防止、曲げタフネスの改善
などを目的に添加するものである。好ましい有機繊維
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ア
クリル、ナイロン、ビニロンおよびアラミド繊維等であ
る。なお、有機繊維は2種類以上を併用することもでき
る。繊維の分散性、組成物の添加水量の低減、ポンプ圧
送性、施工性などの面から、有機繊維の繊維径は20μ
mが好ましく、繊維長については10mm以下が好まし
い。更に、既調合製品の製造時に収束繊維の散らばりを
防止するために、収束性の高いものが好ましい。有機繊
維の添加量としてはセメント100部当たり0.05〜
2部が好ましい。
【0017】4)無機繊維 無機繊維は本発明の組成物のチクソ性の改善などを目的
に添加するものである。好ましい無機繊維は、アスベス
ト、セピオライト繊維、パルプ、ガラス繊維、パリゴル
スカイト、ハロイサイト、ボラストナイト、チタン酸カ
リウム繊維等である。なお、無機繊維は2種類以上を併
用することもできる。無機繊維の添加量としてはセメン
ト100部当たり0.05〜1部が好ましい。
【0018】5)ポゾラン ポゾランは本発明の組成物にチクソ性を付与するために
添加されるもので、好ましい例としてフライアッシュ、
高炉スラグまたはシリカフュームがある。その他、ライ
スハスクアッシュ、火山灰に代表される天然ポゾランも
使用することができる。いずれもポゾラン活性を有する
もので、組成物のチクソ性を改善する他に、組織を緻密
化し、強度や水密性を向上させる。ポゾランの添加量と
してはセメント100部当たり1〜20部が好ましい。
【0019】6)減水剤 減水剤は本発明の組成物の水セメント比を低下させるた
めに使用し、好ましい例としてリグニンスルホン酸塩
系、ナフタリンスルホン酸塩系、メラミンスルホン酸塩
系などの高性能減水剤がある。減水剤の添加量としては
セメント100部当たり0.01〜2部が好ましい。
【0020】7)膨張材 膨張材は組成物の乾燥収縮を低減するために使用するも
のであり、好ましい例としてカルシウムサルホアルミネ
ート、石膏および酸化カルシウムからなる膨張材、アル
ミン酸三カルシウムと石膏からなる膨張材などがある。
膨張材の添加量としてはセメント100部当たり0.5
〜15部が好ましい。
【0021】更に、前記成分の他、必要に応じて組成物
の性能を低下させない範囲で、メチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロースなどのセルロール化合物からな
る増粘剤、流動化剤、AE剤、AE減水剤、高性能AE
減水剤、収縮低減剤、防凍剤、急結剤、硬化促進剤、遅
延剤、発泡剤、防水剤、耐摩耗材、防水材、発泡剤、気
泡剤、着色剤、セメント混和用ポリマーディスパージョ
ンや再乳化形粉末樹脂などのセメント用混和剤、石灰石
微粉末、活性カオリン、亜硝酸化合物なども混合するこ
とができる。
【0022】(2)配合および練混ぜ 本発明の補修用組成物を調製する方法は、セメント、細
骨材、有機繊維、無機繊維、ポゾラン、減水剤、膨張材
およびその他の所望成分を施工現場にて混合する方法
と、製造工場にてあらかじめ上記各成分を混合し、既調
合製品とする方法があり、原料の品質管理、計量精度や
既調合製品の取扱いのし易さなどから、製造工場にて既
調合製品とする後者の方法が好ましい。
【0023】本発明の補修用組成物は施工現場にてパン
型モルタルミキサーなどを用いて水を練り混ぜる。既調
合製品化されたものを所定量ミキサーに投入し、清浄な
水を徐々に添加しながら練混ぜ、所定のフロー値を有す
る補修用組成物とする。施工方法にもよるが、好ましい
フロー値は140〜200である。本発明においてフロ
ー値とは、JIS R 5201(セメントの物理試験方
法)に従って測定したモルタルの軟度を示す値である。
補修用組成物のフロー値が140未満の場合には、施工
性や下地への接着性に悪影響をおよぼし、一方、フロー
値が200を超えると、壁面や天井面に施工した組成物
が垂れてしまったり、硬化時のひび割れが危惧される。
【0024】(3)施工方法 本発明の補修用組成物は、鉄筋コンクリートの補修面に
塗工すればよく、具体的には、手で団子状にしたものを
欠損部に充填し、こてで均す方法や、塗布、吹付けなど
により補修面に塗工することができる。特に、大断面欠
損部の修復を行う場合には、吹付け施工が効果的であ
る。補修用組成物を吹付けにより施工する方法として
は、パン型モルタルミキサーなどにより練混ぜられた補
修用セメント組成物を、アジテーターホッパーなどを介
してモルタル圧送ポンプにより圧送し、モルタルスプレ
ーガンから圧縮空気により吹付ける。吹付け施工時には
モルタル圧送ポンプ、アジテーターホッパー、モルタル
ホース、モルタルスプレーガン、エアコンプレッサーお
よびエアホースを準備する必要がある。モルタル圧送ポ
ンプにはスクイーズポンプ、スネークポンプなどがある
が、取扱いのし易さなどからスクイーズ式の圧送ポンプ
が好ましい。また、モルタルスプレーガンには平形ノズ
ル(P形ノズル)と凸形ノズル(T形ノズル)(JASS
15 左官工事、日本建築学会)があるが、吹付ける組成
物が収束し易い凸形ノズルが好ましい。なお、モルタル
ホースの長さは圧送距離により決定されるが、長距離を
圧送する場合にはゴムホースよりも圧力損失の少ない鋼
管ホースが好ましい。補修用組成物を吹付け施工するた
めの条件として、モルタルの圧送量0.1〜0.4m3
時および圧縮空気の吐出量0.2〜0.8m3/分程度が
好ましい。補修用組成物を鉄筋内部に吹付けて充填する
には、下地に対して45°の角度からノズルを鉄筋に極
力近づけて吹付けを行い、平場面に吹き付ける場合に
は、下地に対してノズルを直角に、下地から100〜2
00mm程度離して吹き付ける。
【0025】2.アクリルゴム組成物 鉄筋コンクリートに本発明の補修用組成物を塗工し、該
塗工物を硬化させた後、該硬化物上にアクリルゴム系組
成物からなる被覆層を形成すると、更に鉄筋コンクリー
トの劣化を防止することができる。本発明のアクリルゴ
ム系組成物には一液形と二液形があり、以下に説明す
る。
【0026】(1)一液形アクリルゴム組成物 本発明の一液形アクリルゴム組成物は、アルキル基の炭
素数が4〜10であるアルキル(メタ)アクリレートを
構成成分として、50重量%以上含有する重合体からな
るものである。
【0027】アルキル基の炭素数が4〜10であるアル
キル(メタ)アクリレートの具体例としては、n−ブチ
ル(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)アク
リレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、n−オ
クチル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。アルキ
ル基の炭素数が4より小さいアルキル(メタ)アクリレ
ートは耐アルカリ性が不良であり、炭素数が10を越え
るものは耐寒性が低下する。上記単量体の割合は50重
量%以上であり、好ましくは50〜90重量%である。
この割合が50重量%を下回ると組成物の下地ひび割れ
追従性、耐水性、耐アルカリ性などが低下し、90重量
%を越えると充分な強度の組成物が得られない場合があ
る。
【0028】本発明における重合体は当該(メタ)アク
リレートに加えその他の単量体を共重合することも可能
である。その他の単量体としてはスチレン、アクリロ二
トリル、(メタ)アクリル酸、グリシジルメタクリレー
ト、N−メチロールアクリルアミド、炭素数1〜3のア
ルキル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。また、
組成物に難燃性を付与するために塩化ビニリデンを共重
合することも可能である。
【0029】重合体の形態としては水性エマルションが
好ましく、エマルション中の重合体の割合は30〜70
重量%であることが好ましい。また、得られる組成物を
強靭にし、組成物表面の粘着性の低減、施工性を向上さ
せるために組成物に充填材を配合することが好ましい。
充填材の配合量は、重合体100重量部に対して充填材
を100〜300重量部配合することが好ましい。充填
材の配合量が300重量部を越えると組成物の伸び性
能、防水性能などを損なう可能性がある。充填材として
は珪砂、タルク、炭酸カルシウム、カオリン、石膏、珪
藻土、酸化チタン、普通ポルトランドセメント、アルミ
ナセメントなどの水硬性材料などがあり、これらを単独
あるいは2種類以上組み合わせて用いることができる。
アクリルゴム組成物の粘度は、施工方法により異なるが
1000〜50000mPasが好ましい。その他の添
加剤として、必要に応じて界面活性剤、粘度安定剤、消
泡剤、レベリング剤、チクソ性改良剤、難燃剤などを添
加することが可能である。
【0030】(2)二液形アクリルゴム組成物 本発明の二液形アクリルゴム組成物はカチオン系(メ
タ)アクリル重合体エマルションと無機質水硬性物質か
らなるものである。
【0031】カチオン系(メタ)アクリル重合体エマル
ションは、アルキル基の炭素数が4〜10であるアルキ
ル(メタ)アクリレートを30〜98重量%含む共重合
体がカチオン系および/またはノニオン系界面活性剤に
より水に乳化分散されたものである。アルキル(メタ)
アクリレートの具体例としては、(メタ)アクリル酸メ
チル、n−ブチル(メタ)アクリレート、iso−ブチ
ル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリ
レート、n−オクチル(メタ)アクリレートなどが挙げ
られる。アルキル基の炭素数が4より小さいアルキル
(メタ)アクリレートは耐アルカリ性が不良であり、炭
素数が10を越えるものは耐寒性が低下する。上記単量
体の割合は50重量%以上であり、好ましくは50〜9
0重量%である。この割合が50重量%を下回ると組成
物の下地ひび割れ追従性、耐水性、耐アルカリ性などが
低下し、90重量%を越えると充分な強度の組成物が得
られない場合がある。
【0032】本発明における重合体は当該(メタ)アク
リレートに加え、その他の単量体を共重合することも可
能である。その他の単量体としてはスチレン、アクリロ
二トリル、酢酸ビニル、塩化ビニル、ブタジエン、(メ
タ)アクリル酸、グリシジル(メタ)クリレート、N−
メチロール(メタ)アクリルアミド、炭素数1〜3のア
ルキル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。また、
組成物に難燃性を付与するために塩化ビニリデンを共重
合することも可能である。
【0033】エマルションをカチオン化する方法として
は、前記単量体をカチオン系界面活性剤の存在下で通常
のエマルション重合法により製造する方法と、ノニオン
系界面活性剤の存在下で通常のエマルション重合法によ
り製造したエマルションにカチオン系界面活性剤を添加
混合する方法がある。本発明に使用するカチオン系界面
活性剤としては、トリメチルオクタデシルアンモニウム
クロライド、トリメチルドデシルアンモニウムクロライ
ド、トリメチルヘキサデシルアンモニウムクロライド、
アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライドなど
の4級アンモニウム塩、ジメチルオクチルアミン、ジメ
チルベンジルアミンなどの3級アミンなどがあるが、ト
リメチルステアリルアンモニウムクロライドのような4
級アンモニウム塩が好ましい。更に、ノニオン系界面活
性剤と併用することにより水硬性物質との混合時の作業
性などの改良効果がある。ノニオン系界面活性剤として
は、重合安定性、機械的化学的安定性などが良好となる
HLB15以上のポリエチレンオキサイド系が好まし
い。界面活性剤の配合量は重合体100重量部に対し、
カチオン系およびノニオン系界面活性剤のそれぞれが
0.1〜4重量%および0.5〜10重量%であることが
好ましい。界面活性剤の配合量が少ない場合にはエマル
ションの安定性が低下し、多い場合には組成物の乾燥性
や耐水性を低下させる。エマルションには必要に応じて
消泡剤、成膜助剤、凍結防止剤などを添加することもで
きる。
【0034】無機質水硬性物質は普通ポルトランドセメ
ント、アルミナセメント、早強ポルトランドセメント、
高炉セメント、白色セメントなどの水硬性材料であり、
これらを単独あるいは2種類以上組合わせて使用するこ
とができる。カチオン系(メタ)アクリル重合体エマル
ション100重量部に対して、無機質水硬性物質10〜
200重量部配合される。10重量部に満たない場合に
は接着性や組成物の強度が低下し、200重量部を越え
る場合には組成物の柔軟性が低下する。また、装作業性
の向上、組成物の強靭性付与、組成物表面の粘着性低減
などを目的に、無機質水硬性物質に充填材として珪砂、
炭酸カルシウム、クレー、タルク、カオリン、酸化チタ
ンなどの無機材料や、セピオライト、アスベスト、パル
プなどのチクソ性改良剤を添加することも可能である。
これらは単独あるいは2種以上を併用して使用すること
も可能である。無機質水硬性物質100重量部に対し
て、充填材は200重量部以下が好ましい。200重量
部を越えると組成物のひび割れ追従性、水密性などを損
なう可能性がある。
【0035】(3)施工方法 補修用組成物の硬化物上に好ましくは下塗材を塗布した
後に、アクリルゴム系組成物からなる被覆層を塗布また
は吹付けにより形成し、最後にアクリルゴム系組成物か
らなる被覆層の保護および美観向上を目的に上塗材を塗
布する。下塗材には、水性あるいは有機溶剤系のエポキ
シ樹脂などを用い、10〜200μm程度の膜厚を有す
る。上塗材には、水系、有機溶剤系あるいは無溶剤系の
アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリルシリコ
ン樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂などを主成分とする
20℃における伸び率が50〜500%および乾燥膜厚
50〜300μmの塗料が用いられる。本発明における
アクリルゴム組成物の形成膜厚は、100〜5000μ
mの範囲内であり、はけ、ローラー、吹付けなどにより
塗装される。なお、アクリルゴム組成物の塗装時に、ポ
リエステル繊維、ガラス繊維、ビニロン繊維、ポリアミ
ド繊維、アクリル繊維などの繊維状織布を挿入すること
もできる。
【0036】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げ、本発明を
より具体的に説明する。なお、以下において「%」は重
量%を意味する。
【0037】○製造例 普通ポルトランドセメント100部、6号珪砂175
部、ポリプロピレン繊維1部、アスベスト0.5部、フ
ライアッシュ5部、メラミンスルホン酸塩系高性能減水
剤0.3部およびカルシウムサルホアルミネート系膨張
材5部を常法に従い混合し、更に、フロー値が170と
なるように水を添加して補修用組成物を調製した。
【0038】○実施例1 製造例で得られた補修用組成物を評価用の各下地に塗布
し、以下の評価を行った。その結果を表1に示す。本発
明の組成物を用いると、天井面に対する良好な吹付け
性、耐ひび割れ性および接着性を示した。
【0039】○実施例2 製造例のセメントを早強ポルトランドに、フライアッシ
ュをシリカフュームに変更した補修用組成物を評価用の
各下地に塗布し、以下の評価を行った。その結果を表1
に示す。本発明の組成物を用いると、天井面に対する良
好な吹付け性、耐ひび割れ性および接着性を示した。
【0040】○評価方法 ・厚塗り試験 JIS R 5201に規定される寸法100×200×
20mmのモルタル板に、寸法70×150×30mm
の塩化ビニル製スペーサーを取付け、練混ぜた組成物を
充填した。速やかにスペーサーを除去して、組成物塗装
面を下に向けて24時間放置し、組成物の剥がれ、落下
の有無を目視にて観察した。
【0041】・吹付け試験 寸法300×900×30mmの市販のコンクリート舗
道板に、φ16mmの異形鉄筋で組んだ格子を取り付け
た。なお、格子の間隔は100mmおよび舗道板と鉄筋
の間隔を30mmとした。スクイズポンプを用いて練混
ぜた組成物を圧送し、圧縮空気により吹き付けた。吹付
けは、コンクリート舗道板と鉄筋でできた空間内に充填
し、単位時間当りに吹き付けた時の組成物の落下重量を
吹付けた組成物の全重量で除してリバウンド率を求め
た。また、24時間後に充填状況と落下の有無を目視観
察した。
【0042】・ひび割れ性試験 寸法300×900×30mm市販のコンクリート舗道
板に練混ぜたモルタル板を厚み10mmで塗布し、23
℃、60%で7日間養生した後のひび割れの有無を目視
により観察した。
【0043】・接着試験 JIS R 5201に規定される寸法70×70×20
mmのモルタル板に、練混ぜた組成物を厚み10mmで
塗布し、28日密封養生(23℃、90%)後に接着強さ
を測定した。
【0044】
【表1】
【0045】○比較例1 普通ポルトランドセメント100部、6号珪砂175
部、ポリプロピレン繊維1部、アスベスト0.02部
(所定量に対して不足)、フライアッシュ0.5部(所
定量に対して不足)、メラミンスルホン酸塩系高性能減
水剤0.3部、カルシウムサルホアルミネート系膨張材
5部を常法に従い混合し、更に、フロー値が170とな
るように水を添加して補修用組成物を調製し、実施例1
と同様に評価した。それらの結果を表1に示す。比較例
1の組成物においては、天井面に対する厚塗り性および
吹付け時の充填性が不良であった。
【0046】〇比較例2 普通ポルトランドセメント100部、6号珪砂175
部、ポリプロピレン繊維3部(所定量に対して過剰)、
アスベスト0.5部、フライアッシュ5部、メラミンス
ルホン酸塩系高性能減水剤0.3部、カルシウムサルホ
アルミネート系膨張材5部を常法に従い混合し、更に、
フロー値が170となるように水を添加して補修用組成
物を調製し、実施例1と同様に評価した。それらの結果
を表1に示す。比較例2の組成物においては、天井面に
対する厚塗り時および吹付け時の落下はなかったが、充
填性および接着性が不良であった。
【0047】
【発明の効果】本発明の補修用組成物は、鉄筋コンクリ
ートの欠損部を効率的かつ経済的に修復するのに有用で
あり、以下の特長を有する。 ・壁面や天井面に厚吹き施工が可能である。 ・吹き付け時の鉄筋裏への充填性に優れている。 ・可使時間が長く、かつ強度発現性に優れている。 ・長距離圧送が可能である。 ・コンクリート下地への接着性が良好である。 ・吹き付け時のリバウンドが少ないため経済的である。 したがって、本発明の補修用組成物を用いる本発明の工
法は、上記の特長を有しており、大幅な工期の短縮を可
能とする。また、補修面にアクリルゴム組成物からなる
被覆層を更に形成させると鉄筋コンクリートの劣化を長
期にわたって防止し、保護することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 18:08 C04B 18:08 Z 24:30 24:30 B 22:14) 22:14) D 111:72 111:72 (72)発明者 吉川 昌宏 東京都港区西新橋1丁目14番1号 東亞合 成株式会社内 Fターム(参考) 2E176 AA05 BB23 4G012 PA04 PA16 PA24 PA27 PB12 PB35

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セメント100重量部当たり、細骨材を5
    0〜200重量部、有機繊維を0.05〜2重量部、無
    機繊維を0.05〜1重量部、ポゾランを1〜20重量
    部、減水剤を0.01〜2重量部及び膨張材を0.5〜
    15重量部含有することを特徴とする鉄筋コンクリート
    の補修用セメント組成物。
  2. 【請求項2】請求項1記載の組成物に水を含有させてフ
    ロー値を調整した補修用セメント組成物を鉄筋コンクリ
    ートの補修面に塗工することを特徴とする鉄筋コンクリ
    ートの補修工法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の組成物に水を含有させてフ
    ロー値を調整した補修用セメント組成物を鉄筋コンクリ
    ートの補修面に塗工し、該塗工物を硬化させた後、当該
    硬化物上にアクリルゴム系組成物からなる被覆層を形成
    することを特徴とする鉄筋コンクリートの補修工法。
JP2000400571A 2000-12-28 2000-12-28 鉄筋コンクリートの補修用組成物及びこれを用いる補修工法 Expired - Lifetime JP3832562B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000400571A JP3832562B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 鉄筋コンクリートの補修用組成物及びこれを用いる補修工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000400571A JP3832562B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 鉄筋コンクリートの補修用組成物及びこれを用いる補修工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002201058A true JP2002201058A (ja) 2002-07-16
JP3832562B2 JP3832562B2 (ja) 2006-10-11

Family

ID=18865138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000400571A Expired - Lifetime JP3832562B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 鉄筋コンクリートの補修用組成物及びこれを用いる補修工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3832562B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005075718A (ja) * 2003-09-04 2005-03-24 Denki Kagaku Kogyo Kk 吹付け材料及びそれを用いた吹付け工法
JP2005082416A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Denki Kagaku Kogyo Kk ポリマーセメント組成物、ポリマーセメントグラウトモルタル、及びそれを用いた補修材
JP2005104826A (ja) * 2003-09-08 2005-04-21 Denki Kagaku Kogyo Kk 吹付け材料及びそれを用いた補修工法
KR100597376B1 (ko) 2004-05-25 2006-07-06 (주)서홍엔지니어링건축사사무소 콘크리트구조물과 시멘트몰탈의 표면처리재 및표면처리사전공법
JP2006232602A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Denki Kagaku Kogyo Kk 表面被覆材およびそれを用いた予防保全工法
JP2007197301A (ja) * 2006-08-07 2007-08-09 National Agriculture & Food Research Organization コンクリート水路補修工法
JP2007269508A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Ube Ind Ltd 水硬性組成物
KR100770289B1 (ko) 2006-11-23 2007-10-25 주식회사 청림테크 콘크리트 구조물 보호용 도포재
JP2008002176A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Denki Kagaku Kogyo Kk 複合体及びその製法
JP2008037704A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Sho Bond Constr Co Ltd コンクリート水路補修工法
JP2008249496A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Tokyo Electric Power Co Inc:The 凍害補修効果の評価方法
CN109503081A (zh) * 2018-12-26 2019-03-22 陕西天石实业有限责任公司 钢管混凝土
CN114380547A (zh) * 2021-11-30 2022-04-22 天津天盈新型建材有限公司 一种微创法外墙保温修缮工艺
JP7474627B2 (ja) 2020-03-30 2024-04-25 太平洋マテリアル株式会社 耐塩性グラウト組成物及び耐塩性グラウト

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005075718A (ja) * 2003-09-04 2005-03-24 Denki Kagaku Kogyo Kk 吹付け材料及びそれを用いた吹付け工法
JP2005082416A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Denki Kagaku Kogyo Kk ポリマーセメント組成物、ポリマーセメントグラウトモルタル、及びそれを用いた補修材
JP4493957B2 (ja) * 2003-09-05 2010-06-30 電気化学工業株式会社 ポリマーセメント組成物、ポリマーセメントグラウトモルタル、及びそれを用いた補修材
JP2005104826A (ja) * 2003-09-08 2005-04-21 Denki Kagaku Kogyo Kk 吹付け材料及びそれを用いた補修工法
KR100597376B1 (ko) 2004-05-25 2006-07-06 (주)서홍엔지니어링건축사사무소 콘크리트구조물과 시멘트몰탈의 표면처리재 및표면처리사전공법
JP2006232602A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Denki Kagaku Kogyo Kk 表面被覆材およびそれを用いた予防保全工法
JP2007269508A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Ube Ind Ltd 水硬性組成物
JP2008002176A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Denki Kagaku Kogyo Kk 複合体及びその製法
JP2008037704A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Sho Bond Constr Co Ltd コンクリート水路補修工法
JP2007197301A (ja) * 2006-08-07 2007-08-09 National Agriculture & Food Research Organization コンクリート水路補修工法
JP4516550B2 (ja) * 2006-08-07 2010-08-04 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 コンクリート水路補修工法
KR100770289B1 (ko) 2006-11-23 2007-10-25 주식회사 청림테크 콘크리트 구조물 보호용 도포재
JP2008249496A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Tokyo Electric Power Co Inc:The 凍害補修効果の評価方法
CN109503081A (zh) * 2018-12-26 2019-03-22 陕西天石实业有限责任公司 钢管混凝土
JP7474627B2 (ja) 2020-03-30 2024-04-25 太平洋マテリアル株式会社 耐塩性グラウト組成物及び耐塩性グラウト
CN114380547A (zh) * 2021-11-30 2022-04-22 天津天盈新型建材有限公司 一种微创法外墙保温修缮工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP3832562B2 (ja) 2006-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003306367A (ja) 鉄筋コンクリートの補修用組成物およびこれを用いる補修工法
KR101637987B1 (ko) 열화 철근콘크리트 구조물 보수용 단면복구재 조성물 및 이를 이용한 철근콘크리트 구조물의 단면복구공법
JP6223813B2 (ja) モルタル組成物
JP3832562B2 (ja) 鉄筋コンクリートの補修用組成物及びこれを用いる補修工法
AU2015238384B2 (en) Fireproofing cementitious coating composition
KR101950690B1 (ko) 복합팽창재가 포함된 모르타르를 이용한 노후관로 보수보강공법
JP2012507467A (ja) ポリマー改質された湿式コンクリート混合物の適用方法
JP7234001B2 (ja) ポリマーセメントモルタル及び鉄筋コンクリートの補修方法
KR101034228B1 (ko) 콘크리트 조성물 및 이를 포함하는 인공폭포 또는 인공암, 및 인공폭포 또는 인공암의 시공방법
JP3830446B2 (ja) ポリマー改質石膏膜およびその使用
JP2009102216A (ja) セメント組成物
JP5415015B2 (ja) 吹付け補修工法
JP2010084354A (ja) コンクリート構造体の補修方法
JP5064172B2 (ja) 耐磨耗性材料及びそれを用いた補修工法
JP5494049B2 (ja) セメント組成物のプレミックス粉体、水硬性モルタル及び水硬性モルタル硬化体
JP2002201057A (ja) 断熱性モルタル
JP2003306370A (ja) 吹付け材料及びそれを用いた吹付け工法
EP3805182B1 (en) Process for the waterproofing of porous construction materials
JP4827162B2 (ja) セメント系表面被覆材
JP4595392B2 (ja) ポリマーセメント組成物
JP5868739B2 (ja) コンクリート脱塩処理後の下地処理方法
JP2006169042A (ja) 補修用セメント組成物及びそれを用いた補修工法
JP5068954B2 (ja) アルミナセメント組成物およびそれを用いた補修工法
US20240101479A1 (en) Method of making a sprayable setting type compound
US20220267214A1 (en) High solids, sprayable setting type joint compound

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060428

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3832562

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090728

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090728

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130728

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term