JP2002199986A - 過熱蒸気による食品類加工装置 - Google Patents

過熱蒸気による食品類加工装置

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JP2002199986A
JP2002199986A JP2000401880A JP2000401880A JP2002199986A JP 2002199986 A JP2002199986 A JP 2002199986A JP 2000401880 A JP2000401880 A JP 2000401880A JP 2000401880 A JP2000401880 A JP 2000401880A JP 2002199986 A JP2002199986 A JP 2002199986A
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conveyor
steam
food processing
processing apparatus
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JP2000401880A
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Taizo Kawamura
泰三 川村
Yoshitaka Uchibori
義隆 内堀
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Seta Giken KK
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Seta Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続処理が可能であって、食品類に応じた適
切な加熱処理ができる過熱蒸気による食品類加工装置を
提供する。 【解決手段】 食品類を載せて走行駆動される網目のコ
ンベア4と、このコンベア4の走行経路中に配置される
缶体5と、この缶体5内にコンベア4を挟むように上下
に配置された、過熱蒸気の上側吹き出し部8及び下側吹
き出し部9と、缶体5に対するコンベア4の入口であっ
て蒸気が溢れ出る入口部57と、缶体5に対するコンベ
ア4の出口であって蒸気が溢れ出る出口部58とを備え
る。この入口部57に至るコンベア4の経路を覆って溢
れ出る蒸気を溜める第1缶部6と、出口部58からのコ
ンベア4の経路を覆って溢れ出る蒸気を溜める第2缶部
7とを缶体5に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気が混じらない
比較的高温の過熱水蒸気を用いて食品類を加工処理する
過熱蒸気による食品類加工装置に関し、特に、コンベア
を用いるものに関する。
【0002】
【従来の技術】過熱水蒸気を用いた食品加工装置とし
て、特開平11−89722号公報には、過熱水蒸気に
空気等を混入して低酸素状態の加熱媒体にし、この加熱
媒体の対流や放射伝熱により、食品の蒸煮、焼き、乾
燥、殺菌、解凍などを行う食品加工装置が提案されてい
る。食品を載せたコンベアの走行面を缶体で覆い、この
缶体内の前方方向に加熱媒体を吹き出し、缶体内を加熱
媒体で充満させる装置構成になっている。
【0003】また、特開平11−108301号公報に
は、純粋な過熱水蒸気で満たされ非酸化雰囲気の釜内
で、肉や野菜の蒸し焼きなどを行う食品加工装置が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の公報に開示の食
品加工装置は、多少とも酸素が存在する雰囲気で加熱処
理するため、食品に対する酸化反応等を許容しており、
過熱水蒸気だけを利用した食品加工装置ではなく、効率
も悪く、食品類に応じた加熱処理を施せるものではな
い。
【0005】後者の公報に開示の食品加工装置は、純粋
な過熱水蒸気だけを使用する点で画期的ではあるもの
の、食品類をバッチ式に扱うものであって、連続的に扱
うコンベアに対する過熱蒸気の適用例を示唆するもので
はない。
【0006】本発明は、過熱水蒸気の食品加工分野にお
ける活用テストを重ねるなかでなされたものであり、連
続処理が可能であって、食品類に応じた適切な加熱処理
ができる過熱蒸気による食品類加工装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の過熱蒸気
による食品類加工装置は、食品類を載せて走行駆動され
る流体透過性のコンベアと、このコンベアの走行経路中
に配置される缶体と、この缶体内に前記コンベアを挟む
ように上下に配置された、過熱蒸気の上吹き出し部及び
下吹き出し部と、前記缶体に対するコンベアの入口であ
って蒸気が溢れ出る入口部と、前記缶体に対するコンベ
アの出口であって蒸気が溢れ出る出口部とを備え、前記
入口部に至るコンベアの経路を覆って溢れ出る蒸気を溜
める第1缶部、前記出口部からのコンベアの経路を覆っ
て溢れ出る蒸気を溜める第2缶部のうち、少なくとも一
つを前記缶体に接続したことを特徴とするものである。
この請求項1の構成によると、缶体内のコンベアの上下
を挟むように配置された過熱蒸気の上吹き出し部及び下
吹き出し部により、コンベアに載って搬送される食品類
は空気を含まない過熱蒸気だけの雰囲気で加熱処理され
る。缶体から溢れ出る蒸気は入口部の第1缶部に至り、
この第1缶部を経て入口部に至る食品類を予熱処理す
る。缶体から溢れ出る蒸気は出口側の第2缶体に至り、
出口部からこの第2缶部を経て排出される食品類の冷却
等の後熱処理が行われる。
【0008】請求項2記載の過熱蒸気による食品類加工
装置は、請求項1において、前記第1缶部及び前記第2
缶部は前記缶体に対して着脱自在に設けられている。こ
の請求項2の構成によると、食品類に応じて、予熱処理
用の第1缶部を付けたり外したり、長さの異なるものに
変更したりすることができる。また、食品類に応じて、
後熱処理用の第2缶部を付けたり外したり、長さの異な
るものに変更したりすることができる。
【0009】請求項3記載の過熱蒸気による食品類加工
装置は、食品類を載せて走行駆動される流体透過性のコ
ンベアと、このコンベアの走行経路中に配置される缶体
と、この缶体内に前記コンベアを挟むように上下に配置
された過熱蒸気の上吹き出し部及び下吹き出し部とを備
え、前記上下の吹き出し部は、前記コンベアの走行方向
に向かって多数の吹き出し孔を配設したものであること
を特徴とするものである。この請求項3の構成による
と、コンベアの走行経路の上下に沿って多数の吹き出し
孔が配設されているため、コンベアの走行とともに、食
品類が加熱処理される。
【0010】請求項4記載の過熱蒸気による食品類加工
装置は、請求項3において、前記上下の吹き出し部は、
前記コンベアの走行方向に2以上に分割され、分割され
た吹き出し部ごとに過熱蒸気の吹き出しが制御できる制
御部が設けられている。この請求項4の構成によると、
コンベアの走行とともに、晒される過熱蒸気の量等のを
変化させて、最初に急速加熱する等の条件変更ができ
る。
【0011】請求項5記載の過熱蒸気による食品類加工
装置は、請求項3または4において、上下の吹き出し部
を挟んで、前記コンベアの走行面に対面する上反射板と
下反射板とが設けられている。この請求項5の構成によ
ると、食品類は過熱蒸気が有する輻射熱が反射板を通じ
て食品類に集中して作用する。
【0012】請求項6記載の過熱蒸気による食品類加工
装置は、請求項5において、前記上下の吹き出し部は前
記上下の反射板に向かって過熱蒸気を吹き出す。この請
求項6の構成によると、食品類に直接過熱蒸気を吹きつ
けることなく、輻射熱等の間接加熱で加工処理できる。
【0013】請求項7記載の過熱蒸気による食品類加工
装置は、請求項1〜6のいずれかにおいて、前記缶体内
に、過熱された食品類の表面冷却のための水付与手段が
設けられている。この請求項7の構成によると、表面を
水で濡らして、表面だけを100°C以下まで冷却する
と、過熱蒸気による凝縮熱が作用し、加熱効率があが
る。過熱蒸気による加熱途中に、水の粉霧を数回行う
と、表面だけが加熱されて、熱交換が不十分なまま排出
されることがなく、短いコンベアの搬送距離で食品類の
内部まで加熱できる。
【0014】請求項8記載の過熱蒸気による食品類加工
装置は、請求項1〜7のいずれかににおいて、前記過熱
蒸気は、励磁コイルが巻かれたパイプ部材内に、積層構
造体を収納し、前記コイルによる磁力線の磁束を変化さ
せ、前記積層構造体の全体を誘導加熱する電磁誘導加熱
部に水蒸気を通過させて得るものであるこの請求項8の
構成によると、積層構造体にすると、高電流が流れると
共に高磁力線が通過する広大な伝熱面積に接触して加熱
でき、磁化及びイオン化による活性化された過熱水蒸気
を得ることができる。
【0015】請求項9記載の過熱蒸気による食品類加工
装置は、請求項8において、前記積層構造体は、前記パ
イプ部材の軸心と交差する方向の多数の小通路が形成さ
れたものである。この請求項9の構成によると、小通路
を通過する過熱水蒸気が拡散、放散、揮散されるため、
磁化及びイオン化による活性化された過熱水蒸気特性が
均一になるとともに、温度分布も均一になる。
【0016】請求項1〜7において、食品類とは、野
菜、肉類、穀類、芋類、ハンバーグや練り製品等の加工
食品など食品として供するものに限らず、これら食品の
廃棄物を処理して肥料にするものも含む。
【0017】請求項1〜7において、缶体内の過熱蒸気
は、常圧下で作用する。この常圧下とは、過熱水蒸気に
積極的に圧を加えないという意味であり、過熱水蒸気の
回収のための配管抵抗程度の僅かの圧力上昇例えば水柱
圧で50mm以下のプラス圧は許容される。この程度の
常圧下で食品を加熱すると、食品の組織が軟化せず、形
が崩れることがない。
【0018】請求項1〜7において、缶体内の過熱蒸気
は、空気が混じらないようにされている。この空気を含
まない過熱水蒸気とは、空気が入り込まず過熱水蒸気だ
けの雰囲気にすることをいう。これにより、磁化又は/
及びイオン化などによる過熱水蒸気自体の活性化が外気
によって損なわれない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。図1は本発明の実施形態に係る過
熱蒸気による食品類加工装置の機器構成図である。
【0020】図1において、食品類加工装置1は、過熱
水蒸気発生用の第1発生部2と、水蒸気発生用の第2発
生部3と、コンベア4と、缶体5と、第1缶部6と、第
2缶部7と、上側蒸気吹き出し部8と、下側蒸気吹き出
し部9と、制御部10とを備えて成る。
【0021】コンベア4は、ステンレス線材で網目を形
成し、エンドレスの帯状にしたものである。網目の上に
食品類が直接又は間接に載ることができ、流体透過性の
網目を通して蒸気が上下方向に通過することができる。
このコンベア4は、駆動ローラ51と従動ローラ52の
間で掛け渡されている。駆動ローラ51は、モータ53
及び減速機を介して駆動される。従動ローラ52はテン
ショナー55で軸方向に移動可能であり、コンベア4に
所定の張力を付与する。
【0022】缶体5は、コンベア4の上側の走行ライン
の中程を上下作用で覆う箱体に形成されている。コンベ
ア4が入る側の缶体5の端に、コンベア4に載った食品
類が通過できる程度の開口となった入口部57が設けら
れ、コンベア4が出る側の缶端5の端に、コンベア4に
載った食品が通過できる程度の開口となった出口部58
が設けられている。この入口部57及び出口部58に
は、短冊状に切り刻まれて垂下するアルミ箔又はステン
レス箔によるフレキシブルなカーテン59、60が取り
付けられている。食品類は、カーテン59、60を押し
上げて通過可能である。
【0023】缶体5内のコンベア4の上側に位置する上
側蒸気吹き出し部8は、コンベア4の走行方向に沿って
配置された管62の下方に多数の蒸気吹き出し孔63を
開口させたものである。缶体5内のコンベア4の下側に
位置する下側蒸気吹き出し部9は、コンベア4の走行方
向に沿って配置された管64の下方に多数の蒸気吹き出
し孔65を開口させたものである。図2に示される様
に、上側の蒸気吹き出し孔63はコンベア4の幅方向の
左右に振り分けられており、食品Fの上面に過熱蒸気を
直接吹きつける。下側の蒸気吹き出し孔65もコンベア
4の幅方向の左右に振り分けられており、食品Fの下面
にコンベア4の網目を介して過熱蒸気を直接吹きつけ
る。
【0024】図1において、上側の蒸気吹き出し部8を
更に上側から覆う様に、上側の反射板22が設けられて
いる。下側の蒸気吹き出し部9を更に下側から覆う様
に、下側の反射板23も設けられている。この上下の反
射板22,23は、上下の蒸気吹き出し部8,9と略同
じ長さを有するとともに、図2に示される様に、コンベ
ア4の幅と略同じ幅有する。この上下の反射板22,2
3は、過熱蒸気からの輻射熱をコンベア4の側に反射さ
せる機能を有する。この反射板12,13に遠赤外線を
放射する材質を選択すると、食品類Fの遠赤外線による
内部加熱も可能になる。
【0025】図1において、上下の蒸気吹き出し部8,
9の長さ方向に適宜間隔を隔てて、コンベア4に向けて
水を噴射するノズル等の水付与装置25,26が設けら
れている。この水付与装置15,16からの水は常温か
ら60°Cまで位の適宜温度を有する。過熱蒸気によっ
て食品類Fの表面が急速加熱される。表面が100°C
以上になると、蒸気の凝縮が起こらず、過熱蒸気による
加熱だけが作用するようになる。ただし、食品類Fの表
面だけが加熱され、内部は加熱不十分である場合、食品
類Fの表面を水で濡らして100°C以下に落とすと、
過熱蒸気の凝縮を伴う急速加熱が回復する。この水のシ
ャワーリングを数回繰り返すと、食品類Fの内部に至る
加熱が効率的に行われる。
【0026】第1缶部6は、缶体5の入口部57に至る
コンベア4の上に着脱自在に配設される。第1缶部6の
一端には開口71が設けられ、その他端には缶体5に対
する取付用のフランジ72が設けられている。図3に示
す様に、第1缶体6はコンベア4の上を覆い、更にコン
ベア4の下側には所定間隔を隔てて板73が敷かれてい
るため、缶体5の入口部57から漏れ出た蒸気は、第1
缶部6内に充満する。そのため、缶体5に向かう食品類
Fは、第1缶部6内で予熱される。また、第1缶部6の
入口には、必要に応じて、フレキシブルなカーテン74
が取り付けられる。
【0027】第2缶部7は、缶体5の出口部58に至る
コンベア4の上に着脱自在に配設される。第2缶部7の
一端には開口75が設けられ、その他端には缶体5に対
する取付用のフランジ76が設けられている。図3と同
様に、第2缶体7はコンベア4の上を覆い、更にコンベ
ア4の下側には所定間隔を隔てて板77が敷かれている
ため、缶体5の出口部58から漏れ出た蒸気は、第2缶
部7内に充満する。そのため、缶体5から出る食品類F
は、第2缶部7内で一気に冷却されるのではなく徐々に
冷却される後熱作用を受ける。また、第2缶部7の出口
には、必要に応じて、フレキシブルなカーテン78が取
り付けられる。
【0028】図1において、過熱水蒸気の第1発生部2
と、水蒸気の第2発生部3とは直列に接続されている。
第1発生部2からの過熱蒸気は、流量調整用の電磁弁2
1を経て上側蒸気吹き出し部8に至るラインと、流量調
整用の電磁弁22を経て下側蒸気吹き出し部9に至るラ
インとの分岐して供給される。また、上下の蒸気吹き出
し部8、9を前半部と後半部の様にコンベア4の長手方
向に2部分以上とし、各部分ごとに流量調整用の電磁弁
を介して過熱蒸気の供給量を調整し、低温、高温、中温
の様に各部分の温度を変える構成とすることが好まし
い。
【0029】制御部10は、缶体5内の適所に配設され
た温度センサからの入力を受け、第1発生部2に対して
電磁誘導加熱による過熱水蒸気の温度制御を行い、第2
発生部3に対して水蒸気発生量の制御を行うように構成
されている。これにより、所定温度で所定量の過熱水蒸
気が缶体5内に送り込まれる。また、缶体5内をコンベ
ア4の長手方向に2以上の部分に分割した場合、各部分
ごとに水蒸気発生量と過熱蒸気温度の制御を行うことが
望ましい。また、上下の蒸気吹き出し部8、9とコンベ
ア4との間隔を、入口側で大きくし、出口側で小さくす
ることにより、全体として出口側から入口側へ向かう蒸
気の流れを形成し、第1缶部6内で予熱蒸気を確保した
り、入口側での急速加熱を行うことができる。また、上
下の蒸気吹き出し部8、9を図示のようにコンベア4と
平行に設け、蒸気吹き出し孔63の配列ピッチを、入口
側で密にし、出口側で粗にすることにより、全体として
出口側から入口側へ向かう蒸気の流れを形成し、第1缶
部6内で予熱蒸気を確保したり、入口側での急速加熱を
行うことができる。
【0030】第1発生部2は、垂直上向きのパイプ部材
11内に、積層構造体12を収納し、パイプ部材11に
励磁コイル13を巻回した電磁誘導加熱部に構成されて
いる。パイプ部材11は耐熱性、耐蝕性及び耐圧性に優
れたセラミック等の非磁性材料によりパイプ状に形成さ
れたものである。パイプ部材11内に収納された積層構
造体12は、前記励磁コイル13により発生する磁界変
化により発熱する金属等の導電性材料により多数の小通
路を形成したものである。
【0031】水蒸気の発生部3は、過熱水蒸気の発生部
2と同じものが用いることが好ましいが、水を水蒸気に
するためのものであればよく、周知のボイラなども使用
できる。
【0032】図6及び図7は、第1発生部2の電磁誘導
加熱部において用いられる積層体構造体を示す。図6の
如くジグザグの山型に折り曲げられた第1金属板531
と平たい第2金属板532とを交互に積層し、全体とし
て円筒状の積層体に形成したものである。この第1金属
板531や第2金属板532の材質としては、SUS4
47J1の如きマルテンサイト系ステンレスが用いられ
る。
【0033】図6に示されるように、第1金属板531
の山(又は谷)533は中心軸534に対して角度αだ
け傾くように配設され、第2金属板532を挟んで隣り
合う第1金属板531の山(又は谷)533は交差する
ように配設されている。そして、隣り合う第1金属板5
31における山(又は谷)533の交差点において、第
1金属板531と第2金属板532がスポット溶接で溶
着され、電気的に導通可能に接合されている。
【0034】結局、手前側の第1金属板531と第2金
属板532との間には、角度αだけ傾いた第1小流路5
35が形成され、第2金属板532と奥側の第1金属板
531との間には、角度−αだけ傾いた第2小流路53
6が形成され、この第1小流路535と第2小流路53
6は角度2×αで交差している。また、第1金属板53
1や第2金属板532の表面には、流体の乱流を生じさ
せるための第3小流路としての孔537が設けられてい
る。さらに、第1金属板531や第2金属板532の表
面は平滑ではなく、梨地加工又はエンボス加工によって
微小な凹凸538が施されている。この凹凸538は山
(又は谷)533の高さに比較して無視できる程度に小
さい。
【0035】励磁コイル13に高周波電流を流して、積
層構造体12に高周波磁界を作用させると、第1金属板
531と第2金属板532の全体に渦電流が生じ、積層
構造体12が発熱する。このときの温度分布は、第1金
属板531と第2金属板532の長手方向に延びた目玉
型となり、周辺部より中心部の方が発熱し、中央部を流
れようとする水又は水蒸気の加熱に有利になっている。
【0036】また、図7のように、積層構造体12内に
は交差する第1小流路535と第2小流路536が形成
され、周辺と中央との拡散が行われ、加えて第3小通路
を形成する孔537の存在によって、第1小流路535
と第2小流路536間の厚み方向の拡散も行われる。し
たがって、これらの小流路535,536,537によ
って積層構造体12の全体にわたる水又は水蒸気のマク
ロ的な分散、放散、揮散が生じる。加えて、表面の微小
な凹凸538によってミクロ的な拡散、放散、揮散も生
じる。その結果、積層構造体12を通過する水又は水蒸
気は略均一な流れになって、第1金属板531及び第2
金属板532と流体との均一な接触機会が得られる。そ
の結果水又は水蒸気の均一な加熱が確保される。
【0037】ところで、金属板531,532の厚みが
30ミクロン以上1mm以下であり、高周波電流発生器
による高周波電流の周波数が15〜150KHzの範囲
にあるものが好ましい。金属板の厚みが30ミクロン以
上1mm以下であると、電力が入り易く、又伝熱面積を
大きくとるための波形等の加工による小流路の確保が容
易になる。また、使用する周波数が15KHz〜150
KHzの範囲であると、励磁コイルの銅損や、スイッチ
ング素子の損失を防止できる。特に、損失が少ない周波
数帯としては、20〜70KHzである。また、積層構
造体12の1立方センチメートル当たりの伝熱面積が、
2.5平方センチメートル以上であるものが好ましい。
積層構造体12の1立方センチメートル当たりの表面積
が2.5平方センチメートル以上、より好ましくは5平
方センチメートル以上になるように金属板を積層する
と、熱交換の効率を上げることができる。また、積層構
造体8の表面積1平方センチメートル当たりで加熱すべ
き流体量が、0.4立方センチメートル以下であるもの
が好ましい。積層構造体12の表面積1平方センチメー
トル当たりの流体量を0.4立方センチメートル以下、
より好ましくは0.1立方センチメートル以下にする
と、流体に対する伝熱の急速応答性が得られる。
【0038】上述した構造の積層構造体による加熱にお
いては、電気エネルギーから熱エネルギーへの変換効率
が極めて高いことが確認されている。例えば、100m
m径、長さ200mm、表面積2.2〜6.2m2 の積
層構造体12を用いた場合、流体の膜厚(1cm3 当た
りの水膜量)が0.5〜0.2mmと極めて薄膜状であ
り、積層構造体12を構成する金属板531、532も
薄いため、温度差も極めて小さく、熱伝達を素早く促進
できる。したがって、特に第2電磁誘導加熱部3がコン
パクトであっても、大量の過熱水蒸気を発生させること
が可能になる。また、積層構造体には高電流が複雑に流
れるとともに、磁力線も複雑に通っている。この状態の
積層構造体の広大な面積に過熱水蒸気が触れることで熱
交換されるため、純粋なる過熱水蒸気ではなく、イオン
化又は磁化され、食品に対する活性力が高まった過熱水
蒸気になっていると想定される。
【0039】このようにして得られた過熱水蒸気を缶体
5内に導入する。缶体5内に充満した過熱水蒸気によ
り、缶体5内の空気が追い出され、過熱水蒸気だけで空
気が存在しない状態になる。また、缶体5内は外気は入
らないものの、内部の過熱水蒸気が僅かに漏れる程度の
構造になっているため、大気圧付近での作動になる。
【0040】上述した加工装置による食品類の加工を以
下に説明する。食品類はコンベア4の駆動側から繋ぎの
コンベア又はロボットアームを介して供給される。コン
ベア4に載った食品類Fは、第1缶部6内に入る。第1
缶部6内には缶体5からの蒸気が充満しており、缶体5
内より低温であるが、常温よりかなり上がっており、蒸
気による予熱処理が行われる。
【0041】予熱された食品類Fは、入口部57を経て
缶体5内に導入される。缶体5内のコンベア4の上下か
ら所定温度の過熱蒸気が長方向に途切れることなく供給
されている。そのため、食品類Fは搬送途中に順次加熱
される。表面が100°C以下の状態であると、過熱蒸
気は表面で凝縮し、大量の凝縮熱を放出する。回りには
高温の過熱蒸気で充満しているため、表面の水分は直ぐ
に蒸発し、過熱蒸気からの熱量の補給が絶え間なく行わ
れる。また、食品類Fは、反射板22、23からの輻射
熱又は遠赤外線による加熱作用も受ける。
【0042】食品類Fの表面が100°C以上になる
と、過熱蒸気からの直接の熱伝達と輻射熱の加熱だけに
なる。表面だけが100°C以上であって、表面から直
ぐ下が100°C以内の場合、水付与装置25,26か
らの局部的なシャワリングにより、食品類Fの表面温度
を100°C以下に下げ、内外の温度の均一化を行う。
この状態で、更に過熱蒸気を作用させると、表面の凝縮
熱による急速加熱が行われる。この水付与装置25,2
6からの水のシャワリングを繰り返すことにより、食品
類Fの内部加熱も急速に行われる。
【0043】缶体5内は過熱蒸気が充満しており、空気
が存在しない状態であるため、食品類Fは酸化の作用を
受けること無く、色調改善特性、味フレーバ改善特性、
ドリップを少なくする収率改善特性、表面改質特性が効
果的に行われる。
【0044】加熱処理された食品類Fは、缶体5の出口
部58から第2缶部7に至る。第2缶部7内は缶体5か
らの蒸気で充満しており、缶体5内より低温であるが、
常温よりかなり上がっており、低温蒸気による徐冷等の
後熱処理が行われる。
【0045】図4は、上下の蒸気吹き出し部の他の実施
形態例を示す図である。図4において、上側の蒸気吹き
出し部108は、コンベア4の幅方向の延びる管体16
2に幅方向所定間隔で蒸気吹き出し孔163を設け、こ
の管体162をコンベア4の長手方向に多数列設したも
のである。なお、下側の蒸気吹き出し部109も、同様
の構成となっている。この様な上下の蒸気吹き出し部1
08,109は、幅が広いコンベア4に対して長方向及
び幅方向の両方に過熱蒸気を略均一に吹きつけるものに
適している。
【0046】図5は、上下の蒸気吹き出し部の更に他の
実施形態を示す図である。図5において、上側の蒸気吹
き出し部208は、コンベア4の長手方向に延在する管
体262の蒸気吹き出し孔263をコンベア4と反対側
に向け、反射板222を管体262を介してコンベア4
に対面させたものである。過熱蒸気は、反射板212を
経て緩やかに作用する。なお、下側の蒸気吹き出し部2
09も同様の構成となっている。このような上下の蒸気
吹き出し部208,209は、過熱蒸気を食品類に急速
に当てることが好ましく無い場合に使用される。
【0047】
【実施例】つぎに、本発明の具体的な実施例を以下に説
明する。ただし、本件発明は以下の実施例に限定されな
い。以下の実施例では、図1の食品加熱装置を用い、積
層構造体12の表面積1平方センチメートル当たりの過
熱水蒸気量を0.1立方センチメートルのものを用い
た。なお、表面観察及び写真撮影には、キーエンス社製
のデジタルHDマイクロスコープVH−7000を用い
た。
【0048】実施例1 野菜の乾燥による減容処理を施した結果、全体が均一に
加熱され、色鮮やかで滅菌されるとともに、減容された
温野菜を連続的に得ることができた。
【0049】実施例2 ジャガイモの水噴射を加えた処理を施した結果、程よい
水分を含み、うま味を保った状態に加熱処理することが
できた。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2の装
置発明によると、食品類を缶体内で過熱蒸気処理する前
に、缶体からの蒸気を第1缶部に導いて予熱処理した
り、食品類を缶体内で過熱蒸気処理した後に、缶体から
の蒸気を第2缶部に導いて後熱処理したりして、過熱蒸
気による食品類の加工を連続的に且つ省エネルギーで有
効に行うことができる。
【0051】請求項3〜7の装置発明によると、過熱蒸
気を用いた食品類の加工処理を、連続的に、略均一且つ
効果的に作用させることができる。
【0052】請求項8、9の装置発明によると、過熱水
蒸気が単なる加熱ではなく、高密度磁力線、高密度電場
の電磁誘導加熱で生成されているため、磁化又は/及び
イオン化により活性化されていると想定され、色調改善
特性、味フレーバ改善特性、ドリップを少なくする収率
改善特性、表面改質特性が効果的に行われるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る食品加工装置の機器配
置図である。
【図2】図1のA−A線の断面図である。
【図3】図1のB−B線の断面図である。
【図4】上下の蒸気吹き出し部の他の実施形態を示す図
である。
【図5】上下の蒸気吹き出し部の更に他の実施形態を示
す図である。
【図6】電磁誘導加熱部に用いられる積層構造体の全体
斜視図である。
【図7】電磁誘導加熱部に用いられる積層構造体の詳細
構造図である。
【符号の説明】
1 食品加工装置 2 第1発生部 3 第2発生部 4 コンベア 5 缶体 6 第1缶部 7 第2缶部 8 上側蒸気吹き出し部 9 下側蒸気吹き出し部 10 制御部 11 パイプ部材 12 積層構造体 13 励磁コイル 22 上側反射板 23 下側反射板 25 上側水付与装置 26 下側水付与装置 57 入口部 58 出口部 62 管体 63 上側蒸気吹き出し孔 64 管体 65 下側蒸気吹き出し孔 531 第1金属板 532 第2金属板 535 第1小流路 536 第2小流路 537 第3小流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B021 LA41 LP04 LT01 MC01 MC03 4B035 LC16 LP03 LP04 LP05 LP13 LP50 LT02 4B054 AA06 AB03 BA02 BB06 CC02 CG01 4B055 AA22 BA34 CA01 DB12 EA08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品類を載せて走行駆動される流体透過
    性のコンベアと、このコンベアの走行経路中に配置され
    る缶体と、この缶体内に前記コンベアを挟むように上下
    に配置された、過熱蒸気の上吹き出し部及び下吹き出し
    部と、前記缶体に対するコンベアの入口であって蒸気が
    溢れ出る入口部と、前記缶体に対するコンベアの出口で
    あって蒸気が溢れ出る出口部とを備え、前記入口部に至
    るコンベアの経路を覆って溢れ出る蒸気を溜める第1缶
    部、前記出口部からのコンベアの経路を覆って溢れ出る
    蒸気を溜める第2缶部のうち、少なくとも一つを前記缶
    体に接続したことを特徴とする過熱蒸気による食品類加
    工装置。
  2. 【請求項2】 前記第1缶部及び前記第2缶部は前記缶
    体に対して着脱自在に設けられている請求項1に記載の
    過熱蒸気による食品類加工装置。
  3. 【請求項3】 食品類を載せて走行駆動される流体透過
    性のコンベアと、このコンベアの走行経路中に配置され
    る缶体と、この缶体内に前記コンベアを挟むように上下
    に配置された過熱蒸気の上吹き出し部及び下吹き出し部
    とを備え、前記上下の吹き出し部は、前記コンベアの走
    行方向に向かって多数の吹き出し孔を配設したものであ
    ることを特徴とする過熱蒸気による食品類加工装置。
  4. 【請求項4】 前記上下の吹き出し部は、前記コンベア
    の走行方向に2以上に分割され、分割された吹き出し部
    ごとに過熱蒸気の吹き出しが制御できる制御部が設けら
    れた請求項3に記載の過熱蒸気による食品類加工装置。
  5. 【請求項5】 前記上下の吹き出し部を挟んで、前記コ
    ンベアの走行面に対面する上反射板と下反射板とが設け
    られた請求項3または4に記載の過熱蒸気による食品類
    加工装置。
  6. 【請求項6】 前記上下の吹き出し部は前記上下の反射
    板に向かって過熱蒸気を吹き出す請求項5に記載の過熱
    蒸気による食品類加工装置。
  7. 【請求項7】 前記缶体内に、過熱された食品類の表面
    冷却のための水付与手段が設けられた請求項1〜6のい
    ずれかに記載の過熱蒸気による食品類加工装置。
  8. 【請求項8】 前記過熱蒸気は、励磁コイルが巻かれた
    パイプ部材内に、積層構造体を収納し、前記コイルによ
    る磁力線の磁束を変化させ、前記積層構造体の全体を誘
    導加熱する電磁誘導加熱部に水蒸気を通過させて得るも
    のである請求項1〜7のいずれかに記載の過熱蒸気によ
    る食品類加工装置。
  9. 【請求項9】 前記積層構造体は、前記パイプ部材の軸
    心と交差する方向の多数の小通路が形成されたものであ
    る請求項8記載の過熱蒸気による食品類加工装置。
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