JP2001145568A - 食品加工調理方法及び食品加工調理装置 - Google Patents

食品加工調理方法及び食品加工調理装置

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JP2001145568A
JP2001145568A JP32956099A JP32956099A JP2001145568A JP 2001145568 A JP2001145568 A JP 2001145568A JP 32956099 A JP32956099 A JP 32956099A JP 32956099 A JP32956099 A JP 32956099A JP 2001145568 A JP2001145568 A JP 2001145568A
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water
tank
pressure
steam
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JP32956099A
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Satoru Ijiri
哲 井尻
Yoshikazu Fujita
芳和 藤田
Taizo Kawamura
泰三 川村
Yoshitaka Uchibori
義隆 内堀
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SHOKKYO KK
Seta Giken KK
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SHOKKYO KK
Seta Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水蒸気、熱水、圧力の3要因などを適切に組
み合わせことにより、食品の蒸煮、炊飯、蒸焼、焙煎、
焼成、乾燥、殺菌、解凍にわたる幅広い種類の加工を適
切に行うことができる食品加工調理方法及び食品加工調
理装置を提供する。 【解決手段】 食品が収容される密閉系に、飽和水蒸
気、過熱水蒸気、熱水のいずれか又はこれらの組み合わ
せを所定のタイミングで供給し、前記密閉系内を大気圧
以上の所定圧力に調整して、前記密閉系内を無酸素状態
にして前記食品の加工又は調理を行う食品加工調理方法
である。そのために、食品が収納される容器2と、この
容器2に接続され、飽和水蒸気又は過熱水蒸気を供給す
る水蒸気発生部3と、この容器2に接続され、熱水を供
給する熱水発生部4と、前記容器2内の圧力を大気圧以
上に調整する圧力調整部5とを備え、前記容器2内、前
記水蒸気発生部3からの飽和水蒸気又は過熱水蒸気、及
び前記熱水発生部4からの熱水を無酸素状態とする密閉
系に構成した食品加工調理装置を使う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水蒸気を用いた食
品加工調理方法及び食品加工調理装置に関し、特に無酸
素状態で加工又は調理が行えるのに関する。
【0002】
【従来の技術】大気圧100℃で形成される水蒸気を、
100℃を越えて過熱することによって得られる過熱蒸
気の食品の加工又は調理の分野への適用は可能性として
早くから着目されてきた。
【0003】ただし、従前の過熱水蒸気発生装置は、ガ
ス乃至電気を熱源とし、温度、蒸気量の正確なコントロ
ールが難しく、設定温度変更に対する追従性も悪く、ま
た、大型になるため、処理部との距離があって制御性の
著しい低下やエネルギーロスがあるため、実用化に至ら
なかった。
【0004】しかし、特許第2889607号に示され
るように、流体が通過する積層充填体を電磁誘導で直接
加熱するという画期的な電磁誘導加熱装置及び電磁誘導
加熱方法が実用化されるに至った。これを用いると、国
際公開W098/29685号公報に開示のように、温
度、蒸気量の正確なコントロールが可能でコンパクト
な、過熱水蒸気発生が可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この原理を応用した食
品加工装置及び食品加工方法が、特開平11−1083
01号公報に提案されている。しかしながら、過熱水蒸
気を主体とする制御だけでは、蒸煮、炊飯、蒸焼、焙
煎、焼成、乾燥、殺菌、解凍にわたる幅広い種類の加工
を適切に行うことができないということが判明してき
た。
【0006】また、特開平11−89722号公報によ
ると、種々の形態の水蒸気を組み合わせて、低酸素状態
にして、種々の加工を行うことが提案されている。しか
しながら、負圧構造の容器、又は空気導入により、蒸気
以外に酸素が供給されることにより、水蒸気が持つ有利
な点が生かされないという問題点があった。
【0007】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、水蒸気、熱水、圧力の3要
因などを適切に組み合わせことにより、食品の蒸煮、炊
飯、蒸焼、焙煎、焼成、乾燥、殺菌、解凍にわたる幅広
い種類の加工を適切に行うことができる食品加工調理方
法及び食品加工調理装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の第1食品加工調理方法は、食品が収容され
る密閉系に、飽和水蒸気、過熱水蒸気、熱水のいずれか
又はこれらの組み合わせを所定のタイミングで供給し、
前記密閉系内を大気圧以上の所定圧力に調整して、前記
密閉系内を無酸素状態にして前記食品の加工又は調理を
行うことを特徴とする。
【0009】過熱水蒸気が有する高い熱効率、高い乾燥
効率により、高効率、短時間の焼成、焙煎、乾燥処理を
行う。このとき、過熱水蒸気と熱水の組み合わせとし、
対象食品に応じて、過熱水蒸気の湿り度を調整し、表面
乾燥やドリップ漏出を抑える。また、過熱水蒸気と熱水
をミキシングした作動流体にすると、炊飯のように対象
食品を高水分に仕上げ、食品表面の付着する熱水ミスト
により伝熱速度が大幅に上昇する。これらの処理が、無
酸素雰囲気で行われるため、食品中の成分の酸化進行が
抑制される。
【0010】本発明の食品加工調理装置は、食品が収納
される容器と、この容器に接続され、飽和水蒸気又は過
熱水蒸気を供給する水蒸気発生部と、この容器に接続さ
れ、熱水を供給する熱水発生部と、前記容器内の圧力を
大気圧以上に調整する圧力調整部とを備え、前記容器
内、前記水蒸気発生部からの飽和水蒸気又は過熱水蒸
気、及び前記熱水発生部からの熱水を無酸素状態とする
密閉系に構成する。また、前記飽和水蒸気又は過熱水蒸
気と、前記熱水とは、ノズルで混合されて食品に供給さ
れるものが好ましい。
【0011】過熱水蒸気と熱水を噴射衝突させ、任意の
重量比で均等に両者を混合分散でき、優れた作動流体を
形成できる。この作動流体の物理特性を効果的に発揮す
るため、前記ノズルを容器の上下に配設し、容器内の温
度、湿り度、圧力を正確に制御する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
従って説明する。図1は、第1実施形態に係る食品加工
装置の機器ブロック図である。
【0013】食品加工装置1は、容器2と、過熱水蒸気
又は飽和水蒸気を容器2に供給する水蒸気発生部3と、
容器2に熱水を供給する熱水発生部4と、容器2内の圧
力を大気圧以上の所定値に調整する圧力調整部5と、を
主要部分としてなる。
【0014】容器2は、密閉可能且つ開閉可能な容器に
構成され、容器の上部に設けられた第1ノズル6と、容
器の下部に設けられた第2ノズル7と、容器の側面に取
り付けられた温度センサー8と、容器の最下面に設けら
れたドレン部9と、例えば簀の子状の仕切り部10とを
備えてなる。
【0015】蒸気発生部3は、給水タンク11と、水を
飽和水蒸気(以下、SSという)にする第1の電磁誘導
加熱装置(以下、DPHという)12と、飽和水蒸気を
過熱して過熱水蒸気(以下、SSHという)にする第2
のDPH13と、流路切り換え用の一対の開閉弁14
a,14bと、第1ノズル6に至る第1分岐路15a
と、第2ノズル7に至る第2分岐路15bとを備えて成
る。この蒸気発生部3は、給水タンク11への給水以降
が密閉系となって、酸素を含む空気が入らない構造にな
っている。また、容器2内の水蒸気を第2DPH13の
手前に戻し、再循環系とすることもできる。
【0016】熱水発生部4は、給水ポンプ21と、熱水
(以下、HWという)調整用の第3のDPH22と、熱
水温度制御用のセンサー23と、流路切り換え用の一対
の開閉弁24a,24bと、第1ノズル6に至る第1分
岐路25aと、第2ノズル7に至る第2分岐路25bと
を備えて成る。この熱水発生部4は、給水ポンプ21へ
の給水以降が密閉系となって、酸素を含む空気が入らな
い構造になっている。また、容器2内のドレンからフィ
ルタでゴミを除いた後の熱水を給水ポンプ21の手前に
戻し、再循環系とすることもできる。
【0017】圧力調整部5は、容器2の上部に取り付け
られた調圧弁26と、排気管27とを備えて成る。調圧
弁26の調整により、容器2内の圧力を大気圧以上に調
整できる。
【0018】第1ノズル6は、第1分岐路15aからの
水蒸気と第1分岐路25aからの熱水を混合(ミキシン
グ)し、容器2の上側から供給できる構造である。第2
ノズル7は、第2分岐路15bからの水蒸気と第2分岐
路25bからの熱水を混合(ミキシング)し、容器2の
下側から供給できる構造である。
【0019】蒸気発生部3からは、70〜100℃の範
囲の飽和水蒸気(SS)、又は100以上の過熱水蒸気
(SHS)が、第1ノズル6又は及び第2ノズル7から
噴射される。熱水発生部4からは、70〜130℃の熱
水が、第1ノズル6又は及び第2ノズル7から噴射され
る。第1ノズル6又は及び第2ノズル7からは、水蒸気
(SS,SHS)と熱水(HW)のいずれか又は混合体
が噴出される。
【0020】図2に示されるように、第2ノズル7から
SSを噴射し、第1ノズルから適宜のタイミングで(S
S+HW)を噴射すると、70〜130℃の範囲で蒸煮
や蒸しに対応できる。このとき、調圧弁26の設定によ
り系内は大気圧+α(ゼロ以上)に保たれ、系内は無酸
素状態に保たれる。
【0021】また、第2ノズル7及び又は第1ノズル6
から(HW+SHS)を噴射すると、100〜130℃
の温度範囲で蒸煮、炊飯、殺菌に対応できる。このと
き、調圧弁26の設定により系内は大気圧+α(ゼロ以
上)に保たれ、系内は無酸素状態に保たれる。
【0022】また、第2ノズル7及び又は第1ノズル6
からSHSを噴射すると、130〜300℃の温度範囲
で殺菌、蒸焼、焙煎、焼成、乾燥に対応できる。このと
き、調圧弁26の設定により系内は大気圧+α(ゼロ以
上)に保たれ、系内は無酸素状態に保たれる。
【0023】また、第2ノズル7及び又は第1ノズル6
からより高温のSHSを噴射すると、200〜500℃
の温度範囲で乾燥に対応できる。このとき、調圧弁26
の設定により系内は大気圧+α(ゼロ以上)に保たれ、
系内は無酸素状態に保たれる。
【0024】図3は第2実施形態の食品加工装置1Aを
示す。容器2の下側に第2ノズル7しか設けられておら
ず、容器2の上部に排気管27だけからなる圧力調整部
が設けられている。水蒸気発生部3は分岐構造になって
いない点を除いて図1のものと同様である。熱水発生部
4Aは、給水タンク28内の水を第3のDPH22で循
環させ、給水タンク28内の水を所定の熱水にし、給水
ポンプ29で第2ノズル7に導入する構造である。な
お、給水タンク11及び給水タンク28内に所定圧力の
窒素ガス等の不活性ガスを導入し、排気管27に調圧弁
を取り付けると、大気圧より高い、無酸素の系とするこ
とができる。
【0025】図4は第3実施形態の食品加工装置1Bを
示す。容器2内に、70〜100℃の飽和水蒸気を導入
するための別形態である。容器2の底をタンクとし、循
環用のポンプ30と、湯温調整用のDPH31と、容器
2内のシャワリング装置32とを備えて成る。仕切り部
10の全面から、70〜100℃の低温飽和水蒸気を供
給でき、内部を無酸素状態に保つことができる。この低
温飽和水蒸気の発生部4Cに対して、図3の過熱水蒸気
発生部と熱水発生部を設けることもてきる。
【0026】図5は、高温加圧熱水の供給部4Dの詳細
例を示す。高温加圧熱水の供給部4Dは、高温加圧熱水
の供給部4Dは、タンク33と、給水ポンプ21と、リ
リーフ弁35と、DPH22と、安全弁41と、3方バ
ルブ40とを有しており、高温加圧熱水を発生させるよ
うになっている。
【0027】タンク33は、給水ポンプ21を介してD
PH22の通路に接続されており、被加熱物である水を
蓄積するようになっている。このタンク33には、水位
センサー43が設けられており、タンク33内の水位を
検知するようになっている。また、タンク33の上流側
には、図示されない給水源が接続されている。給水源
は、水位センサー43の検知信号に基づいてバルブ42
が開くと、タンク33内に給水するようになっている。
【0028】給水ポンプ21は、タンク33の下流側に
バルブ34を介して設けられており、タンク33内の水
を給水することにより、所定の開度に絞られた第1ノズ
ル6及び第2ノズル7との間で1.013×105
5.065×105 Pa(1〜5気圧)の所定の水圧を
かけるようになっている。これにより、DPH22の通
路38に、所定量の加圧水が供給されるようになる。ま
た、タンク33、バルブ34、給水ポンプ21は、リリ
ーフ弁35を介してループ状に接続されており、リリー
フ弁35から出た加圧水がタンク33に戻るようになっ
ている。
【0029】リリーフ弁35は、給水ポンプ21の下流
側に接続されており、給水ポンプ21の給水による水が
所定圧力以上に加圧されると、加圧水をタンク33に逃
がして、給水ポンプ21から第1ノズル6及び第2ノズ
ル7間の水を1.013×105 〜5.065×105
Pa(1〜5気圧)の所定の水圧を保つようになってい
る。また、リリーフ弁35の下流側には、圧力検出器3
6が接続されており、給水ポンプ21から第1ノズル6
及び第2ノズル7間の水圧を検出するようになってい
る。
【0030】DPH22は、チェックバルブ37を介し
て給水ポンプ21の下流側に接続されている。このチェ
ックバルブ37は、DPH22により加熱された加圧熱
水がリリーフ弁35を介してタンク33に流れ込まない
ように給水ポンプ21及びリリーフ弁35の下流側に設
けられている。
【0031】DPH22の通路38の先には、3方バル
ブ40を介して第1分岐路25a及び第2分岐路25b
が延設されている。第1ノズル6及び第2ノズル7は、
給水ポンプ21により給水された水が給水ポンプ21と
第1ノズル6及び第2ノズル7間で1.013×105
〜5.065×105 Pa(1〜5気圧)の所定の圧力
に加圧されるように、所定の開度に絞られている。ま
た、DPH22の通路38の先には、熱水温度制御セン
サー23が設けられている。熱水温度制御センサー23
は、DPH22の高周波電源に接続されており、高温加
圧熱水の温度を検出するようになっている。
【0032】安全弁41は、DPH22の通路38の下
流側が所定の圧力以上になると、水蒸気をタンク33へ
逃がす弁であり、DPH22と3方バルブ40との間に
接続されている。また、安全弁41は、タンク33、バ
ルブ34、給水ポンプ21、チェックバルブ37、DP
H22とループ状に接続されている。安全弁41は、安
全弁41a、41bが並列に接続されて構成されている
が、これに限られず、一つでも良い。
【0033】3方バルブ40は、高温加圧熱水の進路を
タンク33側又は第1ノズル6及び第2ノズル7側に切
り換えるバルブであり、DPH22と安全弁41との接
続部39の下流側に接続されている。また、3方バルブ
40は、タンク33、バルブ34、給水ポンプ21、チ
ェックバルブ37、DPH22とループ状に接続されて
おり、タンク33側に切り換えるとDPH22から出た
高温加圧熱水をタンク33に戻し、第1ノズル6及び第
2ノズル7側に切り換えると、所望のタイミングで第1
ノズル6及び第2ノズル7に高温加圧熱水を供給するよ
うになっている。この3方バルブ40とタンク33の間
には、図示されない絞り弁が設けられている。この絞り
弁は、第1ノズル6及び第2ノズル7と同様に、給水ポ
ンプ21により給水された水が給水ポンプ21と絞り弁
との間で1.013×105 〜5.065×105 Pa
(1〜5気圧)の所定の圧力に加圧されるように、所定
の開度に絞られている。これにより、3方バルブ40を
タンク33側又は第1ノズル6及び第2ノズル7側のい
ずれの方に切り換えても、給水ポンプ21の下流側で
は、加圧水は1.013×105 〜5.065×105
Pa(1〜5気圧)の所定の圧力に加圧される。
【0034】次に、高温加圧熱水の供給部4Dの動作を
説明する。高温加圧熱水の供給部Dが待機状態にあると
きは、図5に示すように、3方バルブ40がタンク33
側に切り換えられる。次に、バルブ34を開けて給水ポ
ンプ21によりタンク33内の水をDPH22の通路3
8へ供給する。3方バルブ40とタンク33の間に設け
られた図示されない絞り弁は、所定の開度に絞られてい
るため、供給された水は、給水ポンプ21から絞り弁の
間で1.013×105 〜5.065×105Pa(1
〜5気圧)の所望の圧力に加圧される。給水ポンプ21
の給水により給水ポンプ21から絞り弁間の水圧が所望
の圧力を越えると、リリーフ弁35が働き、余分な加圧
水がタンク33へ戻るため、給水ポンプ21から絞り弁
間の水圧は、所望の圧力に保たれる。そして、所望の圧
力に保たれた加圧水は、DPH22の通路38内で高温
に発熱した積層充填体により所望の温度に加熱され、タ
ンク33へ戻る。このように、待機状態の場合には、高
温加圧熱水は、タンク33、バルブ34、給水ポンプ2
1、チェックバルブ37、DPH22、3方バルブ4
0、タンク33間を循環する。
【0035】高温加圧熱水の供給部4Dが通常の運転状
態にあるときは、図5に示すように、3方バルブ40が
第1ノズル6及び第2ノズル7側に切り換えられる。次
に、バルブ34を開けて給水ポンプ21によりタンク3
3内の水をDPH22の通路38へ供給する。第1ノズ
ル6及び第2ノズル7は所定の開度に絞られているた
め、供給された水は、給水ポンプ21から第1ノズル6
及び第2ノズル7の間で1.013×105 〜5.06
5×105 Pa(1〜5気圧)の所望の圧力に加圧され
る。給水ポンプ21の給水により給水ポンプ21から第
1ノズル6及び第2ノズル7間の水圧が所望の圧力を越
えると、リリーフ弁35が働き、余分な加圧水がタンク
33へ戻るため、給水ポンプ21から第1ノズル6及び
第2ノズル7間の水圧は、所望の圧力に保たれる。そし
て、所望の圧力に保たれた加圧水は、DPH22の通路
38内で高温に発熱した積層充填体により所望の温度に
加熱され、第1ノズル6及び第2ノズル7へ向かう。
【0036】このように、DPH22の通路38内には
加圧水が流れるので、加圧水は、水蒸気にならず、圧力
に応じて100℃〜150℃程度までの所望の温度まで
昇温される。また、高周波電源は、DPH22の通路3
8の先に設けられた熱水温度制御センサー23から高温
加圧熱水の温度を取り込んで、加圧水を所望の温度まで
昇温させるように積層充填体の温度を制御する。また、
積層充填体の温度が上昇し、DPH22の通路38内で
高温加圧熱水が水蒸気になった場合でも、安全弁41
a、41bにより水蒸気をタンク33へ逃がすため、D
PH22の下流側を所定圧力に保つことができる。
【0037】給水ポンプ21がタンク33内の水をDP
H22の通路38に送り、タンク33内の水位が一定値
まで下がると、水位センサー43からの水位情報に基づ
いてバルブ42が開き、図示されない給水源から給水さ
れ、タンク33内が一定の水位に保たれる。
【0038】尚、図6に示すように、高温加圧熱水の供
給部4Dに代えて、高温加圧熱水の供給部4Eでも良
い。高温加圧熱水の供給部4Eは、タンク33と、加圧
部46と、給水部49と、給水ポンプ21と、DPH2
2とを有しており、高温加圧熱水を発生させるようにな
っている。尚、3方バルブ40及び安全弁41は、高温
加圧熱水の供給部4Dのものと同様であるので説明を省
略する。
【0039】タンク33は、給水ポンプ21を介してD
PH22の通路に接続されており、被加熱物である水を
蓄積するようになっている。このタンク33には、水位
センサー43が設けられており、タンク33内の水位を
検知するようになっている。また、タンク33の上流側
には、加圧部46が接続されている。加圧部46は、窒
素ボンベ48と、減圧弁47とを有しており、タンク3
3内に窒素を充填し、加圧するようになっている。減圧
弁47は、窒素ボンベ48とタンク33の間に設けられ
ており、窒素ボンベ48からの圧力を減圧し、1.01
3×105 〜5.065×105 Pa(1〜5気圧)の
所定の圧力に調整するようになっている。
【0040】給水部49は、給水タンク44と、給水ポ
ンプ45とを有しており、タンク33の上流側に接続さ
れている。また、給水ポンプ45は、水位センサー43
と接続されており、水位センサー43の検知信号に基づ
いてタンク33内の水位を一定に保ように給水するよう
になっている。給水ポンプ21は、タンク33の下流側
に設けられており、積層充填体が設置されたDPH22
の通路38に、所定量の加圧水を供給するようになって
いる。DPH22は、給水ポンプ21を介してタンク3
3に接続されている。また、DPH22の通路38の先
には、熱水温度制御センサー23が設けられている。熱
水温度制御センサー23は、DPH22の高周波電源に
接続されており、加圧熱水の温度を検出するようになっ
ている。
【0041】次に、高温加圧熱水の供給部4Eの動作を
説明する。高温加圧熱水の供給部4Eが通常の運転状態
にあるときは、3方バルブ40が第1ノズル6及び第2
ノズル7側に切り換えられる。次に、窒素が窒素ボンベ
48から減圧弁47により所定圧力に調整されてタンク
33内に封入される。タンク33内に所定圧力の窒素が
封入されると、タンク33内の圧力は、1.013×1
5 〜5.065×105 Pa(1〜5気圧)の所望の
圧力まで加圧される。次に、給水ポンプ21からDPH
22の通路38内に所定量の加圧水が供給される。DP
H22の通路38内の加圧水は、第1ノズル6及び第2
ノズル7の絞りの程度により所定の圧力に保たれ、高温
に発熱した積層充填体により所望の温度に加熱される。
このように、給水ポンプ21によりタンク33から加圧
された水が供給されるので、加圧水は、水蒸気になら
ず、圧力に応じて100℃〜150℃程度までの所望の
温度まで昇温されて、第1ノズル6及び第2ノズル7へ
向かう。また、高周波電源は、熱水温度制御センサー2
3から加圧熱水の温度を取り込んで、加圧水を所望の温
度まで昇温させるように積層充填体の温度を制御する。
【0042】給水ポンプ21が加圧水をDPH22の通
路38内に送り、タンク33内の水位が下がると、窒素
ボンベ48から窒素が封入されタンク33内が所定圧力
に保たれる。また、タンク33内の水位が一定値まで下
がると、給水ポンプ21は、水位センサー43からタン
ク33の水位の情報を取り込んで、タンク33内の加圧
水が一定の水位を維持するように給水タンク44内の水
をタンク33内に供給する。
【0043】尚、積層充填体の温度が上昇し、DPH2
2の通路38内で高温加圧熱水が水蒸気になった場合で
も、安全弁41a、41bにより水蒸気をタンク33へ
逃がすため、DPH22の下流側を所定圧力に保つこと
ができる。また、高温加圧熱水の供給部4Eが待機状態
にあるときは、3方バルブ40がタンク44側に切り換
えられる。この場合、高温加圧熱水は、タンク44、給
水ポンプ45、タンク33、給水ポンプ21、DPH2
2、3方バルブ40、タンク44間を循環する。
【0044】尚、図7に示すように、高温加圧熱水の供
給部4D、4Eに代えて、高温加圧熱水の供給部4Fで
も良い。高温加圧熱水の供給部4Fは、高温加圧熱水の
供給部4Eと同様に、タンク33と、加圧部46と、給
水部49と、給水ポンプ21と、DPH22とを有して
おり、一定圧の高温加圧熱水を発生させるようになって
いる。尚、加圧部40と、給水部49は、高温加圧熱水
の供給部4Eのものと同様であるので説明を省略する。
【0045】タンク33は、被加熱物である加圧水を蓄
積するようになっている。このタンク33には、ポンプ
50を介してDPH22の通路38が接続されており、
さらに、通路38の先がタンク33に接続されている。
即ち、DPH22は、タンク33内の加圧水が通路38
を通って再びタンク33内に循環するようにループ状に
接続されている。このDPH22は、タンク33と通路
38内を循環する加圧水を加熱するようになっているた
め、タンク33内には、加圧熱水が蓄積される。また、
タンク33には、水位センサー43が設けられており、
水位センサー43はタンク33内の水位を検知するよう
になっている。さらに、タンク33には、DPH22の
高周波電源と接続された熱水温度制御センサー23が設
けられており、タンク33内の加圧熱水の温度を検知す
るようになっている。
【0046】安全弁41は、DPH22の通路38の下
流側が所定の圧力以上になると、水蒸気をタンク44へ
逃がす弁であり、DPH22とタンク44との間に接続
されている。また、安全弁41は、タンク44、給水ポ
ンプ45、タンク33、ポンプ50、DPH22とルー
プ状に接続されている。安全弁41は、安全弁41a、
41bが並列に接続されて構成されているが、これに限
られず、一つでも良い。尚、タンク33内の圧力又はタ
ンク33から給水ポンプ21までの間の圧力は、DPH
22の通路38の下流側の圧力と同じであるので、安全
弁41の接続位置は、図示例の位置に限られず、タンク
33に設けてもよい。さらに、タンク33と給水ポンプ
21の間に設けてもよい。
【0047】給水ポンプ21は、タンク33の下流側に
DPH22の通路38と並列に接続された通路に設けら
れており、所定量の加圧熱水を第1ノズル6及び第2ノ
ズル7に供給するようになっている。尚、加圧水はポン
プ50により強制循環されるが、ポンプ50を設けない
で自然対流により循環させてもよい。
【0048】次に、高温加圧熱水の供給部4Fの動作を
説明する。図7に示すように、窒素が窒素ボンベ48か
ら減圧弁47により所定圧力に調整されてタンク33内
に封入される。タンク33内に所定圧力の窒素が封入さ
れると、タンク33内の圧力は、所望の圧力まで加圧さ
れる。加圧水は、DPH22の通路38内で高温に発熱
した積層充填体により所望の温度まで加熱され、ポンプ
50により通路38とタンク33を循環する。このよう
に、加圧水がDPH22の通路38内を循環しながら加
熱されるので、タンク33内には、所定圧力で所望の温
度の高温加圧熱水が蓄積される。
【0049】次に、高温加圧熱水が所望の温度まで昇温
されると、給水ポンプ21から所定量の加圧熱水が第1
ノズル6及び第2ノズル7へ供給される。また、高周波
電源は、タンク33に設けられた熱水温度制御センサー
23から加圧熱水の温度を取り込んで、加圧水を所望の
温度まで昇温させるように積層充填体の温度を制御す
る。
【0050】給水ポンプ21が加圧熱水を第1ノズル6
及び第2ノズル7へ供給し、タンク33内の水位が下が
ると、窒素ボンベ48から窒素が封入されタンク33内
が所定圧力に保たれる。また、タンク33内の水位が一
定値まで下がると、給水ポンプ45は、水位センサー4
3からタンク33の水位の情報を取り込んで、タンク3
3内の加圧熱水が一定の水位を維持するように給水タン
ク44内の水をタンク33内に供給する。
【0051】尚、積層充填体の温度が上昇し、DPH2
2の通路38内で高温加圧熱水が水蒸気になった場合で
も、安全弁41a、41bにより水蒸気をタンク33へ
逃がすため、DPH22の下流側及びタンク33内、タ
ンク33と給水ポンプ21の間を所定圧力に保つことが
できる。
【0052】図8は、過熱水蒸気の供給部3の詳細例を
示す。過熱水蒸気の供給部3は、ボイラ部12と、過熱
部13と、制御部51とからなる。過熱部13は、水平
横向きの管体52内に、発熱する積層充填体53を収納
し、管体52に励磁コイル54を巻回したものである。
管体52は耐熱性、耐蝕性及び耐圧性に優れたセラミッ
ク等の非磁性材料によりパイプ状に形成されたものであ
る。管体52内に収納された発熱する積層充填体53
は、前記励磁コイル54により発生する磁界変化により
発熱する金属等の導電性材料により多数の通路を形成し
たものである。即ち、過熱部13はDPHで構成されて
いる。また、過熱部13の出口側には、開閉弁14a、
14bが接続されている。
【0053】ボイラ部12は、垂直上向きの管体55内
に、積層充填体56を収納し、管体55に励磁コイル5
7を巻回したものである。管体55は耐熱性、耐蝕性及
び耐圧性に優れたセラミック等の非磁性材料によりパイ
プ状に形成されたものである。管体55内に収納された
発熱体57は、前記励磁コイル57により発生する磁界
変化により発熱する金属等の導電性材料により多数の通
路を形成したものである。即ち、ボイラ部12も過熱部
13と同様にDPHで構成されている。
【0054】このボイラ部12には、液面制御のための
立ち上げ管体58と、気液分離のためのバイパス管路5
9と、管体55と立ち上げ管体58及びバイパス管路5
9に対する共通のヘッダ部60とが付設されている。ま
たヘッダ部60には、給水系統61と排水系統62とが
接続されている。バイパス管路59は、管体55からの
蒸気を横向きに壁にぶつけて気液分離を行うT字部59
aと、T字部59aで分離された液体をヘッダ部60に
戻す連結部59bと、T字部59aで分離された蒸気を
上向きから横向きに変えるエルボ部59cとからなって
いる。
【0055】制御部51は、過熱部13の出口に配設さ
れた、温度計63と、立ち上げ管58に配設されたレベ
ル計64と、給水系統61に取り付けられた電磁開閉弁
65と、排水系統62に取り付けられた電磁開閉弁66
と、コントローラ67とからなっている。制御部51
は、レベル計64からの入力に基づき、電磁開閉弁65
をオンオフして給水タンク55からの供給量を調整し、
ボイラ部12の管体55内の液体レベルが所定値になる
ように制御している。排水系統62の電磁開閉弁66
は、ボイラ部12の液体内の不純物が濃縮されないよう
に、電磁開閉弁65の数回の作動毎に所定量の液体を排
出するためのものである。なお、ボイラ部12と過熱部
13の励磁コイル54,57に対する高周波電源装置6
8,69は、温度計63からの入力を受けるコントロー
ラ67により、所定の出力に制御される。特に過熱部1
3の管体52と積層充填体53が水平な横向きに配設さ
れている。
【0056】図9及び図10は、高温加圧熱水の供給部
4D,4E,4F及び図9のDPH12,13の積層充
填体を示す。図9の如くジグザグの山型に折り曲げられ
た第1金属板531と平たい第2金属板532とを交互
に積層し、全体として円筒状の積層体に形成したもので
ある。この第1金属板531や第2金属板532の材質
としては、SUS447J1の如きマルテンサイト系ス
テンレスが用いられる。
【0057】図10に示されるように、第1金属板53
1の山(又は谷)533は中心軸534に対して角度α
だけ傾くように配設され、第2金属板532を挟んで隣
り合う第1金属板531の山(又は谷)533は交差す
るように配設されている。そして、隣り合う第1金属板
531における山(又は谷)533の交差点において、
第1金属板531と第2金属板532がスポット溶接で
溶着され、電気的に導通可能に接合されている。
【0058】結局、手前側の第1金属板531と第2金
属板532との間には、角度αだけ傾いた第1小流路5
35が形成され、第2金属板532と奥側の第1金属板
531との間には、角度−αだけ傾いた第2小流路53
6が形成され、この第1小流路535と第2小流路53
6は角度2×αで交差している。また、第1金属板53
1や第2金属板532の表面には、流体の乱流を生じさ
せるための第3小流路としての孔537が設けられてい
る。さらに、第1金属板531や第2金属板532の表
面は平滑ではなく、梨地加工又はエンボス加工によって
微小な凹凸538が施されている。この凹凸538は山
(又は谷)533の高さに比較して無視できる程度に小
さい。
【0059】励磁コイル54,57に高周波電流を流し
て、積層充填体53,56に高周波磁界を作用させる
と、第1金属板531と第2金属板532の全体に渦電
流が生じ、積層充填体53,56が発熱する。このとき
の温度分布は、第1金属板531と第2金属板532の
長手方向に延びた目玉型となり、周辺部より中心部の方
が発熱し、中央部を流れようとする流体(液体又は蒸
気)の加熱に有利になっている。
【0060】また、図10のように、積層充填体53,
56内には交差する第1小流路535と第2小流路53
6が形成され、周辺と中央との拡散が行われ、加えて第
3小通路を形成する孔537の存在によって、第1小流
路535と第2小流路536間の厚み方向の拡散も行わ
れる。したがって、これらの小流路535,536,5
37によって積層充填体53,56の全体にわたる流体
(液体又は蒸気)のマクロ的な分散、放散、揮散が生じ
る。加えて、表面の微小な凹凸538によってミクロ的
な拡散、放散、揮散も生じる。その結果、積層充填体5
3,56を通過する流体(液体又は蒸気)は略均一な流
れになって、第1金属板531及び第2金属板532と
流体との均一な接触機会が得られる。その結果液体又は
蒸気の均一な加熱が確保される。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1食品
加工調理方法及び食品加工装置によれば、対象となる食
品の品質に応じて、過熱水蒸気の湿り度を調整し、表面
乾燥やドリップ漏出を抑えた高品質且つ高歩留りの焼成
ができ、対象食品を高水分に仕上げ、蒸煮や炊飯の如き
高水分系の調理において調理時間の短縮や糊化度の上昇
を達成できる。また、これらの処理が無酸素化で行わ
れ、食品中の成分の酸化進行が抑制され、好ましい又は
新規な風味や色調を保つことができる。また、食品の蒸
煮、炊飯、蒸焼、焙煎、焼成、乾燥、殺菌、解凍にわた
る幅広い種類の加工を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態係る食品加工装置の機器ブロック
図である。
【図2】第1実施形態係る食品加工装置による処理の種
別を示す図である。
【図3】第2実施形態係る食品加工装置の機器ブロック
図である。
【図4】第3実施形態係る食品加工装置の機器ブロック
図である。
【図5】熱水発生部の詳細機器ブロック図である。
【図6】熱水発生部の詳細機器ブロック図である。
【図7】熱水発生部の詳細機器ブロック図である。
【図8】過熱水蒸気発生部の詳細機器ブロック図であ
る。
【図9】DPHの積層充填体の斜視図である。
【図10】DPHの積層充填体の部分拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 食品加工装置 2 容器 3 水蒸気発生部 4 熱水発生部 5 圧力調整部 6 第1ノズル 7 第2ノズル 10 仕切り部
フロントページの続き (72)発明者 藤田 芳和 広島県広島市南区松川町5─9 食協株式 会社内 (72)発明者 川村 泰三 大阪府茨木市美沢町19番21号 株式会社瀬 田技研内 (72)発明者 内堀 義隆 大阪府茨木市美沢町19番21号 株式会社瀬 田技研内 Fターム(参考) 4B054 AA06 AA12 AA14 AA16 AB01 AB03 AB05 AB06 AB17 BA02 BA10 BA18 BA20 CH02 CH12 CH13 CH16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品が収容される密閉系に、飽和水蒸
    気、過熱水蒸気、熱水のいずれか又はこれらの組み合わ
    せを所定のタイミングで供給し、前記密閉系内を大気圧
    以上の所定圧力に調整して、前記密閉系内を無酸素状態
    にして前記食品の加工又は調理を行うことを特徴とする
    食品加工調理方法。
  2. 【請求項2】 食品が収納される容器と、この容器に接
    続され、飽和水蒸気又は過熱水蒸気を供給する水蒸気発
    生部と、この容器に接続され、熱水を供給する熱水発生
    部と、前記容器内の圧力を大気圧以上に調整する圧力調
    整部とを備え、前記容器内、前記水蒸気発生部からの飽
    和水蒸気又は過熱水蒸気、及び前記熱水発生部からの熱
    水を無酸素状態とする密閉系に構成した食品加工調理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記飽和水蒸気又は過熱水蒸気と、前記
    熱水とは、ノズルで混合されて食品に供給される請求項
    2記載の食品加工調理装置。
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