JP4246677B2 - サウナ - Google Patents

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Description

本発明は、室内の温度を制御可能なサウナに関するものである。
人用・多人数用サウナの温度は、人間が気浴するのに最適な所定温度に制御される必要がある。従来の100℃近辺の飽和蒸気を用いるスチームサウナ等は、飽和蒸気を給気する作動と飽和蒸気の給気を止める作動を適宜行うことで室内の温度制御を行っている。
しかし、この室内の温度制御方法では、室内の温度が比較的大きく変動するため、人間の気浴環境を均一に保つことが難しく、また、エネルギーロスが大きいという問題がある。
一方、従来技術においては、給湯器から噴射される温水によってエアーを温風化する高湿度温風式スチームサウナにおいて、室内温度が42℃程度と比較的低温のサウナ室で人間を十分に気浴させるために、温風の風温、風向又は風量を制御する制御部を備えたサウナ装置が特許文献1に開示されている。
特開平9−28755号公報
しかし、特許文献1の発明は、温風の風温、風向又は風量のみ制御しており、室内の温度を最適な所定温度に制御するという技術はなんら開示されていない。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、過熱蒸気を用いて室内の温度を制御するサウナを提供すること
である。
課題を解決するための手段及び効果
本発明のサウナは、蒸気供給口が設けられた部屋と、前記蒸気供給口へ常圧で200℃以上の所定温度の過熱蒸気を供給する過熱蒸気発生装置と、前記過熱蒸気発生装置に飽和蒸気を供給する蒸気発生装置と、前記部屋内の温度を検出する温度計と、前記過熱蒸気発生装置に供給する飽和蒸気の流量を制御して前記蒸気供給口に至る過熱蒸気の流量を制御する流量制御手段と、前記温度計の検出値に基づいて前記部屋が40℃ないし50℃の所定温度になるように、前記流量制御手段を制御するフィードバック制御部と、前記過熱蒸気発生装置で発生した過熱蒸気の温度を測定する過熱蒸気温度計と、前記過熱蒸気温度計の情報に基づいて過熱蒸気発生装置で発生する過熱蒸気の温度を所定の温度に制御する制御装置と、を備え前記制御装置が前記過熱蒸気発生装置で発生する過熱蒸気の温度を前記過熱蒸気発生装置に供給される飽和蒸気の流量にかかわらず200℃以上の一定の値に制御することを特徴とする。
本発明によると、フィードバック制御部は、温度計が検出した温度を元に流量制御手段を制御して、蒸気供給口に至る過熱蒸気の流量を増減させるため、200℃以上の所定温度の過熱蒸気を部屋内に給気して、且つ、部屋内が40℃乃至50℃の所定温度となるように自動で調節できる。
本発明においては、前記流量制御手段は、前記過熱蒸気発生装置と前記蒸気発生装置との間に設けた流量制御弁であり、前記過熱蒸気発生装置への蒸気の供給部に設けられていることが好ましい。これによると、過熱蒸気発生装置は、部屋からの放熱量を補うための必要量最小限の過熱蒸気を発生するだけで良く、エネルギー効率が上がる。
本発明においては、前記流量制御手段は、入熱量が制御できる蒸気発生装置で構成されていても良い。この構成によっても、過熱蒸気発生装置は、必要量の過熱蒸気を発生するだけで良く、エネルギー効率が上がる。
本発明においては、前記部屋に冷却装置が備えられ、前記フィードバック制御部は、この冷却装置により室内温度を下げるよう制御する構成にされていることが好ましい。これによると、冷却装置を部屋に設け、冷却装置の駆動をフィードバック制御部が制御することにより、室内の温度が所定温度より高く、流量制御弁を閉じるだけでは室内の温度が下がり難い場合は、冷却装置を稼動させて急速に室内の温度を下げることができる。
本発明においては、前記冷却装置は、室外の空気を室内に取り入れる送風機により構成されていることが好ましい。これによると、サウナの設置場所、或いは季節によって周囲温度が高くなり放熱量が少なくなると、室内の温度が所定温度より高く、流量制御弁を閉じるだけでは室内の温度が下がり難い場合は、送風機により外気を室内に取り込むことで部屋の内部温度を急速に下げることが可能となる。
本発明においては、前記蒸気供給口には、室内に供給される過熱蒸気の拡散器が設けられていることが好ましい。これによると、部屋に給気された過熱蒸気を拡散器で室内全体に拡散できるため、室内の温度を均一にできる。
本発明においては、前記サウナは、発電手段と移動手段を備えてなることが好ましい。
これによると、移動手段によりサウナを任意の場所に移動させて、該任意の場所で発電手
段によりサウナを稼動させることで、移動サウナとして機能させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係るサウナの実施形態例について説明する。
本発明の第1実施形態に係るサウナの構成を図1の模式図に基づいて説明する。
図1に示すように、部屋1には、出入り口2と、温度計3が設けられている。蒸気発生装置6と流量制御弁8と過熱蒸気発生装置7は、流路4aを介して直列に接続・設置されている。過熱蒸気発生装置7と蒸気供給口5は、流路4bを介して接続されている。拡散器12は、部屋1内に設けられ、蒸気供給口5に接続されている。過熱蒸気温度計9及び制御装置14は、過熱蒸気発生装置7に設けられている。送風機11は、部屋1に接続・設置されている。フィードバック制御部10は、温度計3と流量制御弁8と送風機11に接続されている。
前記部屋1は、室内に入った人間が気浴する目的で利用される空間である。該部屋1は、室内を保温可能な断熱構造で構成されるのが望ましい。
前記温度計3の感熱部は前記部屋1内に取り付けられており、室内の温度を計測し、その情報を前記フィードバック制御部10に伝達する機能を有する。該温度計3の感熱部は前記出入り口2の開閉による温度変化を受けないように、前記出入り口2から十分離れた位置に設置されている。該部屋1の内部温度は40〜50℃の所定温度になるように設定される。
前記蒸気発生装置6は、電気或いは燃料等により水を加熱蒸発させるボイラー等であって、前記部屋1の外に設置される。該蒸気発生装置6で加熱され発生した飽和蒸気は流路4a及び流量制御弁8を通って前記過熱蒸気発生装置7に給気される。
前記流量制御弁8は、前記蒸気発生装置6と前記過熱蒸気発生装置7の間の流路4aに取り付けられ、前記フィードバック制御部10により該流量制御弁8の開閉が制御されることで、前記蒸気発生装置6で発生した飽和蒸気の過熱蒸気発生装置7への放出量が制御される。具体的には前記温度計3が検出した部屋1の温度が所定温度より高ければ、該流量制御弁8を閉めて、前記過熱蒸気発生装置7に供給される飽和蒸気の量を減らし、逆に、前記温度計3が検出した部屋1の温度より低ければ、該流量制御弁8を開けて、前記過熱蒸気発生装置7に供給される飽和蒸気の量を増やす。
前記過熱蒸気発生装置7は、前記蒸気発生装置6から給気された飽和蒸気を電磁誘導加熱により00℃以上の過熱蒸気にする装置であって、前記部屋1の外に設置される。該過熱蒸気発生装置7で過熱され発生した過熱蒸気は前記流路4bを通って前記蒸気供給口5から部屋1内に給気される。
前記拡散器12は、前記蒸気供給口5に接続しており、前記部屋1内に設けられ、前記蒸気供給口5から放出される00℃以上の過熱蒸気を室内に拡散させている。該拡散器12は例えば図2に示すように、複数の孔が穿孔された有底円筒状の筒体で構成される。また、該拡散器12を囲繞する金網や木製の矢倉等を設けることで、高温となった該拡散器12に接触することで人体が火傷を負うのを防止するのが望ましい。また、麦飯石等を該拡散器12の周囲に設置することで、該拡散器12と人体との接触を防止するのみならず、麦飯石等から発生するマイナスイオンの効果も得られる。
前記過熱蒸気温度計9は、前記過熱蒸気発生装置7に設けられ、前記過熱蒸気発生装置7で発生した過熱蒸気の温度を測定し、その情報を前記制御装置14に伝達する。該制御装置14は、過熱蒸気の温度が200℃以上500℃以下の範囲の所定温度になるように制御する。
前記送風機11は前記部屋1の隔壁の一部に接続され、前記フィードバック制御部10により該送風機11の駆動が制御されることで、外気を前記部屋1の室内へ取り込む作動が制御されている。具体的には、サウナの設置場所が沖縄など暑い所であったり、或いは夏の日中である等周囲温度が高い場合、サウナからの放熱温度が抑制され室内の温度が所定温度より高く、流量制御弁8を閉じるだけでは室内の温度が下がり難い場合は、前記送風機11を駆動させて急速に室内の温度を下げる。逆に、前記温度計3の温度が所定温度より低ければ、該送風機11は停止したままか、駆動していれば、その駆動を停止させる。ここで取り込まれる外気を図示しない冷却手段によって冷却された冷気とすることにより、その冷気の温度を一定とすることで、温度変動が著しい外気を室内へ取り込むのに比して、室内温度の制御を行いやすくできるが、冷却されていない室外気温の外気を取り込むのでも良い。該送風機11はモーターで駆動するファン等で構成される。尚、サウナの設置場所の周囲温度が低い場合(例、北海道、北欧)は、サウナからの放熱量が多くなるので、送風機11は不用となる場合もある。
前記フィードバック制御部10は前記部屋1の外に設置され、前記温度計3の温度が所定温度になるように、前記流量制御弁8、前記送風機11を適宜必要に応じて駆動制御する。具体的には前記温度計3の温度が所定温度より高ければ、前記流量制御弁8を閉めて、前記過熱蒸気発生装置7に供給される飽和蒸気の量を減らすと共に、前記流量制御弁8を閉じるだけでは室内の温度が下がり難い場合は、前記送風機11を駆動させて急速に室内の温度を下げる。逆に、前記温度計3の温度が所定温度より低ければ、前記流量制御弁8を開けて、前記過熱蒸気発生装置7に供給される飽和蒸気の量を増やして、室内の温度を上げる。このとき送風機11の駆動は停止していることはいうまでもない。該フィードバック制御部10はコンピュータ等で構成される。
次に、過熱蒸気発生装置7の電磁誘導加熱部において用いられる積層構造体を示す図3及び図4を参照して、過熱蒸気発生に関する部分を更に詳しく説明する。
過熱蒸気発生装置7は、垂直上向きのパイプ部材内に積層構造体22を収納し、パイプ部材に励磁コイルを巻回した電磁誘導加熱部で構成されている。パイプ部材は耐熱性、耐蝕性及び耐圧性に優れたセラミック等の非磁性材料によりパイプ状に形成されたものである。パイプ部材内に収納された積層構造体22は、前記励磁コイルにより発生する磁界変化により発熱する金属等の導電性材料により多数の小通路を形成したものである。
積層構造体22は、図3の如くジグザグの山型に折り曲げられた第1金属板31と平たい第2金属板32とを交互に積層し、全体として円筒状の積層体に形成したものである。この第1金属板31や第2金属板32の材質としては、SUS447J1の如きマルテンサイト系ステンレスが用いられる。
図4に示されるように、第1金属板31の山(又は谷)33は積層構造体22の中心軸34に対して角度αだけ傾くように配設され、第2金属板32を挟んで隣り合う第1金属板31の山(又は谷)33は交差するように配設されている。そして、隣り合う第1金属板31における山(又は谷)33の交差点において、第1金属板31と第2金属板32がスポット溶接で溶着され、電気的に導通可能に接合されている。
結局、手前側の第1金属板31と第2金属板32との間には、角度αだけ傾いた第1小流路35が形成され、第2金属板32と奥側の第1金属板31との間には、角度−αだけ傾いた第2小流路36が形成され、この第1小流路35と第2小流路36は角度2×αで交差している。また、第1金属板31や第2金属板32の表面には、流体の乱流を生じさせるための第3小流路としての孔37が設けられている。さらに、第1金属板31や第2金属板32の表面は平滑ではなく、梨地加工又はエンボス加工によって微小な凹凸38が施されている。この凹凸38は山(又は谷)33の高さ(又は深さ)に比較して無視できる程度に小さい。
図示しない励磁コイルに高周波電流を流して、積層構造体22に高周波磁界を作用させると、第1金属板31と第2金属板32の全体に渦電流が生じ、積層構造体22が発熱する。
また、図4に示すように、積層構造体22内には交差する第1小流路35と第2小流路36が形成され、周辺と中央との拡散が行われ、加えて第3小通路を形成する孔37の存在によって、第1小流路35と第2小流路36間の厚み方向の拡散も行われる。したがって、これらの小流路35,36,37によって積層構造体22の全体にわたる水又は水蒸気のマクロ的な分散、放散、揮散が生じる。加えて、表面の微小な凹凸38によってミクロ的な拡散、放散、揮散も生じる。その結果、積層構造体22を通過する水又は水蒸気は略均一な流れになって、第1金属板31及び第2金属板32と流体との均一な接触機会が得られる。その結果水又は水蒸気の均一な加熱が確保される。
ところで、金属板31,32の厚みが30ミクロン以上1mm以下であり、高周波電流発生器による高周波電流の周波数が15〜150KHzの範囲にあるものが好ましい。金属板の厚みが30ミクロン以上1mm以下であると、電力が入り易く、又伝熱面積を大きくとるための波形等の加工による小流路の確保が容易になる。また、使用する周波数が15KHz〜150KHzの範囲であると、励磁コイルの銅損や、スイッチング素子の損失を防止できる。特に、損失が少ない周波数帯としては、20〜70KHzである。また、積層構造体22の1立方センチメートル当たりの伝熱面積が、2.5平方センチメートル以上であるものが好ましい。積層構造体22の1立方センチメートル当たりの表面積が2.5平方センチメートル以上、より好ましくは5平方センチメートル以上になるように金属板を積層すると、熟交換の効率を上げることができる。また、積層構造体22の表面積1平方センチメートル当たりで加熱すべき流体量が、0.4立方センチメートル以下であるものが好ましい。積層構造体22の表面積1平方センチメートル当たりの流体量を0.4立方センチメートル以下、より好ましくは0.1立方センチメートル以下にすると、流体に対する伝熱の急速応答性が得られる。
上述した構造の積層構造体による加熱においては、電気エネルギーから熱エネルギーへの変換効率が極めて高いことが確認されている。例えば、100mm径、長さ200mm、表面積2.2〜6.2m2の積層構造体22を用いた場合、流体の膜厚(1cm3当たりの水膜量)が0.5〜0.2mmと極めて薄膜状であり、積層構造体22を構成する金属板31,32も薄いため、温度差も極めて小さく、熱伝達を素早く促進できる。したがって、電磁誘導加熱部がコンパクトであっても、大量の過熱蒸気を発生させることが可能になる。また、積層構造体には高電流が複雑に流れるとともに、磁力線も複雑に通っている。この状態の積層構造体の広大な面積に過熟水蒸気が触れることで熟交換されるため、純粋なる過熱蒸気ではなく、イオン化又は磁化され、人体に対する活性力が高まった過熱蒸気になっていると想定される。
ここで、本発明のサウナに使用される過熱蒸気発生装置7は、上記した構成にとらわれ
るものではないことはいうまでもない。
次に、本発明の第1実施形態に係るサウナの作動について図1を用いて説明する。蒸気発生装置6を駆動させて水を飽和蒸気にする。前記蒸気発生装置6で発生した飽和蒸気は過熱蒸気発生装置7に送られ、そこで電磁誘導加熱されて過熱蒸気となる。この過熱蒸気は流路4bを通って蒸気供給口5から前記部屋1の室内に放出される。拡散器12は該放出口5を囲繞して過熱蒸気を室内に拡散させる。該拡散器12を介して放出された過熱蒸気が室内全体に広がることで、サウナなる。
次に、本発明の第1実施形態に係るサウナについて図1を用いて説明する。
温度計3は室内の温度データを常時フィードバック制御部10に送信し ており、該フィードバック制御部10は室内の温度データに基づき室内を所定温度にする最適の条件を計算する。そして、室内温度が所定温度より低ければ、該フィードバック制御部10は前記流量制御弁8を開けるように制御して、前記過熱蒸気発生装置7に給気する飽和蒸気の流量を増加させる。
逆に、室内温度が所定温度より高ければ、該フィードバック制御部10は前記流量制御弁8を閉めるように制御して、前記過熱蒸気発生装置7に給気する飽和蒸気の流量を減少させる。
また、流量制御弁8を閉じるだけでは室内の温度が下がり難い場合は、該フィードバック制御部10は送風機11が駆動するように制御して、冷却された外気を該送風機11から室内に取り入れる。
サウナは、過熱蒸気を用いることにより、サウナ100内の人間は内部雰囲気の温度(40〜0℃)より高い体感温度を得られる。
即ち、過熱蒸気の供給を制御して45℃に保った室内に人が入ると、肌の表面全体にしかも均一に過熱蒸気が凝結することにより、その潜熱が全身に作用することになる。このため室内の人は、体全身に90℃の温度が感じられる。他方室内の人の呼吸は、周囲温度45℃の空気を呼吸することになる、又過熱蒸気はその粒子が極めて小さいので気浴中の人が吸い込んでもその人の粘膜、肺細胞に与える刺激が極めて小さい。このため、通常の体力を有する健康な人もちろん、体調の勝れない人、高齢者等比較的体力の弱い人でも、人体及ぼす負担を軽くするものであるから、長時間の気浴でも人体及ぼす負担を軽くするものである。尚この時、室内の湿度を85%以上、好ましくは90%以上とすることで、人体の暖まり具合が良くなる。
しかし、従来のスチームサウナでは、気浴中に飽和蒸気に晒されることにより、水蒸気の温度と気浴中の人との温度差(比熱)による体感温度となる。このため、高い体感温度を得ようとすると、水蒸気の温度を高くする必要がある。水蒸気は、その粒子が大きいので気浴中の人が吸い込むと、粘膜あるいは肺細胞に刺激を与えるので人体に負担がかかる。このため体調の勝れない人、年寄り等比較的体力の弱い人では、比較的長い時間をかけゆっくりとくつろいだ納得のいく気浴ができにくい。
この点本発明のサウナでは、内部雰囲気の温度が比較的低いため、人体に負担をかけずに長時間気浴できる。即ち、過熱蒸気の特性を利用することにより、比較的低温状況下で適度に高温の体感温度を味わう雰囲気を創生できるので、人体に優しい気浴環境を保つことができる。
また、比較的長時間使用される、このようなサウナにおいては、サウナからの放熱とサウナへの給気のバランスを制御してサウナ内の温度を所定温度に保つことで、サウナの内部温度が大きく変動することで生じるエネルギーロスを大幅に低減可能であるため、飽和蒸気を用いることに比してランニングコストを1/10まで低減できる。
本発明の第2実施形態に係るサウナの構成を図5に基づいて説明する。第2実施形態の構成が第1実施形態と異なる点は、サウナ150を構成する部屋1及び過熱蒸気発生装置7等の装置を一式備えたユニット19がトラック16に積載されており、且つ、移動可能な発電気17を備えている点である。本発明においては過熱蒸気を用いるため、飽和蒸気を用いる場合に比して、サウナ150に用いる過熱蒸気発生装置7等の装置類をコンパクトにできるため、ユニット19としてまとめることができる。よって、サウナを構成するすべての装置類をトラック16に積載することが可能である。これにより、サウナを使用したい場所に移動させて稼動させることで、移動式サウナ150として機能できる。よって、移動式サウナ150を病院や老人介護施設等に搬送することで、風呂に入浴できない病人やお年寄り、身体障害者等を気浴させることが可能となる。ここで、車椅子使用者等が車椅子に乗ったまま気浴できるようにスロープ18等を設けることが望ましい。その他の点は第1実施形態と同じであり、作動及び効果も同様であるので、その説明を省略する。
また、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明はその趣旨を超えない範囲において変更が可能である。即ち、上述した実施形態においては、流量制御弁8をフィードバック制御部10で制御することにより、過熱蒸気発生装置7への流量を制御しているが、流量制御弁8を設けずに、蒸気発生装置6で発生する飽和蒸気の発生量をフィードバック制御部10が制御する構成となっていても良い。即ち、蒸気発生装置6が、例えば電気式のように、入熱量が制御できるものであって、蒸気供給口に至る過熱蒸気の流量を制御する流量制御手段として構成されるものであっても良い。これによれば、蒸気発生装置6が電気式ボイラーであるので、ボイラーの火力、即ち入熱量を制御することで飽和蒸気の発生量が制御できるため、過熱蒸気発生装置7への流量をおのずと制御できる。
また、図6に示す第3実施例のように、サウナ200は複数のサウナ200a,200b,200cが連なった構成となっていても良い。ここでは、飽和蒸気を発生させる蒸気発生装置6は1台のみで、該蒸気発生装置6は各サウナ200a,200b,200cに夫々飽和蒸気を供給している。その他の構成部材は各サウナ200a,200b,200c毎に独立して備わっており、各サウナ200a,200b,200cは夫々独立した1つのサウナとして機能する。よって、各サウナ200a,200b,200cの所定温度を別々の温度に設定できる。
さらに、温泉水を水源として利用する場合の第4実施形態について説明する。 この第4実施形態は、第1実施形態と同様の構造であるが、蒸気発生装置6の水源として温泉水を活用するものである。第4実施形態において、蒸気発生装置6に水源として温泉水の注入により飽和蒸気を発生させると、この飽和蒸気には温泉水に含有する多くの不純物(硫黄、マンガンなどの鉱物)が含まれている。この飽和蒸気を過熱蒸気発生装置7に注入されると、その電磁誘導加熱部を形成する積層構造体22で急速に熱されるので、飽和蒸気に含有する不純物(主に硫黄)が積層構造体22の表面に付着する。積層構造体22に不純物が付着するとその部分の積層構造体22の温度が上昇するので、積層構造体22が膨張して不純物を剥落させる。即ち、積層構造体22に付着した不純物は順次剥落が行なわれるので、過熱蒸気発生装置7の機能に影響しない。従って、温泉水のように不純物を多く含む水を蒸気発生装置6の原水として利用できる。
尚、図3に示した電磁誘導加熱部の積層構造体22で形成する発熱体は、特にこの構造に限られるものでなく、図7〜図9に示す各種の構造のものを用いることができる。以下図もとづいて具体的に説明する。
図7発熱体の第2実施例の構造を示す図である。図7に示す発熱体70は、高周波の電力が給電されるコイル71が巻回してあるケ−ス72の内側に複数本のパイプ73を固着した構成である。この発熱体70は、その縦方向の中心がケ−ス72の縦方向の中心と同一方向となる様に設置して構成である。
このケ−ス72は、その軸線を縦方向に設置してあり、蒸気発生装置6からの飽和蒸気が、矢印75の方向から供給される。矢印75から供給される蒸気発生装置6からの飽和蒸気は、発熱体70のパイプ73に沿って通過するとき発熱体70によって熱され熱蒸気となって上部にから排出される。このため、パイプ73に付着するスケールは、パイプ73の膨張と収縮により下方に剥落する。なお、パイプ73の結束は、パイプ73の膨張と収縮によって破損せずまたその電気負荷が変化しないようにボルトナット或いは溶接等の固定手段により強固に固着してある。
図8発熱体の第3実施例の構造を示す図である。図8に示す発熱体80は、高周波の電力が給電されるコイル81が巻回してあるケ−ス82の内側にケース82とほぼ同等の長さの薄板83を所定の隙間84を保って渦巻状に形成した構成である。この発熱体80は、その縦方向の中心がケ−ス82の縦方向の中心と同一方向となる様に設置して構成である。
このケ−ス82は、その軸線を縦方向に設置してあり、蒸気発生装置6からの飽和蒸気が、矢印85の方向から供給される。矢印85から供給される蒸気発生装置6からの飽和蒸気は、熱体80の隙間84に沿って通過するとき発熱体80によって熱され熱蒸気となって上部にから排出される。このため、薄板83に付着するスケールは、薄板83の膨張と収縮により下方に剥落する。なお、薄板83の巻き始めである始端85と巻き終わりである終端86とは、薄板83の膨張と収縮によって破損せずまたその電気負荷が変化しないように配線などの手段で連結してある。
図9発熱体の第4実施例の構造を示す図である。図9に示す発熱体90は、高周波の電力が給電されるコイル91が巻回してあるケ−ス92の内側に複数本の薄い金属板93を格子上に組みあわせることで通路94を多数形成する構成である。この発熱体90は、その縦方向の中心がケ−ス92の縦方向の中心と同一方向となる様に設置して構成である。 このケ−ス92は、その軸線を縦方向に設置してあり、蒸気発生装置6からの飽和蒸気が、矢印95の方向から供給される。矢印95から供給される蒸気発生装置6からの飽和蒸気は、発熱体90の通路94に沿って通過するとき発熱体70によって過熱され加熱蒸気となって上部にから排出される。このため、金属板93に付着するスケールは、金属板93の膨張と収縮により下方に剥落する。なお、金属板93は、その膨張と収縮によって破損せずまたその電気負荷が変化しないように溶接等の固定手段により強固に固着してある。
さらに、図10に示す第5実形態は、第4実施形態において記載した蒸気発生装置6の水源として温泉水を用いた場合の他の実施形態である。この実施形態は、24時間連続運転に対応するための構成である。即ち、1つの部屋に供給する熱蒸気の発生源である電磁誘導過熱部を2つ設けこの電磁誘導加熱部を交互に運転する構成である。
図10において、供給口5に設けた拡散器12から放出される過熱蒸気は、2つの過熱蒸気発生装置7a,7bいずれか一方から供給される。即ち上記過熱蒸気発生装置7a,7bが、一つのフィードバック制御部10によってその一方を稼動しているとき他方が休止するように制御される。構成である。
上記フィードバック制御部10は、部屋1の温度を検出する温度計3出力信号が印加される入力部110aと、蒸気発生装置6と過熱蒸気発生装置7a,7bとの間に設けた流量制御弁8へ制御信号を発信する出力部111aと、蒸気発生装置6の出口側を過熱蒸気発生装置7a,7bのいずれかに接続する切換弁20に切換信号を発信する出力部112a及び送風機11のモーターへの制御信号を発生する出力部113aを備えた構成であり、前記部屋1の温度を設定する温度設定部と、前記切換弁20の切換信号を発生するタイマ部を内在させている。尚、その他の詳細な構成については、前述した実施例を同様であるので、同一機器には同一番号を使用しその詳細説明を省く。
上記の構成を有する第5実施例において、蒸気発生装置6の水蒸気が流量制御弁8と切換弁20を介して過熱蒸気発生装置7aから供給口5拡散器12を経て部屋1に拡散される状態が一定時間(第4実施例が24時間稼動の時は、12時間)経過すると、切換弁20と過熱蒸気発生装置7a及び過熱蒸気発生装置7bには、切換信号がフィードバック制御部10の出力部112aから印加される。この切換信号により、切換弁20が蒸気発生装置6と過熱蒸気発生装置7aとの接続を過熱蒸気発生装置7bに切り換と共に、過熱蒸気発生装置7aの停止させると同時に過熱蒸気発生装置7bを稼動させる。この様に稼動から一定時間の後に過熱蒸気発生装置7a休止すると、過熱蒸気発生装置7aの発熱体の温度が下降するので、発熱体が収縮する。このため過熱蒸気発生装置7aの稼動中に発熱体に付着した温泉水中に含まれる不純物の膜が、発熱体の表面から剥落する。
第5実施形態では、蒸気発生装置6が発生する蒸気に多くの不純物(温泉水の場合は硫黄のように加熱により固化する物質等)を含有する場合でも、過熱蒸気発生装置の発熱体に付着した不純物が運転と休止により自動的に剥落するので、不純物による影響を受けることなく安定して加熱蒸気を供給することができる。
さらに、上述した実施形態において、室内の温度を急速に冷却する冷却装置が、室内に外気を供給する送風機11ではなく、部屋の隔壁の少なくとも一部を冷却するクーラーであっても良い。室外の隔壁壁面に設けられた該クーラーをフィードバック制御部10で制御することで、室内の温度が所定温度より高く、流量制御弁8を閉じるだけでは室内の温度が下がり難い場合は、該クーラーを駆動させることで部屋の内部温度を急速に下げることが可能となる。ここで、クーラーの冷却温度を一定とすることで部屋の内部温度の制御が行いやすくなることはいうまでもない。また、気浴する人間に清涼感を与えることができることはいうまでもない。
また、上述した実施形態において、室内の温度が所定温度より高く、流量制御弁8を閉じるだけでは室内の温度が下がり難い場合に、前記送風機11と前記クーラーを併用しても良い。
また、上述した実施形態において、室内の温度が所定温度より高い場合に、流量制御弁8を閉じるだけで室内の温度が急速に下がるような外部環境であれば、送風機11やクーラーといった冷却装置を設置しなくても良い。ここで、部屋の出入口や窓を開けることで、手動で室内の温度を下げることができることはいうまでもない。
また、急速に室温を上げたい場合は、室内に設けた図示しない別の加熱手段を併用しても良い。
水蒸気を含むあらゆる蒸気を適宜選択して用いて閉塞空間の内部温度を所定温度に保ち、閉塞空間内を要求される雰囲気として、閉塞空間内に設置されたあらゆる被加工物を蒸したり茹でたり培養したり気浴させたりする用途に適用できる。
本発明の第1実施形態に係るサウナを構成する装置等を表した模式図である。 本発明の第1実施形態に係るサウナに用いられる拡散器の一例を表した斜視図である。 過熱蒸気発生装置の電磁誘導加熱部に用いられる積層構造体の全体斜視図である。 過熱蒸気発生装置の電磁誘導加熱部に用いられる積層構造体の詳細斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るサウナを構成する装置等を表した模式図である。 本発明の第3実施形態に係るサウナを構成する装置等を表した模式図である。 本発明に用いる発熱体の第2実施例の構造図である。 本発明に用いる発熱体の第3実施例の構造図である 本発明に用いる発熱体の第4実施例の構造図である 本発明の第5実施形態であるサウナを構成する装置等を表した模式図である。
符号の説明
1 部屋
2 出入り口
3 温度計
4a,4b 流路
5 蒸気供給口
6 蒸気発生装置
7 過熱蒸気発生装置
8 流量制御弁
9 スチーム温度計
10 フィードバック制御部
11 送風機
12 拡散器
14 制御装置
100 サウナ

Claims (8)

  1. 蒸気供給口が設けられた部屋と、
    前記蒸気供給口へ常圧で200℃以上の所定温度の過熱蒸気を供給する過熱蒸気発生装
    置と、
    前記過熱蒸気発生装置に飽和蒸気を供給する蒸気発生装置と、
    前記部屋内の温度を検出する温度計と、
    前記過熱蒸気発生装置に供給する飽和蒸気の流量を制御して前記蒸気供給口に至る過熱蒸気の流量を制御する流量制御手段と、
    前記温度計の検出値に基づいて前記部屋が40℃ないし50℃の所定温度になるように、前記流量制御手段を制御するフィードバック制御部と、
    前記過熱蒸気発生装置で発生した過熱蒸気の温度を測定する過熱蒸気温度計と、
    前記過熱蒸気温度計の情報に基づいて過熱蒸気発生装置で発生する過熱蒸気の温度を所定の温度に制御する制御装置と、を備え
    前記制御装置が前記過熱蒸気発生装置で発生する過熱蒸気の温度を前記過熱蒸気発生装置に供給される飽和蒸気の流量にかかわらず200℃以上の一定の値に制御することを特徴とするサウナ。
  2. 前記流量制御手段は、前記過熱蒸気発生装置と前記蒸気発生装置との間に設けた流量制御弁であることを特徴する請求項1に記載のサウナ。
  3. 前記流量制御手段は、入熱量が制御できる蒸気発生装置であることを特徴とする請求項1に記載のサウナ。
  4. 前記蒸気発生装置は、前記過熱蒸気発生装置に供給する飽和蒸気を温泉水から発生させたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のサウナ
  5. 前記部屋は、前記フィードバック制御部によって制御される冷却装置を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のずれかに記載のサウナ。
  6. 前記冷却装置は、室外の空気を室内に取り入れる送風機により構成されている請求項5に記載のサウナ。
  7. 前記蒸気供給口には、室内に供給される過熱蒸気の拡散器が設けられている請求項1乃至6のいずれかに記載のサウナ。
  8. 前記サウナは、発電手段と移動手段を備えてなる請求項1乃至7のいずれかに記載のサウナ。
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