JP2002199865A - アルファグルコシダーゼ阻害活性を保有する新規飲料、その製造方法ならびにアルファグルコシダーゼ阻害活性の測定法および果汁の凍結乾燥粉末ならびにその製造方法 - Google Patents

アルファグルコシダーゼ阻害活性を保有する新規飲料、その製造方法ならびにアルファグルコシダーゼ阻害活性の測定法および果汁の凍結乾燥粉末ならびにその製造方法

Info

Publication number
JP2002199865A
JP2002199865A JP2001268368A JP2001268368A JP2002199865A JP 2002199865 A JP2002199865 A JP 2002199865A JP 2001268368 A JP2001268368 A JP 2001268368A JP 2001268368 A JP2001268368 A JP 2001268368A JP 2002199865 A JP2002199865 A JP 2002199865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alpha
inhibitory activity
plant
glucosidase inhibitory
freeze
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001268368A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Katsuta
公雄 勝田
Masami Kawagoe
真美 川越
Masami Mimura
正巳 三村
Riza Hirata
里咲 平田
Hiromi Aono
浩美 青野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bio Venture Bank Co Ltd
Original Assignee
Bio Venture Bank Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bio Venture Bank Co Ltd filed Critical Bio Venture Bank Co Ltd
Priority to JP2001268368A priority Critical patent/JP2002199865A/ja
Publication of JP2002199865A publication Critical patent/JP2002199865A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アルファグルコシダーゼ阻害活性を保有した果
汁からなるドリンクならびに凍結乾燥粉末を提供するこ
と。 【解決手段】この飲料は、特に果物、そのなかでも特に
リンゴの特定品種を用いて、その果汁を低温瞬間殺菌し
て得られる。この発明に係る飲料は、所定強度のアルフ
ァグルコシダーゼ活性阻害をHPLCによって測定し、
所定以上のアルファグルコシダーゼ活性阻害強度を有す
る果物などの植物を利用して飲料を製造することができ
る。このようにして得られた飲料は、糖尿病予防もしく
は治療またはダイエットに効果がある。この果汁の凍結
乾燥粉末も得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルファグルコシ
ダーゼ阻害活性を保有した新規飲料、その飲料の製造方
法ならびにアルファグルコシダーゼ阻害活性の測定方法
および果汁の凍結乾燥粉末ならびにその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来より、多種多様のダイエット食品やダ
イエット法が知られていて、これまで試みられてきた。
多くは運動と減食で、脂肪の吸収阻害に基づく薬剤的な
ものもみられる。しかし、消化酵素の一部を果物などの
植物を用いて阻害し、ダイエットする方法は全く知られ
ていない。また、リンゴダイエットなるものも知られて
いるが、その作用原理は不明であって、リンゴならいず
れの品種でも良いとされている。しかしながら、リンゴ
ダイエットが有効であるかどうかを評価する手段は確立
されていない。また、その多糖類分解酵素を利用すると
いうダイエットはこれまで報告されていない。他方、ア
ルファグルコシダーゼ阻害剤が知られているが、このア
ルファグルコシダーゼ阻害剤である糖尿病治療剤(アガ
ルボース)は、放屁の副作用があり、問題視されてい
る。また、この薬剤は、これは糖尿病治療薬であって、
糖尿病の治療に投与されるものであり、ましてダイエッ
トなどに利用できる代物ではない。また、果物中に、ア
ルファグルコシダーゼ阻害物質が含有されていることは
知られているが、糖尿病予防もしくは治療またはダイエ
ットに、この植物由来のアルファグルコシダーゼ阻害物
質を利用したものは全く知られていない。さらに、植物
ジュース類についてもアルファグルコシダーゼ阻害活性
を報告した文献は皆無であった。ところで、身の回りに
ある天然食材を利用して、糖尿病予防もしくは治療また
はダイエット簡単にできるのであればこれに越したこと
はないといえる。まして、かかる食材から得られる飲料
などの食品がそのような効果があるのであれば、利用す
る上でもまた費用の面でも極めて有効であり、有用であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上記課
題を解決すべく努力を積み重ねた結果、身の回りにある
果物のうち、特定の品種のリンゴから糖尿病予防ならび
に治療およびダイエットに有効な高いアルファグルコシ
ダーゼ阻害活性を有する飲料が製造できることを見出し
た。このためには、リンゴの特定の品種を選別する必要
があり、アルファグルコシダーゼ阻害活性の強度を測定
する必要があるので、HPLCを用いたアルファグルコ
シダーゼ阻害活性の測定方法を同時に確立した。かかる
方法はまた果物ばかりではなく、その他の植物にも同様
に適用できることは明らかである。なお、市販の果実な
らびに野菜ジュース類について測定したが、アルファグ
ルコシダーゼ阻害活性はほとんど検出できなかった。ま
た、数種の果実ジュース類は、僅か数単位以下の痕跡程
度のアルファグルコシダーゼ阻害活性しか検出できなか
った。
【0004】
【課題を解決する手段】したがって、この発明は、三浦
等が発見した果物におけるアルファグルコシダーゼ阻害
作用を利用した、アルファグルコシダーゼ阻害作用を有
する糖尿病予防もしくは治療またはダイエットに有効な
植物由来の飲料を提供することを目的とする。また、こ
の発明は、アルファグルコシダーゼ阻害作用を有する糖
尿病予防もしくは治療またはダイエットに有効なかかる
植物由来の飲料の製造方法を提供することを目的として
いる。更に、この発明は、植物、より好ましくは果物ま
たは果汁のアルファグルコシダーゼ阻害作用を、HPL
Cを用いて測定することからなるアルファグルコシダー
ゼ阻害活性を測定する方法を提供することを目的として
いる。その上、この発明は、かかる飲料を糖尿病予防も
しくは治療またはダイエットのために飲用することから
なる糖尿病予防もしくは治療もしくはダイエットに利用
する用途を提供することを目的としている。更にまた、
この発明は、上記の作用効果を有する果汁の凍結乾燥粉
末ならびにその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】上記目的を達成するために、この発明は、
糖尿病予防もしくは治療効果またはダイエット効果を発
揮できる強度のアルファグルコシダーゼ阻害活性を保有
する植物由来、特に果物由来の飲料を提供する。
【0006】この発明の好ましい態様では、このアルフ
ァグルコシダーゼ阻害活性をHPLCを用いて測定する
ことからなる植物由来、特に果物由来の飲料を提供す
る。また、この発明の好ましい態様では、HPLCを用
いて測定したアルファグルコシダーゼ阻害活性が、約2
0単位以上、好ましくは約30単位以上、更に好ましく
は約40単位以上、特に好ましくは約50単位以上であ
ることからなる植物由来、特に果物由来の飲料を提供す
る。更に、この発明の特に好ましい態様では、果物がリ
ンゴであることからなる果物由来の飲料を提供する。
【0007】この発明の別の態様では、この発明は、上
記のような糖尿病予防もしくは治療またはダイエットに
有用な植物由来、特に果物由来の飲料を、植物について
アルファグルコシダーゼ阻害活性を測定して、特定の植
物を選別して製造する飲料の製造方法を提供する。好ま
しい態様では、この発明は、所定強度のアルファグルコ
シダーゼ阻害活性を有する植物由来の飲料の製造方法を
提供する。更に、好ましい態様では、この発明は、リン
ゴを利用してかかるアルファグルコシダーゼ阻害活性強
度を有する植物由来の飲料の製造方法を提供する。
【0008】更に、この発明の別の態様では、この発明
は、上記のような糖尿病予防もしくは治療またはダイエ
ットに有用な果物由来の飲料を、植物についてアルファ
グルコシダーゼ阻害活性をHPLCと酵素とを利用して
測定することからなるアルファグルコシダーゼ阻害活性
の測定方法を提供する。
【0009】その上、この発明の別の態様では、この発
明は、HPLCと酵素とを利用してアルファグルコシダ
ーゼ阻害活性を測定し、所定の活性を有する上記のよう
な糖尿病予防もしくは治療またはダイエットに有用な果
物由来の果汁を選択して、該果汁を凍結した凍結品と、
該凍結品に約5%ないし約30%程度、好ましくは約1
0%ないし約30%程度添加したデキストリンまたはサ
イクロデキストリンとからなる該果汁の凍結乾燥粉末を
提供する。また、この発明の別の態様では、この発明
は、所定のアルファグルコシダーゼ阻害活性を有する該
果汁の凍結品に、デキストリンまたはサイクロデキスト
リンを約5%ないし約30%程度、好ましくは約10%
ないし約30%程度添加して凍結乾燥することからなる
果汁の凍結乾燥粉末の製造方法を提供する。これらの態
様によって、この発明は、植物の果汁のままでは安定し
た品質を有し、保存性の高い凍結乾燥粉末を得ることが
困難であった果汁に対しても、安定した品質を有し、か
つ、保存性の高い果汁の凍結乾燥粉末を得ることが可能
である。
【0010】
【発明の実施の態様】この発明に係る飲料は、下記測定
方法で測定して所定強度以上のアルファグルコシダーゼ
阻害活性を有する植物、特に果実を選別して、かかる植
物を飲料に慣用方法に従って加工することによって製造
することができる。
【0011】この発明において、所定強度以上のアルフ
ァグルコシダーゼ阻害活性を有する植物、特に果実を選
別するために使用する測定方法は次の通りである。植
物、特に果物(リンゴ、サクランボ、ブドウ、ハッサ
ク、メロン、オレンジ、モモ、パイナップル、イチゴ、
プラム等)を搾ってその果汁を集め、適当量(数マイク
ロリットル/反応液)をサンプルとして使用した。この
サンプルに、所定量のアルファグルコシダーゼを添加
し、さらに基質であるp−ニトトフェニル−アルファ−
D−グルコピラノシド(p-nitrophenyl-α-D-glucopyr
anoside)を加えて37℃で反応し、酸を加えて反応を
停止させた。次いで、このようにして得た反応液に存在
する遊離パラニトロフェノールを高速液体クロマトグラ
フィー(HPLC)によって既知の方法で分離定量し
た。
【0012】上記のようにして高速液体クロマトグラフ
ィー(HPLC)によって得た植物汁に対するアルファ
グルコシダーゼ阻害活性の強さは、下記のようにしてI
50を求めて決定することができる。この発明において
使用する植物濃度I50は、酵素反応液中の植物濃度
(%)に対して相対活性をプロットし回帰曲線を求め、
その相対活性50%における植物濃度をI50とした。
そしてI50(%)=50となったときを1単位とし
て、アルファグルコシダーゼ阻害活性強度=50/I
50を求めた。なお、酵素反応液中の植物濃度は次のよ
うに定義した。 植物濃度(%)=W×d×(a/b) W =破砕液中の植物濃度(%) d=供試液の希釈率 a=酵素反応に用いた供試液量(ml) b=酵素反応液全量(ml)
【0013】したがって、この発明においては、上記に
ようにしてアルファグルコシダーゼ阻害活性の強度を決
定して、アルファグルコシダーゼ阻害活性強度が、一般
的には、約20単位以上、好ましくは約30単位以上、
更に好ましくは約40単位以上、特に好ましくは約50
単位以上である植物の果汁を選択して飲料の原料として
使用することができる。
【0014】なお、この発明によって、同じ種類の植物
であっても、その品種により、アルファグルコシダーゼ
阻害活性度は、著しい差があることが判明した。そのう
ち、多くのの果物は、皆無か、またはあったとしても僅
か数単位以下の低いアルファグルコシダーゼ阻害活性し
か有していないが、ある種のリンゴでは数十単位の活性
を示すことが判明した。また、リンゴの品種によっては
アルファグルコシダーゼ阻害活性が数倍から数十倍も大
きく変動することが判明した。
【0015】したがって、この発明に利用できる植物の
うち、特に果物としては、リンゴ、サクランボ、ブド
ウ、ハッサク、メロン、オレンジ、モモ、パイナップ
ル、イチゴ、プラム等の果実植物の果実が挙げられる。
また、この発明には、このような各種果物から、アルフ
ァグルコシダーゼ阻害活性が強いもの、つまり、上記に
記載する所定方法で測定して、その測定強度が所定強度
より高いものを選別し、その選択したものを利用するの
がよい。かかる果物のうち、特に好ましいのはリンゴで
あり、しかも紅月、紅玉などの品種がアルファグルコシ
ダーゼ阻害活性が最も強かった。しかし、当然のことな
がら、この発明は、かかる植物の種類や品種に限定され
るものではなく、アルファグルコシダーゼ阻害活性を有
し、かつ、糖尿病予防もしくは治療効果またはダイエッ
ト効果などのこの発明が達成することを意図する目的を
達成できる程度のアルファグルコシダーゼ阻害活性を保
有する飲料を提供できるのであれば、いずれの植物もし
くはそれらの品種であっても使用することができる。
【0016】なお、この発明に係る飲料を製造するに当
たっては、個々の植物についてアルファグルコシダーゼ
阻害活性をいちいち測定することは大変手間がかかるの
で、実用的ではない。したがって、先ず、アルファグル
コシダーゼ阻害活性強度か一般的に高いと判っている品
種の植物を収穫し、それをたとえば搾ったり、すりつぶ
してその汁を回収し、そのアルファグルコシダーゼ阻害
活性強度を上記測定方法で測定した後、所定以上の強度
を有する場合は、この発明に係る飲料として製品化する
のがよい。また、たとえそのアルファグルコシダーゼ阻
害活性強度が所定の強度に達しなくとも、通常の植物飲
料として製品化することができる。
【0017】この発明に係る飲料は、たとえば果物ジュ
−スを製造するのに慣用されている方法によって常法に
したがって製造することができる。この発明の飲料は、
所期品種の植物を、洗浄後破砕圧搾して搾汁を得、これ
を必要に応じて濾過を行い、さらに必要であれば遠心分
離を行ってから、90℃10分間の低温殺菌を行った
後、容器に充填して得ることができる。この場合、阻害
活性が100単位以上という高い活性を有する果物を原
料として使用して得られたドリンクの阻害活性も、50
単位以上という高い数値を示した。このように高い数値
は、臨床的にも意味のある数値であって、このように高
いアルファグルコシダーゼ阻害活性強度を有する飲料
は、健康飲料、たとえば抗糖尿病予防もしくは治療用ド
リンクあるいは抗肥満用ドリンクとしても飲用に供する
ことができる。なお、糖尿病の予防や、ダイエットのた
めに飲用する場合には、アルファグルコシダーゼ阻害活
性強度はそんなには高いものを飲用する必要はなく、上
記したような2〜30単位以上のものであれば、十分に
効果が発揮されるものと期待される。
【0018】さらに、この発明に係る飲料には、糖尿病
治療効果を補助する他の成分、例えば、亜鉛や、セレン
含有量を高めるための食品成分などの補助成分を添加す
ることもできる。また、ダイエット効果を高めるための
食品補助成分、例えば、オリゴ糖等を添加することもで
きる。
【0019】また、この発明に係る飲料が高いアルファ
グルコシダーゼ阻害活性を示すのは、この発明に使用す
る植物に含まれるアルファグルコシダーゼ活性に対する
阻害因子に起因するものであって、このアルファグルコ
シダーゼ活性阻害因子は、熱によって失活せず、また、
トリプシン、アミラーゼでも失活しなかった。さらに、
この活性阻害因子は、セファデックスG25によるゲル
濾過でボイドボリウム分画に活性がみられた。さらに、
デキストラン分子への若干の吸着も観察された。以上を
総合すると、この阻害因子は、タンパク質でも脂肪でも
なく、高分子であって、おそらく糖誘導体であると推定
される。
【0020】この発明に係る高いアルファグルコシダー
ゼ阻害活性を示す飲料である果汁は、液体の状態では、
保存ならびに種々の形態に加工処理するのに不便であ
る。かかる果汁を液体の状態で大量に保存する場合に
は、嵩張る保存用容器に入れて広い保存場所に保存しな
ければならず、また液体の状態では長期間の保存ができ
ないという大きな欠点がある。また、液体の状態の果汁
では、缶詰やビン詰めなどのジュースなどでしか利用で
きず、利用分野が限定されてしまうという欠点がある。
したがって、かかる活性を有する果汁を凍結乾燥粉末に
することが出きれば、液体の場合のような欠点を解消す
ることができると共に、ジュ−スとしてばかりではな
く、錠剤やトローチなどの剤型にも容易に加工すること
ができることになり、その利用分野が飛躍的に拡大する
ことができることになる。
【0021】この発明に係る高いアルファグルコシダー
ゼ阻害活性を示す飲料である果汁の凍結乾燥粉末は、果
汁そのままを凍結乾燥すると、果汁中に含まれる果糖成
分によって直ぐにアメ状となり粉末状として安定した形
状に保つのが困難である。そこで、かかるアルファグル
コシダーゼ阻害活性を示す果汁を凍結して、得られた果
汁の凍結品に、デキストリンまたはサイクロデキストリ
ンを約5%ないし約30%程度、好ましくは約10%な
いし約20%程度添加して凍結乾燥することによって性
状の安定したかつ良好な保存性を有する果汁の凍結乾燥
粉末を得ることができる。この発明において、果汁を凍
結乾燥する方法は、常法に従って行うことができる。例
えば、上記測定法にて測定して所定のアルファグルコシ
ダーゼ阻害活性を有する果実の果汁を選別して、必要に
応じて、濾過ならびに遠心分離をして、得られた果汁
を、一般的には約−10℃以下、好ましくは約−20℃
以下、更に好ましくは約−30℃以下で凍結した後、得
られた凍結品にデキストリンまたはサイクロデキストリ
ンを約5%ないし約30%程度、好ましくは約10%な
いし約20%程度添加して凍結乾燥することによって果
汁の凍結乾燥粉末を得ることができる。
【0022】このようにして得られた果汁の凍結乾燥粉
末は、水に容易に溶解することができ、所定量の水を添
加して溶液、つまりジュ−スに還元した場合でも、果汁
の場合とほぼ同様の高いアルファグルコシダーゼ阻害活
性を示すことが判明した。また、果汁の凍結乾燥粉末
は、錠剤やトローチなどの剤型にも容易に加工すること
ができる。
【0023】なお、アルファグルコシダーゼは、腸管に
おいて糖類を消化分解する作用を有しているので、この
酵素が阻害されると、腸管における糖類の消化吸収が阻
害され、結果として、食後の血糖値上昇を抑制できる。
この発明に係る飲料は、植物由来のジュースそのもので
もあるので、糖尿病患者に使用した場合でも、非常に飲
みやすく、副作用も生起しないという大きな特長をも有
している。更に、この発明は、果物などの植物由来の飲
料を飲用するだけで、消化酵素の一部を阻害して、糖尿
病予防や治療またはダイエット効果を発揮させる方法で
あるので、無理な食事制限を行わずにその効果を達成す
ることができる。したがって、この発明は非常に便利で
かつ効率的に糖尿病予防や治療またはダイエットを行う
ことができるという大きな利点がある。
【0024】
【実施例】以下、この発明を実施例にて更に詳細に説明
するが、この発明は下記実施例によって何ら限定される
ものではない。 実施例1: (測定方法)リンゴ100gを等量の純水を添加してミ
キサーにかけた後、ガーゼで沈殿物を濾去して得られた
濾液を試験に供した。前記濾液を様々な濃度に分取して
0.05Mリン酸緩衝液(pH7.3)で希釈して2.
5mlとし、これに0.5mlのアルファグルコシダー
ゼ0.5単位/ml(シグマ社、タイプIV、酵母菌由
来)を加えて37℃で10分間プレインキュベーション
を行った。続いて20mM p−ニトロフェニル−アル
ファ−D−グルコピラノシド(p-nitrophenyl-α-D-glu
copyranoside)を2ml加えて37℃30分間インキュ
ベートした後、50%酢酸1mlを加えて反応を停止さ
せた。遊離したp−ニトロフェノールを高速液体クロマ
トグラフィー(HPLC:島津製)によって既知の方法
で分離定量した。 (測定結果)上記測定の結果、リンゴの品種「千秋」、
「世界一」、「フジ」等のほとんどのリンゴには、10
単位前後のアルファグルコシダーゼ阻害活性があること
が測定された。また、リンゴの品種「シナノ」等につい
ては、アルファグルコシダーゼ阻害活性は観察されなか
った。これに対して、リンゴの品種「アカネ」、「紅
月」、「紅玉」、「ジョナゴ−ルド」などは、最も高い
アルファグルコシダーゼ阻害活性を示し、その阻害活性
は100単位から500単位という高い値であった。こ
の数値は非常に強いもので臨床的に十分効果が期待でき
る濃度であるといえる。なお、市販の100%天然のリ
ンゴジュース類についても測定したところ、それらの阻
害活性を示す値は、僅か1単位から3単位程度という極
めて低い値であった。このような低い値では臨床的にも
また健康飲料としては何ら意味のある濃度ではないとい
える。 (阻害活性因子の性質)アルファグルコシダーゼに対す
る阻害活性因子の熱による影響を見た。上記リンゴの濾
液を、60℃、75℃、82℃でそれぞれ5分間づつ熱
処理を行い、氷冷してアルファグルコシダーゼ阻害活性
を、上記測定方法で測定したところ、そのアルファグル
コシダーゼ阻害活性は約70%に低下したが、温度差に
よる変化は見られなかったので、この阻害活性因子は耐
熱性であるといえる。次に、前記リンゴの濾液を50μ
g/mlのソラマメトリプシンで30分間インキュベー
ト後に、60℃5分間熱処理してソラマメトリプシンを
失活させて、アルファグルコシダーゼ阻害活性を測定し
たところ、熱処理のみの場合と同様に、その阻害活性が
70%程度認められた。このことは、このアルファグル
コシダーゼ阻害活性因子が、ソラマメトリプシンによる
失活を受けなかったことを意味する。また、50μg/
mlのアミラーゼで処理した後、同様に熱処理してアミ
ラーゼの活性を失活させて、その阻害活性を測った場合
でも、アミラーゼの影響を受けないことが判明した。さ
らに、セファデックスG25によるゲル濾過では通過フ
ラクション中に阻害活性が観察されたので、阻害因子は
分子量数千以上の高分子であると推定された。 (飲料の調製)リンゴ(品種アカネ)2kgを洗浄後、
破砕圧搾して搾汁を得、この搾汁を濾過して、この濾液
をさらに遠心分離を行ってリンゴ汁を得た。このリンゴ
汁を90℃10分間殺菌を行って容器に充填した。な
お、調製に当たっては、アルファグルコシダーゼ阻害活
性が100単位以上のリンゴのみを用い、糖分や調味料
等の希釈を一切せずに搾汁を得た。得られたドリンクの
阻害活性は、50〜200単位以上の数値を示した。こ
のような高い数値は、抗糖尿病ドリンクあるいは抗肥満
ドリンンクとして臨床的においても十分に意味のある数
値であるといえる。
【0025】実施例2:上記測定方法で測定してアルフ
ァグルコシダーゼ阻害活性として100単位以上を示し
たリンゴ(品種:ジョナゴ−ルド種)74kgを洗浄
後、粉砕して圧搾搾汁を得た。この搾汁を濾過して、遠
心分離した後、−18℃で24時間掛けて凍結した。こ
れにサイクロデキストリンを20%の割合で添加して凍
結乾燥したところ、8kgの凍結乾燥粉末を得た。得ら
れた凍結乾燥粉末1gを100mlの水に溶解した溶液
について、そのアルファグルコシダーゼ阻害活性を上記
方法で測定した結果、原料の果実とほぼ同じ強度の10
0単位以上のアルファグルコシダーゼ阻害活性を有して
いることが判明した。得られた凍結乾燥粉末は、錠剤、
タブレット、カプセル、トロ−チなどの剤型に製剤化す
ることができた。
【0026】
【発明の効果】この発明に係る飲料は、植物、特にリン
ゴ等の果物中のアルファグルコシダーゼ阻害活性を利用
して、腸管からの糖吸収を抑制し、これによって血中の
糖濃度上昇を抑制するものであるから、糖尿病予防もし
くは治療効果またはダイエット効果を発揮できる極めて
大きな効果を有している。さらに、この発明に係る飲料
は、ダイエットドリンクとして用いた場合には、腸管で
の吸収阻害に基づいて、上記効果を発揮できるようにな
っているので、食事制限などに余り気を配らずにダイエ
ット効果を発揮できるという大き効果を達成することが
できる。更に、この発明に係る飲料には、なんら他の成
分を添加する必要がないので、天然の味そのままで効率
的にかつ効果的に楽しくダイエットをすることができる
という大きな利点がある。また、この発明によって、ア
ルファグルコシダーゼ阻害活性、つまり抗肥満活性を測
定することができるようになったので、アルファグルコ
シダーゼ阻害活性の高いリンゴの品種を選択できるよう
になり、リンゴを利用したダイエット法に対しても有効
に利用できるという利点もある。上記利点に加えて、こ
の発明に係る飲料は、天然の植物、特に果物を原料とし
てそのまま加工するだけで、何ら他の化学的処理などを
行うことなく製造している。したがって、この発明の飲
料は、その味は天然の味のままで飲みやすいので、飽き
ることなくまた無理することなくダイエットを継続でき
るという大きな利点がある。しかも、アルファグルコシ
ダーゼ阻害活性が強いと言う以外は、何ら通常のリンゴ
ジュ−スと変わるところがなく、副作用の心配も全くな
い安全な飲料である。その上、かかる活性を有する果汁
を凍結乾燥粉末とすることができることから、果実や果
汁そのもので保存するより著しく減量して保存すること
ができると共に、長期間の保存を可能にすることが可能
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 45/00 A61P 43/00 111 A61P 3/10 C12Q 1/26 43/00 111 G01N 30/88 E C12Q 1/26 A23L 2/00 F // G01N 30/88 Q (72)発明者 平田 里咲 埼玉県東松山市坂戸市元町21−17−102 (72)発明者 青野 浩美 埼玉県東松山市東平1417−1−208 Fターム(参考) 4B017 LC03 LE01 LE10 LG04 LK11 LP01 LP03 4B063 QA01 QQ04 QQ95 QR15 QR41 QS17 4C084 AA17 MA16 MA44 MA52 ZC202 ZC352 4C088 AB51 AC04 BA07 MA16 MA44 MA52 ZC20 ZC35

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糖尿病予防もしくは治療効果またはダイエ
    ット効果を発揮できる強度のアルファグルコシダーゼ阻
    害活性を保有する植物由来の飲料であることを特徴とす
    る飲料。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の飲料において、前記アル
    ファグルコシダーゼ阻害活性をHPLCを用いて測定す
    ることを特徴とする飲料。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の飲料HPLCを
    用いて測定したアルファグルコシダーゼ阻害活性が20
    単位以上であることを特徴とする飲料。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    飲料において、HPLCを用いて測定したアルファグル
    コシダーゼ阻害活性が50単位以上であることを特徴と
    する飲料。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    飲料において、前記植物が果実であり、該果実がリンゴ
    であることを特徴とする飲料。
  6. 【請求項6】植物についてアルファグルコシダーゼ阻害
    活性を測定して、糖尿病予防もしくは治療効果またはダ
    イエット効果を発揮できる強度の植物を選別して植物由
    来の飲料を製造することを特徴とする飲料の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の飲料の製造方法におい
    て、前記アルファグルコシダーゼ阻害活性をHPLCを
    用いて測定することを特徴とする飲料の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載の飲料の製造方法
    において、酵素とHPLCを用いて測定したアルファグ
    ルコシダーゼ阻害活性が20単位以上であることを特徴
    とする飲料の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項6ないし8のいずれか1項記載の飲
    料の製造方法において、酵素とHPLCを用いて測定し
    たアルファグルコシダーゼ阻害活性が50単位以上であ
    ることを特徴とする飲料の製造方法。
  10. 【請求項10】請求項6ないし9のいずれか1項に記載
    の飲料の製造方法において、前記植物が果実であり、該
    果実がリンゴであることを特徴とする飲料の製造方法。
  11. 【請求項11】植物についてアルファグルコシダーゼ阻
    害活性をHPLCを用いた方法で測定し、所定のアルフ
    ァグルコシダーゼ阻害活性を有する植物を選択すること
    を特徴とするアルファグルコシダーゼ阻害活性の測定方
    法。
  12. 【請求項12】請求項11に記載のアルファグルコシダ
    ーゼ阻害活性の測定方法において、アルファグルコシダ
    ーゼ阻害活性強度=50/I50を、反応液中の植物濃
    度(%)に対する相対活性をプロットし回帰曲線を求め
    て、その相対活性50%における植物濃度をI50とし
    て求め、I50(%)=50を1単位として、50/I
    50をアルファグルコシダーゼ阻害活性の強度とするこ
    とにより決定することを特徴とするアルファグルコシダ
    ーゼ阻害活性の測定方法。酵素反応液中の植物濃度は次
    のように定義する。 植物濃度(%)=W×d×(a/b) W =破砕液中の植物濃度(%) d=供試液の希釈率 a=酵素反応に用いた供試液量(ml) b=酵素反応液全量(ml)
  13. 【請求項13】糖尿病予防もしくは治療効果またはダイ
    エット効果を発揮できる強度のアルファグルコシダーゼ
    阻害活性を保有する植物由来の果汁の凍結品と、該凍結
    品に5ないし30%の割合で添加されたデキストリンま
    たはサイクロデキストリンとからなる果汁の凍結乾燥粉
    末であることを特徴とする果汁の凍結乾燥粉末。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の果汁の凍結乾燥粉末
    において、デキストリンまたはサイクロデキストリンを
    の添加量が、該凍結品に対して10ないし20%である
    ことを特徴とする果汁の凍結乾燥粉末。
  15. 【請求項15】請求項13または14に記載の果汁の凍
    結乾燥粉末において、前記植物についてアルファグルコ
    シダーゼ阻害活性をHPLCを用いた方法で測定し、前
    記果汁の凍結乾燥粉末が所定のアルファグルコシダーゼ
    阻害活性を有する植物の果汁の凍結乾燥粉末であること
    を特徴とする果汁の凍結乾燥粉末。
  16. 【請求項16】請求項13ないし15のいずれか1項に
    記載の果汁の凍結乾燥粉末において、前記アルファグル
    コシダーゼ阻害活性強度=50/I50を、反応液中の
    植物濃度(%)に対する相対活性をプロットし回帰曲線
    を求めて、その相対活性50%における植物濃度をI
    50として求め、I50(%)=50を1単位として、
    50/I50をアルファグルコシダーゼ阻害活性の強度
    とすることにより決定することを特徴とする果汁の凍結
    乾燥粉末。酵素反応液中の植物濃度は次のように定義す
    る。 植物濃度(%)=W×d×(a/b) W =破砕液中の植物濃度(%) d=供試液の希釈率 a=酵素反応に用いた供試液量(ml) b=酵素反応液全量(ml)
  17. 【請求項17】請求項13ないし16のいずれか1項に
    記載の果汁の凍結乾燥粉末において、前記果汁のアルフ
    ァグルコシダーゼ阻害活性が50単位以上であることを
    特徴とする果汁の凍結乾燥粉末。
  18. 【請求項18】請求項13ないし17のいずれか1項に
    記載の果汁の凍結乾燥粉末において、前記植物が果実で
    あり、該果実がリンゴであることを特徴とする果汁の凍
    結乾燥粉末。
  19. 【請求項19】糖尿病予防もしくは治療効果またはダイ
    エット効果を発揮できる強度のアルファグルコシダーゼ
    阻害活性を保有する植物由来の果実を凍結し、得られた
    凍結品にデキストリンまたはサイクロデキストリンを5
    ないし30%添加して凍結乾燥することによって果汁の
    凍結乾燥粉末を得ることを特徴とする果汁の凍結乾燥粉
    末の製造方法。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の果汁の凍結乾燥粉末
    の製造方法において、デキストリンまたはサイクロデキ
    ストリンを10ないし20%添加することを特徴とする
    果汁の凍結乾燥粉末の製造方法。
  21. 【請求項21】請求項19または20に記載の果汁の凍
    結乾燥粉末の製造方法において、果汁を−10℃以下の
    温度で凍結乾燥することを特徴とする果汁の凍結乾燥粉
    末の製造方法。
JP2001268368A 2000-11-02 2001-09-05 アルファグルコシダーゼ阻害活性を保有する新規飲料、その製造方法ならびにアルファグルコシダーゼ阻害活性の測定法および果汁の凍結乾燥粉末ならびにその製造方法 Pending JP2002199865A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001268368A JP2002199865A (ja) 2000-11-02 2001-09-05 アルファグルコシダーゼ阻害活性を保有する新規飲料、その製造方法ならびにアルファグルコシダーゼ阻害活性の測定法および果汁の凍結乾燥粉末ならびにその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000336129 2000-11-02
JP2000-336129 2000-11-02
JP2001268368A JP2002199865A (ja) 2000-11-02 2001-09-05 アルファグルコシダーゼ阻害活性を保有する新規飲料、その製造方法ならびにアルファグルコシダーゼ阻害活性の測定法および果汁の凍結乾燥粉末ならびにその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002199865A true JP2002199865A (ja) 2002-07-16

Family

ID=26603361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001268368A Pending JP2002199865A (ja) 2000-11-02 2001-09-05 アルファグルコシダーゼ阻害活性を保有する新規飲料、その製造方法ならびにアルファグルコシダーゼ阻害活性の測定法および果汁の凍結乾燥粉末ならびにその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002199865A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL423158A1 (pl) * 2017-10-14 2019-04-23 Awima Spolka Z Ograniczona Odpowiedzialnoscia Nakrętka ze sproszkowanym liofilizatem owocowym i sposób przygotowania sproszkowanego liofilizatu owocowego jako wsadu do nakrętki

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL423158A1 (pl) * 2017-10-14 2019-04-23 Awima Spolka Z Ograniczona Odpowiedzialnoscia Nakrętka ze sproszkowanym liofilizatem owocowym i sposób przygotowania sproszkowanego liofilizatu owocowego jako wsadu do nakrętki

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Butz et al. Influence of ultra high pressure processing on fruit and vegetable products
JP5424641B2 (ja) ブドウ抽出物、そのダイエタリーサプリメント、およびその方法
Holloway et al. The composition and dissolution of phytobezoars
JP2002338485A (ja) 病気の治療の為のジュースの作り方
KR101844426B1 (ko) 식미와 식감이 개선된 과육 함유 음료 및 이의 제조방법
Płonka et al. The influence of processing technique on the catecholamine and indolamine contents of fruits
JP2004503666A5 (ja)
CN102630885A (zh) 果蔬膳食纤维的加工工艺
Uckiah et al. Vitamin C content during processing and storage of pineapple
JP4614867B2 (ja) ソバを原料として使用した飲食品の製造方法
KR101139374B1 (ko) 말 태반 추출물을 이용한 항스트레스 및 항피부노화 식품 조성물
JP4036385B1 (ja) パパイア果実発酵物の製造方法
JP2002199865A (ja) アルファグルコシダーゼ阻害活性を保有する新規飲料、その製造方法ならびにアルファグルコシダーゼ阻害活性の測定法および果汁の凍結乾燥粉末ならびにその製造方法
KR100870586B1 (ko) 해태 김을 이용한 김잼의 제조방법 그 용도
KR100706293B1 (ko) 머루과실쥬스 및 이의 제조방법
JP4524022B2 (ja) α−アミラーゼ阻害物質
JP2003267881A (ja) 新規コタラヒム抽出物
KR20010007764A (ko) 매실-키토산 균일 액상 조성물
EP1290953B1 (en) Process for producing acidic drinks
US5993853A (en) Dietary supplement
JP2000228962A (ja) 野菜搾汁液の製造方法
JP2890320B2 (ja) 野菜ジュースの製造方法
KR20190049499A (ko) 알룰로스를 이용한 생과채의 갈변방지 방법
KR940009483B1 (ko) 호박농축물을 이용한 호박차 및 호박음료의 제조방법
JP4694547B2 (ja) パパイア果実発酵物及びパパイア加工食品