JP2002198753A - 画面上で音質設定量を座標表示する音響装置 - Google Patents
画面上で音質設定量を座標表示する音響装置Info
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- JP2002198753A JP2002198753A JP2000395935A JP2000395935A JP2002198753A JP 2002198753 A JP2002198753 A JP 2002198753A JP 2000395935 A JP2000395935 A JP 2000395935A JP 2000395935 A JP2000395935 A JP 2000395935A JP 2002198753 A JP2002198753 A JP 2002198753A
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低音調整、高音調整を同一画面を参照しなが
ら簡単に操作することができる音響装置を提供する。 【解決手段】 ユーザの操作に応じて低音・高音の調整
量を座標表示で示したときの座標位置を設定し、これに
応じた低音及び高音の音質調整量を決定し出力するマイ
コン１２と、この座標位置を表示画面装置Ｄに座標表示
で表示するための画像情報を生成し出力するキャラクタ
ージェネレータ１９と、マイコンから供給される音質調
整量に応じて受信した音声信号の音質調整を行い、信号
増幅して出力するアンプ部１５，２０とを具備する音響
装置１１である。
ら簡単に操作することができる音響装置を提供する。 【解決手段】 ユーザの操作に応じて低音・高音の調整
量を座標表示で示したときの座標位置を設定し、これに
応じた低音及び高音の音質調整量を決定し出力するマイ
コン１２と、この座標位置を表示画面装置Ｄに座標表示
で表示するための画像情報を生成し出力するキャラクタ
ージェネレータ１９と、マイコンから供給される音質調
整量に応じて受信した音声信号の音質調整を行い、信号
増幅して出力するアンプ部１５，２０とを具備する音響
装置１１である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、音響装置であっ
て特に画面表示を伴った音質調整を行う音響装置に関す
る。
て特に画面表示を伴った音質調整を行う音響装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】最近、テレビジョン受像機などのディス
プレイ表示装置を有する受信装置は、各種設定がディス
プレイ表示画面上で調整することが可能となっているも
のが多く製品化され普及している。このようなテレビジ
ョン受像機においては、音声信号を所望の大きさに増幅
し音質や位相等の音響特性を適宜調整する音響装置が内
蔵されており、このような音響装置の音声や音質等も、
ディスプレイの表示画面上で調整が可能となる。すなわ
ち、ディスプレイ装置を有する音響装置において、ディ
スプレイ装置に表示されるメニュー内からユーザがバス
（低音強弱）、トレブル（高音強弱）、ボリューム（音
量大小）の調整項目をそれぞれ別個に選択し、調整を行
うことにより、任意の調整状態を得ることが可能となる
ものである。
プレイ表示装置を有する受信装置は、各種設定がディス
プレイ表示画面上で調整することが可能となっているも
のが多く製品化され普及している。このようなテレビジ
ョン受像機においては、音声信号を所望の大きさに増幅
し音質や位相等の音響特性を適宜調整する音響装置が内
蔵されており、このような音響装置の音声や音質等も、
ディスプレイの表示画面上で調整が可能となる。すなわ
ち、ディスプレイ装置を有する音響装置において、ディ
スプレイ装置に表示されるメニュー内からユーザがバス
（低音強弱）、トレブル（高音強弱）、ボリューム（音
量大小）の調整項目をそれぞれ別個に選択し、調整を行
うことにより、任意の調整状態を得ることが可能となる
ものである。
【０００３】従来装置においては、一般にユーザにより
選択されたボリューム調整データｖ、バス調整データ
ｂ、トレブル調整データｔの何れか一つの調整を音響装
置内部の読み取り装置を介してマイコン等の制御部で読
み取る。マイコンでは、調整データ（上記したｖ、ｂ、
ｔの何れか一つ）に基づいて、トーンコントロール回路
のボリューム調整ブロック、バス調整ブロック、トレブ
ル調整ブロックの中の対応するブロックを制御すること
となる。
選択されたボリューム調整データｖ、バス調整データ
ｂ、トレブル調整データｔの何れか一つの調整を音響装
置内部の読み取り装置を介してマイコン等の制御部で読
み取る。マイコンでは、調整データ（上記したｖ、ｂ、
ｔの何れか一つ）に基づいて、トーンコントロール回路
のボリューム調整ブロック、バス調整ブロック、トレブ
ル調整ブロックの中の対応するブロックを制御すること
となる。
【０００４】このようなオーディオ部をもったテレビジ
ョン受像機の従来技術の例として、特開平５−３００４
４５号公報が公開されている。この例では、各設定事項
がメインメニュ、サブメニュとして設けられており、例
えば音質設定について、低音と高音とはそれぞれ独立し
たパラメータとして、各自呼び出して設定しなければな
らない。
ョン受像機の従来技術の例として、特開平５−３００４
４５号公報が公開されている。この例では、各設定事項
がメインメニュ、サブメニュとして設けられており、例
えば音質設定について、低音と高音とはそれぞれ独立し
たパラメータとして、各自呼び出して設定しなければな
らない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来装
置においては、音量調整、低音調整、高音調整がそれぞ
れ別個の画面を呼び出して画面を見ながら一つずつ調整
する必要があるため、音量・低音・高音の調整操作が煩
雑となるという問題がある。
置においては、音量調整、低音調整、高音調整がそれぞ
れ別個の画面を呼び出して画面を見ながら一つずつ調整
する必要があるため、音量・低音・高音の調整操作が煩
雑となるという問題がある。
【０００６】本発明は、上記問題に鑑み、音量調整、低
音調整、高音調整を同一画面を参照しながら簡単に操作
することができる音響装置を提供することを目的とす
る。
音調整、高音調整を同一画面を参照しながら簡単に操作
することができる音響装置を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１に示す本発明
は、音声信号を受けて所望の値に増幅し出力する音響装
置であって、ユーザの操作によって、低音及び高音の調
整量を座標表示で示したときの座標位置を設定する設定
手段と、前記設定手段で設定された座標位置を、前記音
響装置に接続される表示画面装置に座標表示で表示する
ための画像情報を生成し出力する生成手段と、前記設定
手段により設定された前記座標位置に応じて、低音及び
高音の音質調整量を決定し出力する調整量決定手段と、
前記音声信号を受け、前記調整量決定手段から供給され
る音質調整量に応じて前記音声信号の音質調整を行った
上で、所定の大きさに信号増幅して出力する増幅手段と
を具備することを特徴とする音響装置である。
は、音声信号を受けて所望の値に増幅し出力する音響装
置であって、ユーザの操作によって、低音及び高音の調
整量を座標表示で示したときの座標位置を設定する設定
手段と、前記設定手段で設定された座標位置を、前記音
響装置に接続される表示画面装置に座標表示で表示する
ための画像情報を生成し出力する生成手段と、前記設定
手段により設定された前記座標位置に応じて、低音及び
高音の音質調整量を決定し出力する調整量決定手段と、
前記音声信号を受け、前記調整量決定手段から供給され
る音質調整量に応じて前記音声信号の音質調整を行った
上で、所定の大きさに信号増幅して出力する増幅手段と
を具備することを特徴とする音響装置である。
【０００８】本発明によれば、特に低音と高音の調整
を、従来装置のように各々専用の調整画面を呼び出して
別個に行うのではなく、一画面で低音と高音の両方を座
標表示させ、一つの座標位置を特定することで、一回で
音質の設定を行うことができる音響装置を提供するもの
である。これにより、音質設定を非常に容易に直感的に
行うことができる。
を、従来装置のように各々専用の調整画面を呼び出して
別個に行うのではなく、一画面で低音と高音の両方を座
標表示させ、一つの座標位置を特定することで、一回で
音質の設定を行うことができる音響装置を提供するもの
である。これにより、音質設定を非常に容易に直感的に
行うことができる。
【０００９】又、請求項３に示す本発明は、音声信号を
受けて所望の値に増幅し出力する音響装置であって、リ
モコンユニットのユーザの操作によって、低音及び高音
の調整量を座標表示で示したときの座標位置を設定しこ
れを送信するリモコンユニット手段と、前記リモコンユ
ニット手段から座標位置を示す送信信号を受信する受信
手段と、前記受信手段から供給される前記座標位置を、
前記音響装置に接続される表示画面装置に座標表示で表
示するための画像情報を生成し出力する生成手段と、前
記受信手段から供給される前記座標位置に応じて、低音
及び高音の音質調整量を決定し出力する調整量決定手段
と、前記音声信号を受け、前記調整量決定手段から供給
される音質調整量に応じて前記音声信号の音質調整を行
った上で、所定の大きさに信号増幅して出力する増幅手
段とを具備することを特徴とする音響装置である。
受けて所望の値に増幅し出力する音響装置であって、リ
モコンユニットのユーザの操作によって、低音及び高音
の調整量を座標表示で示したときの座標位置を設定しこ
れを送信するリモコンユニット手段と、前記リモコンユ
ニット手段から座標位置を示す送信信号を受信する受信
手段と、前記受信手段から供給される前記座標位置を、
前記音響装置に接続される表示画面装置に座標表示で表
示するための画像情報を生成し出力する生成手段と、前
記受信手段から供給される前記座標位置に応じて、低音
及び高音の音質調整量を決定し出力する調整量決定手段
と、前記音声信号を受け、前記調整量決定手段から供給
される音質調整量に応じて前記音声信号の音質調整を行
った上で、所定の大きさに信号増幅して出力する増幅手
段とを具備することを特徴とする音響装置である。
【００１０】本発明によれば、低音・高音を一つの操作
画面で操作する際に、リモコンユニットの十字キー（ｘ
座標キー及びｙ座標キー）を操作することで、低音と高
音とを同時に特定する座標位置を特定することができ
る。これにより、非常に容易かつ直感的な音質設定がリ
モコンユニットによっても可能となる。
画面で操作する際に、リモコンユニットの十字キー（ｘ
座標キー及びｙ座標キー）を操作することで、低音と高
音とを同時に特定する座標位置を特定することができ
る。これにより、非常に容易かつ直感的な音質設定がリ
モコンユニットによっても可能となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る音響装置の一実施の形態を詳細に説明する。図１は、
本発明の一実施の形態である音響装置の概略構成を示す
ブロックダイアグラム、図２は、音響装置の操作を説明
するための複数の操作画面、図３は、本発明が実施され
ない場合の音響装置の操作を説明するための操作画面、
図４は、本発明の他の一実施の形態である音響装置の操
作を遠隔操作で行うためのリモコンユニットの外観図を
示している。
る音響装置の一実施の形態を詳細に説明する。図１は、
本発明の一実施の形態である音響装置の概略構成を示す
ブロックダイアグラム、図２は、音響装置の操作を説明
するための複数の操作画面、図３は、本発明が実施され
ない場合の音響装置の操作を説明するための操作画面、
図４は、本発明の他の一実施の形態である音響装置の操
作を遠隔操作で行うためのリモコンユニットの外観図を
示している。
【００１２】初めに図１において、本発明に係る音響装
置の一実施の形態は、音響装置１１と、これに接続され
るディスプレイ装置Ｄと、音響装置１１を遠隔操作する
リモコンユニット１０１とから構成される。音響装置１
１は、全体の動作を制御したり調整量を決定するマイコ
ン１２と、音質や音量の調整量を設定するための調整キ
ー１３と、外部のリモコンユニット１０１からの受信を
行う受信部１４と、テレビジョン受像機の図示しないチ
ューナ部等から音声信号を受け適宜、音量及び低音・高
音を調整するプリアンプ部１５と、プリアンプ部１５に
含まれるボリュームコントローラ１６と、バスコントロ
ーラ１７と、トレブルコントローラ１８と、テレビジョ
ン画面等のディスプレイ部Ｄに操作画面データを生成し
て供給するキャラクタジェネレータ１９と、プリアンプ
部にて低音高音及び音量が調節された音声信号を受け、
これを一定の増幅率で増幅してこれを外部に出力するメ
インアンプ部２０とを有している。
置の一実施の形態は、音響装置１１と、これに接続され
るディスプレイ装置Ｄと、音響装置１１を遠隔操作する
リモコンユニット１０１とから構成される。音響装置１
１は、全体の動作を制御したり調整量を決定するマイコ
ン１２と、音質や音量の調整量を設定するための調整キ
ー１３と、外部のリモコンユニット１０１からの受信を
行う受信部１４と、テレビジョン受像機の図示しないチ
ューナ部等から音声信号を受け適宜、音量及び低音・高
音を調整するプリアンプ部１５と、プリアンプ部１５に
含まれるボリュームコントローラ１６と、バスコントロ
ーラ１７と、トレブルコントローラ１８と、テレビジョ
ン画面等のディスプレイ部Ｄに操作画面データを生成し
て供給するキャラクタジェネレータ１９と、プリアンプ
部にて低音高音及び音量が調節された音声信号を受け、
これを一定の増幅率で増幅してこれを外部に出力するメ
インアンプ部２０とを有している。
【００１３】このような音響装置１１は、ディスプレイ
部Ｄに接続され、現在のバス・トレブルの位置表示Ｐが
音量表示と共になされた操作画面をディスプレイ部Ｄに
提供する。
部Ｄに接続され、現在のバス・トレブルの位置表示Ｐが
音量表示と共になされた操作画面をディスプレイ部Ｄに
提供する。
【００１４】このような構成の音響装置は、例えばテレ
ビジョン受像機のオーディオ部として、複数のＩＣ（In
tegrated Circuit）が搭載されたオーディオ用基板等の
形態として設けられるものである。従って、多くの場合
において、リモコンユニット１０１を使用することで、
この音質調整及び音量調整の操作を行うことができる。
以下に、リモコンユニット１０１を用いながら、操作用
の画面を参照しつつ、音質調整及び音量調整の操作手順
を説明する。
ビジョン受像機のオーディオ部として、複数のＩＣ（In
tegrated Circuit）が搭載されたオーディオ用基板等の
形態として設けられるものである。従って、多くの場合
において、リモコンユニット１０１を使用することで、
この音質調整及び音量調整の操作を行うことができる。
以下に、リモコンユニット１０１を用いながら、操作用
の画面を参照しつつ、音質調整及び音量調整の操作手順
を説明する。
【００１５】図２の（ａ）は初期のメニュー画面、
（ｂ）は音質設定画面のポインタを移動している画面、
（ｃ）は移動し終わったときの画面、（ｄ）は最初のメ
ニュー画面に戻ったところをそれぞれ示している。図４
において、本発明に用いることができるリモコンユニッ
トの一例であるリモコンユニット１０１は、テレビジョ
ン装置の電源をオン・オフするパワースイッチ１０２、
チャンネル等を設定する数字キー１０３、メニュー画面
等を呼び出すモードキー１０４、オブジェクトを特定し
たりするための操作キー１０５，１０６、オブジェクト
の移動や座標を特定するための十字キー１０７、ボリュ
ームキー１０８を有している。
（ｂ）は音質設定画面のポインタを移動している画面、
（ｃ）は移動し終わったときの画面、（ｄ）は最初のメ
ニュー画面に戻ったところをそれぞれ示している。図４
において、本発明に用いることができるリモコンユニッ
トの一例であるリモコンユニット１０１は、テレビジョ
ン装置の電源をオン・オフするパワースイッチ１０２、
チャンネル等を設定する数字キー１０３、メニュー画面
等を呼び出すモードキー１０４、オブジェクトを特定し
たりするための操作キー１０５，１０６、オブジェクト
の移動や座標を特定するための十字キー１０７、ボリュ
ームキー１０８を有している。
【００１６】このようなリモコンユニット１０１を用い
て、電源が投入されている状態で、メニューモード画面
を呼び出すべく所定のモードキー１０４を押下し、図２
の（ａ）に示すモード画面を表示させる。そして、音声
を選択するべく十字キーを操作して、トーンコントロー
ルを選択したら操作キー１０５等で特定する。すると、
（ｂ）に示すトーンコントロール画面が表示され、初期
画面では低音・高音共に偏向のない中央位置にポインタ
が配置されているので、希望する位置へ十字キー１０７
等を操作してポインタを誘導する。この結果、（ｃ）に
示すように高音がやや弱く、低音が強いことを意味する
図に示すような位置に移動する。
て、電源が投入されている状態で、メニューモード画面
を呼び出すべく所定のモードキー１０４を押下し、図２
の（ａ）に示すモード画面を表示させる。そして、音声
を選択するべく十字キーを操作して、トーンコントロー
ルを選択したら操作キー１０５等で特定する。すると、
（ｂ）に示すトーンコントロール画面が表示され、初期
画面では低音・高音共に偏向のない中央位置にポインタ
が配置されているので、希望する位置へ十字キー１０７
等を操作してポインタを誘導する。この結果、（ｃ）に
示すように高音がやや弱く、低音が強いことを意味する
図に示すような位置に移動する。
【００１７】すなわち、リモコンユニット１０１から送
信された操作信号を図１の受信部１４により受信し、こ
れに応じた操作信号をマイコン１２が受信すると、これ
に応じた調整量信号がマイコンからプリアンプ部１５の
バスコントローラ１７，トレブルコントローラ１８に供
給され、例えばチューナ部等から供給される音声信号の
低音及び高音がこの調整量信号に応じて調整される。
信された操作信号を図１の受信部１４により受信し、こ
れに応じた操作信号をマイコン１２が受信すると、これ
に応じた調整量信号がマイコンからプリアンプ部１５の
バスコントローラ１７，トレブルコントローラ１８に供
給され、例えばチューナ部等から供給される音声信号の
低音及び高音がこの調整量信号に応じて調整される。
【００１８】なお、他の実施形態としては、十字キー１
０７を用いなくとも、例えば対応する数字キー１０３で
操作が可能であるように設定することも好適である。
０７を用いなくとも、例えば対応する数字キー１０３で
操作が可能であるように設定することも好適である。
【００１９】次に、（ｃ）が示すような音質座標が表示
される画面において、同時に音量を表示し、リモコンユ
ニット１０１のボリュームキー１０８の操作により、適
切な音量が設定されると、これに応じた信号が受信部１
４を介してマイコン１２に提供されると、マイコン１２
からこれに応じた制御量を示す制御信号が同様にプリア
ンプ部１５のボリュームコントローラ１６に提供され
る。これにより、例えばチューナ部等から供給される音
声信号の低音及び高音のトーンコントロールだけでな
く、音量も同一の操作画面によって、ユーザの操作によ
り操作が可能となるものである。その後、プリアンプ部
１５で音量と低音・高音の音質調整がなされた音声信号
がメインアンプ部２０により一律に増幅処理されて外部
に出力される。
される画面において、同時に音量を表示し、リモコンユ
ニット１０１のボリュームキー１０８の操作により、適
切な音量が設定されると、これに応じた信号が受信部１
４を介してマイコン１２に提供されると、マイコン１２
からこれに応じた制御量を示す制御信号が同様にプリア
ンプ部１５のボリュームコントローラ１６に提供され
る。これにより、例えばチューナ部等から供給される音
声信号の低音及び高音のトーンコントロールだけでな
く、音量も同一の操作画面によって、ユーザの操作によ
り操作が可能となるものである。その後、プリアンプ部
１５で音量と低音・高音の音質調整がなされた音声信号
がメインアンプ部２０により一律に増幅処理されて外部
に出力される。
【００２０】又ここで、本発明の作用効果を検討する意
味で、図３を用いて本発明が適用されない場合の音質・
音量の設定操作を説明する。図３において、（ａ）は初
期のモード選択画面であり、ここで音声を選びバスを選
ぶと、（ｂ）に示すようにバスだけの設定画面が表れ、
ユーザはこの画面を参照しながらリモコンユニットや操
作パネルの操作キー等を用いて適切な値に低音（バス）
を設定するものである。これが終われば、高音を設定す
るべく（ｃ）に示すような最初のモード選択画面に戻
り、（ｄ）に示すようなトレブルだけの設定画面におい
て、適切な高音の設定を行うものである。このように、
低音、高音、音量と、それぞれを設定する場合に、いち
いち最初のモード選択画面に戻らなくてはならず、非常
に煩雑な操作を要求されることになる。従って、本発明
に係る音質（音量）調整方法による操作が非常に簡易か
つ直感的に行われるものであることが理解できる。
味で、図３を用いて本発明が適用されない場合の音質・
音量の設定操作を説明する。図３において、（ａ）は初
期のモード選択画面であり、ここで音声を選びバスを選
ぶと、（ｂ）に示すようにバスだけの設定画面が表れ、
ユーザはこの画面を参照しながらリモコンユニットや操
作パネルの操作キー等を用いて適切な値に低音（バス）
を設定するものである。これが終われば、高音を設定す
るべく（ｃ）に示すような最初のモード選択画面に戻
り、（ｄ）に示すようなトレブルだけの設定画面におい
て、適切な高音の設定を行うものである。このように、
低音、高音、音量と、それぞれを設定する場合に、いち
いち最初のモード選択画面に戻らなくてはならず、非常
に煩雑な操作を要求されることになる。従って、本発明
に係る音質（音量）調整方法による操作が非常に簡易か
つ直感的に行われるものであることが理解できる。
【００２１】又、本発明に係る音質（音量）設定方法に
よれば、必ずしもリモコンユニットを使用することを要
求するものではない。例えば、テレビジョンの操作パネ
ルからの操作キーを用いることで、調整キー回路１３の
出力によって同等の制御信号がマイコン１２に提供され
ることができる。これにより、先に説明したようにリモ
コンユニットを使用した場合と同等の、直感的で容易な
音量・音質の調整が可能となるものである。
よれば、必ずしもリモコンユニットを使用することを要
求するものではない。例えば、テレビジョンの操作パネ
ルからの操作キーを用いることで、調整キー回路１３の
出力によって同等の制御信号がマイコン１２に提供され
ることができる。これにより、先に説明したようにリモ
コンユニットを使用した場合と同等の、直感的で容易な
音量・音質の調整が可能となるものである。
【００２２】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、特
に低音と高音の調整を、従来装置のように各々専用の調
整画面を呼び出して別個に行うのではなく、一画面で低
音と高音の両方を座標表示させ一つの座標位置を特定す
ることで、一度で音質の設定を行うことができる音響装
置を提供するものである。これにより、音質調整を非常
に容易に直感的に行うことができる。
に低音と高音の調整を、従来装置のように各々専用の調
整画面を呼び出して別個に行うのではなく、一画面で低
音と高音の両方を座標表示させ一つの座標位置を特定す
ることで、一度で音質の設定を行うことができる音響装
置を提供するものである。これにより、音質調整を非常
に容易に直感的に行うことができる。
【００２３】更に、音質設定のみならず、音量設定も同
一の操作画面でモニタしながら操作することができるた
め、従来装置のように低音、高音、音量のそれぞれが別
個の画面で操作していた場合に比べて、飛躍的に容易か
つ直感的に音量・音質調整が可能となる音響装置を提供
するものである。
一の操作画面でモニタしながら操作することができるた
め、従来装置のように低音、高音、音量のそれぞれが別
個の画面で操作していた場合に比べて、飛躍的に容易か
つ直感的に音量・音質調整が可能となる音響装置を提供
するものである。
【図１】本発明の一実施の形態である音響装置の概略構
成を示すブロックダイアグラム。
成を示すブロックダイアグラム。
【図２】本発明の一実施の形態である音響装置の操作を
説明するための複数の操作画面。
説明するための複数の操作画面。
【図３】本発明が実施されない場合の音響装置の操作を
説明するための操作画面。
説明するための操作画面。
【図４】本発明の他の一実施の形態である音響装置の操
作を遠隔操作で行うためのリモコンユニットの外観図。
作を遠隔操作で行うためのリモコンユニットの外観図。
１１…音響装置 １２…マイコン １３…調整キー １４…受診部 １５…プリアンプ部（オーディオチップ） １６…ボリュームコントローラ １７…バスコントローラ １８…トレブルコントローラ １９…キャラジェネレータ ２０…メインアンプ部 Ｄ…ディスプレイ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｑ 9/00 ３３１ Ｈ０４Ｑ 9/00 ３３１Ａ Ｈ０４Ｒ 3/04 Ｈ０４Ｒ 3/04 Ｆターム(参考） 5C026 DA05 5D020 CE01 CE03 5J030 AA03 AA10 AB03 AC03 AC19 AC20 AC28 5J100 AA09 BA10 BB15 BC06 CA11 DA07 EA04 FA04 GA11 5K048 AA04 BA02 DA01 EB06 FB10 FB15
Claims (8)
- 【請求項１】 音声信号を受けて所望の値に増幅し出力
する音響装置であって、 ユーザの操作によって、低音及び高音の調整量を座標表
示で示したときの座標位置を設定する設定手段と、 前記設定手段で設定された座標位置を、前記音響装置に
接続される表示画面装置に座標表示で表示するための画
像情報を生成し出力する生成手段と、 前記設定手段により設定された前記座標位置に応じて、
低音及び高音の音質調整量を決定し出力する調整量決定
手段と、 前記音声信号を受け、前記調整量決定手段から供給され
る音質調整量に応じて前記音声信号の音質調整を行った
上で、所定の大きさに信号増幅して出力する増幅手段
と、 を具備することを特徴とする音響装置。 - 【請求項２】 音声信号を受けて所望の値に増幅し出力
する音響装置であって、 ユーザの操作によって、低音及び高音の調整量を座標表
示で示したときの座標位置を設定する音質設定手段と、 ユーザの操作によって、音量を設定する音量設定手段
と、 前記音質設定手段で設定された座標位置と、前記音量設
定手段で設定された音量とを、前記音響装置に接続され
る表示画面装置に座標表示で表示するための画像情報を
生成し出力する生成手段と、 前記音質設定手段により設定された前記座標位置に応じ
て、低音及び高音の音質調整量を決定し出力する調整量
決定手段と、 前記音声信号を受け、前記調整量決定手段から供給され
る音質調整量に応じて前記音声信号の音質調整を行った
上で、前記音量設定手段により設定された音量に応じて
信号増幅して出力する増幅手段と、 を具備することを特徴とする音響装置。 - 【請求項３】 音声信号を受けて所望の値に増幅し出力
する音響装置であって、 リモコンユニットのユーザの操作によって、低音及び高
音の調整量を座標表示で示したときの座標位置を設定し
これを送信するリモコンユニット手段と、 前記リモコンユニット手段から座標位置を示す送信信号
を受信する受信手段と、 前記受信手段から供給される前記座標位置を、前記音響
装置に接続される表示画面装置に座標表示で表示するた
めの画像情報を生成し出力する生成手段と、 前記受信手段から供給される前記座標位置に応じて、低
音及び高音の音質調整量を決定し出力する調整量決定手
段と、 前記音声信号を受け、前記調整量決定手段から供給され
る音質調整量に応じて前記音声信号の音質調整を行った
上で、所定の大きさに信号増幅して出力する増幅手段
と、 を具備することを特徴とする音響装置。 - 【請求項４】 音声信号を受けて所望の値に増幅し出力
する音響装置であって、 リモコンユニットのユーザの操作によって、低音及び高
音の調整量を座標表示で示したときの座標位置及び音量
を設定しこれらを送信するリモコンユニット手段と、 前記リモコンユニット手段から座標位置と音量とを示す
送信信号を受信する受信手段と、 前記受信手段から供給される前記座標位置と、前記音量
とを、前記音響装置に接続される表示画面装置に座標表
示で表示するための画像情報を生成し出力する生成手段
と、 前記受信手段から供給される前記座標位置に応じて、低
音及び高音の音質調整量を決定し出力する調整量決定手
段と、 前記音声信号を受け、前記調整量決定手段から供給され
る音質調整量に応じて前記音声信号の音質調整を行った
上で、前記受信手段から供給される音量を示す送信信号
に応じて信号増幅して出力する増幅手段と、 を具備することを特徴とする音響装置。 - 【請求項５】 音声信号を受けて所望の値に増幅し出力
する音響装置であって、 ユーザの操作によって、低音及び高音の調整量を座標表
示で示したときの座標位置を設定しこれに応じて、低音
及び高音の音質調整量を決定し出力するマイコン部と、 前記マイコンで設定された座標位置を、前記音響装置に
接続される表示画面装置に座標表示で表示するための画
像情報を生成し出力するキャラクタージェネレータと、 前記音声信号を受け、前記マイコン部から供給される音
質調整量に応じて前記音声信号の音質調整を行った上
で、所定の大きさに信号増幅して出力するアンプ部と、 を具備することを特徴とする音響装置。 - 【請求項６】 音声信号を受けて所望の値に増幅し出力
する音響装置であって、 ユーザの操作によって、低音及び高音の調整量を座標表
示で示したときの座標位置及び音量を設定し、これに応
じて低音及び高音の音質調整量及び音量の調整量を決定
して出力するマイコン部と、 前記マイコンで設定された座標位置と音量とを、前記音
響装置に接続される表示画面装置に座標表示で表示する
ための画像情報を生成し出力するキャラクタージェネレ
ータと、 前記音声信号を受け、前記マイコン部から供給される音
質調整量及び音量の調整量に応じて前記音声信号の音質
調整を行ない信号増幅して出力するアンプ部と、 を具備することを特徴とする音響装置。 - 【請求項７】 音声信号を受けて所望の値に増幅し出力
する音響装置であって、 リモコンユニットのユーザの操作によって、低音及び高
音の調整量を座標表示で示したときの座標位置を設定し
これを送信するリモコンユニットと、 前記リモコンユニットから座標位置を示す送信信号を受
信する受信部と、 前記受信部から供給される前記座標位置を、前記音響装
置に接続される表示画面装置に座標表示で表示するため
の画像情報を生成し出力するキャラクタージェネレータ
と、 前記受信部から供給される前記座標位置に応じて、低音
及び高音の音質調整量を決定し出力するマイコン部と、 前記音声信号を受け、前記マイコン部から供給される音
質調整量に応じて前記音声信号の音質調整を行った上
で、所定の大きさに信号増幅して出力するアンプ部と、 を具備することを特徴とする音響装置。 - 【請求項８】 音声信号を受けて所望の値に増幅し出力
する音響装置であって、 リモコンユニットのユーザの操作によって、低音及び高
音の調整量を座標表示で示したときの座標位置及び音量
を設定しこれらを送信するリモコンユニットと、 前記リモコンユニットから座標位置と音量とを示す送信
信号を受信する受信部と、 前記受信部から供給される前記座標位置及び音量とを、
前記音響装置に接続される表示画面装置に座標表示で表
示するための画像情報を生成し出力するキャラクタージ
ェネレータと、 前記受信部から供給される前記座標位置及び音量に応じ
て、低音及び高音の音質調整量及び音量調整量を決定し
出力するマイコン部と、 前記音声信号を受け、前記マイコン部から供給される音
質調整量及び音量調整量に応じて前記音声信号の音質調
整を行ない信号増幅して出力するアンプ部と、 を具備することを特徴とする音響装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000395935A JP2002198753A (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 画面上で音質設定量を座標表示する音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000395935A JP2002198753A (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 画面上で音質設定量を座標表示する音響装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002198753A true JP2002198753A (ja) | 2002-07-12 |
Family
ID=18861311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000395935A Pending JP2002198753A (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 画面上で音質設定量を座標表示する音響装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002198753A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008532828A (ja) * | 2005-03-10 | 2008-08-21 | オーディオブラクス インダストリア エ コメルシオ デ プロデュトス エレトロニコス ソシエダ アノニマ | 車両用制御信号処理装置 |
| JP2009135678A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Taito Corp | マイク装置 |
| JP2009288760A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-12-10 | Yamaha Corp | 音場支援装置のパラメータ設定装置およびプログラム |
| JP2013123199A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Fujitsu Ten Ltd | 携帯端末、音出力プログラム、音色調整方法、及び音出力装置 |
-
2000
- 2000-12-26 JP JP2000395935A patent/JP2002198753A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008532828A (ja) * | 2005-03-10 | 2008-08-21 | オーディオブラクス インダストリア エ コメルシオ デ プロデュトス エレトロニコス ソシエダ アノニマ | 車両用制御信号処理装置 |
| JP2009135678A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Taito Corp | マイク装置 |
| JP2009288760A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-12-10 | Yamaha Corp | 音場支援装置のパラメータ設定装置およびプログラム |
| JP2013123199A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Fujitsu Ten Ltd | 携帯端末、音出力プログラム、音色調整方法、及び音出力装置 |
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