JP2019179945A - 音声切替装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】波形がつながらない超音波成分での波形接続を行わないことで、違和感の少ない音声切替装置を提供する。【解決手段】音声切替装置は、AD1の信号を高域をカットするLPF2と、AD2の信号をHiGainAmpからLoGainAmpの増幅量を引いた値分減衰させるATTと、AD1の信号の低域をカットするHPFと、AD1の信号があるスレッシュを超えているか否かを判定するスレッシュ判定と、スレッシュ判定の情報をもとにLPF2とATTの音声信号を切り替えるSWと、SWの信号とHPFの信号を加算するMIXと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、音声切替装置に関し、その構成と制御方法に関する。
従来、音声切替装置において、2つのADを備え、同一信号を異なるレベルで入力し信号レベルに応じて出力を切り替える装置が存在する(特許文献1)。
また、40KHzなどの超音波キャリアを用いて可聴帯域の音声を無数の超音波発音体から発し、鋭い指向性の音場を形成することで特定の狭い範囲にいる人にのみ音を流すことのできる超指向性音響システム(パラメトリックスピーカーともいう)が知られている。
特開平6−97824号公報
しかしながら、可聴帯域外の超音波キャリア信号で変調された信号が、片方のADが歪むレベルまで印加された場合、2つのAD間でDCオフセットが発生してしまい、波形をつなげることができず、逆にノイズを付加することで違和感のあるものになってしまう。
そこで、本発明は、波形がつながらないことを検出し、その際つながるように波形成形することで違和感の少ない音声切替装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る音声切替装置は、
音声をモニタや記録できる音声切替装置であって、アナログ音声を入力する音声入力手段と、前期音声入力手段のレベルを増幅する増幅手段1と、前期音声入力の高域成分をカットするLPF1と、前期LPF1のレベルを増幅する増幅手段1より増幅量が多い増幅手段2と、増幅手段1の信号をデジタルに変換するAD1と、増幅手段2の信号をデジタルに変換するAD2と、AD1の信号があるスレッシュを超えているか否かを判定するスレッシュ判定と、AD1の信号を前期LPF1と同一の特性で減衰させるLPF2と、AD1の信号を前期LPF2で減衰させた成分のみ通過させるHPFと、AD2の信号を増幅手段2から増幅手段1の増幅量を引いた値分減衰させる減衰手段と、LPF2と減衰手段の音声信号を切り替える切替SWと、AD1の信号とATTの信号の差分を解析する差分解析手段と、前期HPFの信号と前期SWの信号とをMIXするMIX手段とを備え、スレッシュ判定の情報をもとにSWの制御を行い、差分解析手段の情報をもとに、LPF1、LPF2、MIXの制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、パラメトリックスピーカーなどの超音波キャリア信号を搬送波に用いた超指向性音響システムにおいて発せられて音声を入力されても違和感の少ない音声切替装置の提供を実現できる。
実施例の装置の全体ブロック図である。 実施例1の音声切替手段を示すブロック図である。 実施例1の制御フローチャートである。 実施例2の音声切替手段を示すブロック図である。 実施例2の制御フローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。
<第1の実施形態>
図1、図2、図3を用いて、音声をモニタや記録できる音声切替手段であって、アナログ音声を入力する音声入力手段と、前期音声入力手段のレベルを増幅する増幅手段1と、前期音声入力の高域成分をカットするLPF1と、前期LPF1のレベルを増幅する増幅手段1より増幅量が多い増幅手段2と、増幅手段1の信号をデジタルに変換するAD1と、増幅手段2の信号をデジタルに変換するAD2と、AD1の信号があるスレッシュを超えているか否かを判定するスレッシュ判定と、AD1の信号を前期LPF1と同一の特性で減衰させるLPF2と、AD1の信号を前期LPF2で減衰させた成分のみ通過させるHPFと、AD2の信号を増幅手段2から増幅手段1の増幅量を引いた値分減衰させる減衰手段と、LPF2と減衰手段の音声信号を切り替える切替SWと、AD1の信号とATTの信号の差分を解析する差分解析手段と、前期HPFの信号と前期SWの信号とをMIXするMIX手段とを備え、スレッシュ判定の情報をもとにSWの制御を行い、差分解析手段の情報をもとに、LPF1、LPF2、MIXの制御を行うことを特徴とした音声切替装置について説明する。
図1は、実施例1の音声切替装置100の全体構成を示すブロック図である。
図1において、101は、撮影レンズにより取り込まれた被写体の光学像をCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子により画像信号に変換し、アナログデジタル変換をして、画像処理部102に送信する撮像部である。
102は、入力されたデジタル画像信号に、設定値に基づいてホワイトバランスや色、明るさなどを調整し映像反転など画質調整処理を行いメモリ105や後述の表示制御部109、制御部111に送信する画像処理部である。
103は、内蔵されたマイクまたは音声入力端子を介して接続された外部マイク等により、音声切替装置100の周辺の音声を集音し、音声処理部104に送信する音声入力部である。
104は、入力された音声信号をアナログデジタル変換を行いチャネル割り付けやレベルの適正化処理、特定周波数の低減処理等の音声に関する処理を行いメモリ105に送信する音声処理部である。
105は、画像処理部102、音声処理部104により得られた画像信号及び音声信号を一時的に記憶するメモリである。
106は、メモリ105に一時的に記憶された画像信号や音声信号を読み出して画像信号の符号化、音声信号の符号化などを行い、圧縮画像データ、圧縮音声データ等を生成し、記録再生部107に送信する符号化処理部である。
107は、符号化処理部106で生成された圧縮画像データ、圧縮音声データ、その他撮影に関する制御データ等を記録媒体108に転送し記録制御を行ったり、記録媒体108に記録された圧縮画像データ、圧縮音声データ、各種データ、プログラムを読み出しする記録再生部である。
108は、記録再生部107からのデータを記録保存する記録媒体である。圧縮画像データ、圧縮音声データ、等を記録することができれば、磁気ディスク、光学式ディスク、半導体メモリなどのあらゆる方式の記録媒体であってよく、また複数の記録媒体であってもよい。
109は、符号化処理部106から送信された画像信号や画像処理部102から送信された画像信号にかかる映像や、音声切替装置100の操作をするための操作画面(メニュー画面)等を表示部110に表示させる表示制御部である。
110は、表示制御部からのデータを表示する表示部である。例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電子ペーパー等の表示デバイスなどである。
112は、ボタンやダイヤルなどからなり、ユーザの操作に応じて、指示信号を制御部111に送信する操作部である。例えば、電源ボタン、記録開始ボタン、メニュー表示ボタン、決定ボタン、カーソルキー、表示部110の任意の点を指定するためのポインティングデバイス、タッチパネル等からなる。
111は、操作部から送信された指示信号に基づいて、音声切替装置100の各ブロックに制御信号を送信することで、各ブロックを制御する制御部である。各種処理(プログラム)を実行するための例えば、CPU(MPU)、メモリ(DRAM、SRAM)などからなる。113は、各種データ、制御信号などを音声切替装置100の各ブロックに送るバスである。
ここで、本実施例の音声切替装置の通常の動作について説明する。
本実施例の音声切替装置100は、ユーザが操作部112の電源ボタンを操作すると、操作部112から制御部111に起動の指示が出される。この指示を受けて、制御部111は、不図示の電源供給部を制御して、音声切替装置100の各ブロックに対して電源を供給させる。
電源が供給されると、制御部111は、例えば、操作部112のモード切り換えスイッチが、例えば、撮影モード、再生モード等のどのモードであるかを操作部112からの指示信号により確認する。撮影モードでは、音声切替装置100は撮影待機状態でユーザが操作部112の記録開始ボタンを操作することで、撮影を開始し、その間、圧縮画像データと圧縮音声データが、記録媒体108に記録される。そしてユーザが操作部112の撮影終了ボタンを操作することで、撮影を終了し、再び撮影待機状態になる。再生モードでは、ユーザが選択したファイルに関する圧縮画像データと圧縮音声データを記録媒体108から再生して表示部110に映像を表示させる。
まず、撮影モードについて説明する。
撮影モードが設定されると前述のようにまず、撮影待機状態に設定される。撮影待機状態で、ユーザが操作部112の記録開始ボタンを操作することにより撮影開始の指示信号が送信されると、制御部111は、撮影開始の制御信号を音声切替装置100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせるように制御する。
撮像部101は、撮影レンズにより取り込まれた被写体の光学像を撮像素子により画像信号に変換し、アナログデジタル変換し、画像処理部102に送信する。画像処理部102は、入力されたデジタル画像信号の画質調整処理(ホワイトバランスや色、明るさなど)を設定値に基づいて処理し、表示制御部109に送信する。表示制御部109は、受信した画像信号に関する映像を表示部110に表示させる。また、画像信号はメモリ105にも出力され、メモリ105に一時的に記憶される。
音声入力部103は、内蔵されたマイクまたは音声入力端子を介して接続された音声装置から得られた音声信号音声処理部104に送信する。音声処理部104は、入力された音声信号を必要に応じて選択し、アナログデジタル変換を行い、レベルの適正化処理、特定周波数の低減処理等をして音声信号を生成して、メモリ105に一時的に記憶される。
そして、符号化処理部106は、メモリ105に一時的に記憶された画像信号や音声信号を読み出して所定の符号化を行い、圧縮画像データ、圧縮音声データ等を生成する。そして、制御部111は、これらの圧縮画像データ、圧縮音声データを合成し、データストリームを形成し、記録再生部107に出力する。記録再生部107は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、データストリームを一つの動画ファイルとして記録媒体108に書き込んでいく。
以上の動作を撮影中は継続する。
そして、ユーザが操作部112の記録ボタンを操作することにより撮影終了の指示信号が制御部111に送信されると、制御部111は、撮影終了の制御信号を音声切替装置100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせるように制御する。
画像処理部102、音声処理部104は、それぞれ画像信号、音声信号をメモリ105に送信するのを停止する。そして、符号化処理部106は、メモリ105に記憶されている残りの画像信号と音声信号とを読出して所定の符号化を行い、圧縮画像データ、圧縮音声データ等を生成し、それが終わると動作を停止する。
制御部111は、これらの最後の圧縮画像データ、圧縮音声データを合成し、データストリームを形成し、記録再生部107に出力する。
記録再生部107は、UDF、FAT等のファイルシステム管理のもとに、データストリームを一つの動画ファイルとして記録媒体108に書き込んでいく。そして、データストリームの供給が停止したら、動画ファイルを完成させて、記録動作を停止させる。
制御部111は、記録動作が停止すると、撮影待機状態に移行させるように制御信号を音声切替装置100の各ブロックに送信して、撮影待機状態に戻る。
また、撮影待機状態では、制御部111は、音声切替装置100の各ブロックを以下のような動作をさせるように制御する。画像処理部102は、画像信号を表示制御部109に送信し表示部110に画像信号に関する映像を表示させる。ユーザはこの様にして表示された画面を見ながら撮影の準備を行う。
次に、再生モードでは、制御部111は、再生状態に移行させるように制御信号を音声切替装置100の各ブロックに送信し、以下のような動作をさせる。記録媒体108に記録された圧縮画像データと圧縮音声データとからなる動画ファイルを記録再生部107が読出して、読出された圧縮画像データ、圧縮音声データは、符号化処理部106に送る。符号化処理部106は、圧縮画像データ、圧縮音声データを一時的にメモリ105に記憶させ、所定の手順で復号し、復号化した画像信号を表示制御部109に送信する。表示制御部109は、入力された画像信号にかかる映像を表示部110に表示させる。
ここで、本実施例の音声切替装置の特徴的な動作について説明する。
図2は、実施例1の音声処理部を示すブロック図である。
図2において、201は、103音声入力部の信号を増幅するLoGainAmpである。
202は、201LoGainAmpの信号をデジタル変換するAD1である。
203は、202AD1の信号の高域をカットするLPF2である。
204は、103音声入力部の信号の低域を203LPF2と同様の特性で減衰させるLPF1である。
205は、204LPF1の信号を201LoGainAmpより増幅量を多く設定されたHiGainAmpである。
206は、205HiGainAmpの信号をデジタル変換するAD2である。
207は、206AD2の信号を205HiGainAmpから201LoGainAmpの増幅量を引いた値分減衰させるATTである。
208は、202AD1と207ATTの信号の差分を解析する差分解析である。
209は、202AD1の信号があるスレッシュを超えているか否かを判定するスレッシュ判定である。
210は、209スレッシュ判定の情報をもとに203LPF2の信号と207ATTの信号を切り替えるSWである。
211は、AD1の信号を前記LPF2で減衰させた成分のみ通過させるHPFである。
212は、前記HPFの信号と前期SWの信号とをMIXするMIXである。
図3は、実施例1の制御フローチャートである。
図3(a)のDiffは、AD1の出力レベルとATTの出力レベルの差分の絶対値、AD1はAD1の出力レベル、ATTはATT出力レベル、DIFF_THは補正が必要となるスレッシュレベル、DiffFlagは差分有無であり、1は差分大、0は差分小とする。図3(b)のLthはスレッシュ判定のスレッシュレベルである。
次に、実施例1の特徴的な制御フローを図3を中心に説明を行う。
図3(a)は208差分解析の制御フローであり、図3(b)は実際に差分解析の情報をもとにスレッシュ判定が210SW、203LPF2、204LPF1、210MIXを制御しているフローである。
S301にて差分検出を開始する。S302にてDiffを算出する。S303にて差分がDIFF_Thより小さければDiffFlag=0をセット、以上であればDiffFlag=1をセットする。
S401にて各ブロックの制御を行う。S402にてAD1>LthでなければS411にてLPF2=OFF、S412にてLPF1=OFF、S413にてMIX=OFF、S414にてSWをLPF2からATT側に切り替える。
S402にてAD1≦LthであればS403にてDiffFlagの判定を行う。DiffFlag=1であれば、差分が大きくつながらないため、S404にてLPF2=ON、S405にてLPF1=ON、S406にてMIX=ON、S407に進みSWをATT側からLPF2側に切り替える。S403にてDiffFlag=0であれば差分が小さいので従来通りS408にてLPF2=OFF、S409にてLPF1=OFF、S410にてMIX=OFF、S407に進みSWをTT側からLPF2側に切り替える。
これらの構成、制御により、パラメトリックスピーカーなどの超音波キャリア信号を搬送波に用いた超指向性音響システムにおいて発せられた音声が入力され、DCオフセットが発生してもAD前のアナログ信号でLPFを介して高周波成分を落とすことによりオフセットが発生せず違和感の少ない音声切替手段を提供することが可能となる。
<第2の実施形態>
図4、図5を用いて、音声をモニタや記録できる音声切替手段であって、アナログ音声を入力する音声入力手段と、前期音声入力手段のレベルを増幅する増幅手段1と、前期音声入力の高域成分をカットするLPF1と、前期LPF1のレベルを増幅する増幅手段1より増幅量が多い増幅手段2と、増幅手段1の信号をデジタルに変換するAD1と、増幅手段2の信号をデジタルに変換するAD2と、AD1の信号があるスレッシュを超えているか否かを判定するスレッシュ判定手段と、AD1の信号を前期LPF1と同一の特性で減衰させるLPF2と、AD1の信号を前期LPF2で減衰させた成分のみ通過させるHPFと、AD2の信号を増幅手段2から増幅手段1の増幅量を引いた値分減衰させる減衰手段と、スレッシュ判定の情報をもとにLPF2と減衰手段の音声信号を切り替える切替SWと、AD1の信号とATTの信号の差分を解析する差分解析手段と、差分解析手段の情報をもとに前期HPFの信号と前期SWの信号とをMIXするMIX手段と、差分解析手段の情報をもとに減衰手段の信号のレベルを補正するレベル補正手段と、増幅手段1と増幅手段2の増幅量を切り替える操作部と、差分があるスレッシュ以上の場合スレッシュ以下になるようにレベル補正手段で補正し、操作部のゲイン設定に応じて増幅手段1、増幅手段2、ATT分の減衰量、スレッシュ判定の閾値、差分解析部の閾値を切り替えることを特徴とした音声切替手段について説明する。
図4は、実施例2の音声処理部を示すブロック図であり、208差分解析の結果を用いて207ATTの出力レベルを補正するレベル補正である。
図5は実施例2の制御フローチャートであり、Ginaは内蔵マイクLoゲイン、GInbは内蔵マイクHiゲイン、GExaはライン入力Loゲイン、GExbはライン入力Hiゲイン、GLnaはφ3.5マイクLoゲイン、GLnbはφ3.5マイクHiゲイン、ATTは207ATTの減衰量、Inthは内蔵マイク時のスレッシュ判定の閾値、Exthは3.5マイク時のスレッシュ判定の閾値、Lnthはライン入力時のスレッシュ判定の閾値、IndThは内蔵マイク時のDiffFlagを立てるか否かの閾値、ExdThはφ3.5マイク時のDiffFlagを立てるか否かの閾値、LndThはライン入力時のDiffFlagを立てるか否かの閾値である。
次に、実施例2の特徴的な制御フローを図5を中心に説明を行う。
図5(a)は実施例2の差分補正フローであり、図5(b)は入力感度切り替えによる各パラメータの切り替えフローである。S501にて差分補正を開始する。S502にてDiffを算出。S503にてDiff<Diff_Thであれば差分が大きくないため補正不要と判断。301レベル補正ブロックの補正値=0としDiffFlag=0としS501に抜ける。
S503にてDiff≧Diff_Thであれば差分が無視できないくらい大きいため補正が必要と判断、補正値=(Diff_Th−Diff)を算出し301レベル補正ブロックの補正値として与え、DiffFlag=1を立ててS501に戻る。
S601では入力感度切り替えの動作に伴う動作遷移を開始する。今回の例では感度の異なる入力系が3系統、それぞれ内蔵マイク入力、φ3.5マイク入力、ライン入力の3系統あることを想定して記述するが、増減するだけパラメータが増減してもかまわない。
S602にて112の操作部が内蔵マイクを選択している場合、S603にてLoAmpGain、HiAmpGain、ATT量、Lth、Diff_Thのパラメータを内蔵マイク用にに設定する。S604にてφ3.5入力を選択していると判断した場合、S605にてそれぞれのパラメータをφ3.5マイク入力用に設定する。S604にてφ3.5入力でないと判断した場合はライン入力であるため、605にてそれぞれのパラメータをライン入力用に設定する。
差分解析からの情報をもとにスレッシュ判定が210SW、203LPF2、204LPF1、210MIXを制御している動作フローは実施例1と同様である。
本実施例では、音声切替装置を例にとって説明したが、本発明は、音声切替装置に限られるものではない。本実施例のように音声を集音するものであれば、どのような装置であってもよい。たとえば、ボイスレコーダーや携帯電話、スマートフォン、パソコン・・・・・であってもよい。また、音声入力1つの構成で説明を行ったが、複数のマイクを用いた装置であってもよい。たとえばステレオマイクや5.1chや7.1chなどであってもよい。
100 音声切替装置、101 撮像部、102 画像処理部、103 音声入力部、
104 音声処理部、105 メモリ、106 符号化処理部、107 記録再生部、
108 記録媒体、109 表示制御部、110 表示部、111 制御部、
112 操作部、113 バス、114 音声出力部、201 LoGainAmp、
202 AD1、203 LPF2、204 LPF1、205 HiGainAmp、
206 AD2、207 ATT、208 差分解析、209 スレッシュ判定、
210 SW、211 HPF、212 MIX、301 レベル補正

Claims (3)

  1. 音声をモニタや記録できる音声切替装置であって、アナログ音声を入力する音声入力手段と、前期音声入力手段のレベルを増幅する増幅手段1と、前期音声入力の高域成分をカットするLPF1と、前期LPF1のレベルを増幅する増幅手段1より増幅量が多い増幅手段2と、増幅手段1の信号をデジタルに変換するAD1と、増幅手段2の信号をデジタルに変換するAD2と、AD1の信号があるスレッシュを超えているか否かを判定するスレッシュ判定と、AD1の信号を前期LPF1と同一の特性で減衰させるLPF2と、AD1の信号を前期LPF2で減衰させた成分のみ通過させるHPFと、AD2の信号を増幅手段2から増幅手段1の増幅量を引いた値分減衰させる減衰手段と、LPF2と減衰手段の音声信号を切り替える切替SWと、AD1の信号とATTの信号の差分を解析する差分解析手段と、前期HPFの信号と前期SWの信号とをMIXするMIX手段とを備え、スレッシュ判定の情報をもとにSWの制御を行い、差分解析手段の情報をもとに、LPF1、LPF2、MIXの制御を行うことを特徴とする音声切替装置。
  2. 差分解析手段の情報をもとに減衰手段の信号のレベルを補正するレベル補正手段を備え、差分があるスレッシュ以上の場合スレッシュ以下になるようにレベル補正手段で補正することを特徴とする請求項1に記載の音声切替装置。
  3. 増幅手段1と増幅手段2の増幅量を切り替える操作部を備え、操作部のゲイン設定に応じて増幅手段1、増幅手段2、ATT分の減衰量、スレッシュ判定の閾値、差分解析部のの閾値を切り替えることを特徴とする請求項2に記載の音声切替装置。
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