JP2002198576A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002198576A JP2000392297A JP2000392297A JP2002198576A JP 2002198576 A JP2002198576 A JP 2002198576A JP 2000392297 A JP2000392297 A JP 2000392297A JP 2000392297 A JP2000392297 A JP 2000392297A JP 2002198576 A JP2002198576 A JP 2002198576A
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正和 椎木
Kenji Sakurai
顕治 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板の窪みの上に形成された誘電体薄
膜(絶縁薄膜)のエッチングホール間の領域に生じた亀
裂や破断等による不良を抵抗検査で自動的に検出できる
ようにする。 【解決手段】 半導体基板の窪みの上に張られた誘電体
薄膜には、第1エッチングホールパターン15と第2エ
ッチングホールパターン16とが十字状に形成されてい
る。第1及び第2エッチングホールパターン15、16
を構成するエッチングホール17a、17b、18の間
の梁部20を通過するようにして、第1及び第2エッチ
ングホールパターン15、16の周囲に蛇行状に抵抗パ
ターン26、17を配線する。この抵抗パターンの抵抗
値を計測することにより、梁部20等の破断を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関す
る。特に、赤外線センサやフローセンサのように空中で
支持された絶縁膜(誘電体薄膜)を有する半導体装置に
関する。
【0002】
【背景技術】フローセンサ、赤外線センサ等の半導体装
置には、シリコン基板の表面に窪みを有し、その窪みを
覆うようにしてシリコン基板の表面に誘電体薄膜を形成
され、かつ、その誘電体薄膜上に抵抗素子や熱電変換素
子等のセンサ要素を形成されたものがある(例えば、特
公平3−52028号公報)。
【0003】かかる半導体装置では、シリコン基板の表
面に誘電体薄膜を成膜した後、シリコン基板の表面側か
らエッチングしてシリコン基板に窪みを作らなければな
らない。その製造方法としては、シリコン基板の表面を
誘電体薄膜によって覆っておき、表面の誘電体薄膜にシ
リコン基板をエッチングするためのエッチングホールを
複数開口し、そのエッチングホールからシリコン基板に
エッチング液を浸透させてシリコン基板をエッチング
し、異方性エッチングによりアンダーカットすることに
よってシリコン基板の表面に窪みを形成する。このとき
シリコン基板の窪みに対向する誘電体薄膜が空中で支持
された構造のブリッジ部となり、この窪みにより誘電体
薄膜とシリコン基板との間の熱的な絶縁性が図られる。
さらに、誘電体薄膜の表面には、抵抗素子または熱電変
換素子等の物理量の検出部となる配線パターンが形成さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような誘電体薄膜は、数ミクロンの厚さで、シリコン基
板と比較して非常に薄いために割れやすく、特に隣接す
るエッチングホール間の領域で応力集中が起きやすく、
亀裂が入ったり、割れたりしやすい構造となっている。
【0005】赤外線センサ71は、図16(a)(b)
に示すように、誘電体薄膜72の表面に熱電変換素子7
3を配置し、誘電体薄膜72の表面を赤外線吸収膜(図
示せず)で覆ったものである。そして、赤外線74を受
光すると、赤外線吸収膜が赤外線74を吸収して温度上
昇するので、その温度上昇による熱電変換素子73の起
電力を電圧測定器75で計測することにより、受光赤外
線量を計測する。
【0006】このような赤外線センサ71で誘電体薄膜
72に亀裂が発生すると、図17に示すように誘電体薄
膜72の当該箇所が変形し、変形箇所の振動によって赤
外線74の受光面積が変動したり、熱の移動が不安定に
なったりし、その結果、電圧測定器75の値がふらつい
て計測値が安定しないという問題が起きる。さらに、図
18に示すように、亀裂から破断に進行すれば、誘電体
薄膜72の表面に形成された熱電変換素子73も破断さ
れ、赤外線センサ71として使用不可能になることもあ
る。
【0007】また、フローセンサ81は、図19(a)
(b)に示すように、表面に窪み84を形成されたシリ
コン基板82の表面に誘電体薄膜83を形成し、誘電体
薄膜83の中央部に発熱素子となる抵抗素子85を設
け、その両側にそれぞれ熱電変換素子86を配置したも
のである。抵抗素子85には電源88から電圧を印加し
て発熱させておき、抵抗素子85の両側の対称な位置に
配置された熱電変換素子86に接続された電圧測定器8
7で流体の温度を計測する。このときフローセンサ81
の表面を流体が通過すると、流体によって抵抗素子85
の熱が輸送されて風上で温度が下がり、風下で温度が高
くなるので、両熱電変換素子86の温度を計測すること
により、通過する流体の流量又は流速を計測することが
できる。
【0008】このようなフローセンサ81でも誘電体薄
膜83に亀裂が発生すると、図20に示すように誘電体
薄膜83の当該箇所が変形し、変形箇所に流体が回り込
んで流体の流れが乱される。その結果、各電圧測定器8
7の値がふらついて計測値が安定しなくなったり、流体
の上下流に伴った温度の分布が起こらず、流量測定に支
障が生じる。さらには、図21に示すように、亀裂から
破断に進行すれば、誘電体薄膜83の表面に形成された
抵抗素子85や熱電変換素子86も破断され、フローセ
ンサ81として使用不可能になる。
【0009】製造工程において不良を検査する方法とし
ては、、目視で直接誘電体薄膜の破断をチェックする方
法がある。しかし、半導体装置は、1枚のシリコンウエ
ハから数百個あるいは数千個程度採取可能であるから、
視覚検査する場合には、人間の目でそれだけの量を検査
しなければならず、非常に困難な作業を強いられ、必然
的にミスが多くなる。従って、自動検査装置によって不
良を検査できるようにすることが望まれている。
【0010】
【発明の開示】本発明の目的とするところは、誘電体薄
膜(絶縁薄膜)に形成されたエッチングホール間の領域
に生じた亀裂や破断等による不良を抵抗検査で自動的に
検出することができる半導体装置を提供することにあ
る。
【0011】本発明にかかる半導体装置は、表面に窪み
を形成された半導体基板と、前記窪みを覆うように前記
半導体基板の表面に設けられた絶縁薄膜と、前記絶縁薄
膜上に設けられた回路パターンとを備えた半導体装置に
おいて、前記絶縁薄膜のうち前記窪みに対向する箇所に
は、前記窪みをエッチングにより形成するためのエッチ
ングホールが配列し、隣接するエッチングホール間の領
域を通過するようにして前記絶縁薄膜に回路パターンが
配線されている。上記回路パターンは、導電体や抵抗体
によって形成される。
【0012】本発明にかかる半導体装置にあっては、隣
接するエッチングホール間の領域を通過するようにして
前記絶縁薄膜に回路パターンが配線されているから、該
回路パターンの通電状態もしくは抵抗値を調べることに
より、隣接するエッチングホール間の領域の亀裂や破断
を検知することができる。この結果、自動検査装置によ
るエッチングホール間の領域の破断を検知することが可
能になる。
【0013】本発明にかかる別な半導体装置は、表面に
窪みを形成された半導体基板と、前記窪みを覆うように
前記半導体基板の表面に設けられた絶縁薄膜と、前記絶
縁薄膜上に設けられた回路パターンとを備えた半導体装
置において、四辺形をした絶縁薄膜の相対向する2組の
2辺間に掛け渡すようにして複数のエッチングホールが
十字状に配列し、隣接するエッチングホール間の領域を
通過するようにして前記絶縁薄膜に回路パターンが配線
され、エッチングホールの配列の交差部分では、一方の
方向に延びたエッチングホールの配列から他方の方向に
延びたエッチングホールの配列に沿うように前記回路パ
ターンが配線されている。上記回路パターンも導電体や
抵抗体によって形成される。
【0014】この半導体装置によれば、一方の方向に延
びたエッチングホールの配列から他方の方向に延びたエ
ッチングホールの配列に沿うように前記回路パターンが
配線されているから、エッチングホールの配列が十文字
状に交差している箇所でも回路パターンどうしは交差す
ることなく、互いに電気的に絶縁状態を保つことができ
る。よって、両回路パターンに抵抗測定器などを接続し
て回路パターンの断線を検知する場合でも、必要な抵抗
測定器の台数を少なくすることができる。
【0015】本発明の実施形態における前記回路パター
ンは、配列された前記エッチングホールに沿って蛇行状
に配線させておくのが望ましい。配列されたエッチング
ホールに沿って回路パターンを配線することにより、エ
ッチングホール間の複数領域に沿って1本の回路パター
ンを配線することができ、回路パターンの本数を減らす
ことができる。特に、エッチングホールが四辺形に開口
されたものである場合には、前記回路パターンをエッチ
ングホールの3辺に沿って配線すればよい。
【0016】また、本発明の実施形態における前記回路
パターンは、前記絶縁薄膜の破断を検査する場合には通
電検査用に用いられ、所定の物理量を計測する場合には
発熱ヒータとして用いられるようにしてもよい。このよ
うにすれば、発熱ヒータ用の回路パターンを利用して絶
縁薄膜の破断を検査することができ、半導体装置の製造
工程を増加させることなく、半導体装置における絶縁薄
膜の破断を自動検査させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1(a)
(b)は本発明の一実施形態による赤外線センサを示す
平面図及び断面図である。この赤外線センサ11にあっ
ては、シリコン基板等の半導体基板12の表面に誘電体
薄膜13が形成されており、半導体基板12の表面には
平面形状が矩形状で有底の窪み14が形成され、当該窪
み14の開放部分は誘電体薄膜13によって覆われてい
る。誘電体薄膜13のうち窪み14と対向して空中で支
持されている領域(ブリッジ部19)においては、十文
字状に配列された第1エッチングホールパターン15と
第2エッチングホールパターン16が形成されている。
【0018】図2は第1エッチングホールパターン15
と第2エッチングホールパターン16の一部を示す平面
図である。第1及び第2エッチングホールパターン1
5、16は、図1及び図2に示すように、それぞれ平行
四辺形状をした複数のエッチングホール17a、17b
を近接させて配列することによって構成されている。た
だし、両エッチングホールパターン15、16は、窪み
14の中央部で十字状に交差しており、この交差部分に
おけるエッチングホール18は菱形に形成されている。
さらに、各エッチングホール17a、17b、18に外
接する長方形を想定した場合、隣接するエッチングホー
ル17a、17b、18における仮想長方形の少なくと
も一部が接触あるいは重複するように、各エッチングホ
ール17a、17b、18が形成されている。そして、
隣接するエッチングホール17a、17b、18間には
比較的狭い梁状をした領域(以下、梁部という。)20
が形成されている。
【0019】結晶方位的には、この半導体基板12は、
表面が{100}面のシリコン基板によって構成されて
おり、2本のエッチングホールパターン15、16は<
110>方向に伸びて交差している。そして、エッチン
グホール17a、17bは、各エッチングホールパター
ン15、16の延びている方向(<110>方向)に平
行な辺とそれに対して45度傾斜した辺によって構成さ
れている。例えば、(001)面シリコン基板に、[1
10]方向に伸びたエッチングパターンと[−110]
方向に伸びたエッチングパターンとが形成されており、
中央部で交差して全体として十字状に配置されており、
各エッチングホールは[110]方向又は[−110]
方向に伸びた辺と、それらに対して45度傾斜した辺と
によって構成されている。あるいは、(100)面シリ
コン基板に、[011]方向に伸びたエッチングパター
ンと[0−11]方向に伸びたエッチングパターンとが
形成されており、中央部で交差して全体として十字状に
配置されており、各エッチングホールは[011]方向
又は[0−11]方向に伸びた辺と、それらに対して4
5度傾斜した辺とによって構成されている。
【0020】また、誘電体薄膜13の上面には、多数の
熱電変換素子21(熱電対など)が配置され、接続線2
2を介して互いに直列に接続されている。そして、直列
に接続された熱電変換素子21の両端は、引き出し配線
23によって半導体基板12と誘電体薄膜13が接合さ
れている外周部分(ヒートシンク部25)に引き出され
て外部接続電極24に接続され、熱電変換素子21で検
出した信号を外部へ出力できるようになっている。
【0021】また、誘電体薄膜13の表面には、梁部2
0を含む各エッチングホール17a、17bの3辺に沿
って、各エッチングホールの周囲を蛇行するようにして
抵抗パターン26及び27が配線されている。また、誘
電体薄膜13の中央部では、図2に示すように、第1エ
ッチングホールパターン15の左半部に配線された抵抗
パターン26と第2エッチングホールパターン16の上
半部に配線された抵抗パターン26とが連続しており、
また第2エッチングホールパターン16の下半部に配線
された抵抗パターン27と第1エッチングホールパター
ン15の右半部に配線された抵抗パターン27とが連続
しており、2本の抵抗パターン26、27の両端はそれ
ぞれ、ヒートシンク部25の各辺中央部に設けられた外
部接続電極28、29に接続されている。従って、両抵
抗パターン26、27は互いに電気的に絶縁されてお
り、外部接続電極28間の抵抗と外部接続電極29間の
抵抗を計測することにより、各抵抗パターン26、27
の抵抗値を検出することができる。
【0022】次に、図3(a)〜(f)及び図4(g)
〜(n)に従って当該赤外線センサ11の製造プロセス
を説明する。まず、平板状の半導体基板(ウエハ)12
の表面に厚さ数μmの誘電体薄膜13を成膜し[図3
(a)(b)]、この誘電体薄膜13の上に熱電変換素
子21や抵抗パターン26、27、その他の回路パター
ンを形成した後、誘電体薄膜13の表面を感光性材料
(レジスト)からなる被膜30によって覆う[図3
(c)(d)]。ついで、感光性被膜30の上にエッチ
ングホールのパターン31を描画されたマスク32を重
ね、マスク32を通して感光性被膜30に露光する[図
3(e)(f)]。
【0023】ついで、現像液を用いて感光性被膜30を
現像処理すると、エッチングホールを形成しようすとす
る領域で感光性被膜30が部分的に除去されて開口33
が形成される[図4(g)(h)]。この開口33を通
して誘電体薄膜13をエッチングし、誘電体薄膜13に
エッチングホールパターン15、16を開口し[図4
(i)(j)]、誘電体薄膜13の上の感光性被膜30
を除去する[図4(k)(l)]。この後、水酸化カリ
ウム(KOH)水溶液などのエッチング液に半導体基板
12ごと浸漬し、エッチングホール17a、17b、1
8を介して半導体基板12にエッチング液を接触させて
半導体基板12を徐々に異方性エッチングし、所望の窪
み14を半導体基板12の表面に形成する[図4(m)
(n)]。なお、このエッチングを行う際には、半導体
基板12の裏面にも保護膜を形成しておき、半導体基板
12の裏面がエッチングされないようにしておく。
【0024】また、上記のようなエッチングホールパタ
ーン15、16、例えば(001)面に形成された誘電
体薄膜13に[110]方向及び[−110]を用いて
半導体基板(シリコン基板)12の(001)面を異方
性エッチングすると、各エッチングホール17a、17
b、18から露出している領域が基板表面と垂直な方向
([001]方向)にエッチングされる。さらに、基板
表面と平行な方向においては、エッチングホールパター
ン15、16と平行な[110]方向及び[−110]
方向のエッチングでは(111)面が露出するのでエッ
チングが進みにくく、45度傾斜した辺と平行な面に向
かってエッチングが進む。その結果、まず半導体基板1
2の表面にはエッチングホールパターン15、16に沿
った十字状の領域がエッチングにより除去される。この
ようにしてエッチングされた領域が十字状に交差するこ
とで、(411)面という最速エッチング面が表れるの
で、[100]方向及び[010]方向にエッチングが
急速に進み、対角線に達すると(411)面が無くな
り、新たに(001)面がエッチングを支配する。この
結果、誘電体薄膜13と半導体基板12との間には、角
錐台状をした窪み14が短時間で形成される。
【0025】図5は上記のようにして半導体プロセスに
より半導体基板(ウエハ)12に複数の赤外線センサ1
1を作り込んだ後、製品として出荷するまでの工程を表
している。上記のようにして複数の赤外線センサ11を
作り込まれた(ステップS1)半導体基板12は、ダイ
シングによって個々の赤外線センサ11に分離された
(ステップS2)後、誘電体薄膜13の破断を検査され
る(ステップS3)。
【0026】この検査工程においては、図6に示すよう
に、2本の抵抗パターン26、27の外部接続電極2
8、29間にそれぞれ抵抗測定器34を接続し、抵抗パ
ターン26、27の抵抗値を測定することにより、誘電
体薄膜13の梁部20の亀裂や破断を検出する。例え
ば、抵抗パターン26、27の抵抗値が所定値よりも非
常に大きかったり、無限大である場合には、抵抗パター
ン26、27が部分的あるいは完全に断線しており、誘
電体薄膜13の梁部20等に亀裂や破断が発生している
と判断する。このとき抵抗パターン26、27は互いに
交差していないので、両抵抗パターン26、27の断線
の有無等を図6のように2台の抵抗測定器34で測定す
ることができる。こうして、抵抗パターン26、27の
抵抗値から誘電体薄膜13の亀裂や破断を検出した場合
には、直ちにその赤外線センサ11を不良品としてもよ
く、あるいは(顕微鏡を用いた)目視によって再検査し
てもよい。そして、最終的に不良品と判定された赤外線
センサ11は不良品としてラインから排出する。
【0027】このような検査方法によれば、不良品の検
査工程を機械化することができ、目視検査の場合と比較
して検査所要時間を約1/4に短縮でき、コストも人件
費分だけ低減させることができる。また、検査精度が向
上するので、不良品を実装する可能性が減るという利点
がある。
【0028】検査工程で良品であると判定された赤外線
センサ11は、抵抗測定器34を取り外され、パッケー
ジや回路基板等に実装された(ステップS5)後、所要
の特性や精度が得られているか最終検査され(ステップ
S6)、最終検査に合格した赤外線センサ11は製品と
して出荷される。
【0029】図7は、この赤外線センサ11の測定時
(実使用時)の様子を表しており、熱電変換素子21の
両端が接続されている外部接続電極24間に電圧測定器
35が接続されている。この赤外線センサ11に赤外線
が照射されると、熱容量の大きなヒートシンク部25の
温度は上昇しないが、熱容量の小さなブリッジ部19
(表面を赤外線吸収膜で覆っている。)の温度が上昇し
て熱電変換素子21に起電力が発生するので、この起電
力を電圧測定器35で測定することにより、赤外線量を
計測することができる。
【0030】(第2の実施形態)図8(a)(b)は本
発明の別な実施形態によるフローセンサ41の平面図及
び断面図である。このフローセンサ41でも、半導体基
板12の上面に平面形状が矩形状で有底の窪み14が形
成され、半導体基板12の上面に誘電体薄膜13が形成
されている。誘電体薄膜13のうち窪み14の上で支持
されたブリッジ部19には、第1エッチングホールパタ
ーン15と第2エッチングホールパターン16とが形成
されており、第1、第2エッチングホールパターン1
5、16は誘電体薄膜13の中央部で交差し、全体とし
て十字状になるように配置されている。さらに、エッチ
ングホール17a、17bの形状は平行四辺形となって
おり、各エッチングホール17a、17b、18に外接
する長方形を想定した場合、隣接するエッチングホール
17a、17b、18における仮想長方形の少なくとも
一部が接触あるいは重複している。なお、このフローセ
ンサ41においても、半導体基板12の結晶方位や結晶
方位とエッチングホールパターン等との関係なども第1
の実施形態の場合と同様である。
【0031】また、このフローセンサ41の誘電体薄膜
13の上には、第1エッチングホールパターン15を挟
んで一方の領域に、直列に接続された複数の第1熱電変
換素子42が配置され、第1エッチングホールパターン
15を挟んで他方の領域に、直列に接続された複数の第
2熱電変換素子43が配置されている。第1熱電変換素
子42の両端は誘電体薄膜13の隅に形成された外部接
続電極44に接続され、第2熱電変換素子43の両端は
誘電体薄膜13の隅に形成された外部接続電極45に接
続されており、熱電変換素子42、43で検出した信号
は外部接続電極44、45から外部に出力可能となって
いる。さらに、第1熱電変換素子42の一端に接続され
た外部接続電極44と第2熱電変換素子43の一端に接
続された外部接続電極45とは、接続パターン46によ
って互いに接続されている。
【0032】また、誘電体薄膜13の表面には、梁部2
0を含む各エッチングホール17a、17b、18の3
辺に沿って、各エッチングホール17a、17b、18
の周囲を蛇行するようにして抵抗パターン47が配線さ
れている。特に、誘電体薄膜13の中央部では、図9に
示すように、第1エッチングホールパターン15に沿っ
て蛇行状に配線された抵抗パターン47と第2エッチン
グホールパターン16に沿って蛇行状に配線された抵抗
パターン47とが交差しており(あるいは、中央のエッ
チングホール18の周囲に抵抗パターン47が環状に形
成されている。)、両抵抗パターン47が互いに電気的
に導通している。また、第1エッチングホールパターン
15に沿って蛇行状に配線された抵抗パターン47の両
端はヒートシンク部25に形成された外部接続電極48
に接続されており、第2エッチングホールパターン16
に沿って蛇行状に配線された抵抗パターン47の両端も
ヒートシンク部25に形成された外部接続電極49に接
続されている。なお、50は温度補正用の抵抗素子であ
る。
【0033】しかして、このフローセンサ41の不良品
検査を行う場合には、図10に示すように、4箇所の外
部接続電極48、49のうち、1つの外部接続電極を基
準として他の3箇所の外部接続電極との間に3台の抵抗
測定器34をそれぞれ接続し、各抵抗測定器34の測定
値に基づいて抵抗パターン47どうしの交差箇所から外
部接続電極48、49の間の4箇所のいずれで抵抗パタ
ーン47が断線しているか検知することができ、それに
よって梁部20で割れや破断が生じていないか検査する
ことができる。
【0034】また、良品と判定されたフローセンサ41
で流体(ガス)の流量又は流速を計測する場合には、図
11に示すように、第1熱電変換素子42と第2熱電変
換素子43に挟まれた抵抗パターン47の両端の外部接
続電極48に直流電圧源やバッテリー等の電圧印加手段
51を接続して第1エッチングホールパターン15の周
囲の抵抗パターン47のみに一定電流を流して発熱させ
る。また、第1熱電変換素子42の両端の外部接続電極
44に電圧測定器35を接続し、第2熱電変換素子43
の両端の外部接続電極45にも電圧測定器35を接続
し、第1エッチングホールパターン15の両側における
温度を計測する。第1熱電変換素子42と第2熱電変換
素子43は、第1エッチングホールパターン15の周囲
の抵抗パターン47を挟んで対称に配置されているの
で、フローセンサ41の表面を流体が流れていない場合
には、第1熱電変換素子42の計測温度と第2熱電変換
素子43の計測温度とは等しくなるが、例えば図11の
ように第1熱電変換素子42側から第2熱電変換素子4
3側へ流体が流れると、流体によって抵抗パターン47
で発生している熱が第2熱電変換素子43へ向けて輸送
されるので、第2熱電変換素子43の計測温度が第1熱
電変換素子42の計測温度よりも高くなり、その温度差
から流体の流量または流速を求めることができる。
【0035】このようなフローセンサ41によれば、梁
部20の亀裂や破断を検出するための抵抗パターンと発
熱ヒータ用の抵抗パターンとを抵抗パターン47に兼ね
させることができるので、フローセンサ41の構造が簡
単になり、製造工程も簡略化され、コストも安価にでき
る。
【0036】なお、この実施形態では、発熱用の抵抗パ
ターンが断線検出用の回路パターンとを兼ねるようにし
たが、熱電変換素子が断線検出用の回路パターンを兼ね
るようにすることも可能である。
【0037】(第3の実施形態)図12(a)(b)は
本発明のさらに別な実施形態による赤外線センサ61の
構造を示す平面図及び断面図である。この赤外線センサ
61は、第1の実施形態による赤外線センサ11とほぼ
同様な構成を有しているが、抵抗パターン26と抵抗パ
ターン27が並列に接続されている点で異なっている。
すなわち、この実施形態によれば、第1エッチングホー
ルパターン15の左半分から第2エッチングホールパタ
ーン16の上半分にかけて蛇行状に配線された抵抗パタ
ーン26の両端を外部接続電極63、64に接続し、第
2エッチングホールパターン16の下半分から第1エッ
チングホールパターン15の右半分にかけて蛇行状に配
線された抵抗パターン27の両端を引き回し用回路パタ
ーン62を介して同じ外部接続電極63、64に接続し
ている。なお、この実施形態でも、抵抗パターン26と
抵抗パターン27とは誘電体薄膜13の中央部では互い
に分離されている(図2参照)。
【0038】この赤外線センサ61の不良品検査の工程
においては、図13に示すように、2つの外部接続電極
63、64に1台の抵抗測定器34が接続される。図1
4はこのときの等価回路図であって、抵抗パターン26
と抵抗パターン27とが並列に接続されており、その両
端に抵抗測定器34が接続されている。抵抗パターン2
6の抵抗値をR1、抵抗パターン27の抵抗値をR2と
するとき、図14から分かるように、抵抗パターン26
も抵抗パターン27も断線していなければ、抵抗測定器
34によって測定される抵抗値Rは、 R=(R1・R2)/(R1+R2) となる。これに対し、抵抗パターン26のみが断線して
いる場合には、抵抗測定器34によって測定される抵抗
値Rは、R=R2となり、抵抗パターン27のみが断線
している場合には、抵抗測定器34によって測定される
抵抗値Rは、R=R1となる。さらに、抵抗パターン2
6も抵抗パターン27も共に断線している場合には、抵
抗測定器34によって測定される抵抗値Rは無限大(R
=∞)となる。従って、抵抗測定器34の測定値によっ
て、抵抗パターン26及び抵抗パターン27の断線の有
無やいずれの抵抗パターンが断線しているのかも知るこ
とができ、赤外線センサ61の不良品検査を行うことが
できる。
【0039】また、これを赤外線センサ61として用い
る場合には、第1の実施形態と同様、図15に示すよう
に熱電変換素子21の外部接続電極24間に電圧測定器
35を接続して用いればよい。
【0040】なお、上記実施形態では、赤外線センサと
フローセンサの場合について説明したが、本発明の半導
体装置は、サーマルセンサ、温度センサなどの各種半導
体センサとして、あるいはマイクロヒータなどとしても
用いることができる。また、上記実施形態では、熱電変
換素子と抵抗パターンを形成したが、これ以外にも所定
形状の一定の発熱作用を有する抵抗素子と、温度の変化
を捉える第2の抵抗素子を誘電体薄膜上に形成し、検査
工程では、いずれかの抵抗素子で梁部の破断を検査する
ようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、隣接するエッチングホ
ール間の領域を通過するようにして絶縁薄膜に回路パタ
ーンが配線されているから、該回路パターンの通電状態
もしくは抵抗値を調べることにより、隣接するエッチン
グホール間の領域の亀裂や破断を検知することができ、
自動検査装置によるエッチングホール間の領域の破断を
検知することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態による赤外線セン
サを示す平面図、(b)は(a)のX1−X1線断面図
である。
【図2】同上の赤外線センサにおける第1エッチングホ
ールパターンと第2エッチングホールパターンとの交差
部分を示す拡大図である。
【図3】(a)〜(f)は図1の赤外線センサの製造工
程を説明する概略平面図もしくは概略断面図である。
【図4】(g)〜(n)は図3の続図である。
【図5】図1の赤外線センサの半導体プロセスによる製
造工程から出荷までの各工程を示す図である。
【図6】図1の赤外線センサの検査工程を説明する図で
ある。
【図7】図1の赤外線センサの使用状態を説明する図で
ある。
【図8】(a)(b)は本発明の別な実施形態によるフ
ローセンサを示す平面図及び断面図である。
【図9】同上のフローセンサにおける第1エッチングホ
ールパターンと第2エッチングホールパターンとの交差
部分を示す拡大図である。
【図10】図8のフローセンサの検査工程を説明する図
である。
【図11】図8のフローセンサの使用状態を説明する図
である。
【図12】(a)(b)は本発明のさらに別な実施形態
による赤外線センサを示す平面図及び断面図である。
【図13】図12の赤外線センサの検査工程を説明する
図である。
【図14】図13の検査工程の等価回路図である。
【図15】図12の赤外線センサの使用状態を説明する
図である。
【図16】(a)(b)は従来の赤外線センサの構造を
示す概略平面図及び概略断面図である。
【図17】同上の赤外線センサにおいて誘電体薄膜が破
断した様子を示す概略断面図である。
【図18】図16の赤外線センサにおいて誘電体薄膜が
破断した様子を示す概略平面図である。
【図19】(a)(b)は従来のフローセンサの構造を
示す概略平面図及び概略断面図である。
【図20】同上のフローセンサにおいて誘電体薄膜が破
断した様子を示す概略断面図である。
【図21】図16のフローセンサにおいて誘電体薄膜が
破断した様子を示す概略平面図である。
【符号の説明】
11 赤外線センサ 13 誘電体薄膜 14 窪み 15、16 エッチングホールパターン 17a、17b、18 エッチングホール 20 梁部 21 熱電変換素子 26、27 抵抗パターン 34 抵抗測定器 35 電圧測定器 41 フローセンサ 42、43 熱電変換素子 47 抵抗パターン 61 赤外線センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 顕治 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 2F035 EA08 2G065 AB02 BA11 BE08 DA20 4M106 AA01 AB15 AB20 BA14 CA15 CA46

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に窪みを形成された半導体基板と、 前記窪みを覆うように前記半導体基板の表面に設けられ
    た絶縁薄膜と、 前記絶縁薄膜上に設けられた回路パターンとを備えた半
    導体装置において、 前記絶縁薄膜のうち前記窪みに対向する箇所には、前記
    窪みをエッチングにより形成するためのエッチングホー
    ルが配列し、隣接するエッチングホール間の領域を通過
    するようにして前記絶縁薄膜に回路パターンが配線され
    ていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 表面に窪みを形成された半導体基板と、 前記窪みを覆うように前記半導体基板の表面に設けられ
    た絶縁薄膜と、 前記絶縁薄膜上に設けられた回路パターンとを備えた半
    導体装置において、 四辺形をした絶縁薄膜の相対向する2組の2辺間に掛け
    渡すようにして複数のエッチングホールが十字状に配列
    し、隣接するエッチングホール間の領域を通過するよう
    にして前記絶縁薄膜に回路パターンが配線され、エッチ
    ングホールの配列の交差部分では、一方の方向に延びた
    エッチングホールの配列から他方の方向に延びたエッチ
    ングホールの配列に沿うように前記回路パターンが配線
    されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記回路パターンは、配列された前記エ
    ッチングホールに沿って蛇行状に配線されていることを
    特徴とする、請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記回路パターンは、四辺形に開口され
    た前記エッチングホールの3辺に沿って配線されている
    ことを特徴とする、請求項2に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記回路パターンは、前記絶縁薄膜の破
    断を検査する場合には通電検査用に用いられ、所定の物
    理量を計測する場合には発熱ヒータとして用いられるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置。
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