JP2002198121A - 分割コネクタ - Google Patents

分割コネクタ

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JP2002198121A JP2000393426A JP2000393426A JP2002198121A JP 2002198121 A JP2002198121 A JP 2002198121A JP 2000393426 A JP2000393426 A JP 2000393426A JP 2000393426 A JP2000393426 A JP 2000393426A JP 2002198121 A JP2002198121 A JP 2002198121A
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    • H01R13/506Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 治具を用いてフレームとサブコネクタハウジ
ングとを解離するときに、ロックの係合力を弱めてしま
うことのない分割コネクタを提供すること。 【解決手段】 ロック部13は、片持ち状に形成されて
おり、その自由端13B側が、ロック受け部14の係合
縁14Aに係合することにより、サブコネクタハウジン
グ4とフレーム5とが抜止状態に保持される。ロック受
け部14の中央には、前後方向にガイド溝21が設けら
れており、自由端13Bにおいて、ガイド溝21に当た
る部分が治具当て部25とされる。また、治具当て部2
5を挟んで左右には一対の係合部24が設けられてお
り、この係合部24と係合縁14Aとが係合する。ロッ
ク解除用治具26は、治具当て部25に当接するので、
係合部24を削ってしまうことが避けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分割コネクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図10には、実開平5−94967号に
開示された分割コネクタを示した。この分割コネクタに
は、雄側端子金具100を収容するサブコネクタハウジ
ング101と、そのサブコネクタハウジング101を収
容するフレーム102とが備えられている。サブコネク
タハウジング101とフレーム102との間には、両部
材の係合をロックするための構成として、ロック部10
3とロック受け部106とが設けられている。このう
ち、ロック部103は、サブコネクタハウジング101
の外壁面101Aの上下両側から一対に突設されてい
る。また、ロック受け部106は、フレーム102の内
壁面102Aにおいて、ロック部103に整合する位置
に溝部105が凹設されており、その溝部105の奥縁
部が内壁面102Aまで垂直に立ち上げられることによ
り形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サブコネク
タハウジング101とフレーム102とを組み付けた後
であっても、例えばメンテナンス等の目的で両部材10
1,102を分離する必要が生じることがある。そのよ
うなときには、溝部105が開放する方向(図10にお
いて、矢印A方向)から、例えばマイナスドライバーの
ような解除用治具を挿入し、その治具の先端をロック部
103とロック受け部との間に差し込む。そして、治具
の先端を内壁面102Aと外壁面101Aとが離間する
方向にこじり操作しながら、ロックを外す。
【0004】ところが、解除用治具による解除操作の際
に、治具の先端によってロック受け部106が削られて
しまい、傾斜面となってしまうことがある。すると、ロ
ック部103とロック受け部106との係合力が弱まっ
てしまう。本発明は、上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、治具を用いてフレームとサブコ
ネクタハウジングとを解離するときに、ロックの係合力
を弱めてしまうことのない分割コネクタを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに第1の発明は、電線の端部に接続された端子金具を
収容可能なサブコネクタハウジングと、このサブコネク
タハウジングを収容可能なフレームとを備え、前記フレ
ームまたは前記サブコネクタハウジングのうちの一方に
はロック部を設け、他方には前記ロック部と係合するこ
とにより前記フレームと前記サブコネクタハウジングと
の組付状態を保持するロック受け部を設けた分割コネク
タであって、前記ロック部または前記ロック受け部のう
ち少なくともいずれか一方側には、他方側との係合を行
う係合部から外れた位置に、前記ロック部と前記ロック
受け部との係合を解除するロック解除用治具を当てる治
具当て部を設けたことを特徴とする。第1の発明におい
て、端子金具の雌雄は問わず、いずれの端子金具でも良
い。また、サブコネクタハウジングは、フレームに対し
て一つまたはそれ以上のものが収容可能であっても良
い。また、ロック部とロック受け部とは、必ずしもいず
れか一方側が弾性を備えたものである必要はなく、例え
ば従来例に示したように、ロック部とロック受け部とを
互いの外壁面に設けることにより、両者のロックが僅か
に離間する方向に弾性変形するように構成してもよい。
なお、ロック部またはロック受け部のいずれか一方側を
弾性変形する構成(例えば、固定端と自由端とを備えた
片持ち状に構成しておき、自由端側で他方側と係合する
構成)を採用した場合には、その弾性変形する構成に治
具当て部を設けることが好ましい。そのようにすれば、
治具の力が、弾性変形する構成に直接に作用するので、
弾性変形しない構成に治具当て部を設けた場合に比べる
と、解除操作を行い易い。
【0006】第2の発明は、第1の発明において、電線
の端部に接続された端子金具を収容可能なサブコネクタ
ハウジングと、前記治具当て部は、前記ロック部または
前記ロック受け部において幅方向の内側に設けられてお
り、前記ロック部または前記ロック受け部のうち前記ロ
ック解除用治具を差し込む側には、このロック解除用治
具を前記治具当て部に案内するガイド溝が設けられてい
ることを特徴とする。第2の発明において、幅方向の内
側とは、幅方向の両端部ではなく、内側に寄った位置と
言う意味であり、治具当て部が設けられている構成とは
逆の構成にガイド溝を形成できる程度に内側に寄ってい
ればよく、必ずしも中央に設ける必要はない。
【0007】第3の発明は、第1の発明または第2の発
明において、前記ロック解除用治具は、前記サブコネク
タハウジングに収容された前記端子金具の電線が導出さ
れる電線導出方向とは異なる方向から差し込まれること
で前記ロック部と前記ロック受け部との解除操作が行わ
れるように構成されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の作用、および発明の効果】第1の発明によれ
ば、サブコネクタハウジングとフレームとを解離するた
めに、ロック部とロック受け部との係合を解除する場合
には、治具当て部にロック解除用治具を当てればよい。
このように、係合を行う係合部と、治具を当てる治具当
て部とが分離して形成されているので、解除操作を行う
場合にも係合力を損ねることが回避される。
【0009】第2の発明によれば、ロック部とロック受
け部との係合を解除するために、ロック解除用治具を差
し込むときに、ガイド溝が治具の先端を治具当て部に案
内するので、円滑な解除操作が行われる。第3の発明に
よれば、サブコネクタハウジングとフレームとの係合を
解除するときにも電線が邪魔にならないので、円滑な操
作を行える。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態につい
て、図1〜図9を参照しつつ詳細に説明する。図1に
は、本実施形態の分割コネクタ1と相手側コネクタ2と
を嵌合する前の様子を示した。相手側コネクタ2は、雌
側端子金具8を収容する雌側コネクタであり、分割コネ
クタ1は、雄側端子金具3を収容する雄型コネクタであ
る。両コネクタ1,2は互いに嵌合可能に構成されてお
り、両コネクタ1,2が嵌合することにより、それぞれ
の内部に収容された雌雄両端子金具3,8が接続するよ
うになっている。なお、以下の記述において特に断らな
い限り、分割コネクタ1の部材を説明するにあたり、相
手側コネクタ2との嵌合方向を前側とする。
【0011】分割コネクタ1は、大きく分けると、雄側
端子金具3を収容可能なサブコネクタハウジング4と、
このサブコネクタハウジング4を収容可能なフレーム5
と、フレーム5の内部においてサブコネクタハウジング
4の前面側に設けられるムービングプレート9とから構
成されている。雄側端子金具3は、電線Wの端部に接続
されており、その接続部分には弾性を備えた防水部材6
が設けられている。電線Wは、分割コネクタ1の後方に
向かって延設されている(このため、本実施形態におい
ては、本発明の電線導出方向は、後方となる。)。ま
た、雄側端子金具3の前端には、雌側端子金具8に接続
可能な接続突部7が設けられている。
【0012】フレーム5に組み付けられるムービングプ
レート9には、雄側端子金具3の接続突部7に整合する
位置に端子挿通孔22が設けられている。このムービン
グプレート9は、フレーム5前方の嵌合開口11から装
着されて、サブコネクタハウジング4の前方の所定位置
に組み付けられる。また、ムービングプレート9は、分
割コネクタ1の前後方向に沿って(つまり、両コネクタ
1,2の嵌合方向に沿って)移動可能とされており、分
割コネクタ1が相手側コネクタ2と嵌合しないで単体で
存在するときには、図1に示すように、接続突部7の先
端がムービングプレート9の端子挿通孔22の内部に位
置して、接続突部7の変形や破損が防止されている。
【0013】また、両コネクタ1,2が嵌合するときに
は、ムービングプレート9は、相手側コネクタ2の前面
に押圧されて後方に移動すると共に、接続突部7がムー
ビングプレート9の前面に飛び出して、雌側端子金具8
と接続可能な状態となる。また、ムービングプレート9
において、フレーム5のロック部13の前方位置には、
ロック解除用治具26の挿入を許容する治具挿入孔23
が設けられている。
【0014】フレーム5は、図2に示すように、前後に
開放する筒状に形成されている。両開口10,11のう
ち、前方の嵌合開口11からは、相手側コネクタ2が挿
入される(なお図示の都合上、図2には、サブコネクタ
ハウジング4を収容する部分のみを示し、嵌合開口11
は、図1及び図5に示す。)。一方、後方の装着開口1
0からは、サブコネクタハウジング4が組み付けられ
る。フレーム5の後端(装着開口10)から中央にかけ
ての空間は、サブコネクタハウジング4が収容されるハ
ウジング収容空間12とされている。このハウジング収
容空間12の内部には、左右一対(図2においては、上
下一対)のロック部13が突設されている。ロック部1
3は、後端側がフレーム5の内壁面5Aに固定された固
定端13Aとされている一方、前端側がハウジング収容
空間12の前方中央に斜めに突設された自由端13Bと
されている。
【0015】ロック部13の自由端13B側は、フレー
ム5の左右方向(サブコネクタハウジング4がフレーム
5に組み付けられる前後方向に対して直交方向)に弾性
変形可能とされている。また、ロック部13が弾性変形
する弾性空間15(ロック部13と、このロック部13
が突設されている内壁面5Aとで形成されている空間)
は、前方の嵌合開口11側に開放している。なお、自由
端13Bは、後述するようにサブコネクタハウジング4
のロック受け部14に係合可能とされており、ロック受
け部14に係合する係合部24と、ロック解除用治具2
6が当たる治具当て部25とに分けられる(後に詳述す
る)。
【0016】サブコネクタハウジング4は、図3に示す
ように、ハウジング収容空間12に挿入可能に形成され
ている。サブコネクタハウジング4の内部には、雄側端
子金具3を収容可能な端子収容室16が設けられてい
る。端子収容室16は、前後に開放されており、その前
方は、接続突部7が突出可能な突部挿入孔16Aとして
小さく開口されている。一方、端子収容室16の後方
は、雄側端子金具3を装着可能な端子装着孔16Bとし
て大きく開口されている。端子収容室16の内部には、
雄側端子金具3に係合可能なランス18が弾性変形可能
に設けられている。また、サブコネクタハウジング4の
後端部には、弾性を備えたリング状の防水部材17が組
み付けられており、この防水部材17の外周縁がフレー
ム5の装着開口10の孔縁に密着することで、この部分
が水密構造となる。
【0017】また、サブコネクタハウジング4の左右両
側壁面4Aからは、左右一対のロック受け部14が突設
されている。ロック受け部14の前端側は、後方に傾斜
する案内面14Bとされており、サブコネクタハウジン
グ4とフレーム5とが組み付けられるときに、ロック部
13の自由端13B側を外側に押圧することで、弾性空
間15方向に弾性変形させるようになっている。また、
ロック受け部14の後面側は、側壁面4Aに対してほぼ
垂直に立ち上げられた(より正確には、わずかに後方に
向かって傾斜された)係合縁14Aとされている。ま
た、各ロック受け部14の中央には、前後方向にガイド
溝21が凹設されている(図6等を併せて参照)。この
ガイド溝21は、ロック部13とロック受け部14との
係合を解除するためにロック解除用治具26を差し込む
側に設けられている。
【0018】こうして、係合縁14Aは上下一対に形成
されている。一方、ロック部13の自由端13Bにおい
て、これら両係合縁14Aに係合する部分(両端部から
中央に向かう部分)が係合部24とされる(係合部24
および治具当て部25は、図9にのみ示した。なお、自
由端13Bは、実際には面一に形成されており、図9は
便宜上、両部24,25を区別するために分かりやすく
示したものである。)。また、自由端13Bにおいて、
係合部24から外れた位置であって、ガイド溝21に対
応する部分が治具当て部25とされる。つまり、治具当
て部25は、ロック部13において、幅方向の内側に設
けられている。また、フレーム5とサブコネクタハウジ
ング4とが正規の組付位置に組み付けられたときには、
ロック受け部14とロック部13との前方側には、所定
の空間が設けられるようになっている。この空間は、フ
レーム5の前面側に向かって開放された挿入路19とさ
れており(図4を併せて参照)、ロック解除用治具26
が挿入可能とされている。
【0019】また、ロック解除用治具26は、図8に示
すように、先細りの棒状に形成されており、その先端部
分をロック部13とロック受け部14との係合部分に挿
入して、解除操作することにより、ロック部13の自由
端13Bを内壁面5A側に弾性変形させることで、ロッ
ク部13とロック受け部14との係合を解除できる。
【0020】次に上記のように構成された本実施形態の
作用および効果について、図4〜図9を参照しつつ説明
する。分割コネクタ1を組み付けるには、まずサブコネ
クタハウジング4の端子収容室16に、電線Wの端部に
接続された雄側端子金具3を装着する。雄側端子金具3
が正規の位置まで押し込まれると、雄側端子金具3に対
して、ランス18が弾性的に係合することで抜け止めが
なされる。
【0021】次に、サブコネクタハウジング4をフレー
ム5のハウジング収容空間12に装着することで、分割
コネクタ1を組み付ける。両部材4,5が正規の組付位
置まで組み付けられると、ロック部13とロック受け部
14とが係合することにより、図4及び図5に示すよう
に、サブコネクタハウジング4とフレーム5との組付状
態が保持される。なお、ロック部13とロック受け部1
4との係合状態をより正確に説明すると、図6に示すよ
うに、ロック受け部14の後面側に設けられた一対の係
合縁14Aが、ロック部13の自由端13Bに設けられ
た一対の係合部24に係合している。このとき、自由端
13Bの治具当て部25は、ロック部13のガイド溝2
1を通して前方から視認できる場所に位置している。
【0022】ところで、例えば分割コネクタ1のメンテ
ナンス等の場合には、ロック部13とロック受け部14
との係合を解除して、サブコネクタハウジング4とフレ
ーム5とを解離させる必要が生じることがある。そのよ
うな場合には、図7に示すように、分割コネクタ1の前
面側(嵌合開口11側)から、ロック解除用治具26を
挿入し、ロック部13の自由端13Bを弾性変形させな
がら、ロック部13とロック受け部14との係合を解除
する。
【0023】そのためには、図8に示すように、ロック
解除用治具26の先端26Aをロック受け部14からロ
ック部13に近接させる。このとき、先端26Aの位置
がずれていた場合であっても、ガイド溝21が先端26
Aを治具当て部25に案内するため、円滑な挿入操作が
行える。ロック解除用治具26の先端26Aが治具当て
部25に当たったら、さらに先端26Aを自由端13B
の後方に進入させておき(つまり、先端26Aを自由端
13Bと側壁面4Aとの間に挿入する)、図9に示すよ
うに、自由端13Bをフレーム5の内壁面5A側に弾性
変形するように解除操作する。すると、自由端13Bが
弾性変形して、ロック部13とロック受け部14との係
合を解除することができる。
【0024】このように本実施形態によれば、サブコネ
クタハウジング4とフレーム5とを解離するために、ロ
ック部13とロック受け部14との係合を解除する場合
には、治具当て部25にロック解除用治具26を当てれ
ばよい。このように、係合を行う係合部24と、ロック
解除用治具26を当てる治具当て部25とが分離して形
成されているので、解除操作を行う場合に、ロック解除
用治具26の先端26Aを係合部24に当てて削ってし
まい、係合力を損ねるという事態を回避できる。また、
ロック部13とロック受け部14との係合を解除するた
めに、ロック解除用治具26を差し込むときに、ガイド
溝21がロック解除用治具26の先端26Aを治具当て
部25に案内するので、円滑な解除操作が行われる。
【0025】さらに、電線Wを延設する電線導出方向
(後方向)が、ロック解除用治具26を挿入する方向
(前方向)とは異なった方向に設定されているので、サ
ブコネクタハウジング4とフレーム5との係合を解除す
るときにも電線Wが邪魔にならず、円滑な操作を行え
る。また、本実施形態では、ロック部13を固定端13
Aと自由端13Bとを備えた片持ち状に構成しておき、
自由端13B側でロック受け部14と係合する構成とし
ており、その弾性変形するロック部13に治具当て部2
5を設けている。このため、ロックを解除するときの、
ロック解除用治具26の力が、ロック部13に直接に作
用するので、弾性変形しない構成に治具当て部を設けた
場合に比べると、解除操作を行い易い。
【0026】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、要旨を変更すること
なく様々に変更して実施することができる。その他、本
発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における分割コネクタと相手側コネ
クタとを嵌合する前の平面図(分割コネクタにおいて
は、一部を断面としてある)である。
【図2】フレームの中央から後端部分を示す平断面図で
ある。
【図3】サブコネクタハウジングの平断面図である。
【図4】サブコネクタハウジングとフレームとを正規の
組付位置としたときの平断面図である。
【図5】分割コネクタの正面図である。
【図6】ロック部とロック受け部とが係合しているとき
の拡大斜視図である。
【図7】ロック解除用治具によりロック部とロック受け
部との係合を解除するときの様子を示す平断面図であ
る。
【図8】ロック解除用治具によりロック部とロック受け
部との係合を解除するときの様子を示す拡大斜視図
(1)である。
【図9】ロック解除用治具によりロック部とロック受け
部との係合を解除するときの様子を示す拡大斜視図
(2)である。
【図10】従来例の分割コネクタにおいて、フレームと
サブコネクタハウジングとを組付ける前の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…分割コネクタ 3…雄側端子金具(端子金具) 4…サブコネクタハウジング 5…フレーム 13…ロック部 14…ロック受け部 21…ガイド溝 24…係合部 25…治具当て部 26…ロック解除用治具 W…電線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の端部に接続された端子金具を収容
    可能なサブコネクタハウジングと、このサブコネクタハ
    ウジングを収容可能なフレームとを備え、前記フレーム
    または前記サブコネクタハウジングのうちの一方にはロ
    ック部を設け、他方には前記ロック部と係合することに
    より前記フレームと前記サブコネクタハウジングとの組
    付状態を保持するロック受け部を設けた分割コネクタで
    あって、 前記ロック部または前記ロック受け部のうち少なくとも
    いずれか一方側には、他方側との係合を行う係合部から
    外れた位置に、前記ロック部と前記ロック受け部との係
    合を解除するロック解除用治具を当てる治具当て部を設
    けたことを特徴とする分割コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記治具当て部は、前記ロック部または
    前記ロック受け部において幅方向の内側に設けられてお
    り、前記ロック部または前記ロック受け部のうち前記ロ
    ック解除用治具を差し込む側には、このロック解除用治
    具を前記治具当て部に案内するガイド溝が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の分割コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ロック解除用治具は、前記サブコネ
    クタハウジングに収容された前記端子金具の電線が導出
    される電線導出方向とは異なる方向から差し込まれるこ
    とで前記ロック部と前記ロック受け部との解除操作が行
    われるように構成されていることを特徴とする請求項1
    または請求項2のいずれかに記載の分割コネクタ。
JP2000393426A 2000-12-25 2000-12-25 分割コネクタ Expired - Lifetime JP3687537B2 (ja)

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JP2000393426A JP3687537B2 (ja) 2000-12-25 2000-12-25 分割コネクタ
EP01310213A EP1220365B1 (en) 2000-12-25 2001-12-06 Divided connector
DE60119482T DE60119482T2 (de) 2000-12-25 2001-12-06 Getrennder Steckverbinder
US10/020,950 US6533602B2 (en) 2000-12-25 2001-12-19 Divided connector

Applications Claiming Priority (1)

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JP2000393426A JP3687537B2 (ja) 2000-12-25 2000-12-25 分割コネクタ

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