JPH10321280A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH10321280A
JPH10321280A JP12692297A JP12692297A JPH10321280A JP H10321280 A JPH10321280 A JP H10321280A JP 12692297 A JP12692297 A JP 12692297A JP 12692297 A JP12692297 A JP 12692297A JP H10321280 A JPH10321280 A JP H10321280A
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JP
Japan
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holder
terminal
connector housing
fitting
terminal fitting
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JP12692297A
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English (en)
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Hikari Ito
光 伊藤
Satoru Nishide
悟 西出
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子金具の挿入工程でその挿入状態を目視に
より確認することができるようにする。 【解決手段】 端子収容室10Aの一部を構成する端子
保持部34を備えたホルダ30をコネクタハウジング1
0に対して着脱可能に設けた。組付けは、コネクタハウ
ジング10の外部で目視により確認しつつ端子金具20
を端子保持部34に取り付け、端子金具20とホルダ3
0を一緒にコネクタハウジング10に取り付けて行う。
端子金具20の取り付け状態を、取り付け工程のあいだ
に目視で確認できるので、端子金具20を正規状態に確
実に取り付けることができ、また、端子金具の取付け後
に不正な取付けを検知する場合とは異なり、端子金具2
0の取り付けをやり直さずに済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グの内部に端子金具を収容したコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】コネクタハウジングの内部に端子金具を
収容するコネクタは、コネクタハウジング内に端子収容
室を形成し、その後方の挿入口から端子金具を挿入し、
端子収容室内に設けた樹脂ランスによって端子金具を正
規挿入位置に保持する構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように端子金具
がコネクタハウジングの内部に収容されるコネクタで
は、端子金具が正規挿入された否かを目視によって確認
することができない。そのため、端子金具が正規の挿入
位置に正しく挿入されたか否かは、挿入途中で撓まされ
ていた樹脂ランスが挿入完了時に弾性復元して端子金具
に当たるときに発する音や指先に伝わる衝撃の有無によ
り、作業者が判断するようになっていた。しかし、この
音や衝撃は小さいため、聞き逃したり感得できない虞が
ある。尚、端子金具の挿入後にリテーナを取り付けるコ
ネクタでは、そのリテーナの取付け工程で端子金具の挿
入状態を判断することが可能である。即ち、端子金具が
正規挿入されていればリテーナを正規に装着できるが、
端子金具が半挿入の場合にはその端子金具にリテーナが
引っ掛かって正規位置に装着できないからである。しか
しながら、リテーナを用いて端子金具の半挿入を検知し
た場合には、一旦リテーナを外した後、端子金具の挿入
作業とリテーナの取付け作業を繰り返さなければならな
い。本願発明は上記事情に鑑みて創案されたものであっ
て、端子金具の挿入工程でその挿入状態を目視により確
認することができるコネクタを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジングの内部に設けた端子収容室に端子金具を
収容するコネクタにおいて、前記コネクタハウジングに
は、前記端子収容室の一部を構成する端子保持部を備え
ているとともに前記コネクタハウジングに対する着脱を
可能とされたホルダが設けられ、前記端子保持部が、前
記ホルダを前記コネクタハウジングから外した状態での
前記端子金具の取付けを可能に形成されているととも
に、前記端子保持部における前記端子金具の位置決め部
が前記ホルダの外面に開放する形態で形成されている構
成とした。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記コネクタハウジングにおける相手側コネクタハ
ウジングとの嵌合面には前記ホルダの装着を可能とする
ホルダ挿入口が形成され、このホルダ挿入口に正規挿入
された前記ホルダと正規嵌合された前記相手側コネクタ
ハウジングとがその前端面同士を突き合わせる位置関係
になる構成とした。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>端子金具の取付けは、まずホルダを
コネクタハウジングから外へ取り出し、そのホルダの端
子保持部に端子金具を取り付ける。このとき、端子保持
部における端子金具の位置決め部はホルダの外面に開放
されているので、端子金具の位置決め状態を目視により
確認することができる。その後、ホルダと端子金具とを
一体的にコネクタハウジングに装着する。端子保持部は
端子収容室の一部を構成するものであるから、ホルダを
コネクタハウジングに装着すれば端子金具は端子収容室
の正規位置に収容される。端子収容室の一部を構成する
端子保持部に対して端子金具を目視により位置決めの確
認をしつつ取り付けることができるので、端子金具を正
規状態に確実に取り付けることができる。また、この端
子金具の取り付け状態は端子金具の取り付け過程で把握
できるので、端子金具の取り付け後に不正な取付けを検
知する場合とは異なり、端子金具の取り付けをやり直す
必要がなくて済む。
【0007】<請求項2の発明>ホルダのコネクタハウ
ジングへの装着はホルダ挿入口から挿入することによっ
て行う。この挿入操作は、ホルダの前端面を指等で押す
ようにして行うが、このホルダの前端面は、相手側コネ
クタハウジングと対向する面、即ち端子金具に接続され
る電線の延出方向とは反対側の面であることから、電線
が挿入操作に邪魔にならずに済み、操作性がよい。ま
た、ホルダの挿入が不完全のままで相手側コネクタハウ
ジングの嵌合を行った場合には、嵌合途中で相手側コネ
クタハウジングがホルダの前端面に突き当たり、嵌合の
進行に伴ってホルダを正規挿入位置まで押動するように
なる。したがって、ホルダが半挿入状態とままになるこ
とが防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>以下、本発明を具体化した実施形態1を
図1乃至図7を参照して説明する。本実施形態のコネク
タは、コネクタハウジング10と、このコネクタハウジ
ング10に収容される端子金具20と、この端子金具2
0をプリセットした状態でコネクタハウジング10に前
方から挿入されるホルダ30とを備えて構成される。コ
ネクタハウジング10はインナハウジング11とアウタ
ハウジング12とを一体的に組み付けた構成とされ、イ
ンナハウジング11の内部にはキャビティ13が形成さ
れている。キャビティ13の前端はインナハウジング1
1の相手側コネクタハウジング(図示せず)との嵌合面
11Aにおいてホルダ挿入口14として開口され、キャ
ビティ13の後端はインナハウジング11の後端面に電
線挿入口15として開口されている。このキャビティ1
3の外側の側壁13Aは、端子収容室10Aの一部を構
成する。
【0009】キャビティ13の上面における中央よりも
前寄りの位置には、前側が高くなるような段差状をなす
上部ストッパ16Aが形成されている。また、キャビテ
ィ13の下面における中央よりも前寄りの位置には、前
側が低くなるような段差状をなす下部ストッパ16Bが
形成されている。この両ストッパ16A,16Bは、ホ
ルダ30の上部突当部31Aと下部突当部31Bを受け
止め、後述するように正規挿入されたホルダ30の後方
への移動を規制する。さらに、インナハウジング11の
下面部11Bにおける前端に近い位置には、キャビティ
13内に開口する係止孔17が形成されている。この係
止孔17は、ホルダ30の係止突起32を係合させ、後
述するように正規挿入されたホルダ30の前方(抜け方
向)への移動を規制する。
【0010】また、インナハウジング11の下面部11
Bの前端縁には、誘導斜面18が形成されている。ホル
ダ30をインナハウジング11に挿入する際には、係止
突起32が誘導斜面18に係合することによってインナ
ハウジング11の下面部11Bが係止突起32から退避
するように下方(外周側)へ弾性撓みを生じる。ホルダ
30を挿入した状態においては、誘導斜面18に沿って
治具(図示せず)を差し込むことにより、インナハウジ
ング11の下面部を下方(外周側)へ弾性撓みさせるこ
とができ、これによって係止孔17と係止突起32との
係合を解除することができる。
【0011】ホルダ30は、コネクタハウジング10の
嵌合面(前端面)11Aのホルダ挿入口14からキャビ
ティ13内へ挿入されるようになっている。ホルダ30
の上面と下面には、夫々、上記キャビティ13の上部ス
トッパ16Aと下部ストッパ16Bに係合可能な段差状
の上部突当部31Aと下部突当部31Bが形成されてい
る。また、ホルダ30の下面には、係止突起32が形成
されている。この係止突起32は、上述したように、イ
ンナハウジング11の係止孔17と誘導斜面18に係合
可能となっている。この係止突起32の前面はホルダ3
0のインナハウジング11への挿入方向に対して直交す
る係止面32Aとされ、後面は誘導斜面18との摺接を
円滑にするための被誘導斜面32Bとされている。さら
に、ホルダ30の下面における係止突起32より前側の
領域には、治具受入凹部33が形成されている。上述の
ように誘導斜面18に沿って治具を差し込んだときに
は、治具の先端を治具受入凹部33に進入させてその上
面に当接させることにより、その当接位置を支点として
テコ作用を発揮させることができる。したがって、治具
によりインナハウジング11の下面部11Bを下方(外
周側)へ弾性撓みさせる操作を容易に行うことができ
る。
【0012】ホルダ30の左右両側面には、夫々、端子
保持部34が大きく外側方へ露出するように、即ち外部
から目視できる形態で凹成されている。この端子保持部
34は、ホルダ30がインナハウジング11に装着され
た状態においてキャビティ13の側壁13Aとともに端
子収容室10Aを構成する。かかる端子保持部34の後
端は、ホルダ30の後端面に電線引出口35として大き
く開口されている。端子保持部34の前端は、ホルダ3
0の前端面に受入口36として小さく開口しており、こ
の受入口36には、図示しない相手側コネクタの雄端子
金具のタブが進入されるようになっている。尚、ホルダ
30の前端面にはタブを受入口36に誘導するためのテ
ーパ面36Aが形成されている。端子保持部34の上面
には、段差状をなし後側が低くなった端子ストッパ(本
発明の構成要件である位置決め部)37が形成され、こ
の端子ストッパ37に端子金具20の嵌合部21が係合
することにより、端子金具20がホルダ30に対して後
方へ移動することが規制される。端子保持部34の下面
には、スタビライザ収容凹部(本発明の構成要件である
位置決め部)38が形成され、このスタビライザ収容凹
部38に端子金具20のスタビライザ23が嵌合される
ことにより、端子金具20のホルダ30に対する前後双
方向への移動が規制される。この端子ストッパ37とス
タビライザ収容凹部38は、ホルダ30の外側面に開放
された形態とされており、これにより、端子ストッパ3
7とスタビライザ収容凹部38による端子金具20の位
置決め状態を目視によって確認することができるように
なっている。
【0013】かかるホルダ30は、コネクタハウジング
10に正規挿入された状態でホルダ30の前端面とイン
ナハウジング11の嵌合面11Aとが面一状となるよう
に寸法・形状が設定されている。したがって、相手側コ
ネクタハウジングが正規嵌合されると、その相手側コネ
クタハウジングの前端面がホルダ30の前端面とほとん
ど接触するように突き合わされるようになる。また、ホ
ルダ30が正規挿入されていない状態では、相手側コネ
クタハウジングの先端面が嵌合途中でホルダ30の前端
面に当接して、そのホルダ30を正規挿入位置まで押動
するようになっている。さらに、ホルダ30の前端面が
嵌合面11Aと面一状となるようしたことにより、ホル
ダ30が正規挿入状態であることは作業者が目視によっ
て確認することができるようになっている。また、ホル
ダ30が正規挿入位置に至らない半挿入状態にあるとき
には、ホルダ30の前端部がコネクタハウジング10か
ら前方へ突出し、この状態も目視による確認が可能とな
っている。
【0014】端子金具20は、相手側の雄端子金具20
のタブ(図示せず)の嵌入を可能とした箱形状の嵌合部
21と、この嵌合部21の後端に連なる電線接続部22
とからなる。嵌合部21の後端上縁は、上記端子ストッ
パ37に対して前方から当接されるようになっている。
また、嵌合部21の下縁にはスタビライザ23が突成さ
れ、このスタビライザ23は上記スタビライザ収容凹部
38に嵌入される。また、嵌合部21の上面には、その
一部を切り起こすことによって斜め前上方へ突出する弾
性押圧片24が形成され、この弾性押圧片24が端子保
持部34の上面に対して弾性的に当接することにより、
端子金具20が端子保持部34内からの離脱が防止され
るようになっている。電線接続部22に圧着された電線
25は、ホルダ30の電線引出口35から後方へ引き出
されるようになっている。
【0015】次に、本実施形態の作用について説明す
る。本実施形態のコネクタを組み付ける際には、まず、
端子金具20に圧着されていない状態で2本の電線25
の端末部を電線挿入口15からコネクタハウジング10
内を貫通させて前方へ引き出す。この電線25の貫通端
を、夫々、端子金具20の電線接続部22に圧着する。
尚、この電線25の貫通工程と電線25に端子金具20
を圧着する工程は、自動機によって行われる。また、こ
の段階では、ホルダ30はコネクタハウジング10から
取り外されている。
【0016】次に、電線25が圧着済みの2個の端子金
具20を、夫々、コネクタハウジング10から外してあ
るホルダ30の端子保持部34に側方から嵌め込む。
尚、この端子金具20をホルダ30に組み付ける工程及
びそれ以後の工程は、すべて手作業によって行われる。
端子金具20を端子保持部34に嵌め込むと、図6に示
すように、端子金具20のスタビライザ23がスタビラ
イザ収容凹部38に嵌合するとともに、嵌合部21の後
端が端子ストッパ37に係合し、これによって端子金具
20のホルダ30に対する前後方向への遊動が規制され
る。この端子ストッパ37とスタビライザ収容凹部38
はホルダ30の外側面に開放されていることから、端子
金具20の装着状態、特に位置決め状態を目視によって
確認することがてできる。また、弾性押圧片24がキャ
ビティ13の上面に弾性的に押圧し、この押圧によって
生じる摩擦抵抗により、端子金具20のホルダ30に対
する外側方への離脱が規制される。これにより、端子金
具20が端子保持部34の正規の位置に確実に保持され
る。尚、電線25は、電線引出口35からホルダ30の
後方へ延出され、さらにコネクタハウジング10の内部
を貫通して電線挿入口15からコネクタハウジング10
の後方へ延出されている。
【0017】この後、ホルダ30の後端をコネクタハウ
ジング10の前面のホルダ挿入口14に対応させるとと
もに、コネクタハウジング10の後方において電線25
を引っ張って弛みをなくし、この状態からホルダ30を
キャビティ13内に押し込む。すると、ホルダ30の係
止突起32がインナハウジング11の下面部11Bを下
方へ弾性撓みさせる状態を経た後、ホルダ30がキャビ
ティ13内の正規挿入位置に至る。すると、係止突起3
2が係止孔17に係合することによりホルダ30のキャ
ビティ13からの前方への抜けが規制されるとともに、
上下両突当部31A,31Bが上下ストッパ16A,1
6Bに係合することによってホルダ30のキャビティ1
3に対する後方への移動が規制され、もってホルダ30
がキャビティ13内の正規位置に遊動不能に取り付けら
れる。以上により、コネクタハウジング10に対する端
子金具20とホルダ30の組付けが完了する。
【0018】ホルダ30が組み付けられた状態では、キ
ャビティ13の側壁13Aと端子保持部34とによって
端子収容室10Aが構成される。端子金具20は、この
端子収容室10Aの一部を構成している端子保持部34
に対し、コネクタハウジング10の外部で目視により位
置決め状態を確認することによって正規の位置に取り付
けられているので、端子収容室10Aに対しても正規に
収容された状態となる。このように、本実施形態におい
ては、端子金具20の取り付け状態を目視によって確認
することができるので、端子金具20が不正に取り付け
られることが防止される。また、この端子金具20の取
り付け状態は端子金具20の取り付け工程のあいだに把
握できるので、端子金具の取り付け工程の後で不正な取
付けを検知する場合とは異なり、端子金具20の取り付
け作業をやり直す必要がなくて済む。
【0019】また、ホルダ30の前端面がコネクタハウ
ジング10の嵌合面11Aと面一状をなしているため、
作業者は目視によってホルダ30が正規挿入されたこと
を判別することができる。もし、ホルダ30の半挿入の
まま作業を止めた場合には、ホルダ30の前端部がコネ
クタハウジング10の前端面よりも突出した状態となる
ため、目視により半挿入であることが判る。仮に、ホル
ダ30が半挿入のままで相手側コネクタハウジングとの
嵌合を行った場合には、その相手側コネクタハウジング
の前端面がホルダ30の前端面を押すことによって正規
挿入位置までホルダ30を移動させるようになり、半挿
入のままになることが防止される。したがって、ホルダ
30のコネクタハウジング10に対する取り付けが確実
に行われ、ひいては端子金具20の端子収容室10Aへ
の取り付けも確実に行われる。
【0020】また、電線25に対して引張力が作用する
と、その引張力は端子ストッパ37とスタビライザ収容
凹部38によって受け止められ。さらには上部ストッパ
16Aと下部ストッパ16Bとに受け止められ、これに
よって端子金具20の後方への移動が確実に防止されて
いる。また、ホルダ30を用いたことにより2個の端子
金具20を同時に挿入することができるので、手動によ
る挿入操作の作業効率がよい。また、ホルダ30の前端
面、すなわちホルダ30を挿入するときに指を当てる面
は、電線25が引き出される側とは反対の面であること
から、ホルダ30を挿入するときに電線25が邪魔にな
らずに済み、操作性に優れている。
【0021】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では1個のホルダ30が2個の端子
金具20を保持するようにしたが、本発明によれば、1
個のホルダに保持される端子金具の数は1個でもよく、
3個以上でもよい。
【0022】(2)上記実施形態では端子金具20がホ
ルダ30の左右両側から嵌合されるようにしたが、本発
明によれば、ホルダの上面または下面に嵌合されて並列
状態に保持されるようにしてもよい。 (3)上記実施形態では雌型の端子金具を取り付ける場
合について説明したが、本発明は雄型の端子金具の場合
にも適用することができる。 (4)上記実施形態ではホルダ30をコネクタハウジン
グ10に対して前方から装着するようにしたが、本発明
によれば、後方や上下または左右方向から装着するよう
にしてもよい。 (5)上記実施形態において、端子金具20の端子保持
部34からの抜止手段として、スタビライザ収容凹部3
8におけるホルダ30の外側面への開口縁部に突起を形
成してもよい。この場合、突起の外面は傾斜面としてス
タビライザ23を嵌め込み易くするとともに、突起の内
面は直立面としてスタビライザ23の外側への移動を規
制すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の組付け状態をあらわす斜視図
【図2】実施形態1のホルダの拡大斜視図
【図3】実施形態1の組付け状態をあらわす正面図
【図4】実施形態1の組付け前の状態をあらわす斜視図
【図5】実施形態1の組付け途中の状態をあらわす斜視
【図6】実施形態1の組付け途中の状態をあらわす断面
【図7】実施形態1の組付け状態をあらわす断面図
【符号の説明】
10…コネクタハウジング 10A…端子収容室 11A…嵌合面 14…ホルダ挿入口 20…端子金具 30…ホルダ 34…端子保持部 37…端子ストッパ(位置決め部) 38…スタビライザ収容凹部(位置決め部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの内部に設けた端子
    収容室に端子金具を収容するコネクタにおいて、 前記コネクタハウジングには、前記端子収容室の一部を
    構成する端子保持部を備えているとともに前記コネクタ
    ハウジングに対する着脱を可能とされたホルダが設けら
    れ、前記端子保持部が、前記ホルダを前記コネクタハウ
    ジングから外した状態での前記端子金具の取付けを可能
    に形成されているとともに、前記端子保持部における前
    記端子金具の位置決め部が前記ホルダの外面に開放する
    形態で形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コネクタハウジングにおける相手側
    コネクタハウジングとの嵌合面には前記ホルダの装着を
    可能とするホルダ挿入口が形成され、このホルダ挿入口
    に正規挿入された前記ホルダと正規嵌合された前記相手
    側コネクタハウジングとがその前端面同士を突き合わせ
    る位置関係になることを特徴とする請求項1記載のコネ
    クタ。
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