JP2002197612A - 埋込パターンの形成方法および磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

埋込パターンの形成方法および磁気ヘッドの製造方法

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JP2002197612A
JP2002197612A JP2001275408A JP2001275408A JP2002197612A JP 2002197612 A JP2002197612 A JP 2002197612A JP 2001275408 A JP2001275408 A JP 2001275408A JP 2001275408 A JP2001275408 A JP 2001275408A JP 2002197612 A JP2002197612 A JP 2002197612A
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韓 承▲埼▼
Minchin Mo
陳 茂民
Kyoshu Koku
朱 克▲強▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過研磨加工を行うことなく埋込パターンを高
精度に形成可能な埋込パターンの形成方法およびこの方
法を利用した磁気ヘッドの製造方法を提供する。 【解決手段】 リフトオフマスク40を用いて、エッチ
ング処理により下部磁極11Bに溝42を形成すると共
に、スパッタリングにより少なくとも溝42を埋め込む
ように非磁性埋込層50を形成する。続いて、リフトオ
フマスク40を除去(リフトオフ)することにより、溝
42に埋め込まれた非磁性埋込層50の残存部分からな
る非磁性埋込パターンを溝42に選択的に形成する。C
MP処理を用いずに非磁性埋込パターンを形成可能にな
るため、CMP法を用いた場合の弊害が回避される。非
磁性埋込パターンの厚み精度が向上すると共に、下部磁
極11Bおよび非磁性埋込パターンの表面が全体に渡っ
て平坦化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、溝を埋め込
むように埋込パターンを形成する埋込パターンの形成方
法およびこの方法を利用した磁気ヘッドの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ここ数年、磁気ディスクシステム用の薄
膜磁気ヘッドがめざましい進歩を遂げている。薄膜磁気
ヘッドの構成は、単一のデバイス(記録兼再生ヘッド)
により記録および再生の双方の機能を実行する態様か
ら、記録および再生の機能をそれぞれ異なるデバイス
(記録ヘッドまたは再生ヘッド)により独立して実行す
る態様へと移行している。薄膜磁気ヘッドを製造する際
には、例えば、磁性層に設けられた溝を埋め込むよう
に、非磁性材料よりなる埋込パターン(非磁性埋込パタ
ーン)を選択的に形成する技術が利用されている。
【0003】図6および図7は、上記した非磁性埋込パ
ターンの形成に用いられる従来の埋込パターンの形成方
法を説明するものである。この埋込パターンは、例え
ば、以下の手順により形成可能である。すなわち、ま
ず、図6に示したように、基体122の表面を覆うよう
に被覆層121を形成したのち、例えば基体122が露
出するまで被覆層121を部分的にエッチングすること
により、被覆層121に溝125を選択的に形成する。
続いて、少なくとも溝125が埋め込まれるように埋込
層123を形成する。最後に、CMP(化学機械研磨)
法により、少なくとも被覆層121が露出するまで埋込
層123を研磨する。これにより、図7に示したよう
に、溝125に埋め込まれた埋込パターン111が形成
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した埋
込パターン111の形成方法を薄膜磁気ヘッドの製造に
適用する際、薄膜磁気ヘッドの品質や製造安定性を考慮
すると、埋込パターン111の形成過程において被覆層
121の厚みを厳密に制御し、被覆層121および埋込
パターン111の表面全体を均一に平坦化する必要があ
る。なぜなら、被覆層121および埋込パターン111
の表面が凹凸状をなしていると、後工程において被覆層
121および埋込パターン111上に形成されることと
なる磁性層パターンの形成精度が、下地の凹凸に起因し
て低下する可能性があるからである。埋込パターン11
1の厚みの制御は、薄膜磁気ヘッドの小型化に伴い、益
々困難になるものと予想される。
【0005】しかしながら、CMP法を用いた従来の形
成工程では、以下のような理由により、埋込パターン1
11を高精度に形成することが困難であるという問題が
あった。すなわち、CMP法は、数種類の異なる材料の
表面を平坦化するための手法として有用であるという利
点を有する一方、異なる材料間の界面近傍が凹状に研磨
されてしまうために研磨面の平坦性を確保しにくいとい
う欠点や、また表面全体を均一に平坦化させるために通
常より多めの研磨(over-polish;以下、単に「過研
磨」という。)を要するという欠点を抱えている。過研
磨が行われると被覆層121が目減りする可能性があ
り、しかも過研磨は処理時の制御が困難であるため、埋
込パターン111の最終的な厚みを高精度に制御するこ
とが困難になる。
【0006】なお、本発明に関連する先願文献を調査し
たところ、いくつか興味深い文献が発見された。例え
ば、Chang 等による米国特許第5805391号では、
複数の磁性層により構成された分離型ヘッド構造が開示
されており、また、Chen等による米国特許第52823
08号では、分離型ヘッドの製造に係る平坦化プロセス
が開示されている。さらに、Cooperrider による米国特
許第5325254号では、改良型のヨーク構造および
磁極構造を有する誘導型薄膜磁気変換器について開示さ
れている。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、過研磨加工を行うことなく埋
込パターンを高精度に形成可能な埋込パターンの形成方
法およびこの方法を利用した磁気ヘッドの製造方法を提
供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、溝周辺の表
面を乱すことなく、埋込パターンにより溝を埋め込むこ
とが可能な埋込パターンの形成方法およびこの方法を利
用した磁気ヘッドの製造方法を提供することにある。
【0009】さらに、本発明の第3の目的は、CMP法
を用いた場合よりも埋込パターンを容易に形成可能な埋
込パターンの形成方法およびこの方法を成手法を利用し
た磁気ヘッドの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の埋込パターンの
形成方法は、基体上に形成された上面を有する被覆層に
埋込パターンを形成する方法であり、被覆層の上面を覆
うように、容易にエッチング可能な感光層を形成する第
1の工程と、この感光層上に、フォトレジスト層を形成
する第2の工程と、フォトレジスト層および感光層をパ
ターニングすることにより、溝規定用のリフトオフマス
クを形成する第3の工程と、このリフトオフマスクを用
いて被覆層を所定の深さまでエッチングすることによ
り、被覆層に溝を形成する第4の工程と、リフトオフマ
スクを配設したまま、少なくとも溝を埋め込むように、
所定の深さと等しい厚みだけ埋込層を形成する第5の工
程と、リフトオフマスクと共にその上に配設されている
埋込層を選択的に除去することにより、被覆層の厚みと
等しい厚みとなるように、溝に埋め込みパターンを選択
的に形成する第6の工程とを含むようにしたものであ
る。
【0011】本発明の磁気ヘッドの製造方法は、溝が設
けられた磁性層と、この磁性層の溝に埋め込まれた非磁
性埋込パターンとを含む記録ヘッドを備えた磁気ヘッド
を製造する方法であり、磁性層を構成する第1の磁性層
および第2の磁性層がこの順に積層された基体のうち、
第2の磁性層上に、容易にエッチング可能な感光層を形
成する第1の工程と、この感光層上に、フォトレジスト
層を形成する第2の工程と、フォトレジスト層および感
光層をパターニングすることにより、溝規定用のリフト
オフマスクを形成する第3の工程と、このリフトオフマ
スクを用いて第2の磁性層をエッチングすることによ
り、第2の磁性層に溝を形成する第4の工程と、リフト
オフマスクを配設したまま、少なくとも溝を埋め込むよ
うに、第2の磁性層の厚みと等しい厚みだけ非磁性埋込
層を形成する第5の工程と、リフトオフマスクと共にそ
の上に配設されている非磁性埋込層を選択的に除去する
ことにより、第2の磁性層の厚みと等しい厚みとなるよ
うに、溝に非磁性埋込パターンを選択的に形成する第6
の工程とを含むようにしたものである。
【0012】本発明の埋込パターンの形成方法では、ま
ず、第1の工程において、被覆層の上面を覆うように、
容易にエッチング可能な感光層が形成される。続いて、
第2の工程において、感光層上に、フォトレジスト層が
形成される。続いて、第3の工程において、フォトレジ
スト層および感光層がパターニングされることにより、
溝規定用のリフトオフマスクが形成される。続いて、第
4の工程において、リフトオフマスクを用いて被覆層が
所定の深さまでエッチングされることにより、被覆層に
溝が形成される。続いて、第5の工程において、リフト
オフマスクを配設したまま、少なくとも溝が埋め込まれ
るように、所定の深さと等しい厚みだけ埋込層が形成さ
れる。最後に、第6の工程において、リフトオフマスク
と共にその上に配設されている埋込層が選択的に除去さ
れることにより、被覆層の厚みと等しい厚みとなるよう
に、溝に埋め込みパターンが選択的に形成される。埋込
パターンの形成時において、被覆層が目減りして溝の深
さが変化せず、かつ被覆層の表面が乱されて平坦性が損
なわれることがない。
【0013】本発明の磁気ヘッドの製造方法では、ま
ず、第1の工程において、磁性層を構成する第1の磁性
層および第2の磁性層がこの順に積層された基体のう
ち、第2の磁性層上に、容易にエッチング可能な感光層
が形成される。続いて、第2の工程において、感光層上
に、フォトレジスト層が形成される。続いて、第3の工
程において、フォトレジスト層および感光層がパターニ
ングされることにより、溝規定用のリフトオフマスクが
形成される。続いて、第4の工程において、リフトオフ
マスクを用いて第2の磁性層がエッチングされることに
より、第2の磁性層に溝が形成される。続いて、第5の
工程において、リフトオフマスクを配設したまま、少な
くとも溝が埋め込まれるように、第2の磁性層の厚みと
等しい厚みだけ非磁性埋込層が形成される。最後に、第
6の工程において、リフトオフマスクと共にその上に配
設されている非磁性埋込層が選択的に除去されることに
より、第2の磁性層の厚みと等しい厚みとなるように、
溝に非磁性埋込パターンが選択的に形成される。非磁性
埋込パターンの形成時において、第2の磁性層が目減り
して溝の深さが変化せず、かつ第2の磁性層の表面が乱
されて平坦性が損なわれることがない。
【0014】本発明の埋込パターンの形成方法では、第
1の工程において、0.04μm以上0.9μm以下の
範囲内の厚みとなるように感光層を形成してもよい。
【0015】また、本発明の埋込パターンの形成方法で
は、第1の工程において、ポリジメチルグルタル酸イミ
ドを用いて感光層を形成してもよい。
【0016】また、本発明の埋込パターンの形成方法で
は、第2の工程において、0.5μm以上2.0μmの
厚みとなるようにフォトレジスト層を形成してもよい。
【0017】また、本発明の埋込パターンの形成方法で
は、第4の工程において、エッチング手法としてイオン
ビームエッチングまたはリアクティブイオンビームエッ
チングを用いてもよい。
【0018】また、本発明の埋込パターンの形成方法で
は、第4の工程において、0.2μm以上0.5μm以
下の範囲内の深さとなるように溝を形成してもよい。
【0019】また、本発明の埋込パターンの形成方法で
は、第5の工程において、酸化アルミニウムまたは酸化
珪素を用いて埋込層を形成してもよい。
【0020】また、本発明の埋込パターンの形成方法で
は、第5の工程において、0.3μm以上0.55μm
以下の範囲内の厚みとなるように埋込層を形成してもよ
い。
【0021】また、本発明の埋込パターンの形成方法で
は、第7の工程において、N−メチルピロリドンまたは
アセトンを含むエッチャントを用いてもよい。
【0022】本発明の磁気ヘッドの製造方法では、第1
の工程において、1.0μm以上2.0μm以下の範囲
内の厚みとなるように第1の磁性層が形成された基体を
用いてもよい。
【0023】また、本発明の磁気ヘッドの製造方法で
は、第1の工程において、ニッケル鉄合金(Ni80Fe
20)よりなる第1の磁性層が形成された基体を用いても
よい。
【0024】また、本発明の磁気ヘッドの製造方法で
は、第1の工程において、0.5μm以上3.0μm以
下の範囲内の厚みとなるように第2の磁性層が形成され
た基体を用いてもよい。
【0025】また、本発明の磁気ヘッドの製造方法で
は、第1の工程において、コバルトニッケル鉄合金(C
oNiFe)またはニッケル鉄合金(Ni45Fe55ある
いはNi80Fe20)のいずれかよりなる第2の磁性層が
形成された基体を用いてもよい。
【0026】また、本発明の磁気ヘッドの製造方法で
は、第4の工程において、エッチング手法としてイオン
ビームエッチングまたはリアクティブイオンエッチング
を用いてもよい。
【0027】また、本発明の磁気ヘッドの製造方法で
は、第5の工程において、酸化アルミニウムまたは酸化
珪素を用いて非磁性埋込層を形成してもよい。
【0028】また、本発明の磁気ヘッドの製造方法で
は、第5の工程において、スパッタリングまたはイオン
ビーム蒸着により非磁性埋込層を形成してもよい。
【0029】また、本発明の磁気ヘッドの製造方法で
は、第1の工程において、0.04μm以上0.9μm
以下の範囲内の厚みとなるように感光層を形成してもよ
い。
【0030】また、本発明の磁気ヘッドの製造方法で
は、第1の工程において、ポリジメチルグルタル酸イミ
ドを用いて感光層を形成してもよい。
【0031】また、本発明の磁気ヘッドの製造方法で
は、第2の工程において、0.5μm以上2.0μm以
下の範囲内の厚みとなるようにフォトレジスト層を形成
してもよい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。
【0033】まず、図1〜図5を参照して、本発明の一
実施の形態に係る磁気ヘッドの製造方法について説明す
る。図1〜図4は本実施の形態に係る薄膜磁気ヘッドの
製造方法を説明するものであり、図5は本実施の形態に
係る薄膜磁気ヘッドの製造方法により製造される薄膜磁
気ヘッドの要部(記録ヘッド)の構成を表すものであ
る。なお、本発明の埋込パターンの形成方法は、薄膜磁
気ヘッドのうちの非磁性埋込パターンの形成工程に適用
されるので、以下併せて説明する。
【0034】本実施の形態において製造される薄膜磁気
ヘッド(記録ヘッド)は、例えば、図5に示したよう
に、主に、下部磁極11A,11B(P1)と、非磁性
層15を挟んで下部磁極11A,11Bに対向配置され
た上部磁極12(P2),13(P3)と、下部磁極1
1A,11Bと上部磁極12,13との間の空間に絶縁
層14を介して配設された巻線構造をなすコイル16と
を含んで構成されている。この薄膜磁気ヘッドは、例え
ば、上部磁極13が上部磁極12の一部と部分的にオー
バーラップして磁気的に連結された分離型構造をなすも
のである。2層構成をなす下部磁極11A,11Bのう
ち、上層の下部磁極11Bに溝42が設けられており、
この溝42に非磁性埋込パターン20が埋め込まれてい
る。
【0035】この薄膜磁気ヘッドでは、コイル16が通
電されると磁束が発生し、この磁束の大部分は下部磁極
11A,11Bおよび上部磁極12,13に収容され
る。そして、薄膜磁気ヘッドのエアベアリング面(AB
S;記録媒体対向面)18が記録媒体(図示せず)と対
向した状態において、下部磁極11A,11Bや上部磁
極12,13内を伝播した磁束がギャップ19(非磁性
層15)を通過するとき、ギャップ19近傍に生じた信
号磁界により記録媒体に情報が記録される。この薄膜磁
気ヘッドでは、特に、下部磁極11Bに埋め込まれた非
磁性埋込パターン20の存在により、下部磁極11Bお
よび上部磁極12のそれぞれのうち、両者が互いに対向
する部分の面積がより小さくなるため、より多くの磁束
がギャップ19近傍に集中することとなる。
【0036】この薄膜磁気ヘッドのうち、非磁性埋込パ
ターン20を形成する際には、まず、図1に示したよう
に、図示しない基体上に、下部磁極11A,11Bをこ
の順に積層する。下部磁極11A,11Bを形成する際
には、例えば、磁束の伝播特性を確保するために、同一
の形成材料ではなく互いに異なる形成材料を用いるのが
好ましい。具体的には、例えば、ニッケル鉄合金(Ni
80Fe20)を用いて約1.0μm〜2.0μmの厚みで
下部磁極11Aを形成すると共に、コバルトニッケル鉄
合金(CoNiFe)またはニッケル鉄合金(Ni45
55あるいはNi80Fe20)を用いて約0.5μm〜
3.0μmの厚みで下部磁極11Bを形成する。ここ
で、下部磁極11Aが本発明における「第1の磁性層」
の一具体例に対応し、下部磁極11Bが本発明における
「第2の磁性層」の一具体例に対応する。また、下部磁
極11A,11Bが本発明における「被覆層」および
「磁性層」の一具体例に対応する。
【0037】続いて、下部磁極11Bの表面を覆うよう
に、マスク層31を約0.04μm〜0.9μmの厚み
で形成する。マスク層31の形成材料としては、例え
ば、フォトレジストと同様にフォトリソグラフィ処理に
より所定の形状にパターニング可能でかつ現像可能であ
る共に、フォトレジストと異なりウェットエッチングに
より容易に除去可能なポリジメチルグルタル酸イミド
(PMGI)などの感光材料を用いるようにする。ここ
で、マスク層31が本発明における「感光層」の一具体
例に対応する。
【0038】続いて、マスク層31上に、フォトリソグ
ラフィ処理により高精度にパターニング可能なフォトレ
ジスト層32を約0.5μm〜2.0μmの厚みで形成
する。
【0039】続いて、フォトリソグラフィ処理によって
マスク層31およびフォトレジスト層32を同時にパタ
ーニングすることにより、図1に示したように、パター
ニング処理後のマスク層31の残存部分およびフォトレ
ジスト層32の残存部分により構成され、後工程におい
て形成される溝42(図2参照)を規定するための開口
を有するリフトオフマスク40を形成する。
【0040】続いて、図2に示したように、リフトオフ
マスク40を用いて、例えばアルゴン(Ar)などのイ
オンビーム41を用いたイオンビームエッチングによっ
て下部磁極11Bをエッチングすることにより、下部磁
極11Bに約0.2μm〜0.5μmの深さの溝42を
選択的に形成する。なお、図2では、例えば、下部磁極
11Bを貫通するように溝42を形成した場合を示して
いる。エッチング処理を行う際には、例えば、ビーム強
度=約250W,イオンエネルギー=約250Vとす
る。なお、エッチング手法としては、上記したイオンビ
ームエッチングに代えて、例えばリアクティブイオンビ
ームエッチング(RIBE)などの他の手法を用いるこ
とも可能である。ただし、エッチング時において活性塩
化物や活性フッ化物によってエッチング対象物(下部磁
極11B)がアタックされることによる弊害を防止する
ことを考慮すれば、イオンビームエッチングを用いるの
が好ましい。
【0041】続いて、図3に示したように、リフトオフ
マスク40を配設したまま、例えばスパッタリングによ
り、少なくとも溝42が埋め込まれるように非磁性埋込
層50を形成する。非磁性埋込層50を形成する際に
は、例えば、形成材料として酸化アルミニウム(アルミ
ナ;Al2 3 )や酸化珪素(シリカ;SiO2 )など
の非磁性材料を用いると共に、形成厚みが下部磁極11
Bの厚みとほぼ等しくなるようにする。具体的には、例
えば、約0.3μm〜0.55μmの厚みとなるように
非磁性埋込層50を形成する。下部磁極11Bに設けら
れた溝42は、非磁性埋込層50によって満たされる。
なお、非磁性埋込層50の形成手法としては、上記した
スパッタリングに代えて、例えばイオンビーム蒸着など
の他の手法を用いることも可能である。
【0042】続いて、リフト処理を行う。すなわち、例
えばN−メチルピロリドン(NMP)またはアセトンを
含むエッチャントを用いたウェットエッチングによって
マスク層31を溶解させることにより、リフトオフマス
ク40を除去する。これにより、リフトオフマスク40
と共に、その上に配設されている非磁性埋込層50が選
択的に除去され、図4に示したように、溝42に埋め込
まれた非磁性埋込層50の残存部分からなる非磁性埋込
パターン20が溝42に選択的に形成される。下部磁極
11Bおよび非磁性埋込パターン20の表面は、全体に
渡ってほぼ平坦となる。
【0043】上記した形成手法により非磁性埋込パター
ン20を形成したところ、設計寸法に対する形成誤差
は、溝42の深さについて約8%,非磁性埋込パターン
20の厚みについて約6%,非磁性埋込パターン20に
よる溝42の充填率について約5%であった。実際の形
成工程では、非磁性埋込パターン20による溝42の充
填状態が若干過剰になったが、この過剰部分にキスラッ
プ(極簡単なCMP処理)を施したところ、下部磁極1
1Bと非磁性埋込パターン20との間の境界近傍に生じ
た微細な凹凸が除去され、溝42周辺の下部磁極11B
や非磁性パターン20の表面は全体に渡って平坦になっ
た。
【0044】以上説明したように、本実施の形態に係る
薄膜磁気ヘッドの製造方法では、リフトオフマスク40
を用いて溝42の形成および非磁性埋込層50の形成の
双方を行ったのちリフトオフ処理を行うことにより、溝
42に非磁性埋込パターン20を選択的に形成するよう
にしたので、CMP処理を用いずに非磁性埋込パターン
20を形成することが可能になる。このような場合に
は、従来用いられていたCMP法の弊害、すなわち研磨
面の非平坦性や過研磨による下部磁極11Bの目減り等
の問題が回避される。したがって、本実施の形態では、
CMP法を用いた従来の場合よりも非磁性埋込パターン
20の厚み精度が向上すると共に、下部磁極11Bおよ
び非磁性埋込パターン20の表面が全体に渡って平坦化
されるため、薄膜磁気ヘッドを高精度に製造することが
できる。
【0045】特に、本実施の形態では、ウェットエッチ
ングにより容易に除去可能なマスク層31と高精度にパ
ターニング可能なフォトレジスト層32との積層体によ
りリフトオフマスク40を構成するようにしたので、マ
スク層31またはフォトレジスト層32のいずれかのみ
によりリフトオフマスク40を構成する場合よりも、リ
フトオフマスク40を高精度に形成することができると
共に、リフトオフ処理時にリフトオフマスク40を容易
に除去することができる。
【0046】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変
形が可能である。例えば、上記実施の形態では、図2に
示したように、溝42を形成する際、下部磁極11Bを
貫通するようにエッチングしたが、必ずしもこれに限ら
れるものではなく、下部磁極11Bに対するエッチング
量は溝42の設計深さに応じて自由に設定可能である。
【0047】また、例えば、上記実施の形態では、本発
明の埋込パターンの形成方法を、薄膜磁気ヘッドのうち
の非磁性埋込パターン20の形成工程に適用する場合に
ついて説明したが、必ずしもこれに限られるものではな
く、薄膜磁気ヘッドのうちの他の構成要素または薄膜磁
気ヘッド以外の他の分野における各種デバイス等の製造
に適用可能である。
【0048】また、例えば、上記実施の形態において説
明した磁気ヘッドの製造方法に関する形成材料,形成方
法および形成される磁気ヘッドの構成等は、必ずしもこ
れに限られるものではなく、リフトオフマスク40を用
いて溝42の形成および非磁性埋込層50の形成の双方
を行ったのちリフトオフ処理を行うことにより、溝42
に非磁性埋込パターン20を高精度に形成することが可
能な限り、自由に変形可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項9のいずれか1項に記載の埋込パターンの形成方法
によれば、リフトオフマスクを用いて溝の形成および埋
込層の形成の双方を行ったのちリフトオフ処理を行うこ
とにより、溝に埋込パターンを選択的に形成するように
したので、CMP処理を用いずに埋込パターンを形成す
ることが可能になり、従来用いられていたCMP法の弊
害の発生が回避される。したがってCMP法を用いた従
来の場合よりも埋込パターンの厚み精度を向上させ、埋
込パターンを高精度い形成することができると共に、被
覆層および埋込パターンの表面を全体に渡って平坦化す
ることができる。
【0050】また、請求項10ないし請求項20のいず
れか1項に記載の磁気ヘッドの製造方法によれば、本発
明の埋込パターンの形成方法を利用して非磁性埋込パタ
ーンを形成するようにしたので、非磁性埋込パターンの
厚み精度が向上すると共に、第2の磁性層および非磁性
埋込パターンの表面が全体に渡って平坦化される、した
がって、磁気ヘッドを高精度に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る磁気ヘッドの製造
方法における一工程を説明するための断面図である。
【図2】図1に続く工程を説明するための断面図であ
る。
【図3】図2に続く工程を説明するための断面図であ
る。
【図4】図3に続く工程を説明するための断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態に係る磁気ヘッドの製造
方法により製造される薄膜磁気ヘッドの要部の構成を表
す断面図である。
【図6】従来の埋込パターンの形成方法における一工程
を説明するための断面図である。
【図7】図6に続く工程を説明するための断面図であ
る。
【符号の説明】
11A,11B…下部磁極、12,13…上部磁極、1
4…絶縁層、15…非磁性層、16…コイル、18…A
BS、19…ギャップ、31…マスク層、32…フォト
レジスト層、40…リフトオフマスク、41…イオンビ
ーム、42…溝、50…非磁性埋込層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂民 陳 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95120 サンノゼ ウッドビュー プレー ス 1025 (72)発明者 克▲強▼ 朱 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94539 フレモント ウッドサイド テラ ス 3535 Fターム(参考) 2H096 AA27 CA05 HA23 HA27 HA28 HA30 JA04 KA02 KA25 LA01 5D033 AA01 BA01 BA07 CA05 DA02 DA07 DA31

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に形成された、上面を有する被覆
    層に、埋込パターンを形成する方法であって、 前記被覆層の上面を覆うように、容易にエッチング可能
    な感光層を形成する第1の工程と、 この感光層上に、フォトレジスト層を形成する第2の工
    程と、 前記フォトレジスト層および前記感光層をパターニング
    することにより、溝規定用のリフトオフマスクを形成す
    る第3の工程と、 このリフトオフマスクを用いて前記被覆層を所定の深さ
    までエッチングすることにより、前記被覆層に前記溝を
    形成する第4の工程と、 前記リフトオフマスクを配設したまま、少なくとも前記
    溝を埋め込むように、前記所定の深さと等しい厚みだけ
    埋込層を形成する第5の工程と、 前記リフトオフマスクと共にその上に配設されている埋
    込層を選択的に除去することにより、前記被覆層の厚み
    と等しい厚みとなるように、前記溝に前記埋込パターン
    を選択的に形成する第6の工程とを含むことを特徴とす
    る埋込パターンの形成方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の工程において、 0.04μm以上0.9μm以下の範囲内の厚みとなる
    ように前記感光層を形成することを特徴とする請求項1
    記載の埋込パターンの形成方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の工程において、 ポリジメチルグルタル酸イミドを用いて前記感光層を形
    成することを特徴とする請求項1記載の埋込パターンの
    形成方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の工程において、 0.5μm以上2.0μmの厚みとなるように前記フォ
    トレジスト層を形成することを特徴とする請求項1記載
    の埋込パターンの形成方法。
  5. 【請求項5】 前記第4の工程において、 エッチング手法としてイオンビームエッチングまたはリ
    アクティブイオンビームエッチングを用いることを特徴
    とする請求項1記載の埋込パターンの形成方法。
  6. 【請求項6】 前記第4の工程において、 0.2μm以上0.5μm以下の範囲内の深さとなるよ
    うに前記溝を形成することを特徴とする請求項1記載の
    埋込パターンの形成方法。
  7. 【請求項7】 前記第5の工程において、 酸化アルミニウムまたは酸化珪素を用いて前記埋込層を
    形成することを特徴とする請求項1記載の埋込パターン
    の形成方法。
  8. 【請求項8】 前記第5の工程において、 0.3μm以上0.55μm以下の範囲内の厚みとなる
    ように前記埋込層を形成することを特徴とする請求項1
    記載の埋込パターンの形成方法。
  9. 【請求項9】 前記第6の工程において、 N−メチルピロリドンまたはアセトンを含むエッチャン
    トを用いることを特徴とする請求項1記載の埋込パター
    ンの形成方法。
  10. 【請求項10】 溝が設けられた磁性層と、この磁性層
    の溝に埋め込まれた非磁性埋込パターンとを含む記録ヘ
    ッドを備えた磁気ヘッドの製造方法であって、 前記磁性層を構成する第1の磁性層および第2の磁性層
    がこの順に積層された基体のうち、前記第2の磁性層上
    に、容易にエッチング可能な感光層を形成する第1の工
    程と、 この感光層上に、フォトレジスト層を形成する第2の工
    程と、 前記フォトレジスト層および前記感光層をパターニング
    することにより、溝規定用のリフトオフマスクを形成す
    る第3の工程と、 このリフトオフマスクを用いて前記第2の磁性層をエッ
    チングすることにより、前記第2の磁性層に前記溝を形
    成する第4の工程と、 前記リフトオフマスクを配設したまま、少なくとも前記
    溝を埋め込むように、前記第2の磁性層の厚みと等しい
    厚みだけ非磁性埋込層を形成する第5の工程と、 前記リフトオフマスクと共にその上に配設されている非
    磁性埋込層を除去することにより、前記第2の磁性層の
    厚みと等しい厚みとなるように、前記溝に前記非磁性埋
    込パターンを選択的に形成する第6の工程とを含むこと
    を特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の工程において、 1.0μm以上2.0μm以下の範囲内の厚みとなるよ
    うに前記第1の磁性層が形成された前記基体を用いるこ
    とを特徴とする請求項10記載の磁気ヘッドの製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記第1の工程において、 ニッケル鉄合金(Ni80Fe20)よりなる前記第1の磁
    性層が形成された前記基体を用いることを特徴とする請
    求項10記載の磁気ヘッドの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の工程において、 0.5μm以上3.0μm以下の範囲内の厚みとなるよ
    うに前記第2の磁性層が形成された前記基体を用いるこ
    とを特徴とする請求項10記載の磁気ヘッドの製造方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第1の工程において、 コバルトニッケル鉄合金(CoNiFe)またはニッケ
    ル鉄合金(Ni45Fe 55あるいはNi80Fe20)のいず
    れかよりなる前記第2の磁性層が形成された前記基体を
    用いることを特徴とする請求項10記載の磁気ヘッドの
    製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第4の工程において、 エッチング手法としてイオンビームエッチングまたはリ
    アクティブイオンビームエッチングを用いることを特徴
    とする請求項10記載の磁気ヘッドの製造方法。
  16. 【請求項16】 前記第5の工程において、 酸化アルミニウムまたは酸化珪素を用いて前記非磁性埋
    込層を形成することを特徴とする請求項10記載の磁気
    ヘッドの製造方法。
  17. 【請求項17】 前記第5の工程において、 スパッタリングまたはイオンビーム蒸着により前記非磁
    性埋込層を形成することを特徴とする請求項10記載の
    磁気ヘッドの製造方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の工程において、 0.04μm以上0.9μm以下の範囲内の厚みとなる
    ように前記感光層を形成することを特徴とする請求項1
    0記載の磁気ヘッドの製造方法。
  19. 【請求項19】 前記第1の工程において、 ポリジメチルグルタル酸イミドを用いて前記感光層を形
    成することを特徴とする請求項10記載の磁気ヘッドの
    製造方法。
  20. 【請求項20】 前記第2の工程において、 0.5μm以上2.0μm以下の範囲内の厚みとなるよ
    うに前記フォトレジスト層を形成することを特徴とする
    請求項10記載の磁気ヘッドの製造方法。
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