JP2002197376A - ユーザに応じてカストマイズされた仮想世界を提供する方法および装置 - Google Patents
ユーザに応じてカストマイズされた仮想世界を提供する方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザのニーズに応じた可変的仮想世界を生
成する。 【解決手段】 本発明の情報処理装置（１００）はプロ
セッサ（１０１）を具えている。プロセッサは、第１の
仮想世界の画像をディスプレイ（１２５）に表示させ
る。第１の仮想世界は予め定義されたオブジェクトとユ
ーザによって選択されたアバタとを含むものである。ア
バタはユーザの制御に従って第１の仮想世界において行
動する。プロセッサは、第１の仮想世界におけるオブジ
ェクトの配置に対するアバタの配置からアバタの行動を
分析してユーザの特徴を導出し、導出された特徴に従っ
て、別のオブジェクトを含む第２の仮想世界を決定す
る。プロセッサは、第２の仮想世界の画像がそのディス
プレイに表示されるようにする。
成する。 【解決手段】 本発明の情報処理装置（１００）はプロ
セッサ（１０１）を具えている。プロセッサは、第１の
仮想世界の画像をディスプレイ（１２５）に表示させ
る。第１の仮想世界は予め定義されたオブジェクトとユ
ーザによって選択されたアバタとを含むものである。ア
バタはユーザの制御に従って第１の仮想世界において行
動する。プロセッサは、第１の仮想世界におけるオブジ
ェクトの配置に対するアバタの配置からアバタの行動を
分析してユーザの特徴を導出し、導出された特徴に従っ
て、別のオブジェクトを含む第２の仮想世界を決定す
る。プロセッサは、第２の仮想世界の画像がそのディス
プレイに表示されるようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、個々のユーザに応
じた可変的仮想空間の生成に関する。
じた可変的仮想空間の生成に関する。
【０００２】
【発明の背景】現在、インターネットのホームページに
は、構成が固定された２次元仮想世界（バーチャル・ワ
ールド）のショッピングモールが存在し、そのショッピ
ングモールでは商品の陳列形態も固定されている。ま
た、そのショッピングモールは、３次元仮想世界であっ
てもよいであろう。しかし、そのようなショッピングモ
ール構成では、所望の商品が現在のクライアント表示画
面内またはその画面の近くにあっても、ショッピングモ
ール・システム・ユーザまたは消費者が画面上でそれを
見つけることができないことがある。また、検索画面上
でキーワード検索を行って所望の商品を見つける方法も
あるが、適切なキーワードが入力されないと、それを見
つけることができないことがある。また、そのような不
便さは、ショッピングモールを運営する販売者にとって
も不利である。
は、構成が固定された２次元仮想世界（バーチャル・ワ
ールド）のショッピングモールが存在し、そのショッピ
ングモールでは商品の陳列形態も固定されている。ま
た、そのショッピングモールは、３次元仮想世界であっ
てもよいであろう。しかし、そのようなショッピングモ
ール構成では、所望の商品が現在のクライアント表示画
面内またはその画面の近くにあっても、ショッピングモ
ール・システム・ユーザまたは消費者が画面上でそれを
見つけることができないことがある。また、検索画面上
でキーワード検索を行って所望の商品を見つける方法も
あるが、適切なキーワードが入力されないと、それを見
つけることができないことがある。また、そのような不
便さは、ショッピングモールを運営する販売者にとって
も不利である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユー
ザのニーズに応じた可変的仮想世界を生成することであ
る。
ザのニーズに応じた可変的仮想世界を生成することであ
る。
【０００４】
【発明の概要】本発明の１つの特徴（側面）によれば、
情報処理装置は、記憶装置およびプロセッサを具えてい
る。その記憶装置は、ユーザによって入力されたデータ
を格納する第１のメモリ領域と、複数の仮想世界の画像
データを格納する第２のメモリ領域とを含んでいる。そ
のプロセッサは、その第２のメモリ領域に格納されてい
る第１の仮想世界の画像を表示装置に表示させる。その
第１の仮想世界は予め定義されたオブジェクトとそのユ
ーザによって選択されたアバタとを含むものである。そ
のオブジェクトは特定の内容に関連付けられている。そ
のアバタはそのユーザの制御に従ってその第１の仮想世
界において行動する。そのプロセッサは、そのユーザに
よって入力されたその第１の仮想世界におけるそのアバ
タの配置（ポジション）をその第１のメモリ領域に格納
する。そのプロセッサは、その第１の仮想世界における
そのアバタの行動を分析してそのユーザの特徴を導出
し、その導出された特徴に従って、別のオブジェクトを
含む第２の仮想世界を決定する。その別のオブジェクト
は特定の内容と特定の配置とを有する。そのプロセッサ
は、その第２の仮想世界の画像がその表示装置に表示さ
れるようにする。
情報処理装置は、記憶装置およびプロセッサを具えてい
る。その記憶装置は、ユーザによって入力されたデータ
を格納する第１のメモリ領域と、複数の仮想世界の画像
データを格納する第２のメモリ領域とを含んでいる。そ
のプロセッサは、その第２のメモリ領域に格納されてい
る第１の仮想世界の画像を表示装置に表示させる。その
第１の仮想世界は予め定義されたオブジェクトとそのユ
ーザによって選択されたアバタとを含むものである。そ
のオブジェクトは特定の内容に関連付けられている。そ
のアバタはそのユーザの制御に従ってその第１の仮想世
界において行動する。そのプロセッサは、そのユーザに
よって入力されたその第１の仮想世界におけるそのアバ
タの配置（ポジション）をその第１のメモリ領域に格納
する。そのプロセッサは、その第１の仮想世界における
そのアバタの行動を分析してそのユーザの特徴を導出
し、その導出された特徴に従って、別のオブジェクトを
含む第２の仮想世界を決定する。その別のオブジェクト
は特定の内容と特定の配置とを有する。そのプロセッサ
は、その第２の仮想世界の画像がその表示装置に表示さ
れるようにする。
【０００５】本発明の別の特徴によれば、その情報処理
装置のプロセッサは、その第２のメモリ領域に格納され
ている第１の仮想世界の定義データをそのユーザ情報処
理端末に供給する。そのプロセッサは、そのユーザによ
って入力されたその第１の仮想世界におけるそのアバタ
の配置をその第１のメモリ領域に格納する。そのプロセ
ッサは、その第１の仮想世界におけるそのアバタの行動
を分析してそのユーザの興味を導出し、その導出された
興味に従って別のオブジェクトを含む第２の仮想世界を
決定する。その別のオブジェクトは特定の内容と特定の
配置とを有する。そのプロセッサは、その第２の仮想世
界に関連するデータをそのユーザ情報処理端末に供給す
る。
装置のプロセッサは、その第２のメモリ領域に格納され
ている第１の仮想世界の定義データをそのユーザ情報処
理端末に供給する。そのプロセッサは、そのユーザによ
って入力されたその第１の仮想世界におけるそのアバタ
の配置をその第１のメモリ領域に格納する。そのプロセ
ッサは、その第１の仮想世界におけるそのアバタの行動
を分析してそのユーザの興味を導出し、その導出された
興味に従って別のオブジェクトを含む第２の仮想世界を
決定する。その別のオブジェクトは特定の内容と特定の
配置とを有する。そのプロセッサは、その第２の仮想世
界に関連するデータをそのユーザ情報処理端末に供給す
る。
【０００６】本発明のさらに別の特徴によれば、記憶媒
体に格納された情報処理装置用のプログラムは、そのプ
ロセッサに、その第２のメモリ領域に格納されている第
１の仮想世界の画像を表示装置に表示させるステップを
実行させる。その第１の仮想世界は予め定義されたオブ
ジェクトとそのユーザによって選択されたアバタとを含
んでいる。そのオブジェクトは特定の内容に関連付けら
れていて特定の配置を有する。記アバタはそのユーザの
制御に従ってその第１の仮想世界において行動する。プ
ログラムは、そのプロセッサに、さらに、そのユーザに
よって入力されたその第１の仮想世界におけるそのアバ
タの配置をその第１のメモリ領域に格納するステップ
と、その第１の仮想世界におけるそのアバタの行動を分
析してそのユーザの特徴を導出し、その導出された特徴
に従って、特定の内容と特定の配置とを有する別のオブ
ジェクトを含む第２の仮想世界を決定するステップと、
その第２の仮想世界の画像がその表示装置に表示される
ようにするステップと、を実行させる。
体に格納された情報処理装置用のプログラムは、そのプ
ロセッサに、その第２のメモリ領域に格納されている第
１の仮想世界の画像を表示装置に表示させるステップを
実行させる。その第１の仮想世界は予め定義されたオブ
ジェクトとそのユーザによって選択されたアバタとを含
んでいる。そのオブジェクトは特定の内容に関連付けら
れていて特定の配置を有する。記アバタはそのユーザの
制御に従ってその第１の仮想世界において行動する。プ
ログラムは、そのプロセッサに、さらに、そのユーザに
よって入力されたその第１の仮想世界におけるそのアバ
タの配置をその第１のメモリ領域に格納するステップ
と、その第１の仮想世界におけるそのアバタの行動を分
析してそのユーザの特徴を導出し、その導出された特徴
に従って、特定の内容と特定の配置とを有する別のオブ
ジェクトを含む第２の仮想世界を決定するステップと、
その第２の仮想世界の画像がその表示装置に表示される
ようにするステップと、を実行させる。
【０００７】本発明のさらに別の特徴によれば、そのプ
ログラムは、そのプロセッサに、その第２のメモリ領域
に格納されている第１の仮想世界の定義データをそのユ
ーザ情報処理端末に供給するステップと、そのユーザに
よって入力されたその第１の仮想世界におけるそのアバ
タの配置をその第１のメモリ領域に格納するステップ
と、その第１の仮想世界におけるそのアバタの行動を分
析してそのユーザの興味を導出し、その導出された興味
に従って、特定の内容と配置とを有する別のオブジェク
トを含む第２の仮想世界を決定するステップと、その第
２の仮想世界に関連するデータをそのユーザ情報処理端
末に供給するステップと、を実行させる。
ログラムは、そのプロセッサに、その第２のメモリ領域
に格納されている第１の仮想世界の定義データをそのユ
ーザ情報処理端末に供給するステップと、そのユーザに
よって入力されたその第１の仮想世界におけるそのアバ
タの配置をその第１のメモリ領域に格納するステップ
と、その第１の仮想世界におけるそのアバタの行動を分
析してそのユーザの興味を導出し、その導出された興味
に従って、特定の内容と配置とを有する別のオブジェク
トを含む第２の仮想世界を決定するステップと、その第
２の仮想世界に関連するデータをそのユーザ情報処理端
末に供給するステップと、を実行させる。
【０００８】本発明のさらに別の特徴によれば、可変的
仮想世界の生成方法は、ユーザによって入力されたデー
タをメモリに格納し、そのメモリに格納されたその入力
データを分析して特徴を導出し、その特徴に従って仮想
世界を決定し、その決定された仮想世界に関連するデー
タをそのユーザの装置に提示する。
仮想世界の生成方法は、ユーザによって入力されたデー
タをメモリに格納し、そのメモリに格納されたその入力
データを分析して特徴を導出し、その特徴に従って仮想
世界を決定し、その決定された仮想世界に関連するデー
タをそのユーザの装置に提示する。
【０００９】本発明によれば、ユーザのニーズに応じて
決定された可変的仮想世界を生成することができる。
決定された可変的仮想世界を生成することができる。
【００１０】
【発明の好ましい実施形態】図１は、本発明の実施形態
による、インターネット、電話回線網およびＬＡＮ等の
ネットワークを介して相互接続されたサーバ・マシン１
００とクライアント・マシン１２０および１３０からな
るシステムの装置構成を示している。サーバ・マシン１
００はウェブ・サーバ機能および仮想世界サーバ機能を
有する。この実施形態においてその仮想世界は仮想３次
元空間の仮想店舗または仮想ショッピングモールとして
説明するが、例えば、仮想学校、仮想大学、仮想博物館
等のその他の仮想世界であってもよく、また仮想世界は
仮想２次元空間のものであってもよい。
による、インターネット、電話回線網およびＬＡＮ等の
ネットワークを介して相互接続されたサーバ・マシン１
００とクライアント・マシン１２０および１３０からな
るシステムの装置構成を示している。サーバ・マシン１
００はウェブ・サーバ機能および仮想世界サーバ機能を
有する。この実施形態においてその仮想世界は仮想３次
元空間の仮想店舗または仮想ショッピングモールとして
説明するが、例えば、仮想学校、仮想大学、仮想博物館
等のその他の仮想世界であってもよく、また仮想世界は
仮想２次元空間のものであってもよい。
【００１１】サーバ・マシン１００（以下、単にサーバ
ともいう）は、装置構成として典型的にはプロセッサ１
０１、磁気ディスクのような記憶装置１０２〜１２２、
ネットワーク・インタフェース１０４、ビデオモニタ
（図示せず）およびキーボード（図示せず）等を有す
る。プロセッサ１０１は、典型的にはＣＰＵ、ＲＯＭお
よびＲＡＭで構成されている。そのサーバは、さらに、
記憶装置１０２に格納されたアプリケーション・プログ
ラムの形で実装（インプリメント）された複数のサーバ
機能と、ＨＴＴＰアクセス・ログファイル１１０、ログ
ファイル１１２、ユーザ基礎データ・ファイル１１４、
仮想世界定義ファイル１１６、イベント記録ファイル１
１８、ＩＲＣファイル１１９および行動記録ファイル１
２２を含んでいる。その複数のサーバ機能は、プロセッ
サ１０１によって実行されるウェブ・サーバ機能と仮想
世界サーバ機能とを含んでいる。
ともいう）は、装置構成として典型的にはプロセッサ１
０１、磁気ディスクのような記憶装置１０２〜１２２、
ネットワーク・インタフェース１０４、ビデオモニタ
（図示せず）およびキーボード（図示せず）等を有す
る。プロセッサ１０１は、典型的にはＣＰＵ、ＲＯＭお
よびＲＡＭで構成されている。そのサーバは、さらに、
記憶装置１０２に格納されたアプリケーション・プログ
ラムの形で実装（インプリメント）された複数のサーバ
機能と、ＨＴＴＰアクセス・ログファイル１１０、ログ
ファイル１１２、ユーザ基礎データ・ファイル１１４、
仮想世界定義ファイル１１６、イベント記録ファイル１
１８、ＩＲＣファイル１１９および行動記録ファイル１
２２を含んでいる。その複数のサーバ機能は、プロセッ
サ１０１によって実行されるウェブ・サーバ機能と仮想
世界サーバ機能とを含んでいる。
【００１２】クライアント・マシン１２０（以下、単に
クライアントともいう）は、プロセッサ１２１、記憶装
置１２３、ビデオモニタまたは表示装置１２５、キーボ
ードおよびマウス等の入力装置１２７、およびダイヤラ
およびモデムを含むこともあるネットワーク・インタフ
ェース１２９、等を具えたデスクトップ型、ノートブッ
ク型またはハンドヘルド型等のパーソナルコンピュータ
（ＰＣ）のような情報処理装置であればよい。クライア
ント１２０の記憶装置１２３には、プロセッサ１２１に
よって実行されるウェブ・ブラウザ・プログラムおよび
仮想世界用クライアント機能プログラムが格納されてい
る。その仮想世界クライアント機能プログラムおよび仮
想世界サーバ機能プログラムは、本発明に従う拡張され
たＶＲＭＬサーバ／クライアント・システムである。
クライアントともいう）は、プロセッサ１２１、記憶装
置１２３、ビデオモニタまたは表示装置１２５、キーボ
ードおよびマウス等の入力装置１２７、およびダイヤラ
およびモデムを含むこともあるネットワーク・インタフ
ェース１２９、等を具えたデスクトップ型、ノートブッ
ク型またはハンドヘルド型等のパーソナルコンピュータ
（ＰＣ）のような情報処理装置であればよい。クライア
ント１２０の記憶装置１２３には、プロセッサ１２１に
よって実行されるウェブ・ブラウザ・プログラムおよび
仮想世界用クライアント機能プログラムが格納されてい
る。その仮想世界クライアント機能プログラムおよび仮
想世界サーバ機能プログラムは、本発明に従う拡張され
たＶＲＭＬサーバ／クライアント・システムである。
【００１３】図２は、本発明の実施形態による予め定義
された第１の３次元仮想世界２０および可変的にまたは
適応的に定義される第２の３次元仮想世界３０を示して
いる。本発明の実施形態における仮想世界２０および３
０は、周知の形態でＶＲＭＬで記述されている。第１の
仮想世界２０は仮想レセプションルームであり、その内
には複数の掲示物体２２、および第２の仮想世界３０へ
のドア２５、等が配置されている。第２の仮想世界３０
は仮想店舗であり、後で詳しく説明する方法で決定され
た商品提示パターンで複数の商品が配置されている。
された第１の３次元仮想世界２０および可変的にまたは
適応的に定義される第２の３次元仮想世界３０を示して
いる。本発明の実施形態における仮想世界２０および３
０は、周知の形態でＶＲＭＬで記述されている。第１の
仮想世界２０は仮想レセプションルームであり、その内
には複数の掲示物体２２、および第２の仮想世界３０へ
のドア２５、等が配置されている。第２の仮想世界３０
は仮想店舗であり、後で詳しく説明する方法で決定され
た商品提示パターンで複数の商品が配置されている。
【００１４】仮想世界２０および３０における物体、例
えば建物、掲示物およびドア等の配置（ポジション）
は、３次元空間における位置座標、および方向および角
度座標（ｘ，ｙ，ｚ，ｏｘ，ｏｙ，ｏｚ，ｒｄ）で定義
されている。その仮想世界２０および３０にはユーザの
アバタ（分身）２６が登場する。ユーザは、キーボード
および／またはマウス等の入力装置１２７を用いて仮想
世界２０および３０においてそのアバタ２６を行動させ
る。仮想世界２０および３０におけるアバタ２６の配置
（ポジション、位置および姿勢）および振る舞いは、周
知の形態でアバタ２６の各時点における３次元空間位置
座標（ｘ，ｙ，ｚ）およびその座標に対する相対的な方
向および角度座標（ｏｘ，ｏｙ，ｏｚ，ｒｄ）で表現さ
れる。ここで（ｏｘ，ｏｙ，ｏｚ）はアバタ２６の体の
ベクトルを表す方向ベクトルを表し、ｒｄはその方向ベ
クトルを軸とした表（顔）の向き即ち角度（ラジアン）
を孤独法で表している。その位置座標および方向角度座
標は、一定間隔（例えば、デフォルト値の１秒間隔）で
クライアント１２０からサーバ１００にアバタ２６の空
間座標データとして送信され、ログファイル１１２に格
納されて、サーバ１００によって分析される。
えば建物、掲示物およびドア等の配置（ポジション）
は、３次元空間における位置座標、および方向および角
度座標（ｘ，ｙ，ｚ，ｏｘ，ｏｙ，ｏｚ，ｒｄ）で定義
されている。その仮想世界２０および３０にはユーザの
アバタ（分身）２６が登場する。ユーザは、キーボード
および／またはマウス等の入力装置１２７を用いて仮想
世界２０および３０においてそのアバタ２６を行動させ
る。仮想世界２０および３０におけるアバタ２６の配置
（ポジション、位置および姿勢）および振る舞いは、周
知の形態でアバタ２６の各時点における３次元空間位置
座標（ｘ，ｙ，ｚ）およびその座標に対する相対的な方
向および角度座標（ｏｘ，ｏｙ，ｏｚ，ｒｄ）で表現さ
れる。ここで（ｏｘ，ｏｙ，ｏｚ）はアバタ２６の体の
ベクトルを表す方向ベクトルを表し、ｒｄはその方向ベ
クトルを軸とした表（顔）の向き即ち角度（ラジアン）
を孤独法で表している。その位置座標および方向角度座
標は、一定間隔（例えば、デフォルト値の１秒間隔）で
クライアント１２０からサーバ１００にアバタ２６の空
間座標データとして送信され、ログファイル１１２に格
納されて、サーバ１００によって分析される。
【００１５】サーバ１００は、ログファイル１１２中の
アバタ２６の座標と仮想世界定義ファイル１１６におけ
る各物体の座標とを比較したり両者の差分を取ったりし
て、アバタ２６がドアを通過したこと、およびアバタ２
６が掲示物２２に近づいたこと、等の判定を行う。ま
た、サーバ１００は、掲示物２２の位置座標、マウス・
クリックの発生、およびアクセスされたＵＲＬ、等によ
って、仮想レセプションルーム２０における掲示物２２
の詳細情報を見たかどうかを判断する。そのアクセスさ
れたＵＲＬは、ＨＴＴＰアクセス・ログファイル１１０
を参照して知ることができる。
アバタ２６の座標と仮想世界定義ファイル１１６におけ
る各物体の座標とを比較したり両者の差分を取ったりし
て、アバタ２６がドアを通過したこと、およびアバタ２
６が掲示物２２に近づいたこと、等の判定を行う。ま
た、サーバ１００は、掲示物２２の位置座標、マウス・
クリックの発生、およびアクセスされたＵＲＬ、等によ
って、仮想レセプションルーム２０における掲示物２２
の詳細情報を見たかどうかを判断する。そのアクセスさ
れたＵＲＬは、ＨＴＴＰアクセス・ログファイル１１０
を参照して知ることができる。
【００１６】図３〜５は、本発明によるサーバ１００に
よって実行されるウェブ・サーバ機能および仮想世界サ
ーバ機能のフローチャートを示している。ウェブ・サー
バ機能および仮想世界サーバ機能は、クライアント１２
０から受信したユーザの入力データに応じて動作する。
その入力データにはアバタ２６の行動データが含まれ
る。仮想世界サーバ機能はＩＲＣ機能をも含んでいる。
よって実行されるウェブ・サーバ機能および仮想世界サ
ーバ機能のフローチャートを示している。ウェブ・サー
バ機能および仮想世界サーバ機能は、クライアント１２
０から受信したユーザの入力データに応じて動作する。
その入力データにはアバタ２６の行動データが含まれ
る。仮想世界サーバ機能はＩＲＣ機能をも含んでいる。
【００１７】ユーザは、クライアント１２０を介してそ
のウェブ・ブラウザを用いてサーバ１００の仮想店舗シ
ステムにアクセスする。この場合、ユーザは顧客であ
る。すると、図３のステップ３０１において、サーバ１
００は、仮想店舗用の初期画面（図示せず）をクライア
ント１２０に送信してそれをモニタ１２５に表示させ、
ユーザに、アバタを選択して仮想店舗にログインするよ
う指示する。ステップ３０３において、サーバ１００
は、ログインによってクライアント１２０から受信した
ユーザＩＤから、ログファイル１１２またはユーザ基礎
データ・ファイル１１４を参照して、そのユーザが初め
てのログインかどうかを判断する。サーバ１００は、次
に、ユーザの基礎データを得るためのアンケートをクラ
イアント１２０のモニタ１２５の画面（スクリーン）に
表示させ、ユーザにそのアンケートに答えるよう指示す
る。
のウェブ・ブラウザを用いてサーバ１００の仮想店舗シ
ステムにアクセスする。この場合、ユーザは顧客であ
る。すると、図３のステップ３０１において、サーバ１
００は、仮想店舗用の初期画面（図示せず）をクライア
ント１２０に送信してそれをモニタ１２５に表示させ、
ユーザに、アバタを選択して仮想店舗にログインするよ
う指示する。ステップ３０３において、サーバ１００
は、ログインによってクライアント１２０から受信した
ユーザＩＤから、ログファイル１１２またはユーザ基礎
データ・ファイル１１４を参照して、そのユーザが初め
てのログインかどうかを判断する。サーバ１００は、次
に、ユーザの基礎データを得るためのアンケートをクラ
イアント１２０のモニタ１２５の画面（スクリーン）に
表示させ、ユーザにそのアンケートに答えるよう指示す
る。
【００１８】図６は、第１のユーザ基礎データを得るた
めのユーザに対する第１のアンケートを例示している。
図７は、第２のユーザ基礎データを得るためのユーザに
対する第２のアンケートを例示している。ステップ３０
３においてそれが初めのログインであれば、ステップ３
０３において、サーバ１００は、そのユーザに対して、
まず図６に示されたアンケート１の画面を提示して、例
えば年齢、性別、年収、家族構成、居住形態、消費可能
金額および消費志向、等に関する第１のユーザ基礎デー
タを得て、図１のユーザ別の基礎データ・ファイル１１
４にそれを格納する。次いで、サーバ１００は、図７に
示されたアンケート２の画面を提示して、例えば今回の
購入の目的および今回の予算等に関する第２のユーザ基
礎データを得て、ユーザ基礎データ・ファイル１１４に
それを格納する。そのユーザが初めてのログインでなけ
れば（ステップ３０３）、即ち２回目以降のログインで
あれば、ステップ３０６において、サーバ１００は、図
７のアンケート２の画面だけを提示して、例えば今回の
購入の目的および今回の予算等に関する第２の基礎デー
タを得て、基礎データ・ファイル１１４にそれを格納す
る。
めのユーザに対する第１のアンケートを例示している。
図７は、第２のユーザ基礎データを得るためのユーザに
対する第２のアンケートを例示している。ステップ３０
３においてそれが初めのログインであれば、ステップ３
０３において、サーバ１００は、そのユーザに対して、
まず図６に示されたアンケート１の画面を提示して、例
えば年齢、性別、年収、家族構成、居住形態、消費可能
金額および消費志向、等に関する第１のユーザ基礎デー
タを得て、図１のユーザ別の基礎データ・ファイル１１
４にそれを格納する。次いで、サーバ１００は、図７に
示されたアンケート２の画面を提示して、例えば今回の
購入の目的および今回の予算等に関する第２のユーザ基
礎データを得て、ユーザ基礎データ・ファイル１１４に
それを格納する。そのユーザが初めてのログインでなけ
れば（ステップ３０３）、即ち２回目以降のログインで
あれば、ステップ３０６において、サーバ１００は、図
７のアンケート２の画面だけを提示して、例えば今回の
購入の目的および今回の予算等に関する第２の基礎デー
タを得て、基礎データ・ファイル１１４にそれを格納す
る。
【００１９】次いで、ステップ３０８において、サーバ
１００は、選択されたアバタ２６を含んだ仮想店舗用の
仮想３次元レセプションルーム２０の定義ファイル１１
６をクライアント１２０に送信する。クライアント１２
０はそれを受信して、最初にその仮想レセプションルー
ム２０の入り口および選択されたアバタの画像をモニタ
１２５の画面に表示する。
１００は、選択されたアバタ２６を含んだ仮想店舗用の
仮想３次元レセプションルーム２０の定義ファイル１１
６をクライアント１２０に送信する。クライアント１２
０はそれを受信して、最初にその仮想レセプションルー
ム２０の入り口および選択されたアバタの画像をモニタ
１２５の画面に表示する。
【００２０】ユーザは仮想レセプションルーム２０にお
いてそのアバタ２６を行動させる。アバタ２６の行動を
表す座標データは一定時間間隔でクライアント１２０か
らサーバ１００に送信され、ステップ３１０において、
サーバ１００によってアバタが図２の仮想店舗用の仮想
レセプションルーム２０に入ったかどうかが一定間隔で
判断される。アバタ２６がレセプションルーム３０に入
っていないときは、ステップ３１０はアバタがレセプシ
ョンルーム３０に入るまで繰り返される。
いてそのアバタ２６を行動させる。アバタ２６の行動を
表す座標データは一定時間間隔でクライアント１２０か
らサーバ１００に送信され、ステップ３１０において、
サーバ１００によってアバタが図２の仮想店舗用の仮想
レセプションルーム２０に入ったかどうかが一定間隔で
判断される。アバタ２６がレセプションルーム３０に入
っていないときは、ステップ３１０はアバタがレセプシ
ョンルーム３０に入るまで繰り返される。
【００２１】図２に示されたレセプションルーム２０に
は、様々なデザインの３次元の複数の情報掲示物体、ブ
ースまたはオブジェクト２２が配置されており、各掲示
物体には、店舗名Ａ〜Ｇ、各店舗のそれぞれの商品ａ〜
ｇに関する案内情報オブジェクトが掲示されている。掲
示物体２２は、小さい建物の構造を持っていて、その内
部に商品に関する案内情報が掲示されている部屋を持っ
ていてもよい。その案内情報には、商品の概要、商品の
詳細情報、お勧め商品および安売り情報等の商品に関す
る情報が含まれる。また、その商品情報には、詳細情報
にリンクされているＨＴＭＬのＵＲＬが設定されてお
り、ユーザは画面上のそのＵＲＬをクリックすることに
よって詳細情報を見ることができる。そのＵＲＬのクリ
ック即ちそのＵＲＬへのアクセスはＨＴＴＰアクセス・
ログファイル１１０に記録される。その詳細情報には、
静止画像、動画像、音楽、等が含まれる。
は、様々なデザインの３次元の複数の情報掲示物体、ブ
ースまたはオブジェクト２２が配置されており、各掲示
物体には、店舗名Ａ〜Ｇ、各店舗のそれぞれの商品ａ〜
ｇに関する案内情報オブジェクトが掲示されている。掲
示物体２２は、小さい建物の構造を持っていて、その内
部に商品に関する案内情報が掲示されている部屋を持っ
ていてもよい。その案内情報には、商品の概要、商品の
詳細情報、お勧め商品および安売り情報等の商品に関す
る情報が含まれる。また、その商品情報には、詳細情報
にリンクされているＨＴＭＬのＵＲＬが設定されてお
り、ユーザは画面上のそのＵＲＬをクリックすることに
よって詳細情報を見ることができる。そのＵＲＬのクリ
ック即ちそのＵＲＬへのアクセスはＨＴＴＰアクセス・
ログファイル１１０に記録される。その詳細情報には、
静止画像、動画像、音楽、等が含まれる。
【００２２】ステップ３１０においてアバタ２６がレセ
プションルーム２０に入ると、ステップ３１２におい
て、サーバ１００は、設定された行動監視期間におい
て、受信したレセプションルーム２０におけるアバタ２
６の行動を表す座標データを一定間隔、例えば１０ｍｓ
〜３０秒間隔でサーバのログファイル１１２に書き込
む。ログファイル１１２には、日付、時間、仮想世界
名、ユーザＩＤ、アバタ名、クライアントＩＰおよびア
バタ座標（ｘ，ｙ，ｚ，ｏｘ，ｏｙ，ｏｚ，ｒｄ）を含
んだログデータが記録される。ログデータの例を挙げる
と、２０００／８／７１３：１０：２８ ｈｔｔｐ：／
／ｓｅｒｖｅｒ．ｃｏ．ｊｐ／ｔｅｓｔ．ｗｒｌ ＡＫ
Ｑ００１００ 佐藤健 １．２．３．４ １０．０，２
０．０，３０．０，１．０，０．０，１．０，０．５で
ある。
プションルーム２０に入ると、ステップ３１２におい
て、サーバ１００は、設定された行動監視期間におい
て、受信したレセプションルーム２０におけるアバタ２
６の行動を表す座標データを一定間隔、例えば１０ｍｓ
〜３０秒間隔でサーバのログファイル１１２に書き込
む。ログファイル１１２には、日付、時間、仮想世界
名、ユーザＩＤ、アバタ名、クライアントＩＰおよびア
バタ座標（ｘ，ｙ，ｚ，ｏｘ，ｏｙ，ｏｚ，ｒｄ）を含
んだログデータが記録される。ログデータの例を挙げる
と、２０００／８／７１３：１０：２８ ｈｔｔｐ：／
／ｓｅｒｖｅｒ．ｃｏ．ｊｐ／ｔｅｓｔ．ｗｒｌ ＡＫ
Ｑ００１００ 佐藤健 １．２．３．４ １０．０，２
０．０，３０．０，１．０，０．０，１．０，０．５で
ある。
【００２３】そのレセプションルーム２０には、例えば
クライアント１３０の他のアバタ２８がいてもよい。そ
のアバタ２８の座標は、サーバ１００からクライアント
１２０に実質的にリアルタイムで送られる。アバタ２８
は、サーバ１００が用意した受付係アバタであっても、
他のクライアント１３０の他のユーザによって操られる
選択されたアバタであってもよい。
クライアント１３０の他のアバタ２８がいてもよい。そ
のアバタ２８の座標は、サーバ１００からクライアント
１２０に実質的にリアルタイムで送られる。アバタ２８
は、サーバ１００が用意した受付係アバタであっても、
他のクライアント１３０の他のユーザによって操られる
選択されたアバタであってもよい。
【００２４】ユーザは、ＩＲＣ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｒ
ｅｌａｙ Ｃｈａｔ）またはチャット（トーク）と同様
の形態でクライアント１２０からキャラクタ（文字）メ
ッセージを入力することによって、自分のアバタ２６に
メッセージを発生させて他のアバタ２８と会話させるこ
とができる。その際、サーバ１００はＩＲＣサーバとし
ても機能する。サーバ１００は、各クライアント１２
０、１３０からのメッセージをＩＲＣファイル１１９に
書き込む。また、サーバ１００は、アバタ２６および２
８のメッセージを他のクライアント１３０、１２０等に
同報通信する。
ｅｌａｙ Ｃｈａｔ）またはチャット（トーク）と同様
の形態でクライアント１２０からキャラクタ（文字）メ
ッセージを入力することによって、自分のアバタ２６に
メッセージを発生させて他のアバタ２８と会話させるこ
とができる。その際、サーバ１００はＩＲＣサーバとし
ても機能する。サーバ１００は、各クライアント１２
０、１３０からのメッセージをＩＲＣファイル１１９に
書き込む。また、サーバ１００は、アバタ２６および２
８のメッセージを他のクライアント１３０、１２０等に
同報通信する。
【００２５】ステップ３１２においてアバタの座標をロ
グファイル１１２に書き込む度にまたはメッセージをＩ
ＲＣファイル１１９に書き込む度に、次のステップ３１
４において行動監視期間が終了したかどうかが判断され
る。行動監視期間が終了したと判断された場合は、図４
のステップ３１６において、サーバ１００は、ログファ
イル１１２のアバタ座標とレセプションルーム２０内の
掲示物体２２およびその掲示物の各座標（配置）を比較
し、レセプションルーム２０内の特定の店舗名Ａ〜Ｇの
商品ａ１、ａ２、・・・に関する特定の掲示物に近づい
たこと、およびその特定の掲示物の詳細情報を見たこと
（ＵＲＬクリック）等を判定することによって、アバタ
２６の行動を分析して、それによってユーザの関心項目
（興味）または特徴（例えば商品カテゴリ）を導出し、
そのユーザの関心項目を行動データとして行動記録ファ
イル１２２に書き込む。また、サーバ１００は、ＩＲＣ
ファイル１１９中のユーザの即ちアバタ２６の発するメ
ッセージから商品に関連するキーワードを抽出してユー
ザの関心項目を決定し、その関心項目を行動データとし
て行動記録ファイル１２２に書き込む。
グファイル１１２に書き込む度にまたはメッセージをＩ
ＲＣファイル１１９に書き込む度に、次のステップ３１
４において行動監視期間が終了したかどうかが判断され
る。行動監視期間が終了したと判断された場合は、図４
のステップ３１６において、サーバ１００は、ログファ
イル１１２のアバタ座標とレセプションルーム２０内の
掲示物体２２およびその掲示物の各座標（配置）を比較
し、レセプションルーム２０内の特定の店舗名Ａ〜Ｇの
商品ａ１、ａ２、・・・に関する特定の掲示物に近づい
たこと、およびその特定の掲示物の詳細情報を見たこと
（ＵＲＬクリック）等を判定することによって、アバタ
２６の行動を分析して、それによってユーザの関心項目
（興味）または特徴（例えば商品カテゴリ）を導出し、
そのユーザの関心項目を行動データとして行動記録ファ
イル１２２に書き込む。また、サーバ１００は、ＩＲＣ
ファイル１１９中のユーザの即ちアバタ２６の発するメ
ッセージから商品に関連するキーワードを抽出してユー
ザの関心項目を決定し、その関心項目を行動データとし
て行動記録ファイル１２２に書き込む。
【００２６】関心項目には、例えば、ユーザ基礎デー
タ、掲示物体の店舗名Ａ〜Ｇおよび各商品（ａ１、ａ
２、・・・、ｇ１、・・・）の商品カテゴリ等が含まれ
る。各関心項目には、重み即ち関心の度合いを付加して
もよい。例えば、アバタが特定の掲示物に１回近づいた
場合はその商品のカテゴリに関する重みを１とし、特定
の掲示物の詳細情報を１回見た場合のその商品のカテゴ
リの重みを３として、商品カテゴリ毎に加算する。ま
た、ユーザの関心項目およびその重みは、レセプション
ルーム２０に入ってから掲示物体２２内の部屋に入るま
での経過時間、一定時間における歩行距離、近づいた掲
示物体の数、掲示物体に近づいた回数、特定の掲示物体
およびその掲示内容を継続して見ていた時間、および特
定の掲示物体およびその掲示内容を見るときの態度（じ
っと見る、きょろきょろと見る）に従って導出してもよ
い。決定された関心項目が多数存在する場合は所定の閾
値（例えば３）以上のものだけを選択してもよい。
タ、掲示物体の店舗名Ａ〜Ｇおよび各商品（ａ１、ａ
２、・・・、ｇ１、・・・）の商品カテゴリ等が含まれ
る。各関心項目には、重み即ち関心の度合いを付加して
もよい。例えば、アバタが特定の掲示物に１回近づいた
場合はその商品のカテゴリに関する重みを１とし、特定
の掲示物の詳細情報を１回見た場合のその商品のカテゴ
リの重みを３として、商品カテゴリ毎に加算する。ま
た、ユーザの関心項目およびその重みは、レセプション
ルーム２０に入ってから掲示物体２２内の部屋に入るま
での経過時間、一定時間における歩行距離、近づいた掲
示物体の数、掲示物体に近づいた回数、特定の掲示物体
およびその掲示内容を継続して見ていた時間、および特
定の掲示物体およびその掲示内容を見るときの態度（じ
っと見る、きょろきょろと見る）に従って導出してもよ
い。決定された関心項目が多数存在する場合は所定の閾
値（例えば３）以上のものだけを選択してもよい。
【００２７】レセプションルーム２０が３次元で表示さ
れる場合、アバタ２６がレセプションルーム２０に入っ
た直後は、レセプションルーム２０の掲示物体２２の文
字および画像を判読不能な状態で、例えば、小さくまた
はぼかして表示する等の形態で表示しておく。そして、
アバタ２６が掲示物体２２に近づくにつれて、掲示物体
２２の文字および画像を判読可能な状態で表示し、例え
ば、アバタ２６が掲示物体２２に近づくにつれて徐々に
大きくまたは徐々に鮮明に表示する等の形態で表示する
ようにしてもよい。この場合、ユーザが掲示物体２２に
興味を持っているときは、その掲示物体２２が判読可能
な状態で表示された後の少なくとも或る長さの期間に、
例えば、アバタ２６がそれを注視したりまたはユーザが
詳細情報を見るための操作を行うといった行動をとるで
あろう。一方、ユーザが掲示物体２２に興味を持ってい
ないときは、その掲示物体２２が判読可能な状態で表示
された後、短時間でまたは直ぐに他の掲示物体２２にア
バタ２６を移動させるであろう。このような条件の下
で、アバタ２６の行動を表す座標を一定時間間隔で蓄積
してその蓄積した座標データを分析すると、ユーザがど
の掲示物体２２に特に興味を持ったかが判定しやすくな
る。
れる場合、アバタ２６がレセプションルーム２０に入っ
た直後は、レセプションルーム２０の掲示物体２２の文
字および画像を判読不能な状態で、例えば、小さくまた
はぼかして表示する等の形態で表示しておく。そして、
アバタ２６が掲示物体２２に近づくにつれて、掲示物体
２２の文字および画像を判読可能な状態で表示し、例え
ば、アバタ２６が掲示物体２２に近づくにつれて徐々に
大きくまたは徐々に鮮明に表示する等の形態で表示する
ようにしてもよい。この場合、ユーザが掲示物体２２に
興味を持っているときは、その掲示物体２２が判読可能
な状態で表示された後の少なくとも或る長さの期間に、
例えば、アバタ２６がそれを注視したりまたはユーザが
詳細情報を見るための操作を行うといった行動をとるで
あろう。一方、ユーザが掲示物体２２に興味を持ってい
ないときは、その掲示物体２２が判読可能な状態で表示
された後、短時間でまたは直ぐに他の掲示物体２２にア
バタ２６を移動させるであろう。このような条件の下
で、アバタ２６の行動を表す座標を一定時間間隔で蓄積
してその蓄積した座標データを分析すると、ユーザがど
の掲示物体２２に特に興味を持ったかが判定しやすくな
る。
【００２８】次いで、ステップ３１８において、行動記
録ファイル１２２からアバタの過去の行動データが存在
するかどうかを確認し、それが存在する場合はその行動
データの関心項目を読み出す。次いで、ステップ３２０
において、ユーザ基礎データおよび今回および過去の関
心項目に従って、レセプションルーム２０の先に形成さ
れる可変仮想店舗３０における商品の提示パターンを決
定する。
録ファイル１２２からアバタの過去の行動データが存在
するかどうかを確認し、それが存在する場合はその行動
データの関心項目を読み出す。次いで、ステップ３２０
において、ユーザ基礎データおよび今回および過去の関
心項目に従って、レセプションルーム２０の先に形成さ
れる可変仮想店舗３０における商品の提示パターンを決
定する。
【００２９】その決定された提示パターンを有する仮想
店舗３０は、ユーザの関心項目に関連する商品カテゴリ
の商品グループの組み合わせを少なくとも含んでおり、
かつ関心の重みが高いカテゴリの商品が仮想店舗３０の
入口の近くにまたは目につきやすいところに配置されて
いる。仮想店舗３０内の各カテゴリの商品グループは、
レセプションルーム２０内の特定の１つまたは複数の掲
示物体店舗Ａ〜Ｇの掲示情報の各商品に関連づけられて
いる。仮想店舗３０内には店員アバタ３２を配置してユ
ーザのアバタ３６の質問に答え案内するようにしてもよ
い。そのために、サーバ１００は、関心項目に応じたお
よび／または関心項目の重みに応じたそれぞれの提示パ
ターンを有する仮想店舗３０の仮想世界定義ファイル
（ｗｒｌ）１１６を予め複数用意しておき、ユーザの関
心項目および関心の重みに応じてその中の１つを選択す
ればよい。
店舗３０は、ユーザの関心項目に関連する商品カテゴリ
の商品グループの組み合わせを少なくとも含んでおり、
かつ関心の重みが高いカテゴリの商品が仮想店舗３０の
入口の近くにまたは目につきやすいところに配置されて
いる。仮想店舗３０内の各カテゴリの商品グループは、
レセプションルーム２０内の特定の１つまたは複数の掲
示物体店舗Ａ〜Ｇの掲示情報の各商品に関連づけられて
いる。仮想店舗３０内には店員アバタ３２を配置してユ
ーザのアバタ３６の質問に答え案内するようにしてもよ
い。そのために、サーバ１００は、関心項目に応じたお
よび／または関心項目の重みに応じたそれぞれの提示パ
ターンを有する仮想店舗３０の仮想世界定義ファイル
（ｗｒｌ）１１６を予め複数用意しておき、ユーザの関
心項目および関心の重みに応じてその中の１つを選択す
ればよい。
【００３０】表１には、基準となる、ユーザ基礎データ
およびアバタの行動に関するユーザの関心項目のセット
（組み）と、提示パターンと、ＵＲＬとの関係が、例示
されている。表１中の「アバタの行動」の欄における関
心項目（例えば、ａ１、ｂ１）に付加された括弧内の数
字（例えば（２））はそれぞれの提示パターンにおける
その関心項目の最低の重みを示している。
およびアバタの行動に関するユーザの関心項目のセット
（組み）と、提示パターンと、ＵＲＬとの関係が、例示
されている。表１中の「アバタの行動」の欄における関
心項目（例えば、ａ１、ｂ１）に付加された括弧内の数
字（例えば（２））はそれぞれの提示パターンにおける
その関心項目の最低の重みを示している。
【表１】
【００３１】提示パターンは予め類型化（パターン化）
されており、例えば、特定のブランドものだけを集めた
商品提示パターン、洋服だけ集めた提示パターン、男性
の商品だけを集めた提示パターン、および若者向きの商
品を集めた提示パターン、等が多数用意されている。関
心項目が複数の提示パターンに対応することもあり得
る。その場合は、提示パターン１〜７に予め優先順位を
付与しておいて、対応する幾つかの提示パターンの中の
１つだけを選択するようにする。またはその代わりに、
より大きい重みを有するユーザの関心項目を選択して、
それに対応する１つの提示パターンを選択してもよい。
関心項目がいずれの提示パターンにも対応しないとき
は、表１において関心項目にその他と表示された提示パ
ターン７を選択する。
されており、例えば、特定のブランドものだけを集めた
商品提示パターン、洋服だけ集めた提示パターン、男性
の商品だけを集めた提示パターン、および若者向きの商
品を集めた提示パターン、等が多数用意されている。関
心項目が複数の提示パターンに対応することもあり得
る。その場合は、提示パターン１〜７に予め優先順位を
付与しておいて、対応する幾つかの提示パターンの中の
１つだけを選択するようにする。またはその代わりに、
より大きい重みを有するユーザの関心項目を選択して、
それに対応する１つの提示パターンを選択してもよい。
関心項目がいずれの提示パターンにも対応しないとき
は、表１において関心項目にその他と表示された提示パ
ターン７を選択する。
【００３２】次いで、ステップ３２２において、アバタ
２６が仮想店舗３０へのドア２５を通過したかどうかが
判断される。アバタ２６が仮想店舗３０へのドア２５を
通過していないときは、ステップ３３６において、アバ
タ２６がまだレセプションルーム２０にいるかどうかが
判断される。アバタ２６がまだレセプションルーム２０
にいるときは手順（procedure）はステップ３１２〜３
２２を繰り返す。アバタ２６がレセプションルーム２０
にいないときは、手順は図５のステップ３４６に進む。
２６が仮想店舗３０へのドア２５を通過したかどうかが
判断される。アバタ２６が仮想店舗３０へのドア２５を
通過していないときは、ステップ３３６において、アバ
タ２６がまだレセプションルーム２０にいるかどうかが
判断される。アバタ２６がまだレセプションルーム２０
にいるときは手順（procedure）はステップ３１２〜３
２２を繰り返す。アバタ２６がレセプションルーム２０
にいないときは、手順は図５のステップ３４６に進む。
【００３３】アバタ２６が仮想店舗３０へのドア２５を
通過したと判断された場合は、図５のステップ３３８に
おいて、表１に基づいて、ステップ３１２で決定された
仮想店舗３０の提示パターンに対応するＵＲＬを導出し
てクライアント１２０に送信する。それを受信したクラ
イアント１２０は、ステップ３４０において、ウェブ・
ブラウザによって、ドア２５の先にリンクされる仮想店
舗３０のＵＲＬをサーバ１００に送信する。ステップ３
４２において、サーバ１００は、クライアント１２０か
ら受信したＵＲＬを進入データとして行動記録ファイル
１２２に書き込む。ステップ３４４において、サーバ１
００は、そのＵＲＬに関係付けられた別の仮想世界であ
る仮想店舗３０の定義ファイル１１６（例えば、表１の
ｈｏｓｔ．ｘｘ．ｊｐ／ａ．ｗｒｌ）をクライアント１
２０に送信する。クライアント１２０はそれを受信し
て、仮想店舗３０とアバタ２６の画像をモニタ１２５の
画面に表示する。
通過したと判断された場合は、図５のステップ３３８に
おいて、表１に基づいて、ステップ３１２で決定された
仮想店舗３０の提示パターンに対応するＵＲＬを導出し
てクライアント１２０に送信する。それを受信したクラ
イアント１２０は、ステップ３４０において、ウェブ・
ブラウザによって、ドア２５の先にリンクされる仮想店
舗３０のＵＲＬをサーバ１００に送信する。ステップ３
４２において、サーバ１００は、クライアント１２０か
ら受信したＵＲＬを進入データとして行動記録ファイル
１２２に書き込む。ステップ３４４において、サーバ１
００は、そのＵＲＬに関係付けられた別の仮想世界であ
る仮想店舗３０の定義ファイル１１６（例えば、表１の
ｈｏｓｔ．ｘｘ．ｊｐ／ａ．ｗｒｌ）をクライアント１
２０に送信する。クライアント１２０はそれを受信し
て、仮想店舗３０とアバタ２６の画像をモニタ１２５の
画面に表示する。
【００３４】その仮想店舗３０においてユーザはアバタ
２６を動かして（操縦して）通常の仮想店舗に類似した
形態で買い物をする。ステップ３４６において購入等の
最終的な有意な行動が発生したかどうかを判断する。購
入等の最終的行動が発生したら、ステップ３４８におい
て、店舗３０における行動データを行動記録ファイル１
２２に書き込んで、ステップ３５０において、ユーザが
ログアウトしたかどうかを判断する。ログアウトしたら
処理を終了する。ユーザがログアウトしなければ、ステ
ップ３２４に戻る。ユーザはログアウトせずに、再びレ
セプションルーム２０に入ってアバタ２６を前とは異な
る形態で行動させることによって、即ち図３〜５のフロ
ーチャートにおいてステップ３２２および３３６を経由
してステップ３１２に戻って、別の提示パターンを有す
る仮想店舗３０をドア２５の先に形成することができ
る。
２６を動かして（操縦して）通常の仮想店舗に類似した
形態で買い物をする。ステップ３４６において購入等の
最終的な有意な行動が発生したかどうかを判断する。購
入等の最終的行動が発生したら、ステップ３４８におい
て、店舗３０における行動データを行動記録ファイル１
２２に書き込んで、ステップ３５０において、ユーザが
ログアウトしたかどうかを判断する。ログアウトしたら
処理を終了する。ユーザがログアウトしなければ、ステ
ップ３２４に戻る。ユーザはログアウトせずに、再びレ
セプションルーム２０に入ってアバタ２６を前とは異な
る形態で行動させることによって、即ち図３〜５のフロ
ーチャートにおいてステップ３２２および３３６を経由
してステップ３１２に戻って、別の提示パターンを有す
る仮想店舗３０をドア２５の先に形成することができ
る。
【００３５】次に、本発明に従う、図３〜５のフローチ
ャートに関連してサーバ１００とクライアント１２０の
間で実行される新規な諸処理について以下説明する。
ャートに関連してサーバ１００とクライアント１２０の
間で実行される新規な諸処理について以下説明する。
【００３６】図３のステップ３１２および３１４におい
てサーバ１００はアバタの行動および時間を監視する。
図８はその処理に伴うサーバ１００とクライアント１２
０の間で実行されるフローチャートを示している。ステ
ップ３１０（図３）においてアバタがレセプションルー
ムに入ったとき、ステップ３１２（図３）の最初にステ
ップ４０２（図８）において、クライアント１２０はサ
ーバ１００に時間監視を要求する。サーバ１００は、そ
の要求を受け取ると、ステップ４０４および４０６にお
いて時間監視を行う。サーバ１００は、ステップ４０６
において監視時間が経過したと判断したとき、ステップ
４０８において時間監視を終了して時間監視終了をクラ
イアント１２０に通知する。ステップ４１０においてク
ライアント１２０はその終了通知を受信する。
てサーバ１００はアバタの行動および時間を監視する。
図８はその処理に伴うサーバ１００とクライアント１２
０の間で実行されるフローチャートを示している。ステ
ップ３１０（図３）においてアバタがレセプションルー
ムに入ったとき、ステップ３１２（図３）の最初にステ
ップ４０２（図８）において、クライアント１２０はサ
ーバ１００に時間監視を要求する。サーバ１００は、そ
の要求を受け取ると、ステップ４０４および４０６にお
いて時間監視を行う。サーバ１００は、ステップ４０６
において監視時間が経過したと判断したとき、ステップ
４０８において時間監視を終了して時間監視終了をクラ
イアント１２０に通知する。ステップ４１０においてク
ライアント１２０はその終了通知を受信する。
【００３７】この実施形態においてサーバ１００は、ユ
ーザによって入力されたイベント、例えば、図４のステ
ップ３２２においてアバタ２６がドア２５を通過したこ
と、およびユーザのマウス・クリック、等をイベント記
録ファイル１１８に書き込む。図９はその処理に伴うサ
ーバ１００とクライアント１２０の間で実行されるフロ
ーチャートを示している。クライアント１２０は、ステ
ップ５０２においてユーザの入力を監視し、イベントが
発生すると、ステップ５０４においてそのイベント・デ
ータをサーバ１００に送信し、かつそのイベントを処理
定義に従って処理する。サーバ１００は、ステップ５０
６においてそのイベント・データを受信するとそれをイ
ベント記録ファイル１１８に書き込む。
ーザによって入力されたイベント、例えば、図４のステ
ップ３２２においてアバタ２６がドア２５を通過したこ
と、およびユーザのマウス・クリック、等をイベント記
録ファイル１１８に書き込む。図９はその処理に伴うサ
ーバ１００とクライアント１２０の間で実行されるフロ
ーチャートを示している。クライアント１２０は、ステ
ップ５０２においてユーザの入力を監視し、イベントが
発生すると、ステップ５０４においてそのイベント・デ
ータをサーバ１００に送信し、かつそのイベントを処理
定義に従って処理する。サーバ１００は、ステップ５０
６においてそのイベント・データを受信するとそれをイ
ベント記録ファイル１１８に書き込む。
【００３８】図４のステップ３１６においてサーバ１０
０はアバタ２６の行動データを行動記録ファイル１２２
に書き込む。図１０はその処理に伴うサーバ１００とク
ライアント１２０の間で実行されるフローチャートを示
している。クライアント１２０は、ステップ６０２にお
いてサーバ１００に対して行動データの保存を要求す
る。サーバ１００は、その要求の受け取ったことに応答
して、ステップ６０４（ステップ３１６）においてログ
ファイル１１２と仮想世界定義ファイル１１６中の仮想
レセプションルームの定義を比較してユーザの関心項目
を決定して、それを行動データとして行動記録ファイル
１２２に書き込んで保存する。次いで、サーバ１００
は、ステップ６０６（ステップ３４２）において、進入
した仮想世界３０のＵＲＬを行動記録ファイル１２２に
書き込む。サーバ１００は、ステップ６０８（ステップ
３４８）においてユーザの購入等の最終的な有意な行動
を行動記録ファイル１２２に書き込む。
０はアバタ２６の行動データを行動記録ファイル１２２
に書き込む。図１０はその処理に伴うサーバ１００とク
ライアント１２０の間で実行されるフローチャートを示
している。クライアント１２０は、ステップ６０２にお
いてサーバ１００に対して行動データの保存を要求す
る。サーバ１００は、その要求の受け取ったことに応答
して、ステップ６０４（ステップ３１６）においてログ
ファイル１１２と仮想世界定義ファイル１１６中の仮想
レセプションルームの定義を比較してユーザの関心項目
を決定して、それを行動データとして行動記録ファイル
１２２に書き込んで保存する。次いで、サーバ１００
は、ステップ６０６（ステップ３４２）において、進入
した仮想世界３０のＵＲＬを行動記録ファイル１２２に
書き込む。サーバ１００は、ステップ６０８（ステップ
３４８）においてユーザの購入等の最終的な有意な行動
を行動記録ファイル１２２に書き込む。
【００３９】サーバ１００は、この実施形態のステップ
３２０において提示パターンを決定し、ステップ３３８
においてＵＲＬをクライアント１２０に送信する。図１
１はその処理のフローチャートを示している。クライア
ント１２０は、ステップ７０２において提示パターンを
問い合わせる。サーバ１００は、ステップ７０４におい
て、その問い合わせに応答してユーザ基礎データ、およ
び今回および過去の行動データを読み出し、ステップ７
０６においてユーザの関心項目から特定の提示パターン
を有する仮想世界３０を決定する。ステップ７０８にお
いて、サーバ１００は提示パターンに対応するＵＲＬを
決定してクライアント１２０に送信する。ステップ７１
０において、クライアント１２０はそのＵＲＬを受信す
る。
３２０において提示パターンを決定し、ステップ３３８
においてＵＲＬをクライアント１２０に送信する。図１
１はその処理のフローチャートを示している。クライア
ント１２０は、ステップ７０２において提示パターンを
問い合わせる。サーバ１００は、ステップ７０４におい
て、その問い合わせに応答してユーザ基礎データ、およ
び今回および過去の行動データを読み出し、ステップ７
０６においてユーザの関心項目から特定の提示パターン
を有する仮想世界３０を決定する。ステップ７０８にお
いて、サーバ１００は提示パターンに対応するＵＲＬを
決定してクライアント１２０に送信する。ステップ７１
０において、クライアント１２０はそのＵＲＬを受信す
る。
【００４０】以上、本発明を仮想店舗の実施形態につい
て説明したが、本発明は、仮想大学にも適用できる。そ
の場合、ユーザは、学生であり、上述の実施形態と同様
の形態で最初にアバタを選択して仮想大学システムにロ
グインする。ユーザに対するアンケートは、例えば、学
歴、職歴および専門分野、現在まで勉強した科目、興味
のある分野、および勉強の目的に関するものであればよ
い。レセプションルーム２０には、例えば人文科学およ
び専門分野に関する分野毎の情報を含んだ掲示物体を配
置すればよい。
て説明したが、本発明は、仮想大学にも適用できる。そ
の場合、ユーザは、学生であり、上述の実施形態と同様
の形態で最初にアバタを選択して仮想大学システムにロ
グインする。ユーザに対するアンケートは、例えば、学
歴、職歴および専門分野、現在まで勉強した科目、興味
のある分野、および勉強の目的に関するものであればよ
い。レセプションルーム２０には、例えば人文科学およ
び専門分野に関する分野毎の情報を含んだ掲示物体を配
置すればよい。
【００４１】サーバ１００は、上述したのと同様の形態
で、ログファイル１１２のアバタ座標とレセプションル
ーム２０内の掲示物体およびその掲示物の各座標を比較
し、レセプションルーム２０内の特定の掲示物に近づい
たこと、およびその特定の掲示物の詳細情報を見たこと
等を判定することによって、アバタ２６の行動を分析し
て、それによってユーザの関心（興味）項目（例えば、
専門分野、科目）を導出し、そのユーザの関心項目を行
動データとして行動記録ファイル１２２に書き込む。過
去の行動データは、例えば過去に提示された科目の受講
履歴または教材の使用履歴を含んでいる。関心項目に
は、ユーザ基礎データも含まれる。サーバ１００は、そ
の関心項目からレセプションルーム２０の先にリンクさ
れる仮想大学の建物内における各教室、各設備および各
教師（インストラクタ）アバタの配置を決定する。その
教室、設備および教師アバタは各科目および教材に関連
づけられている。
で、ログファイル１１２のアバタ座標とレセプションル
ーム２０内の掲示物体およびその掲示物の各座標を比較
し、レセプションルーム２０内の特定の掲示物に近づい
たこと、およびその特定の掲示物の詳細情報を見たこと
等を判定することによって、アバタ２６の行動を分析し
て、それによってユーザの関心（興味）項目（例えば、
専門分野、科目）を導出し、そのユーザの関心項目を行
動データとして行動記録ファイル１２２に書き込む。過
去の行動データは、例えば過去に提示された科目の受講
履歴または教材の使用履歴を含んでいる。関心項目に
は、ユーザ基礎データも含まれる。サーバ１００は、そ
の関心項目からレセプションルーム２０の先にリンクさ
れる仮想大学の建物内における各教室、各設備および各
教師（インストラクタ）アバタの配置を決定する。その
教室、設備および教師アバタは各科目および教材に関連
づけられている。
【００４２】このようにして、本発明による仮想大学で
は、ユーザの関心項目に応じて仮想大学構内における教
室、科目、教材およびその配置を変えることができ、ユ
ーザは自分のニーズにより適合した学習を計画し学習を
効率的に進めることができる。
は、ユーザの関心項目に応じて仮想大学構内における教
室、科目、教材およびその配置を変えることができ、ユ
ーザは自分のニーズにより適合した学習を計画し学習を
効率的に進めることができる。
【００４３】以上説明した実施形態は典型例として挙げ
たに過ぎず、その変形およびバリエーションは当業者に
とって明らかであり、当業者であれば本発明の原理およ
び請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく
上述の実施形態の種々の変形を行えることは明らかであ
る。
たに過ぎず、その変形およびバリエーションは当業者に
とって明らかであり、当業者であれば本発明の原理およ
び請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく
上述の実施形態の種々の変形を行えることは明らかであ
る。
【００４４】（付記１） 記憶装置およびプロセッサを
具える情報処理装置であって；前記記憶装置は、ユーザ
によって入力されたデータを格納する第１のメモリ領域
と、複数の仮想世界の画像データを格納する第２のメモ
リ領域とを含むものであり；前記プロセッサは、前記第
２のメモリ領域に格納されている第１の仮想世界の画像
をディスプレイに表示させ、前記第１の仮想世界は予め
定義されたオブジェクトと前記ユーザによって選択され
たアバタとを含むものであり、前記オブジェクトは特定
の内容に関連付けられており、前記アバタは前記ユーザ
の制御に従って前記第１の仮想世界において行動するも
のであり、前記プロセッサは、前記ユーザによって入力
された前記第１の仮想世界における前記アバタのポジシ
ョンを前記第１のメモリ領域に格納し、前記プロセッサ
は、前記第１の仮想世界における前記アバタの行動を分
析して前記ユーザの特徴（フィーチャ）を導出し、前記
導出された特徴に従って、別のオブジェクトを含む第２
の仮想世界を決定し、前記別のオブジェクトは特定の内
容と特定のポジションとを有するものであり、前記プロ
セッサは、前記第２の仮想世界の画像が前記ディスプレ
イに表示されるようにする（ａｌｌｏｗ）ものである、
情報処理装置。 （付記２） 前記第２の仮想世界の定義データは前記複
数の仮想世界の定義データの中から選択されるものであ
る、付記１に記載の情報処理装置。 （付記３） 前記ユーザの特徴は、前記第１の仮想世界
における前記オブジェクトのポジションに対する前記ア
バタのポジションから導出されるものである、付記１に
記載の情報処理装置。 （付記４） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザによって
入力されたメッセージから導出されるものである、付記
１に記載の情報処理装置。 （付記５） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザに関する
データから導出されるものである、付記１に記載の情報
処理装置。 （付記６） 前記第２の仮想世界は前記アバタを含むも
のである、付記１に記載の情報処理装置。 （付記７） 前記特徴に重みが付与されている、付記１
に記載の情報処理装置。 （付記８） 前記第２の仮想世界の定義データはＵＲＬ
を用いてアクセスされるものである、付記１に記載の情
報処理装置。 （付記９） 記憶装置およびプロセッサを具える情報処
理装置であって；前記記憶装置は、ユーザによって入力
されたデータを格納する第１のメモリ領域と、複数の仮
想世界の画像データを格納する第２のメモリ領域とを含
むものであり；前記プロセッサは、前記第２のメモリ領
域に格納されている第１の仮想世界の定義データを前記
ユーザ情報処理端末に供給し、前記第１の仮想世界は予
め定義されたオブジェクトと前記ユーザによって選択さ
れたアバタとを含むものであり、前記オブジェクトは特
定の内容に関連付けられており、前記アバタは前記ユー
ザの制御に従って前記第１の仮想世界において行動する
ものであり、前記プロセッサは、前記ユーザによって入
力された前記第１の仮想世界における前記アバタのポジ
ションを前記第１のメモリ領域に格納し、前記プロセッ
サは、前記第１の仮想世界内における前記アバタの行動
を分析して前記ユーザの興味を導出し、前記導出された
興味に従って別のオブジェクトを含む第２の仮想世界を
決定し、前記別のオブジェクトは特定の内容と特定のポ
ジションとを有するものであり、前記プロセッサは、前
記第２の仮想世界に関連するデータを前記ユーザ情報処
理端末に供給するものである、情報処理装置。 （付記１０） 前記第２の仮想世界の定義データは前記
複数の仮想世界の定義データの中から選択されるもので
ある、付記９に記載の情報処理装置。 （付記１１） 前記ユーザの特徴は、前記第１の仮想世
界における前記オブジェクトのポジションに対する前記
アバタのポジションから導出されるものである、付記９
に記載の情報処理装置。 （付記１２） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザによっ
て入力されたメッセージから導出されるものである、付
記９に記載の情報処理装置。 （付記１３） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザに関す
るデータから導出されるものである、付記９に記載の情
報処理装置。 （付記１４） 前記第２の仮想世界は前記アバタを含む
ものである、付記９に記載の情報処理装置。 （付記１５） 前記興味に重みが付与されている、付記
９に記載の情報処理装置。 （付記１６） 前記第２の仮想世界に関連するデータが
前記第２の仮想世界の定義データのＵＲＬである、付記
９に記載の情報処理装置。 （付記１７） 前記第２の仮想世界に関連するデータが
前記第２の仮想世界の定義データである、付記９に記載
の情報処理装置。 （付記１８） 記憶媒体に格納された情報処理装置用の
プログラムであって；前記情報処理装置は記憶装置およ
びプロセッサを具え、前記記憶装置は、ユーザによって
入力されたデータを格納する第１のメモリ領域と、複数
の仮想世界の画像データを格納する第２のメモリ領域と
を含むものであり；前記プロセッサに、前記第２のメモ
リ領域に格納されている第１の仮想世界の画像をディス
プレイに表示させるステップを実行させ、前記第１の仮
想世界は予め定義されたオブジェクトと前記ユーザによ
って選択されたアバタとを含むものであり、前記オブジ
ェクトは特定の内容に関連付けられていて特定のポジシ
ョンを有し、前記アバタは前記ユーザの制御に従って前
記第１の仮想世界において行動するものであり、さら
に、前記ユーザによって入力された前記第１の仮想世界
における前記アバタのポジションを前記第１のメモリ領
域に格納するステップと、前記第１の仮想世界における
前記アバタの行動を分析して前記ユーザの特徴を導出
し、前記導出された特徴に従って、特定の内容と特定の
ポジションとを有する別のオブジェクトを含む第２の仮
想世界を決定するステップと、前記第２の仮想世界の画
像が前記ディスプレイに表示されるようにするステップ
と、を実行させるプログラム。 （付記１９） 前記第２の仮想世界の画像データは前記
複数の仮想世界の画像データの中から選択されるもので
ある、付記１８に記載のプログラム。 （付記２０） 前記ユーザの特徴は、前記第１の仮想世
界における前記オブジェクトのポジションに対する前記
アバタのポジションから導出されるものである、付記１
８に記載のプログラム。 （付記２１） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザによっ
て入力されたメッセージから導出されるものである、付
記１８に記載のプログラム。 （付記２２） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザに関す
るデータから導出されるものである、付記１８に記載の
プログラム。 （付記２３） 前記第２の仮想世界は前記アバタを含む
ものである、付記１８に記載のプログラム。 （付記２４） 前記特徴に重みが付与されている、付記
１８に記載の情報処理装置。 （付記２５） 前記第２の仮想世界の定義データはＵＲ
Ｌを用いてアクセスされるものである、付記１８に記載
のプログラム。 （付記２６） 記憶媒体に格納された情報処理装置用の
プログラムであって；前記情報処理装置は記憶装置およ
びプロセッサを具えるものであり、前記記憶装置は、ユ
ーザ情報処理端末を介してユーザによって入力されたデ
ータを格納する第１のメモリ領域と、複数の仮想世界の
定義データを格納する第２のメモリ領域と、を具えるも
のであり；前記プロセッサに、前記第２のメモリ領域に
格納されている第１の仮想世界の定義データを前記ユー
ザ情報処理端末に供給するステップを実行させるステッ
プを実行させ、前記第１の仮想世界は予め定義されたオ
ブジェクトと前記ユーザによって選択されたアバタとを
含むものであり、前記オブジェクトは特定の内容に関連
付けられており、前記アバタは前記ユーザの制御に従っ
て前記第１の仮想世界において行動するものであり、さ
らに、前記ユーザによって入力された前記第１の仮想世
界における前記アバタのポジションを前記第１のメモリ
領域に格納するステップと、前記第１の仮想世界内にお
ける前記アバタの行動を分析して前記ユーザの興味を導
出し、前記導出された興味に従って、特定の内容とポジ
ションとを有する別のオブジェクトを含む第２の仮想世
界を決定するステップと、前記第２の仮想世界に関連す
るデータを前記ユーザ情報処理端末に供給するステップ
と、を実行させるプログラム。 （付記２７） 前記第２の仮想世界の画像データは前記
複数の仮想世界の画像データの中から選択されるもので
ある、付記２６に記載のプログラム。 （付記２８） 前記ユーザの特徴は、前記第１の仮想世
界における前記オブジェクトのポジションに対する前記
アバタのポジションから導出されるものである、付記２
６に記載のプログラム。 （付記２９） 前記ユーザの特徴は、ユーザによって入
力されたメッセージから導出されるものである、付記２
６に記載のプログラム。 （付記３０） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザに関す
るデータから導出されるものである、付記２６に記載の
プログラム。 （付記３１） 前記第２の仮想世界は前記アバタを含む
ものである、付記２６に記載のプログラム。 （付記３２） 前記興味に重みが付与されている、付記
２６に記載のプログラム。 （付記３３） 前記第２の仮想世界に関連するデータが
前記第２の仮想世界の定義データのＵＲＬである、付記
２６に記載のプログラム。 （付記３４） 前記第２の仮想世界に関連するデータが
前記第２の仮想世界の定義データである、付記２６に記
載のプログラム。 （付記３５） ユーザによって入力されたデータをメモ
リに格納し、前記メモリに格納された前記入力データを
分析して特徴を導出し、前記特徴に従って仮想世界を決
定し、前記決定された仮想世界に関連するデータを前記
ユーザの装置に提示（プリゼント）することを特徴とす
る、可変的仮想世界の生成方法。 （付記３６） 前記ユーザ入力データは座標データまた
はメッセージ・データであることを特徴とする、付記３
５に記載の方法。 （付記３７） 前記第２の仮想世界に関連するデータが
前記第２の仮想世界の定義データのＵＲＬである、付記
３５に記載の方法。 （付記３８） 前記第２の仮想世界に関連するデータが
前記第２の仮想世界の定義データである、付記３５に記
載の方法。
具える情報処理装置であって；前記記憶装置は、ユーザ
によって入力されたデータを格納する第１のメモリ領域
と、複数の仮想世界の画像データを格納する第２のメモ
リ領域とを含むものであり；前記プロセッサは、前記第
２のメモリ領域に格納されている第１の仮想世界の画像
をディスプレイに表示させ、前記第１の仮想世界は予め
定義されたオブジェクトと前記ユーザによって選択され
たアバタとを含むものであり、前記オブジェクトは特定
の内容に関連付けられており、前記アバタは前記ユーザ
の制御に従って前記第１の仮想世界において行動するも
のであり、前記プロセッサは、前記ユーザによって入力
された前記第１の仮想世界における前記アバタのポジシ
ョンを前記第１のメモリ領域に格納し、前記プロセッサ
は、前記第１の仮想世界における前記アバタの行動を分
析して前記ユーザの特徴（フィーチャ）を導出し、前記
導出された特徴に従って、別のオブジェクトを含む第２
の仮想世界を決定し、前記別のオブジェクトは特定の内
容と特定のポジションとを有するものであり、前記プロ
セッサは、前記第２の仮想世界の画像が前記ディスプレ
イに表示されるようにする（ａｌｌｏｗ）ものである、
情報処理装置。 （付記２） 前記第２の仮想世界の定義データは前記複
数の仮想世界の定義データの中から選択されるものであ
る、付記１に記載の情報処理装置。 （付記３） 前記ユーザの特徴は、前記第１の仮想世界
における前記オブジェクトのポジションに対する前記ア
バタのポジションから導出されるものである、付記１に
記載の情報処理装置。 （付記４） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザによって
入力されたメッセージから導出されるものである、付記
１に記載の情報処理装置。 （付記５） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザに関する
データから導出されるものである、付記１に記載の情報
処理装置。 （付記６） 前記第２の仮想世界は前記アバタを含むも
のである、付記１に記載の情報処理装置。 （付記７） 前記特徴に重みが付与されている、付記１
に記載の情報処理装置。 （付記８） 前記第２の仮想世界の定義データはＵＲＬ
を用いてアクセスされるものである、付記１に記載の情
報処理装置。 （付記９） 記憶装置およびプロセッサを具える情報処
理装置であって；前記記憶装置は、ユーザによって入力
されたデータを格納する第１のメモリ領域と、複数の仮
想世界の画像データを格納する第２のメモリ領域とを含
むものであり；前記プロセッサは、前記第２のメモリ領
域に格納されている第１の仮想世界の定義データを前記
ユーザ情報処理端末に供給し、前記第１の仮想世界は予
め定義されたオブジェクトと前記ユーザによって選択さ
れたアバタとを含むものであり、前記オブジェクトは特
定の内容に関連付けられており、前記アバタは前記ユー
ザの制御に従って前記第１の仮想世界において行動する
ものであり、前記プロセッサは、前記ユーザによって入
力された前記第１の仮想世界における前記アバタのポジ
ションを前記第１のメモリ領域に格納し、前記プロセッ
サは、前記第１の仮想世界内における前記アバタの行動
を分析して前記ユーザの興味を導出し、前記導出された
興味に従って別のオブジェクトを含む第２の仮想世界を
決定し、前記別のオブジェクトは特定の内容と特定のポ
ジションとを有するものであり、前記プロセッサは、前
記第２の仮想世界に関連するデータを前記ユーザ情報処
理端末に供給するものである、情報処理装置。 （付記１０） 前記第２の仮想世界の定義データは前記
複数の仮想世界の定義データの中から選択されるもので
ある、付記９に記載の情報処理装置。 （付記１１） 前記ユーザの特徴は、前記第１の仮想世
界における前記オブジェクトのポジションに対する前記
アバタのポジションから導出されるものである、付記９
に記載の情報処理装置。 （付記１２） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザによっ
て入力されたメッセージから導出されるものである、付
記９に記載の情報処理装置。 （付記１３） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザに関す
るデータから導出されるものである、付記９に記載の情
報処理装置。 （付記１４） 前記第２の仮想世界は前記アバタを含む
ものである、付記９に記載の情報処理装置。 （付記１５） 前記興味に重みが付与されている、付記
９に記載の情報処理装置。 （付記１６） 前記第２の仮想世界に関連するデータが
前記第２の仮想世界の定義データのＵＲＬである、付記
９に記載の情報処理装置。 （付記１７） 前記第２の仮想世界に関連するデータが
前記第２の仮想世界の定義データである、付記９に記載
の情報処理装置。 （付記１８） 記憶媒体に格納された情報処理装置用の
プログラムであって；前記情報処理装置は記憶装置およ
びプロセッサを具え、前記記憶装置は、ユーザによって
入力されたデータを格納する第１のメモリ領域と、複数
の仮想世界の画像データを格納する第２のメモリ領域と
を含むものであり；前記プロセッサに、前記第２のメモ
リ領域に格納されている第１の仮想世界の画像をディス
プレイに表示させるステップを実行させ、前記第１の仮
想世界は予め定義されたオブジェクトと前記ユーザによ
って選択されたアバタとを含むものであり、前記オブジ
ェクトは特定の内容に関連付けられていて特定のポジシ
ョンを有し、前記アバタは前記ユーザの制御に従って前
記第１の仮想世界において行動するものであり、さら
に、前記ユーザによって入力された前記第１の仮想世界
における前記アバタのポジションを前記第１のメモリ領
域に格納するステップと、前記第１の仮想世界における
前記アバタの行動を分析して前記ユーザの特徴を導出
し、前記導出された特徴に従って、特定の内容と特定の
ポジションとを有する別のオブジェクトを含む第２の仮
想世界を決定するステップと、前記第２の仮想世界の画
像が前記ディスプレイに表示されるようにするステップ
と、を実行させるプログラム。 （付記１９） 前記第２の仮想世界の画像データは前記
複数の仮想世界の画像データの中から選択されるもので
ある、付記１８に記載のプログラム。 （付記２０） 前記ユーザの特徴は、前記第１の仮想世
界における前記オブジェクトのポジションに対する前記
アバタのポジションから導出されるものである、付記１
８に記載のプログラム。 （付記２１） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザによっ
て入力されたメッセージから導出されるものである、付
記１８に記載のプログラム。 （付記２２） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザに関す
るデータから導出されるものである、付記１８に記載の
プログラム。 （付記２３） 前記第２の仮想世界は前記アバタを含む
ものである、付記１８に記載のプログラム。 （付記２４） 前記特徴に重みが付与されている、付記
１８に記載の情報処理装置。 （付記２５） 前記第２の仮想世界の定義データはＵＲ
Ｌを用いてアクセスされるものである、付記１８に記載
のプログラム。 （付記２６） 記憶媒体に格納された情報処理装置用の
プログラムであって；前記情報処理装置は記憶装置およ
びプロセッサを具えるものであり、前記記憶装置は、ユ
ーザ情報処理端末を介してユーザによって入力されたデ
ータを格納する第１のメモリ領域と、複数の仮想世界の
定義データを格納する第２のメモリ領域と、を具えるも
のであり；前記プロセッサに、前記第２のメモリ領域に
格納されている第１の仮想世界の定義データを前記ユー
ザ情報処理端末に供給するステップを実行させるステッ
プを実行させ、前記第１の仮想世界は予め定義されたオ
ブジェクトと前記ユーザによって選択されたアバタとを
含むものであり、前記オブジェクトは特定の内容に関連
付けられており、前記アバタは前記ユーザの制御に従っ
て前記第１の仮想世界において行動するものであり、さ
らに、前記ユーザによって入力された前記第１の仮想世
界における前記アバタのポジションを前記第１のメモリ
領域に格納するステップと、前記第１の仮想世界内にお
ける前記アバタの行動を分析して前記ユーザの興味を導
出し、前記導出された興味に従って、特定の内容とポジ
ションとを有する別のオブジェクトを含む第２の仮想世
界を決定するステップと、前記第２の仮想世界に関連す
るデータを前記ユーザ情報処理端末に供給するステップ
と、を実行させるプログラム。 （付記２７） 前記第２の仮想世界の画像データは前記
複数の仮想世界の画像データの中から選択されるもので
ある、付記２６に記載のプログラム。 （付記２８） 前記ユーザの特徴は、前記第１の仮想世
界における前記オブジェクトのポジションに対する前記
アバタのポジションから導出されるものである、付記２
６に記載のプログラム。 （付記２９） 前記ユーザの特徴は、ユーザによって入
力されたメッセージから導出されるものである、付記２
６に記載のプログラム。 （付記３０） 前記ユーザの特徴は、前記ユーザに関す
るデータから導出されるものである、付記２６に記載の
プログラム。 （付記３１） 前記第２の仮想世界は前記アバタを含む
ものである、付記２６に記載のプログラム。 （付記３２） 前記興味に重みが付与されている、付記
２６に記載のプログラム。 （付記３３） 前記第２の仮想世界に関連するデータが
前記第２の仮想世界の定義データのＵＲＬである、付記
２６に記載のプログラム。 （付記３４） 前記第２の仮想世界に関連するデータが
前記第２の仮想世界の定義データである、付記２６に記
載のプログラム。 （付記３５） ユーザによって入力されたデータをメモ
リに格納し、前記メモリに格納された前記入力データを
分析して特徴を導出し、前記特徴に従って仮想世界を決
定し、前記決定された仮想世界に関連するデータを前記
ユーザの装置に提示（プリゼント）することを特徴とす
る、可変的仮想世界の生成方法。 （付記３６） 前記ユーザ入力データは座標データまた
はメッセージ・データであることを特徴とする、付記３
５に記載の方法。 （付記３７） 前記第２の仮想世界に関連するデータが
前記第２の仮想世界の定義データのＵＲＬである、付記
３５に記載の方法。 （付記３８） 前記第２の仮想世界に関連するデータが
前記第２の仮想世界の定義データである、付記３５に記
載の方法。
【００４５】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザのニーズに応じ
て決定された可変的仮想世界を生成することができると
いう効果を奏する。
て決定された可変的仮想世界を生成することができると
いう効果を奏する。
【図１】図１は、本発明の実施形態による、ネットワー
クを介して相互接続されたサーバ・マシンとクライアン
ト・マシンからなるシステム装置構成を示している。
クを介して相互接続されたサーバ・マシンとクライアン
ト・マシンからなるシステム装置構成を示している。
【図２】図２は、本発明の実施形態による予め定義され
た第１の３次元仮想世界および可変的に定義される第２
の３次元仮想世界とを示している。
た第１の３次元仮想世界および可変的に定義される第２
の３次元仮想世界とを示している。
【図３】図３は、サーバのプロセッサによって実行され
るサーバ機能のフローチャート第１の部分を示してい
る。
るサーバ機能のフローチャート第１の部分を示してい
る。
【図４】図４は、サーバのプロセッサによって実行され
るサーバ機能のフローチャート第２の部分を示してい
る。
るサーバ機能のフローチャート第２の部分を示してい
る。
【図５】図５は、サーバのプロセッサによって実行され
るサーバ機能のフローチャート第３の部分を示してい
る。
るサーバ機能のフローチャート第３の部分を示してい
る。
【図６】図６は、第１のユーザ基礎データを得るための
ユーザに対する第１のアンケートを例示している。
ユーザに対する第１のアンケートを例示している。
【図７】図７は、第２のユーザ基礎データを得るための
ユーザに対する第２のアンケートを例示している。
ユーザに対する第２のアンケートを例示している。
【図８】図８は、図１のサーバとクライアントの間で実
行される時間監視のためのフローチャートを示してい
る。
行される時間監視のためのフローチャートを示してい
る。
【図９】図９は、図１のサーバとクライアントの間で実
行されるイベント・データをサーバのファイルに書き込
むためのフローチャートを示している。
行されるイベント・データをサーバのファイルに書き込
むためのフローチャートを示している。
【図１０】図１０は、図１のサーバとクライアントの間
で実行される、行動データをサーバのファイルに書き込
むためのフローチャートを示している。
で実行される、行動データをサーバのファイルに書き込
むためのフローチャートを示している。
【図１１】図１１は、図１のサーバとクライアントの間
で実行されるサーバによって提示パターンを決定するた
めのフローチャートを示している。
で実行されるサーバによって提示パターンを決定するた
めのフローチャートを示している。
１００ サーバ １０１ サーバのプロセッサ １０２ サーバ機能プログラムを格納した記憶装置 １１２〜１２２ サーバのそれぞれのファイルを格納し
た記憶装置 １２０、１３０ クライアント １２７ クライアントの入力装置 １２５ クライアントのビデオモニタ １５０ ネットワーク
た記憶装置 １２０、１３０ クライアント １２７ クライアントの入力装置 １２５ クライアントのビデオモニタ １５０ ネットワーク
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/30 ３６０ Ｇ０６Ｆ 17/30 ３６０Ｚ Ｇ０６Ｔ 17/40 Ｇ０６Ｔ 17/40 Ｄ (72)発明者 家本 修 大阪府東大阪市永和３丁目16−13 Ｆターム(参考） 5B050 AA08 BA07 BA08 BA09 BA11 BA12 CA07 CA08 EA19 EA24 FA02 FA13 5B075 KK07 KK13 KK33 KK37 ND03 ND06 ND20 ND23 ND40 NS10 PP03 PP13 PP30 PQ02 PQ13 PQ20 PR03 QT03 UU40
Claims (5)
- 【請求項１】 記憶装置およびプロセッサを具える情報
処理装置であって；前記記憶装置は、ユーザによって入
力されたデータを格納する第１のメモリ領域と、複数の
仮想世界の画像データを格納する第２のメモリ領域とを
含むものであり、 前記プロセッサは、前記第２のメモリ領域に格納されて
いる第１の仮想世界の画像を表示装置に表示させ、前記
第１の仮想世界は予め定義されたオブジェクトと前記ユ
ーザによって選択されたアバタとを含むものであり、前
記オブジェクトは特定の内容に関連付けられており、前
記アバタは前記ユーザの制御に従って前記第１の仮想世
界において行動するものであり、 前記プロセッサは、前記ユーザによって入力された前記
第１の仮想世界における前記アバタの配置を前記第１の
メモリ領域に格納し、 前記プロセッサは、前記第１の仮想世界における前記ア
バタの行動を分析して前記ユーザの特徴を導出し、前記
導出された特徴に従って、別のオブジェクトを含む第２
の仮想世界を決定し、前記別のオブジェクトは特定の内
容と特定の配置とを有するものであり、 前記プロセッサは、前記第２の仮想世界の画像が前記表
示装置に表示されるようにするものである、情報処理装
置。 - 【請求項２】 記憶装置およびプロセッサを具える情報
処理装置であって；前記記憶装置は、ユーザによって入
力されたデータを格納する第１のメモリ領域と、複数の
仮想世界の画像データを格納する第２のメモリ領域とを
含むものであり、 前記プロセッサは、前記第２のメモリ領域に格納されて
いる第１の仮想世界の定義データを前記ユーザ情報処理
端末に供給し、前記第１の仮想世界は予め定義されたオ
ブジェクトと前記ユーザによって選択されたアバタとを
含むものであり、前記オブジェクトは特定の内容に関連
付けられており、前記アバタは前記ユーザの制御に従っ
て前記第１の仮想世界において行動するものであり、 前記プロセッサは、前記ユーザによって入力された前記
第１の仮想世界における前記アバタの配置を前記第１の
メモリ領域に格納し、 前記プロセッサは、前記第１の仮想世界における前記ア
バタの行動を分析して前記ユーザの興味を導出し、前記
導出された興味に従って別のオブジェクトを含む第２の
仮想世界を決定し、前記別のオブジェクトは特定の内容
と特定の配置とを有するものであり、 前記プロセッサは、前記第２の仮想世界に関連するデー
タを前記ユーザ情報処理端末に供給するものである、情
報処理装置。 - 【請求項３】 情報処理装置用のプログラムを格納した
記憶媒体であって；前記情報処理装置は記憶装置および
プロセッサを具え、前記記憶装置は、ユーザによって入
力されたデータを格納する第１のメモリ領域と、複数の
仮想世界の画像データを格納する第２のメモリ領域とを
含むものであり、 前記プログラムは、前記プロセッサに、 前記第２のメモリ領域に格納されている第１の仮想世界
の画像を表示装置に表示させるステップを実行させ、 前記第１の仮想世界は予め定義されたオブジェクトと前
記ユーザによって選択されたアバタとを含むものであ
り、前記オブジェクトは特定の内容に関連付けられてい
て特定の配置を有し、前記アバタは前記ユーザの制御に
従って前記第１の仮想世界において行動するものであ
り、 さらに、前記ユーザによって入力された前記第１の仮想
世界における前記アバタの配置を前記第１のメモリ領域
に格納するステップと、 前記第１の仮想世界における前記アバタの行動を分析し
て前記ユーザの特徴を導出し、前記導出された特徴に従
って、特定の内容と特定の配置とを有する別のオブジェ
クトを含む第２の仮想世界を決定するステップと、 前記第２の仮想世界の画像が前記表示装置に表示される
ようにするステップと、を実行させるものである、記憶
媒体。 - 【請求項４】 情報処理装置用のプログラムを格納した
記憶媒体であって；前記情報処理装置は記憶装置および
プロセッサを具え、前記記憶装置は、ユーザ情報処理端
末を介してユーザによって入力されたデータを格納する
第１のメモリ領域と、複数の仮想世界の定義データを格
納する第２のメモリ領域と、を具えるものであり、 前記プログラムは、前記プロセッサに、 前記第２のメモリ領域に格納されている第１の仮想世界
の定義データを前記ユーザ情報処理端末に供給するステ
ップを実行させるステップを実行させ、 前記第１の仮想世界は予め定義されたオブジェクトと前
記ユーザによって選択されたアバタとを含むものであ
り、前記オブジェクトは特定の内容に関連付けられてお
り、前記アバタは前記ユーザの制御に従って前記第１の
仮想世界において行動するものであり、 さらに、前記ユーザによって入力された前記第１の仮想
世界における前記アバタの配置を前記第１のメモリ領域
に格納するステップと、 前記第１の仮想世界内における前記アバタの行動を分析
して前記ユーザの興味を導出し、前記導出された興味に
従って、特定の内容と配置とを有する別のオブジェクト
を含む第２の仮想世界を決定するステップと、 前記第２の仮想世界に関連するデータを前記ユーザ情報
処理端末に供給するステップと、を実行させるものであ
る、記憶媒体。 - 【請求項５】 ユーザによって入力されたデータをメモ
リに格納し、前記メモリに格納された前記入力データを
分析して特徴を導出し、前記特徴に従って仮想世界を決
定し、前記決定された仮想世界に関連するデータを前記
ユーザの装置に提示することを特徴とする、可変的仮想
世界の生成方法。
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