JPH08194747A - サービス提供システムおよびサービス提供方法 - Google Patents
サービス提供システムおよびサービス提供方法Info
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- JPH08194747A JPH08194747A JP476395A JP476395A JPH08194747A JP H08194747 A JPH08194747 A JP H08194747A JP 476395 A JP476395 A JP 476395A JP 476395 A JP476395 A JP 476395A JP H08194747 A JPH08194747 A JP H08194747A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 より高度な商品戦略を展開することができる
ようにする。 【構成】 サービス提供端末の利用者の行動を記憶し分
析する。また、統計処理することで、商品毎にその商品
に注目した利用者の数、又は購入した利用者の数を知る
ことができるようにする。
ようにする。 【構成】 サービス提供端末の利用者の行動を記憶し分
析する。また、統計処理することで、商品毎にその商品
に注目した利用者の数、又は購入した利用者の数を知る
ことができるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばサイバースペー
スシステムにおいて、所定の情報を提供する場合に用い
て好適なサービス提供システムおよび方法に関する。
スシステムにおいて、所定の情報を提供する場合に用い
て好適なサービス提供システムおよび方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】最近スーパーマーケットなどにおいて
は、各商品にバーコードが付され、このバーコードを光
学読取装置により読み取ることにより、商品が購入され
ると直ちにその商品が購入されたことがコンピュータに
入力されるようになされている。これにより、リアルタ
イムで商品の販売状況を把握することが可能となり、商
品が不足してきたような場合においては、直ちにこれを
知ることが出来、新たな商品の仕入を発注することが可
能となる。その結果、必要以上に在庫を抱えておく必要
がなくなり、効率的に商品を販売することが可能とな
る。
は、各商品にバーコードが付され、このバーコードを光
学読取装置により読み取ることにより、商品が購入され
ると直ちにその商品が購入されたことがコンピュータに
入力されるようになされている。これにより、リアルタ
イムで商品の販売状況を把握することが可能となり、商
品が不足してきたような場合においては、直ちにこれを
知ることが出来、新たな商品の仕入を発注することが可
能となる。その結果、必要以上に在庫を抱えておく必要
がなくなり、効率的に商品を販売することが可能とな
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
のようなＰＯＳシステムは、リアルタイムで商品の販売
状況を知ることが可能であるが、これをマーケティング
戦略や、展示レイアウト、ＣＭ戦略などに応用すること
が出来ない課題があった。
のようなＰＯＳシステムは、リアルタイムで商品の販売
状況を知ることが可能であるが、これをマーケティング
戦略や、展示レイアウト、ＣＭ戦略などに応用すること
が出来ない課題があった。
【０００４】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、より高度な販売戦略を実現することを可能
にするものである。
ものであり、より高度な販売戦略を実現することを可能
にするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載のサービ
ス提供方法は、ネットワークを介して接続されている端
末に、サービスを提供するサービス提供システムにおい
て、端末に提供されるサービスに関する端末の利用者の
行動を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された端末
の利用者の行動を分析する分析手段とを備えることを特
徴とする。
ス提供方法は、ネットワークを介して接続されている端
末に、サービスを提供するサービス提供システムにおい
て、端末に提供されるサービスに関する端末の利用者の
行動を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された端末
の利用者の行動を分析する分析手段とを備えることを特
徴とする。
【０００６】請求項３に記載のサービス提供方法は、ネ
ットワークを介して接続されている端末に、サービスを
提供するサービス提供システムにおいて、端末に提供さ
れるサービスに関する端末の利用者の行動を記憶し、記
憶された端末の利用者の行動を分析することを特徴とす
る。
ットワークを介して接続されている端末に、サービスを
提供するサービス提供システムにおいて、端末に提供さ
れるサービスに関する端末の利用者の行動を記憶し、記
憶された端末の利用者の行動を分析することを特徴とす
る。
【０００７】これらの分析は端末に行わせるようにする
ことができる。
ことができる。
【０００８】請求項５に記載のサービス提供システム
は、ネットワークを介して接続されている端末に、仮想
現実空間を介して所定のサービスを提供するサービス提
供システムにおいて、端末の利用者の情報を記憶する記
憶手段と、端末が所定のサービスに注目するか、その提
供を受けたとき、その端末の利用者の情報を検索する検
索手段と、サービスと端末の利用者の情報とを統計処理
する処理手段とを備えることを特徴とする。
は、ネットワークを介して接続されている端末に、仮想
現実空間を介して所定のサービスを提供するサービス提
供システムにおいて、端末の利用者の情報を記憶する記
憶手段と、端末が所定のサービスに注目するか、その提
供を受けたとき、その端末の利用者の情報を検索する検
索手段と、サービスと端末の利用者の情報とを統計処理
する処理手段とを備えることを特徴とする。
【０００９】請求項７に記載のサービス提供方法は、ネ
ットワークを介して接続されている端末に、仮想現実空
間を介して所定のサービスを提供するサービス提供方法
において、端末の利用者の情報を予め記憶し、端末が所
定のサービスに注目するか、その提供を受けたとき、そ
の端末の利用者の情報を検索し、サービスと端末の利用
者の情報とを統計処理することを特徴とする。
ットワークを介して接続されている端末に、仮想現実空
間を介して所定のサービスを提供するサービス提供方法
において、端末の利用者の情報を予め記憶し、端末が所
定のサービスに注目するか、その提供を受けたとき、そ
の端末の利用者の情報を検索し、サービスと端末の利用
者の情報とを統計処理することを特徴とする。
【００１０】これらの統計処理は端末に行わせるように
することができる。
することができる。
【００１１】
【作用】請求項１のサービス提供システムおよび請求項
３のサービス提供方法においては、端末利用者のサービ
スに関する行動が記憶され、分析される。従って、分析
処理された結果を用いて、サービスの提供に関するより
高度な戦略を展開することが可能となる。
３のサービス提供方法においては、端末利用者のサービ
スに関する行動が記憶され、分析される。従って、分析
処理された結果を用いて、サービスの提供に関するより
高度な戦略を展開することが可能となる。
【００１２】請求項５のサービス提供システムおよび請
求項７のサービス提供方法においては、端末が所定のサ
ービスに注目するかその提供を受けたとき、その端末の
利用者の情報が検索され、検索された情報とサービスが
統計処理される。従って、統計処理された結果を用い
て、より高度な販売戦略を展開することが可能となる。
求項７のサービス提供方法においては、端末が所定のサ
ービスに注目するかその提供を受けたとき、その端末の
利用者の情報が検索され、検索された情報とサービスが
統計処理される。従って、統計処理された結果を用い
て、より高度な販売戦略を展開することが可能となる。
【００１３】
【実施例】図１は本発明のサービス提供方法を応用した
サイバースペースシステムの構成例を表している。サー
バ１はネットワーク２に接続され、ネットワーク２には
複数（この実施例の場合３台）の端末３−１乃至３−３
が接続されている。各端末３−ｉからネットワーク２を
介してサーバ１にアクセスすると、サーバ１からネット
ワーク２を介して、端末３−ｉに仮想現実空間の画像が
提供されるようになされている。
サイバースペースシステムの構成例を表している。サー
バ１はネットワーク２に接続され、ネットワーク２には
複数（この実施例の場合３台）の端末３−１乃至３−３
が接続されている。各端末３−ｉからネットワーク２を
介してサーバ１にアクセスすると、サーバ１からネット
ワーク２を介して、端末３−ｉに仮想現実空間の画像が
提供されるようになされている。
【００１４】図２は端末３−１の構成例を表している
（他の端末も同様に構成されている）。ＣＰＵ１１はＲ
ＯＭ１２に記憶されているプログラムにしたがって各種
の処理を実行し、各種の処理に必要なデータをＲＡＭ１
３に適宜記憶させるようになされている。キーボード１
５は操作されたとき、操作されたキーに対応する信号を
インタフェース１４を介してＣＰＵ１１に出力するよう
になされている。このキーボード１５にはまたマウス１
５Ａも接続されており、マウス１５Ａを操作すること
で、例えばカーソルを所定の位置に移動させ、所定の画
像を指定したりすることができるようになされている。
（他の端末も同様に構成されている）。ＣＰＵ１１はＲ
ＯＭ１２に記憶されているプログラムにしたがって各種
の処理を実行し、各種の処理に必要なデータをＲＡＭ１
３に適宜記憶させるようになされている。キーボード１
５は操作されたとき、操作されたキーに対応する信号を
インタフェース１４を介してＣＰＵ１１に出力するよう
になされている。このキーボード１５にはまたマウス１
５Ａも接続されており、マウス１５Ａを操作すること
で、例えばカーソルを所定の位置に移動させ、所定の画
像を指定したりすることができるようになされている。
【００１５】マイク１６は音声信号を入力するとき使用
される。ＣＲＴ１７には所定の画像が表示されるように
なされている。また、スピーカ１８には音声信号が入力
され、放音されるようになされている。
される。ＣＲＴ１７には所定の画像が表示されるように
なされている。また、スピーカ１８には音声信号が入力
され、放音されるようになされている。
【００１６】記録再生装置１９は、ハードディスク、光
磁気ディスク、光ディスク、などにより構成され、サー
バ１や他の端末３−ｉより供給された画像データなどを
記録再生する。通信装置２０は、ネットワーク２に接続
されており、ネットワーク２より供給されたデータを受
信したり、ネットワーク２を介してサーバ１や他の端末
３−ｉに各種のデータを送信するようになされている。
インタフェース１４はキーボード１５乃至通信装置２０
とＣＰＵ１１とのインタフェース処理を行うようになさ
れている。
磁気ディスク、光ディスク、などにより構成され、サー
バ１や他の端末３−ｉより供給された画像データなどを
記録再生する。通信装置２０は、ネットワーク２に接続
されており、ネットワーク２より供給されたデータを受
信したり、ネットワーク２を介してサーバ１や他の端末
３−ｉに各種のデータを送信するようになされている。
インタフェース１４はキーボード１５乃至通信装置２０
とＣＰＵ１１とのインタフェース処理を行うようになさ
れている。
【００１７】ＥＥＰＲＯＭ１０は、例えば図３に示すよ
うに、その端末３−ｉの個人情報を記憶しているデータ
ベース１９Ａを有している。個人情報は、住所、氏名、
年齢、職業、電話番号、年収、クレジットカードの種類
と番号、趣味、などすることができる。
うに、その端末３−ｉの個人情報を記憶しているデータ
ベース１９Ａを有している。個人情報は、住所、氏名、
年齢、職業、電話番号、年収、クレジットカードの種類
と番号、趣味、などすることができる。
【００１８】また端末３−ｉのうち、仮想現実空間に例
えば出店し、その店を介して他の利用者に、商品を販売
するなど、所定のサービスを提供する側の端末の記録再
生装置１９は、図４に示すように、各利用者が各種のサ
ービスを利用したとき、その利用状況を記録するための
収集データファイル１９Ａと、この収集データファイル
１９Ａに記録されたデータを統計処理して得られる行動
情報を記録した行動情報データベース１９Ｂとを有して
いる。
えば出店し、その店を介して他の利用者に、商品を販売
するなど、所定のサービスを提供する側の端末の記録再
生装置１９は、図４に示すように、各利用者が各種のサ
ービスを利用したとき、その利用状況を記録するための
収集データファイル１９Ａと、この収集データファイル
１９Ａに記録されたデータを統計処理して得られる行動
情報を記録した行動情報データベース１９Ｂとを有して
いる。
【００１９】なお、図示は省略するが、サーバ１も基本
的には図２に示した端末３−１と同様の構成を有してい
る。ただしその規模は端末３−１に比べて大きいものと
されている。
的には図２に示した端末３−１と同様の構成を有してい
る。ただしその規模は端末３−１に比べて大きいものと
されている。
【００２０】例えば、端末３−１がネットワーク２を介
してサーバ１にアクセスすると、サーバ１はネットワー
ク２を介して端末３−１に、その端末３−１に割り当て
られているキャラクタの仮想現実空間内における位置に
対応して、例えば図５に示すような仮想現実空間の画像
を提供し、ＣＲＴ１７に表示させる。端末３−１におい
てキーボード１５やマウス１５Ａを操作して、自己のキ
ャラクタの位置をこの仮想現実空間内において移動させ
ると、サーバ１はその位置に対応する仮想現実空間の画
像を端末３−１に提供する。その結果、端末３−１にお
いては、自ら（対応するキャラクタ）が仮想現実空間内
を移動しているような状態となる。
してサーバ１にアクセスすると、サーバ１はネットワー
ク２を介して端末３−１に、その端末３−１に割り当て
られているキャラクタの仮想現実空間内における位置に
対応して、例えば図５に示すような仮想現実空間の画像
を提供し、ＣＲＴ１７に表示させる。端末３−１におい
てキーボード１５やマウス１５Ａを操作して、自己のキ
ャラクタの位置をこの仮想現実空間内において移動させ
ると、サーバ１はその位置に対応する仮想現実空間の画
像を端末３−１に提供する。その結果、端末３−１にお
いては、自ら（対応するキャラクタ）が仮想現実空間内
を移動しているような状態となる。
【００２１】例えば図５に示すような画像が端末３−１
のＣＲＴ１７に表示されているとき、端末３−１におい
て、自己のキャラクタを画面に表示されている衣料品店
の内部に移動させると、端末３−１のＣＲＴ１７には、
この洋服店に陳列されている商品の画像が、例えば図６
に示すように表示される。図６の表示例においては、ネ
クタイが表示されている。
のＣＲＴ１７に表示されているとき、端末３−１におい
て、自己のキャラクタを画面に表示されている衣料品店
の内部に移動させると、端末３−１のＣＲＴ１７には、
この洋服店に陳列されている商品の画像が、例えば図６
に示すように表示される。図６の表示例においては、ネ
クタイが表示されている。
【００２２】端末３−１の利用者は、マウス１５Ａを操
作して、カーソル３０を注目するネクタイの画像上に移
動させた後、クリック操作をすると、そのネクタイのよ
り拡大された画像が画面に表示される。例えば図５にお
いて、商品番号１乃至商品番号４で表されるネクタイの
うち、商品番号１のネクタイをカーソル３０で指定する
と、端末３−１のＣＲＴ１７には、例えば図７に示すよ
うに、商品番号１のネクタイがより大きく表示される。
これにより利用者は、その商品をより詳細に見ることが
できる。
作して、カーソル３０を注目するネクタイの画像上に移
動させた後、クリック操作をすると、そのネクタイのよ
り拡大された画像が画面に表示される。例えば図５にお
いて、商品番号１乃至商品番号４で表されるネクタイの
うち、商品番号１のネクタイをカーソル３０で指定する
と、端末３−１のＣＲＴ１７には、例えば図７に示すよ
うに、商品番号１のネクタイがより大きく表示される。
これにより利用者は、その商品をより詳細に見ることが
できる。
【００２３】そして、この商品番号１のネクタイの購入
を希望するとき、キーボード１５を操作して、所定の入
力を行ったり、マイク１６から音声で購入を申し込む
と、画像現実空間内においてこの洋服店を出店している
者（他の端末の利用者）がこれに応答し、商品番号１の
ネクタイの配送処理を行う。すなわちこの洋服店の管理
者は、利用者（購入者）のＩＤ、その他必要な情報の提
供を受け、その利用者に対して現実空間において商品番
号１のネクタイを配送する。また、同時にその利用者に
対して、商品番号１のネクタイの現実空間における価格
に対応する請求書を発行する。
を希望するとき、キーボード１５を操作して、所定の入
力を行ったり、マイク１６から音声で購入を申し込む
と、画像現実空間内においてこの洋服店を出店している
者（他の端末の利用者）がこれに応答し、商品番号１の
ネクタイの配送処理を行う。すなわちこの洋服店の管理
者は、利用者（購入者）のＩＤ、その他必要な情報の提
供を受け、その利用者に対して現実空間において商品番
号１のネクタイを配送する。また、同時にその利用者に
対して、商品番号１のネクタイの現実空間における価格
に対応する請求書を発行する。
【００２４】したがって利用者（購入者）には、商品番
号１のネクタイが実際に届けられる。そして請求書が届
いたとき、利用者は、例えば銀行振込などによって、そ
の請求書に対応する支払を行う。
号１のネクタイが実際に届けられる。そして請求書が届
いたとき、利用者は、例えば銀行振込などによって、そ
の請求書に対応する支払を行う。
【００２５】このようにして各利用者は、仮想現実空間
において、あたかも現実空間における場合と同様に実際
に商品を購入することができる。
において、あたかも現実空間における場合と同様に実際
に商品を購入することができる。
【００２６】なお、図５乃至図７に示した画像は、コン
ピュータグラフィックスにより描かれたものであり、利
用者は商品の品質等を充分確認することができる。
ピュータグラフィックスにより描かれたものであり、利
用者は商品の品質等を充分確認することができる。
【００２７】一方利用者が、仮想現実空間において、こ
のようなサービスの提供を受けるとき、そのサービスを
提供する者（出店者）の端末（あるいはサーバ１でもよ
い）は、例えば図８のフローチャートに示すような処理
を実行する。最初にステップＳ１において、利用者が注
目処理を行ったか否か、すなわち例えば図６に示すよう
にいくつかの商品が表示されている状態において、カー
ソル３０を所定の商品上に移動しクリックするなどし
て、図７に示すように所定の商品を拡大表示させる処理
を実行したか否かを判定する。
のようなサービスの提供を受けるとき、そのサービスを
提供する者（出店者）の端末（あるいはサーバ１でもよ
い）は、例えば図８のフローチャートに示すような処理
を実行する。最初にステップＳ１において、利用者が注
目処理を行ったか否か、すなわち例えば図６に示すよう
にいくつかの商品が表示されている状態において、カー
ソル３０を所定の商品上に移動しクリックするなどし
て、図７に示すように所定の商品を拡大表示させる処理
を実行したか否かを判定する。
【００２８】このような注目処理が実行された場合にお
いては、ステップＳ２に進み、その利用者（注目者）
は、統計処理を行うことに対して予め了解しているもの
であるか否かを判定する。すなわち各端末３−ｉの利用
者はこのサイバースペースシステムの仮想現実空間の提
供を受けるに際し、自らの個人情報を統計処理に用いる
ことを了解するか否かを予め申告する。自らの個人情報
を統計処理に用いることを了解した者のＥＥＰＲＯＭ１
０には、自分が了解者であることを表すフラグが記憶さ
れる。ステップＳ２においては、このフラグを読み取る
ことで、注目者がこの了解者であるか否かが判定され
る。
いては、ステップＳ２に進み、その利用者（注目者）
は、統計処理を行うことに対して予め了解しているもの
であるか否かを判定する。すなわち各端末３−ｉの利用
者はこのサイバースペースシステムの仮想現実空間の提
供を受けるに際し、自らの個人情報を統計処理に用いる
ことを了解するか否かを予め申告する。自らの個人情報
を統計処理に用いることを了解した者のＥＥＰＲＯＭ１
０には、自分が了解者であることを表すフラグが記憶さ
れる。ステップＳ２においては、このフラグを読み取る
ことで、注目者がこの了解者であるか否かが判定され
る。
【００２９】ステップＳ２において、注目者が了解者で
あると判定された場合においてはステップＳ３に進み、
その注目者の個人情報のうち所定のもの（必要なもの）
を検索し、注目者リストに付加する。
あると判定された場合においてはステップＳ３に進み、
その注目者の個人情報のうち所定のもの（必要なもの）
を検索し、注目者リストに付加する。
【００３０】すなわちこの仮想現実空間に洋服店を出店
している者も、この仮想現実空間を利用する利用者の一
人として、端末３−ｉを有している。そしてその端末３
−ｉの記録再生装置１９には、図４に示すように、収集
データファイル１９Ａと、行動情報データベース１９Ｂ
が設けられている。了解者として登録されている利用者
（購入者）が注目処理を行うと、その利用者（購入者）
のＣＰＵ１１は、自らのＥＥＰＲＯＭ１０に記憶されて
いる利用者データベース１０Ａに記憶されている個人情
報のうち所定のものを、出店者の端末に対して出力す
る。出店者の端末のＣＰＵ１１は、利用者の端末よりこ
の個人情報の提供を受けたとき、その個人情報を、自ら
の記録再生装置１９の収集データファイル１９Ａの注目
者リストに記録する。
している者も、この仮想現実空間を利用する利用者の一
人として、端末３−ｉを有している。そしてその端末３
−ｉの記録再生装置１９には、図４に示すように、収集
データファイル１９Ａと、行動情報データベース１９Ｂ
が設けられている。了解者として登録されている利用者
（購入者）が注目処理を行うと、その利用者（購入者）
のＣＰＵ１１は、自らのＥＥＰＲＯＭ１０に記憶されて
いる利用者データベース１０Ａに記憶されている個人情
報のうち所定のものを、出店者の端末に対して出力す
る。出店者の端末のＣＰＵ１１は、利用者の端末よりこ
の個人情報の提供を受けたとき、その個人情報を、自ら
の記録再生装置１９の収集データファイル１９Ａの注目
者リストに記録する。
【００３１】ステップＳ１において、注目処理が行われ
ていないと判定された場合、並びにステップＳ２におい
て注目処理を行った者が了解者として登録されていない
と判定された場合においてはステップＳ３の処理はスキ
ップされる。
ていないと判定された場合、並びにステップＳ２におい
て注目処理を行った者が了解者として登録されていない
と判定された場合においてはステップＳ３の処理はスキ
ップされる。
【００３２】次にステップＳ４において、購入処理が行
われたか否かが判定される。すなわち利用者は購入を希
望するとき、出店者に対して購入の申し込みを行う。出
店者はこの購入の申し込みを受けたとき、その商品を現
実空間おいて配送する処理を実行するとともに請求書を
発行する。
われたか否かが判定される。すなわち利用者は購入を希
望するとき、出店者に対して購入の申し込みを行う。出
店者はこの購入の申し込みを受けたとき、その商品を現
実空間おいて配送する処理を実行するとともに請求書を
発行する。
【００３３】この購入処理が行われたとステップＳ４に
おいて判定された場合においてはステップＳ５に進み、
購入者は了解者として登録されているか否かが判定され
る。了解者として購入者が登録されている場合において
はステップＳ６に進み、その購入者の個人情報を検索
し、購入者リストに追加する処理を実行する。
おいて判定された場合においてはステップＳ５に進み、
購入者は了解者として登録されているか否かが判定され
る。了解者として購入者が登録されている場合において
はステップＳ６に進み、その購入者の個人情報を検索
し、購入者リストに追加する処理を実行する。
【００３４】すなわち上述したステップＳ３における処
理と同様に、購入者が購入処理を実行すると、その購入
者の端末のＣＰＵ１１は、そのＥＥＰＲＯＭ１０の利用
者データベース１０Ａに記憶されている個人情報を、出
店者の端末に出力する。出店者の端末のＣＰＵ１１は、
この個人情報の提供を受けたとき、その個人情報を収集
データファイル１９Ａの購入者リストに登録する。
理と同様に、購入者が購入処理を実行すると、その購入
者の端末のＣＰＵ１１は、そのＥＥＰＲＯＭ１０の利用
者データベース１０Ａに記憶されている個人情報を、出
店者の端末に出力する。出店者の端末のＣＰＵ１１は、
この個人情報の提供を受けたとき、その個人情報を収集
データファイル１９Ａの購入者リストに登録する。
【００３５】ステップＳ４において購入処理が行われて
いないと判定された場合、あるいはステップＳ５におい
て購入者が了解者がとして登録されていないと判定され
た場合においてはステップＳ６の処理はスキップされ
る。
いないと判定された場合、あるいはステップＳ５におい
て購入者が了解者がとして登録されていないと判定され
た場合においてはステップＳ６の処理はスキップされ
る。
【００３６】そしてステップＳ７に進み、出店者の端末
のＣＰＵ１１は統計処理を実行する。例えば、図９に示
すように、その出店者が仮想現実空間を利用して販売し
ている商品の商品番号順に注目処理を行った注目者の
数、さらに購入処理を行った購入者の数を統計処理して
リストに記録する。これにより、どの商品番号の商品が
注目されているか、あるいはさらに進んで購入されたか
といったことを知ることができる。
のＣＰＵ１１は統計処理を実行する。例えば、図９に示
すように、その出店者が仮想現実空間を利用して販売し
ている商品の商品番号順に注目処理を行った注目者の
数、さらに購入処理を行った購入者の数を統計処理して
リストに記録する。これにより、どの商品番号の商品が
注目されているか、あるいはさらに進んで購入されたか
といったことを知ることができる。
【００３７】さらにまた、例えば図１０に示すように、
各商品番号の商品に対して注目処理を行った者と、購入
処理を行った者の年齢別のヒストグラムを作成する。こ
れにより、各商品毎に年齢別の人気度を知ることができ
る。
各商品番号の商品に対して注目処理を行った者と、購入
処理を行った者の年齢別のヒストグラムを作成する。こ
れにより、各商品毎に年齢別の人気度を知ることができ
る。
【００３８】この他同様に、注目者や購入者の収入別の
リストを作成したり、地域別のリストを作成することも
可能である。
リストを作成したり、地域別のリストを作成することも
可能である。
【００３９】このような統計処理を行うことで、どのよ
うな商品がどのような客層に注目されているのかといっ
た情報を知ることができる。したがってこのような情報
を基にマーケット戦略を展開したり、商品の展示レイア
ウトを工夫したり、商品の宣伝広告戦略を立てたりする
ことができる。さらに、各利用者毎に好みを知ることが
できるため、各利用者の好みに応じた商品に関するダイ
レクトメールを、各利用者毎に発送したりすることも可
能である。
うな商品がどのような客層に注目されているのかといっ
た情報を知ることができる。したがってこのような情報
を基にマーケット戦略を展開したり、商品の展示レイア
ウトを工夫したり、商品の宣伝広告戦略を立てたりする
ことができる。さらに、各利用者毎に好みを知ることが
できるため、各利用者の好みに応じた商品に関するダイ
レクトメールを、各利用者毎に発送したりすることも可
能である。
【００４０】図８の処理はサーバ１に行わせるようにす
ることも可能である。この場合、各利用者の個人情報
は、サーバ１にまとめて記憶させるようにすることがで
きる。ただし、上述した実施例のように、出店者の端末
の行わせるようにした方が、サーバ１の負担を軽くする
ことができるだけでなく、各出店者が独自の分析処理を
実行することが容易となる。
ることも可能である。この場合、各利用者の個人情報
は、サーバ１にまとめて記憶させるようにすることがで
きる。ただし、上述した実施例のように、出店者の端末
の行わせるようにした方が、サーバ１の負担を軽くする
ことができるだけでなく、各出店者が独自の分析処理を
実行することが容易となる。
【００４１】なお、全ての利用者がこのような個人情報
を統計処理することを拒否した場合においては、この仮
想現実空間を利用してサービスを提供する場合に統計処
理を行うことが出来なくなる。そこでこのような統計処
理を行うために個人情報を利用することを了解した利用
者に対しては、サービスの価格を割り引くなどの措置を
施すようにすることも可能である。
を統計処理することを拒否した場合においては、この仮
想現実空間を利用してサービスを提供する場合に統計処
理を行うことが出来なくなる。そこでこのような統計処
理を行うために個人情報を利用することを了解した利用
者に対しては、サービスの価格を割り引くなどの措置を
施すようにすることも可能である。
【００４２】以上の実施例においては、ネクタイを販売
する場合を例としたが、ネクタイ以外の商品を販売する
場合はもとより、商品の販売だけでなく、各種の情報を
提供したりする場合など、あらゆるサービスを提供する
場合、さらには、各利用者の行動に関する情報を取得す
る場合に本発明は応用することが可能である。
する場合を例としたが、ネクタイ以外の商品を販売する
場合はもとより、商品の販売だけでなく、各種の情報を
提供したりする場合など、あらゆるサービスを提供する
場合、さらには、各利用者の行動に関する情報を取得す
る場合に本発明は応用することが可能である。
【００４３】
【発明の効果】以上のごとく、請求項１のサービス提供
システムおよび請求項３のサービス提供方法によれば、
端末利用者のサービスに関する行動を記憶し、分析する
ようにしたので、分析処理された結果を用いて、サービ
スの提供に関するより高度な戦略を展開することが可能
となる。
システムおよび請求項３のサービス提供方法によれば、
端末利用者のサービスに関する行動を記憶し、分析する
ようにしたので、分析処理された結果を用いて、サービ
スの提供に関するより高度な戦略を展開することが可能
となる。
【００４４】また、請求項５のサービス提供システムお
よび請求項７のサービス提供方法によれば、端末が所定
のサービスに注目するかその提供を受けたとき、その端
末の利用者の情報を検索し、検索した情報とサービスを
統計処理するようにしたので、統計処理された結果を用
いて、より高度な販売戦略を展開することが可能とな
る。
よび請求項７のサービス提供方法によれば、端末が所定
のサービスに注目するかその提供を受けたとき、その端
末の利用者の情報を検索し、検索した情報とサービスを
統計処理するようにしたので、統計処理された結果を用
いて、より高度な販売戦略を展開することが可能とな
る。
【図１】本発明のサービス提供方法を応用したサイバー
スペースシステムの構成例を示すブロック図である。
スペースシステムの構成例を示すブロック図である。
【図２】図１の端末３−１の構成例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図３】一般利用者のＥＥＰＲＯＭ１０の記憶内容を説
明する図である。
明する図である。
【図４】仮想現実空間における出店者の記録再生装置１
９の記憶内容を説明する図である。
９の記憶内容を説明する図である。
【図５】仮想現実空間の表示例を示す図である。
【図６】図５の洋服店に入った場合における表示例を示
す図である。
す図である。
【図７】図６に示す画面上において注目処理を行った場
合における表示例を示す図である。
合における表示例を示す図である。
【図８】仮想現実空間における出店者の端末における処
理例を示すフローチャートである。
理例を示すフローチャートである。
【図９】図８のステップＳ７における統計処理の例を示
す図である。
す図である。
【図１０】図８のステップＳ７における統計処理の他の
処理例を示す図である。
処理例を示す図である。
１ サーバ ２ ネットワーク ３−１乃至３−３ 端末 １０ ＥＥＰＲＯＭ １１ ＣＰＵ １２ ＲＯＭ １３ ＲＡＭ １４ インタフェース １５ キーボード １５Ａ マウス １６ マイク １７ ＣＲＴ １８ スピーカ １９ 記録再生装置 ２０ 通信装置
Claims (8)
- 【請求項１】 ネットワークを介して接続されている端
末に、サービスを提供するサービス提供システムにおい
て、 前記端末に提供される前記サービスに関する前記端末の
利用者の行動を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記端末の利用者の行動を分
析する分析手段とを備えることを特徴とするサービス提
供システム。 - 【請求項２】 前記分析は前記端末が行うことを特徴と
する請求項１に記載のサービス提供システム。 - 【請求項３】 ネットワークを介して接続されている端
末に、サービスを提供するサービス提供システムにおい
て、 前記端末に提供される前記サービスに関する前記端末の
利用者の行動を記憶し、 記憶された前記端末の利用者の行動を分析することを特
徴とするサービス提供方法。 - 【請求項４】 前記分析は前記端末が行うことを特徴と
する請求項３に記載のサービス提供方法。 - 【請求項５】 ネットワークを介して接続されている端
末に、仮想現実空間を介して所定のサービスを提供する
サービス提供システムにおいて、 前記端末の利用者の情報を記憶する記憶手段と、 前記端末が所定のサービスに注目するか、その提供を受
けたとき、その端末の利用者の情報を検索する検索手段
と、 前記サービスと前記端末の利用者の情報とを統計処理す
る処理手段とを備えることを特徴とするサービス提供シ
ステム。 - 【請求項６】 前記統計処理は前記端末が行うことを特
徴とする請求項５に記載のサービス提供システム。 - 【請求項７】 ネットワークを介して接続されている端
末に、仮想現実空間を介して所定のサービスを提供する
サービス提供方法において、 前記端末の利用者の情報を予め記憶し、 前記端末が所定のサービスに注目するか、その提供を受
けたとき、その端末の利用者の情報を検索し、 前記サービスと前記端末の利用者の情報とを統計処理す
ることを特徴とするサービス提供方法。 - 【請求項８】 前記統計処理は前記端末が行うことを特
徴とする請求項７に記載のサービス提供方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP476395A JPH08194747A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | サービス提供システムおよびサービス提供方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP476395A JPH08194747A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | サービス提供システムおよびサービス提供方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08194747A true JPH08194747A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11592922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP476395A Pending JPH08194747A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | サービス提供システムおよびサービス提供方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08194747A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1115376A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-22 | Toppan Printing Co Ltd | 商品情報媒体作製システム及び商品情報媒体効果報告システム |
| JPH11167595A (ja) * | 1997-09-15 | 1999-06-22 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 製品およびサービスをオンラインで購入する方法およびコンピュータ |
| JP2002197376A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-12 | Fujitsu Ltd | ユーザに応じてカストマイズされた仮想世界を提供する方法および装置 |
| WO2002071282A1 (en) * | 2001-03-02 | 2002-09-12 | British American Tobacco Australia Limited | Network based business to business portal for the retail convenience marketplace |
| AU2002233050B2 (en) * | 2001-03-02 | 2005-02-24 | British American Tobacco Australia Limited | Network based business to business portal for the retail convenience marketplace |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP476395A patent/JPH08194747A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1115376A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-22 | Toppan Printing Co Ltd | 商品情報媒体作製システム及び商品情報媒体効果報告システム |
| JPH11167595A (ja) * | 1997-09-15 | 1999-06-22 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 製品およびサービスをオンラインで購入する方法およびコンピュータ |
| JP2002197376A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-12 | Fujitsu Ltd | ユーザに応じてカストマイズされた仮想世界を提供する方法および装置 |
| WO2002071282A1 (en) * | 2001-03-02 | 2002-09-12 | British American Tobacco Australia Limited | Network based business to business portal for the retail convenience marketplace |
| AU2002233050B2 (en) * | 2001-03-02 | 2005-02-24 | British American Tobacco Australia Limited | Network based business to business portal for the retail convenience marketplace |
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|
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|
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|
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