JP2002109361A - 広告表示方法および広告表示装置 - Google Patents
広告表示方法および広告表示装置Info
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- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/02—Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
- G06Q30/0241—Advertisements
- G06Q30/0251—Targeted advertisements
- G06Q30/0269—Targeted advertisements based on user profile or attribute
- G06Q30/0271—Personalized advertisement
Abstract
(57)【要約】
【課題】 仮想現実の特質を活かした効果的な広告提示
方法が望まれていた。 【解決手段】 広告表示装置１０のオブジェクト記憶部
１０４にはオブジェクトデータが保持される。サービス
エージェント４２は、仮想空間内に位置し、仮想サービ
ス店の広告データをユーザに提示する。ユーザエージェ
ント４０は、仮想空間内を移動する。エージェント処理
実行部１０６は、ユーザエージェント４０がサービスエ
ージェント４２の近傍にある場合に、サービスエージェ
ント４２にユーザとのインタラクションを開始させる。
オブジェクト出力部１０２は、サービスエージェント４
２が開始するインタラクションにユーザが応答した場合
に、サービスエージェント４２に含まれた広告データを
表示させる。
方法が望まれていた。 【解決手段】 広告表示装置１０のオブジェクト記憶部
１０４にはオブジェクトデータが保持される。サービス
エージェント４２は、仮想空間内に位置し、仮想サービ
ス店の広告データをユーザに提示する。ユーザエージェ
ント４０は、仮想空間内を移動する。エージェント処理
実行部１０６は、ユーザエージェント４０がサービスエ
ージェント４２の近傍にある場合に、サービスエージェ
ント４２にユーザとのインタラクションを開始させる。
オブジェクト出力部１０２は、サービスエージェント４
２が開始するインタラクションにユーザが応答した場合
に、サービスエージェント４２に含まれた広告データを
表示させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、広告をユーザに
提示する技術に関する。この発明は特に、仮想空間にお
いてユーザにインタラクティブに広告を表示する広告表
示方法及び広告表示装置に関する。
提示する技術に関する。この発明は特に、仮想空間にお
いてユーザにインタラクティブに広告を表示する広告表
示方法及び広告表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】仮想現実（Virtual Reality）に関する
技術の進歩により、ユーザが仮想的な３次元空間を探索
し、他のユーザと出会ったり、仮想サービス店からサー
ビスの提供を受けるという形での情報サービスが可能と
なってきた。
技術の進歩により、ユーザが仮想的な３次元空間を探索
し、他のユーザと出会ったり、仮想サービス店からサー
ビスの提供を受けるという形での情報サービスが可能と
なってきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】仮想空間におけるサー
ビスの提供に伴い、サービス主体による広告の方法につ
いても、効果的な手法が必要である。しかしながら、Ｗ
ｅｂページにバナー広告が表示されるといった従来の平
面的で、インタラクションの乏しい広告方法では、仮想
現実がもたらす情報サービスの可能性を深化させるには
足らず、広告効果を期待することが難しい。仮想現実の
特質を活かした広告方法が望まれるところである。
ビスの提供に伴い、サービス主体による広告の方法につ
いても、効果的な手法が必要である。しかしながら、Ｗ
ｅｂページにバナー広告が表示されるといった従来の平
面的で、インタラクションの乏しい広告方法では、仮想
現実がもたらす情報サービスの可能性を深化させるには
足らず、広告効果を期待することが難しい。仮想現実の
特質を活かした広告方法が望まれるところである。
【０００４】本発明は、そうした課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、仮想空間においてユーザに効
果的に広告を提示することのできる広告技術の提供にあ
る。
ものであり、その目的は、仮想空間においてユーザに効
果的に広告を提示することのできる広告技術の提供にあ
る。
【０００５】本発明の別の目的は、仮想現実においてユ
ーザにとって親しみやすい、インタラクティブな環境で
サービス主体から広告を受けることのできる広告表示方
法および広告表示装置の提供にある。
ーザにとって親しみやすい、インタラクティブな環境で
サービス主体から広告を受けることのできる広告表示方
法および広告表示装置の提供にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、広
告表示装置（以下単に「装置」または「本装置」ともい
う）に関する。この装置は、オブジェクト記憶部と、オ
ブジェクト出力部と、エージェント処理実行部とを含
む。オブジェクト記憶部は、仮想的な三次元空間を記述
するオブジェクトデータ、サービスエージェントとユー
ザエージェントを記述するオブジェクトデータを保持す
る。仮想的な三次元空間は、複数の仮想的なサービスモ
ールまたはサービス店（以下単に「仮想サービス店」と
もいう）を含む。サービス主体が擬人化されたサービス
エージェントは、ユーザによって探索される仮想空間内
に位置し、広告データを有し、ユーザに広告を提示す
る。ユーザが擬人化されたユーザエージェントは、前記
仮想空間内を移動可能であり、サービスエージェントと
対話したり、仮想サービス店からサービスを享受する。
広告データは広告主体から提供される。広告データはサ
ービスエージェント内にあらかじめ格納されてもよく、
または必要なときに広告主体のサーバから受信してもよ
い。サービスエージェントとユーザエージェントは、仮
想空間において互いに対話することができるハードウエ
ア、ソフトウエアまたはそれらの協働による機能部であ
る。
告表示装置（以下単に「装置」または「本装置」ともい
う）に関する。この装置は、オブジェクト記憶部と、オ
ブジェクト出力部と、エージェント処理実行部とを含
む。オブジェクト記憶部は、仮想的な三次元空間を記述
するオブジェクトデータ、サービスエージェントとユー
ザエージェントを記述するオブジェクトデータを保持す
る。仮想的な三次元空間は、複数の仮想的なサービスモ
ールまたはサービス店（以下単に「仮想サービス店」と
もいう）を含む。サービス主体が擬人化されたサービス
エージェントは、ユーザによって探索される仮想空間内
に位置し、広告データを有し、ユーザに広告を提示す
る。ユーザが擬人化されたユーザエージェントは、前記
仮想空間内を移動可能であり、サービスエージェントと
対話したり、仮想サービス店からサービスを享受する。
広告データは広告主体から提供される。広告データはサ
ービスエージェント内にあらかじめ格納されてもよく、
または必要なときに広告主体のサーバから受信してもよ
い。サービスエージェントとユーザエージェントは、仮
想空間において互いに対話することができるハードウエ
ア、ソフトウエアまたはそれらの協働による機能部であ
る。
【０００７】オブジェクト出力部は、前記仮想空間内
に、前記サービスエージェントおよび前記ユーザエージ
ェントを表示する。エージェント処理実行部は、前記仮
想空間において前記ユーザエージェントが前記サービス
エージェントの近傍にある場合に、前記サービスエージ
ェントに前記ユーザとのインタラクションを開始させ
る。前記オブジェクト出力部は、前記サービスエージェ
ントが開始するインタラクションに前記ユーザが応答し
た場合に、前記サービスエージェントに含まれた前記広
告データをユーザに表示する。
に、前記サービスエージェントおよび前記ユーザエージ
ェントを表示する。エージェント処理実行部は、前記仮
想空間において前記ユーザエージェントが前記サービス
エージェントの近傍にある場合に、前記サービスエージ
ェントに前記ユーザとのインタラクションを開始させ
る。前記オブジェクト出力部は、前記サービスエージェ
ントが開始するインタラクションに前記ユーザが応答し
た場合に、前記サービスエージェントに含まれた前記広
告データをユーザに表示する。
【０００８】本装置の機能は、インターネットを介した
サーバ−クライアントシステムにおいて実現してもよ
い。クライアントはユーザの操作を受けつけ、エージェ
ントの処理を実行するフロント処理部として機能し、サ
ーバはエージェントを制御し、広告データを提供するバ
ック処理部として機能する。バック処理部は、ユーザデ
ータベース、広告データベース、エージェントデータベ
ースから必要なデータを抽出し、広告を含むオブジェク
トデータをフロント処理部へ提供するオブジェクトデー
タ提供部を含んでもよい。このオブジェクトデータ提供
部は、ＣＧＩ（Common Gateway Interface）のようにサ
ーバ側に処理の主たる機能が残るもの、Ｊａｖａ（商
標）アプレットやＡｃｔｉｖｅＸ（商標）のようにクラ
イアント側に処理の主たる機能が移動するもの、ＡＰＩ
（Application Program Interface）型でサーバとクラ
イアントの両方に処理の主たる機能であるＪａｖａアプ
リケーションなどを配するものなど、いろいろな態様で
実現できる。
サーバ−クライアントシステムにおいて実現してもよ
い。クライアントはユーザの操作を受けつけ、エージェ
ントの処理を実行するフロント処理部として機能し、サ
ーバはエージェントを制御し、広告データを提供するバ
ック処理部として機能する。バック処理部は、ユーザデ
ータベース、広告データベース、エージェントデータベ
ースから必要なデータを抽出し、広告を含むオブジェク
トデータをフロント処理部へ提供するオブジェクトデー
タ提供部を含んでもよい。このオブジェクトデータ提供
部は、ＣＧＩ（Common Gateway Interface）のようにサ
ーバ側に処理の主たる機能が残るもの、Ｊａｖａ（商
標）アプレットやＡｃｔｉｖｅＸ（商標）のようにクラ
イアント側に処理の主たる機能が移動するもの、ＡＰＩ
（Application Program Interface）型でサーバとクラ
イアントの両方に処理の主たる機能であるＪａｖａアプ
リケーションなどを配するものなど、いろいろな態様で
実現できる。
【０００９】前記オブジェクト出力部は、前記ユーザエ
ージェントの位置が前記サービスエージェントの近傍に
ある場合に、前記サービスエージェントを表示し、前記
ユーザエージェントの位置が前記サービスエージェント
の近傍にない場合に、前記サービスエージェントを非表
示にしてもよい。
ージェントの位置が前記サービスエージェントの近傍に
ある場合に、前記サービスエージェントを表示し、前記
ユーザエージェントの位置が前記サービスエージェント
の近傍にない場合に、前記サービスエージェントを非表
示にしてもよい。
【００１０】前記エージェント処理実行部は、前記ユー
ザエージェントの位置が前記サービスエージェント毎に
定められた領域内にある場合に、前記サービスエージェ
ントを前記ユーザエージェントの位置に移動させ、前記
オブジェクト出力部は、移動した前記サービスエージェ
ントを表示してもよい。サービスエージェント毎に、ユ
ーザエージェントが通過したときにユーザエージェント
とのインタラクションを開始する領域を定めることによ
り、サービスエージェントがその定められた領域にいな
い場合でも、ユーザエージェントがその領域に入った場
合に、サービスエージェントがユーザエージェントの位
置に移動してインタラクションを開始することができ
る。また、サービスエージェント毎にそのような領域を
複数設けてもよい。これによりサービス主体または広告
主体が仮想空間において広告を配布したいと考える領域
を複数箇所指定することができ、いずれかの領域にユー
ザエージェントが来た場合に、ユーザエージェントにコ
ンタクトすることが可能となる。
ザエージェントの位置が前記サービスエージェント毎に
定められた領域内にある場合に、前記サービスエージェ
ントを前記ユーザエージェントの位置に移動させ、前記
オブジェクト出力部は、移動した前記サービスエージェ
ントを表示してもよい。サービスエージェント毎に、ユ
ーザエージェントが通過したときにユーザエージェント
とのインタラクションを開始する領域を定めることによ
り、サービスエージェントがその定められた領域にいな
い場合でも、ユーザエージェントがその領域に入った場
合に、サービスエージェントがユーザエージェントの位
置に移動してインタラクションを開始することができ
る。また、サービスエージェント毎にそのような領域を
複数設けてもよい。これによりサービス主体または広告
主体が仮想空間において広告を配布したいと考える領域
を複数箇所指定することができ、いずれかの領域にユー
ザエージェントが来た場合に、ユーザエージェントにコ
ンタクトすることが可能となる。
【００１１】前記サービスエージェントは、前記仮想空
間内の仮想サービス店が提供する広告データを有し、前
記エージェント処理実行部は、表示された前記広告デー
タに前記ユーザが反応した場合に、前記ユーザエージェ
ントを前記仮想サービス店に移動させてもよい。これに
より現実世界における客の引き込みが模擬され、ユーザ
は広告に反応して、広告主体の提供するサーバへのアク
セスを開始することができる。
間内の仮想サービス店が提供する広告データを有し、前
記エージェント処理実行部は、表示された前記広告デー
タに前記ユーザが反応した場合に、前記ユーザエージェ
ントを前記仮想サービス店に移動させてもよい。これに
より現実世界における客の引き込みが模擬され、ユーザ
は広告に反応して、広告主体の提供するサーバへのアク
セスを開始することができる。
【００１２】前記エージェント処理部は、前記ユーザが
前記サービスエージェントに応答して、前記広告データ
が表示された場合に、前記ユーザエージェントのポイン
トを加算してもよい。前記エージェント処理部は、前記
ユーザエージェントを前記仮想サービス店に移動させた
場合に、前記ユーザエージェントのポイントを加算して
もよい。前記エージェント処理部は、前記ユーザの探索
により発見された非表示の前記サービスエージェントが
有する広告データが表示された場合に、前記ユーザエー
ジェントのポイントを加算してもよい。
前記サービスエージェントに応答して、前記広告データ
が表示された場合に、前記ユーザエージェントのポイン
トを加算してもよい。前記エージェント処理部は、前記
ユーザエージェントを前記仮想サービス店に移動させた
場合に、前記ユーザエージェントのポイントを加算して
もよい。前記エージェント処理部は、前記ユーザの探索
により発見された非表示の前記サービスエージェントが
有する広告データが表示された場合に、前記ユーザエー
ジェントのポイントを加算してもよい。
【００１３】本発明の別の態様は、仮想空間を探索する
複数のユーザによって共有されるサーバに関する。この
サーバは、ユーザに提供する広告データを格納した広告
データベースと、ユーザの個人データを格納したユーザ
データベースと、ユーザによって探索される仮想空間内
を移動可能な、ユーザを擬人化したユーザエージェント
を実現したソフトウエアコンポーネント群と、前記仮想
空間内に位置し、前記ユーザエージェントが近づいた場
合に、前記ユーザエージェントとの対話を開始するサー
ビスエージェントを実現したソフトウエアコンポーネン
ト群とを含む。前記サービスエージェントは、対話を開
始した前記ユーザエージェントに対応する前記ユーザの
前記個人データを前記ユーザデータベースから抽出する
機能と、前記個人データに適した広告データを前記広告
データベースから抽出する機能と、前記広告データを前
記ユーザに提示する機能とを含む。
複数のユーザによって共有されるサーバに関する。この
サーバは、ユーザに提供する広告データを格納した広告
データベースと、ユーザの個人データを格納したユーザ
データベースと、ユーザによって探索される仮想空間内
を移動可能な、ユーザを擬人化したユーザエージェント
を実現したソフトウエアコンポーネント群と、前記仮想
空間内に位置し、前記ユーザエージェントが近づいた場
合に、前記ユーザエージェントとの対話を開始するサー
ビスエージェントを実現したソフトウエアコンポーネン
ト群とを含む。前記サービスエージェントは、対話を開
始した前記ユーザエージェントに対応する前記ユーザの
前記個人データを前記ユーザデータベースから抽出する
機能と、前記個人データに適した広告データを前記広告
データベースから抽出する機能と、前記広告データを前
記ユーザに提示する機能とを含む。
【００１４】本発明のさらに別の態様は、広告表示方法
に関する。この方法は、広告データを有するサービスエ
ージェントをユーザによって探索される仮想空間内に配
置する過程と、前記仮想空間内を移動可能な、ユーザを
擬人化したユーザエージェントを前記仮想空間に表示す
る過程と、前記ユーザエージェントが前記サービスエー
ジェントに近づいた場合に、前記サービスエージェント
に前記ユーザとのインタラクションを開始させる過程
と、前記サービスエージェントが開始するインタラクシ
ョンに前記ユーザが応答した場合に、前記サービスエー
ジェントに含まれた前記広告データが表示される過程と
を含む。
に関する。この方法は、広告データを有するサービスエ
ージェントをユーザによって探索される仮想空間内に配
置する過程と、前記仮想空間内を移動可能な、ユーザを
擬人化したユーザエージェントを前記仮想空間に表示す
る過程と、前記ユーザエージェントが前記サービスエー
ジェントに近づいた場合に、前記サービスエージェント
に前記ユーザとのインタラクションを開始させる過程
と、前記サービスエージェントが開始するインタラクシ
ョンに前記ユーザが応答した場合に、前記サービスエー
ジェントに含まれた前記広告データが表示される過程と
を含む。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は、広告表示装置の構成図で
ある。本実施形態では、広告表示装置がインターネット
で接続されたサーバ−クライアントシステムとして実現
された場合を説明する。広告表示装置の機能は、フロン
ト処理部１０とバック処理部２０に分けられ、フロント
処理部１０がクライアント側に実現され、バック処理部
２０がサーバ側に実現される。フロント処理部１０とバ
ック処理部２０はインターネット３０を介して接続され
る。フロント処理部１０及びバック処理部２０は、通常
のコンピュータとしての機能をもち、したがってその構
成は、ＣＰＵ、メモリ、メモリにロードされたプログラ
ムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携に
よって実現される、本実施の形態に特徴的な機能ブロッ
クのみを描いている。これらの機能ブロックがハードウ
エアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せに
よっていろいろな形で実現できることは、当業者には理
解されるところである。
ある。本実施形態では、広告表示装置がインターネット
で接続されたサーバ−クライアントシステムとして実現
された場合を説明する。広告表示装置の機能は、フロン
ト処理部１０とバック処理部２０に分けられ、フロント
処理部１０がクライアント側に実現され、バック処理部
２０がサーバ側に実現される。フロント処理部１０とバ
ック処理部２０はインターネット３０を介して接続され
る。フロント処理部１０及びバック処理部２０は、通常
のコンピュータとしての機能をもち、したがってその構
成は、ＣＰＵ、メモリ、メモリにロードされたプログラ
ムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携に
よって実現される、本実施の形態に特徴的な機能ブロッ
クのみを描いている。これらの機能ブロックがハードウ
エアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せに
よっていろいろな形で実現できることは、当業者には理
解されるところである。
【００１６】フロント処理部１０は、ユーザに情報を提
示し、ユーザから指示を受け付けるなど、ユーザに関連
する機能全体の総称としてのユーザインタフェース１０
０を有する。したがって、ユーザインタフェース１００
は図示しないキーボードやマウスなどの入力装置、ユー
ザに情報を表示する表示装置、ＧＵＩその他のプログラ
ムが含まれる。
示し、ユーザから指示を受け付けるなど、ユーザに関連
する機能全体の総称としてのユーザインタフェース１０
０を有する。したがって、ユーザインタフェース１００
は図示しないキーボードやマウスなどの入力装置、ユー
ザに情報を表示する表示装置、ＧＵＩその他のプログラ
ムが含まれる。
【００１７】オブジェクト記憶部１０４には、ユーザを
支援するために表示される仮想的な三次元空間（以下単
に「仮想空間」ともいう）と、その中でユーザと対話を
もつことによりユーザにサービスを提供するサービス主
体を擬人化したサービスエージェント４２と、ユーザを
擬人化したユーザエージェント４０を記述するオブジェ
クトデータを保持する。３Ｄオブジェクト出力部１０２
はオブジェクト記憶部１０４に格納されたオブジェクト
データに基づいてエージェントを表示する。ユーザエー
ジェント４０とサービスエージェント４２のオブジェク
トデータは、当初エージェントデータベース２３４に格
納されていてもよい。その場合、エージェント処理実行
部１０６の要求により、バック処理部２０のオブジェク
トデータ提供部２００がエージェントデータベース２３
４から抽出し、フロント処理部１０に送信する。フロン
ト処理部１０は受信したオブジェクトデータをオブジェ
クト記憶部１０４に格納する。
支援するために表示される仮想的な三次元空間（以下単
に「仮想空間」ともいう）と、その中でユーザと対話を
もつことによりユーザにサービスを提供するサービス主
体を擬人化したサービスエージェント４２と、ユーザを
擬人化したユーザエージェント４０を記述するオブジェ
クトデータを保持する。３Ｄオブジェクト出力部１０２
はオブジェクト記憶部１０４に格納されたオブジェクト
データに基づいてエージェントを表示する。ユーザエー
ジェント４０とサービスエージェント４２のオブジェク
トデータは、当初エージェントデータベース２３４に格
納されていてもよい。その場合、エージェント処理実行
部１０６の要求により、バック処理部２０のオブジェク
トデータ提供部２００がエージェントデータベース２３
４から抽出し、フロント処理部１０に送信する。フロン
ト処理部１０は受信したオブジェクトデータをオブジェ
クト記憶部１０４に格納する。
【００１８】仮想空間は複数の仮想的なサービスモール
またはサービス店（以下単に「仮想サービス店」ともい
う）を内包している。仮想サービス店は、商品を販売し
たり、サービスを提供するサービス主体または広告主体
のＷｅｂサーバを有し、ユーザエージェントが仮想サー
ビス店に入ると、ユーザはＷｅｂサーバにアクセスして
Ｗｅｂページの閲覧ができる。
またはサービス店（以下単に「仮想サービス店」ともい
う）を内包している。仮想サービス店は、商品を販売し
たり、サービスを提供するサービス主体または広告主体
のＷｅｂサーバを有し、ユーザエージェントが仮想サー
ビス店に入ると、ユーザはＷｅｂサーバにアクセスして
Ｗｅｂページの閲覧ができる。
【００１９】エージェント処理実行部１０６は、ユーザ
インタフェース１００を介してユーザがユーザエージェ
ントを操作したり、サービスエージェントとの対話を行
う場合に、必要な処理を実行する。またエージェント処
理実行部１０６は、ユーザエージェント４０がサービス
エージェント４２の近傍に近づいたかどうかを検出し、
ユーザエージェント４０が近づいたサービスエージェン
ト４２を起動する。起動されたサービスエージェント４
２はユーザエージェント４０とのインタラクションを開
始する。以下ユーザエージェント４０とサービスエージ
ェント４２とを合わせて単に「エージェント」ともい
う。
インタフェース１００を介してユーザがユーザエージェ
ントを操作したり、サービスエージェントとの対話を行
う場合に、必要な処理を実行する。またエージェント処
理実行部１０６は、ユーザエージェント４０がサービス
エージェント４２の近傍に近づいたかどうかを検出し、
ユーザエージェント４０が近づいたサービスエージェン
ト４２を起動する。起動されたサービスエージェント４
２はユーザエージェント４０とのインタラクションを開
始する。以下ユーザエージェント４０とサービスエージ
ェント４２とを合わせて単に「エージェント」ともい
う。
【００２０】オブジェクトデータ提供部２００のエージ
ェント制御部２０２、仮想空間生成部２０４はそれぞれ
エージェントと仮想空間をオブジェクトデータとしてフ
ロント処理部１０へ提供する。エージェント制御部２０
２はエージェントの生成および管理を行う。エージェン
トのオブジェクトデータとして、その画像データ、対話
データ、性格付けなどのための各種属性データが生成さ
れる。フロント処理部１０にてユーザエージェント４０
とサービスエージェント４２との間での対話により、新
たな情報が必要となった場合、その情報はエージェント
制御部２０２で取得され、ページの検索その他必要な処
理がなされる。また、広告情報生成部２０６は、ユーザ
の個人情報をユーザデータベース２３０から抽出し、ユ
ーザの嗜好に沿った広告データを広告データベース２３
２から抽出し、サービスエージェント４２に提供する。
仮想空間もエージェントも、例えばＶＲＭＬ（Virtual
Reality Modeling Language）で記述されてもよく、そ
の場合、仮想空間生成部１４２がユーザに対してＶＲＭ
Ｌのビュアを提供してもよい。
ェント制御部２０２、仮想空間生成部２０４はそれぞれ
エージェントと仮想空間をオブジェクトデータとしてフ
ロント処理部１０へ提供する。エージェント制御部２０
２はエージェントの生成および管理を行う。エージェン
トのオブジェクトデータとして、その画像データ、対話
データ、性格付けなどのための各種属性データが生成さ
れる。フロント処理部１０にてユーザエージェント４０
とサービスエージェント４２との間での対話により、新
たな情報が必要となった場合、その情報はエージェント
制御部２０２で取得され、ページの検索その他必要な処
理がなされる。また、広告情報生成部２０６は、ユーザ
の個人情報をユーザデータベース２３０から抽出し、ユ
ーザの嗜好に沿った広告データを広告データベース２３
２から抽出し、サービスエージェント４２に提供する。
仮想空間もエージェントも、例えばＶＲＭＬ（Virtual
Reality Modeling Language）で記述されてもよく、そ
の場合、仮想空間生成部１４２がユーザに対してＶＲＭ
Ｌのビュアを提供してもよい。
【００２１】図２は、ユーザエージェント４０のオブジ
ェクトデータのデータ構造を説明する図である。ユーザ
エージェント４０のオブジェクトデータは、仮想空間に
おけるエージェントの位置を示す位置情報５２と、エー
ジェントの画像データ５４と、ユーザの住所、年齢等の
デモグラフィックな基本属性とユーザの嗜好属性等のユ
ーザ情報５６と、エージェントの動作を記述するプログ
ラム５８と、エージェントが対話の際に発する代表的な
メッセージ６０と、対話のログを格納する対話データ６
２とを有する。ユーザ情報５６にはユーザが獲得するポ
イントをさらに含めてもよい。
ェクトデータのデータ構造を説明する図である。ユーザ
エージェント４０のオブジェクトデータは、仮想空間に
おけるエージェントの位置を示す位置情報５２と、エー
ジェントの画像データ５４と、ユーザの住所、年齢等の
デモグラフィックな基本属性とユーザの嗜好属性等のユ
ーザ情報５６と、エージェントの動作を記述するプログ
ラム５８と、エージェントが対話の際に発する代表的な
メッセージ６０と、対話のログを格納する対話データ６
２とを有する。ユーザ情報５６にはユーザが獲得するポ
イントをさらに含めてもよい。
【００２２】図３は、サービスエージェント４２のオブ
ジェクトデータのデータ構造を説明する図である。サー
ビスエージェント４２のオブジェクトデータは、仮想空
間におけるエージェントの位置を示す位置情報７２と、
エージェントの画像データ７４と、エージェントの動作
を記述するプログラム７６と、エージェントが対話の際
に発する代表的なメッセージ７８と、ユーザに提示する
広告データ８０と、対話のログを格納する対話データ８
２とを有する。
ジェクトデータのデータ構造を説明する図である。サー
ビスエージェント４２のオブジェクトデータは、仮想空
間におけるエージェントの位置を示す位置情報７２と、
エージェントの画像データ７４と、エージェントの動作
を記述するプログラム７６と、エージェントが対話の際
に発する代表的なメッセージ７８と、ユーザに提示する
広告データ８０と、対話のログを格納する対話データ８
２とを有する。
【００２３】図４は、仮想空間に配置されたサービスエ
ージェント４２、および仮想空間を探索するユーザエー
ジェント４０を説明する図である。仮想空間にはサービ
スを提供する仮想サービス店４４Ａから４４Ｌ（これら
をまとめて符号４４で参照する）と、サービスエージェ
ント４２Ａ、４２Ｂ、および４２Ｃ（これらをまとめて
符号４２で参照する）と、ユーザエージェント４０が存
在する。サービスエージェント４２Ａおよび４２Ｂは表
示されており、ユーザは見ることができるが、サービス
エージェント４２Ｃは表示されていないため、ユーザは
見ることができない。ユーザはユーザエージェント４０
を動かして仮想空間における道を探索させる。サービス
エージェント４２Ｃの近傍にユーザエージェント４０が
近づけば、サービスエージェント４２Ｃは非表示から表
示に切り替えられ、ユーザはサービスエージェント４２
Ｃを見ることができるようになる。
ージェント４２、および仮想空間を探索するユーザエー
ジェント４０を説明する図である。仮想空間にはサービ
スを提供する仮想サービス店４４Ａから４４Ｌ（これら
をまとめて符号４４で参照する）と、サービスエージェ
ント４２Ａ、４２Ｂ、および４２Ｃ（これらをまとめて
符号４２で参照する）と、ユーザエージェント４０が存
在する。サービスエージェント４２Ａおよび４２Ｂは表
示されており、ユーザは見ることができるが、サービス
エージェント４２Ｃは表示されていないため、ユーザは
見ることができない。ユーザはユーザエージェント４０
を動かして仮想空間における道を探索させる。サービス
エージェント４２Ｃの近傍にユーザエージェント４０が
近づけば、サービスエージェント４２Ｃは非表示から表
示に切り替えられ、ユーザはサービスエージェント４２
Ｃを見ることができるようになる。
【００２４】ユーザエージェント４０がサービスエージ
ェント４２の近傍に来ると、サービスエージェント４２
はユーザエージェント４０とインタラクションを開始す
る。サービスエージェント４２はたとえば道路で広告付
きのティッシュを配る人を模したものである。サービス
エージェント４２の開始するインタラクションは、たと
えば、ユーザエージェント４０にティッシュを配る動作
をしたり、「こんにちは」などと話しかけることであ
る。サービスエージェント４２の開始するインタラクシ
ョンにユーザが反応した場合、サービスエージェント４
２はユーザに広告データを表示する。
ェント４２の近傍に来ると、サービスエージェント４２
はユーザエージェント４０とインタラクションを開始す
る。サービスエージェント４２はたとえば道路で広告付
きのティッシュを配る人を模したものである。サービス
エージェント４２の開始するインタラクションは、たと
えば、ユーザエージェント４０にティッシュを配る動作
をしたり、「こんにちは」などと話しかけることであ
る。サービスエージェント４２の開始するインタラクシ
ョンにユーザが反応した場合、サービスエージェント４
２はユーザに広告データを表示する。
【００２５】図５は、サービスエージェント４２がユー
ザエージェント４０と対話して、広告データを表示する
様子を説明する図である。サービスエージェント４２
は、吹き出しの対話に「アウトドアショップ」という仮
想サービス店のロゴと、広告のメッセージと、広告する
商品の画像を表示させる。また広告データには仮想サー
ビス店のサーバへのリンクが設けられてもよい。「お店
に連れて行って」というボタンはそのようなリンクの一
例であり、ボタンをクリックすることにより、ユーザエ
ージェント４０は仮想サービス店に移動し、仮想サービ
ス店のサーバが提供するＷｅｂページを閲覧したり、商
品の購入を行ったり、サービスを受けることができる。
これは現実世界における客の引き込みを模擬したもので
あり、仮想現実の世界でも効果的な広告方法である。
ザエージェント４０と対話して、広告データを表示する
様子を説明する図である。サービスエージェント４２
は、吹き出しの対話に「アウトドアショップ」という仮
想サービス店のロゴと、広告のメッセージと、広告する
商品の画像を表示させる。また広告データには仮想サー
ビス店のサーバへのリンクが設けられてもよい。「お店
に連れて行って」というボタンはそのようなリンクの一
例であり、ボタンをクリックすることにより、ユーザエ
ージェント４０は仮想サービス店に移動し、仮想サービ
ス店のサーバが提供するＷｅｂページを閲覧したり、商
品の購入を行ったり、サービスを受けることができる。
これは現実世界における客の引き込みを模擬したもので
あり、仮想現実の世界でも効果的な広告方法である。
【００２６】図６は、サービスエージェント４２のオブ
ジェクトデータに含まれる広告データ８０のデータ構造
を説明する図である。広告データ８０は、仮想サービス
店の店名、仮想サービス店のサーバのＵＲＬ、広告が表
示された場合にユーザに与えられるポイント、広告が表
示された後にユーザエージェント４０が仮想サービス店
を訪問した場合に与えられるポイント、広告のメッセー
ジ、および商品の画像や仮想サービス店の画像等の画像
データが含まれる。広告データ８０に格納されたポイン
ト数に基づいて、ユーザに広告が表示された場合に獲得
されるポイント、サービスエージェント４２が広告に含
まれたリンクを利用して仮想サービス店に移動した場合
に獲得されるポイントが決定され、サービスエージェン
ト４２のオブジェクトデータのユーザ情報５６に格納さ
れたポイントが加算される。
ジェクトデータに含まれる広告データ８０のデータ構造
を説明する図である。広告データ８０は、仮想サービス
店の店名、仮想サービス店のサーバのＵＲＬ、広告が表
示された場合にユーザに与えられるポイント、広告が表
示された後にユーザエージェント４０が仮想サービス店
を訪問した場合に与えられるポイント、広告のメッセー
ジ、および商品の画像や仮想サービス店の画像等の画像
データが含まれる。広告データ８０に格納されたポイン
ト数に基づいて、ユーザに広告が表示された場合に獲得
されるポイント、サービスエージェント４２が広告に含
まれたリンクを利用して仮想サービス店に移動した場合
に獲得されるポイントが決定され、サービスエージェン
ト４２のオブジェクトデータのユーザ情報５６に格納さ
れたポイントが加算される。
【００２７】サービスエージェント４２が現れる領域を
複数設けてもよい。図７は、サービスエージェント４２
が現れる複数の領域を説明する図である。サービスエー
ジェント４２が現れる領域として、点線で示す領域４６
Ａ、４６Ｂ、および４６Ｃが設定される。広告主体は、
広告対象のユーザのターゲットを絞るため、この例のよ
うに、広場のようなユーザが集まりやすい場所４６Ａ
や、広告する内容や広告対象のユーザ層などに応じてフ
ァッション、グルメなどの特定の仮想サービス店の前の
領域４６Ｂおよび４６Ｃを選んで、サービスエージェン
ト４２の現れる領域を設定する。ユーザエージェント４
０が領域４６Ａ、４６Ｂ、４６Ｃのいずれかの領域に入
った場合に、サービスエージェント４２がユーザエージ
ェント４０の近傍に表示され、インタラクションが開始
される。
複数設けてもよい。図７は、サービスエージェント４２
が現れる複数の領域を説明する図である。サービスエー
ジェント４２が現れる領域として、点線で示す領域４６
Ａ、４６Ｂ、および４６Ｃが設定される。広告主体は、
広告対象のユーザのターゲットを絞るため、この例のよ
うに、広場のようなユーザが集まりやすい場所４６Ａ
や、広告する内容や広告対象のユーザ層などに応じてフ
ァッション、グルメなどの特定の仮想サービス店の前の
領域４６Ｂおよび４６Ｃを選んで、サービスエージェン
ト４２の現れる領域を設定する。ユーザエージェント４
０が領域４６Ａ、４６Ｂ、４６Ｃのいずれかの領域に入
った場合に、サービスエージェント４２がユーザエージ
ェント４０の近傍に表示され、インタラクションが開始
される。
【００２８】図８は、広告表示方法のフローチャートで
ある。エージェント処理実行部１０６は、仮想空間に配
置されたサービスエージェント４２を非表示にする（Ｓ
１０）。エージェント処理実行部１０６は、ユーザエー
ジェント４０がサービスエージェント４２の近傍に存在
するか否かを検出する（Ｓ１２）。ユーザエージェント
４０がサービスエージェント４２の近傍にある場合、サ
ービスエージェント４２を表示させる（Ｓ１４）。サー
ビスエージェント４２が起動され、ユーザエージェント
４０に働きかけ、インタラクションを開始する（Ｓ１
５）。エージェント処理実行部１０６は、ユーザエージ
ェント４０がサービスエージェント４２の近傍から離れ
たかどうかを検出する（Ｓ１６）。サービスエージェン
ト４２の働きかけにも拘わらず、ユーザエージェント４
０がサービスエージェント４２を無視して通りすぎる
と、ステップＳ１０に戻り、サービスエージェント４２
は非表示になる。エージェント処理実行部１０６は、ユ
ーザエージェント４０がサービスエージェント４２の働
きかけに応答したかどうかを検出する（Ｓ１８）。ユー
ザエージェント４０が応答した場合に、サービスエージ
ェント４２はユーザに広告データを表示する（Ｓ２
０）。
ある。エージェント処理実行部１０６は、仮想空間に配
置されたサービスエージェント４２を非表示にする（Ｓ
１０）。エージェント処理実行部１０６は、ユーザエー
ジェント４０がサービスエージェント４２の近傍に存在
するか否かを検出する（Ｓ１２）。ユーザエージェント
４０がサービスエージェント４２の近傍にある場合、サ
ービスエージェント４２を表示させる（Ｓ１４）。サー
ビスエージェント４２が起動され、ユーザエージェント
４０に働きかけ、インタラクションを開始する（Ｓ１
５）。エージェント処理実行部１０６は、ユーザエージ
ェント４０がサービスエージェント４２の近傍から離れ
たかどうかを検出する（Ｓ１６）。サービスエージェン
ト４２の働きかけにも拘わらず、ユーザエージェント４
０がサービスエージェント４２を無視して通りすぎる
と、ステップＳ１０に戻り、サービスエージェント４２
は非表示になる。エージェント処理実行部１０６は、ユ
ーザエージェント４０がサービスエージェント４２の働
きかけに応答したかどうかを検出する（Ｓ１８）。ユー
ザエージェント４０が応答した場合に、サービスエージ
ェント４２はユーザに広告データを表示する（Ｓ２
０）。
【００２９】上記の説明においてエージェント処理実行
部１０６が行う処理は、サービスエージェント４２また
はユーザエージェント４０に含まれたプログラムが行っ
てもよい。たとえばサービスエージェント４２の動作を
規定するプログラムが、サービスエージェント４２の位
置情報と、ユーザエージェント４０の位置情報を比較
し、サービスエージェント４２の近傍にユーザエージェ
ント４０が入ったかどうかを判定してもよい。
部１０６が行う処理は、サービスエージェント４２また
はユーザエージェント４０に含まれたプログラムが行っ
てもよい。たとえばサービスエージェント４２の動作を
規定するプログラムが、サービスエージェント４２の位
置情報と、ユーザエージェント４０の位置情報を比較
し、サービスエージェント４２の近傍にユーザエージェ
ント４０が入ったかどうかを判定してもよい。
【００３０】以上、本発明をいくつかの実施の形態をも
とに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それ
らの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな
変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範
囲にあることは当業者に理解されるところである。
とに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それ
らの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな
変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範
囲にあることは当業者に理解されるところである。
【００３１】そうしたひとつの例として、ユーザ支援装
置に娯楽性の高い機能を付加することができる。例え
ば、仮想空間の道路に「プレミアムエージェント」とい
う特別なサービスエージェントを隠しておき、これを発
見してサービスエージェントからが提示する広告を見た
ユーザに特別なプレゼントを出してもよく、その場合ユ
ーザはゲーム感覚で仮想空間内の探索を楽しむことがで
きる。また、サービスエージェントは広告を表示しなが
ら、ユーザにアンケートを行ったり、クイズを出しても
よく、アンケートやクイズに答えたユーザにポイントを
加算しもよい。これにより、ユーザはサービスエージェ
ントとのやりとりを楽しみながら、広告を見るようにな
り、広告を見るインセンティブも高まり、広告効果を高
めることができる。また、サービスエージェントはユー
ザエージェンからユーザ情報や対話のログ情報を受け取
り、ユーザ情報や対話ログに基づいてユーザに適した広
告データを選んでもよい。
置に娯楽性の高い機能を付加することができる。例え
ば、仮想空間の道路に「プレミアムエージェント」とい
う特別なサービスエージェントを隠しておき、これを発
見してサービスエージェントからが提示する広告を見た
ユーザに特別なプレゼントを出してもよく、その場合ユ
ーザはゲーム感覚で仮想空間内の探索を楽しむことがで
きる。また、サービスエージェントは広告を表示しなが
ら、ユーザにアンケートを行ったり、クイズを出しても
よく、アンケートやクイズに答えたユーザにポイントを
加算しもよい。これにより、ユーザはサービスエージェ
ントとのやりとりを楽しみながら、広告を見るようにな
り、広告を見るインセンティブも高まり、広告効果を高
めることができる。また、サービスエージェントはユー
ザエージェンからユーザ情報や対話のログ情報を受け取
り、ユーザ情報や対話ログに基づいてユーザに適した広
告データを選んでもよい。
【００３２】また、上記の説明では、広告表示装置の機
能構成をサーバとクライアントに分けて実施する例を説
明したが、本発明の広告表示装置の機能をサーバのみ、
またはクライアントのみで実現してもよい。また、機能
構成をサーバとクライアントに分ける場合でも、機能構
成の分け方はいろいろな形態がある。
能構成をサーバとクライアントに分けて実施する例を説
明したが、本発明の広告表示装置の機能をサーバのみ、
またはクライアントのみで実現してもよい。また、機能
構成をサーバとクライアントに分ける場合でも、機能構
成の分け方はいろいろな形態がある。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば、仮想空間におけるイン
タラクションを通してユーザに広告を提示することがで
き、ユーザが広告を見るインセンティブを高め、広告効
果を向上させることができる。
タラクションを通してユーザに広告を提示することがで
き、ユーザが広告を見るインセンティブを高め、広告効
果を向上させることができる。
【図１】 実施の形態に係る広告表示装置の構成図であ
る。
る。
【図２】 ユーザエージェントのオブジェクトデータの
データ構造を説明する図である。
データ構造を説明する図である。
【図３】 サービスエージェントのオブジェクトデータ
のデータ構造を説明する図である。
のデータ構造を説明する図である。
【図４】 仮想空間に配置されたサービスエージェン
ト、および仮想空間を探索するユーザエージェントを説
明する図である。
ト、および仮想空間を探索するユーザエージェントを説
明する図である。
【図５】 サービスエージェントがユーザエージェント
と対話して、広告データを表示する様子を説明する図で
ある。
と対話して、広告データを表示する様子を説明する図で
ある。
【図６】 サービスエージェントのオブジェクトデータ
に含まれる広告データのデータ構造を説明する図であ
る。
に含まれる広告データのデータ構造を説明する図であ
る。
【図７】 サービスエージェントが現れる複数の領域を
説明する図である。
説明する図である。
【図８】 広告表示方法のフローチャートである。
１０ フロント処理部、 ２０ バック処理部、 ３０
インターネット、４０ユーザエージェント、 ４２
サービスエージェント、 ４４ 仮想サービスモール、
５０ ユーザエージェントデータ、 ７０ サービス
エージェントデータ、 １００ ユーザインタフェー
ス、 １０２ ３Ｄオブジェクト出力部、１０４ オブ
ジェクト記憶部、 １０６ エージェント処理実行部、
１０８通信部、 ２００ オブジェクトデータ提供
部、 ２０２ エージェント制御部、 ２０４ 仮想空
間生成部、 ２０６ 広告情報生成部、 ２３０ ユー
ザデータベース、 ２３２ 広告データベース、 ２３
４ エージェントデータベース、 ２４０ 通信部。
インターネット、４０ユーザエージェント、 ４２
サービスエージェント、 ４４ 仮想サービスモール、
５０ ユーザエージェントデータ、 ７０ サービス
エージェントデータ、 １００ ユーザインタフェー
ス、 １０２ ３Ｄオブジェクト出力部、１０４ オブ
ジェクト記憶部、 １０６ エージェント処理実行部、
１０８通信部、 ２００ オブジェクトデータ提供
部、 ２０２ エージェント制御部、 ２０４ 仮想空
間生成部、 ２０６ 広告情報生成部、 ２３０ ユー
ザデータベース、 ２３２ 広告データベース、 ２３
４ エージェントデータベース、 ２４０ 通信部。
Claims (9)
- 【請求項１】 ユーザによって探索される仮想空間内に
位置し、広告データを有するサービスエージェントと、
前記仮想空間内を移動可能な、ユーザを擬人化したユー
ザエージェントとを記述するオブジェクトデータを保持
するオブジェクト記憶部と、 前記仮想空間内に、前記サービスエージェントおよび前
記ユーザエージェントを表示するオブジェクト出力部
と、 前記仮想空間において前記ユーザエージェントが前記サ
ービスエージェントの近傍にある場合に、前記サービス
エージェントに前記ユーザとのインタラクションを開始
させるエージェント処理実行部とを含み、 前記サービスエージェントが開始するインタラクション
に前記ユーザが応答した場合に、前記オブジェクト出力
部は、前記サービスエージェントに含まれた前記広告デ
ータを表示することを特徴とする広告表示装置。 - 【請求項２】 前記オブジェクト出力部は、前記ユーザ
エージェントの位置が前記サービスエージェントの近傍
にある場合に、前記サービスエージェントを表示し、前
記ユーザエージェントの位置が前記サービスエージェン
トの近傍にない場合に、前記サービスエージェントを非
表示にすることを特徴とする請求項１に記載の広告表示
装置。 - 【請求項３】 前記エージェント処理実行部は、前記ユ
ーザエージェントの位置が前記サービスエージェント毎
に定められた領域内にある場合に、前記サービスエージ
ェントを前記ユーザエージェントの位置に移動させ、前
記オブジェクト出力部は、移動した前記サービスエージ
ェントを表示することを特徴とする請求項１に記載の広
告表示装置。 - 【請求項４】 前記サービスエージェントは、前記仮想
空間内の仮想サービス店が提供する広告データを有し、 前記エージェント処理実行部は、表示された前記広告デ
ータに前記ユーザが反応した場合に、前記ユーザエージ
ェントを前記仮想サービス店に移動させることを特徴と
する請求項１から３のいずれかに記載の広告表示装置。 - 【請求項５】 前記エージェント処理部は、前記ユーザ
が前記サービスエージェントに応答して、前記広告デー
タが表示された場合に、前記ユーザエージェントのポイ
ントを加算することを特徴とする請求項１から４のいず
れかに記載の広告表示装置。 - 【請求項６】 前記エージェント処理部は、前記ユーザ
エージェントを前記仮想サービス店に移動させた場合
に、前記ユーザエージェントのポイントを加算すること
を特徴とする請求項４に記載の広告表示装置。 - 【請求項７】 前記エージェント処理部は、前記ユーザ
の探索により非表示の前記サービスエージェントが発見
され、前記サービスエージェントの有する広告データが
表示された場合に、前記ユーザエージェントのポイント
を加算することを特徴とする請求項２に記載の広告表示
装置。 - 【請求項８】 仮想空間を探索する複数のユーザによっ
て共有されるサーバであって、 ユーザに提供する広告データを格納した広告データベー
スと、 ユーザの個人データを格納したユーザデータベースと、 ユーザによって探索される仮想空間内を移動可能な、ユ
ーザを擬人化したユーザエージェントを実現したソフト
ウエアコンポーネント群と、 前記仮想空間内に位置し、前記ユーザエージェントが近
づいた場合に、前記ユーザエージェントとの対話を開始
するサービスエージェントを実現したソフトウエアコン
ポーネント群とを含み、 前記サービスエージェントは、対話を開始した前記ユー
ザエージェントに対応する前記ユーザの前記個人データ
を前記ユーザデータベースから抽出する機能と、前記個
人データに適した広告データを前記広告データベースか
ら抽出する機能と、前記広告データを前記ユーザに提示
する機能とを含むことを特徴とするサーバ。 - 【請求項９】 広告データを有するサービスエージェン
トをユーザによって探索される仮想空間内に配置する過
程と、 前記仮想空間内を移動可能な、ユーザを擬人化したユー
ザエージェントを前記仮想空間に表示する過程と、 前記ユーザエージェントが前記サービスエージェントに
近づいた場合に、前記サービスエージェントに前記ユー
ザとのインタラクションを開始させる過程と、 前記サービスエージェントが開始するインタラクション
に前記ユーザが応答した場合に、前記サービスエージェ
ントに含まれた前記広告データが表示される過程とを含
むことを特徴とする広告表示方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000296878A JP2002109361A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 広告表示方法および広告表示装置 |
| US09/823,627 US20020038240A1 (en) | 2000-09-28 | 2001-03-30 | Advertisement display apparatus and method exploiting a vertual space |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000296878A JP2002109361A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 広告表示方法および広告表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002109361A true JP2002109361A (ja) | 2002-04-12 |
Family
ID=18779080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000296878A Pending JP2002109361A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 広告表示方法および広告表示装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20020038240A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002109361A (ja) |
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| WO2022158576A1 (ja) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 処理装置、処理方法及び処理プログラム |
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