JP2002196429A - フィルムのスキャニング装置 - Google Patents

フィルムのスキャニング装置

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JP2002196429A
JP2002196429A JP2001255048A JP2001255048A JP2002196429A JP 2002196429 A JP2002196429 A JP 2002196429A JP 2001255048 A JP2001255048 A JP 2001255048A JP 2001255048 A JP2001255048 A JP 2001255048A JP 2002196429 A JP2002196429 A JP 2002196429A
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film
strip film
transport
opening
strip
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Hinzui Ko
品瑞 黄
Jigen So
治元 曽
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面倒な作業が一切不要でありながら、ストリ
ップフィルムとスライドマウントを同一のCCDライセ
ンサで撮像出来るようになしたこと。 【構成】 筐体に設けられた現像済のストリップフィル
ムを挿入するための第1の開口と、第1の開口から挿入
されたストリップフィルムが搬送された後に排出される
ための第2の開口と、ストリップフィルムの搬送方向と
直交する方向からスライドマウントを挿抜するための第
3の開口とを設けると共に、ストリップフィルムを搬送
する搬送機構及びこの搬送機構を駆動するための搬送ア
クチュエータを搬送路より筐体後面側に設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ストリップフィ
ルムやスライドマウントを、同一の光照射手段でスキャ
ニングする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スキャナでストリップフィルムの画像を
スキャニングするには、光源から射出された読み取り光
をフィルムに入射する。次いでストリップフィルムに撮
影された画像の投影光を得て、この投影光を結像レンズ
によって結像し光電変換することにより画像を読み取
り、必要に応じて各種の画像処理を施した後に、フィル
ムの画像データ(画像データ信号)として画像処理装置
に送るものである。
【0003】而してこの種のスキャニング装置として
は、日本国平成10年(1998年)特許公開第224
688号が知られている。
【0004】この従来の発明の特長は、同一のCCDラ
イセンサで撮像する際に、同一のフィルム駆動機構でフ
ィルムスリップとスライドマウントの両方の送りを可能
とするものであり、可動枠を上下移動させることによっ
て同一の駆動ローラでフィルムストリップと複数のスラ
イドマウントを装填したマウントキャリアを送ることが
出来るようになっている。
【0005】しかし乍らこの構成では、スライドマウン
ト上の画像をスキャニングする際には、スライドマウン
トをマウントキャリア内に必ず装填させねばならず、非
常に面倒な作業が必須であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、かかる
事情に鑑みてなされたものであり、このような面倒な作
業が一切不要でありながら、ストリップフィルムとスラ
イドマウントを同一のCCDライセンサで撮像出来るよ
うになしたものである。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】即ち本発明にあたって
請求項1に記載した発明の特徴は、現像済のストリップ
フィルムを挿入するための第1の開口と、第1の開口か
ら挿入されたストリップフィルムが搬送された後に排出
されるための第2の開口と、ストリップフィルムの搬送
方向と直交する方向からスライドマウントを挿抜するた
めの第3の開口とを筐体に設けており、このうち第1,
第2の開口は装置筐体両側面に、また第3の開口は筐体
前面に設けている。而してこの構成となすことで、同一
の撮像センサを使用しながら、ストリップフィルムはそ
のままの状態で第1の開口から挿入するのみで(特別な
キャリア等の装填する必要なく)、スキャニングが行え
る上に、スライドマウントについてもそのままの状態で
第3の開口から挿入するのみで(特別なキャリア等の装
填する必要なく)、スキャニングが行えるのである。
【0008】また請求項2の発明の特徴は、ストリップ
フィルムに接触してこれを搬送するための搬送ローラ
を、撮像センサでスキャニングする際のアパーチャ位置
に対して、その搬送路方向の前後にそれぞれ設けたの
で、ストリップフィルムを挿入する際もフィルム先端を
アパーチャ位置より手前まで挿入するのみで良く、それ
以降は自動搬送可能であるため、その使用態様を簡便に
出来、かつ、フィルム排出の際もフィルム後端がアパー
チャ位置で過ぎた時点まで自動搬送可能であるので、フ
ィルムの装置からの取り出しも容易にできることであ
る。
【0009】さらに請求項3の発明の特徴は、搬送ロー
ラを互いに機械的に同期するよう連結する前記連動機構
を設けたことである。
【0010】而してそれぞれの搬送ローラを独立に駆動
すると、その送り量には微妙な大小が発生してフィルム
送りがスムーズに行えないが、本願ではこの両搬送ロー
ラを機械的に連動するように構成したので、フィルム送
り量の不均衡は発生せず、フィルム搬送もきわめてスム
ーズに行うことができるようにしたことである。
【0011】なお本発明にあって装置全体についてみれ
ば、装置の小型化はその機動性向上のために重要であ
る。即ち本発明装置は、ストリップフィルムの搬送路機
構の配置にさらに工夫を加えて装置の小型化,機能性の
向上を図ったものであり、詳しく述べれば、上記請求項
1及び4に示すようにストリップフィルムの搬送機構を
ストリップの搬送路に対して装置の後面側に配置するよ
うになしたものである。即ち、搬送アクチュエータ、搬
送機構を含め連動機構や伝達機構のすべてが搬送路より
後面側に配置されることによって搬送路より前面側には
特別な機構を配置する必要がなくなり、そのため、搬送
路はより装置前面の近くに配置することが出来、スライ
ドマウントを挿入する挿入深さも最小にすることが出
来、機能的な装置とすることが出来る他、装置全体の小
型化をも推進することができたのである。
【0012】なお本願発明の明細書に於て使用されてい
るストリップフィルムとは、通常使用されているスリー
ブフィルムとほぼ同義語であるが、スリーブフィルムは
通常ポジフィルムしか表されないことから、この明細書
では所謂ネガフィルムへの適用も本発明の実施の範疇に
あること明確にするため当該ストリップフィルムの用語
を用いたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図示した実施例で先ず装置全体を
説明すると、ポジ及びネガフィルムなどを含むストリッ
プフィルム(A)と、マウントと表されるスライドマウ
ント(B)の両方を同一の光照射手段で読み取ることの
できるようにしたもので、大別してストリップフィルム
(A)の搬送アクチュエータを含む搬送機構(A1)
と,スライドマウント(B)の挿入システム(B1)
と,スキャニングシステム(C)とに区分される。
【0014】而して、上記の搬送アクチェーヌを含む搬
送機構(A1)は、いずれも水平な平板状よりなる外套
(1)と,押さえ板(2)と,支え板(3)との三層構
造の筐体(F)からなっている。
【0015】上記外套(1)はその両側方に、ストリッ
プフィルム(A)をその長さ方向に搬送するための第1
の開口(11)と、第2の開口(12)があってその略
中央部は、後述する光源から射出された光を透過する第
1の光路(4)が形成されている。
【0016】この第1の光路(4)の長さは、撮影され
たストリップフィルム(A)およびスライドマウント
(B)の1コマの長さと同等であり、巾はストリプフィ
ルム(A)の場合におけるパーフォレイションを除いた
巾と及びスライドマウント(B)の場合における枠を除
いた巾と略等しい。
【0017】また、上記外套(1)の長さ即ち第1の開
口(11)の入口から、第2の開口(12)までの長さ
は撮影されたストリップフィルム(A)の8コマ程度が
好ましいが、勿論これに限定されるものでなく、適宜の
長さから選ばれる。
【0018】この外套(1)の下面に接して設けた押さ
え板(2)は、比較的薄い樹脂板などで造られ、その中
央部に上記第1の光路(4)と合致する大きさの第2の
光路(21)を有する。
【0019】またこの第2の光路(21)の両側方に
は、押さえ板(2)の巾方向に一対の軸受け(22)が
ある。この軸受け(22)は、軸(23)の両側部を支
承するためのもので、その長さは押さえ板(2)の巾と
ほぼ等しい。
【0020】さらにこの軸(23)の両側部はアイドリ
ングローラ(24)が嵌合され、かつ押さえ板(2)の
下面より稍々下方に突出するようになっている。
【0021】即ち上記ストリップフィルム(A)は、外
套(1)の第1の開口(11)から送り込まれ押さえ板
(2)の裏面に添って搬送されるが、この時上記アイド
リングローラ(24)がストリップフィルム(A)の上
面と接触するように設計されている。
【0022】なお図中(25)は、その一端が上記軸
(23)の中間部を下向きに押さえ他端は押さえ板
(2)の適宜位置に固着させた板ばねである。
【0023】上記押さえ板(2)の表面には、上記第2
の光路(21)の4隅の外方向に凹穴(26)を設け
る。またこの凹穴(26)の夫々に対応する位置で、上
記外套(1)の底面より突出させた突起(15)設け、
これら凹穴(26)と突起(15)と合致させること
で、通常は外套(1)と押さえ板(2)は正しい前後左
右の位置関係を保つようになっている。
【0024】上記支え板(3)は、上記押さえ板(2)
の下面と接するべく支え板(3)に固定されるもので、
その中央部に上記外套(1)の第一の光路(3)及び押
さえ板(2)の第二の光路(21)と合致する大きさの
第三の光路(31)を有する。
【0025】またこの第三の光路(31)の両側方に
は、上記押さえ板(2)の軸受け(22)と同等で、そ
の真下に位置するように一対の軸受け(32)があり、
両端に駆動ローラ(34)をもった軸(33)が嵌合さ
れている。この結果上記押さえ板(2)のアイドリング
ローラ(24)と、この駆動ローラ(34)の夫々は上
下の関係で接している。
【0026】即ち、このアイドリングローラ(24)と
駆動ローラ(34)は上下の関係で対をなしたストリッ
プフィルム(A)の搬送ローラで、これら対の搬送ロー
ラはストリップフィルム(A)上の画像を画像センサで
スキャニングする際のアパーチャ位置の搬送方向におけ
る前後の位置にそれぞれ少なくとも1ヶ所は設けられる
ことになる。
【0027】この一対の軸(33)の後端は、支え板
(3)の後辺より外方向に稍々突出させてあり、該突出
部にそれぞれギヤ(35)を取り付けこのギヤ(35)
にタイミングベルト(36)を巻装する。この結果前
記、それぞれ対の搬送ローラは互いに機械的に同期する
ように連結されている。
【0028】さらに上記一対の軸(33)の一方は、支
え板(3)の適宜位置に設けた減速歯車を介してモータ
(37)に接続する。その結果その回転力はタイミング
ベルト(36)及び軸(33)を介して駆動ローラ(3
4)に伝えられるようになっており、このように本実施
例では以上のようなアクチェータを含む搬送機構(G)
を有するがこの場合搬送機構(G)へ駆動力を伝達する
上記モータ(37)などの伝達機構は前記ストリップフ
ィルムを搬送する搬送路より、筐体(F)の後面側に設
けられている。
【0029】なお、図中(38)は、この支え板(3)
の下面四隅に設けた縦方向のコイルスプリングで、該ス
プリング(38)は図示しない装置枠に固定されてい
る。
【0030】また(39)は上記支え板(3)の上面両
端部にあって、その前後方向に設けたタブ穴で、この実
施例では上記外套(1)の裏面の両側、即ちこの実施例
では上記第1の開口(11)と第2の開口(12)の裏
面から下方に突出させた一対の突出秤(13)と合致さ
せることで、外套(1)と支え板(3)は、正しい上下
位置関係を保つようになっている。
【0031】而してこの支え板(3)の裏面中心線上に
はその長手方向全長に亘って、写真フィルム(A)の巾
と略同巾のストリップフィルムの第2のガイド部(4
0)が浅く穿たれているが、その両側端部は切り欠き部
(41)を形成させている。
【0032】即ち上記外套(1)が押さえ板(2)を挟
んで、支え板(3)と重なり合ったとき外套(1)の第
1の開口(11)側と第2の開口(12)側の裏面部分
が、上記第2のガイド部(40)の切り欠き部(41)
部分と嵌合することにより、第1の開口(11)及び第
2の開口(12)の内底面が第2のガイド部(40)と
同一平面となるのである。
【0033】なお図2で(D1)は、ストリップフィル
ム(A)の存在を認識し、かつ搬送されたストリップフ
ィルムの位置決めを行うセンサで、該センサの配置につ
いて述べると、この実施例で上記(D1)は写真フィル
ム(A)が挿入されたことを検知する入口側のセンサで
あり、(D2)は、ストリップフィルム(A)が所定位
置に置かれたことを検知する位置センサであり、(D
3)ストリップフィルム(A)の搬送が完了したことを
検知する出口センサである。
【0034】続いてスライドマウント(B)の挿入シス
テム(B1)を述べるに当たって同システム(B1)
は、ストリップフィルムシステム(A1)のそれと同一
のシステムで 行うことができるようにしたものであ
る。従って上記ストリップフィルムシステム(A1)の
構成をそのまま利用する場合はその名称,符号を上記と
同一のものを使用して説明する。
【0035】而して図2で(50)は、上記外套(1)
の正面中央部に設けたスライドマウントの第3の開口で
ある。即ち上記ストリップフィルム(A)は外套(1)
の長手方向軸線上に添って搬送されるに対し、スライド
マウント(B)はこの軸線に対して直角方向の正面から
挿入されるようになっている。
【0036】この第3の開口(50)は、スライドマウ
ント(B)の巾と略同巾で、上記押え板(2)の表面に
巾広い溝状のスライドマウント用第1のガイド部(5
1)が外套(1)の裏面と、押さえ板(2)との間に造
られている。
【0037】なお図2で(52)は、押さえ板(2)の
上記スライドマウント挿入口(50)背面に上方に突出
させて設けたストッパ片で、スライドマウント(B)が
その第1のガイド部(51)に挿入された際、スライド
マウント(B)先端がストッパ片(51)に当接するこ
とで、その挿入の完了を確認する為のものである。
【0038】なお、スキャニングシステム(C)の構成
は、従来の装置と大差ないので簡略して図2で示した。
即ち図1で(60)は、上記スライドマウント(B)の
外套(1)への挿入方向と同軸線方向に設けられた撮像
センサで、その先端部の下面から間隔(61)を置いて
投影光源(62)を吊下させている。また、この撮像セ
ンサ(60)は前後方向に摺動可能で、スキャニングの
ときはストリップフィルム(A)若しくはスライドマウ
ント(B)を光源(61)とスキャナ(60)間に位置
させ得るようになっている。
【0039】
【ストリップフィルム(A)のスキャンニング操作】い
まストリップフィルム(A)をスキャンニングするとき
は、その一端を外套(1)の第1の開口(11)に挿入
する。ここでストリップフィルム(A)の先端は第1の
開口(11)から押さえ板(2)の裏面と支え板(3)
の搬送路(40)に入り、該搬送路(40)の入口セン
サ(D1)が当該フィルム(A)の挿入されたことを検
知する。
【0040】而してこの入口センサ(D1)の信号で、
搬送機構(G)のモータ(37)が始動しその回転力は
減速歯車を介してタイミングベルト(36),軸(3
3),駆動ローラ(34)に伝えられる。この結果該ロ
ーラ(34)と押さえ板(2)のアイドリングローラ
(24)間に挟まれていたストリップフィルム(A)
は、出口方向に搬送される。
【0041】ストリップフィルム(A)が定位置即ち外
套(1)の第1の光路(4)及び押さえ板(2),押さ
え板(3)の第2の光路(21)及び第3の光路(3
1)と同位置になったとき、位置センサ(D2)の信号
でその搬送を停止させる。
【0042】而して当該ストリップフィルム(A)が両
光路(21),(31)と合致した位置にある時、光源
(62)から射出された光が光路(21),(31)及
びストリップフィルム(A)を透過し撮像センサ(6
0)によってスキャンニングされることになる。
【0043】いまストリップフィルム(A)の全てのコ
マのスキャンニングが完了したとする。この場合上記支
え板(3)に設けた出口センサ(D3)が、ストリップ
フィルム(A)の末端を検知しその信号をモータ(3
7)に伝え、モータ(37)の駆動を停止させるので、
ストリップフィルム(A)のスキャンニング操作が完了
し、これら操作は全て自動的に行えたのである。
【0044】なおこの場合ストリップフィルム(A)の
搬送機構を可動側である第2のガイド部に一体的に設
け、ストリップフィルム(A)またはスライドマウント
(B)の画像から撮像センサ(60)へ至る光路を第1
のガイド部側に設けることによって第1のガイド部が不
動であることから撮像センサ(60)のスキャナ部とフ
ィルムとの距離を最小化でき装置の小型化に寄与させた
ものである。
【0045】
【スライドマウント(B)のスキャンニング操作】次に
スライドマウント(B)をスキャンニングするには、当
該スライドマウント(B)を第3の開口(50)から第
1のガイド部(51)に当接させることで完了する。
【0046】なおスライドマウント(B)の挿入にあっ
ては、外套(1)にある第1の光路(4)の上方からみ
ればスライドマウント(B)が存在するか否かまたは正
しい位置に挿入されているか否かは判然とするから、敢
えてその存在を確認するセンサを設けなくともよいが、
勿論あっても何等差し支えない。
【0047】また定位置即ち両光路(21),(31)
と合致する位置にスライドマウント(B)を位置した時
自動的にセンサが動きそのスキャンニングを開始して
も、手動で当該スキャンニングの開始を行ってもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上述べたように、ストリップ
フィルムもスライドマウントも特別なキャリア等の装項
をなす必要なく、その儘の状態でそれぞれ第1あるいは
第2の開口から挿入する操作のみでスキャニングができ
るのである。
【0049】しかもそれぞれ厚さの異なるストリップフ
ィルムとスライドマウントであっても同一の撮像センサ
でスキャニングできるようにしたことであり、装置全体
も小型化できたのである。
【0050】またストリップフィルムを挿入する際もフ
ィルム先端をアパーチャ位置より手前まで挿入するのみ
で良く、それ以降は自動搬送可能であるため、その使用
態様を簡便に出来、かつ、フィルム排出の際もフィルム
後端がアパーチャ位置を過ぎた時点まで自動搬送可能で
あるので、フィルム装置からの取り出しも容易にでき
る。さらにフィルム送り量の不均衡は発生せず、フィル
ム搬送もきわめてスムーズに行うことができるようにな
ったのである。
【0051】また搬送アクチュエータ,搬送機構を含
め、連動機構や伝達機構のすべてが搬送路より後面側に
配置されることによって搬送路より前面側には特別な機
構を配置する必要がなくなり、そのため、搬送路はより
装置前面の近くに配置することが出来、スライドマウン
トを挿入する挿入深さも最小にすることが出来、機能的
な装置とすることが出来る他、装置全体の小型化をも推
進することができたのである。
【0052】さらに本発明の実施例では、上記タイミン
グベルト(36)を用いた例を示したが、これに限るこ
となく同期を取る目的でタイミングベルト(36)に替
えてギヤ列等で連結してもよいのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スキャナ装置全体の斜視図
【図2】外套、押さえ板,支え板の三層構造を説明する
展開斜視図
【図3】ケーシングを外したスキャナ装置全体の正面図
【図4】同側面図
【図5】外套、押さえ板間にスライドマウントが挿入さ
れた状態の断面説明図
【図6】外套,押さえ板,支え板の三層構造で、外套と
支え板の嵌合状態を示す一部断面説明図
【符号の説明】
A ストリップフィルム A1 搬送機構 A2 ストリップフィルムシステム B スライドマウント B1 挿入システム C スキャニングシステム D1 センサ D2 位置センサ D3 出口センサ F 筐体 1 外套 2 押さえ板 3 支え板 4 第一の光路 11 第1の開口 12 第2の開口 13 突出秤 15 突起 21 第二の光路 22 軸受け 23 軸 24 アイドリングローラ 25 板ばね 26 凹穴 31 第三の光路 32 軸受け 33 軸 34 駆動ローラ 35 ギヤリング 36 タイミングベルト 37 モータ 38 コイルスプリング 39 タブ穴 40 第2のガイド部 41 切り欠き部 42 搬送路 50 第3の開口 51 第1のガイド部 52 ストッパ片 60 撮像センサ 61 間隔 62 投影光源 63 スキャナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/253 H04N 1/12 Z (31)優先権主張番号 89117420 (32)優先日 平成12年8月28日(2000.8.28) (33)優先権主張国 台湾(TW) Fターム(参考) 2H106 AB46 BA47 BH00 5B047 AA05 AB02 BA01 BB02 BC14 BC18 BC20 5C022 BA02 BA06 BA09 5C062 AA01 AB03 AB32 AB35 AC02 AD06 5C072 AA01 BA02 EA05 NA01 VA03 XA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像済のストリップフィルムを挿入するた
    めに筐体に設けられた第1の開口と、前記第1の開口か
    ら挿入されたストリップフィルムが搬送された後に排出
    されるために前記筐体に設けられた第2の開口と、 前記ストリップフィルムの搬送方向と直交する方向から
    スライドマウントを挿抜するために前記筐体前面に設け
    られた第3の開口と、 前記ストリップフィルムを搬送する搬送路より前記筐体
    後面側に設けられた前記ストリップフィルムを搬送する
    搬送機構及びこの搬送機構を駆動するための搬送アクチ
    ュエータと、 前記第1の開口から挿入された前記ストリップフィルム
    または前記第3の開口から挿入された前記スライドマウ
    ント上の画像を撮像する撮像センサと、 前記撮像センサに前記画像を投影するための投影光源
    と、 を有することが特徴のフィルムのスキャニング装置。
  2. 【請求項2】前記搬送機構は、前記ストリップフィルム
    上の画像を前記撮像センサでスキャニングする際のアパ
    ーチャ位置の搬送路方向における前後の位置に、それぞ
    れ少なくとも1ヶ所の前記ストリップフィルムを搬送す
    る搬送ローラを設けたことが特徴の請求項1に示すフィ
    ルムのスキャニング装置。
  3. 【請求項3】前記ストリップフィルム上の画像を前記撮
    像センサでスキャニングする際のアパーチャ位置の搬送
    路方向における前後の位置に、それぞれ少なくとも1ヶ
    所設けられた前記ストリップフィルムを搬送する搬送ロ
    ーラは、互いに機械的に同期して駆動されるタイミング
    ベルト,ギヤ等からなる連動機構を有することが特徴の
    上記請求項2に示すフィルムのスキャニング装置。
  4. 【請求項4】前記搬送ローラを互いに機械的に同期する
    よう連結する前記連動機構,及び前記搬送アクチュエー
    タから前記搬送機構へ駆動力を伝達する伝達機構は、前
    記ストリップフィルムを搬送する搬送路より前記筐体後
    面側に設けられていることが特徴の上記請求項2及び3
    に示すフィルムのスキャニング装置。
JP2001255048A 2000-08-28 2001-08-24 フィルムのスキャニング装置 Withdrawn JP2002196429A (ja)

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TW89117420 2000-08-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100383448C (zh) * 2003-09-04 2008-04-23 株式会社利富高 压力开关阀

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