JP2002194869A - 固定パイプの化粧カバー装置 - Google Patents
固定パイプの化粧カバー装置Info
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Abstract
パイプの化粧カバー装置の提供を目的とする。 【解決手段】設置基部1に固定される固定パイプ2の外
周を連結状態において外嵌する一対の分割カバー3から
なり、各分割カバー3には固定パイプ2対応縁に該固定
パイプ2の長手方向に延びる弾性脚4が設けられるとと
もに、弾性脚4には、固定パイプ2の外周壁面に圧接す
る押圧突起5が設けられる。
Description
カバー装置に関するものである。
する際には、手摺杆自体、あるいはブラケット等を設置
基部に固定する必要があり、固定後に設置基部への固定
部を化粧カバーで覆うことが行われる。
は、特開2000-45478号公報に記載されたもの
が知られている。この従来例において、化粧カバーは連
結した状態で手摺パイプの端部を外嵌する一対のカバー
体により構成され、手摺パイプへの装着は、カバー体を
連結した後、各カバー体に設けた凸片部を壁面側に固定
された取付基部に係止させて固定することにより行われ
る。
例には以下の欠点がある。まず、化粧カバーは壁面等に
予め固定された取付基部に凸片部を係止させて所定位置
に保持する構造をとるために、取付基部、およびカバー
体の双方に係止手段を設ける必要があり、構造が複雑に
なる上に、取付基部への係止作業を要するために、取付
作業性も低下する。また、カバー体は装着状態において
取付基部に弾発的に係合しているために、取外しが困難
で、保守性に劣る。
全体形状がほぼ同一の2種類のものを使用する必要があ
るために、部品種類が増加する。
たものであって、構造が簡単で、かつ、装着作業性の良
好な固定パイプの化粧カバー装置の提供を目的とする。
また、本発明の他の目的は、部品を共通化することによ
り部品種類を少なくすることのできる固定パイプの化粧
カバー装置の提供にある。
は、設置基部1に固定される固定パイプ2の外周を連結
状態において外嵌する一対の分割カバー3からなり、各
分割カバー3には固定パイプ2対応縁に該固定パイプ2
の長手方向に延びる弾性脚4が設けられるとともに、弾
性脚4には、固定パイプ2の外周壁面に圧接する押圧突
起5が設けられる固定パイプの化粧カバー装置を提供す
ることにより達成される。
の装置と壁面等の設置基部1とを連結するための連結部
材を総称するもので、手摺装置にあっては、手摺杆を支
持するためのブラケット、あるいは支持パイプのような
杆体、さらには手摺杆そのものであってもよい。
は、固定パイプ2外周を外嵌する形状に連結可能であ
り、連結状態において、各分割カバー3の押圧突起5は
固定パイプ2の外周壁面に圧接する。押圧突起5の圧接
により化粧カバーと固定パイプ2との間には適度の摺動
抵抗が発生するために、固定パイプ2上の適宜位置に保
持することができる。
装置は、固定パイプ2上の適宜位置において2個の分割
カバー3を連結した後、固定パイプ2に沿って壁面等の
設置基部1に当接するまでずらせるだけで装着が完了す
るために、作業性が向上する。また、設置基部1側には
何等の連結手段を要しないために構造が簡単になる。さ
らに、化粧カバーは一旦固定パイプ2上の適宜位置まで
移動させた後、分割カバー3同士の連結を解除するだけ
で取り外すことができるために保守性が向上する。
6には分離方向の力が負荷されるが、分割カバー3同士
が、連結縁6の外方先端部において連結縁に対して直交
方向に係合しあうように構成すると、連結縁6での隙間
発生を完全に防止できる。
定される固定パイプ2の外周を連結状態において外嵌す
る同一形状の一対の分割カバー3からなり、前記分割カ
バー3は、他の分割カバー3との連結縁6の一方に係止
片7を、他方の連結縁6に前記係止片7が係合可能な係
合孔8を備え、一対の分割カバー3を、係合孔8が係止
片7下端に位置するように連結縁6同士を接触させた
後、係合方向にひねって係合、連結可能に構成すること
ができる。
ために、部品種類が減少し、製造効率が向上する。
た本発明の実施の形態を示す。肘掛型手摺装置は、図外
の便器に腰掛け、あるいは便器から立ち上がる際の補助
体となる肘掛9と、背もたれ板10とを有し、これら背
もたれ板10、および肘掛9は、各々手摺杆を兼ねる固
定パイプ2を介して壁面(設置基部1)に固定される。
肘掛9は固定パイプ2に回転操作可能に連結され、壁面
1に沿った収容位置と、水平な使用位置との間で回転す
る。
は、断面円形のパイプ体であり、基端に溶着されたベー
スプレート11を介して壁面1に固定され、化粧カバー
装置Aにより覆い隠される。なお、図1において12は
壁面1に固定されるアンカーボルトを示す。
割カバー3を連結されて形成される。分割カバー3は、
合成樹脂材により形成され、図4に示すように、同心半
円形状の内周円弧部13aと外周円弧部13bとを有す
る半ドーナツ形状の正面壁13を有し、正面壁13の外
周円弧部13bには裏面方向に向けて全周に渡って立ち
上がり壁14が設けられる。
は、裏面方向に向けて所定高さの弾性脚4が立設され、
各弾性脚4から内周円弧部13aの曲率中心Cに向けて
押圧突起5が設けられる。弾性脚4同士はスリット4a
により分離され、各弾性脚4は単独で弾性変形すること
ができる。また、押圧突起5の先端を結ぶ円弧5aの曲
率半径Rは、対応する固定パイプ2の曲率半径よりやや
小さく設定される。さらに、後述するように、押圧突起
5に外方への負荷が与えられたときに弾性脚4が有効に
弾性変形し、かつ、適宜の復元力が発揮されるように、
押圧突起5は各弾性脚4の自由端に配置される。
位置する一対の直線部(連結縁6)の一方には裏面に補
強リブ7aを設けた係止片7が、他方には係合孔8がそ
れぞれ設けられる。係止片7は連結縁6の中央部から裏
面側に向けて舌片状に突設され、係合孔8は該係止片
7、および補強リブ7aが嵌合可能な大きさに形成され
る。これら係止片7と係合孔8は、正面壁13を同一方
向に向けて2個の分割カバー3の連結縁6同士を対面さ
せた際に相互に嵌合可能な位置に配置される。
両端部、すなわち、連結縁6の外方先端部には連結舌片
15と係合溝16が形成される。連結舌片15は立ち上
がり壁14の一方の端縁から曲率中心C方向に向けて突
設され、剛性を高めるために、基端部は正面壁13の裏
面に連結される。係合溝16は、連結縁6の他端からコ
字状の突条16aを該連結縁6の全長に渡って突設して
形成され、その基端は正面壁13の裏面に接合される。
これら連結舌片15と係合溝16は、上記係止片7と係
合孔8とが係合した状態で相互に係合可能な位置に設け
られる。
面1に固定した後、図1に示すように、固定パイプ2を
挟み付けるようにして2個の分割カバー3の連結縁6を
向かい合わせて行われる。この状態で、各分割カバー3
の係止片7、および連結舌片15は他の分割カバー3の
係合孔8と係合溝16とに対応しており、次いで、図1
(b)に示すように、係合孔8、および係合溝16が壁
面1側に偏位するように、双方の分割カバー3を側面視
においてX字状をなすように傾け、この後、双方の分割
カバー3を捻るようにして固定パイプ2に対して直交姿
勢に戻すと、係止片7と係合孔8、そして、連結舌片1
5と係合溝16とが各々係合しあって、分割カバー3が
連結される。
の曲率半径Rを有する円周上に配置された各押圧突起5
は固定パイプ2に押され、図4(d)に示すように、弾
性脚4が弾性変形する。この結果、各押圧突起5は固定
パイプ2の外周に圧接することとなり、固定パイプ2の
適宜位置に保持される(図3(a)参照)。また、分割
カバー3同士は、連結縁6の中心部と外方先端部におい
て係合し合っているために、連結縁6同士の接触部であ
る分割線に隙間が発生することがない。
ー装置Aを固定パイプ2に沿って移動させ、図3(b)
に示すように、各分割カバー3の立ち上がり壁14の下
端縁を壁面1に当接させると、ベースプレート11は化
粧カバー装置Aの中空部に収容されて覆い隠され、化粧
カバー装置Aの装着が完了する。
壁面への固定部に適用した場合を例示したが、本発明は
これに限られることなく、例えば、手摺杆の端部を壁面
に固定する際にも使用することができ、この場合、手摺
杆の壁面への固定部が固定パイプ2に相当する。
によれば、構造が簡単で、かつ、装着作業性の良好な固
定パイプの化粧カバー装置を得ることができる。また、
分割カバーを同一形状に形成すると、部品を共通化する
ことができ、部品種類を減少させることができる。
イプへの装着状態を示す斜視説明図、(b)は側面図で
ある。
イプ上で分割カバーを連結させた状態を示す斜視図、
(b)はベースプレートを覆い隠した状態を示す図であ
る。
(b)は(a)の4B方向矢視図、(c)は(b)の4
C-4C端断面図、(d)は固定パイプへの装着状態に
おける(b)の4C-4C端断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】設置基部に固定される固定パイプの外周を
連結状態において外嵌する一対の分割カバーからなり、 各分割カバーには固定パイプ対応縁に該固定パイプの長
手方向に延びる弾性脚が設けられるとともに、 弾性脚には、固定パイプの外周壁面に圧接する押圧突起
が設けられる固定パイプの化粧カバー装置。 - 【請求項2】前記分割カバー同士が、連結縁の外方先端
部において連結縁に対して直交方向に係合しあう請求項
1記載の固定パイプの化粧カバー装置。 - 【請求項3】設置基部に固定される固定パイプの外周を
連結状態において外嵌する同一形状の一対の分割カバー
からなり、 前記分割カバーは、他の分割カバーとの連結縁の一方に
係止片を、他方の連結縁に前記係止片が係合可能な係合
孔を備え、 一対の分割カバーを、係合孔が係止片下端に位置するよ
うに連結縁同士を接触させた後、係合方向にひねって係
合、連結可能な固定パイプの化粧カバー装置。
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KR20170003476U (ko) * | 2016-03-31 | 2017-10-12 | 제정원 | 조립식 울타리의 연결장치 |
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JP2000045478A (ja) * | 1998-07-31 | 2000-02-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 手摺り装置 |
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- 2000-12-27 JP JP2000396863A patent/JP4531971B2/ja not_active Expired - Fee Related
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