JPH11350696A - 手すりの連結基部用カバー装置 - Google Patents

手すりの連結基部用カバー装置

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JPH11350696A
JPH11350696A JP17388098A JP17388098A JPH11350696A JP H11350696 A JPH11350696 A JP H11350696A JP 17388098 A JP17388098 A JP 17388098A JP 17388098 A JP17388098 A JP 17388098A JP H11350696 A JPH11350696 A JP H11350696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
connecting base
base part
fixing plate
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP17388098A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Kobayashi
正和 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneso Co Ltd
Original Assignee
Kaneso Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP17388098A priority Critical patent/JPH11350696A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工が容易な手すりの連結基部用カバー装置
を提供する。 【解決手段】 手すりxの連結基部yの基端に固定され
る固定プレート1に、二つの食い込み爪6,6からなる
係合部5を複数形成すると共に、合成樹脂製化粧キャッ
プ10を複数の分割環状被覆片11,11を円環状に組
み付けて構成し、その係入突部15を、食い込み爪6,
6間の嵌入間隙7に圧入して固定プレート1に取付ける
ようにしたものであるから、固定プレート1を壁面wに
固定した後に、連結基部yの周囲に分割環状被覆片を円
環状に配設することにより合成樹脂製化粧キャップ10
を固着でき、このため工手順を考慮する必要がない。ま
た、中間の枝状連結基部yであっても、その取付けに支
障はなく、常に良好な取付け施工が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室,便所等の壁
面に設けられて、使用者の身を支えるために用いられる
手すりにあって、その連結基部を美観を損なうことなく
保護する手すりの連結基部用カバー装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図12で示すように、従来の手すり基部
のカバー装置は、金属製の円環状キャップaからなり、
手すりxの連結基部yにあらかじめ円環状キャップaを
遊嵌し、連結基部yの基端に固定した固定プレートbを
壁面wに固着した後、円環状キャップaを基端側に移動
して、固定プレートbに外嵌することにより取付けられ
る。この円環状キャップaにより、固定螺子の頭等が露
出する固定プレートbを美麗にカバーすることができ、
意匠感が向上する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成は、上述し
たように、金属製の円環状キャップaをあらかじめ手す
りxに遊嵌しておいて、この円環状キャップaを固定プ
レートbの取付け施工に邪魔にならない位置に退避して
おき、取付け施工を行なってから、円環状キャップaを
手すりxに沿って移動して、固定プレートbに外嵌する
必要があった。
【0004】このため、あらかじめ円環状キャップaを
手すりxに遊嵌しておく必要があり、施工手順を間違え
ると、再度施工を仕直す必要がある。また、手すりx
は、その両端の連結基部y,yのみを固定するだけでは
なく、取付け強度を向上させるために、中間部で枝状連
結基部yをT字形に突出し、その基端を壁面に固定する
場合があり、このような枝状連結基部yは突出寸法が短
いから、固定プレートbの固定施工時に該連結枝部yに
遊嵌した円環状キャップaを充分に退避することができ
ず、固定プレートbの取付けを面倒なものとしていた。
本発明は、かかる従来構成の問題点を解決することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、円周方向で嵌
入間隙を介して対向する二つの食い込み爪からなる係合
部を複数備え、手すりの連結基部に固定される固定プレ
ートと、円環を径方向で分割してなる複数の分割環状被
覆片を、円環状に組み付けて構成され、前記嵌入間隙に
挿入されて、食い込み爪が食い込む係入突部が、前記複
数の係合部と一致させた角度位置に形成された合成樹脂
製化粧キャップとからなる手すりの連結基部用カバー装
置である。
【0006】かかる構成にあって、固定プレートを手す
りの基端に固着してから、該固定プレートを壁面に固定
して手すりを取付け、然る後に、複数の分割環状被覆片
を、手すりに外嵌して円環状に連続配置し、その係入凸
部を固定プレートの食い込み爪間の嵌入間隙に圧入す
る。これにより、固定プレートは複数の分割環状被覆片
からなる合成樹脂製化粧キャップにより被覆されること
となる。
【0007】ここで、分割環状被覆片の径方向に沿った
両端面に端壁を形成して、相互に面接触する端壁対によ
り前記係入突部を構成することができる。これにより、
前記係入突部に食い込み爪が食い込むことにより、固定
プレートに連結されると共に、各分割環状被覆片が円周
方向で密接状に連結することとなり、分割環状被覆片が
ガタツキなく取付けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】添付図面について本発明の一実施
例を説明する。図1,11で示すように、手すりxに
は、その両端及び中間位置に夫々連結基部y,y,yが
形成され、その基端に円板状の金属製固定プレート1が
固着される。この連結基部y,y,yは、図2で示すよ
うに、基部材21,22を螺子23で連結する等により
組み付けられる。
【0009】この固定プレート1は、図2で示すよう
に、中心に挿通孔2が形成され、固定螺子4を挿通孔2
へ下方から挿入し、連結基部yの内部に形成した雌螺子
23に螺合する。これにより、固定プレート1は、連結
基部yの基端に固定されることとなる。また、固定プレ
ート1には、その円周方向に4つの取付け用長孔3が形
成され、長孔3に壁面wに植設した連結螺子22を挿通
して、手すりxを微回動可能に取付け得るようにしてい
る。この取付け位置は、取付け用長孔3を用いているこ
とにより、微調整容易となる。
【0010】さらには、固定プレート1には、180度
の角度を置いて係合部5,5が形成される。この係合部
5,5は、円周方向で嵌入間隙7を介して対向する二つ
の食い込み爪6,6を上方へ屈曲形成してなる。この食
い込み爪6,6は、若干傾斜させ、上方へ行くほど嵌入
間隙7の間隔が狭くなるようにしている。
【0011】この固定プレート1には合成樹脂製化粧キ
ャップ10が固着される。この化粧キャップ10の構成
を説明する。この化粧キャップ10は、截頭円錐形状か
らなる円環を半分に切断し形状の、同一構成からなる二
片の分割環状被覆片11,11で構成される。この分割
環状被覆片11,11は合成樹脂材料により成形され
る。
【0012】この分割環状被覆片11,11は、図7〜
9で示すように、下方か開口し、内部に内壁12が形成
され、かつ径方向の両端面に端壁13を備える。この端
壁13は内面が傾斜しており、下方へ行くほど肉薄とな
る。そして、後述するように二片が環状に連続すると、
内壁12,12が手すりxの連結基部y周囲に密接する
と共に、端壁対13,13が面接触して食い込み爪6,
6が食い込む係入突部15を構成することとなる。ま
た、前記端壁13の内面には、図10で示すように、食
い込み突条16が上下方向に形成されている。
【0013】かかる構成にあって、化粧キャップ10の
取付けを説明すると、上述したように固定プレート1を
壁面wに固着した後、二片の分割環状被覆片11,11
を連結基部yに外嵌して、端壁13,13を面接触させ
てから、全体を打圧して、係入突部15を食い込み爪
6,6間の嵌入間隙7に圧入する。これにより、図1で
示すように、食い込み爪6,6が食い込み突条16に食
い込み、該係入突部15は端壁13により保持される。
このとき、前記端壁13は上方で肉厚となるから、嵌入
間隙7への挿入が容易となり、かつその圧入により、食
い込み爪6,6に深く食い込むこととなる。尚、突条1
6を省略しても、食い込み爪6,6が端壁13の内面に
食い込むことにより、その連結がなされ得る。
【0014】この構成にあっては、分割環状被覆片11
化粧キャップ10の両端面に端壁13,13を形成し、
その端壁対で係入突部15を構成したから、この係入突
部15による連結にともない、端壁13,13の密接が
食い込み爪6,6により確保されることとなる。このた
め、化粧キャップ10の分割環状被覆片11,11相互
は円周方向に密接状に連結され、相互のガタツキが阻止
される。この化粧キャップ10の取付け状態にあって、
分割環状被覆片11,11の周壁14(図2,3,図9
参照)は、固定プレート1の周縁に外嵌することとな
り、該固定プレート1は化粧キャップ10により完全に
覆われる。
【0015】かかる構成にあって、化粧キャップ10
を、三以上の分割環状被覆片11を円周方向に連続する
ことにより構成するようにしても良い。また、固定プレ
ートの係合部は、三以上形成しても良く、これに対応し
て10の係入突部15も三以上としても良い。また、端
壁13ではなく、分割環状被覆片11の内部に、嵌入間
隙7に圧入する係入突部15を別途突成しても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述したように、手すりの基
端に固定される固定プレートに、二つの食い込み爪から
なる係合部を複数形成すると共に、合成樹脂製化粧キャ
ップを複数の分割環状被覆片を円環状に組み付けて構成
し、その係入突部を、食い込み爪間の嵌入間隙に圧入し
て固定プレートに取付けるようにしたものであるから、
固定プレートを壁面に固定した後に、連結基部yの周囲
に分割環状被覆片を円環状に配設することにより合成樹
脂製化粧キャップを固着でき、このため工手順を考慮す
る必要がない。また、中間の枝状連結基部yであって
も、その取付けに支障はなく、常に良好な取付け施工が
可能となる。さらにまた、化粧キャップを合成樹脂材料
により形成するようにしたから、適宜のデザインを選択
することができ、美観を向上することができる等の優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】化粧キャップ10を取付けた状態の側面図であ
る。
【図2】A−A線縦断側面図である。
【図3】係入突部15の部分を縦断して示す側面図であ
る。
【図4】固定プレート1の平面図である。
【図5】固定プレート1の側面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】分割環状被覆片11の平面図である。
【図8】分割環状被覆片11の側面図である。
【図9】分割環状被覆片11,11の断面図である。
【図10】端壁13を示す要部の拡大横断面図である。
【図11】固定プレート1を示す斜視図である。
【図12】従来構成の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 固定プレート 5 係合部 6,6 食い込み爪 7 嵌入間隙 10 化粧キャップ 11,11 分割環状被覆片 13,13 端壁 15 係入突部 16 食い込み突条 x 手すり y 連結基部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円周方向で嵌入間隙を介して対向する二つ
    の食い込み爪からなる係合部を複数備え、手すりの連結
    基部に固定される固定プレートと、 円環を径方向で分割してなる複数の分割環状被覆片を、
    円環状に組み付けて構成され、前記嵌入間隙に挿入され
    て、食い込み爪が食い込む係入突部が、前記複数の係合
    部と一致させた角度位置に形成された合成樹脂製化粧キ
    ャップとからなる手すりの連結基部用カバー装置。
  2. 【請求項2】分割環状被覆片の径方向に沿った両端面に
    端壁を形成して、相互に面接触する端壁対により前記係
    入突部を構成したことを特徴とする請求項1記載の手す
    りの連結基部用カバー装置。
JP17388098A 1998-06-05 1998-06-05 手すりの連結基部用カバー装置 Pending JPH11350696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17388098A JPH11350696A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 手すりの連結基部用カバー装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17388098A JPH11350696A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 手すりの連結基部用カバー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11350696A true JPH11350696A (ja) 1999-12-21

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ID=15968839

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17388098A Pending JPH11350696A (ja) 1998-06-05 1998-06-05 手すりの連結基部用カバー装置

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JP (1) JPH11350696A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002194869A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Naka Ind Ltd 固定パイプの化粧カバー装置

Cited By (1)

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