JP2000042070A - マッサージ機のアームレストの取付け構造 - Google Patents

マッサージ機のアームレストの取付け構造

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JP2000042070A
JP2000042070A JP10216871A JP21687198A JP2000042070A JP 2000042070 A JP2000042070 A JP 2000042070A JP 10216871 A JP10216871 A JP 10216871A JP 21687198 A JP21687198 A JP 21687198A JP 2000042070 A JP2000042070 A JP 2000042070A
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Akihide Sugawa
晃秀 須川
Genichi Kato
絃市 加藤
Shuichi Yokoyama
周市 横山
Masahiro Ishikawa
正弘 石川
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Mitsuboshi Belting Ltd
Panasonic Electric Works Co Ltd
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SUNSHINE TECHNICA KK
Mitsuboshi Belting Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作コストを安価にすることができると共に
組み立ての工数を低減することができ、また心材や外皮
材のリサイクル性に優れると共にがたつきなく肘掛にア
ームレストを取り付けることができるようにする。 【解決手段】 マッサージ機の側部の金属パイプの肘掛
2の上面に係合板3を取り付けると共に係合板3に肘掛
の長手方向に突出する係合片4を延設する。硬質合成樹
脂材で形成される心材5の下部に肘掛2の上面と略平行
な係合受け片6を一体的に設けると共に係合受け片6の
上面側に小突部7を突設する。心材5の表面に断面略C
字形の軟質樹脂製の外皮材8を被せて取り付けてアーム
レスト9を形成する。心材5を肘掛2の上に配設すると
共に係合受け片6を上記係合板3の係合片4の下側に差
し込み係合して小突部7を係合片4の下面に圧接させる
ことによって、肘掛2にアームレスト9を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腰掛け式の電動マ
ッサージ機のアームレストの取付け構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6は腰掛け式の電動マッサージ機の一
例を示すものであり、脚21の上に座席として形成され
るマッサージ機1を支持し、マッサージ機1の両側に肘
掛2が設けてある。マッサージ機1は内部をマッサージ
用の電動機構を内蔵し、表面をクッション性を有するカ
バーで包み込んで形成してある。図6のものにあって、
肘掛2は金属パイプを長手方向に湾曲させた支持フレー
ム22の両端間に掛け渡して取付けてあり、この肘掛2
の上にはアームレスト9が取付けてある。
【0003】アームレスト9は図7(a)のように、心
材5の上表面に軟質樹脂の外皮材8を被せて取付けるこ
とによって形成されるものであり、心材5はABSなど
の硬質合成樹脂で形成してある。心材5の下面には複数
の補強リブ23が一体に設けてあり、心材5の両側端と
両側端部に位置する補強リブ23の間には下方へ開口す
る挿入溝24が形成してある。また心材5の下面には長
手方向の複数箇所において内面に雌ネジ穴25aを形成
したスリーブ25が一体に設けてある。また、軟質塩化
ビニル樹脂などで形成される外皮材8の両側端には内側
へ挿入片26が折り返して延設してあり、挿入片26の
先端には係止突部27が突設してある。そして心材5の
上に外皮材8を被せ、挿入溝24に挿入片26を差し込
んで引っ掛けることによって、心材5に外皮材8を取り
付けたアームレスト9を組み立てることができる。この
とき、心材5の挿入溝24に挿入された挿入片26の係
止突部27が肘掛2の側片28の先端で押さえられるこ
とによって、挿入片26が挿入溝24から抜けて外皮材
8が心材5から剥がれることが防止されるようになって
いる。
【0004】一方、肘掛2は金属板を長手方向に湾曲さ
せて形成してあり、また長手方向と直交する断面形状が
上面が開口する略コ字形になるように曲げ加工して肘掛
2を作製してある。そして上記のアームレスト9を肘掛
2に取付けるにあたっては、図7(b)に示すように、
肘掛2の両側端部の側片28を心材5の挿入溝24に差
し込むと共に肘掛2を通したビス29を心材5のスリー
ブ25の雌ネジ穴25aにねじ込むことによって、行な
うことができる。
【0005】次に、図8は腰掛け式の電動マッサージ機
の他の一例を示すものであって、このものでは、金属パ
イプを曲げて下部の脚21と上部の肘掛2を一体にして
形成してあり、上部の肘掛2の上にアームレスト9が取
付けてある。
【0006】図9はこのアームレスト9の一例を示すも
のであり、発泡ポリウレタンなどの発泡体31内に金属
板で形成される心材5をインサートすると共に発泡体3
1の外側を軟質塩化ビニル樹脂などの外皮材8で被覆し
てアームレスト9を形成してある。外皮材8は発泡成形
材料を発泡成形して発泡体31を成形する際に、発泡成
形材料の自己接着性によって、発泡体31に接着される
ものである。心材5の下面には金属の係合ピン32を下
方へ突出するように溶接して固着してあり、この係合ピ
ン32の下端には係合円板33が一体に設けてある。係
合ピン32は発泡体31の下面に凹設した凹部34内に
突出するように設けてある。
【0007】一方、金属パイプで形成される肘掛2の上
面には図10に示すように金属の係合板3が溶接して固
着してあり、この係合板3には肘掛2の上方へ屈曲延出
した屈曲片34及び屈曲片34から肘掛2の上面とほぼ
平行に延出した係合片4が一体に設けてある。係合片4
は差込み切欠35を設けて二股に形成してある。そして
上記のアームレスト9を肘掛2に取付けるにあたって
は、アームレスト9を肘掛2の上に配置してアームレス
ト9を肘掛2の長手方向に沿ってスライドさせることに
よって、図9(b)に示すように、係合板3の差込み切
欠35に心材5の係合ピン32を被挿すると共に係合片
4の下側に係合円板33を差込み係合することによっ
て、行なうことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、肘掛2にアー
ムレスト9を取付けるにあたって、前者の図7のように
して行なう場合には、金属板を断面形状が上面が開口す
る略コ字形になるように曲げ加工して両側に側片28を
設けた肘掛2を作製する必要があり、製作コストがアッ
プするという問題があった。また複数箇所において肘掛
2とアームレスト9のスリーブ25にビス29をねじ込
んで取り付けの作業を行なう必要があり、組み立ての工
数が多いという問題もあった。
【0009】一方、後者の図9の場合には、金属パイプ
を湾曲させたものをそのまま肘掛2として用いることが
できるために、このような問題はない。また肘掛2の係
合板3に心材5の係合円板33を係合させることによっ
て肘掛2へのアームレスト9の取付けが行なえるため
に、複数箇所にビス29をねじ込む場合のような工数を
必要とすることなく、組み立てを容易に行なうことがで
きる。
【0010】しかしながら、この図9のものでは、心材
5は発泡体31内にインサートしてあり、外皮材8は発
泡体31の外面に接着してあるために、心材5や外皮材
8を回収して再使用する場合に、心材5や外皮材8を分
解することが難しく、リサイクル性に欠けるという問題
があった。また肘掛2の係合板3と心材5の係合ピン3
2や係合円板33との間に寸法のバラツキ等があると、
係合板3の係合片4に対する係合円板33の差込み係合
がきっちりと行なわれなくなって、肘掛2に対するアー
ムレストの取り付けにがたつきが生じるおそれがあると
いう問題があった。
【0011】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、製作コストを安価にすることができると共に組み
立ての工数を低減することができ、また心材や外皮材の
リサイクル性に優れると共にがたつきなく肘掛にアーム
レストを取り付けることができるマッサージ機のアーム
レストの取付け構造を提供することを目的とするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマッサージ
機のアームレストの取付け構造は、マッサージ機1の側
部に配設される金属パイプの肘掛2の上面に係合板3を
取り付けると共に係合板3に肘掛の長手方向に突出する
係合片4を延設し、硬質合成樹脂材で形成される心材5
の下部に上記肘掛2の上面と略平行な係合受け片6を一
体的に設けると共に係合受け片6の上面側に小突部7を
突設し、心材5の表面に断面略C字形の軟質合成樹脂製
の外皮材8を被せて取り付けてアームレスト9を形成
し、心材5を肘掛2の上に配設すると共に係合受け片6
を上記係合板3の係合片4の下側に差し込み係合して小
突部7を係合片4の下面に圧接させることによって、肘
掛2にアームレスト9を取り付けて成ることを特徴とす
るものである。
【0013】また請求項2の発明は、心材5の両側端の
下部に下方へ開口する挿入溝10を凹設し、外皮材8の
両側端縁の内側に挿入片11を折り返して延設すると共
に挿入片11の先端部に肉厚の厚い厚肉部12を形成
し、心材5の表面に外皮材8を被せると共に心材5の挿
入溝10内に外皮材8の挿入片10を差込み、肘掛2に
アームレスト9を取り付けた状態で、心材5の挿入溝1
0の外側の開口縁の部分と肘掛2の外面との間の隙間が
厚肉部12の厚み寸法より小さくなるように形成して成
ることを特徴とするものである。
【0014】また請求項3の発明は、外皮材8の内面に
多数の小突起13を一体に設けると共に各小突起13の
先端を心材5の表面に当接させて成ることを特徴とする
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0016】心材5はポリプロピレンやABSなどの硬
質の合成樹脂を射出成形等することによって形成される
ものであり、図3に示すように、長手方向の全体形状を
肘掛2の長手方向に沿う湾曲形状(上面側が凸湾曲す
る)に形成してある。また心材5は上面を形成する表面
部41と表面部41の内側の補強リブ42とから一体に
形成されるものであり、表面部41は長手方向と垂直な
方向での断面を図1(a)のように略C字形に形成して
ある。表面部41の両側端の外面にはスペーサ突条43
が全長に亘って突設してあり、このスペーサ突条43の
上側において表面部41の外面にスペーサ小突部44が
長手方向の全長に沿って多数突設してある。
【0017】また補強リブ42は心材1の長手方向と平
行な2片の縦リブ42aと、心材1の長手方向と垂直な
多数片の横リブ42bとから碁盤目状に形成してある。
そして心材5の長手方向の複数箇所(図3の実施形態で
は三箇所)において、縦リブ42aの下端部間に図1
(a)に示すように係合受け片6が一体に掛け渡して設
けてある。この係合受け片6は肘掛2と平行になるよう
に形成されるものであり、係合受け片6と両側の縦リブ
42aとで囲まれる空間は、図3(a)に示すように、
心材1の長手方向の一方で開口し、他方は横リブ42b
で閉塞されるようにしてある。係合受け片6の幅方向の
中央部の上面には厚肉の中央突部45が突設してあり、
中央突部45と表面部41の下面の間には縦の補強用リ
ブ46が設けてある。そして中央突部45を挟んだ両側
において、係合受け片6の上面には2本ずつの小突部7
が突設してある。各小突部7は心材1の長手方向と平行
な突条として形成されるものである。また、表面部41
の両側端の内側近傍位置において、各横リブ42bの下
端に切欠が設けてあり、この切欠が心材1の長手方向と
平行に各横リブ42bにおいて連なることによって、挿
入溝10が形成されるものである。
【0018】外皮材8は軟質塩化ビニル樹脂などの軟質
樹脂を射出成形することによって、図4に示すように、
長手方向の全体形状を心材5の表面部41の長手方向に
沿う湾曲形状(上面側が凸湾曲する)に形成してあり、
長手方向と垂直な方向での断面形状を図5のように略C
字形に形成してある。この断面略C字形の外皮材8の両
側端には全長に亘って内側に挿入片11を折り返して一
体に延設してあり、挿入片11の先端部は全長に亘って
肉厚の厚い厚肉部12として形成してある。また外皮材
8の内面には略全面に亘って多数の小突起13が一体に
突設してある。この小突起13は、外皮材8の幅方向の
中央部においては点状突起13aとして、幅方向の両側
部では幅方向に長い線状突起13bとして形成してあ
る。
【0019】そして、図1(b)に示すように、心材5
の表面部41に外皮材8を被せ、外皮材8の各挿入片1
1を心材5の挿入溝10に差し込むことによって、心材
5に外皮材8を取り付けたアームレスト9を形成するこ
とができるものである。ここで、外皮材8はその内面の
小突起13が心材5の表面部41の表面に当接してお
り、外皮材8の内面が心材5の表面部41の表面に直接
に密着しないようにしてある。この結果、小突起13の
弾力性によって外皮材8の表面に弾力性を与えることが
でき、外皮材8の触感を柔らかいものとすることができ
るものであり、触感の良いアームレスト9に形成するこ
とができるものである。
【0020】一方、肘掛2としては既述の図8に示すマ
ッサージ機1に設けたものと同じものを用いることがで
きる。このものでは既述のように、金属パイプを曲げて
下部の脚21と上部の肘掛2を一体にして形成してあ
り、上部の肘掛2の上にアームレスト9を取付けるよう
にしてある。そしてこの肘掛2の上面には長手方向の複
数箇所(本実施形態では心材5の係合受け片6に対応す
る三箇所)において、既述の図10のように係合板3が
固着してある。すなわち、肘掛2の上面に金属の係合板
3が溶接して固着してあり、この係合板3には肘掛2の
上方へ屈曲延出した屈曲片34を介して係合片4が一体
に延設してある。係合片4は肘掛2の上面とほぼ平行に
形成されているものであって、差込み切欠35を設けて
二股に形成してあり、係合片4の先部は斜め上方へ向け
て傾斜させることによってガイド部4aとして形成して
ある。
【0021】そして肘掛2にアームレスト9を取付ける
にあたっては、アームレスト9を肘掛2の上に配置し、
アームレスト9を肘掛2の長手方向に沿ってスライドさ
せることによって、図1(c)及び図2(b)に示すよ
うに、肘掛2の係合板3の差込み切欠35に心材5の中
央突部45を被挿すると共に、係合板3の係合片4の下
側に心材5の係合受け片6を差込み係合することによっ
て、行なうことができる。このとき、係合受け片6の上
面に突設した小突部7が係合片4の下面に圧接する。従
って、係合受け片6が若干変形しているなど寸法誤差が
あっても、係合片4への小突部7の圧接によって係合受
け片6と係合片4の係合にがたつきが生じることを防ぐ
ことができ、肘掛2にアームレスト9をがたつきなく取
付けることができるものである。また、このように肘掛
2の係合板3に対する心材5の係合受け片6の係合によ
って肘掛2にアームレスト9の取り付けを行なうことが
できるので、複数箇所にビスをねじ込む場合のような手
間を要することなく、組み立ての工数を低減することが
できるものである。しかも、金属パイプを湾曲させたも
のをそのまま肘掛2として用いてアームレスト9を取付
けることができるものであり、従来の図7の場合のよう
に金属板を断面形状が上面が開口する略コ字形になるよ
うに曲げ加工して作製した肘掛2を用いる必要がなく、
製作コストを安価にすることができるものである。
【0022】また、使用済みのアームレスト9を回収し
てリサイクルするにあたっては、外皮材8は心材5に被
せて取付けてあるだけであるので、アームレスト9を肘
掛2から取り外した後、心材5から外皮材8を外すこと
によって簡単に心材5と外皮材8を分離することがで
き、リサイクル性に優れているものである。
【0023】また、図1(c)のように肘掛2にアーム
レスト9を取付けるにあたって、心材5の挿入溝10の
外側の開口縁の横リブ42bの下端と肘掛2の外面との
間の隙間cの幅寸法が、外皮材8の挿入片11の基部の
厚みより大きく且つ挿入片11の先部の厚肉部12の厚
みより小さくなるように設定してある。従って、肘掛2
にアームレスト9を取付けると、厚肉部12はこの隙間
cを通過することが出来ず、挿入溝10に挿入した挿入
片11が抜け出すことを防止することができ、外皮材8
が心材5から剥がされることを確実に防ぐことができる
ものである。
【0024】
【発明の効果】上記のように本発明は、マッサージ機の
側部に配設される金属パイプの肘掛の上面に係合板を取
り付けると共に係合板に肘掛の長手方向に突出する係合
片を延設し、硬質合成樹脂材で形成される心材の下部に
上記肘掛の上面と略平行な係合受け片を一体的に設ける
と共に係合受け片の上面側に小突部を突設し、心材の表
面に断面略C字形の軟質合成樹脂製の外皮材を被せて取
り付けてアームレストを形成し、心材を肘掛の上に配設
すると共に係合受け片を上記係合板の係合片の下側に差
し込み係合して小突部を係合片の下面に圧接させること
によって、肘掛にアームレストを取り付けるようにした
ので、係合受け片が若干変形している場合など寸法誤差
があっても、係合片への小突部の圧接によって係合受け
片と係合片の係合にがたつきが生じることを防ぐことが
でき、肘掛にアームレストをがたつきなく取付けること
ができるものであり、しかもこのように肘掛の係合板に
対する心材の係合受け片の係合によって肘掛にアームレ
ストの取り付けを行なうことができ、組み立ての工数を
低減することができるものである。また金属パイプを湾
曲させたものをそのまま肘掛として用いてアームレスト
を取付けることができ、金属板を断面形状が上面が開口
する略コ字形になるように曲げ加工して作製した肘掛を
用いる場合に比べて製作コストを安価にすることができ
るものであり、さらにアームレストは外皮材を心材に被
せて取付けて形成されており、心材から外皮材を外すこ
とによって簡単に心材と外皮材を分離することができ、
リサイクル性に優れているものである。
【0025】また請求項2の発明は、心材の両側端の下
部に下方へ開口する挿入溝を凹設し、外皮材の両側端縁
の内側に挿入片を折り返して延設すると共に挿入片の先
端部に肉厚の厚い厚肉部を形成し、心材の表面に外皮材
を被せると共に心材の挿入溝内に外皮材の挿入片を差込
み、肘掛にアームレストを取り付けた状態で、心材の挿
入溝の外側の開口縁の部分と肘掛の外面との間の隙間が
厚肉部の厚み寸法より小さくなるように形成したので、
肘掛にアームレストを取付けると、挿入片の厚肉部はこ
の隙間を通過することができず、挿入溝から挿入片が抜
け出すことを防止することができるものであり、外皮材
が心材から剥がされることを確実に防ぐことができるも
のである。
【0026】また請求項3の発明は、外皮材の内面に多
数の小突起を一体に設けると共に各小突起の先端を心材
の表面に当接させるようにしたので、外皮材はその内面
の小突起が心材の表面に当接して、外皮材の内面が心材
の表面に密着しないようになり、小突起の弾力性によっ
て外皮材の表面に弾力性を与えることができ、外皮材の
触感を柔らかいものとすることができるものであって、
触感の良いアームレストに形成することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は図3のA−A線での心材の断面図、
(b)はアームレストの断面図、(c)は肘掛にアーム
レストを取り付けた状態の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
(a)は心材の一部の正面断面図、(b)は心材と肘掛
との係合状態の一部の正面断面図である。
【図3】同上の心材を示すものであり、(a)は平面
図、(b)は正面断面図である。
【図4】同上の外皮材を示すものであり、(a)は平面
図、(b)は正面断面図である。
【図5】図4のA−A線での外皮材の断面図である。
【図6】マッサージ機の一例を示す斜視図である。
【図7】従来の一例を示すものであり、(a)はアーム
レストの断面図、(b)はアームレストを肘掛に取り付
けた状態の断面図である。
【図8】マッサージ機の他の一例を示す斜視図である。
【図9】従来の他の一例を示すものであり、(a)はア
ームレストの断面図、(b)はアームレストを肘掛に取
り付けた状態の断面図である。
【図10】図8における肘掛を示すものであり、(a)
は一部の斜視図、(b)は一部の断面図である。
【符号の説明】
1 マッサージ機 2 肘掛 3 係合板 4 係合片 5 心材 6 係合受け片 7 小突部 8 外皮材 9 アームレスト 10 挿入溝 11 挿入片 12 厚肉部 13 小突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須川 晃秀 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 加藤 絃市 兵庫県神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ星ベルト株式会社内 (72)発明者 横山 周市 兵庫県神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ星ベルト株式会社内 (72)発明者 石川 正弘 愛知県一宮市千秋町浮野字中向得338番地 株式会社サンシャインテクニカ内 Fターム(参考) 4C074 AA04 BB05 DD01 GG03 HH07 4C100 BA01 BB03 CA05 CA06 EB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マッサージ機の側部に配設される金属パ
    イプの肘掛の上面に係合板を取り付けると共に係合板に
    肘掛の長手方向に突出する係合片を延設し、硬質合成樹
    脂材で形成される心材の下部に上記肘掛の上面と略平行
    な係合受け片を一体的に設けると共に係合受け片の上面
    側に小突部を突設し、心材の表面に断面略C字形の軟質
    合成樹脂製の外皮材を被せて取り付けてアームレストを
    形成し、心材を肘掛の上に配設すると共に係合受け片を
    上記係合板の係合片の下側に差し込み係合して小突部を
    係合片の下面に圧接させることによって、肘掛にアーム
    レストを取り付けて成ることを特徴とするマッサージ機
    のアームレストの取付け構造。
  2. 【請求項2】 心材の両側端の下部に下方へ開口する挿
    入溝を凹設し、外皮材の両側端縁の内側に挿入片を折り
    返して延設すると共に挿入片の先端部に肉厚の厚い厚肉
    部を形成し、心材の表面に外皮材を被せると共に心材の
    挿入溝内に外皮材の挿入片を差込み、肘掛にアームレス
    トを取り付けた状態で、心材の挿入溝の外側の開口縁の
    部分と肘掛の外面との間の隙間が厚肉部の厚み寸法より
    小さくなるように形成して成ることを特徴とする請求項
    1に記載のマッサージ機のアームレストの取付け構造。
  3. 【請求項3】 外皮材の内面に多数の小突起を一体に設
    けると共に各小突起の先端を心材の表面に当接させて成
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ
    機のアームレストの取付け構造。
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Cited By (4)

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