JP2002193259A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2002193259A
JP2002193259A JP2001226866A JP2001226866A JP2002193259A JP 2002193259 A JP2002193259 A JP 2002193259A JP 2001226866 A JP2001226866 A JP 2001226866A JP 2001226866 A JP2001226866 A JP 2001226866A JP 2002193259 A JP2002193259 A JP 2002193259A
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Yasuaki Kagami
保明 加賀見
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MARUKA SHOJI KK
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MARUKA SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器に特別な部材を付加することなく、通常
容器が備えている部材を用いるだけで、側壁部を収縮状
態に保持することのできる容器を提供する。 【解決手段】 底面および側壁を備えた収容部と、前記
側壁の対向する2点において両端部が支持された把持部
材と、を備えた容器において、前記側壁は、前記底面に
垂直な方向に伸縮可能であり、前記把持部材は、前記側
壁が収縮状態にある時に、前記支持された両端部を軸と
して底面側に揺動可能であり、前記把持部材は、前記揺
動により底面側にある時に、前記側壁の伸長を規制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器に関し、特
に、側壁部が伸縮可能に形成されることにより、容積を
可変にしたり使用後にコンパクトな形態にすることがで
きる容器に関する。
【0002】
【従来の技術】容器の容積を可変にしたり、使用後にコ
ンパクトな形態にしたりするため、側壁部を底面に垂直
な方向に伸縮可能にした容器が知られている。かかる容
器において、側壁部を収縮状態に保持する手段として、
特開平10−7147号や実開平6−10135号に記
載のものがある。これらの容器は、側壁部を収縮状態に
保持するために特別の部材を容器に取付ける必要があ
り、製造工程が複雑になり製造コストも高くならざるを
得なかった。
【0003】ところで、容器はものを入れるためのもの
であり、内容物を使い切った後は、他のものを収容する
容器として再利用する以外は捨てられるほかなく、資源
の無駄とならざるを得なかった。
【0004】一方、望遠鏡は筒体内部を透過する光の屈
折を利用するものであり、内部にものを収容すれば光の
透過を妨げるので、望遠鏡の筒体を容器として用いるこ
とは一切予定されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、容器に特別
な部材を付加することなく、通常容器が備えている部材
を用いるだけで、側壁部を収縮状態に保持することので
きる容器を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、容器として使用して内容
物を使い切った後も、そのまま簡易望遠鏡として用いる
ことを可能にし、資源を有効に活用できるような容器を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の容器は、底面および側壁を備えた収容部
と、前記側壁の対向する2点において両端部が支持され
た把持部材と、を備えた容器において、前記側壁は、前
記底面に垂直な方向に伸縮可能であり、前記把持部材
は、前記側壁が収縮状態にある時に、前記支持された両
端部を軸として底面側に揺動可能であり、前記把持部材
は、前記揺動により底面側にある時に、前記側壁の伸長
を規制することを特徴とする。
【0008】また、本発明の容器は、底面および側壁を
備えた収容部と、前記底面と反対側に形成された収容部
の開口を塞ぐ蓋部と、を備えた容器において、前記収容
部の底面および前記蓋部にそれぞれレンズを備え、両者
を通じて透視可能にしたことを特徴とする。
【0009】上記容器において、前記側壁は径の異なる
複数の筒状部材より構成され、この筒状部材のうち大径
の部材に径がより小さい部材を挿脱することによって、
前記底面と前記蓋部にそれぞれ設けられた前記レンズの
間の距離を調節可能であることが望ましい。
【0010】上記容器において、前記底面と前記蓋部と
の間の距離を伸長させた状態でそれ以上の伸長を規制す
る段部を備えることが望ましい。これにより、容器を構
成する材料に無理な力を加えることなく底面と蓋部との
距離の伸長を規制することができる。
【0011】上記容器において、前記底面と前記蓋部と
の間の距離を伸長させた状態で短縮方向の動きを規制す
る係合部を備えることが望ましい。これにより、容器と
しての使用時に、容量の大きな状態を安定的に維持する
ことができる。
【0012】上記容器において、前記レンズのうち少な
くとも対物レンズには、光の透過を規制するレンズ蓋が
開閉可能に取付けられていることが望ましい。これによ
り、光の侵入による内容物の劣化や、対物レンズが光を
集めることによる発火のおそれを低減することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0014】図1は、本発明の1実施形態による容器の
断面図である。図1〜図5では、把持部材6の図示を省
略している。図に示すように、この容器は容器本体1と
蓋部2から構成されており、容器本体1は更に、上下端
が開放された略円筒状の大径部材3および中径部材4、
並びに上端が開放され下端が閉じられた有底筒状の小径
部材5から構成される。そして、大径部材3の内側に中
径部材4が、中径部材4の内側に小径部材5が同軸状に
挿入され、いわゆる入れ子状になっている。中径部材4
は大径部材3の内側を、小径部材5は中径部材4の内側
をそれぞれ軸方向に摺動させることにより、容器本体1
を伸縮させることができる。図1(a)は容器本体1を
伸長させた状態、図1(b)は容器本体1を短縮させた
状態を示している。
【0015】大径部材3の下端および中径部材4の下端
にはそれぞれ同軸状に縮径された段部31、41が形成
され、中径部材4の上端および小径部材5の上端にはそ
れぞれ同軸状に径の広がった段部42、52が形成され
ている。そして、大径部材3の下端の内径は中径部材4
の上端の外径より小さく、中径部材4の下端の内径は小
径部材5の上端の外径より小さく形成されている。その
結果、大径部材3の下端の段部31と中径部材4の上端
の段部42、および中径部材4の下端の段部41と小径
部材5の上端の段部52が、それぞれ図1(a)の最大
伸長状態で係合し、それ以上の伸長を防止するストッパ
ーの役目を果たしている。このように容器本体の伸長が
段部の係合により確実に防止されるので、比較的安価な
素材でも耐久性に優れた構造とすることができる。
【0016】なお、容器本体1の伸長状態においてそれ
以上の伸長を規制する段部の構造はここに説明されたも
のに限定されず、例えば大径部材3の下端及び中径部材
4の上端、中径部材4の下端及び小径部材5の下端にそ
れぞれメネジ及びオネジを形成し、それぞれねじ込みに
よって各部材の伸長状態を固定するなど、何らかの段部
によって伸長を規制するものであれば良い。ただし、各
部材が分離することを防止するため、伸長方向のねじ込
みの回転を防止して、ある程度以上の伸長を防止するこ
とが望ましい。
【0017】更に詳細に見ると、大径部材3および中径
部材4の各段部31、41より下方にL字状又は逆L字
状の溝37および溝47がそれぞれ設けられており、中
径部材4および小径部材5の各上端付近の外面には小突
起46および小突起56がそれぞれ設けられている。図
1(a)に示す伸長状態において、小突起46は溝37
に係合し、小突起56は溝47に係合している。かかる
係合状態をとることにより、これら溝37、47および
小突起46、56は、容器本体の短縮方向の動きを規制
し、かつロックする役目を果たしている。
【0018】溝および小突起の位置はこれに限らず、例
えば中径部材4および小径部材5の各段部42、52よ
り上方に溝を設け、大径部材3および中径部材4の下端
付近の内面に小突起を設けるようにしても良い。また、
溝および小突起の組合わせを、各筒状部材の周縁に沿っ
て複数設けても良い。
【0019】また、容器本体1の伸長状態において短縮
方向の動きを規制する係合部の構造はここに説明された
ものに限定されず、例えば大径部材3の下端及び中径部
材4の上端、中径部材4の下端及び小径部材5の下端に
それぞれメネジ及びオネジを形成し、それぞれねじ込み
によって各部材の伸長状態を固定するなど、何らかの係
合によって短縮方向の動きを規制するものであれば良
い。
【0020】これらの部材を組立てて容器本体1を形成
するには、大径部材3の上端開口から中径部材4の下端
を挿入し、中径部材4の上端開口から小径部材5の下端
を挿入する。更に大径部材3の下端開口から中径部材4
を引出し、中継部材4の下端開口から小径部材5を引き
出すことにより容器本体1が伸長する。伸長位置では容
器外面の絵を合せるなどして周方向の位置決めをし、溝
37、47にそれぞれ小突起46、56が挿入されるよ
うに伸長させ、左にひねれば係合状態でロックされる。
容器本体を短縮させるためには各筒状部材を右にひねれ
ばロックが解除され、小径部材5を中径部材4内に、中
径部材4を大径部材5内に挿入することができる。
【0021】なお、これら大径部材3、中径部材4、小
径部材5の各上下端に挟まれた中央部分も、それぞれ上
方から下方に向かって緩やかに縮径している。そして、
図1(a)に示す伸長状態を見てわかるように、容器本
体1の上端側が下端側に比べて径が大きくなっている。
【0022】小径部材5の下端付近に形成された上げ底
の底部53には、その中央に凹レンズで形成された接眼
レンズ55が嵌め込まれている。なお、望遠鏡として使
用するとき、小径部材5の下端には顔を押し当てるた
め、小径部材5の最下端面には、図示しないが、なだら
かな曲面を形成することが好ましい。
【0023】蓋部2は、略円形平板状をなし、大径部材
3の上端開口を覆うように構成されており、その一端に
大径部材に対する軸支部23が、他端に大径部材に対す
る係合部24が形成されている。大径部材3の上部外周
の一端には、接線方向のピン33が水平に形成され、上
記軸支部23を軸支して蓋部2の揺動による蓋の開閉が
可能になっている。大径部材3の上部外周の他端には、
係合部34が形成され、上記蓋部2の係合部24と係合
可能になっている。
【0024】蓋部2の中央には、凸レンズで形成された
対物レンズ25が嵌め込まれている。蓋部2の上面に
は、容器外側から対物レンズを覆い、光の透過を規制す
るレンズ蓋26が設けられている。このレンズ蓋26は
略円形平板状をなし、一端を蓋部2の上面に軸支されて
開閉可能になっている。レンズ蓋26は遮光性であるこ
とが好ましく、これにより、対物レンズ25を通して容
器内部に光が侵入して容器の内容物(食品など)を劣化
させることを、防止することができる。また、対物レン
ズ25を構成する凸レンズが太陽光を集めて自然発火を
引き起こすようなことも、防止できる。
【0025】特に対物レンズの口径を大きくとって望遠
鏡としての機能をよりよく発揮するためには本実施形態
のように大径側に対物レンズ25を設けることが好まし
く、容器として使用する際に内容物の取出しを容易にす
るためは大径側に蓋部2を設けることが好ましい。この
場合、対物レンズ25と蓋部2はいずれも大径側に設け
られることとなり、蓋部2は容器上部に設けられるから
光が当たりやすい。従って、この実施形態のレンズ蓋は
対物レンズ25にのみ設けられている。なお、レンズ蓋
は上記のように一端を軸支され揺動によって開閉するこ
とが好ましいが、これに限らず、レンズ蓋の取外し/取
付けによって開閉するようにしてもよい。
【0026】対物レンズ25と接眼レンズ55は、光軸
が互いに一致するように備えられている。なお、対物レ
ンズ25および接眼レンズ55には、特に容器内に食品
等を収容する場合には、撥水性の油紙などを貼り付けて
おくのが好ましい。
【0027】図6は、上記実施形態による容器の各部品
を示す分解斜視図である。図に示すように、大径部材3
の上部外周のうち、上記ピン33と上記係合部34との
間の互いに対向する位置に、直径方向の孔35、36が
形成され、把持部材6の係合突起65、66を挿入可能
になっている。大径部材3の上部には、径が拡大された
段部32を有している。そのため、図1(b)のように
容器本体1を短縮させた場合でも、大径部材3の上部と
中径部材4の上部との間には間隙が形成される。そのた
め、把持部材6の係合突起65、66を上記孔35、3
6に挿入しても、係合突起65、66が中径部材4と干
渉することはない。
【0028】把持部6は容器を手で持つために利用でき
るのみならず、容器本体1を短縮させた場合に、図7
(b)のように把持部6を容器の下方に回動させること
により、容器本体1が伸長しないように中径部材4およ
び小径部材5を支持するストッパーとしても利用するこ
とができる。
【0029】上記の孔35、36または把持部材の係合
突起65、66には、必要に応じて図示しない紐をかけ
ることができ、容器を首にかけて持ち運ぶこともでき
る。また、この紐を伸縮調整可能としてもよい。更に、
この紐の一部を容器の下方に垂らすことにより、上記把
持部6が無くても、容器本体1が伸長しないように中径
部材4および小径部材5を支持するストッパーとしても
利用することができる。
【0030】以上のように構成されたことにより、例え
ば容器内に菓子類を収容して販売するときは容器本体1
を伸長させた状態とし、購入者が菓子類を消費して中身
が少なくなるに従って容器本体1を短縮させて取出し易
いようにすることができる。また、この容器を簡易望遠
鏡として用いるときは、容器本体1の伸縮状態によって
ピント合わせを行うことができる。
【0031】(第2実施形態)図8〜図12は、本発明
の第2実施形態による容器を図示するものである。これ
らの図では、把持部材6の図示を省略している。上記第
1実施形態と同様の部分は同一の符号で示し、その説明
を省略する。この実施形態による容器は、容器本体1と
して大径部材3および小径部材5から構成されており、
第1実施形態の中径部材4を備えていない点で第1実施
形態と異なる。このように、本発明の容器本体は2段構
成、3段構成、その他の多段構成であっても良く、1段
構成であって容器本体の伸縮ができないもの、容器本体
の伸縮以外の方法によって対物レンズと接眼レンズの距
離を伸縮可能にしたものでもよい。
【0032】(第3実施形態)図13は、本発明の第3
実施形態による容器の斜視図である。この図に示すよう
に、本発明の容器は、対物レンズと接眼レンズを備えて
いなくても良い。また、把持部材6は、その両端に係合
穴を備え、この係合穴に、大径部材3の対向する2点の
外面にそれぞれ形成された突起が係合するようにしても
よい。この実施形態においても、把持部材6が底面側に
ある時に、側壁の伸長を規制することができるようにな
っている。
【0033】図14は、容器の側壁を収縮させた場合の
正面図である。図14(a)に示す状態では、把持部材
6はその両端部を軸として自由に揺動することができ、
図のように底面側にあるときは側壁の伸長を規制するこ
とができる。但し把持部材6と中径部材4および小径部
材5との間には空間があり、ある程度の伸長が許容され
る状態になっている。
【0034】図13に示すように把持部材6の両端に形
成された係合穴は把持部材6の端部の長さ方向に細長く
形成されている。図15はこの係合穴に突起が挿入され
ている状態を示す図であり、特に図15(a)は図14
(a)の円部の側面図、図15(b)は図14(a)の
矢視断面図、図15(c)は図14(b)の円部の側面
図、図15(d)は把持部材6が図15(a)に示す位
置と図15(c)に示す位置の中間にあるときの同様の
部分を示す図である。
【0035】図15(a)に示す状態すなわち図15
(b)に示す状態では、係合穴の広い部分に突起が挿入
されているため把持部材6は自由に回転することができ
る。
【0036】係合突起が係合穴内の突起を乗り越えて図
15(c)に示す位置に移動すると、把持部材6は図1
4(b)に示す状態に保持される。図14(b)に示す
ように、この状態では把持部材6が中径部材4および小
径部材5を押圧する状態になり、これら中径部材4およ
び小径部材5を収縮位置に固定することができる。ま
た、この状態でも把持部材6と小径部材5の底部との間
には一部空隙が開いているためその間に指を通して容器
を逆さに把持し、ぶら下げて持ち歩くこともできる。ま
た、この状態でも図14(b)に示すように、把持部材
6の両端部が容器の最上端より上に突出しないようにす
ることが望ましい。これにより、把持部材6の両端部が
邪魔にならないようにすることができる。
【0037】係合突起が係合穴内の突起を再度乗り越え
て図15(d)に示す状態になっても、この状態は、係
合穴の幅の狭い部分に、図15(b)に断面で示すよう
な係合穴の幅より広い偏平状の係合突起が挿入されてい
る状態となるため、把持部材6の揺動が規制される。こ
の結果、中径部材4および小径部材5は、不用意に伸長
しないようになっている。
【0038】なお、この実施形態では側壁の伸縮は複数
の円筒状部材の挿脱によるものとしたが、この場合は蓋
部2を有することが望ましい。これにより収縮状態の容
器を逆さに把持しても、中径部材4および小径部材5が
収容部の開口から落ちてしまうことを防止することがで
きる。また、蓋部2の内側に、中継部材4および小径部
材5を保持する構造、例えば中継部材4および小径部材
5の上端部の周縁を保持する溝などを備えていてもよ
い。
【0039】以上の説明では、側壁の伸縮は複数の円筒
状部材の挿脱によるものとしたが、これに限らず蛇腹の
伸縮によることとしてもよい。蛇腹の伸縮による場合で
かつレンズを設けない場合は、蓋部2は必ずしも必要で
はない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
容器に特別な部材を付加することなく、通常容器が備え
ている部材を用いるだけで、側壁部を収縮状態に保持す
ることのできる容器を提供することができる。また、容
器として使用して内容物を使い切った後も、そのまま簡
易望遠鏡として用いることを可能にし、資源を有効に活
用できるような容器を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態による容器の断面図であ
る。なお、(a)は容器本体を伸長させた状態、(b)
は容器本体を短縮させた状態を示す(以下、図2〜図
4、図7〜図11において同じ)。
【図2】上記容器の右側面図である。なお、左側面図は
右側面図と対称である。
【図3】上記容器の正面図である。
【図4】上記容器の背面図である。
【図5】上記容器の平面図及び底面図である。
【図6】上記容器の各部品を示す分解斜視図である。
【図7】上記容器に把持部材を取付けた状態を示す斜視
図である。
【図8】本発明の第2の実施形態による容器の断面図で
ある。
【図9】上記第2の実施形態による容器の右側面図であ
る。なお、左側面図は右側面図と対称である。
【図10】上記第2の実施形態による容器の正面図であ
る。
【図11】上記第2の実施形態による容器の背面図であ
る。
【図12】上記第2の実施形態による容器の平面図及び
底面図である。
【図13】本発明の第3実施形態による容器の斜視図で
ある。
【図14】容器の側壁を収縮させた場合の正面図であ
る。
【図15】係合穴に突起が挿入されている状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋部 25 対物レンズ 26 レンズ蓋 3 大径部材 4 中径部材 5 小径部材 53 底部(底面) 55 接眼レンズ 6 把持部材 31、41、42、52 段部 37、47 溝(係合部) 46、56 小突起(係合部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面および側壁を備えた収容部と、前記
    側壁の対向する2点において両端部が支持された把持部
    材と、を備えた容器において、 前記側壁は、前記底面に垂直な方向に伸縮可能であり、 前記把持部材は、前記側壁が収縮状態にある時に、前記
    支持された両端部を軸として底面側に揺動可能であり、 前記把持部材は、前記揺動により底面側にある時に、前
    記側壁の伸長を規制することを特徴とする、容器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記底面と反対側に
    形成された収容部の開口を塞ぐ蓋部を更に備え、 前記収容部の底面および前記蓋部にそれぞれレンズを備
    え、両者を通じて透視可能にしたことを特徴とする容
    器。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記側壁は径の異なる複数の筒状部材より構成され、こ
    の筒状部材のうち大径の部材に径がより小さい部材を挿
    脱することによって、前記底面と前記蓋部にそれぞれ設
    けられた前記レンズの間の距離を調節可能であることを
    特徴とする容器。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記底面と前記蓋部との間の距離を伸長させた状態でそ
    れ以上の伸長を規制する段部を備えたことを特徴とする
    容器。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4において、 前記底面と前記蓋部との間の距離を伸長させた状態で短
    縮方向の動きを規制する係合部を備えたことを特徴とす
    る容器。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至請求項5の何れか一項にお
    いて、 前記レンズのうち少なくとも対物レンズには、光の透過
    を規制するレンズ蓋が開閉可能に取付けられていること
    を特徴とする容器。
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