JP2002193223A - フィルム殺菌装置 - Google Patents

フィルム殺菌装置

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JP2002193223A
JP2002193223A JP2000397373A JP2000397373A JP2002193223A JP 2002193223 A JP2002193223 A JP 2002193223A JP 2000397373 A JP2000397373 A JP 2000397373A JP 2000397373 A JP2000397373 A JP 2000397373A JP 2002193223 A JP2002193223 A JP 2002193223A
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sterilizing
tank
film
container
heating
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JP2000397373A
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Katsumi Yoshigi
勝美 吉儀
Yoichiro Hirayasu
洋一郎 平安
Toshihiro Asano
稔浩 浅野
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Daiwa Can Co Ltd
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Daiwa Can Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続的に繰り出されている長尺の帯状フィル
ムを、送給の途中で殺菌槽内を通過させて殺菌液に浸漬
させるようにしたフィルム殺菌装置において、殺菌槽内
に攪拌手段を設けることなく殺菌槽内の殺菌液の温度を
均一にすることができ、また、フィルムから遊離したワ
ックスを殺菌槽の内面に付着させないようにする。 【解決手段】 フィルム12を殺菌液に浸漬させる殺菌
槽14よりも下方に、殺菌液を加熱する加熱槽20を殺
菌槽14とは別個に設けて、加熱槽20で加熱した殺菌
液をポンプ25によって殺菌槽14の底部付近に供給
し、殺菌槽14でオーバーフローさせた殺菌液を加熱槽
20に戻すように、各配管26,28を介して殺菌槽1
4と加熱槽20を連通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、カップ容
器の無菌充填ラインでリッド(蓋)用として供給されて
いるフィルムのような、連続的に繰り出されている長尺
の帯状フィルムを、送給の途中で殺菌槽内を通過させて
殺菌液に浸漬させるようにしたフィルム殺菌装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】紙やプラスチックを材料とするカップ状
の容器を、容器を嵌入させる孔を開口させた搬送コンベ
ア(リテーナー)により所定間隔に保持した状態で搬送
しながら、容器内に内容物を充填してから容器開口部を
密封するに際して、内容物を充填した後の容器が搬送コ
ンベアにより密封工程に向けて送り込まれるのに対し、
供給コイルから連続的に繰り出される長尺の帯状フィル
ムを、密封工程に向けて送給する途中で、殺菌槽(殺菌
剤バス)内を通過させて一時的に殺菌液(過酸化水素水
等の液状の殺菌剤)に浸漬してから、乾燥装置(熱風吹
き付け部)を通過させて乾燥させることで、殺菌済みフ
ィルムとして密封工程に送り込むようにして、密封工程
で内容物が充填された容器の開口部を殺菌済みフィルム
によるリッド(蓋)で熱溶着により密封するということ
が従来から行われている(例えば、特公昭61−368
4号公報,特開平9−58633号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にカップ容器を密封するためのリッド(蓋)として供給
されるフィルムを予め殺菌するための殺菌装置におい
て、従来、フィルムを殺菌液に浸漬させるための殺菌槽
(上記の各引用公報中には殺菌槽だけが概略的に示して
いる)では、具体的には、殺菌槽内の殺菌液(過酸化水
素水等の液状の殺菌剤)を所定の温度(60℃程度)と
するために、殺菌槽の下方に加熱部(ヒーター)を一体
的に付設して殺菌槽内に貯留されている殺菌液を加熱し
ている。そのため、殺菌液の温度を殺菌槽内で均一なも
のとするためには、殺菌槽の内部で殺菌液を攪拌するた
めの何らかの手段を設けることが必要となる。
【0004】また、上記のような従来のフィルム殺菌装
置では、殺菌槽内に貯留されている殺菌液にフィルムを
浸漬させていることから、使用限度を過ぎた殺菌液を交
換する際には、古くなった殺菌液を殺菌槽の底部付近に
設けたドレーン孔から排出した後で新しい殺菌液を殺菌
槽内に導入するようにしているが、そのような殺菌液の
交換の際に、フィルムから遊離して使用済みの殺菌液の
液面に浮いているワックスが、殺菌液の排出時に殺菌槽
の内面(底面等)に付着することで、新しい殺菌液を導
入する前に、殺菌槽の内面に付着したワックスを除去す
るという面倒な作業を行わなければならない。
【0005】本発明は、上記のような問題の解消を課題
とするもので、具体的には、連続的に繰り出されている
長尺の帯状フィルムを、送給の途中で殺菌槽内を通過さ
せて殺菌液に浸漬させるようにしたフィルム殺菌装置に
おいて、殺菌槽内に攪拌手段を設けることなく殺菌槽内
の殺菌液の温度を均一にすることができ、また、フィル
ムから遊離したワックスを殺菌槽の内面に付着させない
ようにすることを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、連続的に繰り出されている長尺
の帯状フィルムを、送給の途中で殺菌槽内を通過させて
殺菌液に浸漬させるようにしたフィルム殺菌装置におい
て、フィルムを殺菌液に浸漬させる殺菌槽よりも下方
に、殺菌液を加熱する加熱槽を殺菌槽とは別個に設け
て、加熱槽で加熱した殺菌液をポンプによって殺菌槽の
底部付近に供給し、殺菌槽でオーバーフローさせた殺菌
液を加熱槽に戻すように、各配管を介して殺菌槽と加熱
槽を連通させることを特徴とするものである。
【0007】上記のようなフィルム殺菌装置によれば、
加熱槽で加熱された殺菌液を加熱槽と殺菌槽の間で配管
を通して常に循環させることにより、特に攪拌手段を設
けなくても殺菌槽内での殺菌液の温度を均一にすること
ができ、また、殺菌槽で殺菌液をオーバーフローさせて
加熱槽に戻していることにより、殺菌槽内でフィルムか
ら遊離して殺菌液の液面に浮いているワックスを、殺菌
液のオーバーフローにより殺菌槽内から除去することが
できて、殺菌槽の内面にフィルムから遊離したワックス
を付着させるようなことはない。
【0008】なお、オーバーフローさせた殺菌液と共に
加熱槽に送られるワックスは、殺菌液を加熱槽に戻すた
めの配管の中途部にフィルターを設けて除去しても良い
し、或いは、加熱槽内で殺菌液の液面に浮いている状態
のワックスを取り除くようにしても良い。その場合、常
にフィルムが通過していて液面の面積が広い殺菌槽(幅
の広いフィルムを所定のピッチずつ通過させるためには
広い液面面積が必要である)では、殺菌液の液面に浮い
ているワックスを稼働中に除去するのは困難であるが、
フィルムを通過させず液面面積を広くする必要のない加
熱槽では、稼働中でも殺菌液の液面に浮いているワック
スを簡単に除去することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフィルム殺菌装置
の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本
発明のフィルム殺菌装置の一実施形態について、図1
は、フィルム殺菌装置が使用されているカップ容器の無
菌充填ラインの全体を概略的に示すものであり、図2
は、フィルム殺菌装置の殺菌槽と加熱槽とそれらに接続
される各配管を示すものである。
【0010】カップ容器の無菌充填ラインについて、本
実施形態では、図1に示すように、積み重ねられた状態
から分離されてラインに供給された各容器(図示せず)
について、搬送コンベア(リテーナー)3により複数列
(例えば7列)で連続して搬送しながら、容器の重なり
を検出して重なった容器を分離除去する装置4と、容器
から静電気を除電して容器に付着した粉塵をバキューム
で除去する装置5を通過させてから、容器の内面側に殺
菌剤を付着させてから熱風乾燥して無菌エアーで冷却す
る内面殺菌装置6と、容器の内外両面に殺菌剤を付着さ
せてから熱風乾燥して無菌エアーで冷却する内外面殺菌
装置7とを順次通過させた後、殺菌済みの空の容器に対
して充填装置8により内容物を容器内に充填している。
【0011】次いで、充填装置8で内容物が充填された
各容器について、窒素ガス置換装置9により容器のヘッ
ドスペースの空気を窒素ガスに置換してから、容器の開
口フランジ部にフィルム12を線状に溶着するリッド線
溶着装置10と、容器の開口フランジ部にフィルム12
を面状に溶着してから切断するリッド溶着切断装置11
とを順次通過させることで、フィルム供給コイル13か
ら繰り出されて殺菌槽14で殺菌液に浸漬され乾燥装置
15で熱風により乾燥された殺菌済みのフィルム12に
よって、容器の開口部をフィルム状のリッド(蓋)で密
封した後、リッド部分が打ち抜かれた使用済みのフィル
ムをフィルム巻取コイル16に回収する一方、リッドで
密封された容器を、リッドシール密封検査装置17を通
過させてから、容器排出装置18により搬送コンベア3
から排出してラインから搬出している。
【0012】上記のような無菌充填ライン1は、図示し
ていない付属部分を含む全体がクリーンルーム(クラス
10,000より空気清浄度の高い室)の内部に設置さ
れており、その主要部分の大部分(図1において一点鎖
線で囲んだ部分)が、空気清浄度が高レベル領域である
クリーンブース(クラス100より空気清浄度の高い
室)の内部に設置されている。
【0013】なお、無菌充填ラインでのカップ容器の搬
送については、場合によっては単列搬送としても良い
が、上記のように幅方向で複数個の容器を同時に進行さ
せる多列搬送によるのが効率的であり、充填や密封につ
いては、幅方向で横一列(単列搬送の場合は1個)ずつ
行うようにしても良いし、搬送方向と幅方向でそれぞれ
複数個(単列搬送では搬送方向で複数個)ずつ行うよう
にしても良いが、何れにしても、充填や密封を行う時に
容器の搬送を一時的に停止させるために、カップ容器は
間欠的に進行するように搬送されている。
【0014】また、カップ容器の搬送に使用される搬送
コンベアについては、従来から広く知られた構造のもの
であり、各カップ容器を所定の間隔で保持するリテーナ
ー(保持具)の機能を有するものであって、図示してい
ないが、搬送コンベアの幅方向と長さ方向のそれぞれで
所定間隔で設けられた複数の孔にカップ容器を嵌入させ
て、カップ容器の上端にある開口フランジ部を搬送コン
ベアの搬送面上に載置した状態で、多数のカップ容器を
所定の間隔で搬送するようにしたベルトコンベアであ
る。
【0015】ところで、上記のようなカップ容器の無菌
充填ライン1では、既に述べたように、充填装置8で内
容物が充填されたカップ容器の開口部を、リッド線溶着
装置10とリッド溶着切断装置11による密封工程でリ
ッド(蓋)により密封するために、リッド用の長尺で帯
状のフィルム12がフィルム供給コイル13から連続的
に繰り出されており、このフィルム12をリッド線溶着
装置10に至るまでの送給の途中で予め殺菌しておくた
めに、まず、殺菌槽14を通過させることでフィルム1
2を殺菌液に浸漬(例えば、60℃とした濃度35%の
過酸化水素水に13秒間浸漬)してから、乾燥装置(フ
ィルム殺菌装置の熱風吹き付け部)15を通過させるこ
とでフィルム12に熱風を吹き付けて(例えば、80℃
の無菌エアーを25秒間吹き付けて)乾燥させている。
【0016】そのような殺菌槽14と乾燥装置15によ
るフィルム殺菌装置において、図1には殺菌槽14だけ
を概略的に示しているが、本実施形態のフィルム殺菌装
置では、図2に示すように、フィルム12を殺菌液に浸
漬させる殺菌槽14に対して、殺菌液を加熱する加熱槽
20を、殺菌槽14よりも下方で殺菌槽14とは別個に
設けており、この加熱槽20には、本体部分にヒーター
21と温度センサー22が設けられ、取外し可能な蓋部
分にレベル(液面)センサー23と通気孔24が設けら
れている。なお、図示していないが、殺菌槽14にもレ
ベル(液面)センサーと温度センサーがそれぞれ設けら
れている。
【0017】そして、殺菌槽14と加熱槽20の間に
は、加熱槽20でヒーター21により加熱された殺菌液
をポンプ(薬液用マグネットポンプ)25によって殺菌
槽14の底部付近に供給するための配管26と、殺菌槽
14でオーバーフローさせた殺菌液を加熱槽20に戻す
ための配管28とがそれぞれ接続されており、配管26
の加熱槽20とポンプ25の間には手動開閉バルブ27
が設けられている。なお、殺菌槽14でオーバーフロー
させた殺菌液を加熱槽20に戻すための配管28の中途
部には、戻された殺菌液を濾過するためのフィルター2
9を設けるようにしても良い(設けなくても良い)。
【0018】また、加熱槽20には、外部から加熱槽2
0に新たに殺菌液を導入したり補充したりするための配
管30,31がそれぞれ接続されていると共に、加熱槽
20から殺菌液を排出して回収するための加熱槽ドレー
ン管32が、手動開閉バルブ33により開閉されるよう
に設けられている。更に、本実施形態では、殺菌槽14
から殺菌液を排出して回収するための殺菌槽ドレーン管
34が、その中途部に自動開閉バルブ(エアー駆動ボー
ルバルブ)35を設けた状態で、加熱槽20に殺菌液を
戻すための配管28の下流側に接続されており、この配
管28を介して加熱槽20の内部と連通するようになっ
ている。
【0019】上記のような本実施形態のフィルム殺菌装
置によれば、加熱槽20で加熱した殺菌液を、加熱槽2
0と殺菌槽14の間で配管26,28を通して循環させ
ていることにより、特に攪拌手段を設けなくても、殺菌
槽14の内部の殺菌液の温度を均一にすることができ、
また、殺菌槽14で殺菌液をオーバーフローさせて加熱
槽20に戻していることで、殺菌槽14内でフィルム1
2から遊離して殺菌液の液面に浮いているワックスを、
殺菌液のオーバーフローにより殺菌槽14内から排除す
ることができて、殺菌槽14の内面にフィルムから遊離
したワックスを付着させるようなことはない。
【0020】なお、オーバーフローさせた殺菌液と共に
加熱槽20に送られるワックスについては、殺菌液を加
熱槽20に戻すための配管28の中途部にフィルター2
9を設けて除去しても良いし、或いは、そのようなフィ
ルター29を設けることなく、加熱槽20内で殺菌液の
液面に浮いている状態のワックスを取り除くようにして
も良い。
【0021】加熱槽20内で殺菌液の液面に浮いている
ワックスを取り除くという点について、殺菌槽14で
は、複数列(例えば7列)で搬送しているカップ容器の
全列に対応する幅のフィルム12を、カップ容器の複数
ピッチ分(例えば6ピッチ分)だけ浸漬させるために、
大きな容量(例えばオーバーフローさせるラインまでが
195リットル)で液面の面積が広くなっていて、しか
も、常にフィルム12を通過させている状態にあること
から、そのような殺菌槽14では殺菌液の液面に浮いて
いるワックスを稼働中に除去するのは困難であるが、フ
ィルムを通過させず液面の面積の広さを必要としない加
熱槽20では、稼働中でも殺菌液の液面に浮いているワ
ックスを簡単に除去することができる。
【0022】さらに、本実施形態のフィルム殺菌装置で
は、殺菌槽14にフィルム12を通過させている稼働中
でも、加熱槽20において適宜に新しい殺菌液を補充し
たりすることが容易であり、また、殺菌槽14のドレー
ン管34を自動開閉バルブ35を介して加熱槽20に連
通させていることにより、殺菌槽14のレベルセンサー
(図示せず)の検出に応じて自動開閉バルブ35を制御
することで、殺菌槽14内の殺菌液の量を常に一定に保
つことができて、殺菌液のオーバーフロー位置を常に一
定の高さに維持することができる。
【0023】以上、本発明のフィルム殺菌装置の一実施
形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に
示した具体例にのみ限定されるものではなく、例えば、
本発明のフィルム殺菌装置が使用される無菌充填ライン
については、必ずしも上記の実施形態に示したような各
装置によるラインに限られるものではなく、更には、カ
ップ容器の無菌充填ラインに限らず、長尺の帯状フィル
ムを送給の途中で殺菌槽内を通過させて殺菌液に浸漬さ
せるという限りにおいて、その他の分野でも適宜使用可
能なものであることは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したような本発明のフィルム殺
菌装置によれば、フィルムを殺菌液に浸漬させる殺菌槽
内で、特に攪拌手段を設けるようなことなく、殺菌液の
温度を均一にすることができると共に、殺菌槽内でフィ
ルムから遊離したワックスを、殺菌槽の内面に付着させ
るようなことなく、装置の稼働中でも簡単に除去するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルム殺菌装置を使用したカップ容
器の無菌充填ラインの概略を示す側面説明図。
【図2】本発明のフィルム殺菌装置の一実施形態につい
て、殺菌槽と加熱槽とそれらに接続される各配管を示す
側面説明図。
【符号の説明】
1 カップ容器の無菌充填ライン 12 フィルム 14 殺菌槽 20 加熱槽 25 ポンプ 26 (加熱槽から殺菌槽に殺菌液を供給するため
の)配管 28 (殺菌槽から加熱槽に殺菌液を戻すための)
配管 29 フィルター 34 (殺菌槽の)ドレーン管 35 自動開閉バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 稔浩 神奈川県相模原市西橋本5−5−1 大和 製罐株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 4C058 AA25 BB03 BB07 CC04 CC06 CC07 CC09 DD02 DD04 DD07 EE23 JJ07 JJ21 JJ28 JJ29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に繰り出されている長尺の帯状フ
    ィルムを、送給の途中で殺菌槽内を通過させて殺菌液に
    浸漬させるようにしたフィルム殺菌装置において、フィ
    ルムを殺菌液に浸漬させる殺菌槽よりも下方に、殺菌液
    を加熱する加熱槽が殺菌槽とは別個に設けられており、
    加熱槽で加熱した殺菌液がポンプによって殺菌槽の底部
    付近に供給され、殺菌槽でオーバーフローさせた殺菌液
    が加熱槽に戻されるように、各配管を介して殺菌槽と加
    熱槽が連通されていることを特徴とするフィルム殺菌装
    置。
  2. 【請求項2】 殺菌槽から殺菌液を回収するためのドレ
    ーン管が、その中途部に自動開閉バルブを設けた状態
    で、加熱槽に連通されていることを特徴とする請求項1
    に記載のフィルム殺菌装置。
  3. 【請求項3】 殺菌槽でオーバーフローさせた殺菌液を
    加熱槽に戻すための配管の中途部に、殺菌液を濾過する
    ためのフィルターが設けられていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のフィルム殺菌装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013008426A1 (ja) * 2011-07-08 2015-02-23 四国化工機株式会社 希薄過酸化水素含有ガスを利用した包装容器の殺菌方法

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