JP2002192591A - 光ケーブル用押出成形機 - Google Patents

光ケーブル用押出成形機

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JP2002192591A
JP2002192591A JP2000394784A JP2000394784A JP2002192591A JP 2002192591 A JP2002192591 A JP 2002192591A JP 2000394784 A JP2000394784 A JP 2000394784A JP 2000394784 A JP2000394784 A JP 2000394784A JP 2002192591 A JP2002192591 A JP 2002192591A
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nipple
optical cable
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sheath
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JP2000394784A
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Itsuro Kasabo
逸郎 笠坊
Katsuhisa Kimura
勝久 木村
Kazufumi Unoda
和史 卯ノ田
Akitsugu Ono
晃嗣 小野
Tadayoshi Koike
忠良 小池
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ケーブルの成形作業を容易に行えると共
に、テンションメンバ及び引き裂き紐をシース内の所定
の位置に埋設することができる光ケーブル用押出成形機
を提供することを目的とする。 【解決手段】 入口側から導入して出口側のダイス1の
ダイス孔4から導出することで、光ファイバを内部に有
するケーブルコア11をシース12にて被覆し、かつ、ケー
ブルコア11に沿って配設されたテンションメンバ13をシ
ース12に埋設して、光ケーブル10を成形する。そして、
入口側から出口側までテンションメンバ13を導くガイド
管3を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを内部
に有するケーブルコアをシースにて被覆し、かつ、テン
ションメンバ(及び引き裂き紐)を該シースに埋設し
て、光ケーブルを成形する光ケーブル用押出成形機に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ケーブルとして、図7に示す
ように、光ファイバを内部に有するケーブルコア41を被
覆するシース42内に、テンションメンバ43と引き裂き紐
44とが埋設された構造となるセンターチューブ型(ノン
スロット型)の光ケーブル40が公知である。
【0003】テンションメンバ43は、光ケーブル40に強
度(剛性)を持たせる役割を担い、引き裂き紐44は、光
ケーブル40の接続・分岐の際にケーブルコア41を取り出
すためにシース42を引き裂き易いようにする役割を担
う。
【0004】このようなセンターチューブ型の光ケーブ
ル40は、通常、押出成形機にて成形され、具体的には、
入口側から導入して出口側のダイスのダイス孔から導出
することで、ケーブルコア41をシース42にて被覆し、か
つ、該ケーブルコア41に沿って配設されたテンションメ
ンバ43及び引き裂き紐44をシース42に埋設して、光ケー
ブル40を成形していた。
【0005】従来の光ケーブル用押出成形機は、図6に
示すように、出口側に、ダイス45と、該ダイス45内に配
設されたニップル47とを、備えている。ダイス45は、光
ケーブル40の外面形状と略同一の内面形状を有するダイ
ス孔46を備え、ニップル47は、その先端側に、ケーブル
コア41をダイス孔46に導くためのニップル孔48が形成さ
れると共に、テンションメンバ43をケーブルコア41と平
行に配した状態でダイス孔46に導くための貫通孔49が貫
設されている。なお、押出成形機の入口側から出口側ま
での全長Lは、ニップル孔48の長さMの約10倍程度に設
定されている。
【0006】そして、この従来の押出成形機にて、テン
ションメンバ43の(貫通孔49からの)口出し作業を行う
には、ダイス孔46から貫通孔49へ(図示省略の)リード
ワイヤを挿通し、リードワイヤの先端にテンションメン
バ43を結合し、その後、リードワイヤをダイス孔46から
引っ張り出して、テンションメンバ43を貫通孔49に挿通
させていた。
【0007】また、引き裂き紐44は、押出成形機の入口
側の手前で、ケーブルコア41の表面に沿わされて、押出
成形機に導入されていた。もちろん、押出成形機の入口
側から出口側まで手を差し込んで、テンションメンバ43
及び引き裂き紐44を導入することは不可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
押出成形機では、リードワイヤとテンションメンバ43と
の結合部が、テンションメンバ43の径より大きくなるた
め、貫通孔49を大きく設定する必要があった。そして、
テンションメンバ43は、ダイス45とニップル47との間に
介在する溶融した樹脂50により、加圧押し出しされるた
め、図6に示すように、この貫通孔49とテンションメン
バ43との間の(大きな)隙間に、樹脂50がバックフロー
するといった問題が発生していた。
【0009】また、引き裂き紐44は、図6に示すよう
に、ダイス孔46に到達するまでにねじれてしまい、ケー
ブルコア41に対する相対的位置が安定せず、図7に示す
ように、引き裂き紐44の存在を示すと共に光ケーブル40
の剛性を保持するために設けられた光ケーブル40表面の
突条部51に、対応する所定の位置からずれてしまうとい
った問題が発生していた。
【0010】そこで、本発明は、光ケーブルの成形作業
を容易に行えると共に、テンションメンバ及び引き裂き
紐をシース内の所定の位置に埋設することができる光ケ
ーブル用押出成形機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る光ケーブル用押出成形機は、入口側
から導入して出口側のダイスのダイス孔から導出するこ
とで、光ファイバを内部に有するケーブルコアをシース
にて被覆し、かつ、該ケーブルコアに沿って配設された
テンションメンバをシースに埋設して、光ケーブルを成
形する光ケーブル用押出成形機において、入口側から出
口側までテンションメンバを導くガイド管を設けたもの
である。
【0012】また、入口側から導入して出口側のダイス
のダイス孔から導出することで、光ファイバを内部に有
するケーブルコアをシースにて被覆し、かつ、該ケーブ
ルコアに沿って配設されたテンションメンバ及び引き裂
き紐をシースに埋設して、光ケーブルを成形する光ケー
ブル用押出成形機において、入口側から出口側までテン
ションメンバ及び引き裂き紐を夫々導くガイド管を設け
たものである。
【0013】また、出口側にニップルを備え、該ニップ
ルには、ケーブルコアが通過するニップル孔と、テンシ
ョンメンバが通過する貫通孔とが設けられ、該貫通孔に
ガイド管を挿入状に連結したものである。
【0014】また、出口側にニップルを備え、該ニップ
ルには、ケーブルコアが通過するニップル孔と、テンシ
ョンメンバ及び引き裂き紐が夫々通過する貫通孔とが設
けられ、該貫通孔にガイド管を挿入状に連結したもので
ある。また、引き裂き紐が通過する貫通孔が、ニップル
内部からニップル孔側へ貫設されたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0016】本発明に係る光ケーブル用押出成形機は、
図1の縦断面側面図と、図2の縦断面平面図とに示すよ
うに、入口側から導入して出口側のダイス1のダイス孔
4から導出することで、光ファイバを内部に有するケー
ブルコア11をシース12にて被覆し、かつ、該ケーブルコ
ア11に沿って配設されたテンションメンバ13及び引き裂
き紐14をシース12に埋設して、光ケーブル10を成形し、
入口側から出口側までテンションメンバ13及び引き裂き
紐14を夫々導くガイド管3を設けている。
【0017】光ケーブル10は、図5に示すように、光フ
ァイバを内部に有するケーブルコア11を被覆するシース
12内に、テンションメンバ13と引き裂き紐14とが埋設さ
れた構造となる、いわゆるセンターチューブ型(ノンス
ロット型)である。
【0018】テンションメンバ13は、光ケーブル10に強
度(剛性)を持たせる役割を担い、引き裂き紐14は、光
ケーブル10の接続・分岐の際にケーブルコア11を取り出
すためにシース12を引き裂き易いようにする役割を担
う。
【0019】具体的には、2本のテンションメンバ13,
13は、光ケーブル10の軸心に対して互いに対称の位置に
なるように(光ケーブル10の軸心に沿って)シース12内
に埋め込まれ、2本の引き裂き紐14,14は、光ケーブル
10の軸心に対して互いに対称の位置になると共にケーブ
ルコア11に当接するように(光ケーブル10の軸心に沿っ
て)シース12に埋め込まれている。
【0020】本押出成形機は、図1と図2に示すよう
に、出口側に配設されるダイス1と、該ダイス1内に配
設されたニップル2と、一端が入口側となり他端がニッ
プル2に連結されて光ケーブル10の外径よりも大きな内
径を有する筒体6とを、備えている。ダイス1とニップ
ル2の間には、シース12を形成するために用いられる樹
脂16が、溶融された状態で供給されている。
【0021】ダイス1は、出口となるダイス孔4を備え
ており、ダイス孔4の内面5の形状は、得ようとする光
ケーブル10の外面形状と略同一に形成されている。
【0022】ニップル2は、一端が筒体6に連結されて
筒体6と略同一の内径を有する短筒部24と、基端面21b
が該短筒部24の他端に連設されてケーブルコア11の外径
よりも若干大きい内径を有する(肉厚な)筒状基部21
と、該基部21の先端面21aに突設されて基部21と同一の
内径と基部21よりも小さい外径を有する(肉薄な)筒状
延伸部22とを、備えている。なお、筒体6と短筒部24と
基部21と延伸部22は、同心状に配設されている。
【0023】基部21の内径と延伸部22の内径とから、ケ
ーブルコア11を挿通状にガイドするニップル孔20が形成
される。このニップル孔20(ニップル2)はダイス孔4
(内面5)と同心状に配設されており、また、延伸部22
は、その先端面とダイス孔4の内面5の端縁面とが同一
平面となるように、ダイス孔4に挿入されている。これ
により、ケーブルコア11は、溶融樹脂16中を通過するこ
となく、ニップル孔20を通過して出口より導出されるた
め、樹脂圧によるケーブルコア11の潰れが防止される。
なお、本押出成形機の全長Lは、ニップル孔20の長さM
の約10倍程度に設定されている。
【0024】また、ニップル2には、図1〜図4に示す
ように、テンションメンバ13及び引き裂き紐14が夫々通
過する貫通孔23が設けられている。なお、図3と図4に
おいて、ケーブルコア11とテンションメンバ13と引き裂
き紐14とを図示省略している。
【0025】具体的には、2つのテンションメンバ用貫
通孔23a,23aは、ニップル2の軸心に対して互いに対
称の位置になるように(ニップル2の軸心に沿って)基
部21の基端面21bから先端面21aまで貫設されている。
即ち、この貫通孔23aは、ニップル2内部からダイス孔
4側へ貫設されている。
【0026】このテンションメンバ用貫通孔23aは、基
部21の基端面21bから所定長さまでの直線状の大径部25
と、大径部25から基部21の先端面21aまでの直線状の小
径部26とから成り、大径部25は、(後述の)ガイド管3
の外径と略同一の内径を有し、小径部26は、テンション
メンバ13の外径と略同一の内径を有する。
【0027】また、2つの引き裂き紐用貫通孔23b,23
bは、ニップル2の軸心に対して互いに対称の位置にな
るように(ニップル2の軸心に沿って)基部21の基端面
21bから内周面21cまで貫設されている。即ち、この貫
通孔23bは、ニップル2内部からニップル孔20側へ貫設
されている。
【0028】この引き裂き紐用貫通孔23bは、基部21の
基端面21bから所定長さまでの直線状の大径部27と、大
径部27から基部21の内周面21cまでの断面へ字形の小径
部28とから成り、大径部27は、(後述の)ガイド管3の
外径と略同一の内径を有し、小径部28は、引き裂き紐14
の外径と略同一の内径を有する。
【0029】そして、入口側から出口側までテンション
メンバ13及び引き裂き紐14を夫々導く(例えばステンレ
ス製の)ガイド管3が、上記貫通孔23に挿入状に連結さ
れている。
【0030】具体的には、2本の(直線状の)テンショ
ンメンバ用ガイド管3a,3aは、ニップル2の軸心に
対して互いに対称の位置になるように(ニップル2の軸
心に沿って)筒体6及びニップル2(短筒部24)の内部
に配設されている。
【0031】このテンションメンバ用ガイド管3aは、
その一端側が、筒体6の一端(入口側)に嵌め込まれた
環状取付板7に挿通され、かつ、その他端側が、テンシ
ョンメンバ用貫通孔23aの大径部25に差し込まれて、固
定されている。
【0032】また、2本の(直線状の)引き裂き紐用ガ
イド管3b,3bは、ニップル2の軸心に対して互いに
対称の位置になるように(ニップル2の軸心に沿って)
筒体6及びニップル2(短筒部24)の内部に配設されて
いる。
【0033】この引き裂き紐用ガイド管3bは、その一
端側が、筒体6の一端(入口側)に嵌め込まれた環状取
付板7に挿通され、かつ、その他端側が、引き裂き紐用
貫通孔23bの大径部27に差し込まれて、固定されてい
る。
【0034】次に、本押出成形機により光ケーブル10を
成形する方法を、図1と図2にて、説明する。
【0035】まず、テンションメンバ13及び引き裂き紐
14を、夫々、入口側にあるガイド管3の一端に挿入し
て、貫通孔23に通す口出し作業を行う。また、ケーブル
コア11を入口側から導入して、ニップル孔20に通す。
【0036】そして、ダイス1とニップル2の間の溶融
樹脂16をダイス孔4へ加圧押し出しすることで、テンシ
ョンメンバ13が、樹脂16に埋入状に樹脂16と共にダイス
孔4から導出され、導出した樹脂16が、ケーブルコア11
に被覆状に接着して、ケーブルコア11をニップル孔20か
ら引っ張り出す。また、引き裂き紐14は、ケーブルコア
11の表面に沿ってニップル孔20から導出したところで、
ダイス孔4から導出した樹脂16にて(被覆状に)接着さ
れ、ケーブルコア11と共にニップル孔20から引っ張り出
される。
【0037】そして、出口側から導出した樹脂16が硬化
して、ケーブルコア11がシース12にて被覆され、かつ、
テンションメンバ13及び引き裂き紐14がシース12に埋設
された光ケーブル10が成形される。
【0038】このように、本押出成形機を用いること
で、テンションメンバ13(及び引き裂き紐14)の口出し
作業において、従来使用していた(図示省略の)リード
ワイヤが不要となる。そのため、従来存在したリードワ
イヤとテンションメンバの結合部を考慮しなくてよくな
り、貫通孔23の内径をテンションメンバ13の外径と略同
一にでき(例えば、テンションメンバ13の外径が0.9 mm
に対し、貫通孔23の内径が1.2 mm〜1.5 mmとなる)、樹
脂16のバックフローを防止することができる。なお、引
き裂き紐14に剛性が無い場合、リードワイヤを使用して
口出し作業を行うが、引き裂き紐用貫通孔23bは溶融樹
脂16と接していないため、その貫通孔23bの内径が大き
くてもバックフローの問題はない。
【0039】さらに、引き裂き紐14を、シース12(樹脂
16)の被覆直前で、ケーブルコア11に沿わせることがで
きるため、引き裂き紐14を、光ケーブル10の所定の位置
に配設することができる。この所定の位置とは、図5に
示すように、引き裂き紐14の存在を示すと共に光ケーブ
ル10の剛性を保持するために設けられた光ケーブル10表
面の突条部15に、対応する位置である。なお、突条部15
について詳説すると、(引き裂き紐14の厚さに相当す
る)突条部15を設けることにより、引き裂き紐14を埋め
込んだ部分の厚さが他の部分に比べてあまり薄くならな
いため、光ケーブル10に外力が加わっても、光ケーブル
10はあまり変形せず、光ケーブル10内の光ファイバに光
損失増加が生じるという問題が回避され、また、外部よ
り引き裂き紐14の配設された位置が判るため、正確な位
置にカッタ等の刃を入れて外被を除去することができ
る。
【0040】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、引き裂き紐14を省略してテンションメンバ13のみ
をシース12に埋設した光ケーブルを製造するようにして
もよい。また、ガイド管3をニップル2に挿通させて、
一層正確な位置決めが可能となるようにしてもよい。さ
らに、ニップル2の延伸部22を省略して、ケーブルコア
11が溶融樹脂16中を通過するようにしてもよい。また、
テンションメンバ13及び引き裂き紐14の数量や配設位置
は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能であ
る。また、支持線と(上述の)ケーブルコア11とを、首
部を有する横断面ダルマ形(眼鏡形)に、共通シースに
て被覆する押出成形に、本発明の押出成形機を適用する
も、自由である。
【0041】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0042】(請求項1によれば)入口側から出口側ま
でテンションメンバ13を導くガイド管3を設けたため、
テンションメンバ13の口出し作業は、テンションメンバ
13をガイド管3に押し込むだけとなり、従来用いていた
リードワイヤが不要となって、口出し作業が容易とな
る。また、テンションメンバ13をシース12内の所定の位
置に埋設することができる。このように、光ケーブル10
の成形作業を容易かつ正確に行える。
【0043】(請求項2によれば)入口側から出口側ま
でテンションメンバ13及び引き裂き紐14を夫々導くガイ
ド管3を設けたため、テンションメンバ13の口出し作業
は、テンションメンバ13をガイド管3に押し込むだけと
なり、従来用いていたリードワイヤが不要となって、口
出し作業が容易となる。また、引き裂き紐14を、シース
12に埋設させる直前に、ケーブルコア11に沿わせること
ができるため、引き裂き紐14のねじれを防止し、ケーブ
ルコア11に対する(相対的な)位置決めが正確に行え
る。このように、光ケーブル10の成形作業を容易かつ正
確に行えると共に、テンションメンバ13及び引き裂き紐
14をシース12内の所定の位置に埋設することができる。
【0044】(請求項3によれば)テンションメンバ13
が通過するニップル2の貫通孔23にガイド管3を挿入状
に連結したため、貫通孔23の内径をテンションメンバ13
の外径と略同一にすることができ、バックフローを防止
することができる。
【0045】(請求項4によれば)テンションメンバ13
が通過するニップル2の貫通孔23にガイド管3を挿入状
に連結したため、貫通孔23の内径をテンションメンバ13
の外径と略同一にすることができ、バックフローを防止
することができる。また、引き裂き紐14が通過するニッ
プル2の貫通孔23にガイド管3を挿入状に連結したた
め、ガイド管3の取付け・取外しが容易となり、また、
引き裂き紐14の位置決めが一層正確に行える。
【0046】(請求項5によれば)引き裂き紐14が通過
する貫通孔23が、ニップル2内部からニップル孔20側へ
貫設されたため、引き裂き紐14を確実にケーブルコア11
の表面に沿わせることができ、光ケーブル10の接続・分
岐の際に、シース12を引き裂いてケーブルコア11を確実
に取り出すことができ、作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す縦断面側面図であ
る。
【図2】本発明の縦断面平面図である。
【図3】図1のX−Xにおける要部横断面図である。
【図4】図1のY−Yにおける要部横断面図である。
【図5】光ケーブルの横断面図である。
【図6】従来例を示す縦断面側面図である。
【図7】従来の光ケーブルの横断面図である。
【符号の説明】
1 ダイス 2 ニップル 3 ガイド管 4 ダイス孔 10 光ケーブル 11 ケーブルコア 12 シース 13 テンションメンバ 14 引き裂き紐 20 ニップル孔 23 貫通孔
フロントページの続き (72)発明者 卯ノ田 和史 兵庫県尼崎市東向島西之町8番地 三菱電 線工業株式会社内 (72)発明者 小野 晃嗣 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 小池 忠良 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 2H001 DD06 MM02 MM04 4F207 AD02 AD15 AD16 AG03 AG14 AH35 KA01 KA17 KB18 KB20 KJ05 KL57 KL62

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口側から導入して出口側のダイスのダ
    イス孔から導出することで、光ファイバを内部に有する
    ケーブルコアをシースにて被覆し、かつ、該ケーブルコ
    アに沿って配設されたテンションメンバをシースに埋設
    して、光ケーブルを成形する光ケーブル用押出成形機に
    おいて、入口側から出口側までテンションメンバを導く
    ガイド管を設けたことを特徴とする光ケーブル用押出成
    形機。
  2. 【請求項2】 入口側から導入して出口側のダイスのダ
    イス孔から導出することで、光ファイバを内部に有する
    ケーブルコアをシースにて被覆し、かつ、該ケーブルコ
    アに沿って配設されたテンションメンバ及び引き裂き紐
    をシースに埋設して、光ケーブルを成形する光ケーブル
    用押出成形機において、入口側から出口側までテンショ
    ンメンバ及び引き裂き紐を夫々導くガイド管を設けたこ
    とを特徴とする光ケーブル用押出成形機。
  3. 【請求項3】 出口側にニップルを備え、該ニップルに
    は、ケーブルコアが通過するニップル孔と、テンション
    メンバが通過する貫通孔とが設けられ、該貫通孔にガイ
    ド管を挿入状に連結した請求項1記載の光ケーブル用押
    出成形機。
  4. 【請求項4】 出口側にニップルを備え、該ニップルに
    は、ケーブルコアが通過するニップル孔と、テンション
    メンバ及び引き裂き紐が夫々通過する貫通孔とが設けら
    れ、該貫通孔にガイド管を挿入状に連結した請求項2記
    載の光ケーブル用押出成形機。
  5. 【請求項5】 引き裂き紐が通過する貫通孔が、ニップ
    ル内部からニップル孔側へ貫設された請求項4記載の光
    ケーブル用押出成形機。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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