JP2008065038A - 光ファイバドロップケーブル及び光ファイバインドアケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】光ファイバ接続工法における接続工事時間の短縮および作業の簡易化を可能にした光ファイバドロップケーブル及び光ファイバインドアケーブルの提供。
【解決手段】線状をなす2本の抗張力体と、これらの抗張力体間に設けられた光ファイバ心線と、これらを一括して包むケーブルシースとを有し、該ケーブルシースの外周に長手方向に沿って1箇所以上のケーブルシースノッチが設けられた光ファイバドロップケーブルにおいて、光ファイバ心線の被覆に、長手方向に沿って少なくとも1箇所以上の被覆ノッチを形成し、該被覆ノッチは、前記ケーブルシースノッチを起点としてケーブルシースを分割した際に、光ファイバ心線の被覆が前記被覆ノッチを起点として引き裂かれる大きさとされたことを特徴とする光ファイバドロップケーブル。
【選択図】図3
【解決手段】線状をなす2本の抗張力体と、これらの抗張力体間に設けられた光ファイバ心線と、これらを一括して包むケーブルシースとを有し、該ケーブルシースの外周に長手方向に沿って1箇所以上のケーブルシースノッチが設けられた光ファイバドロップケーブルにおいて、光ファイバ心線の被覆に、長手方向に沿って少なくとも1箇所以上の被覆ノッチを形成し、該被覆ノッチは、前記ケーブルシースノッチを起点としてケーブルシースを分割した際に、光ファイバ心線の被覆が前記被覆ノッチを起点として引き裂かれる大きさとされたことを特徴とする光ファイバドロップケーブル。
【選択図】図3
Description
この発明は、引き落し光ファイバケーブル(ドロップケーブル)〜宅内引き込み光ファイバケーブル(インドアケーブル)の範囲内における光ファイバ接続工法等に好適な光ファイバケーブルに関し、特に、接続工事時間の短縮および作業の簡易化を可能にした光ファイバドロップケーブル及び光ファイバインドアケーブルに関する。
図1に従来の光ファイバドロップケーブルの構造を例示する。図1に例示した従来の光ファイバドロップケーブル1は、外径が0.25〜0.50mmの光ファイバ心線2を挟んでその両側に平行に配置された一対の0.4mmφ抗張力体3,3(テンションメンバ)がケーブルシース4で一括被覆されており、ケーブルシース4の両側に長尺方向に向けてケーブル引き裂き用のケーブルシースノッチ5,5が設けられ、光エレメント部6として構成されている。さらに、前記光エレメント部6と1.2mmφ銅線からなる支持線7がシース8で被覆されてなる支持線部10とが互いに平行で且つくびれた首部9を介して一体的に接続された構成になっている(例えば、特許文献1参照。)。
また、図2に従来の光ファイバインドアケーブルの構造を例示する。図2に例示した従来の光ファイバインドアケーブル11は、前述した光ファイバドロップケーブル1と類似の構造を有し、光ファイバドロップケーブル1から支持線部10を取り除いた光エレメント部6のみの構成になっている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、これらの構造を持つ光ファイバドロップケーブル及び光ファイバインドアケーブルにおける一般的な接続工法は、次の手順(1)〜(7)を経て実施されている(例えば、非特許文献1参照。)。
(1)支持線部と光エレメント部を長手方向に裂く(光ファイバドロップケーブルの場合)、
(2)ケーブルシースノッチをきっかけにして光エレメント部のケーブルシースを長手方向に引き裂く、
(3)引き裂いたケーブルから光ファイバ心線を取り出す、
(4)光ファイバ心線の被覆除去、
(5)露出させた光ファイバ素線又は裸線のクリーニング、
(6)光ファイバ素線又は裸線の端面カット、
(7)メカニカルスプライス接続や融着接続。
特許第3683534号公報
特許第3683535号公報
光ファイバ施工技術、P112〜 株式会社オプトロニクス
(1)支持線部と光エレメント部を長手方向に裂く(光ファイバドロップケーブルの場合)、
(2)ケーブルシースノッチをきっかけにして光エレメント部のケーブルシースを長手方向に引き裂く、
(3)引き裂いたケーブルから光ファイバ心線を取り出す、
(4)光ファイバ心線の被覆除去、
(5)露出させた光ファイバ素線又は裸線のクリーニング、
(6)光ファイバ素線又は裸線の端面カット、
(7)メカニカルスプライス接続や融着接続。
従来の光ファイバドロップケーブル及びインドアケーブルの構造では、前記接続工法におけるいずれの手段も省略不可能であるため、工事時間がかかり、作業者の技術を要するという問題があった。
本発明は前記事情に鑑みてなされ、光ファイバ接続工法における接続工事時間の短縮および作業の簡易化を可能にした光ファイバドロップケーブル及び光ファイバインドアケーブルの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、線状をなす2本の抗張力体と、これらの抗張力体間に設けられた光ファイバ心線と、これらを一括して包むケーブルシースとを有し、該ケーブルシースの外周に長手方向に沿って1箇所以上のケーブルシースノッチが設けられた光ファイバドロップケーブルにおいて、光ファイバ心線の被覆に、長手方向に沿って少なくとも1箇所以上の被覆ノッチを形成し、該被覆ノッチは、前記ケーブルシースノッチを起点としてケーブルシースを分割した際に、光ファイバ心線の被覆が前記被覆ノッチを起点として引き裂かれる大きさとされたことを特徴とする光ファイバドロップケーブルを提供する。
本発明の光ファイバドロップケーブルにおいて、前記被覆ノッチが10μm以上の大きさを有することが好ましい。
本発明の光ファイバドロップケーブルにおいて、前記光ファイバ心線の被覆が1層以上の被覆層からなることが好ましい。
本発明の光ファイバドロップケーブルにおいて、前記光ファイバ心線の被覆が、光ファイバ裸線側から緩衝層、保護層、着色層の順に積層されてなり、前記保護層と前記着色層との密着力が100g/mm以上であることが好ましい。
本発明の光ファイバドロップケーブルにおいて、前記光ファイバ心線の被覆が、光ファイバ裸線側から緩衝層、保護層、着色層の順に積層されてなり、前記保護層の引張弾性率が10MPa以上であり、且つ破断伸びが50%以下であることが好ましい。
また本発明は、線状をなす2本の抗張力体と、これらの抗張力体間に設けられた光ファイバ心線と、これらを一括して包むケーブルシースとを有し、該ケーブルシースの外周に長手方向に沿って1箇所以上のケーブルシースノッチが設けられた光ファイバインドアケーブルにおいて、光ファイバ心線の被覆に、長手方向に沿って少なくとも1箇所以上の被覆ノッチを形成し、該被覆ノッチは、前記ケーブルシースノッチを起点としてケーブルシースを分割した際に、光ファイバ心線の被覆が前記被覆ノッチを起点として引き裂かれる大きさとされたことを特徴とする光ファイバインドアケーブルを提供する。
本発明の光ファイバインドアケーブルにおいて、前記被覆ノッチが10μm以上の大きさを有することが好ましい。
本発明の光ファイバインドアケーブルにおいて、前記光ファイバ心線の被覆が1層以上の被覆層からなることが好ましい。
本発明の光ファイバインドアケーブルにおいて、前記光ファイバ心線の被覆が、光ファイバ裸線側から緩衝層、保護層、着色層の順に積層されてなり、前記保護層と前記着色層との密着力が100g/mm以上であることが好ましい。
本発明の光ファイバインドアケーブルにおいて、前記光ファイバ心線の被覆が、光ファイバ裸線側から緩衝層、保護層、着色層の順に積層されてなり、前記保護層の引張弾性率が10MPa以上であり、且つ破断伸びが50%以下であることが好ましい。
本発明の光ファイバドロップケーブル及び光ファイバインドアケーブルは、ケーブルシースノッチ方向と同一方向に心線被覆ノッチを形成されることによって、シース除去〜シースからの心線取出し〜被覆除去作業を一括に処理することが可能となり、光ファイバ接続工法における接続工事時間の短縮および作業の簡易化を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の光ファイバドロップケーブル及び光ファイバインドアケーブルの実施形態を説明する。
図3は、本発明の光ファイバドロップケーブルの一例を示す断面図であり、図3(a)は光ファイバドロップケーブル20の断面図、(b)は光ファイバ心線21の拡大断面図である。本実施形態の光ファイバドロップケーブル20の主要部分は、図1に示す光ファイバドロップケーブル1と同様であり、外径が0.25〜0.50mmの光ファイバ心線20を挟んでその両側に平行に配置された一対の抗張力体3,3(テンションメンバ)がケーブルシース4で一括被覆されており、ケーブルシース4の両側に長尺方向に向けてケーブル引き裂き用のケーブルシースノッチ5,5が設けられた光エレメント部6と、支持線7がシース8で被覆されてなる支持線部10とが互いに平行で且つくびれた首部9を介して一体的に接続された構成になっている。
図3は、本発明の光ファイバドロップケーブルの一例を示す断面図であり、図3(a)は光ファイバドロップケーブル20の断面図、(b)は光ファイバ心線21の拡大断面図である。本実施形態の光ファイバドロップケーブル20の主要部分は、図1に示す光ファイバドロップケーブル1と同様であり、外径が0.25〜0.50mmの光ファイバ心線20を挟んでその両側に平行に配置された一対の抗張力体3,3(テンションメンバ)がケーブルシース4で一括被覆されており、ケーブルシース4の両側に長尺方向に向けてケーブル引き裂き用のケーブルシースノッチ5,5が設けられた光エレメント部6と、支持線7がシース8で被覆されてなる支持線部10とが互いに平行で且つくびれた首部9を介して一体的に接続された構成になっている。
本実施形態の光ファイバドロップケーブル20は、ケーブルシース4内に配線される光ファイバ心線21の被覆23に、長手方向に沿って少なくとも1箇所以上の被覆ノッチ24を形成した構成になっている。この光ファイバ心線21は、図3(b)に示すように、光ファイバ裸線又は素線(以下、光ファイバ素線22と記す)の外周に1層以上の被覆23が設けられ、その被覆23の表面に、図示した例示では、ケーブルシースノッチ5,5に対応するように2つの被覆ノッチ24,24が設けられている。この被覆ノッチ24は、ケーブルシースノッチ5を起点としてケーブルシース4を分割した際に、光ファイバ心線20の被覆23が被覆ノッチ24を起点として引き裂かれる大きさとされている。
この被覆ノッチ24の存在により、ケーブルシースノッチ5からケーブルシース4を引き剥がす際に、同時に被覆ノッチ24を起点として、被覆除去を兼ねることが可能である。これによって、ケーブルシース4の除去と同時に光ファイバ心線21の被覆除去が行われ、前記接続工法における手順(2)〜(4)を一回の操作で行うことができ、接続工事時間の大幅な短縮が期待でき、且つ従来の接続工法に比べ、作業の簡易化が可能である。
図4に、本発明に係るケーブルを用いた場合の接続工法の概略を示す。
図4(a)に示すように、エレメント部6端末より(光ファイバドロップケーブル20の場合は、支持線部10を取り除いた場合)、ケーブルシースノッチ5をきっかけにしてエレメント部6のケーブルシース4を長手方向に引き裂く(b)。本発明に係るケーブルを用いた場合、このケーブルシース4の引裂き時に、光ファイバ心線21の被覆ノッチ24を起点として光ファイバ心線21の被覆23部分も一緒に取り除かれ、光ファイバ素線22が露出する。引裂きシース部を切断し(c)、被覆除去の手順無しで、後手順の端面カット、メカニカルスプライス・コネクタ接続が行える。
図4(a)に示すように、エレメント部6端末より(光ファイバドロップケーブル20の場合は、支持線部10を取り除いた場合)、ケーブルシースノッチ5をきっかけにしてエレメント部6のケーブルシース4を長手方向に引き裂く(b)。本発明に係るケーブルを用いた場合、このケーブルシース4の引裂き時に、光ファイバ心線21の被覆ノッチ24を起点として光ファイバ心線21の被覆23部分も一緒に取り除かれ、光ファイバ素線22が露出する。引裂きシース部を切断し(c)、被覆除去の手順無しで、後手順の端面カット、メカニカルスプライス・コネクタ接続が行える。
なお、使用するメカニカルスプライスとしては、フジクラ社製イージースプライスなどが挙げられるが、ケーブル外被把持型であれば、工事時間・簡易性の面で有利である。また、コネクタとしては、現場組立コネクタが挙げられるが、専用組立て工具が不要なフジクラ社製FAST−SCコネクタであれば、工事時間・簡易性の面で有利である。
以下に、ケーブルシース4と光ファイバ心線21の被覆23とを一括して除去することを可能にするケーブル構造の詳細を説明する。
(光ファイバ心線)
光ファイバ心線の被覆外径は、一般的な被覆外径である0.25〜0.9mmの範囲であれば問題ないが、被覆厚が薄い分、被覆ノッチを起点とした被覆破断の点から考えると0.5mm以内であることがさらに好ましい。
光ファイバ心線の被覆外径は、一般的な被覆外径である0.25〜0.9mmの範囲であれば問題ないが、被覆厚が薄い分、被覆ノッチを起点とした被覆破断の点から考えると0.5mm以内であることがさらに好ましい。
被覆構造としては、従来のφ250μm光ファイバ心線の構造と同じであって良い。図5にその一例を示す。図5に示す光ファイバ心線は、光ファイバ素線25上に、1層目緩衝層26、2層目保護層27及び最外層薄膜着色層28を順に積層して構成されている。また、最外層薄膜着色層28を除いた1層目緩衝層26、2層目保護層27で構成される光ファイバ心線でも構わない。ただし、前者の最外層薄膜着色層28を有する構造の場合、2層目保護層27と最外層薄膜着色層28間の密着力を100g/mm以上にする必要がある。密着力が100g/mm以下であると、シース−被覆一括除去性の際、1層目、2層目被覆が剥がれず、着色層が剥がれてしまうためである。また、通常のインドア・ドロップケーブルでは、シース解体後、シースと光ファイバ心線が密着するのを防ぐために、最外層薄膜着色層にシリコーン添加剤を添加し、光ファイバ心線の表面を向上させることが多いが、このケーブルでは、シースと最外層薄膜着色層とが密着しているほど良好なシース−被覆一括除去性を示すので、シリコーン等の滑剤の添加は避けることが望ましい。
1層目緩衝層26、2層目保護層27の材料としては、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、シリコーン樹脂などが挙げられる。1層目緩衝層26用の樹脂としては、現行の光ファイバ心線で扱われる物性と同等で問題ない。2層目保護層27の樹脂としては、引張弾性率が10MPa以上、破断伸びが50%以上であることが望まれる。引張弾性率が10MPaを下回ったり、破断伸びが50%以上であったりすると、被覆ノッチ24を起点とした被覆破断が起こりにくい傾向にあり、目的とするシース−被覆一括除去が困難となる。
φ125μm光ファイバ素線の構造としては、従来のベアファイバ(光ファイバ裸線)でも構わない。しかし、メカニカルスプライス、コネクタの構造によっては、φ125μmファイバ素線部が空気中に露出し、光ファイバの強度信頼性が保てない場合がある。このような問題に対しては、図6に示すような、石英ガラス(クラッド)29の周囲に薄膜の被覆層30を設けたφ125μmファイバ心線の採用によって解決される。この光ファイバ素線の場合、クラッドの外径としては、40~124μmの範囲であることが好ましいが、強度信頼性・取り扱い性の観点から、100~120μmの範囲であることが更に好ましい。また、薄膜被覆層30の被覆厚としては、0.5〜42μmの範囲であることが好ましいが、強度信頼性・取り扱い性の観点から、2~13μmの範囲であることが更に好ましい。薄膜被覆の材料としては、引張弾性率が500〜5000MPaの範囲であるウレタンアクリレート、エポキシアクリレートなどの紫外線硬化型樹脂エポキシ系、ポリイミド系の熱硬化型樹脂、ポリエステルエラストマー、ポリアミド、ポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂などが挙げられる。
(ケーブル)
前述したように、ケーブル構造は従来と同様構造でも問題ない。更なるシース−被覆一括除去性を高めるために、光ファイバ心線最外被覆材とケーブルシース材との間に接着材料を施す手段がある。このような接着材料としては、ポリオレフィン系接着樹脂(「アドマー」三井化学社製、「ハイミラン」三井−デュポン・ポリケミカル社製、「エポフレンド」ダイセル化学工業社製、「ボンダイン」ARKEMA社製、「ロタダー」ARKEMA社製、「ボンドファスト」住友化学社製、「ポリタック」出光石油化学社製など)、ポリエステル系(「バイロン」東洋紡社製など)、ウレタン樹脂系接着樹脂(「レザミン」大日精化工業社製など)、エポキシ樹脂系接着樹脂、ビニル樹脂系接着樹脂が挙げられる。また、上記材料を混練させた混合物でも構わない。また、接着樹脂塗布後に、プライマー処理などによる化学的表面処理やプラズマ加工、コロナ放電加工、レーザ処理などによる物理的表面処理を行い、接着樹脂の性能を上げてもよい。
前述したように、ケーブル構造は従来と同様構造でも問題ない。更なるシース−被覆一括除去性を高めるために、光ファイバ心線最外被覆材とケーブルシース材との間に接着材料を施す手段がある。このような接着材料としては、ポリオレフィン系接着樹脂(「アドマー」三井化学社製、「ハイミラン」三井−デュポン・ポリケミカル社製、「エポフレンド」ダイセル化学工業社製、「ボンダイン」ARKEMA社製、「ロタダー」ARKEMA社製、「ボンドファスト」住友化学社製、「ポリタック」出光石油化学社製など)、ポリエステル系(「バイロン」東洋紡社製など)、ウレタン樹脂系接着樹脂(「レザミン」大日精化工業社製など)、エポキシ樹脂系接着樹脂、ビニル樹脂系接着樹脂が挙げられる。また、上記材料を混練させた混合物でも構わない。また、接着樹脂塗布後に、プライマー処理などによる化学的表面処理やプラズマ加工、コロナ放電加工、レーザ処理などによる物理的表面処理を行い、接着樹脂の性能を上げてもよい。
次に、被覆ノッチの形成方法について、詳細を説明する。
被覆ノッチを形成するには、光ファイバ心線の被覆をダイスコーティング時にノッチ形状になるようにダイスを設計する方法や、または、コーティング直後に外部から傷を入れるという方法が考えられる。しかし、この方法では、心線被覆コーティング後、リールに巻き付けるような保管を行う場合、光ファイバ心線にひずみがかかり、被覆ノッチを起点として被覆が破断してしまい、保管方法・時間に充分な配慮が必要となってくる。このような問題を回避するために、被覆ノッチ形成は、ケーブルシース被覆直後に行うことが望ましい。また、ノッチ形状を精度良く形成するために、CO2レーザを用いた非接触方法によるノッチ形成方法を行うことが望ましい。前記の接着層を施す場合には、接着層塗布形成前にノッチ形成を行う。
被覆ノッチを形成するには、光ファイバ心線の被覆をダイスコーティング時にノッチ形状になるようにダイスを設計する方法や、または、コーティング直後に外部から傷を入れるという方法が考えられる。しかし、この方法では、心線被覆コーティング後、リールに巻き付けるような保管を行う場合、光ファイバ心線にひずみがかかり、被覆ノッチを起点として被覆が破断してしまい、保管方法・時間に充分な配慮が必要となってくる。このような問題を回避するために、被覆ノッチ形成は、ケーブルシース被覆直後に行うことが望ましい。また、ノッチ形状を精度良く形成するために、CO2レーザを用いた非接触方法によるノッチ形成方法を行うことが望ましい。前記の接着層を施す場合には、接着層塗布形成前にノッチ形成を行う。
被覆ノッチを入れる方向としては、シースケーブルノッチ方向と同一方向とし、片側に1箇所、もしくは、両側に2箇所入れる形態をとる。被覆ノッチの長手方向の個数については、30mm長のスパンに1個以上あることが望ましい。被覆ノッチ形状については、ノッチ幅、および、ノッチ深さが10μm以上であれば、丸形・四角型などどのような形状でも問題ない。ノッチ幅・深さが10μmを下回る場合、ノッチが被覆破断の起点となりにくい場合がある。
以下に、本発明の実施例を示す。はじめに、本実施例において用いた評価方法、判定基準を説明する。
(2層目−着色密着力)
図7に示すように、光ファイバ心線31を10mm長のスパンで把持冶具32に接着した試験片を準備する。この把持冶具32と、把持冶具32が接着されていない逆側の光ファイバ心線31端部を引張試験機に固定し、引張試験を行う。この時に得られた最大応力が、10mm長における2層目−着色密着力として規定した。
図7に示すように、光ファイバ心線31を10mm長のスパンで把持冶具32に接着した試験片を準備する。この把持冶具32と、把持冶具32が接着されていない逆側の光ファイバ心線31端部を引張試験機に固定し、引張試験を行う。この時に得られた最大応力が、10mm長における2層目−着色密着力として規定した。
(シース−被覆一括除去性)
ケーブルシースノッチを起点として、シースを30mm長除去し、この際に、光ファイバ心線の被覆が同時に除去され、φ125μmファイバ素線が露出されるかどうかを確認する試験である。確認項目としては、(1)シース除去後、φ125μm光ファイバ素線が露出されていること、(2)φ125μm光ファイバ素線表面に一片の被覆も残っていないこと、(3)素線を露出させた後、穴径が125μmのフェルールにすんなりと挿入できることである。この試験を1サンプルに50回行った。
ケーブルシースノッチを起点として、シースを30mm長除去し、この際に、光ファイバ心線の被覆が同時に除去され、φ125μmファイバ素線が露出されるかどうかを確認する試験である。確認項目としては、(1)シース除去後、φ125μm光ファイバ素線が露出されていること、(2)φ125μm光ファイバ素線表面に一片の被覆も残っていないこと、(3)素線を露出させた後、穴径が125μmのフェルールにすんなりと挿入できることである。この試験を1サンプルに50回行った。
[実施例1]
光ファイバ心線は、1層目緩衝層、2層目保護層、3層目着色層を有する通常の光ファイバ心線と同一構造とした。この光ファイバ心線の外径はφ255μmとした。2層目被覆材に引張弾性率が700MPa、破断伸びが20%の紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂を採用した。2層目表面性および着色剤中のシリコーン含有量を調整し、2層目−着色密着力が70g/mmとした。被覆へのノッチ形成には、シース化ラインにてCO2レーザを使用し、シースノッチ側と同一方向にノッチを形成させた。この被覆ノッチは心線長10mmあたりに1個の割合とし、50μm大の丸形ノッチを形成させた。また、光ファイバ心線とケーブルシースの間に接着剤を設けた。接着層としては、ポリオレフィン系接着樹脂を採用し、被覆ノッチ形成後、ケーブルシース(ポリエチレン)押出し被覆の直前に被覆した。
光ファイバ心線は、1層目緩衝層、2層目保護層、3層目着色層を有する通常の光ファイバ心線と同一構造とした。この光ファイバ心線の外径はφ255μmとした。2層目被覆材に引張弾性率が700MPa、破断伸びが20%の紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂を採用した。2層目表面性および着色剤中のシリコーン含有量を調整し、2層目−着色密着力が70g/mmとした。被覆へのノッチ形成には、シース化ラインにてCO2レーザを使用し、シースノッチ側と同一方向にノッチを形成させた。この被覆ノッチは心線長10mmあたりに1個の割合とし、50μm大の丸形ノッチを形成させた。また、光ファイバ心線とケーブルシースの間に接着剤を設けた。接着層としては、ポリオレフィン系接着樹脂を採用し、被覆ノッチ形成後、ケーブルシース(ポリエチレン)押出し被覆の直前に被覆した。
[実施例2]
構造は、実施例1とほぼ同一であり、2層目表面性および着色剤中のシリコ−ン含有量を調整し、2層目−着色密着力が90g/mmとした。
構造は、実施例1とほぼ同一であり、2層目表面性および着色剤中のシリコ−ン含有量を調整し、2層目−着色密着力が90g/mmとした。
[実施例3]
構造は基本的に実施例1と同一とし、2層目表面性および着色剤中のシリコーン含有量を調整し、2層目−着色層密着力が100g/mm、被覆ノッチは心線長30mmあたりに1個の割合、10μm大の丸形ノッチを形成させ、光ファイバ心線とケーブルシースの間には接着層を設けない構造とした。
構造は基本的に実施例1と同一とし、2層目表面性および着色剤中のシリコーン含有量を調整し、2層目−着色層密着力が100g/mm、被覆ノッチは心線長30mmあたりに1個の割合、10μm大の丸形ノッチを形成させ、光ファイバ心線とケーブルシースの間には接着層を設けない構造とした。
[実施例4]
構造は基本的に実施例3と同一とし、2層目被覆材に引張弾性率が5MPa、破断伸びが70%の紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂を採用した。また、被覆ノッチは心線長10mmあたりに1個の割合、50μm大の丸形ノッチを形成させ、光ファイバ心線とケーブルシースの間にポリオレフィン系接着剤を設けた。
構造は基本的に実施例3と同一とし、2層目被覆材に引張弾性率が5MPa、破断伸びが70%の紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂を採用した。また、被覆ノッチは心線長10mmあたりに1個の割合、50μm大の丸形ノッチを形成させ、光ファイバ心線とケーブルシースの間にポリオレフィン系接着剤を設けた。
[実施例5]
構造は基本的に実施例4と同一とし、2層目被覆材に引張弾性率が10MPa、破断伸びが50%の紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂を採用した。また、被覆ノッチは心線長30mmあたりに1個の割合、10μm大の丸形ノッチを形成させ、光ファイバ心線とケーブルシースの間にポリオレフィン系接着剤を設けた。
構造は基本的に実施例4と同一とし、2層目被覆材に引張弾性率が10MPa、破断伸びが50%の紫外線硬化型ウレタンアクリレート樹脂を採用した。また、被覆ノッチは心線長30mmあたりに1個の割合、10μm大の丸形ノッチを形成させ、光ファイバ心線とケーブルシースの間にポリオレフィン系接着剤を設けた。
[実施例6]
構造は基本的に実施例1と同一とし、2層目−着色密着力が100g/mmとした。また、被覆ノッチは心線長40mmあたりに1個の割合、50μm大の丸形ノッチを形成させた。
構造は基本的に実施例1と同一とし、2層目−着色密着力が100g/mmとした。また、被覆ノッチは心線長40mmあたりに1個の割合、50μm大の丸形ノッチを形成させた。
[実施例7]
構造は基本的に実施例6と同一とし、被覆ノッチは心線長5mmあたりに1個の割合、5μm大の丸形ノッチを形成させた。
構造は基本的に実施例6と同一とし、被覆ノッチは心線長5mmあたりに1個の割合、5μm大の丸形ノッチを形成させた。
実施例1~7の構造ケーブルのシース−被覆一括除去性を確認した。結果を表1に示す。
実施例1,2では、一括除去の際、2層目−着色密着力が低いため、この界面で剥離し、光ファイバ心線の被覆が充分に取り除かれず、φ125μm光ファイバ素線が露出しない結果であった。これら実施例よりも2層目−着色密着力が大きい実施例3では、シース一括除去は可能であった。
実施例4では、一括除去の際、φ125μm光ファイバ素線が露出するサンプルがN=30発生し、残りの試料(N=20)はφ125μm光ファイバ素線表面に被覆が部分的に存在する結果であった。これは、2層目被覆の引張弾性率が小さく、また、破断層伸びが大きいためである。実施例4よりも2層目被覆の引張弾性率が大きく、また、破断伸びが小さい実施例5では、シース一括除去は全試料(N=50)すべて可能であった。
実施例6では、ノッチ数が40mm当たりに1個であり、一括除去長30mmに対して、ノッチ存在頻度が少ないために、全試料(N=50)のうち、数サンプルは被覆ノッチが存在しない部分にあたり、被覆除去不可となった。この結果、一括除去長に対して、少なくとも1つ以上の被覆ノッチが必要であることがわかった。
実施例7では、ノッチ大きさが5μmと小さいために、ノッチ存在頻度多少にも関わらず、すべて被覆除去不可となった。
実施例4では、一括除去の際、φ125μm光ファイバ素線が露出するサンプルがN=30発生し、残りの試料(N=20)はφ125μm光ファイバ素線表面に被覆が部分的に存在する結果であった。これは、2層目被覆の引張弾性率が小さく、また、破断層伸びが大きいためである。実施例4よりも2層目被覆の引張弾性率が大きく、また、破断伸びが小さい実施例5では、シース一括除去は全試料(N=50)すべて可能であった。
実施例6では、ノッチ数が40mm当たりに1個であり、一括除去長30mmに対して、ノッチ存在頻度が少ないために、全試料(N=50)のうち、数サンプルは被覆ノッチが存在しない部分にあたり、被覆除去不可となった。この結果、一括除去長に対して、少なくとも1つ以上の被覆ノッチが必要であることがわかった。
実施例7では、ノッチ大きさが5μmと小さいために、ノッチ存在頻度多少にも関わらず、すべて被覆除去不可となった。
1,20…光ファイバドロップケーブル、2…光ファイバ心線、3…抗張力体、4…ケーブルシース、5…ノッチ部、6…光エレメント部、7…支持線、8…シース、9…首部、10…支持線部、11…光ファイバインドアケーブル、21…光ファイバ心線、22…光ファイバ素線、23…被覆、24…被覆ノッチ、25…光ファイバ素線、26…1層目緩衝層、27…2層目保護層、28…最外層薄膜着色層、29…石英ガラス、30…薄膜被覆層、31…光ファイバ心線、32…把持治具。
Claims (10)
- 線状をなす2本の抗張力体と、これらの抗張力体間に設けられた光ファイバ心線と、これらを一括して包むケーブルシースとを有し、該ケーブルシースの外周に長手方向に沿って1箇所以上のケーブルシースノッチが設けられた光ファイバドロップケーブルにおいて、
光ファイバ心線の被覆に、長手方向に沿って少なくとも1箇所以上の被覆ノッチを形成し、該被覆ノッチは、前記ケーブルシースノッチを起点としてケーブルシースを分割した際に、光ファイバ心線の被覆が前記被覆ノッチを起点として引き裂かれる大きさとされたことを特徴とする光ファイバドロップケーブル。 - 前記被覆ノッチが10μm以上の大きさを有することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバドロップケーブル。
- 前記光ファイバ心線の被覆が1層以上の被覆層からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバドロップケーブル。
- 前記光ファイバ心線の被覆が、光ファイバ裸線側から緩衝層、保護層、着色層の順に積層されてなり、前記保護層と前記着色層との密着力が100g/mm以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバドロップケーブル。
- 前記光ファイバ心線の被覆が、光ファイバ裸線側から緩衝層、保護層、着色層の順に積層されてなり、前記保護層の引張弾性率が10MPa以上であり、且つ破断伸びが50%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光ファイバドロップケーブル。
- 線状をなす2本の抗張力体と、これらの抗張力体間に設けられた光ファイバ心線と、これらを一括して包むケーブルシースとを有し、該ケーブルシースの外周に長手方向に沿って1箇所以上のケーブルシースノッチが設けられた光ファイバインドアケーブルにおいて、
光ファイバ心線の被覆に、長手方向に沿って少なくとも1箇所以上の被覆ノッチを形成し、該被覆ノッチは、前記ケーブルシースノッチを起点としてケーブルシースを分割した際に、光ファイバ心線の被覆が前記被覆ノッチを起点として引き裂かれる大きさとされたことを特徴とする光ファイバインドアケーブル。 - 前記被覆ノッチが10μm以上の大きさを有することを特徴とする請求項6に記載の光ファイバインドアケーブル。
- 前記光ファイバ心線の被覆が1層以上の被覆層からなることを特徴とする請求項6又は7に記載の光ファイバインドアケーブル。
- 前記光ファイバ心線の被覆が、光ファイバ裸線側から緩衝層、保護層、着色層の順に積層されてなり、前記保護層と前記着色層との密着力が100g/mm以上であることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の光ファイバインドアケーブル。
- 前記光ファイバ心線の被覆が、光ファイバ裸線側から緩衝層、保護層、着色層の順に積層されてなり、前記保護層の引張弾性率が10MPa以上であり、且つ破断伸びが50%以下であることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の光ファイバインドアケーブル。
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