JP2009025425A - 光ファイバドロップケーブル - Google Patents

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徹也 安冨
Masayoshi Tsukamoto
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【課題】 本発明の目的は、セミの産卵行動に伴って発生する光ファイバの断線の可能性をより低減させることのできる光ファイバドロップケーブルを提供することにある。
【解決手段】 本発明の光ファイバドロップケーブル10は、光ファイバ心線4にシース8を施したケーブル本体部と支持線7にシース8を施した支持線部とが連結部9により一体化された光ファイバドロップケーブル10であって、光ファイバ心線4はガラス光ファイバに一次被覆層及び該一次被覆層上に二次被覆層が施された光ファイバ素線1と光ファイバ素線1の外方に施されたセミの産卵防御用の補強層2とを有し、補強層2はJIS K7215(プラスチックのデュロメータ硬さ試験方法)に準じて測定したショアD硬度が50以上、かつその厚みが0.3mm以上であることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ファイバドロップケーブルに関するものである。
光ファイバ素線は、一般的に石英ガラス等からなるガラス光ファイバの外周に紫外線硬化性樹脂あるいは熱硬化性樹脂等からなる軟質層と硬質層の2層構造からなる被覆が施されている。ガラス光ファイバと接触する軟質層(以下、一次被覆層という)は比較的ヤング率の低い軟質の樹脂からなり、これはバッファ層(応力緩和層)として機能する。その外周に位置する硬質層(以下、二次被覆層という)は、比較的ヤング率の高い硬質の樹脂からなり、これは保護層として機能する。さらに必要に応じて二次被覆層の外周に識別用の極めて薄い着色層が施される場合もある。
一般的に、一次被覆層には被覆後そのヤング率が3MPa以下、二次被覆層にはヤング率が500MPa以上になる樹脂が用いられている。
この光ファイバ素線と、必要に応じて設ける一対のテンションメンバーと、さらに支持線とを所定位置に位置決めしながら、これらを一体的に被覆するようにシースを施した光ファイバドロップケーブルが種々製造され、使用されている。
ところで、これらの光ファイバドロップケーブルが架空布設された場合、経時的に原因不明の特性劣化が発生することがあった。近年になって漸くこの原因が夏季に発生するセミ、特にクマゼミの光ファイバドロップケーブルへの産卵行動に起因することがわかってきた。
具体的には、クマゼミが架空に布設された光ファイバドロップケーブルを木の幹や枝と誤って、そのシースに産卵管を突き刺し、内部に産卵する行動が原因である、というものである。
このようにシースに産卵管が刺し込まれると、内部の光ファイバにこれが刺さって光ファイバが傷つき、断線することがある。
そこで、例えば、特許文献1に記載されているように、シースにより被覆された光ファイバ素線の少なくとも一部を覆うように、シースの内部または外表面に防護テープを配置せしめた光ファイバドロップケーブルが提案されている。
このような光ファイバドロップケーブルを用いれば、仮にクマゼミがシースに産卵管を突き刺しても、産卵管の先が防護テープにより遮られ、内部の光ファイバまでは届かず、前述した危険、すなわち、光ファイバが断線する危険性を低下せしめることができる。
特開2006−313314号公報
しかしながら、この種の光ファイバドロップケーブルを使用していても、セミが防護テープとテンションメンバーとの間から産卵管を斜めに差し込んで、光ファイバを傷付け断線に至らしめることがあった。
このように防護テープを用いていても、セミの産卵行動に伴う光ファイバの被害を完全に防ぐことは出来なかった。
上記問題に鑑み、本発明の目的は、セミの産卵行動に伴って発生する光ファイバの断線の可能性をより低減させることのできる光ファイバドロップケーブルを提供することにある。
前記目的を達成すべく請求項1記載の光ファイバドロップケーブルは、光ファイバ心線にシースを施したケーブル本体部と支持線にシースを施した支持線部とが連結部により一体化された光ファイバドロップケーブルであって、前記光ファイバ心線はガラス光ファイバに一次被覆層及び該一次被覆層上に二次被覆層が施された光ファイバ素線と該光ファイバ素線の外方に施されたセミの産卵防御用の補強層とを有し、該補強層はJIS K7215(プラスチックのデュロメータ硬さ試験方法)に準じて測定したショアD硬度が50以上、かつその被覆厚が0.3mm以上であることを特徴とするものである。
このようにしてなる請求項1記載の光ファイバドロップケーブルによれば、光ファイバ心線は光ファイバ素線の外方にショアD硬度が50以上、かつ0.3mm以上の厚みを有するセミの産卵防御用の補強層を有しているため、仮にセミがこのケーブルに産卵管を突き刺しても、この硬い補強層が産卵管のさらなる内部への侵入を阻止する。それ故、光ファイバが産卵管により傷つき断線する可能性を低減することができる。
また請求項2記載の光ファイバドロップケーブルは、請求項1記載の光ファイバドロップケーブルにおいて、前記ケーブル本体部のシースに設けられたシース分割用の切欠の直下には、前記補強層にも補強層分割用の切欠が形成されていることを特徴とするものである。
このようにしてなる請求項2記載の光ファイバドロップケーブルによれば、前述した請求項1記載の光ファイバドロップケーブルの効果に加え、シース分割用の切欠と補強層分割用の切欠とがほぼ同じ位置に存在するため、光ファイバの接続等のため光ファイバ素線をシースから取り出す際、シースと補強層とを一緒に剥ぎ取ることができ、光ファイバ素線の取り出し作業が極めて容易になる。
このように本発明の光ファイバドロップケーブルによれば、光ファイバ素線にセミの産卵防御用の補強層を施した光ファイバ心線をケーブル中心部に配していることから、仮にセミがシースを刺し貫いて産卵管を刺し込んでも、このセミの産卵防御用の補強層がそれ以上内部への産卵管の侵入を阻止するため、セミの産卵行動による光ファイバの断線の可能性を減ずることができる。
以上のように本発明によれば、セミの産卵行動に伴って発生する光ファイバの断線の可能性をより低減させることのできる光ファイバドロップケーブルを提供することができる。
以下に図を用いて本発明の光ファイバドロップケーブルを詳細に説明する。
図1は、本発明の光ファイバドロップケーブル10の一実施例を示す横断面図である。
図1に示すように、本発明の光ファイバドロップケーブル10は、その中心部に1本の光ファイバ心線4を有している。この光ファイバ心線4は、その拡大横断面図である図2に示すように、例えば、ガラス光ファイバの外周に、紫外線硬化性樹脂あるいは熱硬化性樹脂等からなる一次被覆層及びこの一次被覆層上に施した二次被覆層、必要ならこれに識別用の極めて薄い着色層を持つ、一般的には外径250μmの光ファイバ素線1と、この光ファイバ素線1の外側に施されたセミの産卵防御用の補強層2(以下、単に補強層2という)とを有している。この補強層2は、例えば、ポリオレフィン系の熱可塑性樹脂からなっている。このように補強層2を有する光ファイバ心線4は、この例では外径が0.85mmになっており、補強層2の厚さ(以下、単に被覆厚という)が0.3mmになっている。
光ファイバ心線4の両側には、おおよそ光ファイバ心線4の中心とその中心が同一平面上に位置するように一対のテンションメンバー6、6が配置されている。このテンションメンバー6の材質は、例えば、アラミド繊維束、あるいは強化繊維としてアラミド繊維を用いた繊維強化プラスチック(以下単にFRPという)からなっている。
さらには光ファイバ心線4及びこの一対のテンションメンバー6、6とその中心がほぼ同一平面上に位置するように支持線7も配置されていて、これら光ファイバ心線4、テンションメンバー6、6及び支持線7に対して一体的にシース8が被覆されている。このシース8は、例えば、EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)やEEA(エチレン・アクリル酸エチル共重合体)等の樹脂からなり、この例ではこれら樹脂にさらに難燃剤が添加されている。
尚、支持線7は、例えば、FRP線や亜鉛メッキ鋼線等からなるもので、このように支持線7を有する光ファイバドロップケーブル10は、自己支持型光ファイバケーブルと呼ばれている。
ところで、テンションメンバー6、6及び支持線7とも、ケーブル長手方向全長に亘って光ファイバ心線4と並行に配置されている。
このように光ファイバ心線4を有するケーブル本体部と、支持線7を内蔵している支持線部とが連結部9を介してシース8により一体化されている。因みに、ケーブル本体部(図1における連結部9よりも下方部分)の外径は、図1において長径×短径が約3.1mm×2mmとなっている。
尚、本発明で光ファイバ素線1という場合には、外径125μmのガラス光ファイバに、例えば、前述したようにバッファ層としての一次被覆層、これを保護する二次被覆層が被覆されたものをいい、場合によってはこれに数μmの厚さで識別用に着色層を施す場合もある。代表的な光ファイバ素線1の外径は0.25mmである。
ところで一般的に、補強層2のヤング率が高くなると、補強層2の被覆除去性が悪化し、外径0.85mmの光ファイバ心線4から補強層2を除去し、外径0.25mmの光ファイバ素線1を取り出すことが困難な場合がある。そこで補強層2に紫外線硬化性樹脂や熱硬化性樹脂からなる光ファイバ素線1の二次被覆層、または二次被覆層の外側に着色層が施されている場合にはこの着色層と密着し難い樹脂、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系の熱可塑性樹脂を使用することにより、光ファイバ心線4から補強層2を除去し易くして、光ファイバ素線1の取り出し性を向上させることもできる。
このように光ファイバ素線1の外方に補強層2を形成したことによる、対セミの効果を確認するために、補強層2を持たない、いわゆる光ファイバ素線1を用いた従来の光ファイバドロップケーブルと、補強層2を有する光ファイバ心線4を用いた本発明の光ファイバドロップケーブル10の耐セミ性を比較した。その結果を表1に示す。
尚、補強層2のショアD硬度は、ベースポリエチレンに配合するポリプロピレンの配合比を変えることで変化させた。また比較は、所定の容積を有する容器内に、光ファイバドロップケーブル10を切断して得た長さ13cmのサンプルと一定数のクマゼミとを入れ、一定期間経過後、光ファイバドロップケーブル10を観察することによって行った。各サンプルのサンプル数n=20であり、傷数、断線数はn=20の合計を示している。
Figure 2009025425
表1でサンプルNo.1は、補強層2を有していない、いわゆる光ファイバ素線1に直接シース8を施した従来の光ファイバドロップケーブルである。
またサンプルNo.2〜No.4の光ファイバドロップケーブル10は、図1に示す構造のもので、用いている光ファイバ心線4は図2に示す断面構造のものである。具体的には外径0.25mmの光ファイバ素線1に、被覆後のショアD硬度がそれぞれ50、55、57となるように配合されたポリエチレンからなる補強層2を、その外径が0.85mm(被覆厚さ0.3mm)になるように施してある。因みに、このショアD硬度は、JIS K7215(プラスチックのデュロメータ硬さ試験方法)に準じて測定した硬度(以下単にショアD硬度という)である。
またサンプルNo.5の光ファイバ心線4は、図3に示す構造のもので外径0.25mmの光ファイバ素線1に、ショアD硬度が50になるように配合されたポリエチレンを主成分とする補強層2を被覆し、光ファイバ心線4の外径が1.2mmになるようにしたものである。図2に示す光ファイバ心線4との違いは、補強層2の両側に一対、補強層分割用の切欠20、20が設けられている点にある。この光ファイバ心線4を用いて、図4に示す断面構造の光ファイバドロップケーブル10を構成している。
サンプルNo.6〜No.8の光ファイバドロップケーブル10は、図1に示す構造のもので、用いている光ファイバ心線4は図2に示す断面構造のものである。具体的には外径0.25mmの光ファイバ素線1に、被覆後のショアD硬度がそれぞれ39、39、50となるように配合されたポリエチレンからなる補強層2を、サンプルNo.6ではその外径が0.85mm(被覆厚さ0.3mm)になるように、サンプルNo.7及びNo.8ではその外径が0.75mm(被覆厚さ0.25mm)になるように施してある。因みに、このショアD硬度も前述したNo.2〜5と同様に、JIS K7215(プラスチックのデュロメータ硬さ試験方法)に準じて測定した硬度(以下単にショアD硬度という)である。
ところで図4に示す光ファイバドロップケーブル10は、本発明の他の実施例を示す横断面図で、前記一対の補強層分割用の切欠20、20は、光ファイバ心線4から補強層2を剥ぎ取って、光ファイバ素線1を取り出し易くするために設けられている。この切欠20の位置での補強層2の最小被覆厚は、図2に示す補強層2の被覆厚と同じ0.3mmになっていて、補強層2の被覆厚が光ファイバ素線1の全周に亘って少なくとも0.3mm以上になるように配慮されている。
以下に表1についてさらに詳述する。表1の中で「産卵傷数」とは、シース8の表面にできたクマゼミの産卵管による傷の総数を示している。
「光ファイバ心線表面の傷数」とは、シース8を貫通して外径0.85mmもしくは1.2mmの光ファイバ心線4の表面、すなわち、補強層2の表面に形成されている産卵管による傷の総数である。
また「光ファイバ素線表面の傷数」とは、補強層2を貫通し、外径0.25mmの光ファイバ素線1の表面にもたらされた産卵管による傷の総数を示している。
さらに「補強層表面の傷数/産卵傷数」は、シース8を貫通し光ファイバ心線4の最外層表面(この例では補強層2の表面)にまで達していた傷のシース8の表面に形成されている傷に対する比率(%)を意味しており、また最下段の「光ファイバ素線表面の傷数/産卵傷数」とは、シース8の表面に形成されている傷に対するシース8及び補強層2を貫通し、光ファイバ素線1の最外層(二次被覆層)表面まで達していた傷の数の比率を%表示したものである。この値が小さい程補強層2の効果が大きいことを意味している。
表1が示すように、光ファイバ心線4に補強層2が存在しない、いわゆる光ファイバ心線4の替わりに光ファイバ素線1が配置されているNo.1の光ファイバドロップケーブル10では、光ファイバの断線が見られるのに対し、補強層2を持つ光ファイバ心線4を用いているNo.2〜No.5の光ファイバドロップケーブル10では、光ファイバ素線1の表面にまで達している傷は皆無であった。
一方、No.6、No.7に示すものでは、ショアD硬度が不足しているためか補強層2があるにも係らず光ファイバの断線が見られた。尚、No.8ではショアD硬度が50であるにも係らず断線が見られたが、この原因は補強層2の被覆厚がNo.2〜No.5よりも薄い0.25mmであったためと推測される。
このことから、光ファイバ心線4が、被覆厚0.3mm以上でショアD硬度が50以上の硬さを有する補強層2を有していれば、クマゼミの産卵行動に対する有効な防御手段となり得ることがわかる。
また図2及び図3に示す光ファイバ心線4において、光ファイバ素線1の最外層、すなわち二次被覆あるいは着色層を紫外線硬化性樹脂あるいは熱硬化性樹脂から構成し、この光ファイバ素線1に被覆した補強層2をポリエチレン等の熱可塑性樹脂で形成したが、このように二次被覆と補強層2とを異質な樹脂で構成すると両者は互いに接着し難い。そのため補強層2は表1が示すようにショアD硬度が50以上といずれも硬い層になっているにも係わらず、光ファイバ素線1から補強層2の被覆除去は極めて容易であった。
さらに被覆除去を容易にする方法として、図3に示すように補強層2に一対の補強層分割用の切欠20、20を形成したり、さらには補強層2の切欠20、20の直上のシース8にも一対のシース分割用の切欠30、30を形成する方法もある。
このようにすると、1箇所でシース8の切り裂きと補強層2の切り裂きが行えて便利である。加えてこのような構造の場合、シース8と補強層2の樹脂間で接着が生じるような樹脂を選択しておいて、シース8に形成したシース分割用の切欠30、30を切り裂くと、シース8と補強層2とを一緒に切り裂けるようにすれば、光ファイバ素線1をより簡単に取り出せるようになる。
ところで、本発明の光ファイバドロップケーブル10に用いている光ファイバ心線4は、図2、図3に示すように光ファイバ素線1上に直接補強層2を設けているが、補強層2は光ファイバ素線1の外方であればどの位置(何層目)に設けてもよい。例えば、光ファイバ素線1上に応力緩和層の如き中間層を設け、この上に補強層2を設けたものでもよいし、光ファイバ素線1上に補強層2を形成し、この補強層2上に別の被覆層を形成したものであってもよい。因みに、光ファイバ素線1の外方に補強層2を有する、とはそのような意味である。
また、本発明の光ファイバドロップケーブル10の別の実施例の横断面図を図5、図6に示す。図5、図6に示すように、図1に示す光ファイバドロップケーブル10とは違ってテンションメンバー6を1本にしてもよいし、テンションメンバー6を全くなくしてもよい。これは補強層2が抗張力体としても作用することができるためである。
以上に述べたように本発明の光ファイバドロップケーブルによれば、光ファイバ素線の外方に設けた補強層が、クマゼミ等のセミの産卵管のさらなる侵入を遮るため、セミの産卵行動に伴って発生する光ファイバの断線の可能性を、より低減させることができる。
本発明の光ファイバドロップケーブルの一実施例を示す横断面図である。 図1に示す光ファイバドロップケーブルに用いられている光ファイバ心線の一例を示す横断面図である。 本発明の光ファイバドロップケーブルの別の実施例に用いる光ファイバ心線の横断面図である。 図3に示す光ファイバ心線を用いた本発明の光ファイバドロップケーブルの別の実施例を示す横断面図である。 本発明の光ファイバドロップケーブルの更に別の実施例を示す横断面図である。 本発明の光ファイバドロップケーブルのさらに別の実施例を示す横断面図である。
符号の説明
1 光ファイバ素線
2 補強層
4 光ファイバ心線
6 テンションメンバー
7 支持線
8 シース
9 連結部
10 光ファイバドロップケーブル
20 補強層分割用の切欠
30 シース分割用の切欠

Claims (2)

  1. 光ファイバ心線にシースを施したケーブル本体部と支持線にシースを施した支持線部とが連結部により一体化された光ファイバドロップケーブルであって、前記光ファイバ心線はガラス光ファイバに一次被覆層及び該一次被覆層上に二次被覆層が施された光ファイバ素線と該光ファイバ素線の外方に施されたセミの産卵防御用の補強層とを有し、該補強層はJIS K7215(プラスチックのデュロメータ硬さ試験方法)に準じて測定したショアD硬度が50以上、かつその被覆厚が0.3mm以上であることを特徴とする光ファイバドロップケーブル。
  2. 前記ケーブル本体部のシースに設けられたシース分割用の切欠の直下には、前記補強層にも補強層分割用の切欠が形成されていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバドロップケーブル。
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