JP2002192003A - 木材破砕装置 - Google Patents
木材破砕装置Info
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- JP2002192003A JP2002192003A JP2000392880A JP2000392880A JP2002192003A JP 2002192003 A JP2002192003 A JP 2002192003A JP 2000392880 A JP2000392880 A JP 2000392880A JP 2000392880 A JP2000392880 A JP 2000392880A JP 2002192003 A JP2002192003 A JP 2002192003A
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- Japan
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- rotor
- case
- outer peripheral
- wall
- annular wall
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- Pending
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- Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 粉砕物の摩擦抵抗による馬力損失が少なく、
点検、整備性の良い木材破砕装置を提供する。 【解決手段】 カッタ(1b)を取付けるロータ(10)の回転
軸(11)を支持するケース(20)の軸方向壁(20a)に、内周
部をロータ(10)の端面に近接して配置した環状壁部材(3
0)を取付け、環状壁部材(30)と前記軸方向壁(20a)との
間の外周部を覆う外周壁(33)を設け、外周壁(33)と、ケ
ース(20)の前記軸方向壁(20a)と、前記環状壁部材(30)
とにより防塵室(44)を形成する。防塵室(44)の下部の外
周壁(33)に下向きの開口部(34)を設けた方が好ましい。
点検、整備性の良い木材破砕装置を提供する。 【解決手段】 カッタ(1b)を取付けるロータ(10)の回転
軸(11)を支持するケース(20)の軸方向壁(20a)に、内周
部をロータ(10)の端面に近接して配置した環状壁部材(3
0)を取付け、環状壁部材(30)と前記軸方向壁(20a)との
間の外周部を覆う外周壁(33)を設け、外周壁(33)と、ケ
ース(20)の前記軸方向壁(20a)と、前記環状壁部材(30)
とにより防塵室(44)を形成する。防塵室(44)の下部の外
周壁(33)に下向きの開口部(34)を設けた方が好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材破砕装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】図6は一例の木材破砕用の自走式破砕機
械の側面図であり、図7はその平面図である。図6にお
いて、自走式台車4には回転式破砕機1と、外部から投
入された木材2を回転によって回転式破砕機1に導入す
る回転式タブ3とが搭載されており、回転式タブ3から
導入された木材2は回転式破砕機1によって破砕され、
外部に排出される。
械の側面図であり、図7はその平面図である。図6にお
いて、自走式台車4には回転式破砕機1と、外部から投
入された木材2を回転によって回転式破砕機1に導入す
る回転式タブ3とが搭載されており、回転式タブ3から
導入された木材2は回転式破砕機1によって破砕され、
外部に排出される。
【0003】図7において、回転式破砕機1はいわゆる
ハンマーミルである。これは図示しない破砕機駆動手段
により回転駆動される軸1aの外周に複数個のカッタ1
bを有し、このカッタ1bによって木材2を破砕する。
破砕機駆動手段は油圧駆動手段やエンジンによるダイレ
クト駆動機構等により構成され、その回転方向は図示の
矢印1cの方向である。回転式タブ3は固定底板3a上
に図示しないタブ駆動手段によって回転自在とされた漏
斗3bを有し、回転方向は図示の矢印3cの方向であ
る。固定底板3aの一部は開口しており、この開口部か
ら回転式破砕機1のカッタ1bを上から見ることができ
る、即ち開口部から回転式破砕機1の上部が露出してい
る。タブ駆動手段も油圧駆動手段やダイレクト駆動機構
等である。
ハンマーミルである。これは図示しない破砕機駆動手段
により回転駆動される軸1aの外周に複数個のカッタ1
bを有し、このカッタ1bによって木材2を破砕する。
破砕機駆動手段は油圧駆動手段やエンジンによるダイレ
クト駆動機構等により構成され、その回転方向は図示の
矢印1cの方向である。回転式タブ3は固定底板3a上
に図示しないタブ駆動手段によって回転自在とされた漏
斗3bを有し、回転方向は図示の矢印3cの方向であ
る。固定底板3aの一部は開口しており、この開口部か
ら回転式破砕機1のカッタ1bを上から見ることができ
る、即ち開口部から回転式破砕機1の上部が露出してい
る。タブ駆動手段も油圧駆動手段やダイレクト駆動機構
等である。
【0004】すなわち、回転式タブ3内に長尺な木材2
を投入すると、木材2の下端が固定底板3a上や開口内
のカッタ1bに当り、一方、木材2が倒れてその上部側
面が回転式タブ3の内壁に当る。回転式タブ3の内壁に
は凸部(以後、リムと呼ぶ)が上下方向に複数条設けら
れており、回転式タブ3の回転によってリムが木材2を
押す。この結果、木材2は姿勢を変化させつつ、その下
端が固定底板3a上とカッタ1bとの間を行き来し、長
尺な木材2もカッタ1bで切削され破砕される。破砕物
はパルプ原料、肥料、燃料等に用いられる。
を投入すると、木材2の下端が固定底板3a上や開口内
のカッタ1bに当り、一方、木材2が倒れてその上部側
面が回転式タブ3の内壁に当る。回転式タブ3の内壁に
は凸部(以後、リムと呼ぶ)が上下方向に複数条設けら
れており、回転式タブ3の回転によってリムが木材2を
押す。この結果、木材2は姿勢を変化させつつ、その下
端が固定底板3a上とカッタ1bとの間を行き来し、長
尺な木材2もカッタ1bで切削され破砕される。破砕物
はパルプ原料、肥料、燃料等に用いられる。
【0005】図8は従来の回転式破砕機1の一例を示す
軸端部の側面断面図であり、図9は図8のD−D矢視図
である。図8、図9において、横置きのロータ10の回
転軸11にはカッタ1bを取付ける円盤12が複数個、
軸方向に所定の間隔で取付けられている。回転軸11の
両端部は、ロータ10を囲っているケース20の軸方向
壁20aの外側に取り付けられた軸受箱21に軸受22
を介して回転自在に支持されている。ケース20は、車
体のフレーム5に取付けられている。回転軸11の軸端
部には油圧モータ等の動力源と接続するカップリング1
3が取付けられている。本図は回転式破砕機1のカップ
リング13側の軸端部を示し、他側の図は省略している
が、他側も同様の構造である。ただし、カップリング1
3は他側には無い。各円盤12にはカッタ1bを取付け
るための周方向に複数本設けられたシャフト14が軸方
向に貫通しており、軸方向の端部円盤12aの外側には
シャフト14を固定するプレート15がボルト16によ
り締着されている。端部円盤12aの外周部近傍で、プ
レート15よりも外周側には、プレート15およびボル
ト16を木材2等から保護するための円筒部材60が固
設されている。また、軸受箱21の上方にはタブ3の固
定底板3aが位置しており、ロータ10の上方の固定底
板3aには開口部6が設けられ、開口部6からはロータ
10の一部およびカッタ1b等が固定底板3aよりも上
方に突出している。固定底板3aの開口部6のロータ軸
方向端部には、端部円盤12aに設けた円筒部材60よ
りもさらに外周側にカバー61が設けられている。固定
底板3aの下方には、ロータ10の外周部を覆う、上部
を開口した円筒形のスクリーン23が取付けられてい
る。スクリーン23には、図示しない所定大きさの複数
個のスクリーン孔が形成されている。固定底板3aの上
には回転式タブ3が回転自在に取付けられている。
軸端部の側面断面図であり、図9は図8のD−D矢視図
である。図8、図9において、横置きのロータ10の回
転軸11にはカッタ1bを取付ける円盤12が複数個、
軸方向に所定の間隔で取付けられている。回転軸11の
両端部は、ロータ10を囲っているケース20の軸方向
壁20aの外側に取り付けられた軸受箱21に軸受22
を介して回転自在に支持されている。ケース20は、車
体のフレーム5に取付けられている。回転軸11の軸端
部には油圧モータ等の動力源と接続するカップリング1
3が取付けられている。本図は回転式破砕機1のカップ
リング13側の軸端部を示し、他側の図は省略している
が、他側も同様の構造である。ただし、カップリング1
3は他側には無い。各円盤12にはカッタ1bを取付け
るための周方向に複数本設けられたシャフト14が軸方
向に貫通しており、軸方向の端部円盤12aの外側には
シャフト14を固定するプレート15がボルト16によ
り締着されている。端部円盤12aの外周部近傍で、プ
レート15よりも外周側には、プレート15およびボル
ト16を木材2等から保護するための円筒部材60が固
設されている。また、軸受箱21の上方にはタブ3の固
定底板3aが位置しており、ロータ10の上方の固定底
板3aには開口部6が設けられ、開口部6からはロータ
10の一部およびカッタ1b等が固定底板3aよりも上
方に突出している。固定底板3aの開口部6のロータ軸
方向端部には、端部円盤12aに設けた円筒部材60よ
りもさらに外周側にカバー61が設けられている。固定
底板3aの下方には、ロータ10の外周部を覆う、上部
を開口した円筒形のスクリーン23が取付けられてい
る。スクリーン23には、図示しない所定大きさの複数
個のスクリーン孔が形成されている。固定底板3aの上
には回転式タブ3が回転自在に取付けられている。
【0006】次に作動について説明する。図9におい
て、ロータ10は矢印1c方向に回転する。木材2は固
定底板3a上を白矢印の方向に移動し、カッタ1bによ
り切削され粉砕される。粉砕された粉砕物はスクリーン
23の中に入り、所定の大きさ以下のものはスクリーン
23のスクリーン孔から下方に排出される。所定の大き
さより大きいものは回転式タブ3内やスクリーン23内
に滞留して何回もカッタ1bにより粉砕される。この作
業を繰り返して粉砕物は下方に排出される。木材2は固
定底板3a上を白矢印の方向に移動するが、カバー61
があるため円筒部材60は損傷することはなく、したが
って、シャフト14を止めているプレート15やボルト
16の損傷が防止される。
て、ロータ10は矢印1c方向に回転する。木材2は固
定底板3a上を白矢印の方向に移動し、カッタ1bによ
り切削され粉砕される。粉砕された粉砕物はスクリーン
23の中に入り、所定の大きさ以下のものはスクリーン
23のスクリーン孔から下方に排出される。所定の大き
さより大きいものは回転式タブ3内やスクリーン23内
に滞留して何回もカッタ1bにより粉砕される。この作
業を繰り返して粉砕物は下方に排出される。木材2は固
定底板3a上を白矢印の方向に移動するが、カバー61
があるため円筒部材60は損傷することはなく、したが
って、シャフト14を止めているプレート15やボルト
16の損傷が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においては、以下のような問題がある。図8に
おいて、粉砕され、スクリーン23から排出されない粉
砕物は次第にロータ10の端面(上記従来例では端部円
盤12aの端面12b及び回転軸11の端面11a)
と、ケース20の軸方向壁20aとの間に詰まり、ロー
タ10の回転の大きな抵抗となる。特に、ケース20の
軸方向壁20aとカッタ1bとの間隔Eが大きいとこの
空間F部に粉砕物の塊が堆積し、カッタ1bや、端部円
盤12aに取り付けられた円筒部材60に接触し、大き
な摩擦抵抗が発生する。また、前記円筒部材60とその
外周側に設けたカバー61との隙間G部にも粉砕物が詰
まり、大きな抵抗を生ずる。そのため、大きな馬力損失
を招き、効率が良くない。ロータ10の端部円盤12a
の端面12b及び回転軸11の端面11aと、ケース2
0の軸方向壁20aとの間に詰まった粉砕物を除去する
場合、掃除がやり難く、そのためにはロータ10をケー
ス20から取り外す必要があり、点検、整備時の作業性
が良くない。
来の構成においては、以下のような問題がある。図8に
おいて、粉砕され、スクリーン23から排出されない粉
砕物は次第にロータ10の端面(上記従来例では端部円
盤12aの端面12b及び回転軸11の端面11a)
と、ケース20の軸方向壁20aとの間に詰まり、ロー
タ10の回転の大きな抵抗となる。特に、ケース20の
軸方向壁20aとカッタ1bとの間隔Eが大きいとこの
空間F部に粉砕物の塊が堆積し、カッタ1bや、端部円
盤12aに取り付けられた円筒部材60に接触し、大き
な摩擦抵抗が発生する。また、前記円筒部材60とその
外周側に設けたカバー61との隙間G部にも粉砕物が詰
まり、大きな抵抗を生ずる。そのため、大きな馬力損失
を招き、効率が良くない。ロータ10の端部円盤12a
の端面12b及び回転軸11の端面11aと、ケース2
0の軸方向壁20aとの間に詰まった粉砕物を除去する
場合、掃除がやり難く、そのためにはロータ10をケー
ス20から取り外す必要があり、点検、整備時の作業性
が良くない。
【0008】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、粉砕物の摩擦抵抗による馬力損失が少な
く、点検、整備性の良い木材破砕装置を提供することを
目的としている。
たものであり、粉砕物の摩擦抵抗による馬力損失が少な
く、点検、整備性の良い木材破砕装置を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第1発明は、破砕機のカッタと、
カッタを取付けるロータと、ロータの回転軸を支持し、
ロータを囲むケースとを備えた木材破砕装置において、
ケースのロータ軸方向壁とロータの端面との間に、狭い
隙間を形成するラビリンス部材を設けた構成としてい
る。
的を達成するために、第1発明は、破砕機のカッタと、
カッタを取付けるロータと、ロータの回転軸を支持し、
ロータを囲むケースとを備えた木材破砕装置において、
ケースのロータ軸方向壁とロータの端面との間に、狭い
隙間を形成するラビリンス部材を設けた構成としてい
る。
【0010】第1発明によると、ロータの端面(例えば
端部円盤の端面及び回転軸の端面)とケースのロータ軸
方向壁に設けたラビリンス部材とで狭い隙間を有するラ
ビリンスを形成したため、ラビリンス部材で囲まれたロ
ータの端面とケースのロータ軸方向壁との間の空間内部
へ粉砕物の塊が進入するのが防止され、微量の粉砕物の
微粉体が侵入するのみとなる。したがって、ロータの端
面とケースの軸方向壁との間で粉砕物による摩擦を発生
することは少なくなり、摩擦抵抗による負荷増大に伴う
動力損失の発生を防止できる。
端部円盤の端面及び回転軸の端面)とケースのロータ軸
方向壁に設けたラビリンス部材とで狭い隙間を有するラ
ビリンスを形成したため、ラビリンス部材で囲まれたロ
ータの端面とケースのロータ軸方向壁との間の空間内部
へ粉砕物の塊が進入するのが防止され、微量の粉砕物の
微粉体が侵入するのみとなる。したがって、ロータの端
面とケースの軸方向壁との間で粉砕物による摩擦を発生
することは少なくなり、摩擦抵抗による負荷増大に伴う
動力損失の発生を防止できる。
【0011】第2発明は、破砕機のカッタと、カッタを
取付けるロータと、ロータの回転軸を支持し、ロータを
囲むケースとを備えた木材破砕装置において、ケースの
ロータ軸方向壁に、内周部をロータの端面に近接して配
置した環状壁部材を取付け、環状壁部材と前記軸方向壁
との間の外周部を覆う外周壁を設け、外周壁と、ケース
の前記軸方向壁と、前記環状壁部材とにより、防塵室を
形成した構成としている。
取付けるロータと、ロータの回転軸を支持し、ロータを
囲むケースとを備えた木材破砕装置において、ケースの
ロータ軸方向壁に、内周部をロータの端面に近接して配
置した環状壁部材を取付け、環状壁部材と前記軸方向壁
との間の外周部を覆う外周壁を設け、外周壁と、ケース
の前記軸方向壁と、前記環状壁部材とにより、防塵室を
形成した構成としている。
【0012】第2発明によると、ロータの端面と、ケー
スのロータ軸方向壁との間に、ロータの端面に近接して
環状壁部材を設け、かつ、その先に狭い隙間による防塵
室を形成したため、ロータの端面と環状壁部材とでラビ
リンス効果があり、防塵室内への粉砕物の侵入は微量の
微粉体のみとなる。また、微細な粉体がラビリンス隙間
から進入しても防塵室内の空間が広いため一杯になり難
く、ロータの端面と環状壁部材との間に微粉体が堆積し
にくい。したがってロータ端面とケースの軸方向壁面と
の間で粉砕物による摩擦を発生することは少なく、ま
た、ロータの端面と環状壁部材との摩擦も少ない。した
がって、摩擦抵抗による馬力損失の発生を防止できる。
さらに、環状壁部材をロータの端面に近接して配置した
ため、最外側のカッタと環状壁部材との間の距離は小さ
くなり、カッタにより掻き出されるためこの部分への粉
砕物の堆積量は少ないので、ロータとケースとの間の粉
砕物の詰まりの発生をさらに減少することができる。
スのロータ軸方向壁との間に、ロータの端面に近接して
環状壁部材を設け、かつ、その先に狭い隙間による防塵
室を形成したため、ロータの端面と環状壁部材とでラビ
リンス効果があり、防塵室内への粉砕物の侵入は微量の
微粉体のみとなる。また、微細な粉体がラビリンス隙間
から進入しても防塵室内の空間が広いため一杯になり難
く、ロータの端面と環状壁部材との間に微粉体が堆積し
にくい。したがってロータ端面とケースの軸方向壁面と
の間で粉砕物による摩擦を発生することは少なく、ま
た、ロータの端面と環状壁部材との摩擦も少ない。した
がって、摩擦抵抗による馬力損失の発生を防止できる。
さらに、環状壁部材をロータの端面に近接して配置した
ため、最外側のカッタと環状壁部材との間の距離は小さ
くなり、カッタにより掻き出されるためこの部分への粉
砕物の堆積量は少ないので、ロータとケースとの間の粉
砕物の詰まりの発生をさらに減少することができる。
【0013】第3発明は、第2発明に基づき、前記防塵
室の下部に開口部を設けた構成としている。
室の下部に開口部を設けた構成としている。
【0014】第3発明によると、狭い隙間より防塵室内
に進入した微細な粉体は下部の開口部から外部に(例え
ば、ケースを経由して図示しない排出ベルトコンベア上
に)放出されて防塵室内に滞留しないため、微細な粉体
によりロータの端面とケースの軸方向壁との間で摩擦抵
抗が発生することはない。また、ロータの端面と環状壁
部材との摩擦も少ない。従って、摩擦抵抗の発生はさら
に少なくなる。また、粉砕物が上記開口部からケース外
に飛散することは無い。
に進入した微細な粉体は下部の開口部から外部に(例え
ば、ケースを経由して図示しない排出ベルトコンベア上
に)放出されて防塵室内に滞留しないため、微細な粉体
によりロータの端面とケースの軸方向壁との間で摩擦抵
抗が発生することはない。また、ロータの端面と環状壁
部材との摩擦も少ない。従って、摩擦抵抗の発生はさら
に少なくなる。また、粉砕物が上記開口部からケース外
に飛散することは無い。
【0015】第4発明は、第2発明に基づき、前記防塵
室の環状壁部材および外周壁の一部を分離可能に構成
し、その一部を着脱自在とした構成としている
室の環状壁部材および外周壁の一部を分離可能に構成
し、その一部を着脱自在とした構成としている
【0016】第4発明によると、環状壁部材および外周
壁の一部を取り外すことにより、ロータの回転軸をケー
スから取り外したり、前記防塵室内を清掃することがで
きる。したがって、破砕機の点検、整備および防塵室内
の清掃が容易となる。
壁の一部を取り外すことにより、ロータの回転軸をケー
スから取り外したり、前記防塵室内を清掃することがで
きる。したがって、破砕機の点検、整備および防塵室内
の清掃が容易となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る木材破砕装
置の実施形態について、図面を参照して詳述する。
置の実施形態について、図面を参照して詳述する。
【0018】図1は第1実施形態の木材破砕装置のロー
タ軸端部の側面断面図であり、図2は図1のA−A矢視
図である。図8、図9で説明した従来のものと同一部材
には同一符号を付して説明は省略し、異なる部分につい
てのみ説明する。図1、図2において、ロータ10の端
面に位置する端部円盤12aの端面12bの外周部に近
接して環状壁部材30が配置され、環状壁部材30の軸
方向外面に固着されたスペーサ31はケース20の軸方
向壁20aに第1ボルト32により締着されている。端
部円盤12aと環状部材30との隙間Cは粉砕物の大き
さに比して小さく設定されており、例えば5mm程度であ
る。環状壁部材30の内周面の内径は端部円盤12aの
外径よりもやや小さく、かつ端部円盤12aの側面に取
り付けられたプレート15よりも径方向外側に前記内周
面が位置するような大きさを有している。また、環状壁
部材30の軸方向外側の外周部は、スクリーン23の端
部に設けられた、スクリーン孔の無い環状の外周壁33
により覆われている。外周壁33と環状壁部材30との
隙間C1は粉砕物の大きさに比して小さく設定されてお
り、例えば5mm程度である。外周壁33の下部には切欠
きによる下向きの第1開口部34が設けられており、第
1開口部34はケース20内に開口している。また、環
状壁部材30及び外周壁33の上部は分離可能に構成さ
れ、かつ着脱自在とされている。即ち、環状壁部材30
は上部が切り欠かれて下部が馬蹄形をなしており、この
馬蹄形の両端部の開口端部35,35には、ケース20
の軸方向壁20aに第2ボルト41により着脱自在に締
着された、環状壁部材30の一部をなす上部部材40が
係合している。さらに、上部部材40には、外周壁33
の一部をなす円弧型の蓋42が第3ボルト43により着
脱自在に締着されている。その結果、図1に示すよう
に、ケース20の軸方向壁20aと、端部円盤12a
と、回転軸11と、環状壁部材30(上部部材40を含
む)と、外周壁33(蓋42を含む)とにより防塵室4
4が形成される。ケース20の軸方向壁20aの回転軸
11の上方には、回転軸11の取り出し可能な第2開口
部24が設けられている。端部円盤12aの側面に取り
付けられ、シャフト14を固定するプレート15とボル
ト16とは、前記防塵室44内に位置している。
タ軸端部の側面断面図であり、図2は図1のA−A矢視
図である。図8、図9で説明した従来のものと同一部材
には同一符号を付して説明は省略し、異なる部分につい
てのみ説明する。図1、図2において、ロータ10の端
面に位置する端部円盤12aの端面12bの外周部に近
接して環状壁部材30が配置され、環状壁部材30の軸
方向外面に固着されたスペーサ31はケース20の軸方
向壁20aに第1ボルト32により締着されている。端
部円盤12aと環状部材30との隙間Cは粉砕物の大き
さに比して小さく設定されており、例えば5mm程度であ
る。環状壁部材30の内周面の内径は端部円盤12aの
外径よりもやや小さく、かつ端部円盤12aの側面に取
り付けられたプレート15よりも径方向外側に前記内周
面が位置するような大きさを有している。また、環状壁
部材30の軸方向外側の外周部は、スクリーン23の端
部に設けられた、スクリーン孔の無い環状の外周壁33
により覆われている。外周壁33と環状壁部材30との
隙間C1は粉砕物の大きさに比して小さく設定されてお
り、例えば5mm程度である。外周壁33の下部には切欠
きによる下向きの第1開口部34が設けられており、第
1開口部34はケース20内に開口している。また、環
状壁部材30及び外周壁33の上部は分離可能に構成さ
れ、かつ着脱自在とされている。即ち、環状壁部材30
は上部が切り欠かれて下部が馬蹄形をなしており、この
馬蹄形の両端部の開口端部35,35には、ケース20
の軸方向壁20aに第2ボルト41により着脱自在に締
着された、環状壁部材30の一部をなす上部部材40が
係合している。さらに、上部部材40には、外周壁33
の一部をなす円弧型の蓋42が第3ボルト43により着
脱自在に締着されている。その結果、図1に示すよう
に、ケース20の軸方向壁20aと、端部円盤12a
と、回転軸11と、環状壁部材30(上部部材40を含
む)と、外周壁33(蓋42を含む)とにより防塵室4
4が形成される。ケース20の軸方向壁20aの回転軸
11の上方には、回転軸11の取り出し可能な第2開口
部24が設けられている。端部円盤12aの側面に取り
付けられ、シャフト14を固定するプレート15とボル
ト16とは、前記防塵室44内に位置している。
【0019】上記のような構成としたため、以下のよう
な効果が得られる。プレート15とボルト16とは防塵
室44内に位置しているため、木材等で損傷を受ける恐
れはない。 2)環状壁部材30をロータの端面(実施例では、端部
円盤12aの端面12b)に近接して配置したため、環
状壁部材30と端部円盤12aとの狭い隙間Cによるラ
ビリンス効果が発生し、スクリーン22内の粉砕物の防
塵室44内への侵入が微量の微粉体以外は防止される。
また、万一に隙間Cから防塵室44内に侵入した粉体
は、防塵室44内の空間が広いので溜まり難い。しか
も、端部円盤12aよりも下方に、環状壁部材30とケ
ース20の軸方向壁20aと外周壁33とにより囲まれ
た静止した(即ち、端部円盤12aの回転による摩擦が
影響しない)空間部があるため、万一侵入した粉体はこ
の静止空間部に溜まる。したがって、防塵室44内に侵
入した粉体が端部円盤12aや回転軸11の回転抵抗に
なることはない。さらに、外周壁33の下部に第1開口
部34が設けてあるため、前記空間部に侵入した紛体の
ほとんどが開口部34から下方に落下してケース20内
下部に排出されるので、防塵室44内には堆積しない。
第1開口部34は下方に向けて開口しているので、粉砕
物が下方に落下し易く防塵室44内に堆積し難い。従っ
て、ケース20の軸方向壁20aと、ロータの端面即ち
本実施形態での端部円盤12aの端面12b及び回転軸
11の端面11aとの間では粉砕物による摩擦は無く、
摩擦抵抗による馬力損失は発生せず、端部円盤12aと
環状壁部材30との間の粉砕物による摩擦も少ない。ま
た、開口部34から排出された粉体はケース20の内部
に落下し、外部に飛散することはなので、確実に回収で
きる。 3)図1に示すように、カッタ1bの先端部と環状壁部
材30との隙間Bが小さいため、粉砕物はカッタ1bに
より掻き出され、この間に堆積する粉砕物の量は少な
い。したがってこの部分に粉砕物は詰まりにくく、カッ
タ1bと環状壁部材30との間に発生する摩擦抵抗は少
ない。第3ボルト43を緩めて蓋42(外周壁33の一
部とみなされる)を取り外すことにより、防塵室44の
上部が開放されるから、防塵室44内の清掃を容易に行
うことができる。第2ボルト41を取って上部部材40
(環状壁部材30の一部とみなされる)を取り外すこと
により、ロータ10をケース20から容易に取り外すこ
とができ、破砕機の点検、整備性を向上できる。
な効果が得られる。プレート15とボルト16とは防塵
室44内に位置しているため、木材等で損傷を受ける恐
れはない。 2)環状壁部材30をロータの端面(実施例では、端部
円盤12aの端面12b)に近接して配置したため、環
状壁部材30と端部円盤12aとの狭い隙間Cによるラ
ビリンス効果が発生し、スクリーン22内の粉砕物の防
塵室44内への侵入が微量の微粉体以外は防止される。
また、万一に隙間Cから防塵室44内に侵入した粉体
は、防塵室44内の空間が広いので溜まり難い。しか
も、端部円盤12aよりも下方に、環状壁部材30とケ
ース20の軸方向壁20aと外周壁33とにより囲まれ
た静止した(即ち、端部円盤12aの回転による摩擦が
影響しない)空間部があるため、万一侵入した粉体はこ
の静止空間部に溜まる。したがって、防塵室44内に侵
入した粉体が端部円盤12aや回転軸11の回転抵抗に
なることはない。さらに、外周壁33の下部に第1開口
部34が設けてあるため、前記空間部に侵入した紛体の
ほとんどが開口部34から下方に落下してケース20内
下部に排出されるので、防塵室44内には堆積しない。
第1開口部34は下方に向けて開口しているので、粉砕
物が下方に落下し易く防塵室44内に堆積し難い。従っ
て、ケース20の軸方向壁20aと、ロータの端面即ち
本実施形態での端部円盤12aの端面12b及び回転軸
11の端面11aとの間では粉砕物による摩擦は無く、
摩擦抵抗による馬力損失は発生せず、端部円盤12aと
環状壁部材30との間の粉砕物による摩擦も少ない。ま
た、開口部34から排出された粉体はケース20の内部
に落下し、外部に飛散することはなので、確実に回収で
きる。 3)図1に示すように、カッタ1bの先端部と環状壁部
材30との隙間Bが小さいため、粉砕物はカッタ1bに
より掻き出され、この間に堆積する粉砕物の量は少な
い。したがってこの部分に粉砕物は詰まりにくく、カッ
タ1bと環状壁部材30との間に発生する摩擦抵抗は少
ない。第3ボルト43を緩めて蓋42(外周壁33の一
部とみなされる)を取り外すことにより、防塵室44の
上部が開放されるから、防塵室44内の清掃を容易に行
うことができる。第2ボルト41を取って上部部材40
(環状壁部材30の一部とみなされる)を取り外すこと
により、ロータ10をケース20から容易に取り外すこ
とができ、破砕機の点検、整備性を向上できる。
【0020】なお、本実施形態においては、ロータ10
の構成を回転軸11の外周部に設けた複数の円盤12を
貫通させたシャフトに各カッタ1bを取付けた構造とし
ているが、本発明はこの構造に限定されない。また、ロ
ータ10の端面が円盤状の端部円盤12aの端面12b
と回転軸11の端面11aとで構成されている例で示し
たが、これに限定されず例えばロータ10自体の端面で
構成されても構わない。さらにまた、ロータ10の端面
部の形状は円盤以外の形状であってもよい。
の構成を回転軸11の外周部に設けた複数の円盤12を
貫通させたシャフトに各カッタ1bを取付けた構造とし
ているが、本発明はこの構造に限定されない。また、ロ
ータ10の端面が円盤状の端部円盤12aの端面12b
と回転軸11の端面11aとで構成されている例で示し
たが、これに限定されず例えばロータ10自体の端面で
構成されても構わない。さらにまた、ロータ10の端面
部の形状は円盤以外の形状であってもよい。
【0021】図3は、第2実施形態の木材破砕装置のロ
ータ軸端部の側面断面図である。第1実施形態のものと
同一部材には同一符号を付して説明は省略し、異なる部
分についてのみ説明する。ロータ10の端部円盤12a
の外周部に近接して環状壁部材30aが配置される。環
状壁部材30aは外形が略矩形を成しており、内側の内
周面は端部円盤12aの外周部よりもやや小さい径を有
し、上部は前実施形態の環状壁部材30と同様に切り欠
かれて開口している。環状壁部材30aの上部開口両端
部には、円弧型の蓋42が取着された上部部材40が係
合している。また、環状壁部材30aの下端はスクリー
ン23よりも下方の位置まで延設されており、環状壁部
材30aの軸方向外側の面で、かつ前記内周面よりも径
方向左右外側には略上下方向に左右1対の外周壁33
b,33bが固設されている。これにより、図3に示す
ように、ケース20の軸方向壁20aと、端部円盤12
aと、回転軸11と、環状壁部材30aと、上部部材4
0と、蓋42と、外周壁33b,33bとにより防塵室
44が形成されている。防塵室44の下部には、両外周
壁33b,33bの間に下方を向いた第3開口部36が
形成されている。スクリーン23の端部は、環状壁部材
30aの軸方向内側の面に近接して設けられている。
ータ軸端部の側面断面図である。第1実施形態のものと
同一部材には同一符号を付して説明は省略し、異なる部
分についてのみ説明する。ロータ10の端部円盤12a
の外周部に近接して環状壁部材30aが配置される。環
状壁部材30aは外形が略矩形を成しており、内側の内
周面は端部円盤12aの外周部よりもやや小さい径を有
し、上部は前実施形態の環状壁部材30と同様に切り欠
かれて開口している。環状壁部材30aの上部開口両端
部には、円弧型の蓋42が取着された上部部材40が係
合している。また、環状壁部材30aの下端はスクリー
ン23よりも下方の位置まで延設されており、環状壁部
材30aの軸方向外側の面で、かつ前記内周面よりも径
方向左右外側には略上下方向に左右1対の外周壁33
b,33bが固設されている。これにより、図3に示す
ように、ケース20の軸方向壁20aと、端部円盤12
aと、回転軸11と、環状壁部材30aと、上部部材4
0と、蓋42と、外周壁33b,33bとにより防塵室
44が形成されている。防塵室44の下部には、両外周
壁33b,33bの間に下方を向いた第3開口部36が
形成されている。スクリーン23の端部は、環状壁部材
30aの軸方向内側の面に近接して設けられている。
【0022】作用、効果は第1実施形態のものと略同一
であるが、環状壁部材30aの下端位置を下方に長くし
た分、防塵室44内の環状壁部材30aと回転軸11と
ケース20の軸方向壁20aと外周壁33b,33bと
により囲まれた静止空間部が第1実施形態に比して大き
い。また、左右の外周壁33b,33bが略上下方向に
設けてあるので、万一防塵室44内に粉砕物が侵入して
も下部の開口部36から外部に落下し易く、防塵室44
内に堆積し難い。
であるが、環状壁部材30aの下端位置を下方に長くし
た分、防塵室44内の環状壁部材30aと回転軸11と
ケース20の軸方向壁20aと外周壁33b,33bと
により囲まれた静止空間部が第1実施形態に比して大き
い。また、左右の外周壁33b,33bが略上下方向に
設けてあるので、万一防塵室44内に粉砕物が侵入して
も下部の開口部36から外部に落下し易く、防塵室44
内に堆積し難い。
【0023】次に、第3実施形態を説明する。図4は,
第3実施形態の木材破砕装置のロータ軸端部の側面断面
図である。第1実施形態のものと同一部材には同一符号
を付して説明は省略し、異なる部分についてのみ説明す
る。ケース20の軸方向壁20aには、スペーサ50を
介してラビリンス部材51をボルト53により着脱自在
に締着する。ラビリンス部材51は略円筒形状を成し、
その内周面はロータ10の端部円盤12aの軸方向外側
端面12bに取り付けられたプレート15よりも径方向
外側に位置するような大きさの内径を有する。ラビリン
ス部材51の外周部には端部円盤12aの外周を近接し
て覆う段付部52を設け、この段付部52と端部円盤1
2aの端面12bとの間に狭い隙間のラビリンスを形成
する。この隙間は、粉砕物の大きさに比して小さく設定
されている。これにより、軸方向壁20aとロータ10
の端面即ち本実施形態では端部円盤12aの端面12b
及び回転軸11の端面11aとの間には、スペーサ50
とラビリンス部材51とで囲まれた防塵室44aが形成
される。
第3実施形態の木材破砕装置のロータ軸端部の側面断面
図である。第1実施形態のものと同一部材には同一符号
を付して説明は省略し、異なる部分についてのみ説明す
る。ケース20の軸方向壁20aには、スペーサ50を
介してラビリンス部材51をボルト53により着脱自在
に締着する。ラビリンス部材51は略円筒形状を成し、
その内周面はロータ10の端部円盤12aの軸方向外側
端面12bに取り付けられたプレート15よりも径方向
外側に位置するような大きさの内径を有する。ラビリン
ス部材51の外周部には端部円盤12aの外周を近接し
て覆う段付部52を設け、この段付部52と端部円盤1
2aの端面12bとの間に狭い隙間のラビリンスを形成
する。この隙間は、粉砕物の大きさに比して小さく設定
されている。これにより、軸方向壁20aとロータ10
の端面即ち本実施形態では端部円盤12aの端面12b
及び回転軸11の端面11aとの間には、スペーサ50
とラビリンス部材51とで囲まれた防塵室44aが形成
される。
【0024】本実施形態の作用及び効果について説明す
る。スクリーン23内の粉砕物は狭い隙間を有するラビ
リンスにより防塵室44a内に進入することが微量の微
粉体以外は防止される。したがって、軸方向壁20aと
端部円盤12a及び回転軸11(即ち、ロータ10の端
面)との間で摩擦が発生することは大幅に少なくなる。
また、プレート15及びボルト16は防塵室44a内に
位置しているため、木材等により損傷することはない。
る。スクリーン23内の粉砕物は狭い隙間を有するラビ
リンスにより防塵室44a内に進入することが微量の微
粉体以外は防止される。したがって、軸方向壁20aと
端部円盤12a及び回転軸11(即ち、ロータ10の端
面)との間で摩擦が発生することは大幅に少なくなる。
また、プレート15及びボルト16は防塵室44a内に
位置しているため、木材等により損傷することはない。
【0025】次に、第4実施形態を説明する。図5は、
第4実施形態の木材破砕装置のロータ軸端部の側面断面
図である。第3実施形態のものと同一部材には同一符号
を付して説明は省略し、異なる部分についてのみ説明す
る。ケース20の軸方向壁20aには軸方向に突出した
環状の外周壁33aを有するラビリンス部材51aがボ
ルト54により締着されており、外周壁33aの軸方向
の先端部とロータ10の端部円盤12aの端面12bと
を近接させてラビリンスを形成している。そのラビリン
ス隙間は粉砕物が侵入しないような大きさであり、例え
ば5mm程度である。外周壁33aの内周面は、プレート
15よりも径方向の外側に位置するような大きさの内径
を有している。これにより、軸方向壁20aと端部円盤
12a及び回転軸11との間には防塵室44aが形成さ
れる。外周壁33aの下部には、下方に向けて開口した
排出孔55を設ける。
第4実施形態の木材破砕装置のロータ軸端部の側面断面
図である。第3実施形態のものと同一部材には同一符号
を付して説明は省略し、異なる部分についてのみ説明す
る。ケース20の軸方向壁20aには軸方向に突出した
環状の外周壁33aを有するラビリンス部材51aがボ
ルト54により締着されており、外周壁33aの軸方向
の先端部とロータ10の端部円盤12aの端面12bと
を近接させてラビリンスを形成している。そのラビリン
ス隙間は粉砕物が侵入しないような大きさであり、例え
ば5mm程度である。外周壁33aの内周面は、プレート
15よりも径方向の外側に位置するような大きさの内径
を有している。これにより、軸方向壁20aと端部円盤
12a及び回転軸11との間には防塵室44aが形成さ
れる。外周壁33aの下部には、下方に向けて開口した
排出孔55を設ける。
【0026】本実施形態の作用、効果について述べる。
ラビリンス部材51aの先端部と端部円盤12aの端面
12bとの隙間が小さいため、スクリーン23内の粉砕
物の防塵室44a内への進入は少ない。また、万一ラビ
リンス隙間から侵入した粉体は防塵室44a下部の開口
部(排出孔55)から排出され、防塵室44a内に滞留
しないため、ケース20の軸方向壁20aと端部円盤1
2a及び回転軸11との間で摩擦が発生することはな
い。プレート15及びボルト16は防塵室44a内に位
置しているため、損傷することはない。以上説明したよ
うに、ラビリンス部材51,51aとは、ロータ10の
端面(上記の実施形態では端部円盤12aの端面12
b)に当接させて又は近づけてロータ10の端面との間
に狭い隙間を形成する部材のことを言う。従って、前記
実施形態の環状壁部材30,30aもラビリンス部材の
一例である。また、ラビリンス効果とは、狭い隙間を形
成した為、破砕物が侵入し難くなることを言う。
ラビリンス部材51aの先端部と端部円盤12aの端面
12bとの隙間が小さいため、スクリーン23内の粉砕
物の防塵室44a内への進入は少ない。また、万一ラビ
リンス隙間から侵入した粉体は防塵室44a下部の開口
部(排出孔55)から排出され、防塵室44a内に滞留
しないため、ケース20の軸方向壁20aと端部円盤1
2a及び回転軸11との間で摩擦が発生することはな
い。プレート15及びボルト16は防塵室44a内に位
置しているため、損傷することはない。以上説明したよ
うに、ラビリンス部材51,51aとは、ロータ10の
端面(上記の実施形態では端部円盤12aの端面12
b)に当接させて又は近づけてロータ10の端面との間
に狭い隙間を形成する部材のことを言う。従って、前記
実施形態の環状壁部材30,30aもラビリンス部材の
一例である。また、ラビリンス効果とは、狭い隙間を形
成した為、破砕物が侵入し難くなることを言う。
【0027】以上説明したように、本発明によると、以
下の効果を奏する。破砕機のロータの端面との間に粉砕
物よりも小さな隙間を有するラビリンスを形成するラビ
リンス部材を配設することにより、このラビリンス部材
とロータの端面とケースの軸方向壁とにより防塵室が形
成される。又は、破砕機のロータの端面との間に粉砕物
よりも小さな隙間を有するラビリンスを形成する環状壁
部材を配設し、この環状壁部材とケースの軸方向壁との
間の外周部を覆う外周壁を環状壁部材やスクリーン端部
に設けることにより、環状壁部材と外周壁とロータの端
面とケースの軸方向壁とにより防塵室が形成される。し
たがって、この防塵室に粉砕物が侵入し難いので、粉砕
物によるロータの端面とケースの軸方向壁との間の摩擦
抵抗が少なくなり、ロータを駆動する駆動手段(油圧モ
ータ等)の駆動効率を向上できる。防塵室内は広いの
で、万一粉砕物が侵入しても満杯になり難い。また、防
塵室の下部には、環状壁部材と外周壁とケースの軸方向
壁とにより囲まれた静止空間部が形成されるので、この
静止空間部に粉砕物が堆積しても粉砕物によるロータの
端面とケースの軸方向壁との間の摩擦抵抗は発生しな
い。さらに、防塵室の下部に下方に向けて開口した開口
部を設けると、万一防塵室に粉砕物が侵入しても開口部
からケース内等の外部へ排出され防塵室に堆積すること
はないので、確実にかつ大幅に前記摩擦抵抗を小さくす
ることができる。尚、防塵室下部の開口部は下方に向け
て開口したものに限定されず、例えばケースの軸方向壁
の下部に、又は環状壁部材と軸方向壁との間の外周部を
覆う前記外周壁の側面下部に側方に向けて設けてもよ
い。また、環状壁部材及び外周壁の上部を分離可能に構
成し、その上部を着脱自在としたため、上方からの防塵
室内の清掃が容易となるとともに、ロータをケースから
容易に取り外せて点検整備性を向上できる。
下の効果を奏する。破砕機のロータの端面との間に粉砕
物よりも小さな隙間を有するラビリンスを形成するラビ
リンス部材を配設することにより、このラビリンス部材
とロータの端面とケースの軸方向壁とにより防塵室が形
成される。又は、破砕機のロータの端面との間に粉砕物
よりも小さな隙間を有するラビリンスを形成する環状壁
部材を配設し、この環状壁部材とケースの軸方向壁との
間の外周部を覆う外周壁を環状壁部材やスクリーン端部
に設けることにより、環状壁部材と外周壁とロータの端
面とケースの軸方向壁とにより防塵室が形成される。し
たがって、この防塵室に粉砕物が侵入し難いので、粉砕
物によるロータの端面とケースの軸方向壁との間の摩擦
抵抗が少なくなり、ロータを駆動する駆動手段(油圧モ
ータ等)の駆動効率を向上できる。防塵室内は広いの
で、万一粉砕物が侵入しても満杯になり難い。また、防
塵室の下部には、環状壁部材と外周壁とケースの軸方向
壁とにより囲まれた静止空間部が形成されるので、この
静止空間部に粉砕物が堆積しても粉砕物によるロータの
端面とケースの軸方向壁との間の摩擦抵抗は発生しな
い。さらに、防塵室の下部に下方に向けて開口した開口
部を設けると、万一防塵室に粉砕物が侵入しても開口部
からケース内等の外部へ排出され防塵室に堆積すること
はないので、確実にかつ大幅に前記摩擦抵抗を小さくす
ることができる。尚、防塵室下部の開口部は下方に向け
て開口したものに限定されず、例えばケースの軸方向壁
の下部に、又は環状壁部材と軸方向壁との間の外周部を
覆う前記外周壁の側面下部に側方に向けて設けてもよ
い。また、環状壁部材及び外周壁の上部を分離可能に構
成し、その上部を着脱自在としたため、上方からの防塵
室内の清掃が容易となるとともに、ロータをケースから
容易に取り外せて点検整備性を向上できる。
【図1】第1実施形態の木材破砕装置のロータ軸端部の
側面断面図である。
側面断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】第2実施形態の木材破砕装置のロータ軸端部の
側面断面図である。
側面断面図である。
【図4】第3実施形態の木材破砕装置のロータ軸端部の
側面断面図である。
側面断面図である。
【図5】第4実施形態の木材破砕装置のロータ軸端部の
側面断面図である。
側面断面図である。
【図6】木材破砕用自走式破砕機械の側面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】従来の木材破砕装置のロータ軸端部の側面断面
図である。
図である。
【図9】図8のD−D矢視図である。
1b…カッタ、5…フレーム、6…開口部、10…ロー
タ、11…回転軸、12…円盤、12a…端部円盤、1
5…プレート、20…ケース、20a…軸方向壁、22
…軸受、23…スクリーン、24…第2開口部、30…
環状壁部材、31…スペーサ、32…第1ボルト、3
3,33a…外周壁、34…第1開口部、35…開口端
部、36…第3開口部、40…上部部材、41…第2ボ
ルト、42…蓋、43…第3ボルト、44,44a…防
塵室、50…スペーサ、51,51a…ラビリンス部
材、52…段付部、55…排出孔。
タ、11…回転軸、12…円盤、12a…端部円盤、1
5…プレート、20…ケース、20a…軸方向壁、22
…軸受、23…スクリーン、24…第2開口部、30…
環状壁部材、31…スペーサ、32…第1ボルト、3
3,33a…外周壁、34…第1開口部、35…開口端
部、36…第3開口部、40…上部部材、41…第2ボ
ルト、42…蓋、43…第3ボルト、44,44a…防
塵室、50…スペーサ、51,51a…ラビリンス部
材、52…段付部、55…排出孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B241 DA14 DA21 DA26 4D065 CA06 CB01 CC01 DD05 DD26 ED28 ED38
Claims (4)
- 【請求項1】 破砕機のカッタ(1b)と、カッタ(1b)を取
付けるロータ(10)と、ロータ(10)の回転軸(11)を支持
し、ロータ(10)を囲むケース(20)とを備えた木材破砕装
置において、 ケース(20)のロータ軸方向壁(20a)とロータ(10)の端面
(12b)との間に、狭い隙間を形成するラビリンス部材(5
1)を設けたことを特徴とする木材破砕装置。 - 【請求項2】 破砕機のカッタ(1b)と、カッタ(1b)を取
付けるロータ(10)と、ロータ(10)の回転軸(11)を支持
し、ロータ(10)を囲むケース(20)とを備えた木材破砕装
置において、 ケース(20)のロータ軸方向壁(20a)に、内周部をロータ
(10)の端面(12b)に近接して配置した環状壁部材(30)を
取付け、 環状壁部材(30)と前記軸方向壁(20a)との間の外周部を
覆う外周壁(33)を設け、 外周壁(33)と、ケース(20)の前記軸方向壁(20a)と、前
記環状壁部材(30)とにより、防塵室(44)を形成したこと
を特徴とする木材破砕装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の木材破砕装置において、 前記防塵室(44)の下部に開口部(34)を設けたことを特徴
とする木材破砕装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の木材破砕装置において、 前記防塵室(44)の環状壁部材(30)および外周壁(33)の一
部を分離可能に構成し、その一部を着脱自在としたこと
を特徴とする木材破砕装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000392880A JP2002192003A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 木材破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000392880A JP2002192003A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 木材破砕装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002192003A true JP2002192003A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18858797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000392880A Pending JP2002192003A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 木材破砕装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002192003A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010234318A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kinki:Kk | 一軸破砕機 |
| JP2012020261A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | M-Dia:Kk | 破砕機 |
| CN102407184A (zh) * | 2010-09-26 | 2012-04-11 | 株式会社近畿 | 单轴破碎机 |
-
2000
- 2000-12-25 JP JP2000392880A patent/JP2002192003A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010234318A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kinki:Kk | 一軸破砕機 |
| JP2012020261A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | M-Dia:Kk | 破砕機 |
| CN102407184A (zh) * | 2010-09-26 | 2012-04-11 | 株式会社近畿 | 单轴破碎机 |
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