JPS6143546Y2 - - Google Patents

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JPS6143546Y2
JPS6143546Y2 JP19700182U JP19700182U JPS6143546Y2 JP S6143546 Y2 JPS6143546 Y2 JP S6143546Y2 JP 19700182 U JP19700182 U JP 19700182U JP 19700182 U JP19700182 U JP 19700182U JP S6143546 Y2 JPS6143546 Y2 JP S6143546Y2
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JP
Japan
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liner
support
divided
side liner
rotor
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JP19700182U
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English (en)
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JPS59102149U (ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、竪形粉砕機における回転ハンマーおよ
び側面ライナーの点検取り替えを容易にした構造
に関するものである。
(従来の技術) 竪形粉砕機は、高速回転するローターの上面に
放射状に取りつけた回転ハンマーと、このロータ
ーを囲んで固定部に取りつけた多数の側面ライナ
ーとをそなえており、ローター上に投入された被
粉砕物を、回転している回転ハンマーで衝撃破砕
し、さらにローターから外側へ跳ねとばして側面
ライナーに衝突反撥させて粉砕させるようにして
ある。
したがつて、ローターの回転数を上げることに
よつて粉砕能力が向上するが、それにともなつ
て、被粉砕物が衝突する部分、とくに回転ハンマ
ーや側面ライナーの消耗が著しく、保守点検の回
数を増してハンマーの交換を行う必要がある。し
かるに固定部に取りつけられた側面ライナーが回
転ハンマーの外周を囲んでいるため、回転ハンマ
ーの交換は、側面ライナーを取り外したのちに行
う必要がある。
このため、たとえば実開昭55−2412号公報に示
されているように、側面ライナーの外側を囲むカ
バーを開いて機枠に取りつけた側面ライナーを1
個づつ取り外すようにし、あるいは、実公昭50−
15659号公報の破砕精粒装置のように、外枠の一
部に開閉扉を設け、側面ライナーを収納した支持
環体の開口部位置にある1個の側面ライナー支持
体を前記扉に支持部材を介して連結し、この側面
ライナー支持体に取りつけた数個の側面ライナー
を扉とともに外側に取り出して、側面ライナー間
に隙間をつくつて回転ハンマーが見えるようにし
たものがある。
(本考案が解決しようとする問題点) しかるに、側面ライナーのカバーを開いたの
ち、機枠から側面ライナーを取り出すために手数
を要し、あるいは数個の側面ライナーを扉ととも
に開いても、その隙間が支持環体の開口部によつ
て制限され、他の側面ライナーがケーシング内に
収納されているため、回転ハンマーや側面ライナ
ーの取り替えに多大の時間と手数を要する欠点が
ある。
(本考案の構成) 本案は、このような欠点をなくした竪形粉砕機
を提供するもので、外枠を支持柱で連結した上部
ケーシングと下部ケーシングおよび周方向に分割
した複数個の分割側板によつて構成し、この分割
側板をそれぞれ一方端で支持柱に回動可能に取り
つけて外側に開き得るようにするとともに、この
分割側板内面に直接側面ライナーを取りつけるラ
イナー支持体をそなえ、すべての分割側板が側面
ライナーとともにそれぞれ外側へ開かれるように
してある。
(実施例) これを図に示す実施例について説明する。
図において、1はベース、2は外枠で前記ベー
ス1上に固定した下部ケーシング11と、この周
囲に支持片13・14で複数個(実施例では4
個)取りつけられた支持柱15を介して連結支持
させた上部ケーシング12と、この上部および下
部のケーシング間に配置され、前記支持柱15と
同数に分割した分割側板16とで構成されてお
り、各分割側板16はヒンジ板17によつて前記
支持柱15に回動可能に支持させてある。18は
各分割側板のヒンジ板17とは周方向の反対側端
部に設けた締付片で切欠孔18aをそなえ、支持
柱15に挿通支持した締付ねじ19を嵌入させ、
ナツト20で締めつけ固定し、分割側板16を開
かないように保持させる。3は外枠の分割側板1
6の内面に設けたライナー支持体4に周方向に並
べて取りつけられた複数個の側面ライナー、5は
回転軸、6はローター、7はローター6に取りつ
けた回転ハンマー、8は投入口、9は駆動モー
タ、10は駆動用のVベルトである。
ライナー支持体4は各分割側板16の内面に直
接取りつけられており、側面ライナー3を挿入し
うる間隔で上下に取りつけたライナーホルダー2
1・22と、一方のライナーホルダー21に重合
させた係止板23をそなえ、ライナーホルダー2
1・22には側面ライナー3の上下の支持突起3
1・32を嵌入させる径方向の切欠孔21a・2
2aを設け、係止板23には支持突起を嵌合させ
る孔23aを設けてある。24は係止板23をラ
イナーホルダー21に固定させる取付ねじ、ある
いはピンである。
側面ライナー3は、上面と下面にそれぞれ同形
状の支持突起31・32を前後に適当寸法δだけ
偏らせて突設させ、ライナーホルダー21・22
に嵌合させたときに回動しないようにしてあり、
また前後に破砕部33を設けて前後あるいは上下
を入れ替えて使用できるようにしてある。
(作 用) 回転ハンマーの取り替えを行うには、まず、所
要の1つあるいは複数の分割側板16を、ナツト
20をゆるめて締付ねじ19を締付片18からは
ずし、ヒンジ板17によつて支持柱15を中心に
して外側へ回動させる。この分割側板16の回動
によつて、分割側板とともに、その内面のライナ
ー支持体4および側面ライナー3が外部に引き出
され、外枠に上部および下部ケーシング11・1
2を残して大きな開口ができ、この開口部の側面
ライナーが引き出されているため回転ハンマー7
が露出しており、この状態のままで回転ハンマー
の取りはずし、取りつけを行う。
また、側面ライナー3を取りかえる場合も、分
割側板16をそれぞれ外側に回動させるだけで、
すべての側面ライナー3およびライナー支持体4
が引き出されて露出する。したがつて、係止板2
3を取りはずし、側面ライナー3をライナーホル
ダー21・22から抜き出して前後あるいは上下
を入れ替え、または新しい側面ライナーに取り替
えて、上下の支持突起31・32をライナーホル
ダーの切欠孔21a・22aに挿入し、ライナー
ホルダー21の上面に係止板23を重ね、その孔
23aをライナーホルダー21から突出させた支
持突起31に嵌合させて、切欠孔21a・22a
からの側面ライナー3の脱け出しを防止し、取付
ねじ24でライナーホルダー21に固着させれば
よい。
なお、この実施例では係止板23をライナーホ
ルダー21側のみに設けてあるが、ライナーホル
ダー22側にも設けるようにしてもよく、また各
分割側板に取りつけた数個の側面ライナーをそれ
ぞれ別個の係止板で係止させるようにすることも
できる。
このようにしてローター6への回転ハンマー7
の取り替えあるいはライナー支持体4への側面ラ
イナーの取り替えが終ると、分割側板16を支持
柱15を中心にして第2図矢印方向に閉じ、締付
片18の切欠孔18aに締付ねじ19を嵌入し、
ナツト20で締めつけ固定させる。
(本考案の効果) 上述のように、本案は外枠を上部ケーシングと
下部ケーシングおよび複数個の分割側板で構成
し、各分割側板をそれぞれ周方向の一方端部で支
持柱に回動できるよう支持させて外側に開くよう
にするとともに、この分割側板の内面にライナー
支持体を設けて側面ライナーを周方向に並べて着
脱できるように取りつけてあるから、回転ハンマ
ーの摩耗により取り替えが必要になると、外枠を
構成する分割側板を開くことによつて外枠自体を
大きく開口させると同時にローターを囲む側面ラ
イナーの除去が1動作で行われ、大きな開口をつ
くつて回転ハンマーを露出させ、この開口部分か
ら回転ハンマーの取り替えを容易に行うことがで
きるとともに、全部の側面ライナーを簡単に外部
に引き出して取り替えを行うことができ、回転ハ
ンマーあるいは側面ライナーの取り替え作業を著
しく簡単、迅速に行うことができ、また、通常の
保守・点検あるいは内部の清掃なども容易になる
などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案実施例の側面図で一部を断面で示
してある。第2図は分割側板の一つを開いた状態
を示し一部の側面ライナーを省略した平断面図、
第3図は分割側板の一部拡大上面図、第4図はA
−A線にそう断面図である。 1はベース、2は外枠、3は側面ライナー、4
はライナー支持体、7は回転ハンマー、11は下
部ケーシング、12は上部ケーシング、13・1
4は支持片、15は支持柱、16は分割側板、1
7はヒンジ板、18は締付片、19は締付ねじ、
21・22はライナーホルダー、23は係止板、
24は取付ねじである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転軸にローターと回転ハンマーを設け、前
    記ローターを囲んで、多数の側面ライナーをそ
    なえた竪形粉砕機において、外枠を上部ケーシ
    ングと下部ケーシングおよび前記上部および下
    部ケーシング間に周方向に分割して配置し、そ
    れぞれ周方向の一方端部を回動可能に支持させ
    て外側へ開くようにした複数個の分割側板とで
    構成し、前記各分割側板の内面にそれぞれ側面
    ライナーを支持するライナー支持体をそなえ、
    このライナー支持体に、円周方向に並べて着脱
    可能に取りつけた複数個の側面ライナーを設け
    たことを特徴とする竪形粉砕機。 (2) 前記ライナー支持体が、それぞれ側面ライナ
    ーの上面および下面の支持突起を挿入する径方
    向の切欠孔を設けた上下のライナーホルダー
    と、前記ライナーホルダーの少なくとも一方に
    重合固着され支持突起に嵌合する孔を設けた係
    止板とをそなえている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の竪形粉砕機。 (3) 前記側面ライナーの支持突起が、上面の支持
    突起軸心と下面の支持突起軸心を、側面ライナ
    ー中心から対称的に偏位させてある実用新案登
    録請求の範囲第2項記載の竪形粉砕機。
JP19700182U 1982-12-24 1982-12-24 竪形粉砕機 Granted JPS59102149U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19700182U JPS59102149U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 竪形粉砕機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19700182U JPS59102149U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 竪形粉砕機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59102149U JPS59102149U (ja) 1984-07-10
JPS6143546Y2 true JPS6143546Y2 (ja) 1986-12-09

Family

ID=30422312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19700182U Granted JPS59102149U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 竪形粉砕機

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JPS59102149U (ja) 1984-07-10

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