JP2000262919A - 穀物殻の粉砕機 - Google Patents

穀物殻の粉砕機

Info

Publication number
JP2000262919A
JP2000262919A JP11070076A JP7007699A JP2000262919A JP 2000262919 A JP2000262919 A JP 2000262919A JP 11070076 A JP11070076 A JP 11070076A JP 7007699 A JP7007699 A JP 7007699A JP 2000262919 A JP2000262919 A JP 2000262919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
grain
passage
supply device
pulverizing section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11070076A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Matsuoka
信夫 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOIL GIKEN KK
Original Assignee
SOIL GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SOIL GIKEN KK filed Critical SOIL GIKEN KK
Priority to JP11070076A priority Critical patent/JP2000262919A/ja
Publication of JP2000262919A publication Critical patent/JP2000262919A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ホッパ側の穀物殻の量が減少した場合にもホッ
パからの粉塵の飛散が防止される構成の穀物殻の粉砕機
を提供する。 【解決手段】穀物殻を粉砕する粉砕部3と、穀物殻を導
入するホッパ2との間に、粉砕部3からホッパ2側への
穀物殻の逆流を防止する構造の穀物殻供給装置4を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀物殻を粉砕して
再利用を可能とする粉砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】穀物殻はそのままでは再利用は困難であ
るが、これを粉砕して粉体にすることにより、菌糸類の
生産床、野菜生産の苗床の補助材または肥料や飼料等に
再利用することができる。従来の穀物殻の粉砕機は、図
4に示すように、円形のケース5に貫通して設けた回転
軸6に一対の円盤8を取付け、一対の円盤8間に周方向
に間隔を有して軸9を配設し、各軸9にハンマーヘッド
11Aをそれぞれ複数個ずつ回転自在に偏心させて取付
けて粉砕部3Aを構成し、ケース5の上部にホッパ2A
を取付けてなる。
【0003】この粉砕機は、ホッパ2Aから投入する穀
物殻を、不図示のモータにより円盤8を高速回転させる
ことにより、軸9に取付けたハンマーヘッド11Aを矢
印R方向に回転させ、その遠心力でハンマーヘッド11
Aをその重心が軸9より外側にあるように放射状とし、
ハンマーヘッド11Aで穀物殻を打撃してその衝撃で穀
物殻を粉砕する。粉砕されて粉体のうち、ケース5の底
部に設けた多数の小穴を通過できるサイズとなったもの
はその小穴を通過して下方に落下する。
【0004】従来の粉砕機として、粉砕部が円すい形の
破砕用回転体を円すい形のケース内に収容してその回転
体により穀物殻を摺り潰すものもあり、この場合もケー
スの上部に穀物殻投入用のホッパを設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の穀物殻の粉砕機
は、前述のように、粉砕手段を収容したケース5の上部
にホッパ2Aを設けた構成を有している。この従来構造
によると、ホッパ2A内の穀物殻の量が少なくなると、
粉砕した穀物殻がホッパ2A内を逆流し、粉塵がホッパ
2Aの周囲に飛散してしまうという問題点があった。
【0006】本発明は、上述のような問題点に鑑み、ホ
ッパ側の穀物殻の量が減少した場合にもホッパからの粉
塵の飛散が防止される構成の穀物殻の粉砕機を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の穀物殻の粉砕
機は、穀物殻を粉砕する粉砕部と、穀物殻を導入するホ
ッパとの間に、粉砕部からホッパ側への逆流を防止する
構造の穀物殻供給装置を設けたことを特徴とする。
【0008】このように、粉砕部とホッパとの間に粉砕
部からホッパ側への逆流を防止する構造の穀物殻供給装
置を設ければ、該穀物殻供給装置により粉塵の逆流が防
止され、粉塵の飛散が防止される。
【0009】請求項2の穀物殻の粉砕機は、請求項1に
おいて、前記穀物殻供給装置がスクリューコンベヤであ
ることを特徴とする。
【0010】このように、穀物殻供給装置をスクリュー
コンベヤとすれば、スクリューコンベヤは、その筒体内
の螺旋羽根により穀物殻が有効に防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明による穀物殻の粉砕
機の一実施の形態を示す側面図、図2(A)はその要部
を示す断面図、図2(B)はその粉体通過部の断面図、
図3は粉砕部の内部構造を示す斜視図である。
【0012】図1において、1は粉砕機を搭載する枠で
あり、枠1上にはホッパ2と、粉砕部3と、ホッパ2と
粉砕部3との間に設けられた穀物殻供給装置4が搭載さ
れる。粉砕部2は、枠1上に固定された円筒状のケース
5を有し、ケース5には回転軸6が回転自在に貫通す
る。図3に示すように、回転軸6は枠1の両側に設けた
軸受7、7で支持される。該回転軸6には図3に示すよ
うに一対の円盤8、8を設ける。そして複数本の軸9を
その各両端を円盤8、8に固定して取付け、各軸9に円
筒形のスペーサ10と矩形板状の硬質鋼材からなるハン
マーヘッド11とを交互に取付ける。ハンマーヘッド1
1はその偏心位置に設けた穴を軸9に対して回転自在に
嵌合して取付けられる。
【0013】図1に示すように、前記回転軸6の駆動装
置は、回転軸6の一端に設けられたプーリ12と、枠1
に搭載したモータ13の出力プーリ14との間にベルト
15を掛けることにより構成される。
【0014】図2(A)に示すケース5の下部には、角
度θの範囲にわたり、図2(B)に示すように、粉砕さ
れた穀物殻をケース5から下方に落下させるため、ケー
ス5の底板部に粉砕された穀物殻が通過できる小穴16
を設けるか、あるいは金網からなる粉体通過部17が設
けられる。
【0015】穀物殻供給装置4は、穀物殻の通路18を
構成する円筒部内にスクリューロッド19を挿通した螺
旋羽根を有するスクリューコンベヤからなる。20はス
クリューロッド19を回転させるモータである。ホッパ
2は、通路18の上面開口部にホッパ2の下端開口部を
結合して設けられる。通路18は筒形をなすことによ
り、ホッパ2と粉砕部3との間で通路内部が外部から遮
断された構造となる。
【0016】この穀物殻の粉砕機は、ホッパ2内に穀物
殻を供給し、モータ20によりスクリューロッド19を
回転させ、同時に前記モータ13により円盤8を例えば
3000rpmの速度で回転させて穀物殻の粉砕を行
う。円盤8の回転により、図2(A)に示すように、各
ハンマーヘッド11は遠心力により、その重心が軸9よ
り外側になるような放射状の姿勢をとりながら回転し、
ホッパ2からスクリューコンベヤ4により供給される穀
物殻をハンマーヘッド11により打撃して衝撃により穀
物殻を粉砕する。粉砕されて細かくなった穀物殻は粉体
通過部17の小穴16から落下する。
【0017】穀物殻が集積する脱穀所等で連続的に穀物
殻の粉砕を行う場合は、穀物殻を集積させた集積缶等か
らホッパ2に例えば不図示のベルトコンベヤにより自動
的に穀物殻を供給し、ホッパ2においてはその中の穀物
殻のレベルを検出し、ある基準低位レベル以下になると
前記穀物殻を前記ベルトコンバヤを作動させ、ある基準
高位レベルにより高くなると前記ベルトコンベヤを停止
させてホッパ2内に穀物殻が常に所定レベル以上存在す
るようにし、また、粉砕部3の下部にもベルトコンベヤ
を配置して所定の箇所あるいは缶に集積させるか、もし
くはトラック等に搭載する。
【0018】このような作業中に、例えば穀物殻の供給
源で穀物殻が無になる等の理由により、ホッパ2あるい
はベルトコンベヤ4中の穀物殻が無くなるかあるいは少
なくなり、ハンマーヘッド11が前述のように図2
(A)の矢印Rで示すように高速回転しても、ケース5
内の粉塵がホッパ2側へ逆流することがスクリューコン
ベヤ4により防止され、ホッパ2から周囲に飛散するこ
とが防止される。
【0019】本発明において、前記穀物殻供給装置4と
しては、例えば水車式に構成したり、筒内にベルトコン
ベヤあるいはベルトコンベヤに穀物殻搬送用板やバケッ
ト等を取付けたコンベヤ装置等を用いることができる。
ただし前記実施の形態のように、スクリューコンベヤを
穀物殻供給装置4として設ければ、通路18となる円筒
部を、スクリューコンベア19の螺旋羽根がその軸方向
に見て閉塞する構造であるため、穀物殻のホッパ2側へ
の逆流が有効に防止される。また、スクリューコンベヤ
はコンパクトで実施が容易であるという利点がある。本
発明は、粉砕部が円すい形の破砕用回転体を円すい形の
ケース内に収容したものにより構成する場合にも適用す
ることができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1によれば、穀物殻を粉砕する粉
砕部と、穀物殻を導入するホッパとの間に、粉砕部から
ホッパ側への穀物殻の逆流を防止する構造の穀物殻供給
装置を設けたので、ホッパ内に穀物殻が無くなるか少な
くなっても、前記穀物殻供給装置により粉砕部からの粉
塵の逆流が防止され、粉塵のホッパからの飛散が防止さ
れる。
【0021】請求項2によれば、請求項1において、前
記穀物殻供給装置をスクリューコンベヤにより構成した
ので、粉塵の逆流が有効に防止されると共に、コンパク
トに構成でき、容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による穀物殻の粉砕機の一実施の形態を
示す側面図である。
【図2】(A)は本実施の形態の粉砕機の要部の構成を
示す断面図、(B)はその粉体通過部の一例を示す断面
図である。
【図3】本実施の形態の粉砕部の内部構造を示す斜視図
である。
【図4】従来の粉砕機の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1:枠、2:ホッパ、3:粉砕部、4:穀物殻供給装
置、5:ケース、6:回転軸、7:軸受、8:円盤、
9:軸、10:スペーサ、11:ハンマーヘッド、1
2:プーリ、13:モータ、14:出力プーリ、15:
ベルト、16:小穴、17:粉体通過部、18:通路、
19:スクリューロッド、20:モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀物殻を粉砕する粉砕部と、穀物殻を導入
    するホッパとの間に、粉砕部からホッパ側への逆流を防
    止する構造の穀物殻供給装置を設けたことを特徴とする
    穀物殻の粉砕機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記穀物殻供給装置が
    スクリューコンベヤであることを特徴とする穀物殻の粉
    砕機。
JP11070076A 1999-03-16 1999-03-16 穀物殻の粉砕機 Pending JP2000262919A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11070076A JP2000262919A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 穀物殻の粉砕機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11070076A JP2000262919A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 穀物殻の粉砕機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000262919A true JP2000262919A (ja) 2000-09-26

Family

ID=13421105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11070076A Pending JP2000262919A (ja) 1999-03-16 1999-03-16 穀物殻の粉砕機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000262919A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105013594A (zh) * 2014-04-30 2015-11-04 北京长峰金鼎科技有限公司 一种简化无尘投料斗
WO2021157223A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12 日本国土開発株式会社 回転式破砕装置および回転式破砕方法
KR20220013616A (ko) * 2020-07-27 2022-02-04 주식회사 우원 파우더 분쇄 장치

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105013594A (zh) * 2014-04-30 2015-11-04 北京长峰金鼎科技有限公司 一种简化无尘投料斗
WO2021157223A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12 日本国土開発株式会社 回転式破砕装置および回転式破砕方法
JPWO2021157223A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12
JP7074934B2 (ja) 2020-02-07 2022-05-24 日本国土開発株式会社 回転式破砕装置および回転式破砕方法
KR20220013616A (ko) * 2020-07-27 2022-02-04 주식회사 우원 파우더 분쇄 장치
KR102481137B1 (ko) * 2020-07-27 2022-12-26 주식회사 우원 파우더 분쇄 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4486740B2 (ja) 粉砕分別機
JP2909503B2 (ja) 回転型衝撃破砕機
KR200433588Y1 (ko) 다용도 분쇄 장치
JP4289013B2 (ja) 穀物の衝撃式粉砕装置
JP3569208B2 (ja) 縦型破砕装置の破砕部構造
JP2000262919A (ja) 穀物殻の粉砕機
JP3122653B2 (ja) 籾殻粉砕装置
JP2003047867A (ja) 製粉機
JP2004174380A (ja) 粉砕機
CN207463359U (zh) 一种防堵塞粉碎机
JP3093644B2 (ja) 粉砕機
KR200185250Y1 (ko) 분쇄기
JP2001340778A (ja) 穀物殻の粉砕機
CN215996955U (zh) 一种饲料原料粉碎机
CN217747241U (zh) 饲料酶生产用物料粉碎装置
US4448357A (en) Rotary macerator
KR200219282Y1 (ko) 곡물 분쇄장치
JP3045149U (ja) 回転式粉砕機
JPS6121745A (ja) 微粉砕機
CN216459158U (zh) 小型锤式自吸饲料强力粉碎机
KR100628374B1 (ko) 왕겨 분쇄장치
KR100202334B1 (ko) 왕겨분쇄장치
JP3261051B2 (ja) 堆肥製造用破砕装置
KR200163169Y1 (ko) 곡물 분쇄기
JP2524307B2 (ja) 木片の粉砕機