JP2524307B2 - 木片の粉砕機 - Google Patents

木片の粉砕機

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JP2524307B2
JP2524307B2 JP5243692A JP24369293A JP2524307B2 JP 2524307 B2 JP2524307 B2 JP 2524307B2 JP 5243692 A JP5243692 A JP 5243692A JP 24369293 A JP24369293 A JP 24369293A JP 2524307 B2 JP2524307 B2 JP 2524307B2
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由和 小林
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Miike Tekkosho KK
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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製材所で生じる木片
や端材や木工所で木材加工中発生する端材、その他板の
破片等の各種木片、木屑からオガクズ等の粒状物、粉状
物を造る木片の粉砕機に関する。
【0002】従来、この種の木材の粒状物・粉状物の製
造に限定した破砕機は少ないが、製紙用のチップを造る
木の破砕機は古くから使用されている。それは、回転駆
動される一対のロータに各々周設された複数の破砕刃の
噛み込みによって木片を噛み砕く構造で処理能力は大き
いが大きな動力を要していた。また他に、水平状態で回
動される単一ロータの周りの破砕刃によって、ケーシン
グの固定刃上の木片を削いで行くものものある。オガク
ズは、きのこの培地やボイラー燃料、固形燃料製造、粉
末炭(活性炭)の原料として急速に需要が高まってお
り、効率的に造る粉砕機が待望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者は、比較的大きな
動力で大量のチップを造ることができ、オガクズも副産
物的に生じるが、構造が大形で重く、また破砕刃の損耗
も早い等の問題がある。後者は、小形で処理能力が小さ
いわりに、破砕刃、固定刃の傷みが早いと言った問題が
ある。本発明は、上記に鑑み案出されたものであって、
回転バランスが良く高速回転で比較的小動力で効率的に
特にオガクズを大量に造ることができ、回転刃の損耗も
比較的少なく、粒子選別スクリーンの目詰りが起りにく
く、小形化によってハンディに取扱いできる木片の粉砕
機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の木片の粉砕機は、上方に木片の投入口をまた底部に
粉砕物の排出口を備えたケーシングと、該ケーシングの
底を貫通して上方に突設された回転駆動軸と、該回転駆
動軸の上部に水平に固定された多孔回転テーブルと、該
多孔回転テーブル上に取付られた複数の高さの低い回転
刃と、該回転刃が上方に突出するように該回転刃を避け
て上記多孔回転テーブルの上面に取付られ粉砕物粒子を
選別するスクリーンとから構成されていることを特徴と
している。
【0005】
【実施例及び作用】以下に、本発明の木片の粉砕機の代
表実施例を添付図面を参照にして詳細に説明する。図1
は本発明の木片の粉砕機の外観を示す立面図、図2は同
上の平面図、図3は同木片の粉砕機の要部の縦断面図、
図4は図3におけるIV−IV矢視線に沿った断面図、図5
は同回転刃の配置状態を示す平面図、図6は同回転テー
ブルの平面図、図7は同2つ割りのスクリーンの平面図
である。
【0006】図1から図7において、オガクズ製造用の
木片の粉砕機1は、ロック式の開閉蓋11aを備えた頂
板11に覆われ脚台5上に据え付けられた円筒状のケー
シング10と、該ケーシング10の底板12に中心部で
貫設され軸受13を介して支持された回転駆動軸21
と、該駆動軸21の上端部に底板12から隔設されてキ
ー及びキャップ22aとボルト22bによって固定され
た円形の回転テーブル23とその上面に取替え可能に搭
載されたスクリーン24と、スクリーン24の切り抜き
部24a、24aから上方に突出するようにテーブル2
3上に180°ピッチ角度で搭載固定された回転刃3
0、30と、底板12とテーブル23との間のケーシン
グ周壁10aに接線方向に設けられたオガクズの排出口
14と、ケーシング周壁10aのスクリーン24から若
干上方に離れた内面から突設された木片共回り防止部材
17と、上記駆動軸21にその下端のプーリ21aとベ
ルト31を介して回転力を伝えるモータ40とから構成
されている。
【0007】ケーシング10は、竪円筒形を成してお
り、回転刃30の点検や取替を行いやすくするために回
転テーブル23のレベルで上下に分割されており、フラ
ンジ10b、10bによって連結されている。ロック式
の開閉蓋11aは、投入された木片の運転中の飛び出し
を防ぐと共に、騒音をシャットアウトする。また、モー
タ40は、脚台5の側部にブラケット6、6によって搭
載され、コンパクトな一ユニットとして組み立てられて
おり、持ち運びが容易な構成となっている。排出口14
は、フレキシブルダクト等によってサイクロン式オガク
ズ集収器と吸引機に連結される。図示の排出口14は、
反時計方向回転のものであるが、時計方向回転のものを
併設してもよい。
【0008】回転駆動軸21は、中間部に大径のカラー
部21bを有しており、軸受13の内のスラストベアリ
ング13aによって自重の他に木材、回転刃30、スク
リーン24、テーブル23、プーリ21aの重量が支え
られている。回転テーブル23は、多数の円形の打抜き
孔23aと回転刃30の搭載窪み23bとを有した円板
23cと、該円板23cの下面に90°のピッチ角度で
取付けられたリブ状の4枚の羽根23dと、円板23c
の中心開口部に一体に取付けられたスリーブ23eとか
ら構成されており、スリーブ23eによって回転駆動軸
21の小径上端部21cを成す段に支えられると共にキ
ー(図示は省略)とキャップ22a及びボルト22bに
よって固定されている。回転中、羽根23dは、製造さ
れたオガクズを排出口14へ向けて排斥する。
【0009】スクリーン24は、オガクズの粒子の粗さ
を決めるもので交換可能となっている。即ち、回転テー
ブル23の外周部のフック状の凹所23fに2分体ごと
に円周縁部24bを差し込み、中心線に沿って合わせて
中央開口部においてキャップ22aとボルト22bによ
って回転テーブル23の中央スリーブ24e上に締着さ
れ、遠心力に充分耐える構造となっている。回転刃30
は、回転テーブル23の中心線に沿った厚肉部の窪み2
3bに押しボルト35によって上記スクリーン24から
上方に突出するように固定され、高さの低い矩形板状本
体の両側部に凹凸状の鋸刃エッジ31、・・・を多数形
成して成り、両回転方向において使用される(モータ3
0が可逆転で排出口14も両回転用のものがある場合)
が、一方向回転の本実施例では、切れ味が悪化した場合
に向きを変えて2回使用することができるようになって
いる。回転刃30は、テーブル23、スクリーン24と
共に勢車のように回転エネルギーを維持し、比較的少な
い動力で、高速回転で効率的に、投入された木材の下部
から削ぐようにオガクズを製造して行く。回転刃30の
数、向きは、回転バランスを悪化させない限り、多様な
選択が可能である。
【0010】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の木片の粉砕機
に依れば、回転バランスが良いため高速回転ができ、大
きい回転モーメントで比較的少動力で大量のオガクズ等
の粉砕物を製造することができ、また回転刃の高さが低
く大きな衝撃を受けないため使用寿命を延ばすことがで
きる。またスクリーンは回転テーブルと共に回転して木
片と当って目詰りを起すことが無い。更にモータ等の駆
動源も含めてコンパクトなユニットとして組み立てるこ
とができ、据え付け場所も小さくてよく、移設も容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の木片の粉砕機の外観を示す立面図であ
る。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同木片の粉砕機の要部の縦断面図である。
【図4】図3におけるIV−IV矢視線に沿った断面図であ
る。
【図5】同回転刃の配置状態を示す平面図である。
【図6】同回転テーブルの平面図である。
【図7】同2つ割りのスクリーンの平面図である。
【符号の説明】
1 木片の粉砕機 10 ケーシング 11a 投入口(開閉蓋) 14 排出口 21 回転駆動軸 23 回転テーブル 24 スクリーン 30 回転刃

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に木片の投入口をまた底部に粉砕物
    の排出口を備えたケーシングと、該ケーシングの底を貫
    通して上方に突設された回転駆動軸と、該回転駆動軸の
    上部に水平に固定された多孔回転テーブルと、該多孔回
    転テーブル上に取付られた複数の高さの低い回転刃と、
    該回転刃が上方に突出するように該回転刃を避けて上記
    多孔回転テーブルの上面に取付られ粉砕物粒子を選別す
    るスクリーンとから構成されていることを特徴とする木
    片の粉砕機。
JP5243692A 1993-09-02 1993-09-02 木片の粉砕機 Expired - Fee Related JP2524307B2 (ja)

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JPH0768513B2 (ja) * 1988-09-22 1995-07-26 菊水化学工業株式会社 浮遊石綿粉塵等の除去方法

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