JP2002191173A - スイッチング電源 - Google Patents
スイッチング電源Info
- Publication number
- JP2002191173A JP2002191173A JP2000388326A JP2000388326A JP2002191173A JP 2002191173 A JP2002191173 A JP 2002191173A JP 2000388326 A JP2000388326 A JP 2000388326A JP 2000388326 A JP2000388326 A JP 2000388326A JP 2002191173 A JP2002191173 A JP 2002191173A
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- JP
- Japan
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- power supply
- switching power
- output voltage
- circuit
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スイッチング電源のコンバータトランスのサ
イズを大型化することなしに待機電力の低減を図ること
ができるスイッチング電源を提供する。 【解決手段】 コンバータトランス４の２次側の整流・
平滑回路と出力電圧設定用の複数の抵抗１０、１１、１
２とに定電圧検出回路９を接続し、検出した電圧を１次
側にフィードバックして出力電圧を安定化するスイッチ
ング電源において、出力側と定電圧検出回路との間の出
力電圧設定用の抵抗１０、１１のいずれか１つの抵抗と
並列にＰＮＰトランジスタ１３を接続し、該ＰＮＰトラ
ンジスタ１３のベースに抵抗１４と整流ダイオード１５
とを直列接続して出力電圧可変回路を構成したことを特
徴としている。
イズを大型化することなしに待機電力の低減を図ること
ができるスイッチング電源を提供する。 【解決手段】 コンバータトランス４の２次側の整流・
平滑回路と出力電圧設定用の複数の抵抗１０、１１、１
２とに定電圧検出回路９を接続し、検出した電圧を１次
側にフィードバックして出力電圧を安定化するスイッチ
ング電源において、出力側と定電圧検出回路との間の出
力電圧設定用の抵抗１０、１１のいずれか１つの抵抗と
並列にＰＮＰトランジスタ１３を接続し、該ＰＮＰトラ
ンジスタ１３のベースに抵抗１４と整流ダイオード１５
とを直列接続して出力電圧可変回路を構成したことを特
徴としている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はスイッチング電源に
関するものであり、出力側が待機時に入力電力を低減す
るものである。
関するものであり、出力側が待機時に入力電力を低減す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来より用いられているスイッチ
ング電源で、出力側が待機時にスイッチング電源の入力
電力を低減させるためには、発振周波数を下げる等の対
策が必要で、その対策によりコンバータトランスの構造
を変更するか、コアサイズをランクアップしなければな
らず、スイッチング電源のサイズが大型化する等の問題
があった。
ング電源で、出力側が待機時にスイッチング電源の入力
電力を低減させるためには、発振周波数を下げる等の対
策が必要で、その対策によりコンバータトランスの構造
を変更するか、コアサイズをランクアップしなければな
らず、スイッチング電源のサイズが大型化する等の問題
があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題があ
ったため、スイッチング電源のコンバータトランスのサ
イズを大型化することなしに待機電力を低減する手段が
要求されていた。
ったため、スイッチング電源のコンバータトランスのサ
イズを大型化することなしに待機電力を低減する手段が
要求されていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決したものであり、図１のように、コンバータトランス
４の２次側の整流・平滑回路と出力電圧設定用の複数の
抵抗１０、１１、１２とに定電圧検出回路９を接続し、
検出した電圧を１次側にフィードバックして出力電圧を
安定化するスイッチング電源において、出力側と定電圧
検出回路との間の出力電圧設定用の抵抗１０、１１のい
ずれか１つの抵抗と並列にＰＮＰトランジスタ１３を接
続し、該ＰＮＰトランジスタ１３のベースに抵抗１４と
整流ダイオード１５とを直列接続して出力電圧可変回路
を構成したことを特徴とするスイッチング電源である。
決したものであり、図１のように、コンバータトランス
４の２次側の整流・平滑回路と出力電圧設定用の複数の
抵抗１０、１１、１２とに定電圧検出回路９を接続し、
検出した電圧を１次側にフィードバックして出力電圧を
安定化するスイッチング電源において、出力側と定電圧
検出回路との間の出力電圧設定用の抵抗１０、１１のい
ずれか１つの抵抗と並列にＰＮＰトランジスタ１３を接
続し、該ＰＮＰトランジスタ１３のベースに抵抗１４と
整流ダイオード１５とを直列接続して出力電圧可変回路
を構成したことを特徴とするスイッチング電源である。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１のスイッチング電源の点線の
枠部で示したように、出力電圧設定用の抵抗１０、１１
のいずれか１つの抵抗と並列にＰＮＰトランジスタ１３
を接続し、該ＰＮＰトランジスタ１３のベースに抵抗１
４と整流ダイオード１５とを直列接続して、外部入力信
号をＬに落とすことによりＰＮＰトランジスタ１３をオ
ンして出力電圧を可変できる出力電圧可変回路を構成す
る。出力側が待機状態に入ると、外部入力信号をＬに落
とすことにより出力電圧可変回路のＰＮＰトランジスタ
１３がオンし、出力電圧設定用の抵抗１０を短絡して分
圧比を変化させ、出力電圧Ｖ０をＶ０’に下げることで
入力電力を低減させることができる。
枠部で示したように、出力電圧設定用の抵抗１０、１１
のいずれか１つの抵抗と並列にＰＮＰトランジスタ１３
を接続し、該ＰＮＰトランジスタ１３のベースに抵抗１
４と整流ダイオード１５とを直列接続して、外部入力信
号をＬに落とすことによりＰＮＰトランジスタ１３をオ
ンして出力電圧を可変できる出力電圧可変回路を構成す
る。出力側が待機状態に入ると、外部入力信号をＬに落
とすことにより出力電圧可変回路のＰＮＰトランジスタ
１３がオンし、出力電圧設定用の抵抗１０を短絡して分
圧比を変化させ、出力電圧Ｖ０をＶ０’に下げることで
入力電力を低減させることができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の実施例によるスイッチング電
源の回路図であり、図２は従来例の回路図である。図１
においては、出力側が待機状態に入ると、出力電圧設定
用の抵抗１０と並列に接続したＰＮＰトランジスタ１３
が、外部入力信号をＬに落とすことによりオンし、該抵
抗１０を短絡し、抵抗１０、１１、１２の分圧比を変化
させることで、表１に示すように出力電圧はＶ０＝２５
ＶからＶ０’＝１４．５Ｖに低下し、入力電力も、１．
２３Ｗから０．９５Ｗに低減させることができる。な
お、上記実施例では抵抗１０にＰＮＰトランジスタを並
列接続したが、抵抗１１に接続しても同様の効果が得ら
れる。
源の回路図であり、図２は従来例の回路図である。図１
においては、出力側が待機状態に入ると、出力電圧設定
用の抵抗１０と並列に接続したＰＮＰトランジスタ１３
が、外部入力信号をＬに落とすことによりオンし、該抵
抗１０を短絡し、抵抗１０、１１、１２の分圧比を変化
させることで、表１に示すように出力電圧はＶ０＝２５
ＶからＶ０’＝１４．５Ｖに低下し、入力電力も、１．
２３Ｗから０．９５Ｗに低減させることができる。な
お、上記実施例では抵抗１０にＰＮＰトランジスタを並
列接続したが、抵抗１１に接続しても同様の効果が得ら
れる。
【０００７】
【表１】
【０００８】図２の従来例では、上記のような出力電圧
可変回路が設けられていないため、入力電力を低減させ
るには発振周波数を下げる等の処理が必要であり、その
ため、コンバータトランスの構造を変えたり（ギャップ
幅を不均等にする等）、コアサイズをランクアップする
等の対策が要求され、コンバータトランスが大型化し、
それに伴いコストが高くなるという問題がある。図１の
実施例によるスイッチング電源のサイズおよびコスト
を、図２の従来例でコンバータトランスの構造を変え、
入力電力を同等にした比較例と比較した。その結果を表
２に示す。表２より明らかなように、出力電圧可変回路
を設けた本発明の実施例では、コンバータトランスのサ
イズを小型化し、スイッチング電源のサイズを小さくす
ることができ、それによりコストの低減をも図ることが
できた。
可変回路が設けられていないため、入力電力を低減させ
るには発振周波数を下げる等の処理が必要であり、その
ため、コンバータトランスの構造を変えたり（ギャップ
幅を不均等にする等）、コアサイズをランクアップする
等の対策が要求され、コンバータトランスが大型化し、
それに伴いコストが高くなるという問題がある。図１の
実施例によるスイッチング電源のサイズおよびコスト
を、図２の従来例でコンバータトランスの構造を変え、
入力電力を同等にした比較例と比較した。その結果を表
２に示す。表２より明らかなように、出力電圧可変回路
を設けた本発明の実施例では、コンバータトランスのサ
イズを小型化し、スイッチング電源のサイズを小さくす
ることができ、それによりコストの低減をも図ることが
できた。
【０００９】
【表２】
【００１０】
【発明の効果】上記したように、本発明の実施例におい
ては、出力電圧可変回路を設けることにより、入力電力
の低減を図ることができ、かつ、コンバータトランスの
サイズを小型化し、スイッチング電源のサイズを小さく
することができ、コストも低減することができる。
ては、出力電圧可変回路を設けることにより、入力電力
の低減を図ることができ、かつ、コンバータトランスの
サイズを小型化し、スイッチング電源のサイズを小さく
することができ、コストも低減することができる。
【図１】本発明の実施例によるスイッチング電源の回路
図である。
図である。
【図２】従来のスイッチング電源の回路図である。
１ 交流電源 ２ 整流ダイオード ３ 平滑コンデンサ ４ コンバータトランス ５ インバータ ６ 制御回路 ７、１５ ダイオード ８ コンデンサ ９ 定電圧検出回路 １０、１１、１２ 抵抗（出力電圧設定用） １３ ＰＮＰトランジスタ １４ 抵抗
Claims (1)
- 【請求項１】 コンバータトランスの２次側の整流・平
滑回路と出力電圧設定用の複数の抵抗とに定電圧検出回
路を接続し、検出した電圧を１次側にフィードバックし
て出力電圧を安定化するスイッチング電源において、 出力側と定電圧検出回路との間の出力電圧設定用の抵抗
の１つと並列にＰＮＰトランジスタを接続し、該ＰＮＰ
トランジスタのベースに抵抗と整流ダイオードとを直列
接続して出力電圧可変回路を構成したことを特徴とする
スイッチング電源。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000388326A JP2002191173A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | スイッチング電源 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000388326A JP2002191173A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | スイッチング電源 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002191173A true JP2002191173A (ja) | 2002-07-05 |
Family
ID=18855086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000388326A Pending JP2002191173A (ja) | 2000-12-21 | 2000-12-21 | スイッチング電源 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002191173A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013038583A1 (ja) * | 2011-09-14 | 2013-03-21 | パナソニック株式会社 | 半導体装置およびそれを備えた電源システム |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62268358A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-20 | Tohoku Metal Ind Ltd | 昇圧型リンギングチヨ−クコンバ−タ |
| JPH07170730A (ja) * | 1993-12-15 | 1995-07-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 直流ー直流変換器 |
-
2000
- 2000-12-21 JP JP2000388326A patent/JP2002191173A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62268358A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-20 | Tohoku Metal Ind Ltd | 昇圧型リンギングチヨ−クコンバ−タ |
| JPH07170730A (ja) * | 1993-12-15 | 1995-07-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 直流ー直流変換器 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013038583A1 (ja) * | 2011-09-14 | 2013-03-21 | パナソニック株式会社 | 半導体装置およびそれを備えた電源システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070611 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091218 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100615 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101019 |