JP2002190928A - 画像読み取り装置の異常処理方法 - Google Patents

画像読み取り装置の異常処理方法

Info

Publication number
JP2002190928A
JP2002190928A JP2000387838A JP2000387838A JP2002190928A JP 2002190928 A JP2002190928 A JP 2002190928A JP 2000387838 A JP2000387838 A JP 2000387838A JP 2000387838 A JP2000387838 A JP 2000387838A JP 2002190928 A JP2002190928 A JP 2002190928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reflected light
light source
time
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000387838A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Noguchi
行男 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000387838A priority Critical patent/JP2002190928A/ja
Publication of JP2002190928A publication Critical patent/JP2002190928A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準反射部材が経時汚れ等で汚れて、要求さ
れる光量を得られず、補正が正常に行われないにもかか
わらず光変動補正制御を繰り返すという不具合や、この
場合、基準反射部材の検出位置をずらして同様の制御を
繰り返し行うことができるが、検出トータル時間が長く
なるという不具合を解消する方法を提供する。 【解決手段】 画像データを記憶するバッファの残量が
所定量以下の状態になったとき、原稿走査動作を一時停
止し、コンタクトガラス端部近傍に設けた光源反射部材
の反射光を用いて基準反射光のピーク値を測定し(s1
6−3)、このピーク値が所定値より大ならば(s16
−4でN)そのピーク値を保持し(s16−5)、その
後バッファ残量が所定値に戻り走査動作を再開する際に
再びピーク値を測定し、前記一時停止時と再開時の測定
結果に基づいて光源変動に対する補正を行い、一時停止
時の基準反射光の測定時にピーク値が所定値以下である
場合には(s16−4でY)、光源を強制的に消灯する
(s16−6)構成にした。その他2項ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイメージスキャナー
など画像読み取り装置における光変動補正制御の異常処
理に関するもので、特に複写機、ファクシミリ装置など
の画像読み取り装置における光変動補正制御の異常処理
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読み取り装置では、原稿台ガラスの
上に原稿を載せ、原稿面からの反射光を光電変換素子と
してのラインセンサに導いて結像させる。このような画
像読み取り装置では、ラインセンサの長手方向である主
走査方向に平行に基準反射部材を設け、基準反射部材か
らの反射光を読み取った結果を基準としてラインセンサ
内の個々の素子の感度の不均一性や結像レンズなどの特
性、および光源による主走査方向の不均一性を補正する
(シェーディング補正と呼ばれている)。
【0003】しかしながら、このような補正方法では、
点灯後に発生する光源の光量の経時的変化を補正できな
いという問題があった。そのため、特開平10−308
849号公報に示された従来技術では、副走査方向に基
準反射部材を設け、原稿からの反射光の迷光を遮断した
状態で、基準反射部材からの反射光を読み取った結果を
基準として光量の経時的変化を補正するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
特開平10−308849号公報では、基準反射部材が
経時汚れ等で汚れていた場合は、要求される光量を得ら
れない可能性があり、補正が正常に行われないまま知ら
ずに読み取ってしまうという問題があった。本発明の目
的は、このような問題点を解決し、基準反射光の測定時
に光量レベルが一定基準を満たさない場合、光源を強制
的に消灯する機能を有するようにして異常を知らせるこ
とができる画像読み取り装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、原稿上の画像を読み取
る画像読み取り装置の異常処理方法において、読み取っ
た画像データを記憶するバッファの残量が所定量以下の
状態になったとき、原稿走査動作を一時停止し、コンタ
クトガラス端部近傍に設けた光源反射部材の反射光を用
いて基準反射光を測定し、基準反射光の光量レベルが一
定基準を満たす場合には、その後バッファ残量が所定の
設定値に戻り走査動作を再開する際に再び基準反射光を
測定し、前記一時停止時と再開時の測定結果に基づいて
光源変動に対する補正を行い、一時停止時の基準反射光
の測定時に光量レベルが一定基準を満たさない場合に
は、光源を強制的に消灯する構成にした。
【0006】また、請求項2記載の発明では、原稿上の
画像を読み取る画像読み取り装置の異常処理方法におい
て、読み取った画像データを記憶するバッファの残量が
所定量以下の状態になったとき、原稿走査動作を一時停
止し、コンタクトガラス端部近傍に設けた光源反射部材
の反射光を用いて1回または測定位置をずらしながら複
数回の基準反射光を測定し、所定時間内または所定回数
内に一定基準を満たす基準反射光の光量レベルが検出さ
れた場合には、その後バッファ残量が所定の設定値に戻
り走査動作を再開する際に再び同様にして基準反射光を
測定し、前記一時停止時と再開時の測定結果に基づいて
光源変動に対する補正を行い、所定時間内または所定回
数内に一定基準を満たす基準反射光の光量レベルが検出
されなかった場合には、光源を強制的に消灯する構成に
した。
【0007】また、請求項3記載の発明では、原稿上の
画像を読み取る画像読み取り装置の異常処理方法におい
て、読み取った画像データを記憶するバッファの残量が
所定量以下の状態になったとき、原稿走査動作を一時停
止し、コンタクトガラス端部近傍に設けた光源反射部材
の反射光を用いて基準反射光を測定し、その後バッファ
残量が所定の設定値に戻り走査動作を再開する際、前記
一時停止から走査動作開始までの時間が所定時間を超え
る場合のみ再び基準反射光を測定し、前記一時停止時と
再開時の測定結果に基づいて光源変動に対する補正を行
う構成にした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき詳細に説明する。図1は、本発明に係るカラー画像
読み取り装置の全体構成図である。まず、スキャナ本体
に関しての構成の説明を行う。図示したように、原稿台
ガラス(8)上に置かれた原稿は、第1ミラー(3)と
一体に構成された照明ランプ(2)により照射され、そ
の反射光は、第1ミラー(3)及び一体に構成された第
2ミラー(5)、第3ミラー(4)で走査される。その
後反射光は、レンズ(1)により集束され、カラーCC
Dが搭載されたSBU(10)に照射されることにより
RGBに光電変換される。第1ミラー(3)、照明ラン
プ(2)及び第2ミラー(5)、第3ミラー(4)は、
走行体モータ(9)を駆動源として、左右方向に移動可
能となっている。
【0009】次に、自動両面原稿搬送装置(ARDF)
に関しての構成の説明を行う。原稿台(11)の原稿ガ
イド(12)に沿って積載された原稿は、片面原稿読み
取りを選択した場合には、呼び出しコロ(14)、給紙
ベルト(16)により給紙され、搬送コロ(15)、分
離コロ(17)、第1搬送ローラにより原稿ガラス
(6)と反射ガイド板(20)との間の読み取り位置を
経て、第2搬送ローラ(21)及び排紙ローラ(23)
へ送り込まれ、原稿が排出される。尚、両面原稿読み取
りを選択した場合には、まず原稿の表面の読み取りを、
片面原稿読み取りを選択した場合と同様に実施した後、
原稿を排出せずに、分岐爪(24)が下方へ切り換えら
れて反転ローラ(25)により反転テーブル(26)上
へ移送される。
【0010】次に、スキャナ本体に関しての構成の説明
を行う。原稿台ガラス(8)上に置かれた原稿は、第1
ミラー(3)と一体に構成された照明ランプ(2)によ
り照射され、その反射光は、第1ミラー(3)及び一体
に構成された第2ミラー(5)、第3ミラー(4)で走
査される。その後反射光は、レンズ(1)により集束さ
れ、カラーCCDが搭載されたSBU(10)に照射さ
れることによりRGBに光電変換される。第1ミラー
(3)、照明ランプ(2)及び第2ミラー(5)、第3
ミラー(4)は、走行体モータ(9)を駆動源として、
左右方向に移動可能となっている。
【0011】次に、自動両面原稿搬送装置(ARDF)
に関しての構成の説明を行う。原稿台(11)の原稿ガ
イド(12)に沿って積載された原稿は、片面原稿読み
取りを選択した場合には呼び出しコロ(14)、給紙ベ
ルト(16)により搬送コロ(15)、分離コロ(1
7)、第1搬送ローラにより原稿ガラス(6)と反射ガ
イド板(20)との間の読み取り位置を経て、第2搬送
ローラ(21)及び排紙ローラ(23)へ送り込まれ、
原稿が排出される。尚、両面原稿読み取りを選択した場
合には、まず原稿の表面の読み取りを、片面原稿読み取
りを選択した場合と同様に実施する。
【0012】更に、原稿の裏面の読み取りを実施するた
めには、一旦、停止していた反転ローラ(25)を上記
とは逆方向へ回転させることにより原稿が反転テーブル
(26)から第1搬送ローラ(18)の方向へ搬送さ
れ、更に第1搬送ローラ(18)を経て表面と同様に原
稿ガラス(6)と反射ガイド板(20)との間の読み取
り位置を経て、第2搬送ローラ(21)及び排紙ローラ
(23)へ送り込まれ、その後、原稿が排出される。
【0013】原稿は、表面、裏面の読み取り共に原稿ガ
ラス(6)と反射ガイド板(20)との間の読み取り位
置を通過する際に、読み取り位置の近傍に移動されてい
る照明ランプ(2)により照射され、その反射光は、第
1ミラー(3)及び一体に構成された第2ミラー
(5)、第3ミラー(4)で走査される。その後反射光
は、レンズ(1)により集束され、カラーCCDが搭載
されたSBU(10)に照射されることによりRGBに
光電変換される。呼び出しコロ(14)、給紙ベルト
(16)、搬送コロ(15)、分離コロ(17)の給紙
機構は図示しない給紙モータにより駆動されている。
又、第1搬送ローラ(18)、第2搬送ローラ(2
1)、排紙ローラ(23)、反転ローラ(25)の搬送
機構は図示しない搬送モータにより駆動されている。
【0014】更に、ARDFには、原稿台(11)に原
稿がセットされているか否かを検知するセットセンサ
(13)、原稿サイズを検知するための幅サイズ検知基
板(28)、第1の原稿長さセンサ(29)と第2の原
稿長さセンサ(30)、原稿の後端を検知するための原
稿後端センサ(27)が搭載されている。又、スキャナ
本体にはスキャナ本体及びARDFを含めたカラー画像
読み取り装置の動作制御を行うSCU(7)が搭載され
ている。
【0015】図2は、本発明の一実施例を示す画像読み
取り装置の全体ブロック図である。また、図3は、本発
明に係る画像読み取り装置の画像データフローである。
図2と図3により画像データの流れを説明する。SBU
(10)上のカラーCCDに入光した原稿の反射光は、
カラーCCD内で光の強度に応じた電圧値を持つRGB
各色のアナログ信号に変換される。RGB各色のアナロ
グ信号は、奇数ビットと偶数ビットに分かれて出力され
る。上記SBU(10)のアナログ画像信号は、VIO
B(31)上でアナログ処理回路(32)で暗電位部分
が取り除かれ、奇数ビットと偶数ビットが合成され、所
定の振幅にゲイン調整された後にA/Dコンバータ(3
3)に入力されデジタル信号化される。
【0016】デジタル化された画像信号は、シェーディ
ングASIC(34)によりシェーディング補正され、
VIOBからSCU(7)を経てSCU上のRIPU
(35)で、ガンマ補正、MTF補正等の画像処理が行
なわれた後、同期信号、画像クロックとともにビデオ信
号として出力される。RIPU(35)から出力された
ビデオ信号は、OIPU(36)へ出力される。更に、
OIPU(36)へ出力されたビデオ信号は、OIPU
(36)内で所定の画像処理が行なわれ、再びSCU
(7)へ入力される。
【0017】再びSCU(7)へ入力されたビデオ信号
は、VIDEO入力切り換え回路(37)に入力され
る。前記VIDEO入力切り換え回路(37)のもう一
方の入力はRIPU(35)から出力されたビデオ信号
となっていて、OIPU(36)で画像処理するかしな
いかを選択できる構成となっている。前記VIDEO入
力切り換え回路(37)から出力されたビデオ信号は、
画像データ記憶手段(SDRAM)を管理するSIBC
2(38)に入力され、SDRAMで構成される画像メ
モリに蓄えられる。画像メモリに蓄えられた画像データ
は、SCSIコントローラ(39)に送られ、パソコン
やプリンタ等の外部装置へ転送される。SCU(7)上
には、図示しないCPU、図示しないROM、同様に図
示しないRAMが実装されており、図示しないCPU
は、SCSIコントローラー(36)を制御してSCS
I I/Fによりパソコン等の外部装置との通信を行な
う。
【0018】更に、図示しないCPUは、前記VIDE
O入力切り換え回路(37)から出力されたビデオ信号
をIEEE1394コントローラ:ISIC(40)を
介してIEEE1394 I/F、ネットワークスキャ
ナコントローラ:NIC(41)を介してネットワーク
I/Fによりパソコンやプリンタ等の外部装置との通
信を行なう。又、図示しないCPUは、スキャナ本体の
ステッピングモータである走行体モーター(9)、AR
DFの図示しない給紙モーター、図示しない搬送モータ
ーのタイミング制御も行なっている。ADU(42)
は、ARDF部に用いる電装部品の電力供給を中継する
機能を有している。
【0019】SCU(7)上の図示しないCPUに接続
されている入力ポートは、VIOB(31)を介して本
体操作パネル:SOP(43)に接続されている。本体
操作パネル:SOP(43)上には図示しないスタート
スイッチと図示しないアボートスイッチが実装されてい
る。それぞれのスイッチが押下されると入力ポートを介
してCPU(図示せず)はスイッチがONされたことを
検出する。
【0020】図4は、本発明の一実施例を示すスキャナ
本体の画像読み取り処理に関するブロック図である。画
像処理用LSI(RIPU(35))からCCD駆動ユ
ニットであるSBU(10)にLSYNC(主走査ライ
ン同期信号)及びLGATE(主走査ラインデータ出力
期間)を出力することにより、SBU(10)より画像
データを出力する。画像データは、SBU(10)から
RIPU(35)へ、さらにメモリコントロールLSI
(SIBC2(38))へ、さらにSCSIコントロー
ラ−(39)へ、さらに外部(パソコン等)へと流れ
る。また、CPUは画像出力のON/OFFを内部レジ
スタの書き換えで制御する。
【0021】また、SIBC2(38)からの割り込み
信号をCPUに入力する。なお、この割り込みはメモリ
の状態が満杯、ニアフル、空になった場合に発生し、メ
モリコントロールLSI(SIBC2(38))内部に
装備されたレジスタでその状態を区別できる。また、C
PUは走行体を移動するためのモータ制御も行う。
【0022】図5は、本発明の一実施例を示す画像読み
取り装置の画像データの出力停止を示すタイミングチャ
ートである。図6は、本発明の一実施例を示す画像読み
取り装置の画像データの出力再開を示すタイミングチャ
ートである。図7は、本発明の一実施例を示す画像読み
取り装置の画像データの出力停止を示すフローチャート
である。図8は、本発明の一実施例を示す画像読み取り
装置の走行体戻し制御を示すフローチャートである。図
9は、本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の画像
データの出力再開を示すフローチャートである。
【0023】図7に示したように、この画像読み取り装
置では、まず、ラインセンサを含む走行体をスタートさ
せ(s7−1)、次に読み取りをスタートさせる(s7
−2)。そして、読み取り途中で、メモリニアフル(メ
モリ満杯になる少し手前)を検知したら(s7−3で
Y)、走行体を停止(スルーダウン)させる(s7−
5)。
【0024】次に、図8に示したように、走行体を停止
位置から再スタートする位置へモータを逆転させて移動
する。例えば、停止させた際と同じスルーアップデータ
を使い走行体を逆方向へスタートさせ(s8−1)、ス
ルーアップ終了と共に(s8−2でY)また同じスルー
アップデータを使いスルーダウンする(s8−3)。こ
の動作により例えば30mm戻るが、自起動スピードで
ゆっくり30mm戻してもよい。
【0025】次に再読み取りスタート処理を行う。図9
に示したように、メモリ空割り込みが発生したとき(s
9−1でY)、走行体の再スタートを行い(s9−
2)、スルーアップ終了時に(s9−3でY)読み取り
を再開する(s9−4)。また、走行体を戻さずにスル
ーアップ・ダウン中も読み取る方法もあるが、間欠読み
取りの考え方としては同じであり、ここでの説明は省略
する。一方、ADFでの間欠読み取りはこのスルーアッ
プ・ダウン中も読み取る方法にて行う。ADF(自動原
稿搬送装置)の間欠読み取り動作は以下のようになる。
【0026】図10は、本発明の一実施例を示す画像読
み取り装置のADF画像読み取り動作における搬送モー
タの速度変化のタイミングチャートである。図11は、
本発明の一実施例を示す画像読み取り装置のADF画像
読み取り動作における間欠読み取り動作が発生した場合
の搬送モータの速度変化と画像読み取りのタイミングチ
ャートである。図12および図13は、本発明の一実施
例を示す画像読み取り装置のADF画像読み取り動作に
おける間欠読み取り動作のフローチャートである。図1
2に示したように、ADFの間欠動作では、原稿を搬送
するため、図示しない搬送モータをスルーアップし(s
12−1)、読み取り速度で速度を一定にし(s12−
3)、読み取り開始位置に達してから読み取りを開始す
る(s12−4)。
【0027】しばらくして、SCU(7)のSIBC2
(38)からのニアフル割り込み信号(メモリ使用量が
満杯近くであり、その後、搬送モータをスルーダウンし
て停止するまで画像データの読み取りを続けてもメモリ
フルにならないメモリ残容量がある状態)になると(s
12−10でY)搬送モータをスルーダウンして(s1
2−11)停止する(s12−13)。スルーダウン中
も画像データを読み取るが図11のようにスピードが遅
くなるため間引いて画像データを読み取り、搬送モータ
(図示せず)を停止すると読み取りを中断する。そし
て、パソコンがSCSI−I/Fより画像データを読み
取り、SIBC2(38)からのエンプティ割り込み信
号(メモリ残量0%:実際にはエンプティの量は調整で
きる。)があると(s12−14でY)、CPU(図示
せず)は再び搬送モータ(図示せず)をスルーアップし
(s12−15)、読み取りを再開する。スルーアップ
中は画像データの間引き読み取りを行い、スルーアップ
が終了すると(s12−16でY)搬送モーターを一定
速度にし(s12−17)、通常の画像読み取りを行
う。なお、間欠時の搬送モータ停止期間はパソコンの処
理能力に影響される。こうして、読み取り終了位置に達
すると(s12−5でY)、スルーダウンが終了すると
(s12−7でY)、原稿を排紙し(s12−8)、搬
送モータ(図示せず)を停止する(s12−9)。
【0028】次に、図3に示した画像データフローに基
づき、光源変動の補正回路についての詳細を説明する。
SBU(10)上のカラーCCDにより奇数ビット、偶
数ビット毎に光電変換されたアナログビデオ信号は、S
BU(10)上のバッファを介しVIOB(31)に入
力される。奇数ビット、偶数ビット毎のアナログビデオ
信号は、VIOB(31)上のアナログ処理回路(3
2)に入力される。アナログ処理回路(32)に入力さ
れた信号は奇数ビット、偶数ビット毎に出力レベルを細
かく可変できるゲインアンプ(図示せず)を介し、偶数
出力と奇数出力が合成され、アナログビデオ信号として
出力される。
【0029】ゲインアンプのゲインコントロール端子に
はD/Aコンバータ(図示せず)が2チャンネル接続さ
れており、D/Aコンバータの出力電圧をアナログ的に
可変することで出力のアナログビデオ信号に対するゲイ
ンを偶数、奇数毎に可変することができる。D/Aコン
バータの出力電圧の設定はSCU(7)上のCPUが行
う。D/Aコンバータは基準電圧5V、ビット数8ビッ
トであるため、CPUは出力電圧を0〜5Vの範囲にお
いて255段階で設定する。
【0030】偶数出力と奇数出力が合成され、アナログ
処理回路から出力されたアナログビデオ信号は、A/D
コンバータ(33)に入力される。A/Dコンバータ
(33)はこのアナログビデオ信号を8ビットのデジタ
ルビデオ信号に変換する。A/Dコンバータ(33)の
リファレンス設定端子にはD/Aコンバータ(図示せ
ず)が接続されており、D/Aコンバータの出力電圧を
アナログ的に可変することでA/Dコンバータ(33)
のデジタル出力値を変えることができる。
【0031】A/Dコンバータ(33)によりデジタル
変換されたデジタルビデオデータはシェーディングAS
IC(34)に入力される。シェーディングASIC
(34)は主にシェーディング補正を行うが、このほか
に主走査方向に対する1ラインのピーク値を検出するこ
とができる図示しないピーク検出部がある。ピーク検出
部は1ラインのピーク値を格納する機能を持つ。また、
SCU(7)上にあるCPUは、格納された1ラインの
ピーク値を読み取りることができる。また、ピーク検出
部は1ライン中の任意の位置にピーク検出ゲートを設定
でき、このピーク検出ゲート期間中のピーク値を検出す
る。ピーク検出ゲート期間の設定はSCU(7)上のC
PUが行なう。ピーク検出期間は、1ラインの内で副走
査方向に設けられた基準反射部材の部分に相当する位置
に設定する。
【0032】次に、光源変動に対する補正手段の詳細を
説明する。なお、補正を受け持つシェーディングASI
Cの動作は図16を用いて後述する。画像データを記憶
するバッファがニアフル状態になり(図7のs7−3で
Y)、読み取り動作を中断する。読み取り動作を中断
(停止)した直後にSCU(7)上のCPUは、シェー
ディングASICに対しピーク検出ゲート期間などを設
定し、ピーク検出の開始を命令する。そして、1ライン
分をラインメモリに保持し、シェーディングASIC
(34)のピーク検出部は、副走査方向に設けられた基
準反射部材(ゲート期間)のピーク値を検出し、そのピ
ーク値D0を保持する。その後、画像バッファのニアフ
ル状態が解除され、読み取り動作を再開する直前にCP
Uは上記と同様の動作を行ない、ピーク値D1を読み取
る。そして、このピーク値D0とピーク値D1の比率を
走査停止中の光源変動としてゲインを補正する。
【0033】ここで、アナログ処理回路への入力である
アナログビデオ信号と補正量の算出方法について記す。
アナログビデオ信号をVin、アナログ処理回路により
ゲイン値Gで増幅されたアナログビデオ信号(アナログ
処理回路の出力信号)をVoutとすると Vout=G×Vin になる。また、A/Dコンバータは基準電圧(リファレ
ンス電圧)を出力最大としてデジタル変換するもので、
基準電圧をVrefとすると8ビットデジタル出力値D
は D=(Vout/Vref)×255 になる。
【0034】走査停止中の光量変動はVinが変化し、
その変化比率でVoutが変化する。当然デジタル出力
値Dも同様に変化する。本発明の一つの実施例では、前
記ゲイン値Gを変えることによりVinが変化してもV
outを一定にする。光量変動前のVinをVin0、
光量変動後のVinをVin1、光量変動前のゲインを
G0、光量変動後のゲインをG1としたとき、 Vout=G0×Vin0=G1×Vin1 となるようにするのである。光量変動前のピーク値D
0、光量変動後のピーク値D1はG=G0での値である
ため、G1は G1=G0×(D0/D1) ………(1) で求めることができる。よって Vout=G0×Vin0=G1×Vin1 =G0×(D0/D1)×Vin1 となる。
【0035】D/Aコンバータのアナログ出力に接続さ
れたアナログ処理回路のゲインコントロール電圧Vとア
ナログ処理回路のゲインGとの関係を G=V ………(2) と定義する。D/Aコンバータのアナログ出力VとD/
Aコンバータのデジタル入力値Cとの関係はD/Aコン
バータのビット数8、基準電圧5Vから V=(C/255)×5=C/51 ………(3) となる。光量変動前のD/Aコンバータのデジタル入力
値をC0、光量変動後のデジタル入力値をC1とすると
(1)(2)(3)より (C1/51)=(C0/51)×(D0/D1) C1=C0×(D0/D1) になり、CPUはD/Aコンバータに対し、C0を(D
0/D1)倍した値を書き込めばよいことになる。
【0036】このような一連の動作をR、G、B独立し
て行なうことで、R、G、Bの光量変動の差を吸収する
ことができるのである。ここでは、カラーについて説明
したが、モノクロにおいてもRGBどれかのデータを使
用するので、考え方は同じである。
【0037】図14は、本発明の一実施例を示す画像読
み取り装置の反射板に係わる説明図である。図15は、
図14の一部を拡大した反射板の詳細説明図である。前
記したように、D0とD1の測定位置は走行体が停止し
ているので同じ位置である。また、このピーク比較演算
値は間欠停止間の変化量を用いるので、副走査方向の反
射部材(52)の均一性が欠けていても補正制御は可能
である。また、間欠毎に更新されるので、経時の反射部
材(52)の汚れノイズにも比較的強いという特徴を持
つ。
【0038】図16は、本発明の一実施例を示す画像読
み取り装置の光源変動に対する補正手段を説明するため
のブロック図である。本発明に関わるブロックのみを表
している。また、図17はこの動作を説明するための動
作フローチャートである。
【0039】図17に示したように、まず、図示しない
CPUが設定保持部(62)にピーク検出ゲート期間と
最低ピーク値を設定する(s16−1)。そして、シェ
ーディングASICが画像データを取り込むと、その画
像データから1ラインのデータをラインメモリに蓄え
(s16−2)、同時に設定保持部(62)で設定した
ピーク検出ゲート期間のピーク値(s16−3)をピー
ク保持部(61)に保持する。BOOK原稿読み取りの
場合、このピーク値は副走査方向に設けられた基準反射
部材の部分に相当する位置からの反射光のピーク値とな
る。このピーク値は補正を行うためにある程度の大きさ
が必要なため、あらかじめ設定保持部(62)に設定し
た最低ピーク値と反射光から読み取ったピーク値とを比
較部(64)で比較して補正データとして利用可能かど
うかを判断する(s16−4)。反射光から読み取った
ピーク値が最低ピーク値より大きい場合(s16−4で
N)はそのままピーク保持部(61)に保持して(s1
6−5)補正に使用するが、小さい場合は(s16−4
でY)はCPU(図示せず)が照明ランプ(2)を消灯
し直前の最新ピークデータ(この間欠以前の間欠で測定
できたデータ)を保存(s16−6)しておき、光量レ
ベルが一定基準を満たさない原因を取り除いた後、照明
ランプ(2)を点灯し読み取り動作を再開したとき、前
記データを使用する。
【0040】図18は本発明の他の実施例を示す動作フ
ローチャートである。図19はこの実施例の画像読み取
り装置の光源変動に対する補正手段においてピーク検出
位置とピーク検出ゲート信号の各設定パターンとの関係
を表す図である。前記したように、光源変動に対する補
正はシェーディングASIC(34)で行われるが、こ
の実施例では反射部材の汚れた部分をたまたま補正に利
用しようとした場合にも、その位置を避けることができ
るように、反射光の検出位置を可変にしている。
【0041】まず、設定保持部(62)に図示しないC
PUがピーク検出ゲート期間と最低ピーク値を設定(s
17−1)する。シェーディングASICが画像データ
を取り込むと、その画像データから1ラインのデータが
ラインメモリに蓄えられる(s17−2)と同時に設定
保持部(62)で設定したピーク検出ゲート期間のピー
ク値(s17−3)がピーク保持部(61)に保持され
る。このピーク値はBOOK原稿読み取りの場合、副走
査方向に設けられた基準反射部材の部分に相当する位置
からの反射光のピーク値となる。このピーク値は補正を
行うためにある程度の大きさが必要であるので、あらか
じめ設定保持部(62)に設定した最低ピーク値と反射
光から読み取ったピーク値とを比較部(64)で比較し
て補正データとして利用可能かどうかを判断する。
【0042】比較部(64)で判断した結果、反射光か
ら読み取ったピーク値が最低ピーク値より大きい場合
(s17−4でN)はそのままピーク保持部(61)に
保持され(s17−5)て補正に使用されるが、小さい
場合(s17−4でY)はCPU(図示せず)が再度ピ
ーク検出ゲート期間を別の期間(主走査方向に)にずら
して設定(s17−6)し、反射光からのピーク値を読
み取る(s17−7)。ピーク検出ゲート期間の設定パ
ターン(図19の例では設定ハ゜ターン1〜3を主走査方向
に配置している。副走査位置は同じ)はあらかじめシス
テムROM(図示せず)などに用意しておく方法が考え
られる。通常、ピーク検出ゲートの設定パターンは主走
査方向に2〜3カ所設定すればほとんど解決できると思
われるが、設定パターンは多ければ多いほど補正の精度
が向上する。
【0043】図19に示したように付着した汚れがある
場合、設定パターン1では補正に必要な反射光量が得ら
れないが、設定パターン2又は3に切り換えることによ
り補正に必要な反射光量を得ることができる。このよう
に、所定のピーク値を得られなかった場合は次のピーク
検出ゲート期間の設定パターンに自動的に切り替えてピ
ーク検出を行うようにしておけば、汚れに対しての余裕
度、検出及び補正性能の向上が図られる。この場合、A
SICの設定保持部(62)へのピーク検出ゲート期間
の設定はCPU(図示せず)を使わずに、ASICの制
御部(63)が行っても良い。また、ピーク検出ゲート
期間の設定パターンもASIC内部に用意しておいても
良い。
【0044】しかし、ピーク測定ハ゜ターンは反射部材の汚
れ範囲が広い場合には、測定個所が増加する。何度も適
正なピーク検出測定を繰り返すことになり、読み取り処
理速度に影響を与えることになる。そのため、再測定を
繰り返しても、光量レベルが一定基準を満たさない場合
(s17−7)(上記再測定トライ 回数は任意)はピーク
検出を打ちきり、照明ランプ(2)を消灯し、直前の最
新ピークデータ(この間欠以前の間欠で測定できたデー
タ)を一時記憶メモリ(例えばSRAMやEEPRO
M)に書きこみ、保存しておき(s17−8)、光量レ
ベルが一定基準を満たさない原因を取り除いた後、照明
ランプ(2)を点灯し、読み取り動作を再開したとき、
前記データを使用する。今回の間欠停止が初回の場合、
読み取り動作前のシェ−ディング時に測っておいて、そ
のデータを使用する。なお、この実施例ではBOOKの
場合を想定しているが、ADF使用時にも同様である。
【0045】図20は本発明のさらに他の実施例を示す
動作フローチャートである。図19において説明したと
おり、ピーク測定パターンは反射部材の汚れ範囲が広い
場合には、測定個所が増加する。何度も適正なピーク検
出測定を繰り返す(s17−7)ことになり、読み取り
処理速度に影響を与えることになる。そのため、再測定
を繰り返し、ピーク検出にかかる時間が一定基準を越え
たらタイムアウトとして(s19−7でY)ピーク検出
を打ちきり、照明ランプ(2)を消灯し、直前の最新ピ
ークデータ(この間欠以前の間欠で測定できたデータ)
を保存(s19−8)しておき、光量レベルが一定基準
を満たさない原因を取り除いた後、照明ランプ(2)を
点灯し読み取り動作を再開したとき、前記データを使用
する。今回の間欠停止が初回の場合、読み取り動作前の
シェ−ディング時に測っておいて、そのデータを使用す
る。
【0046】図21は更に他の実施例を示す動作フロー
チャートである。ピーク測定が必要な状況は、間欠停止
時間がある時間以上長い場合に、光量変動の影響が画像
に目立つ程度になる場合である。従って、間欠時間が画
像に影響のない時間であればピーク測定が不要である。
全ての間欠時にピーク検出を行なうことは読み取り処理
速度に影響を与えることになる。そのため、この実施例
では、間欠時間が一定基準を超えない場合には(s20
−12でY)、照明ランプ(2)を消灯し(s20−1
4)、間欠時でも光量補正を行なわない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1記載の発明では、読み取った画像データを記憶
するバッファの残量が所定量以下の状態になったとき、
原稿走査動作が一時停止され、コンタクトガラス端部近
傍に設けられた光源反射部材からの反射光により基準反
射光が測定され、基準反射光の光量レベルが一定基準を
満たす場合には、その後バッファ残量が所定の設定値に
戻り走査動作を再開する際に再び基準反射光が測定さ
れ、前記一時停止時と再開時の測定結果に基づいて光源
変動に対する補正が行われ、一時停止時の基準反射光の
測定時に光量レベルが一定基準を満たさない場合には、
光源が強制的に消灯されるので、消費電力の低減、光源
の長寿命化、更に読み取り装置全体の安全性を高めるこ
とができるし、光量レベルが一定基準を満たさないこと
に気づき、その原因を取り除くことができ、原因を取り
除いた後、照明ランプを点灯し読み取り動作を再開して
も、基準反射光データはそれ以前の測定データを使用す
ることで対応できる。
【0048】また、請求項2記載の発明では、読み取っ
た画像データを記憶するバッファの残量が所定量以下の
状態になったとき、原稿走査動作が一時停止され、コン
タクトガラス端部近傍に設けた光源反射部材の反射光を
用いて1回または測定位置をずらしながら複数回の基準
反射光が測定され、所定時間内または所定回数内に一定
基準を満たす基準反射光の光量レベルが検出された場合
には、その後バッファ残量が所定の設定値に戻り走査動
作を再開する際に再び同様にして基準反射光が測定さ
れ、前記一時停止時と再開時との測定結果に基づいて光
源変動に対する補正が行われ、所定時間内または所定回
数内に一定基準を満たす基準反射光の光量レベルが検出
されなかった場合には、光源が強制的に消灯されるの
で、消費電力の低減、光源の長寿命化、更に読み取り装
置全体の安全性を高めることができるし、光量レベルが
一定基準を満たさないことに気づき、その原因を取り除
くことができ、原因を取り除いた後、光源を点灯し読み
取り動作を再開しても、基準反射光データはそれ以前の
測定データを使用することで対応できるし、検出レベル
測定を所定時間以内で完了できるので処理速度が上が
り、読み取り速度(スループット)へ影響することはな
い。
【0049】また、請求項3記載の発明では、読み取っ
た画像データを記憶するバッファの残量が所定量以下の
状態になったとき、原稿走査動作が一時停止され、コン
タクトガラス端部近傍に設けられた光源反射部材の反射
光を用いて基準反射光が測定され、その後バッファ残量
が所定の設定値に戻り走査動作を再開する際、前記一時
停止から走査動作開始までの時間が所定時間を超える場
合のみ再び基準反射光が測定され、前記一時停止時と再
開時との測定結果に基づいて光源変動に対する補正が行
われるので、停止時間が短い場合には光源を強制的に消
灯することにより、消費電力の低減、光源の長寿命化、
更に読み取り装置全体の安全性を高めることができる
し、その場合には補正制御が行われないので、処理速度
が上がり、読み取りり速度(スループット)へ影響する
ことはなく、更に必要以上に検出レベル補正を行なわな
いのでノイズの影響が受けにくいし、停止時間が短いの
で経時変化が少なく、したがって、補正を行わなくても
画像の劣化がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像読み取り装置の全体構
成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の全
体ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の画
像データフローである。
【図4】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置要部
のブロック図である。
【図5】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の画
像データの出力停止を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の画
像データの出力再開を示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の画
像データの出力停止を示す動作フローチャートである。
【図8】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の走
行体戻し制御を示す動作フローチャートである。
【図9】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の画
像データの出力再開を示す動作フローチャートである。
【図10】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の
ADF画像読み取り動作における搬送モータの速度変化
のタイミングチャートである。
【図11】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の
ADF画像読み取り動作における間欠読み取り動作が発
生した場合の搬送モータの速度変化と画像読み取りのタ
イミングチャートである。
【図12】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の
ADF画像読み取り動作における間欠読み取り動作の動
作フローチャートである。
【図13】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の
ADF画像読み取り動作における間欠読み取り動作の動
作フローチャートである。
【図14】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の
反射板に係わる説明図である。
【図15】図14の一部を拡大した反射板の詳細図であ
る。
【図16】本発明の一実施例を示す画像読み取り装置の
光源変動に対する補正手段を説明するブロック図であ
る。
【図17】本発明の一実施例を示す他の動作フローチャ
ートである。
【図18】本発明の他の実施例を示す動作フローチャー
トである。
【図19】本発明の他の実施例を示す画像読み取り装置
の説明図である。
【図20】本発明の他の実施例を示す動作フローチャー
トである。
【図21】本発明の他の実施例を示す動作フローチャー
トである。
【符号の説明】
6 原稿ガラス 7 SCU 9 走行体モータ 31 VIOB 32 アナログ処理回路 33 A/Dコンバータ 34 シェーディングASIC 35 RIPU 36 OIPU 37 VIDEO入力切り換え回路 38 SIBC2 39 SCSIコントローラ 43 本体操作パネル:SOP 52 副走査方向の反射部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/04 101 H04N 1/04 103E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿上の画像を読み取る画像読み取り装
    置の異常処理方法において、読み取った画像データを記
    憶するバッファの残量が所定量以下の状態になったと
    き、原稿走査動作を一時停止し、コンタクトガラス端部
    近傍に設けた光源反射部材の反射光を用いて基準反射光
    を測定し、基準反射光の光量レベルが一定基準を満たす
    場合には、その後バッファ残量が所定の設定値に戻り走
    査動作を再開する際に再び基準反射光を測定し、前記一
    時停止時と再開時の測定結果に基づいて光源変動に対す
    る補正を行い、一時停止時の基準反射光の測定時に光量
    レベルが一定基準を満たさない場合には、光源を強制的
    に消灯することを特徴とする画像読み取り装置の異常処
    理方法。
  2. 【請求項2】 原稿上の画像を読み取る画像読み取り装
    置の異常処理方法において、読み取った画像データを記
    憶するバッファの残量が所定量以下の状態になったと
    き、原稿走査動作を一時停止し、コンタクトガラス端部
    近傍に設けた光源反射部材の反射光を用いて1回または
    測定位置をずらしながら複数回の基準反射光を測定し、
    所定時間内または所定回数内に一定基準を満たす基準反
    射光の光量レベルが検出された場合には、その後バッフ
    ァ残量が所定の設定値に戻り走査動作を再開する際に再
    び同様にして基準反射光を測定し、前記一時停止時と再
    開時の測定結果に基づいて光源変動に対する補正を行
    い、所定時間内または所定回数内に一定基準を満たす基
    準反射光の光量レベルが検出されなかった場合には、光
    源を強制的に消灯することを特徴とする画像読み取り装
    置の異常処理方法。
  3. 【請求項3】 原稿上の画像を読み取る画像読み取り装
    置の異常処理方法において、読み取った画像データを記
    憶するバッファの残量が所定量以下の状態になったと
    き、原稿走査動作を一時停止し、コンタクトガラス端部
    近傍に設けた光源反射部材の反射光を用いて基準反射光
    を測定し、その後バッファ残量が所定の設定値に戻り走
    査動作を再開する際、前記一時停止から走査動作開始ま
    での時間が所定時間を超える場合のみ再び基準反射光を
    測定し、前記一時停止時と再開時の測定結果に基づいて
    光源変動に対する補正を行うことを特徴とする画像読み
    取り装置の異常処理方法。
JP2000387838A 2000-12-20 2000-12-20 画像読み取り装置の異常処理方法 Pending JP2002190928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000387838A JP2002190928A (ja) 2000-12-20 2000-12-20 画像読み取り装置の異常処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000387838A JP2002190928A (ja) 2000-12-20 2000-12-20 画像読み取り装置の異常処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002190928A true JP2002190928A (ja) 2002-07-05

Family

ID=18854684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000387838A Pending JP2002190928A (ja) 2000-12-20 2000-12-20 画像読み取り装置の異常処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002190928A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5690783B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP4224198B2 (ja) 画像読取装置および複写機
JP4497836B2 (ja) 画像読取装置及びその制御方法及びプログラム
JP2002190928A (ja) 画像読み取り装置の異常処理方法
JP3977019B2 (ja) 画像読取装置
JP2007166207A (ja) 原稿読取装置
JP4246932B2 (ja) 画像読み取り装置および画像形成装置
JP4615769B2 (ja) 画像読み取り装置
JP3709720B2 (ja) 画像読み取り装置
JPH11187207A (ja) 画像読み取り装置
JP3739076B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP3040803B2 (ja) 画像読取り装置
JP2001358918A (ja) 画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像処理装置
JP3642619B2 (ja) 画像読み取り装置
JPH0983739A (ja) 画像読取システム
JP2002247300A (ja) 画像読取装置
JP2009267975A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP3347787B2 (ja) 画像読取装置における画像濃度補正方法
JP2002033915A (ja) 画像読取装置
JP2002281256A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP4124394B2 (ja) カラー画像読取装置および画像形成装置
JP2001333283A (ja) 画像読取装置
JPH09116702A (ja) 画像読取装置
JP2009225365A (ja) 画像読み取り装置
JP2009225362A (ja) 画像読み取り装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050126

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070313