JP2002247300A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JP2002247300A JP2002247300A JP2001037417A JP2001037417A JP2002247300A JP 2002247300 A JP2002247300 A JP 2002247300A JP 2001037417 A JP2001037417 A JP 2001037417A JP 2001037417 A JP2001037417 A JP 2001037417A JP 2002247300 A JP2002247300 A JP 2002247300A
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Abstract
取位置を適切に設定するイメージスキャナー、デジタル
複写機等の画像読取装置を提供する。 【解決手段】カラー画像読取装置1は、走行体上にラン
プ4と光学系が搭載され、ARDF20により読取位置
に搬送される原稿にランプ4から光を照射して、原稿か
らの反射光を光学系でCCD駆動ユニット9に導入し
て、原稿の画像を読み取るに際して、ARDF20から
読取位置に搬送される原稿に走行体上のランプ4から光
を照射して、原稿からの反射光を走行体上の光学系でC
CD駆動ユニット9に導入し、CCD駆動ユニット9の
出力する画像特性データに基づいて、走行体の適正位置
を算出して、基準読取位置として設定している。したが
って、カラー画像読取装置1の個々の部品から発生する
装置間のバラツキを適切に補正することができ、安定し
た画像を高品質で読み取ることができる。
Description
し、詳細には、シートスルー読取方式を用い、画像読取
位置を適切に設定するイメージスキャナー、デジタル複
写機等の画像読取装置に関する。
の画像形成装置においては、原稿の画像を読み取る光学
系を固定し、原稿を移動させながら原稿の画像を読み取
るシートスルー方式のADF(自動原稿送り装置)を用
いているものが多い。
入出力装置本体のコンタクトガラス(原稿を下に向けて
広げてセット)上に搬送し、原稿を停止させて光学系を
移動させながら原稿の画像を読み取る。
て構造が簡単であり、コスト的にもメリットがある。
うな従来の画像読取装置にあっては、シートスルー方式
のADFを採用すると、原稿を移動しながら画像の読み
取りを行うので、原稿の挙動によって画像が左右され
る。この原稿の挙動を安定させるには、原稿の移動速度
を遅く、かつ、速度変動しない、直線搬送を行うことが
望ましいが、特に、直線搬送を実現すると、画像入出力
装置としての占有スペースが多くなるため、ほとんどの
場合、原稿は給紙方向からUターンして読取部に所定の
角度で入射し、読み取り後の排出も、読取部から原稿を
引き剥がすように移送することになる。
の字を描くように搬送され、最下位点がガラス面上にな
る。この読取ガラスに接触しているときに、ADF使用
時の読み取りを実施することが理想であるが、用紙種
類、ADFと画像読取装置本体の位置ばらつき、光学系
のズレなどで、その位置は、機械、使用環境によって変
動することとなり、接触していない位置で読み取ると、
画像特性に悪影響を与える。
に光源と光学系が搭載され、自動原稿搬送機構により読
取位置に搬送される原稿に当該光源から光を照射して、
当該原稿からの反射光を光学系で光電素子に導入して、
原稿の画像を読み取るに際して、自動原稿搬送機構から
読取位置に搬送される原稿に走行体上の光源から光を照
射して、当該原稿からの反射光を走行体上の光学系で光
電素子に導入し、当該光電素子の出力する画像特性デー
タに基づいて、走行体の適正位置を算出して、基準読取
位置として設定することにより、画像読取装置の個々の
部品から発生する装置間のバラツキを適切に補正し、安
定した画像を高品質で読み取ることのできる画像読取装
置を提供することを目的としている。
から読取位置に搬送される原稿に走行体上の光源から光
を照射し、当該原稿からの反射光を走行体上の光学系で
光電素子に導入して、当該光電素子の出力する画像特性
データを取得するサンプリング動作を、走行体を副走査
方向に順次所定間隔に移動させた複数のサンプリング位
置で行って、当該複数のサンプリング動作で取得した複
数の画像特性データに基づいて、走行体の適正位置を算
出して、基準読取位置として設定することにより、副走
査方向でより一層精度の高い基準読取位置として設定し
て、より一層安定した画像を得ることのできる画像読取
装置を提供することを目的としている。
グ動作で取得した複数の画像特性データのうち、当該画
像特性データの変位量が最小の位置を算出して、当該位
置を基準読取位置として設定することにより、より一層
精度の高い基準読取位置として設定して、より一層安定
した画像を得ることのできる画像読取装置を提供するこ
とを目的としている。
像読取装置は、走行体上に光源と光学系が搭載され、自
動原稿搬送機構により読取位置に搬送される原稿に当該
光源から光を照射して、当該原稿からの反射光を前記光
学系で光電素子に導入して、前記原稿の画像を読み取る
画像読取装置において、前記自動原稿搬送機構から前記
読取位置に搬送される原稿に前記走行体上の前記光源か
ら光を照射して、当該原稿からの反射光を前記走行体上
の前記光学系で前記光電素子に導入し、当該光電素子の
出力する画像特性データに基づいて、前記走行体の適正
位置を算出して、基準読取位置として設定することによ
り、上記目的を達成している。
系が搭載され、自動原稿搬送機構により読取位置に搬送
される原稿に当該光源から光を照射して、当該原稿から
の反射光を光学系で光電素子に導入して、原稿の画像を
読み取るに際して、自動原稿搬送機構から読取位置に搬
送される原稿に走行体上の光源から光を照射して、当該
原稿からの反射光を走行体上の光学系で光電素子に導入
し、当該光電素子の出力する画像特性データに基づい
て、走行体の適正位置を算出して、基準読取位置として
設定するので、画像読取装置の個々の部品から発生する
装置間のバラツキを適切に補正することができ、安定し
た画像を高品質で読み取ることができる。
うに、前記画像読取装置は、前記自動原稿搬送機構から
前記読取位置に搬送される原稿に前記走行体上の前記光
源から光を照射し、当該原稿からの反射光を前記走行体
上の前記光学系で前記光電素子に導入して、当該光電素
子の出力する画像特性データを取得するサンプリング動
作を、前記走行体を副走査方向に順次所定間隔に移動さ
せた複数のサンプリング位置で行って、当該複数のサン
プリング動作で取得した複数の画像特性データに基づい
て、前記走行体の適正位置を算出して、基準読取位置と
して設定するものであってもよい。
読取位置に搬送される原稿に走行体上の光源から光を照
射し、当該原稿からの反射光を走行体上の光学系で光電
素子に導入して、当該光電素子の出力する画像特性デー
タを取得するサンプリング動作を、走行体を副走査方向
に順次所定間隔に移動させた複数のサンプリング位置で
行って、当該複数のサンプリング動作で取得した複数の
画像特性データに基づいて、走行体の適正位置を算出し
て、基準読取位置として設定するので、副走査方向でよ
り一層精度の高い基準読取位置として設定することがで
き、より一層安定した画像を得ることができる。
に、前記画像読取装置は、前記複数のサンプリング動作
で取得した前記複数の画像特性データのうち、当該画像
特性データの変位量が最小の位置を算出して、当該位置
を前記基準読取位置として設定するものであってもよ
い。
作で取得した複数の画像特性データのうち、当該画像特
性データの変位量が最小の位置を算出して、当該位置を
基準読取位置として設定するので、より一層精度の高い
基準読取位置を設定することができ、より一層安定した
画像を得ることができる。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の画像読取
装置の一実施の形態を適用したシートスルー型のドキュ
メントフィーダを備えたカラー画像読取装置1の正面概
略構成図である。
本体筐体2の上面部にコンタクトガラス3が配設されて
おり、コンタクトガラス3の下方の本体筐体2の内部に
は、光源としてのランプ4と第1ミラー5、第2ミラー
6と第3ミラー7、レンズ8、CCD駆動ユニット(S
BU)9、走行体モータ10及びシステムコントロール
ユニット11等が配設されている。
1走行体に、第2ミラー6と第3ミラー7は、図示しな
い第2走行体に搭載されており、走行体モータ10によ
り駆動されて、副走査方向に移動される。
ス3上にセットされた原稿P(図5及び図6参照)を読
み取る際には、第1走行体と第2走行体を副走査方向に
移動させながら、ランプ4からコンタクトガラス3上に
セットされた原稿Pに光を照射し、原稿Pで反射された
光を第1ミラー5で第2ミラー6方向に反射させ、さら
に、第2ミラー6で第3ミラー7方向に反射させて、第
3ミラー7でレンズ8方向に反射させる。カラー画像読
取装置1は、レンズ8に入射された光をCCD駆動ユニ
ット9に集光して、CCD駆動ユニット9に搭載されて
いるカラーCCD(Charge Coupled Device )で入射光
を光電変換して、画像信号を出力する。
外に白色基準板(図示略)が設けられており、原稿Pの
読み取りに先立って白色基準板を読み取って、光学系ひ
ずみ情報を含んだシェーディングデータを採集・保存す
る。
両面原稿搬送装置)20が本体筐体2の上部に取り付け
られており、ARDF20は、原稿台21、呼び出しコ
ロ22、給紙ベルト23、搬送コロ24、分離コロ2
5、第1搬送ローラ26、反射ガイド板27、第2搬送
ローラ28、排紙ローラ29、反転ローラ30、分岐爪
31及び反転テーブル32等を備えているとともに、原
稿後端センサ33、幅サイズ検知基板34、第1原稿長
さセンサ35、第2原稿長さセンサ36及び原稿台21
へ原稿Pがセットされているか否かを検知するセットセ
ンサ37等が設けられており、上記呼び出しコロ22、
給紙ベルト23、搬送コロ24及び分離コロ25の給紙
機構を図示しない給紙モータで駆動し、また、第1搬送
ローラ26、反射ガイド板27、第2搬送ローラ28、
排紙ローラ29及び反転ローラ30の搬送機構を図示し
ない搬送モータで駆動する。
ド板27と対向する位置には、DF用原稿ガラス38が
配設されている。
使用して原稿Pを搬送して原稿Pの読み取りを行う場合
には、原稿台21の原稿ガイド21aに沿って積載され
た原稿Pを、片面原稿読取が選択されている場合には、
呼び出しコロ22、給紙ベルト23により搬送コロ2
4、分離コロ25、第1搬送ローラ26によりDF用原
稿ガラス38と反射ガイド板27との間の読取位置を経
て、第2搬送ローラ28及び排紙ローラ29へと搬送し
て、原稿Pを排出する。
読取が選択されている場合には、まず原稿Pの表面の読
み取りを上述のようにして行い、片面原稿読取を選択し
た場合と同様に実施する。
23により搬送コロ24、分離コロ25、第1搬送ロー
ラ26によりDF用原稿ガラス38と反射ガイド板27
との間の読取位置を経て、第2搬送ローラ28及び排紙
ローラ29へ送り込まれ、原稿Pを排出せずに、分岐爪
31が下方へ切り換えられて反転ローラ30により反転
テーブル32上へ移送する。
排紙ローラ29を抜けた後に分岐爪31を上方へ切り換
えて、一旦、反転ローラ30を停止し、次に、反転ロー
ラ30を上記とは逆方向へ回転させることにより、原稿
Pを反転テーブル32から第1搬送ローラ26の方向へ
搬送する。カラー画像読取装置1は、さらに、第1搬送
ローラ26を経て表面と同様に、DF用原稿ガラス38
と反射ガイド板27との間の読取位置を経て、第2搬送
ローラ28及び排紙ローラ29へ原稿Pを搬送し、その
後、原稿Pを排出する。
と裏面のいずれの読み取りにおいてもDF用原稿ガラス
38と反射ガイド板27との間の読取位置を通過する際
に、読取位置の近傍に移動されているランプ4により原
稿Pを照射し、その反射光が、第1ミラー5及び第2ミ
ラー6、第3ミラー7で反射されて、レンズ8によりC
CD駆動ユニット9のカラーCCD9a(図3参照)に
集光して、カラーCCD9aでRGBに光電変換する。
また、カラー画像読取装置1は、最初の原稿Pの搬送開
始に先立って、コンタクトガラス3上の原稿Pの読み取
りと同様に、白色基準板を読み取って、シェーディング
データを採集・保存するが、この白色基準板としては、
所定の基準位置に専用の白色基準板を設けてもよいし、
反射ガイド板27を白色基準板として利用してもよい。
画像読取装置1の全体ブロック図である図2及びカラー
画像読取装置1の画像データのデータフロー図である図
3に示すように、カラー画像読取装置1の本体及びAR
DF20を含めたカラー画像読取装置1の動作制御を行
うSCU41、VIOB42、ADU43、OIPU4
4、NIC45、ISIC46、PSU(電源ユニッ
ト)47、電源スイッチ48、プラグ49、スキャナモ
ータ50等を備えている。
ット9上のカラーCCD9aに入光した原稿Pの反射光
を、カラーCCD9a内で光の強度に応じた電圧値を持
つRGB各色のアナログ信号に変換し、RGB各色のア
ナログ信号を、奇数ビットと偶数ビットに分けてVIO
B42に出力する。CCD駆動ユニット9のアナログ画
像信号は、VIOB42上のアナログ処理回路42a
で、暗電位部分が取り除かれ、奇数ビットと偶数ビット
が合成されて、所定の振幅にゲイン調整された後に、A
/Dコンバータ42bに入力されて、デジタル信号化さ
れる。A/Dコンバータ42bでデジタル化された画像
信号は、シェーディングASIC42cによりシェーデ
ィング補正され、VIOB42からSCU41上のRI
PU41aで、ガンマ補正、MTF補正等の画像処理が
行なわれた後、同期信号、画像クロックとともにビデオ
信号として出力される。ここで、シェーディング補正
は、シェーディングASIC42cのメモリに保持され
ているシェーディングデータから演算された補正データ
によって行われる。
は、OIPU44へ出力され、OIPU44は、入力さ
れるビデオ信号を所定の画像処理を行って、再びSCU
41へ出力する。
IDEO入力切替回路41bに入力され、VIDEO入
力切替回路41bのもう一方の入力には、RIPU41
aからビデオ信号が入力されて、OIPU44で画像処
理するかしないかを選択できる構成となっている。
れたビデオ信号は、画像データ記憶部(SDRAM)を
管理するメモリ制御LSI(SIBC2)41cに入力
され、SDRAMで構成される画像メモリに蓄えられ
る。画像メモリに蓄えられた画像データは、SCSIコ
ントローラ41dに送られ、SCSI−I/Fを介して
パソコンやプリンタ等の外部装置へ転送される。
照)、ROM(図示せず)、RAM(図示せず)が実装
されており、CPU60は、SCSIコントローラ41
dを制御してSCSI−I/Fによりパソコン等の外部
装置との通信を行なう。また、CPU60は、VIDE
O入力切替回路41bから出力されたビデオ信号をIE
EE1394コントローラであるISIC46を介して
IEEE1394−I/F、ネットワークスキャナコン
トローラであるNIC45を介してネットワーク−I/
Fによりパソコンやプリンタ等の外部装置との通信を行
なう。さらに、CPU60は、スキャナ本体のステッピ
ングモータである走行体モータ10、ARDF20の給
紙モータ、搬送モータのタイミング制御も行なってい
る。
部品の電力供給を中継する機能を有している。SCU4
1上のCPU60に接続されている入力ポートは、VI
OB42を介してカラー画像読取装置1本体の操作パネ
ル(SOP)50に接続されている。操作パネル(SO
P)50上には、図示しないが、スタートスイッチとア
ボートスイッチが実装されている。それぞれのスイッチ
が押下されると、入力ポートを介してSCU41のCP
U60が、スイッチがONされたことを検出する。
画像読取処理に関するブロック図であり、画像処理用L
SIであるRIPU41aからCCD駆動ユニットであ
るSBU9にLSYNC(主走査ライン同期信号)及び
LGATE(主走査ラインデータ出力期間)を出力する
ことにより、SBU9から画像データを出力する。画像
データの流れは、SBU9→RIPU41a→メモリコ
ントロールLSI(SIBC2)41c→SCSIコン
トローラ41d→外部(パソコン等)となる。また、C
PU60から画像出力のON/OFFを画処理LSI
(RIPU)41a内部に既知技術として装備し、内部
レジスタの書き換えで制御する。
号(この割り込みはメモリの状態が満杯、ニアフル、空
になった場合に発生し、図示しないメモリコントロール
LSI(SIBC2)41c内部に既知技術として装備
されたレジスタでその状態を区別できる)を、CPU6
0に入力する構成からなる。また、CPU60は、走行
体を移動するための走行体モータ10のモータ制御も行
う。
ラー画像読取装置1は、原稿PがDF用原稿ガラス38
上に送られるが、その搬送軌跡は、図5及び図6に示す
ように、U字型となる。原稿Pの読取部への進入の角度
または排出の角度によっては、読取停止位置の違いによ
り、DF用原稿ガラス38と原稿Pとの距離が、図5に
示すように、大きく変化する。画像として安定領域にあ
るためには、読み取られる原稿Pは、DF用原稿ガラス
38に対して一定の距離にある必要があるが、通常は、
DF用原稿ガラス38に接する部分、すなわち、図5の
原稿安定領域の部分が最適であり、この原稿安定領域の
範囲で原稿Pを読み取る必要がある。一方、原稿PのD
F用原稿ガラス38に密着していないと、原稿Pの挙動
が一定しないため、読取データのバラツキが多くなり、
読取画像の良否に影響する。そこで、一般に、カラー画
像読取装置では、ガラス接触領域の中心を狙って、初期
読取位置を設定しているが、ARDF20とカラー画像
読取装置1の本体の取付誤差、光学系の光軸ずれ等によ
り、必ずしも初期読取位置に安定領域がくるとは限らな
い。
置1では、図7に示すように、濃度の一定の原稿Pを原
稿台21にセットし、読み取りを行う(CCD10
1)。シェーディングデータを採取して(ステップS1
02)、走行体を読取初期位置に戻し(ステップS10
3)、原稿Pの搬送を開始して(ステップS104)、
調整読取データ測定位置+Pnに移動する(ステップS
105)。そして、カラー画像読取装置1は、P+nポイ
ントデータ測定し(ステップS106)、ポイントナン
バnを「1」ディクリメント(n=n−1)して(ステ
ップS107)、読取領域内かチェックする(ステップ
S108)。カラー画像読取装置1は、読取領域内でな
いときには、ΔPmin 演算処理に移行し(ステップS1
09)、読取領域内であると、残ポイントがないかチェ
ックする(ステップS110)。ステップS110で、
残ポイントがあるときには、カラー画像読取装置1は、
ステップS105に戻って、上記同様に処理し、ステッ
プS110で、残ポイントがなくなると、ΔPmin 演算
処理を行って(ステップS111)、読取調整位置P
0’を決定する(ステップS112)。
値」とし、P0 の位置から+方向(副走査方向+、コン
タクトガラス3の方向)にある読取範囲のある位置を+
Pn、少し0方向にずらした位置を+Pn-1 、+Pn-2
…+P1 、P0 を超えて、−方向(副走査方向−、コン
タクトガラス3の方向と逆側)を−P1 、P-2、P-(n-
1)、P-nとする。なお、−Pn は、+と同様に、読取領
域内である。
位置(もしくは隣接ポイント)からのステップモータ等
の開ル−プ制御を行う場合には入力駆動パルス数、エン
コーダ搭載ブラシモータ等のフィードバック方式であれ
ばエンコーダパルス数にて管理することができる。
でランプ4と第1ミラー5を搭載した第1走行体を停止
させて移動中の原稿Pに対し、スキャンを数ライン部か
ら10数ライン分の読み取りを行う。この場合の主走査
データ数は任意である。次に、+Pn-1 の位置まで第1
走行体を移動し、同様に同じデータ分を読み取る。順
次、繰り返し行って、P0 を超えて、P-nの位置まで実
施する。実施後は、第1走行体を初期基準点まで戻し
て、待機する。
それぞれの位置で読み取った原稿Pのデータを上述のデ
ータ画像の流れに従ってシェ−ディング補正し、そのま
まシェディングASIC42cの内部のメモリ(図示せ
ず)に記憶する。なお、このメモリ容量によって主走査
方向、副走査のラインデータ数、停止ポイント数、停止
間隔を適宜変更することができ、データ数が多いほど測
定精度は上がる。
ASIC42cから読み出し、それぞれの停止ポイント
でのデータの変位量(例えば、min−max差等)を
比較する。この場合、最もデータ変位の少ないポイント
が原稿Pが副走査方向で安定しているところとなる。
出力(フルレンジ12bit=4096digit)の
max−min差をΔPnとして、演算結果から最小Δ
Pmin を探したとき、(単位digit) ΔPn=300(max:3960、min:366
0) ΔPn-1 =280(max:3960、min:368
0) .. ΔP2=100(max:3960、min:386
0) ΔP1=50(max:3960、min:3910) ΔP0=80(max:3960、min:3880) ΔP-1=130(max:3960、min:383
0) ... ΔP-n=400(max:3960、min:356
0) となったとすると、最小ΔPmin =ΔP1 が選択される
ことになる。
り、CPU60は、P0 からの必要距離を計算し、ここ
を次のADF使用時の読取位置P0 ’とし、P1 の位置
データは、P0 'にSRAM(図示せず)で書きかえ
る。
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
れば、走行体上に光源と光学系が搭載され、自動原稿搬
送機構により読取位置に搬送される原稿に当該光源から
光を照射して、当該原稿からの反射光を光学系で光電素
子に導入して、原稿の画像を読み取るに際して、自動原
稿搬送機構から読取位置に搬送される原稿に走行体上の
光源から光を照射して、当該原稿からの反射光を走行体
上の光学系で光電素子に導入し、当該光電素子の出力す
る画像特性データに基づいて、走行体の適正位置を算出
して、基準読取位置として設定するので、画像読取装置
の個々の部品から発生する装置間のバラツキを適切に補
正することができ、安定した画像を高品質で読み取るこ
とができる。
ば、自動原稿搬送機構から読取位置に搬送される原稿に
走行体上の光源から光を照射し、当該原稿からの反射光
を走行体上の光学系で光電素子に導入して、当該光電素
子の出力する画像特性データを取得するサンプリング動
作を、走行体を副走査方向に順次所定間隔に移動させた
複数のサンプリング位置で行って、当該複数のサンプリ
ング動作で取得した複数の画像特性データに基づいて、
走行体の適正位置を算出して、基準読取位置として設定
するので、副走査方向でより一層精度の高い基準読取位
置として設定することができ、より一層安定した画像を
得ることができる。
ば、複数のサンプリング動作で取得した複数の画像特性
データのうち、当該画像特性データの変位量が最小の位
置を算出して、当該位置を基準読取位置として設定する
ので、より一層精度の高い基準読取位置を設定すること
ができ、より一層安定した画像を得ることができる。
たカラー画像読取装置の正面概略構成図。
図。
ック構成図。
部分での原稿状態を示す正面図。
の調整前と調整後の関係を示す図。
処理を示すフローチャート。
Claims (3)
- 【請求項1】走行体上に光源と光学系が搭載され、自動
原稿搬送機構により読取位置に搬送される原稿に当該光
源から光を照射して、当該原稿からの反射光を前記光学
系で光電素子に導入して、前記原稿の画像を読み取る画
像読取装置において、前記自動原稿搬送機構から前記読
取位置に搬送される原稿に前記走行体上の前記光源から
光を照射して、当該原稿からの反射光を前記走行体上の
前記光学系で前記光電素子に導入し、当該光電素子の出
力する画像特性データに基づいて、前記走行体の適正位
置を算出して、基準読取位置として設定することを特徴
とする画像読取装置。 - 【請求項2】前記画像読取装置は、前記自動原稿搬送機
構から前記読取位置に搬送される原稿に前記走行体上の
前記光源から光を照射し、当該原稿からの反射光を前記
走行体上の前記光学系で前記光電素子に導入して、当該
光電素子の出力する画像特性データを取得するサンプリ
ング動作を、前記走行体を副走査方向に順次所定間隔に
移動させた複数のサンプリング位置で行って、当該複数
のサンプリング動作で取得した複数の画像特性データに
基づいて、前記走行体の適正位置を算出して、基準読取
位置として設定することを特徴とする請求項1記載の画
像読取装置。 - 【請求項3】前記画像読取装置は、前記複数のサンプリ
ング動作で取得した前記複数の画像特性データのうち、
当該画像特性データの変位量が最小の位置を算出して、
当該位置を前記基準読取位置として設定することを特徴
とする請求項2記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001037417A JP3977020B2 (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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