JP2002190160A - 再生装置、再生方法およびオーディオ・データ記憶媒体 - Google Patents

再生装置、再生方法およびオーディオ・データ記憶媒体

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JP2002190160A JP2000387710A JP2000387710A JP2002190160A JP 2002190160 A JP2002190160 A JP 2002190160A JP 2000387710 A JP2000387710 A JP 2000387710A JP 2000387710 A JP2000387710 A JP 2000387710A JP 2002190160 A JP2002190160 A JP 2002190160A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非圧縮オーディオ・データおよび圧縮オーデ
ィオ・データをより有効に活用し得るオーディオ機器を
提供する。 【解決手段】 ミックス・モードCDにおいて、データ
・トラックにコンピュータ・データとしての圧縮オーデ
ィオ・データを記憶させる。そして、再生装置でこの圧
縮オーディオ・データの存在を認識することにより、圧
縮オーディオ・データおよびCD−DAトラックに記憶
されている非圧縮オーディオ・データの両者を再生す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ・デー
タの再生装置に関し、特に非圧縮オーディオ・データと
圧縮オーディオ・データの混在したオーディオ・データ
記憶媒体を再生することのできる装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在オーディオ・データを記憶する規格
または媒体として最も普及しているのは、CD−DA
(CD−Digital Audio)である。CD−DAには、直
径12cmのディスクの場合、デジタル信号を74分録
音することができる。ところが、近時、MP3(MPEG-1
Audio Layer-III)、ATRAC3(Adaptive Transfo
rmAcoustic Coding3)、WMA(Windows Media Audi
o)といったオーディオ・データ圧縮技術が開発された
ことにより、これら圧縮技術により圧縮されたオーディ
オ・データで音楽をコンピュータで楽しむユーザが増え
てきた。これら圧縮技術は、CD−DAによるオーディ
オ・データの容量を例えば1/10程度に圧縮すること
ができ、かつ音質があまり劣化しないという特質を有し
ている。音楽の収録時間でいうと、CD−DAによる非
圧縮オーディオ・データだと1枚のディスクに74分程
度が限界であるのに対し、圧縮オーディオ・データだと
1枚のディスクに700分以上の収録が可能である。圧
縮オーディオ・データは、例えばCD−R(CD Recorda
ble)に書き込むことができるため、圧縮オーディオ・
データが書き込まれたCD−Rを再生できるオーディオ
機器も登場している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
ユーザが音楽を楽しむ場合、非圧縮オーディオ・データ
および圧縮オーディオ・データを利用することができ
る。本発明は、非圧縮オーディオ・データおよび圧縮オ
ーディオ・データをより有効に活用し得るオーディオ機
器の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】CD−DAによるオーデ
ィオ・データのファイルと、他形式のデータ・ファイル
の両者を書き込むことが可能である。この種のディスク
として、現在、ミックス・モードCD(Mixed-mode C
D)およびエンハンストCD(Enhanced CD、CD-Extraと
もいう)という2つのフォーマットが存在する。ミック
ス・モードCDは、1枚の媒体にデータ・トラックとオ
ーディオ・トラックを記憶したCD(Compact Disc)の
ことである。より具体的には、図6に示すように、1つ
のセッションに、データ・トラックおよびCD−DAト
ラックがこの順に書き込まれている。ここで、データ・
トラックとはコンピュータで処理され得る形式のデータ
(コンピュータ・データ)が記憶されたトラック領域を
いい、CD−DAトラックとはCD−DAによる非圧縮
オーディオ・データが記憶されたトラック領域をいう。
ミックス・モードCDはゲーム・ソフトなどで利用され
ることが多い。この場合、データ・トラックにゲーム用
プログラムが、またCD−DAトラックにゲーム用のB
GMが書き込まれている。ミックス・モードCDは、本
来パーソナル・コンピュータ用の規格である。したがっ
て、オーディオCDプレイヤでこのディスクを再生する
と、データ・トラック部分については音が出ないか、ま
たはノイズとして大きな音を発生してしまう。一方、パ
ーソナル・コンピュータのCD−ROMプレイヤで再生
しようとすると、このCD−ROMプレイヤは、データ
・トラックのみを認識して、CD−DAトラックのデー
タは読み込まない。
【0005】エンハンストCDは、図7に示すように、
第1および第2と2つのセッションを備え、第1セッシ
ョンにCD−DAトラック、第2セッションにデータ・
トラックが書き込まれている。第2セッションは動画や
画像、プログラムを収録可能なモードで記憶されてい
る。この第2セッションにビデオ・クリップや写真集、
ミニ・ゲーム、スクリーン・セーバーなどを収録してい
る例が多い。このディスクを音楽用CDプレイヤで再生
すると、音楽用CDプレイヤは第1セッションのCD−
DAトラックのみしか認識しないので、CD−DAディ
スクとして内周のCD−DAトラックだけを再生する。
したがって、ノイズの発生という問題は生じない。一
方、パーソナル・コンピュータのCD−ROMプレイヤ
で再生しようとすると、CD−ROMプレイヤは第2セ
ッションのデータ・トラックのみを認識し、処理する。
【0006】ところで、CD−DAによる非圧縮オーデ
ィオ・データと、圧縮オーディオ・データとを1枚のデ
ィスクにこの2つの種類のデータを書き込み、かつこの
ディスクを単体のオーディオ機器で再生することができ
れば、ユーザにとってより有益である。以上説明したよ
うに、従来、CD−DAによるオーディオ・データのフ
ァイルと、他形式のデータ・ファイルの両者を書き込む
ことができるディスクが存在しており、CD−DAによ
るオーディオ・データと圧縮オーディオ・データとを1
枚のディスク、例えばCD−Rに書き込むことは可能で
ある。そうすることにより、音質を要求する音楽につい
てはCD−DAによるオーディオ・データで書き込み、
そうでない音楽については圧縮オーディオ・データで書
き込んだ新規な音楽媒体を提供することができる。
【0007】これまで圧縮オーディオ・データを再生す
ることのできるオーディオ機器は存在する。このオーデ
ィオ機器は、ディスクを挿入すると、当該ディスクがC
D−DAによるディスクか、圧縮オーディオ・データ、
例えばMP3によるディスクのいずれのディスクかを認
識して再生することができた。ところが、このオーディ
オ機器は、CD−DAによるオーディオ・データと圧縮
オーディオ・データが1枚のディスクに混在して書き込
まれていることは想定していない。つまり、このオーデ
ィオ機器は、CD−DAによるオーディオ・データと圧
縮オーディオ・データが混在して書き込まれているディ
スクについて、CD−DAによるオーディオ・データお
よび圧縮オーディオ・データの両者を再生することがで
きなかった。そこで本発明は、CD−DAのように非圧
縮オーディオ・データとコンピュータ・データとしての
圧縮オーディオ・データとが混在した媒体を提供すると
ともに、このような媒体の非圧縮オーディオ・データと
圧縮オーディオ・データの両者を再生することのできる
再生装置を提供する。すなわち本発明は、オーディオ・
データを記憶した媒体を再生するための再生装置であっ
て、受け入れた所定の媒体について、圧縮オーディオ・
データおよび非圧縮オーディオ・データが混在している
ことを判断する判断部と、前記判断部の判断結果に基づ
いて前記媒体に記憶されている圧縮オーディオ・データ
および非圧縮オーディオ・データを再生することのでき
る再生機構と、を備えたことを特徴とする再生装置であ
る。本発明の再生装置において、圧縮オーディオ・デー
タは、コンピュータ・データとしての形式を備えること
ができる。また本発明の再生装置は、圧縮オーディオ・
データおよび非圧縮オーディオ・データが混在している
ことを判断し、その判断結果に基づいてオーディオ・デ
ータを再生することができるので、圧縮オーディオ・デ
ータおよび非圧縮オーディオ・データが混在した媒体
を、媒体の入れ替えなしに再生することができる。ちな
みに、従来のオーディオ機器は、1枚のディスクに圧縮
オーディオ・データと非圧縮オーディオ・データとが混
在することを前提としていなかったため、この混在を判
断することがなかった。
【0008】本発明の再生装置において、再生装置に受
け入れられる所定の媒体がリード・インとデータ記憶領
域とリード・アウトで構成されるセッションを備える場
合には、判断部は、セッション内のデータ記憶領域に圧
縮オーディオ・データおよび非圧縮オーディオ・データ
が混在していることを判断すればよい。現行のミックス
・モードCDは、前述のように1つのセッションにデー
タ・トラックおよびCD−DAトラックがこの順に書き
込まれている。したがって、所定の媒体がミックス・モ
ードCDであること、およびそのデータ・トラック内に
圧縮オーディオ・データが存在することを認識できれ
ば、セッション内のデータ記憶領域に圧縮オーディオ・
データおよび非圧縮オーディオ・データが混在している
と判断することができる。また本発明の再生装置におい
て、再生装置に受け入れられる所定の媒体がリード・イ
ンとデータ記憶領域とリード・アウトで構成される少な
くとも2つのセッションを備える場合には、判断部は、
2つのセッションのうち一方のセッション内のデータ記
憶領域に圧縮オーディオ・データが記憶され、他方のセ
ッション内のデータ記憶領域に非圧縮オーディオ・デー
タが記憶されていることを判断すればよい。現行のエン
ハンストCDは、前述のように、第1セッションにCD
−DAトラック、第2セッションにデータ・トラックが
書き込まれている。したがって、所定の媒体が2つのセ
ッションを備え、かつ第2セッションに圧縮オーディオ
・データが存在していることを認識できれば、圧縮オー
ディオ・データおよび非圧縮オーディオ・データが混在
している媒体であると判断できる。さらに本発明の再生
装置は、前記判断部が、前記セッション内のデータ記憶
領域に、圧縮オーディオ・データまたは非圧縮オーディ
オ・データのいずれか一方のみが記憶されていることを
判断すれば、CD−DAによるデータのみを記憶した媒
体、圧縮オーディオ・データのみを記憶した媒体を再生
することもできる。ここで、周知のように、セッション
とはリード・イン、データ記憶領域、リード・アウトの
3つの記憶部分をまとめた領域の単位をいい、リード・
インとはデータの記憶位置に関する情報を少なくとも含
み、リード・アウトはセッションの最後の部分であるこ
とを示す情報を含む。本発明におけるセッション、リー
ド・イン、リード・アウトの概念は、前記周知の概念を
踏襲するものである。
【0009】また本発明は、オーディオ・データを記憶
した媒体を再生するための再生装置であって、圧縮オー
ディオ・データ再生モードおよび非圧縮オーディオ・デ
ータ再生モードを含む再生機構と、受け入れた所定の媒
体に非圧縮オーディオ・データおよび圧縮オーディオ・
データのいずれか一方または双方が記憶されているかを
判断する判断部と、前記判断部の判断結果に基づき前記
再生機構における再生モードを選択する制御部と、を備
え、前記制御部は、前記所定の媒体にオーディオ・デー
タとして非圧縮オーディオ・データのみが記憶されてい
るものと前記判断部が判断した場合には、前記非圧縮オ
ーディオ・データ再生モードを選択し、前記所定の媒体
にオーディオ・データとして圧縮オーディオ・データの
みが記憶されているものと前記判断部が判断した場合に
は、前記圧縮オーディオ・データ再生モードを選択し、
前記所定の媒体に非圧縮オーディオ・データおよび圧縮
オーディオ・データの双方を記憶するものと前記判断部
が判断した場合には、前記圧縮オーディオ・データ再生
モードおよび非圧縮オーディオ・データ再生モードの双
方を選択する、ことを特徴とする再生装置を提供する。
この再生装置は、どのようなオーディオ・データが媒体
に記憶されているかを判断し、その判断結果に基づいた
再生モードを選択するから、ユーザは媒体のフォーマッ
トを気にすることなく音楽を楽しむことができる。しか
も、圧縮オーディオ・データおよび非圧縮オーディオ・
データの双方が記憶された媒体を、媒体の入れ替えなし
に再生することができる。
【0010】本発明の再生装置において、再生装置に受
け入れられる所定の媒体がリード・インとデータ記憶領
域とリード・アウトで構成されるセッションを備える場
合には、判断部は、セッション内のデータ記憶領域に非
圧縮オーディオ・データおよび他の形式のデータが記憶
されていることを認識し、かつ他の形式のデータ中に圧
縮オーディオ・データが含まれていることを認識するこ
とにより、所定の媒体に非圧縮オーディオ・データおよ
び圧縮オーディオ・データの双方が記憶されているもの
と判断することができる。本発明の再生装置において、
判断部は、所定の媒体に複数のセッションが含まれるか
否かを認識し、かつ当該複数のセッションのうち、少な
くとも1つのセッションに圧縮オーディオ・データが含
まれていることを認識することにより、所定の媒体に非
圧縮オーディオ・データおよび圧縮オーディオ・データ
の双方が記憶されているものと判断することができる。
【0011】さらに本発明は、オーディオ・データを記
憶した媒体を再生装置で再生する方法であって、前記再
生装置が受け入れた媒体が、非圧縮オーディオ・データ
および圧縮オーディオ・データのいずれか一方または双
方を記憶するものであるかを判断し、この判断結果に基
づいて、前記受け入れた媒体に記憶されたオーディオ・
データを再生することを特徴とする再生方法を提供す
る。そして、本発明の再生方法において、受け入れた媒
体が非圧縮オーディオ・データおよび圧縮オーディオ・
データの双方を記憶するものであると判断した場合に、
非圧縮オーディオ・データおよび圧縮オーディオ・デー
タのいずれかのデータを再生し、その後に他方のデータ
を連続的に再生することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態に基づき
説明する。図1は本実施の形態によるオーディオ機器1
0のシステム構成を示すブロック図である。オーディオ
機器10は、メカデッキ部11と、メイン・マイコン1
2と、表示部13と、操作キー14と、電源15と、ア
ンプ16と、スピーカ17とから構成される。メカデッ
キ部11は、ディスク1を回転駆動するスピンドル・モ
ータ2と、ディスク1のデータを読み取るためのピック
・アップ3と、RF(Radio Frequency)アンプ4と、
モータ・ドライバ5と、CD DSP(Digital Signal
Processor)&サーボ6と、マイクロコンピュータ(マ
イコン)7と、CD−ROMデコーダ部と圧縮オーディ
オ・デコーダ部とからなるデコーダ8と、DAC(D/
Aコンバータ)9とから構成される。
【0013】メイン・マイコン12は、オーディオ機器
10全体の制御を司る。メイン・マイコン12には、表
示部13および操作キー14が接続されている。ユーザ
が所望する動作に対応する操作キー14を操作すると、
メイン・マイコン12がメカデッキ部11のマイコン7
に当該操作を行うよう指示する。表示部13は、オーデ
ィオ機器10の動作状況その他を表示する。
【0014】次に、以上の構成からなるオーディオ機器
10において、ディスク1に収録されたオーディオ・デ
ータを再生する際の動作を説明する。オーディオ機器1
0は、オーディオ・データの再生モードを選択として、
CD−DAによる非圧縮オーディオ・データを再生する
モードおよびMP3等による圧縮オーディオ・データを
再生するモードの2つのモードを備え、かついずれかを
選択することができる。なお、単にオーディオ・データ
というときには、圧縮オーディオ・データおよび非圧縮
オーディオ・データを総称するもとのする。また、本実
施の形態では圧縮オーディオ・データとしてMP3を例
にして説明するが、他の形式の圧縮オーディオ・デー
タ、例えば前述した、ATRAC3、WMA等について
適用できることは言うまでもない。
【0015】はじめにCD−DAによる非圧縮オーディ
オ・データの再生モードについて説明する。この再生モ
ードは、ディスク1が、CD−DAによるディスク、ミ
ックス・モードCDおよびエンハンストCDのいずれか
のときに機能し得る。ディスク1を装着したスピンドル
・モータ2をモータ・ドライバ5が回転させる。ピック
・アップ3は回転状態にあるディスク1からCD−DA
によるオーディオ・データを読み出す。ピック・アップ
3から読み出されたCD−DAによるオーディオ・デー
タはRFアンプ4で増幅され、かつCD DSP&サー
ボ6で復調される。CD DSP&サーボ6で復調され
た信号は、デコーダ8を通過してDAC9に与えられ
る。ここで、当該信号はデコーダ8を通過するのみであ
る。CD DSP&サーボ6で復調された信号を受けた
DAC9は、当該信号をオーディオ信号に変換するとと
もにアンプ16に向けて出力する。アンプ16で増幅さ
れた当該オーディオ信号はスピーカ17を介して再生さ
れる。なお、以上の一連の処理は、メイン・マイコン1
2の指示に基づきマイコン7により制御される。
【0016】次に、MP3等による圧縮オーディオ・デ
ータの再生モードについて説明する。この再生モード
は、ディスク1が、CD−ROMによるディスク、ミッ
クス・モードCDおよびエンハンストCDのいずれかの
ときに機能し得る。ディスク1を装着したスピンドル・
モータ2をモータ・ドライバ5が回転させる。ピック・
アップ3は回転状態にあるディスク1からCD−ROM
形式、つまりコンピュータ・データとしてのオーディオ
・データを読み出す。ピック・アップ3から読み出され
たこのオーディオ・データはRFアンプ4で増幅され、
かつCD DSP&サーボ6で復調される。ここまでの
動作はCD−DAによる非圧縮オーディオ・データの再
生と同じである。CD DSP&サーボ6で復調された
信号は、デコーダ8のCD−ROMデコーダ部におい
て、当該データをCD−ROMフォーマットに復調し、
その中からMP3等によるオーディオ・データ、つまり
圧縮オーディオ・データを抽出する。抽出された圧縮オ
ーディオ・データは、デコーダ8の圧縮オーディオ・デ
コーダ部においてCD−DAによるオーディオ・データ
に復調される。当該CD−DAオーディオ・データは、
DAC9においてオーディオ信号に変換されるとともに
アンプ16に向けて出力される。アンプ16で増幅され
た当該オーディオ信号はスピーカ17を介して再生され
る。以上の一連の処理は、メイン・マイコン12の指示
に基づきマイコン7により制御される。
【0017】以上では、CD−DAによる非圧縮オーデ
ィオ・データを再生するモードおよびMP3等による圧
縮オーディオ・データを再生するモードを区別して説明
したが、本実施の形態によるオーディオ機器10は、デ
ィスク1のフォーマットを解析し、その解析結果に応じ
た再生モードを選択することができる。この解析は、デ
ィスク1が、CD−DA、CD−ROM、ミックス・モ
ードCD、エンハンストCD、その他フォーマットCD
のいずれのフォーマットに該当するのかを認識すること
を基本とする。ここで、各種フォーマットによるディス
ク1のファイル構造について説明する。図4はCD−D
Aフォーマットのディスク1のファイル構造を示してい
る。CD−DAは、ディスク1の内周側からリード・イ
ン、CD−DAトラック、リード・アウトが順に配列さ
れている。ここで、リード・インで始まりリード・アウ
トで終わる1つの単位をセッションと呼んでいる。CD
−DAの規格書である「レッド・ブック」に、CD−D
Aはセッションが1つのみと規定されている。CD−D
Aトラックには、単数または複数の曲が含まれる。この
曲は、非圧縮オーディオ・データとして書き込まれる。
リード・インには、TOC(Table Of Contents)が含
まれている。TOCにはCD−DAトラック内の情報、
つまり各トラック(各曲)の開始時間に関する情報、デ
ータ記憶領域(ここでは、CD−DAトラック)内のデ
ータが、CD−DAによるオーディオ・データであるこ
との情報を含んでいる。また、TOCには、セッション
が単数であるか複数であるかの情報も含まれている。な
お、他のフォーマットによるディスクのTOCにも同様
の情報が含まれている。
【0018】次に、図5はCD−ROMフォーマットに
よるディスク1のファイル構造を示している。CD−R
OMは、音楽用に開発されたCD−DAを発展させ、コ
ンピュータで扱うデータを記憶する媒体として、「イエ
ロー・ブック」においてその規格が定められている。C
D−ROMは、ディスク1の内周側からリード・イン、
PVD(Primary Volume Descriptor:基本ボリューム
記述子)、パステーブル、データ・トラック、リード・
アウトが順に配列されている。セッションが、リード・
インで始まりリード・アウトで終わる1つの単位を示す
ことは、CD−DAと同じである。リード・インはTO
Cを含み、このTOCを参照すれば、データ・トラック
にコンピュータ・データが記憶されていることを認識す
ることができる。データ・トラックには、単数または複
数の曲が含まれる。この曲は、圧縮オーディオ・デー
タ、例えばMP3として書き込まれる。この圧縮オーデ
ィオ・データは、コンピュータ・データのフォーマット
を有する。PVDおよびパステーブルを参照することに
より、圧縮オーディオ・データの存在を確認することが
できる。例えば、MP3による圧縮オーディオ・データ
のファイル名に「mp3」という拡張子が付されるとす
ると、その拡張子に関する情報をPVDおよびパステー
ブルを参照すれば確認できる。なお、データ・トラック
には、圧縮オーディオ・データ以外のコンピュータ・デ
ータを書き込むこともできる。
【0019】図6にミックス・モードCDのファイル構
造を示す。前述したように、ミックス・モードCDは、
1枚の媒体にデータ・トラックとオーディオ・トラック
を記憶している。つまり、ミックス・モードCDは、デ
ィスク1の内周側からリード・イン、PVD、パステー
ブル、データ・トラック、CD−DAトラック、リード
・アウトが順に配列されている。データ・トラックに
は、単数または複数の曲が含まれる。この曲は、圧縮オ
ーディオ・データ、例えばMP3として書き込まれる。
CD−DAトラックには、単数または複数の曲が含まれ
る。この曲は、非圧縮オーディオ・データとして書き込
まれる。つまり、ミックス・モードCDの場合、圧縮オ
ーディオ・データと非圧縮オーディオ・データとが混在
した音楽媒体となる。なお、データ・トラックには、圧
縮オーディオ・データ以外のコンピュータ・データを書
き込むことができるのは、CD−ROMフォーマットと
同様である。
【0020】図7にエンハンストCDのファイル構造を
示す。前述したように、エンハンストCDは、1枚の媒
体に2つのセッションを備えており、「ブルーブック」
によりその規格が定められている。そして、エンハンス
トCDは、ディスク1の内周側から第1のリード・イ
ン、CD−DAトラック、第1のリード・アウト、第2
のリード・イン、PVD、パステーブル、データ・トラ
ックおよび第2のリード・アウトが順に配列されてい
る。データ・トラックに圧縮オーディオ・データが、C
D−DAトラックに非圧縮オーディオ・データを書き込
むことができることは、ミックス・モードCDと同様で
ある。つまり、エンハンストCDは、圧縮オーディオ・
データと非圧縮オーディオ・データとが混在した音楽媒
体となる。エンハンストCDとミックス・モードCDと
の相違は、ミックス・モードCDは1つのセッションし
か持たないのに対して、エンハンストCDは第1セッシ
ョンおよび第2セッションと2つのセッションを備えて
いる点にある。しかも、ミックス・モードCDは1つの
セッション内にデータ・トラックとCD−DAトラック
とが存在するのに対して、エンハンストCDは1つのセ
ッション内にはデータ・トラックまたはCD−DAトラ
ックの一方のみが存在している。
【0021】CD−DA、CD−ROM、ミックス・モ
ードCD、エンハンストCDは、以上説明したようなフ
ァイル構造の相違があるため、所定のディスク1がいず
れのフォーマットに該当するのかファイル構造を参照す
ることにより判別できる。以下では、オーディオ機器1
0に装着されたディスク1のディスク・フォーマットを
解析し、かつその解析結果に基づいてオーディオ・デー
タを再生する処理を図2および図3に示すフロー・チャ
ートに基づき説明する。なお、図2および図3に示すフ
ローチャートの処理は、メカデッキ部11のマイコン7
内に組み込まれたプログラムにより実行される。
【0022】図2および図3はオーディオ機器10にお
ける一連の処理フローを示し、図2はディスク1がCD
−ROMフォーマットまたはミックス・モードCDの場
合の処理を、図3はディスク1がCD−DAフォーマッ
ト、エンハンストCDファーマットまたは他のフォーマ
ットの場合の処理を示している。ディスク1に対してユ
ーザが操作キー14により再生を要求すると、ピック・
アップ3を介してリード・インのTOC(Table Of Con
tents)を参照する(S101)。なお、この種の記憶
ディスクは、はじめにディスク内周側のリード・インに
アクセスすることが定義づけられている。したがって、
セッションを2つ含むエンハンストCDの場合には、第
1セッション内のTOCを参照することになる。TOC
を参照することにより、ディスク1内の全てのトラック
がCD−DAによるものか否か判断する(S102)。
全てのトラックがCD−DAによるデータである場合に
は、図3のS110に進む。なお、S110以降の処理
は追って説明する。
【0023】S102において全てのトラックがCD−
DAによるものでないと判断すると、S103におい
て、全てのトラックがデータであるか否か判断する。な
お、ここでいうデータとは、コンピュータ・データのこ
とを意味し、CD−DAによるオーディオ・データは含
まれない。全てのトラックがデータであるならば、その
ディスク1はCD−ROMフォーマットによるディスク
と認識される(S108)。換言すれば、オーディオ・
データとして、圧縮オーディオ・データのみを記憶する
媒体と判断したことになる。そうすると、オーディオ機
器10は、圧縮オーディオ・データ再生モードを選択
し、データ・トラック内の圧縮オーディオ・データを再
生する(S109)。
【0024】S103において全てのトラックがデータ
でないと判断されると、このディスク1は、S102に
おける判断によって全てのトラックがCD−DAでもな
いから、データ・トラックとCD−DAトラックとが1
つのセッション内に混在した媒体と認識できる。つま
り、このディスク1はミックス・モードCDと判断する
(S104)。ディスク1がミックス・モードCDであ
っても、そのデータ・トラック内に圧縮オーディオ・デ
ータが存在するとは限らない。そこで、データ・トラッ
クに圧縮オーディオ・データが存在するか否か判断する
(S105)。この判断は、PVDおよびパステーブル
を参照し、圧縮オーディオ・データを表記する拡張子の
有無をサーチすることにより行うことができる。前述の
ように、例えばMP3の拡張子が「mp3」であったと
すれば、この拡張子「mp3」を見出すことができれ
ば、データ・トラックに圧縮オーディオ・データが存在
することを確認することができる。結局、このディスク
1は、圧縮オーディオ・データと非圧縮オーディオ・デ
ータとが混在した媒体と判断されたことになる。
【0025】圧縮オーディオ・データが存在する場合に
は、オーディオ機器10は、圧縮オーディオ・データ再
生モードを選択し、データ・トラック内の圧縮オーディ
オ・データを再生する(S106)。データ・トラック
内の圧縮オーディオ・データを再生した後に、オーディ
オ機器10は、非圧縮オーディオ・データ再生モードを
選択し、CD−DAトラック内の非圧縮オーディオ・デ
ータを再生する(S107)。一方、S105において
データ・トラックに圧縮オーディオ・データが存在しな
いと判断された場合には、オーディオ機器10は、非圧
縮オーディオ・データ再生モードを選択し、CD−DA
トラック内の非圧縮オーディオ・データを再生する(S
107)。
【0026】次に、図3に基づきS110以降の処理を
説明する。なお、S110以降の処理は、S102にお
いて全てのトラックにCD−DAによるオーディオ・デ
ータが記憶されていると判断された場合の処理である。
S102において全てのトラックにCD−DAによるオ
ーディオ・データが記憶されていると判断された場合、
ディスク1に第2セッションがあるか否か判断する(S
110)。第2セッションの有無は、TOC内の情報に
基づき行うことができる。ここで、第2セッションが存
在しないとすれば、そのディスク1は、セッションが1
つでかつS102の判断によりセッション内のトラック
が全てCD−DAによるオーディオ・データが記憶され
ているから、CD−DAフォーマットによるディスクと
判断する(S117)。CD−DAフォーマットによる
ディスクと判断したならば、オーディオ機器10は、非
圧縮オーディオ・データ再生モードを選択し、CD−D
Aトラック内の非圧縮オーディオ・データを再生する
(S118)。
【0027】S110において第2セッションがあると
判断すると、第2リード・インを読む(S111)。第
2リード・イン内のTOCを参照して第2セッション内
のトラックがデータ・トラックか否か確認する(S11
2)。第2セッション内のトラックがデータ・トラック
だとすると、そのディスク1は、第1セッション内には
CD−DAトラックが存在するから、エンハンストCD
と判断される(S113)。一方、第2セッション内の
トラックがデータ・トラックでない場合には、その他フ
ォーマットによるディスクと判断する(S119)。S
113においてエンハンストCDと判断されると、オー
ディオ機器10は、非圧縮オーディオ・データ再生モー
ドを選択し、CD−DAトラック(第1セッション)内
の非圧縮オーディオ・データを再生する(S114)。
次に、CD−DAトラック内の非圧縮オーディオ・デー
タの再生が終了すると、第2セッションのデータ・トラ
ック内に圧縮オーディオ・データが存在するか否かを判
断する(S115)。圧縮オーディオ・データが存在す
るか否かの判断手法はS105と同様である。圧縮オー
ディオ・データが存在する場合には、オーディオ機器1
0は、圧縮オーディオ・データ再生モードを選択し、デ
ータ・トラック(第2セッション)内の圧縮オーディオ
・データを再生する(S116)。データ・トラック内
の圧縮オーディオ・データの再生が終了し、または圧縮
オーディオ・データが存在しない場合には、処理を終了
する。
【0028】以上説明したように、本実施の形態による
オーディオ機器10は、CD−DAによる非圧縮オーデ
ィオ・データと圧縮オーディオ・データを混在したディ
スク1を再生することができる。非圧縮オーディオ・デ
ータは記憶容量が大きいものの音質に優れ、一方、圧縮
オーディオ・データは音質が若干劣るものの記憶容量が
小さい。ユーザは、1枚のディスク1に、音質を重視す
る曲についてはCD−DAによる非圧縮オーディオ・デ
ータとして記憶し、BGM程度で音質をあまり気にしな
い曲についてはMP3等の圧縮オーディオ・データで記
憶しておけばよい。そしてこのようなディスク1をオー
ディオ機器10で再生する場合、ユーザは非圧縮オーデ
ィオ・データ、圧縮オーディオ・データの混在を気にす
る必要がない。
【0029】以上説明した実施の形態は、本発明の一形
態にすぎない。たとえば、S104においてミックス・
モードCDと判断した後に、圧縮オーディオ・データを
再生し、その次にCD−DAによる非圧縮オーディオ・
データを再生しているが、再生の順番を入れ替えて、非
圧縮オーディオ・データを再生した後に圧縮オーディオ
・データを再生してもよい。また、S113においてエ
ンハンストCDと判断した後に、CD−DAによる非圧
縮オーディオ・データを再生し、その次に圧縮オーディ
オ・データを再生しているが、S115の判断、つまり
第2セッションのトラック内に圧縮オーディオ・データ
が存在するか否か判断した後に、一連の再生処理を行う
こともできる。
【0030】また、以上の実施形態ではミックス・モー
ドCDと判断し、全ての圧縮オーディオ・データの再生
が終了した後に非圧縮オーディオ・データの再生を行う
ようにしているが、圧縮オーディオ・データと非圧縮オ
ーディオ・データとを交互に再生してもよい。さらに、
ミックス・モードCDと判断した後に、データ・トラッ
クおよびCD−DAトラックに記憶されているデータに
対応する曲名を表示部13に表示させ、ユーザが選択し
た曲を再生するようにしてもよい。この再生手法は、エ
ンハンストCDについても同様のことがいえる。
【0031】その他、ディスク1のフォーマットを解析
すること、さらにこの解析結果に基づいて1枚のディス
ク1に混在する圧縮オーディオ・データおよび非圧縮オ
ーディオ・データを再生するという本発明の主旨を逸脱
しない範囲で、種々の変更を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
圧縮オーディオ・データと非圧縮オーディオ・データが
混在したオーディオ・データ記憶媒体が提供されるか
ら、音質を重視した曲とさほど音質を気にしない曲が多
数記憶された1枚のディスクで音楽を楽しむことができ
る。また、本発明によれば、ディスクの入れ替えを行う
ことなく、圧縮オーディオ・データと非圧縮オーディオ
・データが混在したオーディオ・データ記憶媒体で音楽
を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態によるオーディオ機器の構成を
示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態によるオーディオ機器の再生処
理を示すフローチャートである。
【図3】 本実施の形態によるオーディオ機器の再生処
理を示すフローチャートである。
【図4】 CD−DAのファイル構造を示す図である。
【図5】 CD−ROMのファイル構造を示す図であ
る。
【図6】 ミックス・モードCDのファイル構造を示す
図である。
【図7】 エンハンストCDのファイル構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…ディスク、2…スピンドル・モータ、3…ピック・
アップ、4…RF(Radio Frequency)アンプ、5…モ
ータ・ドライバ、6…CD DSP&サーボ、7…マイ
コン、8…デコーダ、9…DAC(D/Aコンバー
タ)、10…オーディオ機器、11…メカデッキ部、1
2…メイン・マイコン、13…表示部、14…操作キ
ー、15…電源、16…アンプ、17…スピーカ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ・データを記憶した媒体を再
    生するための再生装置であって、 受け入れた所定の媒体について、圧縮オーディオ・デー
    タおよび非圧縮オーディオ・データが混在していること
    を判断する判断部と、 前記判断部の判断結果に基づいて前記媒体に記憶されて
    いる圧縮オーディオ・データおよび非圧縮オーディオ・
    データを再生する再生機構と、を備えたことを特徴とす
    る再生装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の媒体は、リード・インとデー
    タ記憶領域とリード・アウトで構成されるセッションを
    備え、 前記判断部は、前記セッション内のデータ記憶領域に圧
    縮オーディオ・データおよび非圧縮オーディオ・データ
    が混在していることを判断することを特徴とする請求項
    1に記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の媒体は、リード・インとデー
    タ記憶領域とリード・アウトで構成される少なくとも2
    つのセッションを備え、 前記判断部は、前記2つのセッションのうち一方のセッ
    ション内のデータ記憶領域に圧縮オーディオ・データが
    記憶され、他方のセッション内のデータ記憶領域に非圧
    縮オーディオ・データが記憶されていることを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 前記判断部は、前記セッション内のデー
    タ記憶領域に、圧縮オーディオ・データまたは非圧縮オ
    ーディオ・データのいずれか一方のみが記憶されている
    ことを判断することを特徴とする請求項2または3に記
    載の再生装置。
  5. 【請求項5】 オーディオ・データを記憶した媒体を再
    生するための再生装置であって、 圧縮オーディオ・データ再生モードおよび非圧縮オーデ
    ィオ・データ再生モードを含む再生機構と、 受け入れた所定の媒体に非圧縮オーディオ・データおよ
    び圧縮オーディオ・データのいずれか一方または双方が
    記憶されているかを判断する判断部と、 前記判断部の判断結果に基づき前記再生機構における再
    生モードを選択する制御部と、を備え、 前記制御部は、 前記所定の媒体にオーディオ・データとして非圧縮オー
    ディオ・データのみが記憶されているものと前記判断部
    が判断した場合には、前記非圧縮オーディオ・データ再
    生モードを選択し、 前記所定の媒体にオーディオ・データとして圧縮オーデ
    ィオ・データのみが記憶されているものと前記判断部が
    判断した場合には、前記圧縮オーディオ・データ再生モ
    ードを選択し、 前記所定の媒体に非圧縮オーディオ・データおよび圧縮
    オーディオ・データの双方を記憶するものと前記判断部
    が判断した場合には、前記圧縮オーディオ・データ再生
    モードおよび非圧縮オーディオ・データ再生モードの双
    方を選択する、ことを特徴とする再生装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の媒体は、リード・インとデー
    タ記憶領域とリード・アウトで構成されるセッションを
    備え、 前記判断部は、前記セッション内のデータ記憶領域に非
    圧縮オーディオ・データおよび他の形式のデータが記憶
    されていることを認識し、かつ前記他の形式のデータ中
    に圧縮オーディオ・データが含まれていることを認識す
    ることにより、前記所定の媒体に非圧縮オーディオ・デ
    ータおよび圧縮オーディオ・データの双方が記憶されて
    いるものと判断することを特徴とする請求項5に記載の
    再生装置。
  7. 【請求項7】 前記判断部は、前記所定の媒体に複数の
    セッションが含まれるか否かを認識し、かつ当該複数の
    セッションのうち、少なくとも1つのセッションに圧縮
    オーディオ・データが含まれていることを認識すること
    により、前記所定の媒体に非圧縮オーディオ・データお
    よび圧縮オーディオ・データの双方が記憶されているも
    のと判断することを特徴とする請求項5に記載の再生装
    置。
  8. 【請求項8】 オーディオ・データを記憶した媒体を再
    生装置で再生する方法であって、 前記再生装置が受け入れた媒体が、非圧縮オーディオ・
    データおよび圧縮オーディオ・データのいずれか一方ま
    たは双方を記憶するものであるかを判断し、この判断結
    果に基づいて、前記受け入れた媒体に記憶されたオーデ
    ィオ・データを再生することを特徴とする再生方法。
  9. 【請求項9】 前記受け入れた媒体が非圧縮オーディオ
    ・データおよび圧縮オーディオ・データの双方を記憶す
    るものであると判断した場合に、 前記非圧縮オーディオ・データおよび圧縮オーディオ・
    データのいずれかのデータを再生し、その後に他方のデ
    ータを連続的に再生することを特徴とする請求項8に記
    載の再生方法。
  10. 【請求項10】 非圧縮状態のオーディオ・データを記
    憶する記憶領域と、コンピュータ・データとしての圧縮
    オーディオ・データを記憶する記憶領域と、を備えたこ
    とを特徴とするオーディオ・データ記憶媒体。
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