JP2002189236A - 光波長変換モジュール - Google Patents

光波長変換モジュール

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JP2002189236A
JP2002189236A JP2001304305A JP2001304305A JP2002189236A JP 2002189236 A JP2002189236 A JP 2002189236A JP 2001304305 A JP2001304305 A JP 2001304305A JP 2001304305 A JP2001304305 A JP 2001304305A JP 2002189236 A JP2002189236 A JP 2002189236A
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optical
semiconductor laser
optical wavelength
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JP2001304305A
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Shigeaki Miura
栄朗 三浦
Shinichiro Sonoda
慎一郎 園田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光波長変換素子とこの光波長変換素子に光結合
された半導体レーザとを含んで構成した光波長変換モジ
ュールにおいて、波長変換波の直交する2つの偏光成分
の間に所定の光路差を与える波長板を配置する場合に、
戻り光によるノイズの発生を防止して安定に波長変換波
を得ることができる光波長変換モジュールを提供する。 【解決手段】基本波34を出射する半導体レーザ10
と、半導体レーザ10に光結合されると共に、半導体レ
ーザ10から入射された基本波34を波長変換する光波
長変換素子14と、を含んで光波長変換モジュールを構
成し、光波長変換素子14の光出射側に波長板67を配
置し、波長板67と光波長変換素子14との間に第2高
調波62から基本波34を除去する除去手段としてIR
カットフィルタ66を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は光波長変換モジュー
ルに関し、特に、光波長変換素子を用いて半導体レーザ
から出射された基本波を波長変換する光波長変換モジュ
ールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光波長変換素子に半導体レーザを
光結合して、光波長変換素子から出射された第2高調波
等の波長変換波を、レーザプリンタ等の光走査記録装置
の記録光に適用する場合においては、波長変換波を光走
査記録装置に設けられた走査光学系とマッチングさせる
ために、波長変換波の偏光面を90°回転させる必要が
あった。
【0003】波長変換波の偏光面を90°回転させるた
めには、光波長変換素子の出射端面側に、直交する2つ
の偏光成分の間に1/2波長の光路差を与える1/2波
長板が配置される。1/2波長板は複屈折性の白雲母
板、水晶板等で構成され、1/2波長板に入射する楕円
偏光の長軸の方位が、波長板の主軸からθのとき、出射
楕円偏光の長軸の方位は−θとなる。例えばθ=45°
であれば、出射楕円偏光と入射楕円偏光とは互いに直交
状態となる。すなわち、楕円形状は同じであるが、長軸
の方向が互いに直交し、回転方向が逆転する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光波長
変換素子の出射端面からは、波長変換波と共に波長変換
されなかった基本波も出射されている。また、1/2波
長板はその性能を発揮させるためには、光軸に対し略垂
直に配置される。このため光波長変換素子の出射端面側
に1/2波長板を配置すると、この基本波が1/2波長
板により反射されて、いわゆる戻り光となって半導体レ
ーザに再入射しノイズの原因になるという問題がある。
【0005】また、この問題を解決するために1/2波
長板を光軸に対して傾斜させ、1/2波長板で反射され
た光が戻り光にならないようにすることが考えられる
が、1/2波長板を光軸に対して傾斜させると1/2波
長板の性能を発揮させることができなくなる。
【0006】本発明は上記事情に鑑み成されたものであ
り、本発明の目的は、光波長変換素子とこの光波長変換
素子に光結合された半導体レーザとを含んで構成した光
波長変換モジュールにおいて、波長変換波の直交する2
つの偏光成分の間に所定の光路差を与える波長板を配置
する場合に、戻り光によるノイズの発生を防止して安定
に波長変換波を得ることができる光波長変換モジュール
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の光波長変換モジュールは、基本波
を出射する半導体レーザと、該半導体レーザに光結合さ
れると共に、前記半導体レーザから入射された基本波を
波長変換する光波長変換素子と、該光波長変換素子の光
出射側に配置された波長板と、該波長板と前記光波長変
換素子との間に配置され、入射された光から基本波を除
去する除去手段と、を含んで構成されたことを特徴とす
る。
【0008】請求項1の発明では、半導体レーザから出
射された基本波は、この半導体レーザに光結合された光
波長変換素子に入射され、光波長変換素子により波長変
換される。光波長変換素子の光出射側には波長板が配置
されており、光波長変換素子から出射された光は、波長
板と光波長変換素子との間に配置された除去手段により
基本波を除去されて波長板に入射される。このように、
波長板と光波長変換素子との間に入射された光から基本
波を除去する除去手段を配置したことにより、基本波が
波長板により反射されて戻り光となるのを防止すること
ができる。これにより、半導体レーザにノイズが発生せ
ず、安定に波長変換波を得ることができる。
【0009】上記の光波長変換モジュールにおいて、前
記除去手段をIRカットフィルタで構成することができ
る。除去手段としてIRカットフィルタを用いることに
より、赤外光である基本波を除去することができる。
【0010】上記の光波長変換モジュールにおいて、前
記光波長変換素子は半導体レーザに直接結合されている
ことが好ましい。光波長変換素子を半導体レーザに直接
結合することにより、装置の小型化を図ることができ
る。
【0011】上記の光波長変換モジュールにおいて、前
記波長板として波長変換波に対する1/2波長板または
1/4波長板を用いることができる。波長板として波長
変換波に対する1/2波長板を用いた場合には、入射光
の偏光面を90°回転させることができ、波長板として
波長変換波に対する1/4波長板を用いた場合には、直
線偏光の入射光を円偏光に変えることができる。
【0012】上記の光波長変換モジュールにおいて、前
記波長板を光軸に対して略垂直に配置することができ
る。波長板の性能を有効に発揮させるために、波長板は
光軸に対して略垂直に、好ましくは光軸と直交する面と
0.5°以下の角度を成すように配置する。波長板を光
軸に対してこれ以上傾けると、光波長変換モジュールの
消光比が劣化する。
【0013】上記の光波長変換モジュールにおいて、前
記波長板の光出射側にビームスプリッタを設けることが
できる。
【0014】特に、前記波長板の光出射側にビームスプ
リッタ及びフォトダイオードを配置し、該ビームスプリ
ッタ及びフォトダイオードを遮光する構成とすることが
好ましい。散乱光がフォトダイオードに入射しないよう
に、波長板の光出射側にビームスプリッタ及びフォトダ
イオードを配置し、ビームスプリッタ及びフォトダイオ
ードを遮光する。
【0015】上記の光波長変換モジュールにおいて、前
記光波長変換素子の光出射側に、透過光を減衰させる光
減衰機構を設けることができる。半導体レーザの駆動電
流が所定範囲内にある場合には、ばらつきの無い安定し
た出力を得ることができる。このため、光波長変換素子
の光出射側に光減衰機構を設けて、半導体レーザの駆動
電流値が所定範囲内となるように所望の出力光量に応じ
て透過光を減衰させ、安定した出力を得ることができ
る。
【0016】光減衰機構は、前記光波長変換素子の光出
射側で且つ前記ビームスプリッタの光入射側に設けるこ
とが好ましい。ビームスプリッタの光入射側に設ける場
合には、光減衰機構を1箇所に設けるだけでよい。ま
た、波長板の光出射側にビームスプリッタ及びフォトダ
イオードを配置して出力光をモニターする場合にも、モ
ニター電流値のばらつきを抑制することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
を適用した光波長変換モジュールの実施の形態について
詳細に説明する。 (第1の実施の形態)本実施の形態に係る光波長変換モ
ジュールは、図1に示すように、第1の端面(後方出射
端面)とこの第1の端面に対向する第2の端面(前方出
射端面)とを備え、赤外領域の発振波長を有する半導体
レーザ10と、半導体レーザ10の前方出射端面と共に
外部共振器を構成する反射部材としてのミラー12と、
半導体レーザ10から出射された基本波を波長変換して
第2高調波を出力する導波路型の光波長変換素子14
と、を備えている。
【0018】また、半導体レーザ(LD)10は半導体
レーザ用のマウント16に保持され、2次高調波発生素
子(SHG)で構成された光波長変換素子14は光波長
変換素子用のマウント18に保持されている。半導体レ
ーザ10と光波長変換素子14とは、マウントに保持さ
れた状態で、半導体レーザ10の出射部分と光波長変換
素子14の導波路部分(入射部分)とが一致するように
位置合わせされ、LD−SHGユニット20が構成され
ている。このLD−SHGユニット20は、基板22上
に固定されている。これにより半導体レーザ10の前方
出射端面に光波長変換素子14が直接結合される。
【0019】半導体レーザ10は、ファブリペロー型
(FP型)の単峰性の空間モード(横シングルモード)
を有する通常の半導体レーザ(レーザダイオード)であ
り、半導体レーザ10の両端面(劈開面)には、発振波
長の光に対するLR(低反射率)コート24A、24B
が施されている。例えば、LRコート24Aの基本波に
対する反射率を30%、LRコート24Bの基本波に対
する反射率を30%とすることができる。
【0020】光波長変換素子14は、非線形光学効果を
有する強誘電体であるLiNbO3にMgOが例えば5
mol%ドープされたもの(以下、MgO−LNと称す
る)の結晶からなる基板26を備えており、この基板2
6には、そのZ軸と平行な自発分極の向きを反転させた
ドメイン反転部28が後述する所定周期Λで形成された
周期ドメイン反転構造と、この周期ドメイン反転構造に
沿って延びるチャンネル光導波路30と、が形成されて
いる。また、光波長変換素子14の半導体レーザ側端面
には、基本波に対するAR(透過性)コート32Aが施
され、出射側端面には第2高調波及び基本波に対するA
Rコート32Bが施されている。なお、周期ドメイン反
転構造を有する導波路型の光波長変換素子14の作製方
法については、特開平10−254001号公報等に詳
細に記載されている。
【0021】また、光波長変換素子14の前方出射端面
は斜めに研磨されて、チャンネル光導波路30が延びる
方向に垂直な面に対して、チャンネル光導波路30が延
びる方向に角度θ(3°≦θ)以上傾斜した傾斜面が形
成されている。このように光導波路端面を含む前方出射
端面を斜めに研磨したことにより、基本波がチャンネル
光導波路30に再入射するのを防止し、半導体レーザ1
0への戻り光を少なくすることができる。なお、光波長
変換素子14の前方出射端面は光軸に対し垂直に研磨さ
れていてもよい。
【0022】LD−SHGユニット20には、半導体レ
ーザ10の後方出射端面から発散光状態で出射したレー
ザビーム(後方出射光)34Rを平行光化するコリメー
タレンズ36が取り付けられている。LD−SHGユニ
ット20及びコリメータレンズ36は、気密封止部材と
してのパッケージ38内にドライ窒素等の不活性ガスま
たはドライ空気と共に気密封止され、パッケージ38内
に固定されている。なお、コリメータレンズ36として
は、セルフォックレンズ(商品名)のような分布屈折率
ロッドレンズ、非球面レンズ、及び球面レンズのいずれ
をも使用することができる。
【0023】パッケージ38には、半導体レーザ10か
らの後方出射光34Rが透過する窓孔40Aと光波長変
換素子14からの前方出射光62が透過する窓孔40B
とが形成され、この窓孔40Aと窓孔40Bには、それ
ぞれ透明な窓板42Aと窓板42Bとが気密状態を保つ
ように被着されている。また、パッケージ38には、ワ
イヤ取出孔に低融点ガラス等を気密状態で嵌合させたワ
イヤ取出部44が形成され、半導体レーザ10の両電極
に結線された2本のワイヤ46A、46Bがワイヤ取出
部44を貫通して引き出されている。
【0024】パッケージ38は、LD−SHGユニット
20とコリメータレンズ36とを気密封止した状態で、
ミラー12と共に基板48上に固定されている。ミラー
12は、そのレーザビーム入射側の面にはARコート5
0が施され、入射側の面と反対側の面にはHRコート5
2が施されている。パッケージ38の窓板42Aとミラ
ー12との間には、ホルダー54に回転可能に保持され
た波長選択素子としての狭帯域バンドパスフィルタ56
と、レーザビーム34Rの光路を略180°折り曲げる
ための一対の全反射プリズム58A及び58Bと、一対
の全反射プリズム58A及び58Bにより略180°折
り曲げられた光路を再度略180°折り曲げるための一
対の全反射プリズム58C及び58Dと、平行光化され
たレーザビーム34Rをミラー12のHRコート52の
表面に収束させる集光レンズ60と、がこの順に配置さ
れ、基板48上に固定されている。ミラー12のHRコ
ート52の基本波に対する反射率は95%とするのが好
ましい。
【0025】ミラー12と半導体レーザ10の前方出射
端面とによって構成される外部共振器の共振器長(即
ち、半導体レーザ10の前方出射端面からミラー12の
HRコート52の表面までの光学長)が、半導体レーザ
から出射される基本波のコヒーレント長よりも長くなる
ように、半導体レーザ10とミラー12とが配置されて
いる。基本波のコヒーレント長Lは、そのレーザビーム
固有の可干渉距離であり、レーザビームの波長をλ、ス
ペクトル幅をΔλとすると、下記式に従い算出すること
ができる。
【0026】L=λ2/2πnΔλ 基本波のコヒーレント長Lは、一般には100mm程度
であるので、外部共振器の共振器長を、例えば100m
mを超える長さとすることができる。
【0027】また、パッケージ38の窓板42Bの外側
には、光波長変換素子16の前方出射端面から出射した
第2高調波62(基本波34を含む)を平行光化するコ
リメータレンズ64、平行光化された第2高調波62
(基本波34を含む)から赤外光成分を除去するIRカ
ットフィルタ66、第2高調波62の偏光方向を90°
回転させる1/2波長板67、ハーフミラー68、及び
フォトダイオード70が配置され、基板48上に固定さ
れている。コリメータレンズ64としては、収差の少な
い非球面レンズが好ましい。また、ハーフミラー68及
びフォトダイオード70は、散乱光がフォトダイオード
70に入射しないように、遮光板73により外部共振器
を構成する光学系から遮光されている。
【0028】IRカットフィルタ66は、光軸に対して
傾斜配置され、1/2波長板67は、光軸に対して略垂
直に、好ましくは光軸と直交する面と0.5°以下の角
度を成すように配置されている。これは1/2波長板6
7を光軸に対して0.5°を超えて傾けると、光波長変
換モジュールの消光比が劣化するからである。
【0029】図2に示すように、基板48は設置台72
に固定されている。基板48と設置台72との間にはペ
ルチェ素子74が挿入されて、基板48に固定された各
光学要素がペルチェ素子74により所定温度に調節され
る。基板48に固定された各光学要素は、基板48及び
ペルチェ素子74と共に、レーザビームの出射部分が透
明な防塵用カバー75により覆われている。
【0030】また、設置台72上には、第2高調波62
の収束位置の近傍に、ビーム整形用遮光板としてのナイ
フエッジ76が固定配置されている。後述するように、
光波長変換素子14のチャンネル光導波路30を1次モ
ードで伝搬した後に出射した第2高調波62は、設置台
72の設置面に対して垂直方向(基板26の厚さ方向)
下部にサイドローブを有しているが、ナイフエッジ76
はこのサイドローブの部分をカットするように配置され
ており、サイドローブがナイフエッジ76によりカット
されて、得られる第2高調波62Gは、ビーム断面内の
光強度分布が略ガウス分布となったガウシアンビームと
なる。なお、本実施の形態では、ナイフエッジ76を第
2高調波62の収束位置の近傍に配置したが、光波長変
換素子14の前方出射端面に密接または近接させて配置
してもよい。
【0031】図3に示すように、半導体レーザ10は、
防塵用カバー75の外に引出されたワイヤ46A、46
Bを介して駆動回路78に接続されている。駆動回路7
8の概略構成を図4に示す。この駆動回路78は、自動
出力制御機構(APC)を備えた直流電源回路80、交
流電源84、及びバイアスT88からなり、バイアスT
88はコイル82とコンデンサ86とから構成されてお
り、直流電源回路80から発せられてコイル82を経た
直流電源成分に、交流電源84から発せられてコンデン
サ86を経た高周波が重畳され、この高周波重畳された
電流が半導体レーザ10に印加される。出力する第2高
調波のノイズを低減するために、重畳される高周波の周
波数は300〜400MHzとするのが好ましく、変調
度は30〜70%とするのが好ましい。
【0032】フォトダイオード70の両電極には2本の
ワイヤ71A、ワイヤ71Bが結線されており、ワイヤ
71A、ワイヤ71Bは、防塵用カバー75の外に引出
されている。フォトダイオード70は、防塵用カバー7
5の外に引出されたワイヤ71A、ワイヤ71Bを介し
てAPCを備えた直流電源回路80に接続されている。
このAPCにより、第2高調波62の光出力が所定値と
なるように、半導体レーザ10に印加する電流量を制御
する。また、ペルチェ素子74は、温度コントローラ9
0に接続されている。さらに、防塵用カバー75により
覆われた装置内部には、装置内の温度を調節するための
サーミスタ(図示せず)が設けられており、このサーミ
スタも温度コントローラ90に接続されている。温度コ
ントローラ90は、サーミスタの出力に基づいて、装置
内部が使用環境で光学系が結露しない温度範囲(例え
ば、使用環境温度が30℃であれば、30℃以上)に維
持されるようにペルチェ素子74を制御する。
【0033】次に、この光波長変換モジュールの動作に
ついて説明する。
【0034】半導体レーザ10から光波長変換素子14
に向かわずに後方側に発せられたレーザビーム34R
(後方出射光)は、コリメータレンズ36によって平行
光化され、平行光化されたレーザビーム34Rは狭帯域
バンドパスフィルタ56を透過した後、一対の全反射プ
リズム58A及び58Bにより光路を略180°折り曲
げられ、もう一対の全反射プリズム58C及び58Dに
より光路を再度略180°折り曲げられて、集光レンズ
60により集光されてミラー12上において収束する。
ミラー12で反射されたレーザビーム34Rは、それま
での光路を逆に辿って半導体レーザ10にフィードバッ
クされる。即ち、この装置では、ミラー12と半導体レ
ーザ10の前方端面とによって半導体レーザ10の外部
共振器が構成されている。
【0035】この外部共振器の中に配された狭帯域バン
ドパスフィルタ56により、フィードバックされるレー
ザビーム34Rの波長が選択される。半導体レーザ10
はこの選択された波長で発振し、選択波長は狭帯域バン
ドパスフィルタ56の回転位置に応じて変化するので、
この狭帯域バンドパスフィルタ56を適宜回転させるこ
とにより、半導体レーザ10の発振波長を、光波長変換
素子14のドメイン反転部28の周期と位相整合する波
長に選択、ロックすることができる。
【0036】一方、所定波長にロックされ、半導体レー
ザ10から前方側に発せられたレーザビーム34は、チ
ャンネル光導波路30内に入射する。このレーザビーム
34はチャンネル光導波路30をTEモードで導波し、
その周期ドメイン反転領域で位相整合(いわゆる疑似位
相整合)して、波長が1/2、例えばレーザビーム34
の中心波長が950nmとすると475nmの第2高調
波62に波長変換される。この第2高調波62もチャン
ネル光導波路30を導波モードで伝搬し、光導波路端面
から出射する。
【0037】なお、本発明者等の研究によると、光導波
路を0次モードより1次モードで伝搬する第2高調波の
方が基本波との重なり積分が大きいことが分かった。即
ち、1次モードで伝搬する第2高調波と基本波とを位相
整合させた方が、波長変換効率が高くなる。このため、
本実施の形態では、光波長変換素子14のチャンネル光
導波路30を1次モードで伝搬する第2高調波62と基
本波34とが擬似位相整合するように、周期ドメイン反
転構造の周期Λが設定されている。具体的には、光導波
路の基本波に対する実効屈折率をnω、第2高調波に対
する実効屈折率をn、基本波の波長をλFとしたと
き、下記式を満足するように周期Λを設定している。
【0038】n−nω=λF/2Λ また、光導波路端面からは、波長変換されなかったレー
ザビーム34も発散光状態で出射し、第2高調波62と
共にコリメータレンズ64によって平行光化される。光
波長変換素子14の光導波路端面から出射された光は、
コリメータレンズ64によって平行光化された後、IR
カットフィルタ66によって基本波34が除去されて第
2高調波62が分離され、1/2波長板67により第2
高調波62の偏光方向が90°回転されて出射される。
出射された第2高調波62は、その一部がハーフミラー
68で反射されてフォトダイオード70により検出さ
れ、この検出結果に基づいてレーザビームのパワー制御
が行われる。
【0039】以上説明したように、本実施の形態に係る
光波長変換モジュールでは、光波長変換素子から出射さ
れる第2高調波の偏光方向は設置台と平行な方向である
が、偏光制御用の1/2波長板を用いて、設置台と垂直
な方向に偏光した第2高調波を得ることができる。この
とき光波長変換素子とIRカットフィルタとの間に1/
2波長板が配置されているので、1/2波長板に到達す
る光からは基本波が除去されている。従って、基本波が
1/2波長板により反射されて戻り光となることがな
く、半導体レーザに戻り光によるノイズが発生せず、安
定に波長変換波を得ることができる。
【0040】また、本実施の形態に係る光波長変換モジ
ュールは、半導体レーザと光波長変換素子とを直接結合
しているので、固体レーザ結晶を用いることなく、簡単
な構成で、半導体レーザから出射される基本波を光波長
変換素子により直接波長変換することができ、発振波長
選択の自由度が大きくなり、高速変調を行うことも可能
である。
【0041】また、本実施の形態の光波長変換モジュー
ルでは、パッケージ内に半導体レーザ及び光波長変換素
子を含む少数部品のみを気密封止するので、作製が容易
である。また、気密封止される部品点数が少ないので、
各部品から発生するガスによる封止された部品の経時劣
化等を防止することができる。
【0042】また、本実施の形態の光波長変換モジュー
ルでは、レーザビーム入射側の面にARコートが施さ
れ、入射側の面と反対側の面にHRコートが施されたミ
ラーを用いているので、ミラー表面でのビームスポット
径が大きくなってミラー表面にゴミが付着し難くなり、
ゴミの付着によりミラーの反射率が低下するのを防止す
ることができる。
【0043】また、本実施の形態に係る光波長変換モジ
ュールは、半導体レーザから出射されるレーザ光を所定
波長にロックしているので、波長変換波を安定に出力す
ることができる。(以下、出射されるレーザ光を所定波
長にロックすることができる半導体レーザを「波長安定
化レーザ」と称する。) また、波長をロックする際に、外部共振器の共振器長を
基本波のコヒーレント長より長くすることにより、戻り
光による干渉が無くなり、IL特性(駆動電流に対する
光出力特性)の直線性を維持することができる。外部共
振器を備えた構造では、外部共振器からの戻り光など光
路長が異なる光が合成されて出射光になるが、光路長の
異なる光は互いに干渉するので、光の干渉状態が変化す
るとIL特性の直線性が悪化する場合がある。例えば、
半導体レーザに印加する電流を増加すると半導体レーザ
自体が発熱して半導体レーザの屈折率と長さとが変化す
るため半導体レーザの発振波長が変化する。このような
発振波長の変化は光の干渉状態を変化させ、波長安定化
レーザのIL特性の直線性を悪化させる。しかしなが
ら、本実施の形態のように外部共振器の共振器長を基本
波のコヒーレント長より長くすると、外部共振器の共振
器長が多少変動しても半導体レーザの発振波長に大きな
影響を与えないようになり、波長安定化レーザのIL特
性の直線性が改善される。
【0044】また、本実施の形態では、半導体レーザ及
び光波長変換素子を含む少数部品を気密封止することに
より使用環境の湿度や気圧の変化にも十分対応すること
ができる。このため、本実施の形態の光波長変換モジュ
ールにおいては、波長変換波を安定して出力することが
できる。なお、本実施の形態では、上記の通り外部共振
器の共振器長が長くなるが、外部共振器は光路を折り曲
げる構成として光波長変換モジュールをより小型化する
工夫をしている。
【0045】また、本実施の形態の光波長変換モジュー
ルは、横シングルモードの半導体レーザを使用している
ので、横モードホップの問題は発生しない。
【0046】また、本実施の形態の光波長変換モジュー
ルは、得られる第2高調波はガウシアンビームであるた
め、記録光をより小さなスポットに絞ることができ、光
走査記録装置の記録光源として好適に使用することがで
きる。
【0047】また、本実施の形態の光波長変換モジュー
ルでは、半導体レーザの駆動電流に高周波を重畳して変
調駆動しているため、縦モード競合が抑制される。波長
選択素子の透過帯域を、半導体レーザの両劈開面間のフ
ァブリペローモード間隔よりも広く設定すると、半導体
レーザは複数の縦モードで発振するようになる。このよ
うな状態では、半導体レーザの駆動電流を固定していて
も、各縦モードへの電力配分率が時間によって変化する
縦モード競合という現象が起きるが、本実施の形態の光
波長変換モジュールでは、半導体レーザの駆動電流に高
周波を重畳して変調駆動しているため、駆動電流が縦モ
ード競合を起こす領域に留まることが無くなる。
【0048】(第2の実施の形態)本実施の形態に係る
光波長変換モジュールは、図5に示すように、IRカッ
トフィルタ66と1/2波長板67との間に光減衰機構
として光アッテネータ92を設けたこと以外は、第1の
実施の形態に係る光波長変換モジュールと同じ構成であ
るため、同一部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。
【0049】上記の通り、パッケージ38の窓板42B
の外側には、光波長変換素子16の前方出射端面から出
射した第2高調波62(基本波34を含む)を平行光化
するコリメータレンズ64、平行光化された第2高調波
62(基本波34を含む)から赤外光成分を除去するI
Rカットフィルタ66、入射された第2高調波62を所
定光量まで減衰させる光アッテネータ92、第2高調波
62の偏光方向を90°回転させる1/2波長板67、
ハーフミラー68、及びフォトダイオード70が配置さ
れ、基板48上に固定されている。
【0050】光アッテネータ92は、入射光の振幅(強
度)を所定の減衰率で減衰させる素子であり、光吸収に
より透過光量を減少させる吸収型と光吸収以外の方法で
透過光量を減少させる非吸収型、所定波長の入射光の振
幅だけを減衰させる波長選択型と波長非選択型、減衰率
が固定されている固定型と減衰率を変更可能な可変型な
どに分類される。吸収型で且つ波長非選択型の光アッテ
ネータにはNDフィルタ等がある。また、非吸収型で且
つ波長選択型の光アッテネータには誘電体多層膜があ
る。波長非選択型で且つ可変型の光アッテネータには透
過軸方向を変える2枚の偏光子を組合わせたものがあ
る。本実施の形態においてはNDフィルタを使用する
が、他の種類の光アッテネータを使用することもでき
る。
【0051】光波長変換素子14の光導波路端面から出
射された光は、コリメータレンズ64によって平行光化
された後、IRカットフィルタ66によって基本波34
が除去されて第2高調波62が分離され、光アッテネー
タ92により所定光量まで減衰されて1/2波長板67
に入射され、1/2波長板67により第2高調波62の
偏光方向が90°回転されて出射される。出射された第
2高調波62は、その一部がハーフミラー68で反射さ
れてフォトダイオード70により検出され、この検出結
果に基づいてレーザビームのパワー制御が行われる。
【0052】ここで、光アッテネータ92の役割につい
て更に詳細に説明する。波長安定化レーザのIL特性を
図6に示す。図6に実線で示すように、駆動電流が所定
範囲内に在る場合には、波長安定化レーザの光出力は安
定しているが、例えば、所望の出力光量Ldを得ようと
すると、駆動電流が所定範囲外となり波長安定化レーザ
の光出力にばらつきが発生する。このとき、図6に破線
で示すように、波長安定化レーザの出力光を所定の割合
で減衰させることにより、所定範囲内の駆動電流で所望
の出力光量Ldを安定に得ることができる。
【0053】本実施の形態に係る光波長変換モジュール
によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることが
できる。更に、IRカットフィルタと1/2波長板との
間に透過光を減衰させる光アッテネータを設けたことに
より、半導体レーザの駆動電流値が所定範囲内となるよ
うに、所望の出力光量に応じて透過光を減衰させること
ができ、安定した出力を得ることができる。また、本実
施の形態では、ハーフミラーで反射された第2高調波を
フォトダイオードにより検出してモニターしているが、
光アッテネータをハーフミラーの光入射側の1箇所に設
けたことにより、モニター電流値のばらつきを抑制する
ことができる。
【0054】上記第2の実施の形態では、IRカットフ
ィルタと1/2波長板との間に光アッテネータを設ける
例について説明したが、光アッテネータは、光波長変換
素子の光出射側のいずれの位置に配置してもよい。但
し、図1に示すように、波長変換素子16の光出射側
に、コリメータレンズ64、IRカットフィルタ66、
1/2波長板67、及びハーフミラー68がこの順に配
置されている場合には、光アッテネータからの反射によ
る戻り光を防止する観点から、光アッテネータをコリメ
ータレンズ64の光出射側に配置するのが好ましい。な
お、光アッテネータとしてNDフィルタを用いた場合に
は、反射による戻り光の問題が生じないので、波長変換
素子16とコリメータレンズ64との間に光アッテネー
タを配置してもよい。また、図1に示すように、出射さ
れた第2高調波62の一部をハーフミラー68で反射し
てフォトダイオード70により検出する構成とする場合
には、光アッテネータをハーフミラー68の光入射側に
配置するのが好ましい。ハーフミラー68の光出射側に
配置する場合には、光アッテネータを2箇所に配置しな
ければならない。
【0055】上記第2の実施の形態では、光減衰機構と
して光アッテネータを設ける例について説明したが、光
アッテネータを配置することなく、光波長変換素子の光
出射側に配置された他の部品に光透過率を調整するため
のコートを施して光減衰機構としてもよい。例えば、図
1に示す光波長変換モジュールにおいて、コリメータレ
ンズ64、IRカットフィルタ66、1/2波長板6
7、及びハーフミラー68の少なくとも1つの部品に光
透過率を調整するためのコートを施すことができる。
【0056】上記の第1及び第2の実施の形態では、全
反射プリズムを使用して外部共振器の光路を折り返す例
について説明したが、全反射プリズムに代えて全反射ミ
ラーを使用することもできる。この場合、全反射ミラー
はその反射面が全反射プリズムの斜面の位置に対応する
ように配置される。
【0057】上記の第1及び第2の実施の形態では、波
長板として1/2波長板を用いる例について説明した
が、光波長変換モジュールの使用目的に応じて波長板の
種類を適宜変更することができる。例えば、光波長変換
モジュールの出力光として円偏光を得たい場合には、1
/2波長板に代えて1/4波長板を用いればよい。な
お、1/2波長板、1/4波長板の他に、1/8波長
板、3/4波長板等、種々の位相差の波長板が入手可能
である。
【0058】上記の第1及び第2の実施の形態では、半
導体レーザと光波長変換素子とを直接結合する例につい
て説明したが、半導体レーザと光波長変換素子とはレン
ズを介して結合されていてもよい。
【0059】上記の第1及び第2の実施の形態におい
て、外部共振器による半導体レーザへの戻り光が減少す
るように、外部共振器を構成する部材または外部共振器
内に配置される部材の配置位置を微調整することによ
り、波長ロックを弱めてIL特性の直線性を改善するこ
とができる。図1を参照して具体的に説明すると、例え
ば、コリメータレンズ36の拡がり角度θが0°<θ<
30°の範囲となるように、コリメータレンズ36を半
導体レーザ10側に僅かに寄せることにより、半導体レ
ーザ10への戻り光が減少してIL特性の直線性が改善
される。これは集光レンズ60の端部は性能が悪いこ
と、及び集光レンズ60で拡がりによる蹴られが発生す
ること等に依る。また、例えば、ミラー12の配置位置
が集光レンズ60の焦点位置からずれるように、ミラー
12を半導体レーザ10側に僅かに寄せることにより、
半導体レーザ10への戻り光が減少してIL特性の直線
性が改善される。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、光波長変換素子とこの
光波長変換素子に光結合された半導体レーザとを含んで
構成した光波長変換モジュールにおいて、波長変換波の
直交する2つの偏光成分の間に所定の光路差を与える波
長板を配置する場合に、戻り光によるノイズの発生を防
止して、安定に波長変換波を得ることができる、という
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の光波長変換モジュールの平
面図である。
【図2】第1の実施の形態の光波長変換モジュールの光
軸に沿った断面図である。
【図3】第1の実施の形態の光波長変換モジュールの配
線を示す説明図である。
【図4】第1の実施の形態の光波長変換モジュールの駆
動回路を示す回路図である。
【図5】第2の実施の形態の光波長変換モジュールの平
面図である。
【図6】波長安定化レーザの駆動電流対光出力特性(I
L特性)を示すグラフである。
【符号の説明】 10 半導体レーザ 12 ミラー 14 光波長変換素子 20 LD−SHGユニット 26、48 基板 28 ドメイン反転部 30 チャンネル光導波路 34R レーザビーム(後方出射光) 36、64 コリメータレンズ 38 パッケージ 42A、42B 窓板 50 ARコート 52 HRコート 56 狭帯域バンドパスフィルター 58A〜D 全反射プリズム 60 集光レンズ 62 第2高調波 66 IRカットフィルタ 67 1/2波長板 70 フォトダイオード 72 設置台 73 遮光板 74 ペルチェ素子 75 防塵用カバー 76 ナイフエッジ 78 駆動回路 92 光アッテネータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2K002 AA06 AB12 BA01 CA03 DA06 EA07 EB12 GA05 HA20 5F073 AA67 AA83 AB23 AB27 AB29 BA07 EA15 FA25 FA29 GA12 GA38

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本波を出射する半導体レーザと、 該半導体レーザに光結合されると共に、前記半導体レー
    ザから入射された基本波を波長変換する光波長変換素子
    と、 該光波長変換素子の光出射側に配置された波長板と、 該波長板と前記光波長変換素子との間に配置され、入射
    された光から基本波を除去する除去手段と、 を含む光波長変換モジュール。
  2. 【請求項2】前記除去手段がIRカットフィルタである
    請求項1に記載の光波長変換モジュール。
  3. 【請求項3】前記光波長変換素子は半導体レーザに直接
    結合された請求項1または2に記載の光波長変換モジュ
    ール。
  4. 【請求項4】前記波長板は波長変換波に対する1/2波
    長板または1/4波長板である請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の光波長変換モジュール。
  5. 【請求項5】前記波長板を光軸に対して略垂直に配置し
    た請求項1〜4のいずれか1項に記載の光波長変換モジ
    ュール。
  6. 【請求項6】前記波長板の光出射側にビームスプリッタ
    を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の光波長変
    換モジュール。
  7. 【請求項7】前記波長板の光出射側にビームスプリッタ
    及びフォトダイオードを配置し、該ビームスプリッタ及
    びフォトダイオードを遮光した請求項1〜6のいずれか
    1項に記載の光波長変換モジュール。
  8. 【請求項8】前記光波長変換素子の光出射側に、透過光
    を減衰させる光減衰機構を設けた請求項1〜7のいずれ
    か1項に記載の光波長変換モジュール。
  9. 【請求項9】前記光波長変換素子の光出射側で且つ前記
    ビームスプリッタの光入射側に、透過光を減衰させる光
    減衰機構を設けた請求項6または7に記載の光波長変換
    モジュール。
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