JP2002188782A - 樹脂製コネクタ - Google Patents
樹脂製コネクタInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/08—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
- F16L37/084—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
- F16L37/098—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks
- F16L37/0985—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part
- F16L37/0987—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part the flexible hook being progressively compressed by axial tensile loads acting on the coupling
Abstract
耐透過性等に優れた樹脂製コネクタを提供する。 【解決手段】一端側がホース内部に挿入される挿入部6
に形成されているとともに、他端側が締結対象部材を内
部に収容する収容部7に形成されてなる略筒状のハウジ
ング部8と、そのハウジング部8内に取り付けられたシ
ール部材である、2個一組のOリング9,10とを備え
た樹脂製コネクタである。そして、上記ハウジング部8
が、下記の特性(A)を備えた樹脂組成物の成形体によ
って形成されている。 (A)ガソホール浸漬時の体積変化率が5%以下であ
る。
Description
ガソリン、とりわけガソホール(アルコール混合ガソリ
ン)を搬送する際に用いられる樹脂製コネクタに関する
ものである。
燃料を搬送する配管装置に用いられるコネクタのボディ
(ハウジング)としては、強度の大きい合成樹脂、例え
ば、ガラス繊維を配合したポリアミド12を用いて形成
されたものが提案されている(特開平8−233181
号公報等)。
れ、これに伴いガソリン透過規制が強化されてきてい
る。そんな中、米国では地下水汚染の問題から、これま
でオクタン価向上剤としてガソリンに添加されていたメ
チル−t−ブチルエーテル(MTBE)が使用禁止とな
り、その代替品としてアルコールを添加剤として使用す
ることが検討されている。
配管に用いられるコネクタとしては、上記のように、そ
の成形材料に関しては特に規定がなく、単に成形性とい
う点からポリアミド12,66等の脂肪族ナイロン、ポ
リアセタール(POM)等が用いられている。
形材料は、耐アルコール性に乏しく、ガソホールの透過
量の増大に伴い体積変化が大きく、ガソホールを燃料と
する自動車の燃料搬送用の配管部分に用いられるコネク
タ材料としては不向きであり、ガソホールの耐透過性に
優れたもの(具体的には透過量10mg/個/day以
下)が望まれていた。さらには、上記透過性とともに成
形性にも優れた、すなわち燃料配管設計の自由度の高い
コネクタが望まれていた。
もので、燃料としてガソホールを用いた場合の耐ガソリ
ン透過性等に優れた樹脂製コネクタの提供をその目的と
する。
めに、本発明の樹脂製コネクタは、一端側がホース内部
に挿入される挿入部に形成されているとともに、他端側
が締結対象部材を内部に収容する収容部に形成されてな
る略筒状のハウジング部と、そのハウジング部内に取り
付けられた少なくとも一つのシール部材とを備えた樹脂
製コネクタであって、上記ハウジング部が、下記の特性
(A)を備えた樹脂組成物の成形体によって形成されて
いるという構成をとる。 (A)ガソホール浸漬時の体積変化率が5%以下であ
る。
料として用いた場合における、耐ガソホール性に優れた
樹脂製コネクタ自身について鋭意検討を重ねた。そし
て、耐ガソホール性という観点から樹脂製コネクタのハ
ウジング部の物性を中心に研究を行った結果、ガソホー
ル浸漬時の体積変化率が特定の値以下となるような樹脂
組成物成形体によってハウジング部を形成すると、燃料
としてガソホールを用いても、その使用において問題を
生じず自動車のガソホールの搬送部分に良好に用いられ
ることを見出し本発明に到達した。
レンスルフィド、ポリブチレンナフタレート、炭素数が
9の炭化水素で両末端アミン−テレフタル酸の縮合体、
ヘキサメチレンジアミン−アジピン酸−テレフタル酸の
縮合体、ヘキサメチレンジアミン−イソフタル酸−テレ
フタル酸の縮合体、ヘキサメチレンジアミン−アジピン
酸−イソフタル酸−テレフタル酸の縮合体、m−キシリ
レンジアミン−アジピン酸の縮合体および液晶ポリマー
からなる群から選ばれた少なくとも一つの樹脂を主成分
とする樹脂組成物によって形成されたものであると、一
層優れたガソホール耐透過性が得られるようになる。な
お、上記主成分とするとは主成分のみからなる場合も含
める趣旨である。
成物の成形体の電気抵抗が特定値以下であると、流体摩
擦によって発生する静電気を緩和することが可能とな
る。
しく説明する。
1に示すように、接続されるホース内部に挿入される挿
入部6と締結対象部材を内部に収容する収容部7とが形
成されたハウジング部8と、シール部材である上記収容
部7内の挿入部6側内周面に取り付けられた第1のOリ
ング9と、上記収容部7内の出口側内周面に取り付けら
れた第2のOリング10とを備えている。そして、上記
挿入部6表面には複数の環状隆起部が形成され、また上
記収容部7内部は、内部に向かうにつれ第1の径部7
a、第2の径部7b、第3の径部7cと内径が3段階に
絞られ小さくなるよう形成されている。図1において、
11は上記第1のOリング9と第2のOリング10との
間に設けられたスペーサーである。また、22は締結対
象部材であるパイプ等を樹脂製コネクタに保持させるた
めのリテーナーであり、このリテーナー22には一対の
ストッパー部22aが設けられている。そして、このス
トッパー部22aは開口7dに係合してハウジング部8
に着脱可能に保持されている。さらに、21は上記2個
一組のOリング9,10を収容部7内に保持して、締結
対象部材であるパイプ等が挿通する孔を有する環状のブ
ッシュであり、収容部7内に嵌着されている。
は、下記の特性(A)を備えた樹脂組成物成形体によっ
て形成されている。 (A)ガソホール浸漬時の体積変化率が5%以下であ
る。
ると、メタノール15体積%含有のFuel C(トル
エン50体積%+イソオクタン50体積%)に、上記樹
脂組成物成形体を60℃で168時間浸漬した際の体積
変化率が5%以下であるということである。特に好まし
くはガソホール浸漬時の体積変化率が3.5%以下であ
る。すなわち、体積変化率が5%を超えると、その材料
と燃料との親和性が高くなり、燃料透過量が増加する。
が150℃以上である樹脂を用いることが好ましい。こ
のような樹脂を用いることにより、高温となるエンジン
ルーム内における信頼性が高くなるからである。上記熱
変形温度の測定は、ASTMD 648に準じて行われ
る。
する樹脂としては、ポリフェニレンスルフィド(PP
S)、ポリブチレンナフタレート(PBN)、ポリブチ
レンテレフタレート(PBT)や、炭素数が9の炭化水
素で両末端アミン−テレフタル酸の縮合体(PA9
T)、ヘキサメチレンジアミン−アジピン酸−テレフタ
ル酸の縮合体、ヘキサメチレンジアミン−イソフタル酸
−テレフタル酸の縮合体、ヘキサメチレンジアミン−ア
ジピン酸−イソフタル酸−テレフタル酸の縮合体(変性
PA6T)、m−キシリレンジアミン−アジピン酸の縮
合体、液晶ポリマー、さらにエチレン−テトラフルオロ
エチレン共重合樹脂(ETFE)、ポリフッ化ビニリデ
ン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)、クロロトリフルオロエチレン(CTFE)等の各
種フッ素樹脂、ポリフタルアミド(PPA)等があげら
れる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられ
る。なかでも、機械的強度、ガソホールによる体積変化
が少ないという点から、ポリフェニレンスルフィド(P
PS)、ポリブチレンナフタレート(PBN)、炭素数
が9の炭化水素で両末端アミン−テレフタル酸の縮合体
(PA9T)、ヘキサメチレンジアミン−アジピン酸−
イソフタル酸−テレフタル酸の縮合体(変性PA6
T)、液晶ポリマーを用いることが特に好ましい。
強剤等各種添加剤を配合することができる。
ブ、カーボンファイバー、カーボンブラック、金属粉等
があげられる。そして、これら導電剤の配合量は樹脂組
成物全体中の2〜18重量%の範囲に設定することが好
ましい。すなわち、18重量%を超えると、導電性は安
定するが、ハウジング部の成形性に劣るようになる傾向
がみられるからである。
導電剤等の配合することにより、その成形体の電気抵抗
を106 Ω以下となるよう設定することが好ましい。す
なわち、電気抵抗が106 Ω以下であると、流体摩擦に
よって発生する静電気を緩和することが可能となる。
イバー、ウィスカー等があげられる。そして、上記補強
剤の配合量は、樹脂組成物全体中の10〜50重量%の
範囲に設定することが好ましい。
に取り付けられる第1のOリング9形成材料としては、
例えば、フッ素ゴム(FKM)、フッ素樹脂が好ましく
用いられる。
導電性を有する各種エラストマーで表面がコーティング
されたものを用いることが好ましい。すなわち、体積抵
抗値が106 Ω・cm以下を有するエラストマーで上記
第1のOリング9表面をコーティングすることが好まし
い。
は、損失弾性率(E″)のピークが−35℃以下であ
り、その−35℃における貯蔵弾性率(E′)が2×1
05 N/cm2 以下の低温柔軟性を有するエラストマー
を用いることが好ましい。このような特性を有するエラ
ストマーを用いることにより低温におけるシール性に優
れるようになる。
は、エピクロルヒドリンゴム(ECO)、フロロシリコ
ンゴム(FVMQ)、アクリルゴム(ACM)等があげ
られる。
は、4〜50μmに設定することが好ましい。
り付けられる第2のOリング10形成材料としては、F
VMQ、ECO、ACM等があげられる。また、コーテ
ィングされた第1のOリングと同様のものであってもよ
い。
10形成材料となるゴム材料には、加工助剤、老化防止
剤、補強剤、可塑剤、加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助
剤、加硫遅延剤、充填剤等を必要に応じて適宜配合して
も差し支えない。
ン酸、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、炭化水素樹脂等
があげられる。
レンジアミン系老化防止剤、フェノール系老化防止剤、
ジフェニルアミン系老化防止剤、キノリン系老化防止
剤、ワックス類等があげられる。
ラック、ホワイトカーボン等があげられる。
フタレート(DOP),ジブチルフタレート(DBP)
等のフタル酸系可塑剤、ジブチルカルビトールアジペー
ト,ジオクチルアジペート(DOA)等のアジピン酸系
可塑剤、セバシン酸ジオクチル(DOS),セバシン酸
ジブチル(DBS)等のセバシン酸系可塑剤等があげら
れる。
ン、トリアジン化合物、ポリオール、金属石鹸、過酸化
物等があげられる。
レア系促進剤、チアゾール系促進剤、チウラム系促進
剤、スルフェンアミド系促進剤等があげられる。
亜鉛華、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、水酸化カ
ルシウム等があげられる。
ソ化合物等があげられる。
ウム、炭酸マグネシウム、クレー、タルク等があげられ
る。
のようにして得られる。すなわち、上記成形材料である
樹脂に必要に応じて導電剤等の各種添加剤を配合し混合
して、所定形状にインジェクション成形することにより
ハウジング部を作製する。一方、上記第1および第2の
Oリング、さらにこれらOリングの両者間に介在される
スペーサーを従来公知の方法によりそれぞれ作製する。
入し取り付けられるホースの内径および収容部に収容さ
れるパイプの外径等により適宜設定される。
ジング部の収容部内のホース挿入部側内周面に第1のO
リングを、またハウジング部の収容部出口側内周面に第
2のOリングをそれぞれスペーサーを介して取り付ける
ことにより樹脂製コネクタが得られる(図1参照)。な
お、上記スペーサーに代えて第1のOリングを使用して
も差し支えない(すなわち合計3本のOリングとな
る)。
ば、図2に示すように、3層構造のホース15の一端部
に、複数の環状隆起部が形成された挿入部6を嵌挿し取
り付けることによりホース15を連結することができ
る。図2において、16はホース15と樹脂製コネクタ
5との間に設けられたOリングである。
し締結する際には、ホース15の緊迫力を用いた圧入作
業にて行われる。さらに、必要に応じてホース15と樹
脂製コネクタ5との間には上記Oリング16以外に、弾
性コーティング材、シーリング材を用いることもでき
る。
述べた第1のOリング9および第2のOリング10形成
材料と同様のものを用いることが好ましく、特に好まし
くは第1のOリング9形成材料を用いることである。
ブチルゴム(Cl−IIR)や臭素化ブチルゴム(Br
−IIR)等ハロゲン化ブチルゴム、NBR、水素添加
NBR(H−NBR)、NBR/ポリ塩化ビニル(PV
C)、クロロプレンゴム(CR)、FVMQ、ECO、
ACM、FKM等があげられる。
M、フッ素樹脂に上記コーティング材を加えたもの等が
あげられる。
挿入部にホースが接続され、他端の収容部には締結対象
部材のパイプが直接圧入して接続される。
のような態様にて用いられる。すなわち、図3に示すよ
うに、上記樹脂製コネクタ5の挿入部6にホース15が
接続され、また樹脂製コネクタ5の収容部7内にパイプ
20が挿入され、ホース15とパイプ20とが本発明の
樹脂製コネクタ5を介して接続されることとなる。上記
パイプ20の端部外周にはリテーナー22が嵌挿され、
リテーナー22に設けられた一対のストッパー部22a
が、収容部7に設けられた開口7dに係合してハウジン
グ部8に着脱可能に保持されている。
ホールを燃料とする自動車の燃料輸送機関の接続部分に
好適に用いられる。
明する。
作製〕ハウジング部形成材料としてPPS(大日本イン
キ社製、FZ−2200−A5)を準備するとともに、
2種類のOリング形成材料としてFKM(第1のOリン
グ形成材料)(ダイキン工業社製、ダイエルG556)
とFVMQ(第2のOリング形成材料)(信越化学工業
社製、FE251K−U)を準備した。
PSを用いてインジェクション成形(成形条件:Z1=
330℃、Z2=340℃、Z3=340℃、ノズル=
320℃)により図1に示す形状のハウジング部8を成
形した。
るFKM(第1のOリング形成材料)とFVMQ(第2
のOリング形成材料)を用いて、つぎのようにして2個
のOリングを作製した。すなわち、成形条件として、プ
レス加硫170℃×10分間、二次加硫エアオーブン中
200℃×16時間に設定することにより2個のOリン
グを作製した。
ース挿入部側内周面に第1のOリング(外径11mm)
を、また上記収容部内の出口側内周面に第2のOリング
(外径11mm)を、ポリフタルアミド製スペーサーを
介して取り付けることにより図1に示す樹脂製コネクタ
5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
作製〕ハウジング部形成材料として30重量%のガラス
ファイバー含有のPPS(大日本インキ社製、Z23
0)を準備するとともに、2種類のOリング形成材料と
してFKM(第1のOリング形成材料)(ダイキン工業
社製、ダイエルG556)とFVMQ(第2のOリング
形成材料)(信越化学工業社製、FE251K−U)を
準備した。
ラスファイバー含有PPSを用いてインジェクション成
形(成形条件:Z1=330℃、Z2=340℃、Z3
=340℃、ノズル=330℃)により図1に示す形状
のハウジング部8を成形した。
るFKM(第1のOリング形成材料)とFVMQ(第2
のOリング形成材料)を用いて、つぎのようにして2個
のOリングを作製した。すなわち、成形条件として、プ
レス加硫170℃×10分間、二次加硫エアオーブン中
200℃×16時間に設定することにより2個のOリン
グを作製した。そして、上記2個のOリングのうち、F
KM(第1のOリング形成材料)からなるOリング表面
を、ECO(日本ゼオン社製、ゼクロン3105)を用
いてコーティング(厚み20μm)した。
ース挿入部側内周面に第1のOリング(外径11mm)
を、また上記収容部内の出口側内周面に第2のOリング
(外径11mm)を、ポリフタルアミド製スペーサーを
介して取り付けることにより図1に示す樹脂製コネクタ
5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
作製〕ハウジング部形成材料として、10重量%のガラ
スファイバー(日東紡績社製、T−ガラス)および10
重量%のカーボンファイバー(東レ社製、トレカT30
0)含有のPPS(大日本インキ社製、FZ2200−
A5)を準備するとともに、2種類のOリング形成材料
としてFKM(第1のOリング形成材料)(ダイキン工
業社製、ダイエルG556)とFVMQ(第2のOリン
グ形成材料)(信越化学工業社製、FE251K−U)
を準備した。
ラスファイバー含有PPSを用いてインジェクション成
形(成形条件:Z1=330℃、Z2=340℃、Z3
=340℃、ノズル=320℃)により図1に示す形状
のハウジング部8を成形した。
るFKM(第1のOリング形成材料)とFVMQ(第2
のOリング形成材料)を用いて、つぎのようにして2個
のOリングを作製した。すなわち、成形条件として、プ
レス加硫170℃×10分間、二次加硫エアオーブン中
200℃×16時間に設定することにより2個のOリン
グを作製した。そして、上記2個のOリングのうち、F
KM(第1のOリング形成材料)からなるOリング表面
を、デンカブラックを20%添加した導電性FVMQ
(信越化学工業社製、FE251K−U)を用いてコー
ティング(厚み20μm)した。
ース挿入部側内周面に第1のOリング(外径11mm)
を、また上記収容部内の出口側内周面に第2のOリング
(外径11mm)を、ポリフタルアミド製スペーサーを
介して取り付けることにより図1に示す樹脂製コネクタ
5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
作製〕ハウジング部形成材料として30重量%のガラス
ファイバー(日東紡績社製、T−ガラス)含有のPBN
(東洋紡績社製、ペルプレン)を準備するとともに、2
種類のOリング形成材料としてFKM(第1のOリング
形成材料)(ダイキン工業社製、ダイエルG556)と
FVMQ(第2のOリング形成材料)(信越化学工業社
製、FE251K−U)を準備した。
ラスファイバー含有PBNを用いてインジェクション成
形(成形条件:Z1=260℃、Z2=280℃、Z3
=290℃、ノズル=280℃)により図1に示す形状
のハウジング部8を成形した。
るFKM(第1のOリング形成材料)とFVMQ(第2
のOリング形成材料)を用いて、つぎのようにして2個
のOリングを作製した。すなわち、成形条件として、プ
レス加硫170℃×10分間、二次加硫エアオーブン中
200℃×16時間に設定することにより2個のOリン
グを作製した。そして、上記2個のOリングのうち、F
KM(第1のOリング形成材料)からなるOリング表面
を、ACM(電気化学工業社製、ER−3400)を用
いてコーティング(厚み20μm)した。
ース挿入部側内周面に第1のOリング(外径11mm)
を、また上記収容部内の出口側内周面に第2のOリング
(外径11mm)を、ポリフタルアミド製スペーサーを
介して取り付けることにより図1に示す樹脂製コネクタ
5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のガラスファイバー(日東紡績社製、T−ガラス)およ
び10重量%のカーボンファイバー(東レ社製、トレカ
T300)含有のPBN(東洋紡績社製、ペルプレン)
を用いた。また、Oリングは実施例3の組み合わせを用
いた。それ以外は実施例4と同様にして図1に示す樹脂
製コネクタ5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のガラスファイバー(日東紡績社製、T−ガラス)およ
び3重量%のカーボンナノチューブ(Hyperion-Catalys
is-International.inc. 社製、ハイペリオン)含有のP
BN(東洋紡績社製、ペルプレン)を用いた。それ以外
は実施例5と同様にして樹脂製コネクタを作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のガラスファイバー(日東紡績社製、T−ガラス)およ
び7重量%のカーボンブラック(アクゾ社製、ケッチェ
ンブラックEC)含有のPBN(東洋紡績社製、ペルプ
レン)を用いた。それ以外は実施例5と同様にして樹脂
製コネクタを作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のガラスファイバー含有のPPA(アモコ社製、アモデ
ルAS4133HS)を用いて、インジェクション成形
(成形条件:Z1=320℃、Z2=330℃、Z3=
335℃、ノズル=325℃)により図1に示す形状の
ハウジング部8を成形した。それ以外は実施例4と同様
にして樹脂製コネクタを作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
ーボンナノチューブ(Hyperion-Catalysis-Internation
al.inc. 社製、ハイペリオン)および30重量%のガラ
スファイバー含有のPPS(大日本インキ社製、Z23
0)を準備するとともに、2種類のOリング形成材料と
してFKM(第1のOリング形成材料)(ダイキン工業
社製、ダイエルG556)とFVMQ(第2のOリング
形成材料)(信越化学工業社製、FE251K−U)を
準備した。そして、2個のOリングのうち、FKM(第
1のOリング形成材料)からなるOリング表面を、デン
カブラックを20%添加した導電性FVMQ(信越化学
工業社製、FE251K−U)を用いてコーティング
(厚み20μm)した。それ以外は実施例2と同様にし
て図1に示す樹脂製コネクタ5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のガラスファイバー含有のPPS(大日本インキ社製、
Z230)を準備するとともに、シール部材として2つ
のOリングおよびスペーサーが一体化したシール部材を
FKM(ダイキン工業社製、ダイエルG556)を用
い、インジェクション成形(190℃×5min)し、
二次加硫(200℃×10時間)を行うことにより成形
した。それ以外は実施例2と同様にして図1に示す樹脂
製コネクタ5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のガラスファイバー含有のPA9T(クラレ社製、ジェ
ネスタG1300NA)を準備するとともに、2種類の
Oリング形成材料としてFKM(第1のOリング形成材
料)(ダイキン工業社製、ダイエルG556)とFVM
Q(第2のOリング形成材料)(信越化学工業社製、F
E251K−U)を準備した。
ラスファイバー含有PA9Tを用いてインジェクション
成形(成形条件:Z1=310℃、Z2=330℃、Z
3=335℃、ノズル=330℃)により図1に示す形
状のハウジング部8を成形した。それ以外は実施例1と
同様にして図1に示す樹脂製コネクタ5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のガラスファイバー含有のヘキサメチレンジアミン−イ
ソフタル酸−テレフタル酸の縮合体(三井化学社製、ア
ーレンA335)を準備するとともに、2種類のOリン
グ形成材料としてFKM(第1のOリング形成材料)
(ダイキン工業社製、ダイエルG556)とFVMQ
(第2のOリング形成材料)(信越化学工業社製、FE
251K−U)を準備した。
ラスファイバー含有ヘキサメチレンジアミン−イソフタ
ル酸−テレフタル酸の縮合体を用いてインジェクション
成形(成形条件:Z1=320℃、Z2=330℃、Z
3=335℃、ノズル=330℃)により図1に示す形
状のハウジング部8を成形した。それ以外は実施例1と
同様にして図1に示す樹脂製コネクタ5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のガラスファイバー含有のヘキサメチレンジアミン−ア
ジピン酸−テレフタル酸の縮合体(三井化学社製、アー
レンC230)を準備するとともに、2種類のOリング
形成材料としてFKM(第1のOリング形成材料)(ダ
イキン工業社製、ダイエルG556)とFVMQ(第2
のOリング形成材料)(信越化学工業社製、FE251
K−U)を準備した。
ラスファイバー含有ヘキサメチレンジアミン−アジピン
酸−テレフタル酸の縮合体を用いてインジェクション成
形(成形条件:Z1=320℃、Z2=330℃、Z3
=335℃、ノズル=330℃)により図1に示す形状
のハウジング部8を成形した。それ以外は実施例1と同
様にして図1に示す樹脂製コネクタ5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のガラスファイバー含有の液晶ポリマー(大日本インキ
社製、OCTA LA−130)を準備するとともに、
2種類のOリング形成材料としてFKM(第1のOリン
グ形成材料)(ダイキン工業社製、ダイエルG556)
とFVMQ(第2のOリング形成材料)(信越化学工業
社製、FE251K−U)を準備した。
ラスファイバー含有液晶ポリマーを用いてインジェクシ
ョン成形(成形条件:Z1=330℃、Z2=340
℃、Z3=350℃、ノズル=340℃)により図1に
示す形状のハウジング部8を成形した。それ以外は実施
例1と同様にして図1に示す樹脂製コネクタ5を作製し
た。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
ポリマー(大日本インキ社製、OCTA LA−83
0)を準備するとともに、2種類のOリング形成材料と
してFKM(第1のOリング形成材料)(ダイキン工業
社製、ダイエルG556)とFVMQ(第2のOリング
形成材料)(信越化学工業社製、FE251K−U)を
準備した。そして、2個のOリングのうち、FKM(第
1のOリング形成材料)からなるOリング表面を、デン
カブラックを20%添加した導電性FVMQ(信越化学
工業社製、FE251K−U)を用いてコーティング
(厚み20μm)した。
電性液晶ポリマーを用いてインジェクション成形(成形
条件:Z1=330℃、Z2=350℃、Z3=355
℃、ノズル=350℃)により図1に示す形状のハウジ
ング部8を成形した。それ以外は実施例1と同様にして
図1に示す樹脂製コネクタ5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
(クラレ社製、ジェネスタ)に2軸押出機(神戸製鋼社
製、Hyper−KTX46、混練り温度335℃)を
用いてガラスファイバー(日東紡績社製、T−ガラス)
およびカーボンファイバー(東レ社製、トレカT30
0)を混練りすることにより10重量%のガラスファイ
バーおよび15重量%のカーボンファイバー含有のPA
9Tを調製した。とともに、2種類のOリング形成材料
としてFKM(第1のOリング形成材料)(ダイキン工
業社製、ダイエルG556)とFVMQ(第2のOリン
グ形成材料)(信越化学工業社製、FE251K−U)
を準備した。そして、2個のOリングのうち、FKM
(第1のOリング形成材料)からなるOリング表面を、
デンカブラックを20%添加した導電性FVMQ(信越
化学工業社製、FE251K−U)を用いてコーティン
グ(厚み20μm)した。
ラスファイバーおよびカーボンファイバー含有PA9T
を用いてインジェクション成形(成形条件:Z1=32
0℃、Z2=330℃、Z3=335℃、ノズル=33
0℃)により図1に示す形状のハウジング部8を成形し
た。それ以外は実施例1と同様にして図1に示す樹脂製
コネクタ5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
(クラレ社製、ジェネスタ)に2軸押出機(神戸製鋼社
製、Hyper−KTX46、混練り温度335℃)を
用いてガラスファイバー(日東紡績社製、T−ガラス)
およびカーボンファイバー(東レ社製、トレカT30
0)を混練りすることにより10重量%のガラスファイ
バーおよび15重量%のカーボンファイバー含有のPA
9Tを調製した。とともに、3種類のOリング形成材料
としてFKM(第1のOリング形成材料)(ダイキン工
業社製、ダイエルG556)と、スペーサーに替わるF
KM(第2のOリング形成材料)(ダイキン工業社製、
ダイエルG556)と、FVMQ(第3のOリング形成
材料)(信越化学工業社製、FE251K−U)を準備
した。そして、3個のOリングのうち、FKM(第2の
Oリング形成材料)からなる第2のOリング表面を、デ
ンカブラックを20%添加した導電性FVMQ(信越化
学工業社製、FE251K−U)を用いてコーティング
(厚み20μm)した。
ラスファイバーおよびカーボンファイバー含有PA9T
を用いてインジェクション成形(成形条件:Z1=32
0℃、Z2=330℃、Z3=335℃、ノズル=33
0℃)により図1に示す形状のハウジング部8を成形し
た。それ以外は実施例1と同様にして図1に示す樹脂製
コネクタ5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
(クラレ社製、ジェネスタ)に2軸押出機(神戸製鋼社
製、Hyper−KTX46、混練り温度335℃)を
用いてガラスファイバー(日東紡績社製、T−ガラス)
およびカーボンファイバー(東レ社製、トレカT30
0)を混練りすることにより10重量%のガラスファイ
バーおよび15重量%のカーボンファイバー含有のPA
9Tを調製した。とともに、3種類のOリング形成材料
としてTHV(第1のOリング形成材料)(ダイニオン
社製、THV200)と、スペーサーに替わるFKM
(第2のOリング形成材料)(ダイキン工業社製、ダイ
エルG556)と、FVMQ(第3のOリング形成材
料)(信越化学工業社製、FE251K−U)を準備し
た。そして、3個のOリングのうち、FKM(第2のO
リング形成材料)からなる第2のOリング表面を、デン
カブラックを20%添加した導電性FVMQ(信越化学
工業社製、FE251K−U)を用いてコーティング
(厚み20μm)した。
ラスファイバーおよびカーボンファイバー含有PA9T
を用いてインジェクション成形(成形条件:Z1=32
0℃、Z2=330℃、Z3=335℃、ノズル=33
0℃)により図1に示す形状のハウジング部8を成形し
た。一方、上記第1のOリング形成材料であるTHVを
用いて、射出成形(成形条件:Z1=170℃、Z2=
190℃、Z3=200℃、ノズル=190℃)により
第1のOリングを作製した。それ以外は実施例1と同様
にして図1に示す樹脂製コネクタ5を作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のガラスファイバー含有のポリアミド樹脂(アトフィナ
社製、Rilsan AZM30NOIR T6LD)を用い
た。それ以外は実施例1と同様にして樹脂製コネクタを
作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のカーボンファイバー(東レ社製、トレカT300)含
有のポリアミド樹脂(アトフィナ社製、Rilsan AM
N)を用いた。それ以外は実施例1と同様にして樹脂製
コネクタを作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のガラスファイバー(日東紡績社製、T−ガラス)およ
び10重量%のカーボンファイバー(東レ社製、トレカ
T300)含有のポリアミド樹脂(アトフィナ社製、Ri
lsan AMN)を用いた。それ以外は実施例1と同様に
して樹脂製コネクタを作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
樹脂(デュポン社製、ザイテル101)を用いた。それ
以外は実施例1と同様にして樹脂製コネクタを作製し
た。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のカーボンファイバー(東レ社製、トレカT300)含
有のPOM(ポリプラスチック社製、ジュラコンM90
−44)を用いた。それ以外は実施例1と同様にして樹
脂製コネクタを作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のカーボンファイバー(東レ社製、トレカT300)含
有のHDPE(日本ポリオレフィン社製、S5003B
H)を用いた。それ以外は実施例1と同様にして樹脂製
コネクタを作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
のガラスファイバー含有のポリアミド66(旭化成工業
社製、レオナ14G50)を用いた。それ以外は実施例
1と同様にして樹脂製コネクタを作製した。
ー、ポリフタルアミド製ブッシュをそれぞれ公知の方法
により製造し準備した。
例について、ガソホール体積変化率、樹脂製コネクタの
燃料透過量、ハウジング部内面抵抗値について下記の方
法に従って測定し評価した。これらの結果を後記の表1
〜表4に併せて示す。
グ部形成材料を用いて、上記インジョクション成形と同
様の条件で25mm×20mm×厚み1mmのシートを
成形した。つぎに、上記シートをメタノール15体積%
含有のFuel C(トルエン50体積%+イソオクタ
ン50体積%)に60℃で168時間浸漬処理した。そ
して、浸漬処理前と処理後の体積をそれぞれ測定し、こ
れらの値から体積変化率を算出した。
リングをセットした後、Oリング脱落防止のために外径
11.05mm×内径10mmのポリフタルアミド製ブ
ッシュを圧入した。
ューブ29の両端に上記2個の樹脂製コネクタ30,3
1の挿入部30a,31aをそれぞれ圧入した。このと
き、樹脂製コネクタ30,31の挿入部30a,31a
同士はチューブ29内で接触しており、PTFE製チュ
ーブ29における液接触部分はゼロとなるようにした。
そして、上記2個の樹脂製コネクタ30,31の一方の
コネクタ30の収容部30bには、外径8mmの金属製
パイプ32を収容し、その金属製パイプ32の端部を栓
33を用いて密栓した。また、他の樹脂製コネクタ31
の収容部31bには、他端部に100ccの液が入る金
属製タンク35を備えた外径8mmの金属製パイプ34
を挿入し固定した。
ール15体積%含有のFuel Cを投入し樹脂製コネ
クタ30,31内部に充填させて、60℃雰囲気下1週
間の条件で前処理した後、2週間目の透過量を重量変化
で測定した。
に準拠して測定した。すなわち、コネクタのハウジング
部(長さLmm)の両端にその内径(dmm)より0.
05〜0.1mm大きな直径を有する銅製の円柱を深さ
(amm)だけ挿入して電気抵抗R(Ω)を測定した。
そして、この結果から、下記の式によりハウジング部の
内面抵抗値Rs(Ω)を算出した。
ール体積変化の増加率が比較例品に比べて非常に小さか
った。さらに、燃料透過量も一桁と少なく、ガソホール
に対する耐透過性に優れていることがわかる。
変化率が大きく、燃料透過量も10mg/個/dayを
超えて、ガソホールに対する耐透過性に劣っていること
がわかる。
は、一端側がホース内部に挿入される挿入部に形成され
ているとともに、他端側が締結対象部材を内部に収容す
る収容部に形成されてなる略筒状のハウジング部と、そ
のハウジング部内に取り付けられた少なくとも一つのシ
ール部材とを備えている。そして、上記ハウジング部
が、ガソホール浸漬時の体積変化率が特定の値以下とな
る樹脂組成物の成形体によって形成されている。このた
め、コネクタ全体がガソリン(ガソホール)耐透過性に
優れており、ガソホールを燃料とする自動車等の燃料搬
送連結部分に用いても、その使用において問題を生じず
良好に用いられることとなる。
レンスルフィド、ポリブチレンナフタレート、炭素数が
9の炭化水素で両末端アミン−テレフタル酸の縮合体、
ヘキサメチレンジアミン−アジピン酸−テレフタル酸の
縮合体、ヘキサメチレンジアミン−イソフタル酸−テレ
フタル酸の縮合体、ヘキサメチレンジアミン−アジピン
酸−イソフタル酸−テレフタル酸の縮合体、m−キシリ
レンジアミン−アジピン酸の縮合体および液晶ポリマー
からなる群から選ばれた少なくとも一つの樹脂を主成分
とする樹脂組成物によって形成されたものである場合、
一層優れたガソホール耐透過性が得られる。
正面図である。
態を示す一部断面正面図である。
態を示す一部断面正面図である。
模式図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 一端側がホース内部に挿入される挿入部
に形成されているとともに、他端側が締結対象部材を内
部に収容する収容部に形成されてなる略筒状のハウジン
グ部と、そのハウジング部内に取り付けられた少なくと
も一つのシール部材とを備えた樹脂製コネクタであっ
て、上記ハウジング部が、下記の特性(A)を備えた樹
脂組成物の成形体によって形成されていることを特徴と
する樹脂製コネクタ。 (A)ガソホール浸漬時の体積変化率が5%以下であ
る。 - 【請求項2】 上記ハウジング部が、主鎖に芳香族を有
する重合体または共重合体の樹脂であって、ポリフェニ
レンスルフィド、ポリブチレンナフタレート、炭素数が
9の炭化水素で両末端アミン−テレフタル酸の縮合体、
ヘキサメチレンジアミン−アジピン酸−テレフタル酸の
縮合体、ヘキサメチレンジアミン−イソフタル酸−テレ
フタル酸の縮合体、ヘキサメチレンジアミン−アジピン
酸−イソフタル酸−テレフタル酸の縮合体、m−キシリ
レンジアミン−アジピン酸の縮合体および液晶ポリマー
からなる群から選ばれた少なくとも一つの樹脂を主成分
とする樹脂組成物によって形成されたものである請求項
1記載の樹脂製コネクタ。 - 【請求項3】 上記樹脂組成物の成形体の電気抵抗が、
106 Ω以下に設定されている請求項1または2記載の
樹脂製コネクタ。
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