JP2002188225A - 耐火断熱パネルのジョイント構造 - Google Patents

耐火断熱パネルのジョイント構造

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JP2002188225A JP2000389895A JP2000389895A JP2002188225A JP 2002188225 A JP2002188225 A JP 2002188225A JP 2000389895 A JP2000389895 A JP 2000389895A JP 2000389895 A JP2000389895 A JP 2000389895A JP 2002188225 A JP2002188225 A JP 2002188225A
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和彦 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐火断熱パネルの側端部を継合した、耐火断
熱パネルのジョイント構造であって、当該継合部での耐
火性能、断熱性能に優れたものを提供すること。 【解決手段】 芯材の表面側および裏面側のいずれか少
なくとも一方に耐火層が設けられている耐火断熱パネル
であって、前記耐火層のいずれか少なくとも一方の内面
に沿った凹溝が設けられた耐火断熱パネルが、当該凹溝
の設けられた方向に設置されており、隣接する当該耐火
断熱パネルのそれぞれの側端が、耐火性ボードを、前記
凹溝間に内設した状態で継合されていることを特徴とす
る耐火断熱パネルのジョイント構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐火断熱パネルの
ジョイント構造に関する。本発明の耐火断熱パネルのジ
ョイント構造は、たとえば、建築物の外壁材や内壁材、
さらには床材や屋根材、天井材、間仕切り材、防火戸等
などに用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来より、耐火断熱パネルのジョイント
構造としては各種の構造のものが知られている。たとえ
ば、特開平9−235854号公報では、耐火断熱パネ
ルの両側端に耐火性ボードの嵌合を許す凹溝がパネル長
手方向に沿って設けられており、隣接する当該パネルの
側端どうしが、前記凹溝間に耐火性ボードを嵌合した状
態で継合されているジョイント構造が開示されている。
かかるジョイント構造によれば、耐火性ボードの作用に
より、耐火断熱パネルの継合部での耐火性能、断熱性能
がある程度向上する。
【0003】前記ジョイント構造を応用したものとし
て、たとえば、図3に示すようなジョイント構造が考え
られる。すなわち、図3は、表面材11および裏面材1
2の間に芯材1を備えてなり、その両側端に、凹溝aが
設けられた耐火断熱パネルA´が、長手方向に設置され
ており、隣接する耐火断熱パネルA´のそれぞれの側端
が、耐火性ボード3を、前記凹溝a間に内設した状態で
継合されている耐火断熱パネルA´のジョイント構造で
ある。また、図3に示すようなジョイント構造では、耐
火断熱パネルA´の継合部の隙間に、セラミックファイ
バー等の充填材4を充填することができ、表面材11の
外面の継合部は目止材5により目止めされる。そして、
裏面材12の外面の継合部は、支持体Bの存在する位置
に設置され、その隙間にはセラミックファイバー等の充
填材4が充填されている。
【0004】しかし、図3に示すようなジョイント構造
では、耐火性ボード3により、耐火断熱パネルA´の継
合部での耐火性能、断熱性能は向上しているものの、僅
かではあるが、当該継合部には通気性が残るため、燃焼
が生じた場合に、燃焼ガスが非加熱側に吹き出すおそれ
があり、継合部での耐火性能、断熱性能を十分に満足し
ているとはいえないものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐火断熱パ
ネルの側端部を継合した、耐火断熱パネルのジョイント
構造であって、当該継合部での耐火性能、断熱性能に優
れたものを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以下に示
す耐火断熱パネルのジョイント構造を見出し本発明を完
成した。
【0007】すなわち、本発明は、芯材の表面側および
裏面側のいずれか少なくとも一方に耐火層が設けられて
いる耐火断熱パネルであって、前記耐火層のいずれか少
なくとも一方の内面に沿った凹溝が設けられた耐火断熱
パネルが、当該凹溝の設けられた方向に設置されてお
り、隣接する当該耐火断熱パネルのそれぞれの側端が、
耐火性ボードを、前記凹溝間に内設した状態で継合され
ていることを特徴とする耐火断熱パネルのジョイント構
造、に関する。
【0008】本発明の耐火断熱パネルのジョイント構造
における耐火断熱パネルの継合部では、耐火性ボードが
内設されているため、耐火性ボードの作用により、燃焼
ガスに対する耐火性能、断熱性能の向上効果が奏され
る。しかも、耐火性ボードは、耐火断熱パネルの芯材の
表面側および/または裏面側に設けられた耐火層の内面
に内設した状態で継合されているため、耐火性ボードを
単独で用いた場合に比して耐熱性がさらに向上する。
【0009】前記耐火断熱パネルのジョイント構造にお
いて、前記凹溝間に内設されている耐火性ボードが、止
具により固定されていることが好ましい。前記凹溝間に
内設した耐火性ボードを固定することにより、さらに耐
火性能、断熱性能の向上効果が向上する。
【0010】また、前記耐火断熱パネルのジョイント構
造において、耐火性ボードを、耐火層の内面との間に、
耐熱性材料を介して前記凹溝間に内設することができ
る。耐火性ボードを耐熱性材料を介して耐火層の内面に
内設した場合には、さらに耐火性能、断熱性能の向上効
果が向上しうる。
【0011】前記耐火断熱パネルのジョイント構造にお
いて、耐火断熱パネルの継合部に隙間を有する場合に
は、当該隙間に充填材が充填されているのが好ましい。
耐火断熱パネルのジョイント構造は、隙間なく継合する
ことが好ましいが、継合部に隙間が生じた場合には、充
填材を充填することにより、耐火性能、断熱性能を向上
することができる。
【0012】また、前記耐火断熱パネルのジョイント構
造において、耐火断熱パネルに設けられた耐火層は、裏
面側に設けられていることが好ましい。また、前記耐火
断熱パネルのジョイント構造において、耐火断熱パネル
の表面側の継合部が目止めされていることが好ましい。
【0013】通常、耐火断熱パネルは、その裏面側が支
持材に設置されるため、前記耐火層も裏面側に設けるの
が耐火性能、断熱性能上有効である。なお、耐火断熱パ
ネルの表面側にも、前記同様の耐火層(ジョイント構造
では凹溝内に耐熱ボード)を設けることができる。裏面
側にのみ耐火層(ジョイント構造では凹溝内に耐熱ボー
ド)を設けた場合には、表面側の継合部は目止めするこ
とにより、近傍での燃焼ガスの通気路の遮断を効果的に
行うことができ、継合部での耐火性能、断熱性能をより
向上できる。
【0014】また、前記耐火断熱パネルのジョイント構
造において、支持体に、耐火断熱パネルの裏面側が設置
されていることが好ましい。本発明の耐火断熱パネルの
ジョイント構造は支持体に設置されて、防火機能を有効
に発揮する。
【0015】また、前記耐火断熱パネルのジョイント構
造において、耐火断熱パネルの裏面側の継合部が、支持
体に架からないように設置されていることが好ましい。
支持体が、裏面側の継合部に架からないように位置づれ
させることにより、裏面側の継合部の目止めを有効に行
うことができ、耐熱性を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の耐火断熱パネル
のジョイント構造を図面を参酌しながら説明する。
【0017】図1は、本発明の耐火断熱パネルのジョイ
ント構造を形成する耐火断熱パネルAの一例を示すもの
である。図1に示す本発明の耐火断熱パネルAは、芯材
1の裏面側に耐火層2を有し、その長手方向の両側端
に、耐火層2の内面に沿った凹溝aが設けられている。
当該凹溝aは、耐火断熱パネルAの内部に、耐火性ボー
ド3を固定させるため、耐火層2の内面に沿って設けら
れている。図1では、裏面側および表面側の両側に耐火
層2を有する場合を例にあげているが、耐火層2は裏面
側または表面側のいずれか一方にのみ有するものでもよ
い。また、耐火層2の内面に沿って設けられる凹溝a
も、耐火層2を有する裏面側および表面側の少なくとも
一方の内面に沿って設けられていればよい。
【0018】前記芯材1としては、断熱材、耐火材、接
着剤、補強材、緩衝材、吸音材、嵩上材、軽量化材等と
して機能する、難燃性または不燃性を有する材料が用い
られる。このような材料としては、例えばフェノール樹
脂フォーム、ポリウレタンフォームなどの発泡樹脂が好
適である。これら発泡樹脂には、石綿、ガラス綿の無機
質繊維や、水酸化アルミニウム、ポリリン酸アンモニウ
ム、グラファイト、珪酸カルシウムあるいは炭酸カルシ
ウム等の無機材、硼砂等の無機質フィラーを含有させる
こともできる。なお、前記発泡樹脂は、たとえば、耐火
層2の間に形成された内部空間に充填して発泡させる場
合には、発泡樹脂として耐火層2に対し自己接着性を有
するものを用いることが好ましい。
【0019】また、耐火層2には耐火性材料が用いられ
る。当該耐火性材料としては、ケイ酸カルシウム板、炭
酸カルシウム板、石膏ボード、パーライトセメント板、
ロックウール板、スレート板、ALC板、PC板等の無
機質材、PC板、その他の無機質軽量体、無機質軽量発
泡体、またはこれらの複合板等があげられる。さらには
高密度フェノールフォーム等の超高密度樹脂をなどがあ
げられる。
【0020】また、図1に示すように耐火断熱パネルA
の表面側には表面材11、裏面側に裏面材12を設ける
ことができる。図1では、表面材11および裏面材12
の両者を設けた場合を例示しているが、表面材11、裏
面材12はいずれか一方にのみ設けることができる。
【0021】前記裏面材12は不燃材から形成されてい
るものが好ましい。裏面材12としては、金属薄板、例
えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アル
ミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼
板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板
(制振鋼板等)等があげられる。これら金属薄板は各種
色調に塗装したカラー金属板であってもよく、またロー
ル成形、プレス成形、押出成形等によって各種形状に成
形したものであってもよい。さらには、ケイ酸カルシウ
ム板、炭酸カルシウム板、石膏ボード、パーライトセメ
ント板、ロックウール板、スレート板、ALC板、PC
板等の無機質材を用いることもできる。また裏面材12
には、アスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェル
ト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、
ガラス繊維不織布等の1種または2種以上をラミネート
したものや防水処理、難燃処理されたシート等を用いる
ことができる。表面材11も前記裏面材12と同様のも
のを使用できるほか、単に装飾目的のために装飾紙を設
けることもできる。
【0022】図2は、図1に例示した耐火断熱パネルを
用いた本発明のジョイント構造の断面図であり、耐火断
熱パネルAの両側端が、耐火断熱パネルAの長手方向に
設置されている。そして、隣接する耐火断熱パネルAの
それぞれの側端が、耐火性ボード3を、前記凹溝a間に
内設した状態で継合されている。また、耐火性ボード3
と裏面側の耐熱層2の内面との間には、好ましい態様と
して耐熱性材料6が介在している。
【0023】耐火性ボード3は、屋内外の火災時におけ
る火炎や熱が、耐火断熱パネルAの側端の継合部を通っ
て屋内外に入出するのを効果的に遮断する。また、耐火
性ボード3は耐火断熱パネルAの側端を強固にする接合
材としても機能し、たとえば、火災時に耐火断熱パネル
Aが熱変形する場合にも、継合部の隙間が拡がるのを抑
制することができる。
【0024】かかる耐火性ボード3としては、ケイ酸カ
ルシウム板、炭酸カルシウム板、石膏ボード、パーライ
トセメント板、ロックウール板、スレート板、ALC
板、PC板、その他の無機質軽量体、無機質軽量発泡
体、またはこれらの複合板等があげられる。さらには高
密度フェノールフォーム等の超高密度樹脂をなどがあげ
られる。また、耐火性ボード3は、前記凹溝aに内設す
るように凹溝aに合わせた適宜の形状のものが用いられ
る。耐熱性材料6としては、グラスファイバー、ロック
ウールフェルト、セラミックウール等があげられる。
【0025】また、図2では、好ましい態様として、耐
火性ボード3(および耐熱性材料6)を止具(7aおよ
び7b)を用いて、耐火断熱パネルAの継合間に固定し
ている例であるが、耐火性ボード3(および耐熱性材料
6)の固定には、接着剤を用いることもできる。
【0026】また、図2は、耐火断熱パネルAの継合部
に隙間がない場合であるが、継合部に隙間がある場合に
は、必要により、充填材4を充填することができる。充
填材4としては、たとえば、グラスファイバー、ロック
ウールフェルト、セラミックウール等の耐火材、気密材
等の機能を有する無機パッキング材があげられる。これ
により、火炎の通気を低下させ、その浸入を防ぐ。その
他、充填材4としては、たとえば、ポリ塩化ビニル系、
クロロプレン系、クロロスルホン化ポリエチレン系、エ
チレンプロピレン系、アスファルト含浸ポリウレタン系
のゴム材料があげられる。これにより、防水材、気密材
等を防ぐことができる。
【0027】また、図2に示すように、裏面側にのみ凹
溝aを設けている場合には、表面側の外面の継合部は目
止材5により目止めするのが好ましい。目止材5として
は、鋼板曲げ材、アルミ型材等が用いられ、ビス止め等
により表面側の外面に固定することができる。かかる表
面側の外面の継合部の目止めは、耐熱性材料6を介して
行うことで、より効果的に火炎をの通気を防止できる。
なお、耐熱性材料6は前記と同様のものを用いることが
できる。さらには、目止材5と表面側の外面との隙間を
コーキング8することにより、防水性を付与することも
できる。コーキングはシリコンコーキング等が行われ
る。
【0028】一方、裏面側の外面の継合部の目止めも、
表面側の外面の継合部と同様に行うことができる他、図
2に示すように、耐火断熱パネルAを、柱や間柱、胴縁
(角パイプ)等の支持体Bに取り付ける場合には、耐火
断熱パネルAを支持体Bへ設置するためのL字金具b1
により目止めすることができる。耐火断熱パネルAの支
持体Bへの固定は、ビス止め等の止具b2により行うこ
とができる。また、耐火断熱パネルAの継合は、図2に
示すように、裏面側の外面の継合部が、支持体Bに架か
らないように設置するのが好ましい。
【0029】以下に、本発明の耐火断熱パネルのジョイ
ント構造を、支持体Bに対し、たとえば、横張り状態に
なるように形成する方法について説明する。
【0030】まず、耐火性ボード3および耐熱性材料6
は、予め、耐火断熱パネルAの工場出荷時点または建築
現場で、耐火断熱パネルAの一側端の凹溝aに、そのボ
ード幅方向の略半分が外側に突出した状態で内設してお
く。次いで、耐火断熱パネルAを支持体Bに沿うよう垂
直に立て、耐火断熱パネルAの両側端を耐火性ボード3
により内設して継合するとともに、または継合した後
に、L字金具b1および止具b2を用いて裏面側の外面
から固定する。なお、L字金具b1により、耐火断熱パ
ネルAの裏面側の外面の継合部の目止めを行えるよう
に、当該継合部から支持体Bの位置がずれるようにし
て、支持体BおよびL字金具b1の位置を適宜に決定す
る。
【0031】なお、上段に耐火断熱パネルのジョイント
構造を形成する場合には、耐火断熱パネルAの前記両側
端(左右両側端)とは別の両側端(上下両側端)にも同
様のジョイント構造を同様の工程により継合してジョイ
ント部を形成することができる。すなわち、本発明の耐
火断熱パネルのジョイント構造の形成は横張工法に限ら
れず、縦張工法にも同様に実施できる。
【0032】
【発明の効果】前記の通り、耐火断熱パネルAのジョイ
ント構造は、耐火層2の内面に設けた凹溝aに耐火性ボ
ード3を内設して、その継合部を形成しているため、耐
火層2と耐火性ボード3に基づき、優れた耐火性を有す
る。加えて、当該継合部を止め具により固定することに
より耐火性を向上できる。このように、本発明によれ
ば、耐火性に非常に優れた耐火断熱パネルのジョイント
構造を提供することができる。
【0033】
【実施例】以下に、図2(本発明)に示すようなジョイ
ント構造の耐火断熱パネルと図3(従来技術)に示すよ
うなジョイント構造の耐火断熱パネルについて、表面材
側を火炎に曝す耐火性試験を行った。図2の耐火断熱パ
ネルでは、裏面材の珪酸カルシウム板側から火炎出火は
見られなかった。一方、図3の耐火断熱パネルでは裏面
材の珪酸カルシウム板側の隙間から火炎出火が見られ
た。
【0034】なお、前記ジョイント構造の耐火断熱パネ
ルは、いずれも、表面材11:鋼板、裏面材12:鋼
板、耐熱層2:珪酸カルシウム板、芯材1:ポリウレタ
ンフォーム、耐火性ボード3:珪酸カルシウム板、充填
材4:セラミックファイバー、耐熱性材料5:セラミッ
クファイバーであり、支持体B:縦胴縁により構成され
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐火断熱パネルのジョイント構造を形
成する耐火断熱パネルの断面図の一例である。
【図2】本発明の耐火断熱パネルのジョイント構造の断
面図である。
【図3】従来の耐火断熱パネルのジョイント構造の断面
図である。
【符号の説明】
A 耐火断熱パネル a 凹溝 B 支持体 1 芯材 2 耐熱層 3 耐火性ボード
フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DE01 FA03 FA52 FA53 FA54 FA68 GA12 HA02 HA03 HA04 HA07 HA21 HA22 HA32 HB01 HD02 HD03 HF11 HF12 JA22 JA25 LA11 MA06 2E110 AA02 AB02 AB03 AB04 AB05 AB22 AB23 BA03 BA12 BD23 CA04 DA15 DD01 DD10 DD14 GA28W GA28X GA28Y GA28Z GA33Z GB16W GB16X GB16Y GB16Z GB17W GB17X GB17Y GB17Z GB33W GB33X GB33Y GB33Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材の表面側および裏面側のいずれか少
    なくとも一方に耐火層が設けられている耐火断熱パネル
    であって、前記耐火層のいずれか少なくとも一方の内面
    に沿った凹溝が設けられた耐火断熱パネルが、当該凹溝
    の設けられた方向に設置されており、隣接する当該耐火
    断熱パネルのそれぞれの側端が、耐火性ボードを、前記
    凹溝間に内設した状態で継合されていることを特徴とす
    る耐火断熱パネルのジョイント構造。
  2. 【請求項2】 前記凹溝間に内設されている耐火性ボー
    ドが、止具により固定されていることを特徴とする請求
    項1記載の耐火断熱パネルのジョイント構造。
  3. 【請求項3】 耐火性ボードが、耐火層の内面との間
    に、耐熱性材料を介して前記凹溝間に内設されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の耐火断熱パネル
    のジョイント構造。
  4. 【請求項4】 耐火断熱パネルの継合部に隙間を有する
    場合に、当該隙間に充填材が充填されていることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の耐火断熱パネル
    のジョイント構造。
  5. 【請求項5】 耐火断熱パネルに設けられた耐火層が、
    裏面側に設けられていることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の耐火断熱パネルのジョイント構造。
  6. 【請求項6】 耐火断熱パネルの、表面側の継合部が目
    止めされていることを特徴とする請求項5記載の耐火断
    熱パネルのジョイント構造。
  7. 【請求項7】 支持体に、耐火断熱パネルの裏面側が設
    置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載の耐火断熱パネルのジョイント構造。
  8. 【請求項8】 耐火断熱パネルの裏面側の継合部が、支
    持体に架からないように設置されていることを特徴とす
    る請求項7記載の耐火断熱パネルのジョイント構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190066388A (ko) * 2017-12-05 2019-06-13 주식회사 광스틸 건식 내화 벽체
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