JP2013213329A - 鉄骨柱の耐火被覆構造 - Google Patents

鉄骨柱の耐火被覆構造 Download PDF

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Abstract

【課題】区画の内部に鉄骨柱の耐火被覆構造を設置した場合でも部屋の活用の自由度を損なうことがなく、区画の近傍に鉄骨柱の耐火被覆構造を設置した場合でも区画の耐火性の低下を防止できる鉄骨柱の耐火被覆構造を提供すること。
【解決手段】鉄骨柱と、前記鉄骨柱の二つの側面に設置された対向する耐火不燃板と、前記柱および前記耐火不燃板とを覆う熱膨張性耐火シートと、を備えることを特徴とする、鉄骨柱の耐火被覆構造。
前記柱および前記耐火不燃板とを覆う熱膨張性耐火シートが重ね合わせ部を有する場合には、前記重ね合わせ部は固定手段により固定される。前記柱の側面のうち前記耐火不燃板が設置されていない側面の少なくとも一つに、前記耐火不燃板よりも薄い補助薄板を設置することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、鉄骨柱の耐火被覆構造に関する。
建築物に使用される鉄骨柱は、火災等の熱にさらされた場合でも容易には倒壊しない程度の耐火性を備えていることが要求される。
この様な鉄骨柱に関する先行技術の一つとして、不燃材と熱膨張性耐火シートとを積層した耐火ボードを複数の鉄骨柱全体の外周に沿って配置し、複数の鉄骨柱を耐火ボードにより被覆する構造が知られている(特許文献1)。
この鉄骨柱の耐火被覆構造であれば、熱膨張性耐火シートを積層した薄い耐火ボードにより複数の鉄骨柱を被覆することができることから、火災等の熱から複数の鉄骨柱を守ることができるとされる。
特開2008−121376号公報
上述した従来の鉄骨柱の耐火被覆構造は耐火性に優れるものの、本発明者が検討したところ新たな問題があることが判明した。
図10は従来の鉄骨柱の耐火被覆構造が持つ問題を説明するための模式断面図である。
図10は建築物の区画を形成する中空壁42の内部に設置された鉄骨柱の耐火被覆構造を地面と平行な面により切断した断面図を模式的に表わしたものである。
鉄骨柱200に対して熱膨張性耐火シートを積層した耐火ボード210により前記鉄骨柱200の全ての外周を被覆することにより、図10に示される鉄骨柱の耐火被覆構造220が得られる。
前記鉄骨柱200の外周には熱膨張性耐火シートを積層した耐火ボード210が設置されているため、中空壁42の内部に前記鉄骨柱の耐火被覆構造220を格納する構造では、前記中空壁42の内部が狭い場合には中空壁42に突出部44,44を形成する必要がある。
住宅、オフィス等の部屋の壁に前記突出部44,44が形成されている場合には、部屋の壁に沿って家具、棚、キャビネット等を設置することが制限される問題がある。
図11は従来の鉄骨柱の耐火被覆構造が持つ問題を説明するための模式断面図である。
図10の場合は前記鉄骨柱の耐火被覆構造220が中空壁42の内部に設置されていた。これに対し、図11の場合は中空壁45に沿って前記鉄骨柱の耐火被覆構造220が設置されている。
図11に示す通り、鉄骨柱220を設置するためには区画である中空壁45の一方の面に開口部46を設ける必要がある。
しかし区画である中空壁45に開口部46を設けた場合、火災等の炎、煙等を遮断する機能を果たすはずの区画である中空壁45の機能が損なわれ、前記開口部46から火災等の炎、煙等が中空壁45の内部に浸入する。
このため前記鉄骨柱の耐火被覆構造220により、鉄骨柱200の耐火性は高められているものの、区画である中空壁45に開口部46を設けると前記鉄骨柱の耐火被覆構造220が設置される建築物全体の耐火性が低くなる問題もある。
本発明の目的は、区画の内部に鉄骨柱を設置した場合でも住宅、オフィス等の部屋の活用の自由度を損なうことがなく、区画の近傍に鉄骨柱を設置した場合でも区画の耐火性の低下を防止できる鉄骨柱の耐火被覆構造を提供することにある。
上記課題を解決すべく本発明者が鋭意検討した結果、鉄骨柱と、前記鉄骨柱の二つの側面に設置された対向する耐火不燃板と、前記鉄骨柱および前記耐火不燃板とを覆う熱膨張性耐火シートと、を備えた鉄骨柱の耐火被覆構造が本発明の目的に適うことを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、
[1]鉄骨柱と、前記鉄骨柱の二つの側面に設置された対向する耐火不燃板と、前記鉄骨柱および前記耐火不燃板とを覆う熱膨張性耐火シートと、を備えることを特徴とする、鉄骨柱の耐火被覆構造を提供するものである。
また本発明の一つは、
[2]前記鉄骨柱および前記耐火不燃板とを覆う熱膨張性耐火シートが、重ね合わせ部を有し、前記重ね合わせ部が固定手段により固定されている、上記[1]に記載の鉄骨柱の耐火被覆構造を提供するものである。
また本発明の一つは、
[3]前記鉄骨柱の側面のうち前記耐火不燃板が設置されていない側面の少なくとも一つに、前記耐火不燃板よりも薄い補助薄板が設置されていて、
前記熱膨張性耐火シートが、前記鉄骨柱と、前記鉄骨柱の二つの側面に設置された対向する耐火不燃板と、前記補助薄板とを覆う、上記[1]または[2]に記載の鉄骨柱の耐火被覆構造を提供するものである。
また本発明の一つは、
[4]前記鉄骨柱および前記耐火不燃板とを覆う熱膨張性耐火シートの重ね合わせ部が、固定手段により、前記耐火不燃板および前記補助薄板の少なくとも一方に固定されている、上記[1]〜[3]のいずれかに記載の鉄骨柱の耐火被覆構造を提供するものである。
また本発明の一つは、
[5]前記補助薄板の厚みが、1〜20mmの範囲である、上記[1]〜[4]のいずれかに記載の鉄骨柱の耐火被覆構造を提供するものである。
また本発明の一つは、
[6]前記熱膨張性耐火シートが、前記耐火不燃板および前記補助薄板の少なくとも一方に対して固定手段により固定されている、上記[1]〜[5]のいずれかに記載の鉄骨柱の耐火被覆構造を提供するものである。
また本発明の一つは、
[7]前記熱膨張性耐火シートの端部同士を固定手段により固定して形成される環状の前記熱膨張性耐火シートが、
前記鉄骨柱と、前記鉄骨柱の二つの側面に設置された対向する耐火不燃板とを一周する外周長を超える内周長を有するか、
または、
前記鉄骨柱と、前記鉄骨柱の二つの側面に設置された対向する耐火不燃板と、前記補助薄板とを一周する外周長を超える内周長を有する、上記[1]〜[6]のいずれかに記載の鉄骨柱の耐火被覆構造を提供するものである。
また本発明は、
[8]上記[1]〜[7]のいずれかに記載の鉄骨柱の耐火被覆構造を中空壁の内部に備えた耐火構造であって、
前記鉄骨柱の側面のうち前記耐火不燃板が設置されていない側面が、前記中空壁の内壁面に対向している、区画の耐火構造を提供するものである。
また本発明は、
[9]上記[1]〜[7]のいずれかに記載の鉄骨柱の耐火被覆構造を区画の外部に備えた耐火構造であって、
前記鉄骨柱と、前記区画の外部表面との最も近接した間隔が、0〜100mmの範囲である耐火構造であって、前記鉄骨柱の側面のうち前記耐火不燃板が設置されていない側面が、前記区画の表面に対向している、区画の耐火構造を提供するものである。
本発明によれば、前記鉄骨柱の側面のうち前記耐火不燃板が設置されていない部分は、前記耐火不燃板が設置されている部分と比較して厚みを薄くすることができる。
例えば、中空壁等の区画の内部に本発明の鉄骨柱を設置した場合、前記鉄骨柱の側面のうち前記耐火不燃板が設置されていない部分を前記中空壁の内壁面に対向させることにより、中空壁内部に本発明の鉄骨柱を格納することが可能となる。
この場合、中空壁に前記鉄骨柱を格納するための突出部を形成する必要がなく、住宅、オフィス等の部屋の活用の自由度を損なうことを防止することができる。
なお従来の鉄骨柱の場合は中空壁の内部空間を広げることにより、従来の鉄骨柱を中空壁内部に格納することも可能であるが、中空壁の内部空間を広げると、住宅、オフィス等の部屋の容積が減少する問題がある。
本発明の鉄骨柱の場合には中空壁の内部空間を広げることを抑えることができるため、住宅、オフィス等の部屋の容積を広く確保することができる。
また例えば、区画の外側近傍に鉄骨柱を設置した場合、前記鉄骨柱の側面のうち前記耐火不燃板が設置されていない部分を区画に対向させることにより、鉄骨柱の耐火被覆構造と、区画の外部表面との最も近接した間隔を0〜100mmの範囲に収めることができる。
ここで前記間隔が0mmであるとは、鉄骨柱の耐火被覆構造と、区画の外部表面とが互いに接している部分がある場合を意味する。
従来の鉄骨柱の場合は、区画の外部にある鉄骨柱と区画との間隔が近接している場合には、鉄骨柱の耐火性を高めるために区画に開口部を設ける必要があった。
本発明の鉄骨柱の場合は、鉄骨柱と区画との間隔が近接している場合でも区画に開口部を設ける必要がないから、区画の耐火性の低下を防止することができる。
また本発明の鉄骨柱の耐火被覆構造によれば、熱膨張性耐火シートを設置する前の鉄骨柱の耐火被覆構造を一周する外周長よりも長い熱膨張性耐火シートを使用することができる。この長い熱膨張性耐火シートを使用することにより、前記熱膨張性耐火シートの端部同士を固定手段により固定して形成される環状の前記熱膨張性耐火シートの内周長に、前記外周長に対する余長が生じる。
この余長を調整することにより、本発明に係る鉄骨柱の耐火被覆構造が火災等の熱にさらされた場合に、前記環状の前記熱膨張性耐火シートの内側に形成される膨張残渣の厚みを調整することができる。この余長の調整により鉄骨柱の周囲に必要かつ十分な膨張残渣を形成することができるから、本発明の鉄骨柱の耐火被覆構造は耐火性に優れる。
図1は、実施例1に係る鉄骨柱の施工方法を説明するための模式断面図である。 図2は、実施例1に係る鉄骨柱の施工方法を説明するための模式断面図である。 図3は、実施例1に係る鉄骨柱の施工方法を説明するための模式断面図である。 図4は、実施例1に係る鉄骨柱の構造を説明するための模式断面図である。 図5は、実施例2に係る鉄骨柱の構造を説明するための模式断面図である。 図6は、実施例3に係る鉄骨柱の構造を説明するための模式断面図である。 図7は、実施例4に係る鉄骨柱の構造を説明するための模式断面図である。 図8は、実施例5に係る区画の耐火構造を説明するための模式断面図である。 図9は、実施例6に係る区画の耐火構造を説明するための模式断面図である。 図10は、従来の鉄骨柱が問題となる構造を説明するための模式断面図である。 図11は、従来の鉄骨柱が問題となる構造を説明するための模式断面図である。
以下に本発明の鉄骨柱について説明する。
本発明に使用される鉄骨柱としては、例えば、戸建住宅、集合住宅、高層ビル、商業施設等の建築物、船舶等の構造物に使用される構造材の一種であり、地面に対して直立させて上からかかる荷重を支える直立部材、地面に対して水平に設置される水平部材等が挙げられる。
前記鉄骨柱の形状は、例えば、断面がH字、C字、I字状の長尺体、内部に空間がない円柱、多角柱、楕円柱、内部に空間がある円筒、多角筒、楕円筒等が挙げられる。
前記鉄骨柱の形状は、四角柱、四角筒であることが施工性等の面から好ましい。
また前記鉄骨柱の素材は、例えば、鉄に加えて、鉄以外のアルミニウム等の金属、コンクリート、セメント等の無機物、木材等を含むものであってもよく、例えば鉄筋とセメントとを組み合わせたもの、鉄筋に不燃材パネルを組み合わせた、二種以上の材料を組み合わせたものを使用することもできる。
前記不燃材パネルとしては、例えば、後述する耐火不燃板に使用する材料と同様のものを使用することができる。
次に本発明に使用する熱膨張性耐火シートについて説明する。
本発明に使用する熱膨張性耐火シートは、エポキシ樹脂やゴム等の樹脂成分、リン化合物、熱膨張性黒鉛、無機充填材等を含有する熱膨張性樹脂組成物をシート状に成形してなるものである。
前記熱膨張性耐火シートは、ガラスクロス等の無機繊維シート、アルミニウム箔、銅箔等の金属箔等の不燃材層の一種もしくは二種以上を積層したものを使用することができる。
前記無機繊維シートに使用する無機繊維としては、例えば、グラスウール、ロックウール、セラミックウール、石膏繊維、炭素繊維、ステンレス繊維、スラグ繊維、シリカアルミナ繊維、アルミナ繊維、シリカ繊維、ジルコニア繊維等が挙げられる。
前記無機繊維層は、前記無機繊維を用いた無機繊維クロスを使用することが好ましい。
また前記無機繊維シートに使用する無機繊維は、金属箔をラミネートしたものを使用することが好ましい。
金属箔ラミネート無機繊維の具体例としては、例えば、アルミニウム箔ラミネートガラスクロス、銅箔ラミネートガラスクロス等がさらに好ましい。
前記熱膨張性耐火シートは、例えば金属箔層、無機繊維層および熱膨張性樹脂層等を積層すること等により得ることができる。これらの積層には溶融同時押出、熱プレス等の他、接着剤により各層を貼着する手段等を挙げることができる。本発明に使用する熱膨張性耐火シートは金属箔層が最外面にあることが好ましい。
前記熱膨張性耐火シートは市販品を使用することができ、例えば積水化学工業社製フィブロック等(登録商標。エポキシ樹脂やゴムを樹脂成分とし、リン化合物および無機充填材等を含む熱膨張性樹脂組成物のシート状成形物、前記樹脂成分、リン化合物、発泡材および無機充填材等を含む熱膨張性樹脂組成物のシート状成形物、前記樹脂成分、リン化合物、熱膨張性黒鉛および無機充填材等を含む熱膨張性樹脂組成物のシート状成形物等)を入手して使用することが可能である。
なお前記熱膨張性黒鉛を含有する前記熱膨張性耐火シートを使用する場合には、前記熱膨張性黒鉛は、中和された熱膨張性黒鉛を使用することが好ましい。
前記熱膨張性耐火シートは火災等の熱により膨張し、膨張残渣を形成する。この膨張残渣が前記鉄骨に対する火災等の炎を遮断する。このため火災等が発生した場合であっても前記鉄骨の強度が低下すること等を防止することができる。
次に本発明に使用する耐火不燃板について説明する。
前記耐火不燃板としては、例えば、無機繊維を成形した無機繊維マット、無機繊維を成形した無機繊維ボード、耐熱パネル等を挙げることができる。
前記無機繊維マット材としては、例えば、グラスウール、ロックウール、セラミックウール、石膏繊維、炭素繊維、ステンレス繊維、スラグ繊維、シリカアルミナ繊維、アルミナ繊維、シリカ繊維、ジルコニア繊維等の無機繊維を抄紙等して得られるマット材等が挙げられる。
前記無機繊維ボードとしては、例えば、グラスウール、ロックウール、セラミックウール、石膏繊維、炭素繊維、ステンレス繊維、スラグ繊維、シリカアルミナ繊維、アルミナ繊維、シリカ繊維、ジルコニア繊維等の無機繊維を焼結剤、熱可塑性樹脂、接着剤等を使用して成形して得られるボード等が挙げられる。
また前記耐熱パネルとしては、例えば、セメント系パネル、無機セラミック系パネル等が挙げられる。
前記セメント系パネルとしては、例えば、硬質木片セメント板、無機繊維含有スレート板、軽量気泡コンクリート板、モルタル板、プレキャストコンクリート板等が挙げられる。
前記無機セラミック系パネルとしては、例えば、石膏ボード、けい酸カルシウム板、炭酸カルシウム板、ミネラルウール板、窯業系板等が挙げられる。
ここで前記石膏ボードとしては、具体的には焼石膏に鋸屑やパーライト等の軽量材を混入し、両面に厚紙を貼って成形したもので、例えば、普通石膏ボード(JIS A6901準拠:GB−R)、化粧石膏ボード(JIS A6911準拠:GB−D)、防水石膏ボード(JIS A6912準拠:GB−S)、強化石膏ボード(JIS A6913準拠:GB−F)、吸音石膏ボード(JIS A6301準拠:GB−P)等が挙げられる。
前記無機繊維マット、無機繊維ボード、耐熱パネル等は一種もしくは二種以上を使用することができる。
次に本発明に使用する補助薄板について説明する。
本発明に使用する前記補助薄板の素材は、金属、無機材、紙材、木材、天然樹脂、合成樹脂等の一種もしくは二種以上により形成されたものである。
前記金属としては、例えば、アルミニウム、鉄、ステンレス、錫、鉛、錫鉛合金、銅等が挙げられる。
前記金属を用いることにより、火災等の熱を熱膨張性耐火シートに均等に伝えることができ、十分な熱膨張性耐火シートにより膨張残渣の形成を補助することができる。
前記無機材としては、例えば、ロックウール、セラミックウール、シリカアルミナ繊維、アルミナ繊維、シリカ繊維、ジルコニア繊維、セラミックブランケット等が挙げられる。
前記無機材を用いることにより、火災等の熱が鉄骨柱に到達することを遅延させることができる。
前記紙材としては、例えば、木材等の植物から取り出した繊維状物質や化学繊維を水等
の分散媒中に分散させ、これを濾過して均一層を形成してから乾燥させた紙等が挙げられる。
前記紙に対して、塗料、撥水剤等を塗布して得られる加工紙、波状の紙をライナーと呼ばれる平面の紙により挟んで接着した段ボール等が挙げられる。
前記木材としては、例えば、天然木材から得られる木素材に限られず、木素材を含む集成木材、積層木材、積層木板等が挙げられる。
前記天然樹脂としては、例えば、セルロース誘導体、ゼラチン、アルギン酸塩、キトサン、プルラン、ペクチン、カラゲナン、タンパク質、タンニン、リグニン、ロジン酸等を主成分とする高分子、ろう、ワックス、天然ゴム等が挙げられる。
前記合成樹脂としては、例えば、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、1、2−ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、ポリイソブチレンゴム、塩化ブチルゴム等の合成ゴム、
ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ(1−)ブテン樹脂、ポリペンテン樹脂等のポリオレフィン樹脂、
ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、全芳香族ポリエステル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。
前記合成樹脂は、内部に気泡を有する発泡体を使用することが好ましい。
前記補助薄板として可燃材を用いた場合、火災等の熱により前記補助薄板が溶融、焼失等して体積が減少するため、前記熱膨張性耐火シートの膨張を妨げることを防止することができる。
前記補助薄板は、前記耐火不燃板よりも厚みが薄いものを使用することが好ましい。
本発明に使用する前記耐火不燃板の最大厚みをtとしたとき、前記補助薄板の厚みは、0.01t〜0.6のt範囲であることが好ましく、0.1t〜0.4tの範囲であることがより好ましい。
前記補助薄板の厚みが0.01t以上の場合は、本発明の鉄骨柱が火災等の熱にさらされた場合、火災等の熱により鉄骨柱が崩壊することを遅延することができる。また前記補助薄板の厚みが0.6t以下の場合には、得られる鉄骨柱を中空壁の内部に格納することが容易となる。
前記補助薄板の厚みは1〜20mmの範囲であれば好ましく、1〜15mmの範囲であればより好ましく、1〜8mmの範囲であれば、さらに好ましい。
また熱膨張性耐火シートの重ね合わせ部を固定する手段、前記熱膨張性耐火シートを柱、前記無機繊維ボードおよび前記補助薄板の少なくとも一つに固定する手段としては、例えば、ボルト、ビス、タッカー、ステープラー、釘、ピン、タッピング螺子等が挙げられる。
本発明に使用する固定手段は一種もしくは二種以上を採用することができる。
次に本発明に使用される区画について説明する。
前記区画としては、建築物の壁、間仕切り壁、床、天井等、船舶の防水区画や船室に設けられた鋼板等が挙げられる。
前記区画に使用される素材は、先に説明した耐火不燃板の場合と同様である。
本発明の鉄骨柱を内部に格納する区画としては、例えば内部に空間を有する中空壁等が挙げられる。
前記中空壁としては、例えば、金属フレーム、鉄骨等の枠材に、前記耐熱パネル等を固定した構造のもの等を挙げることができる。
本発明に使用する区画に限定はなく、通常建築物等に使用される区画を使用することができる。
以下に図面を参照しつつ、実施例に基づいて本発明について詳細に説明する。なお本発明は以下の実施例により何ら限定されるものではない。
図1〜図3は実施例1に係る鉄骨柱の耐火被覆構造の施工方法を説明するための模式断面図である。また図4は実施例1に係る鉄骨柱の構造を説明するための模式断面図である。
前記鉄骨柱100は地面に対して垂直方向に直立していて、建築物の壁等の区画、建築物の上部構造等を支える機能を有する。
図1〜図4は、前記鉄骨柱100を地面と平行な面により切断した断面を模式的に表わしたものである。
図1に示される様に、実施例1に係る柱1は鋼製の四角筒であり、内部が中空の構造となっている。
次に図2に示される様に、前記鉄骨柱1の側面10〜13のうち、二つの側面10および12に対して、それぞれ耐火不燃板2,2が、互いに対向するように設置されている。
実施例1に使用した前記耐火不燃板2,2はロックウールボードである。
前記不燃板2,2を、前記鉄骨柱1の二つの側面10,12に対してそれぞれ固定する手段としては、例えば、市販の片面粘着テープ、両面粘着テープ等のテープ類、合成繊維紐、荷造用紐等の紐類、接着剤等を挙げることができる。
実施例1の場合では市販の片面粘着テープを使用して、前記不燃板2,2を、前記鉄骨柱1の二つの側面10,12に対してそれぞれ固定した。
次に図3に示される様に、前記鉄骨柱1ならびに前記耐火不燃板2,2とを熱膨張性耐火シート20により覆った。
実施例1に使用した熱膨張性耐火シート20は積水化学工業社製のフィブロック(登録商標)である。
前記熱膨張性耐火シート20は、熱膨張性樹脂組成物層とアルミニウム箔ラミネートガラスクロス層とを積層したものであり、アルミニウム箔ラミネートガラスクロス層に含まれるアルミニウム箔が最外層となるように前記鉄骨柱1の周囲に設置されている。
次に図4に示される様に、前記熱膨張性耐火シート20により、前記鉄骨柱1ならびに前記耐火不燃板2,2とを覆った後、前記熱膨張性耐火シート20の端部同士の重ね合わせ部21をタッカー30による固定手段により固定した。
前記タッカー30は前記熱膨張性耐火シート20の端部同士の重ね合わせ部21を貫通し、前記耐火不燃板2,2の内部に到達している。
前記タッカー30により、前記鉄骨柱1の周囲に前記耐火不燃板2,2ならびに前記熱膨張性耐火シート20を固定することにより、実施例1に係る鉄骨柱の耐火被覆構造100を得ることができる。
実施例1に係る鉄骨柱の耐火被覆構造100は、前記鉄骨柱1の側面11および13に前記耐火不燃板2が設置されていない。このため前記鉄骨柱1の側面11と側面13との間隔を小さく保つことができ、前記鉄骨柱100の前記鉄骨柱1の側面11と側面13との方向の厚みを小さくすることができる。
前記鉄骨柱の耐火被覆構造100は前記鉄骨柱100の前記鉄骨柱1の側面11と側面13との方向の厚みを小さいことから、容易に中空壁の内部に設置することが可能であり、壁等の区画に近接して設置することが可能である。
前記鉄骨柱の耐火被覆構造100が火災等の熱にさらされた場合には、前記鉄骨柱1を覆う熱膨張性耐火シートに含まれる熱膨張性樹脂組成物層が膨張し、膨張残渣を形成する。この膨張残渣が前記鉄骨柱1の外周に形成されて熱を遮断するため、火災等の熱が前記鉄骨柱1に到達して前記鉄骨柱1が崩壊するまでの時間を遅延させることができる。
前記鉄骨柱の耐火被覆構造100は簡単に施工できることから施工性に優れる。また施工の際に粉塵等が発生せず建築物の内部を汚染することなく施工ができる。
前記鉄骨柱の耐火被覆構造100は構造が簡潔であるため短時間で施工することが可能であり、単位時間当たりの生産性にも優れる。
実施例2に係る鉄骨柱の耐火被覆構造110は、実施例1に係る鉄骨柱の耐火被覆構造100の変形例である。
図5は実施例2に係る鉄骨柱の耐火被覆構造110の構造を説明するための模式断面図である。
実施例2に係る鉄骨柱の耐火被覆構造110は、タッカー30が、前記熱膨張性耐火シート20の上から両方の前記耐火不燃板2,2を固定している点が異なる。それ以外は実施例1の場合と同様である。
前記タッカー30等の固定手段を適宜前記鉄骨柱の耐火被覆構造110の外周に設置することにより、前記熱膨張性耐火シート20が自重により垂れ下がることを防止することができる。
また前記鉄骨柱の耐火被覆構造110が火災等の熱にさらされた場合に形成された膨張残渣が落下することを防止することができる。このため前記鉄骨柱の耐火被覆構造110が火災等の熱にさらされた場合に長時間に渡って耐熱性を発揮することができる。
実施例3に係る鉄骨柱の耐火被覆構造120は、実施例1に係る鉄骨柱の耐火被覆構造100の変形例である。
図6は実施例3に係る鉄骨柱の耐火被覆構造120の構造を説明するための模式断面図である。
実施例2に係る鉄骨柱の耐火被覆構造120は、前記耐火不燃板2が設置されていない前記鉄骨柱1の側面11および13に、前記耐火不燃板2,2の最大厚みよりも薄い10mmの補助薄板3,3が設置されている。
前記熱膨張性耐火シート20は、前記鉄骨柱1、前記耐火不燃板2,2ならびに前記補助薄板3,3とを覆っている。それ以外は実施例1の場合と同様である。
実施例3に係る鉄骨柱の耐火被覆構造120は前記補助薄板3,3を有する。前記補助薄板3,3はポリエチレン発泡体を使用した。前記鉄骨柱の耐火被覆構造120が火災等の熱にさらされた場合に、前記補助薄板3,3は溶融または焼失して、前記熱膨張性耐火シート20の膨張を妨げることがない。
火災等の熱により生じた前記熱膨張性耐火シート20の膨張残渣により火災等の熱が前記鉄骨柱1に到達して前記鉄骨柱1が崩壊するまでの時間を遅延させることができる。
実施例4に係る鉄骨柱の耐火被覆構造130は、実施例1に係る鉄骨柱の耐火被覆構造100の変形例である。
図7は実施例4に係る鉄骨柱の耐火被覆構造130の構造を説明するための模式断面図である。
実施例4に係る鉄骨柱の耐火被覆構造130は、前記熱膨張性耐火シート20の端部22,22の内面を対向させて、ステープラー31により固定されている。
前記ステープラー31は金属線材の両端が90度の角度に折れ曲がった形状であり、前記ステープラー31を前記熱膨張性耐火シート20の端部22,22に貫通させた後、両先端部を内側に折り返すことにより前記熱膨張性耐火シート20の端部22,22同士が固定されている。
実施例4に係る鉄骨柱の耐火被覆構造130は、構造が簡潔であるため簡単に施工することができることから施工性に優れる。
また実施例4に係る鉄骨柱の耐火被覆構造130によれば、前記熱膨張性耐火シート20を設置する前の鉄骨柱の耐火被覆構造を一周する外周長よりも長い熱膨張性耐火シート20を使用することができる。この長い熱膨張性耐火シート20を使用することにより、前記熱膨張性耐火シート20の端部同士を固定手段により固定して形成される環状の前記熱膨張性耐火シート20の内周長に、前記外周長に対する余長が生じる。
この余長を調整することにより、実施例4に係る鉄骨柱の耐火被覆構造130が火災等の熱にさらされた場合に、前記環状の前記熱膨張性耐火シート20の内側に形成される膨張残渣の厚みを調整することができる。この余長の調整により鉄骨柱の周囲に必要かつ十分な膨張残渣を形成することができるから、実施例4に係る鉄骨柱の耐火被覆構造130は耐火性に優れる。
実施例5は、実施例1に係る鉄骨柱の耐火被覆構造100を使用した区画の耐火構造140に関するものである。
図8は、実施例5に係る区画の耐火構造を説明するための模式断面図である。
図8では、区画40として石膏ボード41,41を平行に設置して形成された中空壁が使用されている。
前記鉄骨柱100は石膏ボード41,41により形成されている中空壁の内部に格納されている。
前記中空壁における石膏ボード41,41同士の内面の距離は、前記石膏ボード41に対して突出部を設けない場合には前記石膏ボード41の表面に対する垂直方向を基準とする前記鉄骨柱100の幅未満とすることはできない。
つまり、実施例1に係る鉄骨柱100を使用した場合には、前記区画40に突出部を設けることなく、前記石膏ボード41,41同士を接近させることが可能である。
本発明における区画の耐火構造140は、前記中空壁の内部空間を小さく抑えることができるため前記中空壁外部の空間を広く確保することが可能である。
また前記区画40に突出部を設ける必要がないことから、前記区画40により形成される部屋の活用の自由度を向上させることができる。
実施例6は、実施例3に係る鉄骨柱の耐火被覆構造120を使用した区画の耐火構造150に関するものである。
図9は、実施例6に係る区画の耐火構造を説明するための模式断面図である。
図9では、区画40として石膏ボード41,41を平行に設置して形成された中空壁が使用されている。
前記鉄骨柱の耐火被覆構造120は前記中空壁に対して近接して設置されていて、前記中空壁の外側表面と前記鉄骨柱の耐火被覆構造120との距離は30mmである。
前記鉄骨柱の耐火被覆構造120は耐火性に優れるため、前記区画40に近接して前記鉄骨柱の耐火被覆構造120が設置されている場合でも、前記区画40に開口部を設けて柱1に対して耐火措置を施す必要がない。
前記区画40に開口部を設ける必要がないことから、前記耐火構造150は耐火性に優れる。
1、200 柱
2 耐火不燃板
3 補助薄板
10〜13 柱の側面
20 熱膨張性耐火シート
21 熱膨張性耐火シートの重ね合わせ部
22 耐火シートの端部
30 タッカー
31 ステープラー
40 区画
41 石膏ボード
42、45 中空壁
44 突出部
46 開口部
100、110、120、130 鉄骨柱
140、150 区画の耐火構造
210 耐火ボード
220 従来の鉄骨柱

Claims (9)

  1. 鉄骨柱と、前記鉄骨柱の二つの側面に設置された対向する耐火不燃板と、前記鉄骨柱および前記耐火不燃板とを覆う熱膨張性耐火シートと、を備えることを特徴とする、鉄骨柱の耐火被覆構造。
  2. 前記鉄骨柱および前記耐火不燃板とを覆う熱膨張性耐火シートが、重ね合わせ部を有し、前記重ね合わせ部が固定手段により固定されている、請求項1に記載の鉄骨柱の被覆構造。
  3. 前記鉄骨柱の側面のうち前記耐火不燃板が設置されていない側面の少なくとも一つに、前記耐火不燃板よりも薄い補助薄板が設置されていて、
    前記熱膨張性耐火シートが、前記鉄骨柱と、前記鉄骨柱の二つの側面に設置された対向する耐火不燃板と、前記補助薄板とを覆う、請求項1または2に記載の鉄骨柱の被覆構造。
  4. 前記鉄骨柱および前記耐火不燃板とを覆う熱膨張性耐火シートの重ね合わせ部が、固定手段により、前記耐火不燃板および前記補助薄板の少なくとも一方に固定されている、請求項1〜3のいずれかに記載の鉄骨柱の被覆構造。
  5. 前記補助薄板の厚みが、1〜20mmの範囲である、請求項1〜4のいずれかに記載の鉄骨柱の被覆構造。
  6. 前記熱膨張性耐火シートが、前記耐火不燃板および前記補助薄板の少なくとも一方に対して固定手段により固定されている、請求項1〜5のいずれかに記載の鉄骨柱の被覆構造。
  7. 前記熱膨張性耐火シートの端部同士を固定手段により固定して形成される環状の前記熱膨張性耐火シートが、
    前記鉄骨柱と、前記鉄骨柱の二つの側面に設置された対向する耐火不燃板とを一周する外周長を超える内周長を有するか、
    または、
    前記鉄骨柱と、前記鉄骨柱の二つの側面に設置された対向する耐火不燃板と、前記補助薄板とを一周する外周長を超える内周長を有する、請求項1〜6のいずれかに記載の鉄骨柱の被覆構造。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の鉄骨柱の耐火被覆構造を中空壁の内部に備えた耐火構造であって、
    前記鉄骨柱の側面のうち前記耐火不燃板が設置されていない側面が、前記中空壁の内壁面に対向している、区画の耐火構造。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の鉄骨柱の耐火被覆構造を区画の外部に備えた耐火構造であって、
    前記鉄骨柱と、前記区画の外部表面との最も近接した間隔が、0〜100mmの範囲である耐火構造であって、前記鉄骨柱の側面のうち前記耐火不燃板が設置されていない側面が、前記区画の表面に対向している、区画の耐火構造。
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