JP2002188224A - 小屋裏の防火換気構造 - Google Patents

小屋裏の防火換気構造

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 埃が付着し易いスリット穴を有する通気部が
外側から見えないようにすると共に、意匠性に優れ、か
つ換気構造に接する天井板の端部が焼失する恐れがな
く、さらに勾配のある天井に於ても簡単に対応出来る組
立施工が容易な小屋裏の防火換気構造を目的とする。 【解決手段】 両側の起立面3とスリット穴4を有する
天井面5とによって囲まれると共に下部が解放された換
気流通路2をほぼ中央部に有し、該換気流通路2の下部
両側に天井見切り部9と壁見切り部10を有し、前記天
井面5の側方に水平取付片6を連設してなる換気金物1
を天井に設けられた換気通路17内に取付けて構成して
なる防火換気構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防火性に富んだ換気
構造に係り、特に壁見切り部、天井見切り部、その一部
に体積膨張性不燃材を設けた換気流通路、通気用スリッ
ト穴が設けられた天井面、水平取付片等を有する換気金
物を天井の小屋裏と室内或は軒下(本件明細書に於ては
単に室内という)との間の換気通路に取付けて構成した
小屋裏の防火換気構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、体積膨張性不燃材等の防火部材を
内蔵させて火災時に換気通路を閉鎖し得るようにした防
火換気構造としては、例えば本件特許出願人が開発して
特許出願した特開平6−73828号公報或は図5
(a)、(b)に示すような防火換気構造の技術が公知
である。
【0003】この公知技術は、図5(a)、(b)に示
す如く、小屋裏51と室内52とに換気通路53を設け
るために、天井板54と壁面55との間に所定の隙間を
設けていた。そして、この換気通路53内に後述するよ
うな換気構造体56を取り付けていた。
【0004】この換気構造体56は、特に図5(b)に
よって明らかな如く、1枚のスチール板、ステンレス板
等よりなる約1200℃の温度にも耐える高温溶融金属
材を、ロールホーミング等で複雑に折曲プレス成形する
ことによって内部に換気流通路57を有する中空状の換
気支持ケース58を形成していた。
【0005】該換気支持ケース58には、その上面と下
面とに夫々多数の換気孔59を設けると共に、その内底
面の所定位置に体積膨張性不燃材60を収納し得る凹所
61を設けていた。また、片側面の上下には夫々天井板
54を上下から挟持し得る折曲突リブ62、63を突設
していた。図中64は屋根、65は鼻先隠し板である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、図5(a)、
(b)に示す防火換気構造に於ては、換気支持ケース5
8には、その下面に多数の換気孔59が設けられていた
ので、この換気孔59が室内52側に露出されており、
意匠的に体裁が悪い問題があった。特にこの換気支持ケ
ース58を長年に亘って使用している場合には、この換
気孔59に埃が付着したりして外観が悪く意匠を損ねる
問題があった。
【0007】さらに、前述の換気支持ケース58を使用
した場合には、天井板54の端部がこの換気支持ケース
58の換気流通路57内に直接侵入されて露出している
ので、換気支持ケース58の換気孔59を通じて天井板
54が見えるので、意匠的に体裁が悪い問題があった。
かつ、従来の換気構造に於ては、次に説明するように天
井が勾配を有している場合には、その構成が複雑で施工
が困難である問題があった。
【0008】さらに、図6(a)、(b)に示す如く、
勾配を持った天井に換気構造体56を取付ける場合に
は、特殊な斜め止め金具66或は斜めブロック68を予
め用意し、これ等の斜め止め金具66或は斜めブロック
68等を介して換気構造体56を取付けなければならな
いので、施工作業が複雑でコスト高になる問題があっ
た。
【0009】また、前記斜め止め金具66を使用する際
には、勾配の異なる天井に対応させるために、図6
(a)に示す如く、1辺の巾の長さAを変化させた数種
類の斜め止め金具66を予め用意しなければならかなか
った。図6(b)に示す斜めブロック68の場合にも、
その一部の傾斜面の角度が異なる数種類の斜めブロック
68を用意しなければならず、共に煩雑であり、コスト
高になる問題があった。
【0010】本発明に係る小屋裏の防火換気構造は、前
述の従来の多くの問題点に鑑み開発された全く新しい技
術であって、特に火炎等が通過する可能性のある換気流
通路の両側起立面及びスリット穴が設けられた天井面等
を全て高温溶融金属材で形成すると共に、前記換気流通
路の底部を開放し、さらにその底部両側に天井見切り部
と壁見切り部とを夫々一体的に設けてなる換気金物を天
井に設けられた換気通路内に取付けて構成した技術を提
供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る小屋裏の防
火換気構造は、前述の従来の問題点を根本的に改善した
発明であって、その第1発明の要旨は、室内と小屋裏と
の間に設けられた天井の換気通路の換気構造に於て、下
部が開放されると共に、上部に通気用スリット穴が設け
られた天井面を有し、かつ両側が起立面によって囲まれ
た換気流通路の下部両側に天井見切り部と壁見切り部と
を夫々一体的に設け、さらに前記天井面の側方に水平取
付片を連設してなる換気金物を前記換気通路内に取付け
て構成したことを特徴とした小屋裏の防火換気構造であ
る。
【0012】前述の第1発明に於ては、天井の換気通路
内に取付けられた換気金物のほぼ中央部に、下部が開放
され、かつ両側に起立面が設けられ、かつ上部にスリッ
ト穴を有する天井面が設けられた換気流通路を形成した
ので、火災時に火炎等がこの換気流通路に流入した場合
にも、前述の従来のように天井板が見えて意匠的に体裁
が悪くなる心配がない。また、本発明に於ては、前述の
構造を持った換気金物を天井の換気通路内に取付ければ
良いので施工が極めて容易である。さらに、天井が勾配
を有している場合にも、勾配を有していない場合と全く
同一の換気金物を使用することによって簡単に勾配を付
けて構成することが出来る。
【0013】また、スリット穴を有する天井面は換気流
通路の上部に設けられているので、この部分が室内側に
露出することがなく、従ってスリット穴等に埃が付着し
て外観が悪く意匠を損ねる問題もない。
【0014】さらに、換気流通路の下部両側には天井見
切り部と壁見切り部とが夫々一体的に連設されているの
で、意匠的に美しく、かつ換気流通路の両側の天井板或
は壁に別に用意した見切り部材を取付ける作業を不要と
することが出来る。また、前記換気流通路の天井面の側
方には水平取付片が一体的に連設されているので、この
水平取付片を天井下地材に固定することによって、換気
金物を天井の換気通路に簡単かつ安定した状態で取付固
定することが出来る。
【0015】本発明に係る小屋裏の防火換気構造の第2
発明の要旨は、前記換気通路内に取付けられる換気金物
をスチール、ステンレス等の高温溶融金属材で形成する
と共に、前記換気流通路に面した起立面の所定位置に体
積膨張性不燃材を取付けて構成したことを特徴とした第
1発明の小屋裏の防火換気構造である。
【0016】前述の第2発明に於ては、前記第1発明の
換気金物をスチール、ステンレス等の高温溶融金属材で
形成したので、火災時に約1200℃の火炎等が流入し
た場合にも溶融する恐れがない。
【0017】さらに、換気金物の換気流通路の起立面に
体積膨張性不燃材を取付けたので、火災時に火炎や高温
度空気が換気流通路に侵入して来た場合には、この体積
膨張性不燃材が膨張して火炎等の通過を停止せしめるこ
とが出来る。
【0018】本発明に係る小屋裏の防火換気構造の第3
発明の要旨は、前記天井見切り部と水平取付片との間に
天井板の端部を挿入し、該水平取付片を釘、ビス等の固
定具を介して野縁等の天井下地に固定し、前記壁見切り
部の先端部を壁面に当接して構成したことを特徴とした
第1発明或は第2発明の小屋裏の防火換気構造である。
【0019】前述の第3発明に於ては、換気金物の天井
見切り部と水平取付片との間に天井板の端部を挿入し、
かつ該水平取付片を固定具を介して天井下地に固定する
ので、該天井板が換気孔より見えることがなく、かつ施
工を容易にすると共に、換気金物を安定した状態で天井
に取付けることが出来る。また、前記壁見切り部の先端
部を壁面に当接することによって、天井と壁との接合部
の治まりを簡単にし、かつ体裁良くすることが出来る。
【0020】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る小屋裏の防
火換気構造の一実施例を具体的に説明すると、図1は本
発明の防火換気構造に用いられる換気金物の斜視説明
図、図2(a)は図1の換気金物の断面図、同図(b)
は前記換気金物を用いて構成した本発明の防火換気構造
の縦断面図である。
【0021】図3(a)、(b)は夫々本発明の防火換
気構造に於て、火災時に体積膨張性不燃材が膨張して換
気流通路を閉鎖する状態を示す縦断面説明図、図4は勾
配を有する軒天井に前記換気金物を取付けて使用する状
態の縦断面説明図である。
【0022】図1及び図2(a)に於て、1は本発明の
防火換気構造に用いられる換気金物である。この換気金
物1は1枚のステンレス板をロールホーミング方式によ
って折曲プレスすることによって全体が一体的に形成さ
れている。
【0023】換気金物1のほぼ中央部には下部が解放さ
れた換気流通路2が設けられている。この換気流通路2
の両側は起立面3によって形成され、かつ上部は多数の
スリット穴4を有する天井面5によって形成されてい
る。
【0024】該天井面5の片側方には水平取付片6が連
設されている。水平取付片6の先端縁は下方に彎曲して
折曲縁7を形成しており、かつ水平取付片6の所定位置
には取付穴8が穿設されている。
【0025】前記換気流通路2の下部両側には夫々天井
見切り部9と壁見切り部10とが一体的に連設されてい
る。前記天井見切り部9の先端縁には上方に折曲げられ
て起立片11を形成しており、この起立片11と水平取
付片6との間には天井板の端部が挿入し得るように構成
されている。また、壁見切り部10の先端縁には彎曲縁
12が設けられている。図中Aは換気流通路2の起立面
3の所定位置に取付けられた体積膨張性不燃材である。
【0026】次に、図2(b)に於て、前記換気金物1
を用いて本発明に係る小屋裏の防火換気構造を構成する
状態について説明すると次の通りである。
【0027】図2(b)に於て、13は小屋裏であり、
この小屋裏13と軒下(室内)14との間には天井板1
5が介在されており、天井板15の端部と縦胴縁(壁)
16との間には換気通路17が設けられている。
【0028】図中18は天井下地材であって、前記天井
板15は釘19を介してこの天井下地材18に取付けら
れている。20は鼻隠し板であって、鼻隠し板下地21
に取付けられている。22は屋板、23は水切りであ
る。24は外壁、25はシーリング材である。
【0029】前記換気金物1は換気通路17に挿入さ
れ、ネジ26を介して水平取付片6が天井下地材18に
取付固定されている。天井板15の端部は水平取付片6
と起立片11との間に挿入されており、水平取付片6の
先端部に設けられた折曲縁7が天井板15の上面に当接
されている。従って、天井板15と天井下地材18との
間に隙間が形成されることがなく、そのためにこの部分
に火炎が侵入することがない。
【0030】壁見切り部10の先端の彎曲縁12は縦胴
縁16に当接されており、かつ壁見切り部10の下面と
外壁24の上縁との隙間にはシーリング材25が充填さ
れている。
【0031】本発明に係る小屋裏の防火換気構造に於て
は、上述の構造を有するので、小屋裏13の換気は図3
(a)に示す如く、換気金物1の換気流通路2を通じて
行うことが出来る。そして火災が生じて、この換気流通
路2内に火炎等が侵入した場合には、図3(b)に示す
如く、体積膨張性不燃材Aが熱によって膨張して換気流
通路2を閉鎖するので、火炎等が小屋裏13内に侵入す
ることを防止出来る。
【0032】本発明に係る小屋裏の防火換気構造に於て
は、例えば図4に示す如く、軒天井が勾配を有している
場合にも、前述の勾配を有しない場合と同様に、全く同
一の換気金物1を用いて、この換気金物1を換気通路1
7内に挿入して取付固定することによって、防火換気構
造を構成することが出来る。
【0033】
【発明の効果】天井の換気通路内に取付けられた換気金
物のほぼ中央部に、下部が開放され、かつ両側に起立面
が設けられ、かつ上部にスリット穴を有する天井面が設
けられた換気流通路を形成したので、火災時に火炎等が
この換気流通路に流入した場合にも、前述の従来のよう
に天井板が換気孔より見える心配がない等の効果を有し
ている。また、本発明に於ては、前述の構造を持った換
気金物を天井の換気通路内に取付ければ良いので施工が
極めて容易である。さらに、天井が勾配を有している場
合にも、勾配を有していない場合と全く同一の換気金物
を使用することによって簡単に勾配を付けて構成するこ
とが出来る等の多大な効果を有している。
【0034】また、スリット穴を有する天井面は換気流
通路の上部に設けられているので、この部分が室内側に
露出することがなく、従ってスリット穴等に埃が付着し
て外観が悪く意匠を損ねる問題もない効果を有してい
る。
【0035】さらに、換気流通路の下部両側には天井見
切り部と壁見切り部とが夫々一体的に連設されているの
で、意匠的に美しく、かつ換気流通路の両側の天井板或
は壁に別に用意した見切り部材を取付ける作業を不要と
することが出来る。また、前記換気流通路の天井面の側
方には水平取付片が一体的に連設されているので、この
水平取付片を天井下地材に固定することによって、換気
金物を天井の換気通路に簡単かつ安定した状態で取付固
定することが出来る等の種々の効果も有している。さら
に水平取付片の先端部に折曲片を設けたので、天井板と
天井下地材との間の隙間が形成されることを防止出来る
効果を有している。
【0036】本発明の換気金物をスチール、ステンレス
等の高温溶融金属材で形成した場合には、火災時に約1
200℃の火炎等が流入した場合にも溶融する恐れがな
い。さらに、換気金物の換気流通路の起立面に体積膨張
性不燃材を取付けた場合、火災時に火炎や高温度空気が
換気流通路に侵入して来た場合には、この体積膨張性不
燃材が膨張して火炎等の通過を停止せしめることが出来
る等の効果を有している。
【0037】また本発明に於て、換気金物の天井見切り
部と水平取付片との間に天井板の端部を挿入し、かつ該
水平取付片を固定具を介して天井下地に固定した場合に
は、該天井板が換気孔より見えることを防止し、かつ施
工を容易にすると共に、換気金物を安定した状態で天井
に取付けることが出来る。また、前記壁見切り部の先端
部を壁面に当接することによって、天井と壁との接合部
の納まりを簡単にし、かつ体裁良くすることが出来る効
果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の防火換気構造に用いられる換気
金物の斜視説明図である。
【図2】図2(a)は図1の換気金物の断面図、同図
(b)は前記換気金物を用いて構成した本発明の防火換
気構造の縦断面図である。
【図3】図3(a)、(b)は夫々本発明の防火換気構
造に於て、火災時に体積膨張性不燃材が膨張して換気流
通路を閉鎖する状態を示す縦断面説明図である。
【図4】図4は勾配を有する軒天井に前記換気金物を取
付けて使用する状態の縦断面説明図である。
【図5】図5(a)、(b)は夫々前述の従来の第1公
知技術の換気構造の構成を示す説明図である。
【図6】図6(a)、(b)は夫々従来の勾配のある換
気構造の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
A …体積膨張性不燃材 1 …換気金物 2 …換気流通路 3 …起立面 4 …スリット穴 5 …天井面 6 …水平取付片 7 …折曲縁 8 …取付穴 9 …天井見切り部 10 …壁見切り部 11 …起立片 12 …彎曲縁 13 …小屋裏 14 …軒下 15 …天井板 16 …縦胴縁 17 …換気通路 18 …天井下地材 19 …釘 20 …鼻隠し板 21 …鼻隠し板下地 22 …屋板 23 …水切り 24 …外壁 25 …シーリング材 26 …ネジ 51 …小屋裏 52 …室内 53 …換気通路 54 …天井板 55 …壁面 56 …換気構造体 57 …換気流通路 58 …換気支持ケース 59 …換気孔 60 …体積膨張性不燃材 61 …凹所 62 …折曲突リブ 63 …折曲突リブ 64 …屋根 65 …鼻先隠し板 66 …斜め止め金具 68 …斜めブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和泉 貴浩 東京都台東区下谷2−20−5 日本化学産 業株式会社内 (72)発明者 杉本 浩文 大阪府大阪市中央区北浜四丁目7番28号 住友林業株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DA03 DB02 DE04 FA04 FA20 GA07 GA60 HB03 HF02 LA12 MA08 ND23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内と小屋裏との間に設けられた天井の
    換気通路の換気構造に於て、下部が開放されると共に、
    上部に通気用スリット穴が設けられた天井面を有し、か
    つ両側が起立面によって囲まれた換気流通路の下部両側
    に天井見切り部と壁見切り部とを夫々一体的に設け、さ
    らに前記天井面の側方に水平取付片を連設してなる換気
    金物を前記換気通路内に取付けて構成したことを特徴と
    した小屋裏の防火換気構造。
  2. 【請求項2】 前記換気通路内に取付けられる換気金物
    をスチール、ステンレス等の高温溶融金属材で形成する
    と共に、前記換気流通路に面した起立面の所定位置に体
    積膨張性不燃材を取付けて構成したことを特徴とした請
    求項1の小屋裏の防火換気構造。
  3. 【請求項3】 前記天井見切り部と水平取付片との間に
    天井板の端部を挿入し、該水平取付片を釘、ビス等の固
    定具を介して野縁等の天井下地に固定し、前記壁見切り
    部の先端部を壁面に当接して構成したことを特徴とした
    請求項1或は請求項2の小屋裏の防火換気構造。
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