JP2002187994A - 低複屈折性樹脂組成物 - Google Patents

低複屈折性樹脂組成物

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JP2002187994A
JP2002187994A JP2000388109A JP2000388109A JP2002187994A JP 2002187994 A JP2002187994 A JP 2002187994A JP 2000388109 A JP2000388109 A JP 2000388109A JP 2000388109 A JP2000388109 A JP 2000388109A JP 2002187994 A JP2002187994 A JP 2002187994A
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styrene
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JP2000388109A
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Yukihiko Yamashita
幸彦 山下
Shuichi Iwata
修一 岩田
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、低吸湿性、低誘電率及び光学特性に
優れる樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 アルキルアミノ基及び/又はピリジル基
を有する環状ポリオレフィン系樹脂(A)と、カルボキ
シル基及び/又はフェノール性水酸基を有するスチレン
系樹脂(B)とを、(A)/(B)が、20/80から
95/5の重量比で混合してなる低複屈折性樹脂組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性、低吸湿
性、低誘電率及び光学特性に優れる樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光学用途として光学レンズ、光導波路材
等に用いられるポリマーには、アクリル系樹脂及びポリ
オレフィン系樹脂が挙げられる。アクリル系樹脂は、優
れた透明性と加工性、低複屈折性を有する特長を挙げる
ことができる。しかし、吸湿性が高く、耐熱性が比較的
低い、靭性が低い等の欠点がある。これに対して、ポリ
オレフィン系樹脂は優れた耐熱性と極めて低い吸湿性を
有しているが、透明性と低複屈折性はアクリル系樹脂に
及ばないと言われている。すなわち、アクリル系樹脂に
もポリオレフィン系樹脂にも一長一短があり、アクリル
系樹脂とポリオレフィン系樹脂の欠点を相補う樹脂の開
発が強く望まれている。
【0003】そこで、アクリル樹脂の改良として、欠点
である吸湿性の高さと、耐熱性の低さを解決するために
多くの検討がなされている。例えば、嵩高い置換基を有
するモノマーを用いることによって吸湿性と耐熱性を改
善するものがある(特許第2678029号)。この発
明では確かにある程度の効果はあるものの、ポリオレフ
ィン系樹脂の吸湿率の低さには及ばない。更に生じる欠
点としては、嵩高い置換基が側鎖に存在するが故に強靭
性の低下が著しく、特に成形加工時に破損しやすくな
る。これを改善する目的で、柔軟性を付与するモノマー
を共重合することによって靭性を付与しようとするもの
があるが、耐熱性の低下は避けることができず、せっか
くの嵩高い置換基を導入した効果が薄れてしまう。ポリ
オレフィン系樹脂では、吸湿性の低さと耐熱性の高さは
光学用樹脂として極めて大きな利点であるが、近年の光
学機器の高度化に伴い、複屈折性の高さが大きな欠点と
なっており、ポリオレフィン系樹脂の複屈折性を低減す
る試みは最近特に活発に行われている。
【0004】特開平8−110402号公報には、ポリ
オレフィン系樹脂の複屈折性と反対の符号の複屈折を有
する樹脂又は低分子化合物を混合することによってその
樹脂固有の複屈折を相殺することによって、樹脂混合物
の複屈折をゼロにしようとする方法が提案されている
が、ポリオレフィン系樹脂と請求されている樹脂の相溶
性が不十分であり、透明性の低下が生じる。現時点で
は、ポリオレフィン系樹脂と複屈折の符号が逆で且つ完
全相溶化できる樹脂及び添加物は見出されていない。
【0005】そこで、できる限り完全相溶化することを
目的として、相溶化剤を第3成分として添加する方法が
ポリマーのアロイ化技術として米国特許4373065
号明細書に記載されているが、両者を高い均一度で混合
させるためには溶融状態又は溶液状態にしなければなら
ず、高い均一度で全体的に複屈折のない実用的な高分子
材料を得ることは困難である。更に、第三成分を用いる
ことにより、完全相溶化することが試みられているが、
未だこの目的を達成しうる材料は見出されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐熱性、低
吸湿性、低誘電率及び光学特性を並立できる樹脂組成物
に関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は次の発明に関す
る。 (1)アルキルアミノ基及び/又はピリジル基を有する
環状ポリオレフィン系樹脂(A)と、カルボキシル基及
び/又はフェノール性水酸基を有するスチレン系樹脂
(B)とを、(A)/(B)が、20/80から95/
5の重量比で混合してなる低複屈折性樹脂組成物。 (2)(A)が、ノルボルネン及び/又はアルキル置換
ノルボルネンを単量体として、40重量%以上反応させ
て得られる環状ポリオレフィン系樹脂である(1)の低
複屈折性樹脂組成物。
【0008】(3)(B)が、スチレン及び/又はスチ
レン誘導体を単量体として、40重量%以上反応させて
得られるスチレン系樹脂である(1)又は(2)の低複
屈折性樹脂組成物。 (4)(A)の有する基がアルキルアミノ基であり、
(B)の有する基がカルボキシル基である(1)〜
(3)の低複屈折性樹脂組成物。 (5)アルキルアミノ基及び/又はピリジル基の総量
と、カルボキシル基及び/又はフェノール性水酸基の総
量とのモル比(前者対後者)が、0.1〜10.0であ
る(1)〜(4)の低複屈折性樹脂組成物。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明におけるアルキルアミノ基
及び/又はピリジル基を有する環状ポリオレフィン系樹
脂(A)は、ノルボルネン及び/又はアルキル置換ノル
ボルネン、アルキルアミノ基又はピリジル基を有する単
量体等を必須成分として、必要に応じエチレン、プロピ
レン、シクロペンテン等の共重合可能なオレフィンモノ
マーを共重合し、必要に応じこの共重合体(C)の主鎖
中の二重結合を水素添加することによって製造すること
ができる。
【0010】また、ノルボルネン及び/又はアルキル置
換ノルボルネンと、これらと共重合可能な単量体(D)
を必須成分として、必要に応じエチレン、プロピレン、
シクロペンテン等の共重合可能なオレフィンモノマーを
共重合し、必要に応じこの共重合体(E)の主鎖中の二
重結合を水素添加した後、この共重合体に、アルキルア
ミノ基及び/又はピリジル基を有するアルコール類を用
いて、エステル交換反応を行うことによって製造するこ
ともできる。
【0011】また、ノルボルネン及び/又はアルキル置
換ノルボルネンと、グリシジル基を有する単量体を必須
成分として、必要に応じエチレン、プロピレン、シクロ
ペンテン等の共重合可能なオレフィンモノマーを共重合
し、必要に応じこの共重合体(F)の主鎖中の二重結合
を水素添加した後、この共重合体に、二級アルキルアミ
ン及び/又はピリジル基を有する二級アミンを付加させ
ることによっても製造することができる。ここに示した
製造方法は、一例であり、これらに制限されるものでは
ない。
【0012】ここで用いるアルキル置換ノルボルネン
は、メチルノルボルネン、エチルノルボルネン、プロピ
ルノルボルネン、ブチルノルボルネン等のアルキル基の
炭素数が、1から4までのものが好ましい。これらは、
単独で用いてもよいし、二種以上を用いることもでき
る。(A)に占めるノルボルネン及び/又はアルキル置
換ノルボルネンは、配合量で40重量%以上であること
が好ましい。より好ましくは、60重量%以上であり、
さらに好ましくは80重量%以上である。40重量%未
満であると、樹脂組成物の透明性又は耐熱性が低下する
傾向がある。
【0013】アルキルアミノ基を有する単量体には、特
に制限はなく、公知の単量体を用いることができる。例
えば、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジ
エチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−メチル
−2,2,6,6テトラメチルピペリジル(メタ)アク
リレート、2,2,6,6テトラメチルピペリジル(メ
タ)アクリレート等を用いることができる。ここに示し
たものは一例であり、これらに限定されるものではな
い。これらは、単独で用いてもよいし、二種以上を用い
ることもできる。ピリジル基を有する単量体には、特に
制限はない。例えば、p−ビニルピリジン、o−ビニル
ピリジン等を用いることができる。これらの単独又は、
二種類を用いることもできる。
【0014】共重合可能な単量体(D)には、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
n−プロピル(メタ)アクリレート、イソ−プロピル
(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、イソ−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル
(メタ)アクリレート、n−ペンチル(メタ)アクリレ
ート、1−メチル−ブチル(メタ)アクリレート、2−
メチル−ブチル(メタ)アクリレート、3−メチル−ブ
チル(メタ)アクリレート、炭素数1から5までの(メ
タ)アクリレートを用いることができる。ここに示した
ものは一例であり、これらに限定されるものではない。
これらは単独で用いてもよいし二種以上を用いることも
できる。グリシジル基を有する単量体には、グリシジル
(メタ)アクリレートを用いることができる。
【0015】アルキルアミノ基及び/又はピリジル基を
有するアルコールには、炭素数1〜6のジアルキルアミ
ノエタノール、ピリジルアルコール、N−メチルピペリ
ジルアルコール、N−メチル−2,2,6,6テトラメ
チルピペリジルアルコール等を用いることができる。こ
こに示したものは一例であり、これらに限定されるもの
ではない。二級アルキルアミン及び/又はピリジル基を
有する二級アミンには、炭素数1〜6のジアルキルアミ
ン、N−メチルピペリジルアミン、N−メチル−2,
2,6,6テトラメチルピペリジル、ジピリジルアミン
等を用いることができる。
【0016】(A)に占めるアルキルアミノ基及び/又
はピリジル基の重量は、0.01重量%から20重量%
であることが好ましい。より好ましくは、0.1重量%
から15重量%であり、さらに好ましくは、0.5重量
%から10重量%である。0.01重量%未満である
と、樹脂組成物の透明性及び複屈折性が低下し、20重
量%を越えると、樹脂組成物の吸水率が増加する傾向が
ある。
【0017】上記の環状ポリオレフィン系樹脂(A)の
分子量は、1万〜30万であることが好ましく、より好
ましくは、5万〜20万である。さらに好ましくは、1
0万から20万である。1万未満であると、樹脂組成物
の強靭性が低下し、複屈折が増加する傾向があり、30
万を越えると、樹脂組成物の透明性が低下する傾向があ
る。
【0018】本発明における(A)を製造する反応には
特に制限はなく、いかなる方法を用いてもよい。例え
ば、カチオン重合、アニオン重合、ラジカル重合、リビ
ングラジカル重合等によって製造することができる。カ
チオン重合に用いる触媒には特に制限はなく、公知の触
媒を用いることができる。例えば、塩化アルミニウム、
塩化鉄、塩化錫、塩化亜鉛、塩化ストロンチウム、塩化
スカンジウム等のルイス酸、硫酸、パラトルエンスルホ
ン酸、塩酸、硝酸等のプロトン酸、塩化アルキルアルミ
ニウム等を用いることができる。ここに示したものは一
例であり、これらに限定されるものではない。これらは
単独で用いてもよいし、二種以上を用いることもでき
る。
【0019】アニオン重合に用いる触媒には特に制限は
なく、公知の触媒を用いることができる。例えば、ブチ
ルリチウム等を用いることができる。ここに示したもの
は一例であり、これらに限定されるものではない。ラジ
カル重合に用いる触媒には特に制限はなく、公知の触媒
を用いることができる。例えば、ベンゾイルパーオキサ
イド、ラウリルパーオキサイド、メチルエチルケトンパ
ーオキサイド等の過酸化物を用いることができる。ここ
に示したものは一例であり、これらに限定されるもので
はない。これらは単独で用いてもよいし二種以上を用い
ることもできる。
【0020】リビングラジカル重合に用いる触媒には特
に制限はなく、公知の触媒を用いることができる。例え
ば、ベンゾイルパーオキシドとニトロキシド化合物の併
用系、Ru、錯体/アルコキシアルミニウム併用系等を
挙げることができる。ここに示したものは一例であり、
これらに限定されるものではない。これらは単独で用い
てもよいし二種以上を用いることもできる。重合方法
は、溶液重合、懸濁重合、塊状重合等の方法で合成する
ことができる。特に、溶液重合が好ましい。
【0021】溶液重合に用いる溶媒には特に制限はな
く、公知の溶媒を用いることができる。例えば、クロロ
メタン、ジクロロメタン、トリクロロメタン、テトラク
ロロメタン、クロロエタン、ジクロロエタン、トリクロ
ロエタン、テトラクロロエタン、クロロエチレン、ジク
ロロエチレン、ニトロベンゼン、ジニトロベンゼン、ト
リニトロベンゼン、メチルベンゼン、ジメチルベンゼ
ン、トリメチルベンゼン、エチルベンゼン、ジエチルベ
ンゼン、トリエチルベンゼン等のアルキルベンゼン類、
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類を挙げることができる。ここに示したものは一例であ
り、これらに限定されるものではない。これらは単独で
用いてもよいし二種以上を用いることもできる。
【0022】重合温度は、溶液重合、懸濁重合及び塊状
重合のいずれの場合も、−100℃〜150℃の範囲で
適宜選択して行うことができる。−100℃未満で重合
反応を行うと反応性が低下し、充分な高分子量体を得る
ことが難しい。150℃を超える温度では、成長末端の
反応性が高すぎるため、連鎖移動反応が著しく多量に生
起するために高分子量体が得られにくくなる。
【0023】本発明における上記の共重合体(C)、
(E)又は(F)の主鎖中の二重結合を水素添加する方
法については、特に制限はなく、公知の方法を用いるこ
とができる。例えば、パラジウム、ルテニウム、ニッケ
ル、白金等からなる有機金属錯体を水素添加触媒とし
て、反応系中に水素ガスを高圧で、封入して反応させる
ことによって、製造することができる。
【0024】本発明におけるスチレン系樹脂(B)にお
いて、カルボキシル基及び/又はフェノール性水酸基を
有するものは、スチレン及び/又はスチレン誘導体と、
カルボキシル基及び/又はフェノール性水酸基とビニル
基を有するモノマー単量体を必須成分とし、必要に応じ
これらと共重合可能な単量体(G)を共重合することに
よって製造することができる。また、スチレン系樹脂
(B)において、カルボキシル基を有するものは、スチ
レン及び/又はスチレン誘導体と、酸無水物とビニル基
を有する単量体を必須成分とし、必要に応じてこれらと
共重合可能な単量体(H)を共重合し、この共重合体の
酸無水物基を加水分解するか、又は、炭素数1から6の
アルコールで開環することによって製造することができ
る。
【0025】また、スチレン系樹脂(B)の中で、側鎖
にカルボキシル基及び/又はフェノール性水酸基を有す
るものは、上記の製造方法を適宜組み合わせることによ
って製造することができる。ここに示した製造方法は、
一例であり、これらに制限されるものではない。
【0026】ここで用いるカルボキシル基及び/又はフ
ェノール性水酸基とビニル基を有するモノマー単量体と
しては、例えば、アクリル酸、2−アクリロイロキシエ
チルヘキサヒドロフタル酸、2−アクリロイロキシエチ
ル−2−ヒドロキシプロピルフタレート、メタクリル
酸、2−メタクリロイロキシエチルコハク酸、2−メタ
クリロイロキシエチルヘキサヒドロフタル酸、2−メタ
クリロイロキシエチル−2−ヒドロキシフタレート、ビ
ニル安息香酸、アルキル置換安息香酸ビニル、ビニルフ
ェノール等を挙げることができ、これらは、単独で用い
てもよいし二種以上を用いることもできる。但し、これ
らは一例であり、ここに挙げたものに制限されるもので
はない。
【0027】ここで用いる酸無水物基とビニル基を有す
る単量体としては、無水マレイン酸を挙げることができ
る。これは、一例であり、これに制限されるものではな
い。ここで用いるスチレン誘導体及び芳香環とビニル基
を有するモノマー単量体としては、スチレン、核置換ア
ルキルスチレン、α置換アルキルスチレン等を挙げるこ
とができる。例えば、環状ポリオレフィン(A)の製造
に用いることができるものと同様のものを用いることが
できる。
【0028】ここで用いる共重合可能な単量体(G)、
(H)及び(I)には、特に制限はなく、共重合できる
ものであれば如何なるものでもよい。例えば、芳香族
(メタ)アクリレートとしては、フェニル(メタ)アク
リレート、ベンジル(メタ)アクリレート等を挙げるこ
とができる。炭素数1〜6のアルキル(メタ)アクリレ
ートを挙げることができる。例えば、エチル、プロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n−ペンチ
ル、2−メチルブチル、3−メチルブチル、t−ペンチ
ル、n−ヘキシル、2−メチルペンチル、3−メチルペ
ンチル、4−メチルペンチル、1−メチルペンチル、
2,2−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル、
2,4−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、
3,4−ジメチルブチル、4,4−ジメチルブチル、2
−エチルブチル、1−エチルブチル、シクロヘキシル等
のアルキルを有するアルキル(メタ)アクリレートを挙
げることができる。これらの他には、アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−ジメチルアクリルアミド、N−
ジエチルアクリルアミド、N−ジメチルメタクリルアミ
ド、N−ジエチルメタクリルアミド等の(メタ)アクリ
ルアミド類を挙げることができる。ここに示したものは
一例であり、これらに限定されるものではない。これら
は単独で用いてもよいし2種以上を用いることもでき
る。
【0029】本発明における(B)中に占めるスチレン
及び/又はスチレン誘導体の総量は、配合量で40重量
%以上であることが好ましい。より好ましくは、60重
量%以上であり、さらに好ましくは、80重量%以上で
ある。40重量%未満であると、樹脂組成物の吸水率及
び複屈折が増大する傾向がある。本発明における(B)
中に占めるアルキルアミノ基及び/又はピリジル基の総
量は、0.01重量%から20重量%が好ましい。より
好ましくは、0.1重量%から15重量%であり、さら
に好ましくは、0.5重量%から10重量%である。
0.01重量%未満であると樹脂組成物の透明性及び複
屈折性が低下し、20重量%を越えると、樹脂組成物の
吸水率が増加する傾向がある。
【0030】本発明における(B)の分子量は、1万〜
30万であることが好ましく、より好ましくは5万〜2
0万であり、さらに好ましくは、10万〜20万であ
る。1万未満であると、樹脂組成物の複屈折が増大し、
30万を越えると樹脂の透明性が低下する傾向がある。
本発明における(B)は、(A)の製法と全く同様の方
法で製造することができる。本発明における(A)と
(B)の混合方法には、特に制限はなく、いかなる方法
を用いてもよい。例えば、(A)及び(B)を有機溶媒
に溶解させ、その後、有機溶媒を加熱除去することによ
って製造することもできるし、(A)及び(B)を加熱
して、溶融混練することによって製造することもでき
る。
【0031】本発明における樹脂組成物中の(A)と
(B)の重量比は、(A)/(B)が、20/80〜9
5/5であることが好ましい。より好ましくは50/5
0〜95/5の重量比であり、さらに好ましくは70/
30〜95/5の重量比である。(A)の重量比が、2
0未満であると、樹脂組成物の耐熱性が低下し、複屈折
が増大する。また、(A)の重量比が95を越えると、
樹脂組成物の複屈折が増大する傾向がある。
【0032】樹脂組成物中における、(A)のカルボキ
シル基及び/又はフェノール性水酸基の総モル量(H)
と(B)のアルキルアミノ基及び/又はピリジル基の総
モル量(I)との比は、(H)/(I)が、0.1/1
0.0〜10.0/0.1であることが好ましい。より
好ましくは、1.0/10.0〜10.0/1.0であ
り、更に好ましくは、1.0/2.0〜2.0/1.0
であり、特に好ましくは、1.0/1.0である。
(H)/(I)が、0.1/10.0未満であるかまた
は10.0/0.1を越えると、樹脂組成物の透明性及
び耐熱性が低下する傾向がある。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。 <測定法> (1)全光線透過率 実施例、比較例で得られた試料の全光線透過率を、分光
光度計を用いて室温にて、波長400nm〜800nm
の領域で測定した。測定機として、JASCO社製V−
570を用いた。 (2)複屈折 実施例、比較例で得られた試料を更に加熱延伸(延伸装
置:八州化工機(株)製 YMバランサー(型式S1−
45)にて、120℃で、1.5倍に延伸)し、分子配
向させたものについて、複屈折を測定した。測定機は、
島津製作所(株)製、エリプソメータAEP−100を
用いた。
【0034】(3)耐熱性 実施例、比較例で得られた試料の耐熱性は、ガラス転移
温度を耐熱性の指標として、DSCを用いて測定した。
昇温速度は、10℃/minで行った。 (4)吸水率 実施例、比較例で得られた試料の吸水率は、試料を70
℃の温水中に浸析し、吸水による重量増加を測定し、重
量増加が一定値に飽和した時点の重量増加分を吸水率と
した。
【0035】[実施例1] <環状ポリオレフィン樹脂(A−1)の合成>500m
lの4つ口フラスコに重合溶媒として、トルエン200
g、ノルボルネン28g、ビニルピリジン2.0gを秤
取し、均一に溶解するまで撹拌し、その後、重合溶媒と
して塩化ルテニウム0.4gを添加し、50℃まで昇温
した。同温度を6時間保持し、樹脂溶液を得た。得られ
た樹脂溶液を10倍重量のメタノール中に添加し、未反
応モノマーを除去し、樹脂を単離精製した。得られた樹
脂20gをトルエン60gに溶解し、25重量%溶液を
調製した後、パラジウム/カーボン触媒(和光純薬製パ
ラジウム・活性炭素。以下の例においても同じ)0.2
gを添加し、水素ガスで90atmに加圧し、60℃
で、5時間撹拌し、主鎖中の二重結合を水素添加した。
この混合物を15倍重量のメタノール中に添加し、樹脂
を単離精製し、目的のピリジル基を有する環状ポリオレ
フィン樹脂(A−1)を得た。
【0036】<スチレン系樹脂(B−1)の合成>50
0mlの4つ口フラスコに重合溶媒としてトルエン20
0gを投入し、スチレン95g、ビニル安息香酸5gを
秤取し、重合開始剤としてラウロイルパーオキシド(日
本油脂(株)製)0.4gを混合物に添加し、溶解した
後、その混合物をフラスコ内に添加した。その後、室温
で窒素ガスを約1時間通し、溶存酸素を置換した後、窒
素気流下に70℃まで昇温した。同温度を約8時間保持
し、樹脂溶液を得た。このときの重合率は98%であっ
た。この樹脂溶液を、10倍重量のメタノールに添加
し、樹脂を単離精製し、目的のカルボキシル基を有する
スチレン系樹脂(B−1)を得た。
【0037】<樹脂組成物の製造>ポリオレフィン樹脂
(A−1)8gをトルエン100gに溶解し、これに、
スチレン系樹脂(B−1)2gを加え、均一になるま
で、撹拌した。この均一溶液をガラスプレート上に流延
し、100℃/20分ついで160℃/30分の条件
で、トルエンを加熱除去し、約100μmのフィルムを
作製した。このフィルムを、延伸機を用いて1.5倍に
延伸し、複屈折を測定した。
【0038】[実施例2] <スチレン系樹脂(B−2)の合成>500mlの4つ
口フラスコに重合溶媒としてトルエン200gを投入
し、スチレン95g、メタクリル酸5gを秤取し、重合
開始剤としてラウロイルパーオキシド(日本油脂(株)
製)0.4gを混合物に添加し溶解した後、その混合物
をフラスコ内に添加した。その後、室温で窒素ガスを約
1時間通し、溶存酸素を置換した後、窒素気流下に70
℃まで昇温した。同温度を約8時間保持し、樹脂溶液を
得た。このときの重合率は98%以上であった。この溶
液を10倍重量のメタノール中に添加し、未反応モノマ
ーを除去し、カルボキシル基を有するスチレン系樹脂
(B−2)を単離精製した。
【0039】<樹脂組成物の製造>ポリオレフィン樹脂
(A−1)8gをトルエン100gに溶解し、これに、
スチレン系樹脂(B−2)2gを加え均一になるまで、
撹拌した。この均一溶液をガラスプレート上に流延し、
100℃/20分ついで160℃/30分の条件で、ト
ルエンを加熱除去し、約100μmのフィルムを作製し
た。このフィルムを、延伸機を用いて1.5倍に延伸
し、複屈折を測定した。
【0040】[実施例3]実施例1で得られた環状ポリ
オレフィン樹脂(A−1)8gと、スチレン系樹脂(B
−1)2gを混合した。樹脂混合物を210℃で、溶融
混練し、均一な樹脂組成物を作製した。その後、この樹
脂組成物を210℃で、約10分間、10MPaで加圧
した後、室温で、約10分間、1MPaで加圧しながら
冷却して、約200μmのフィルムを作製した。得られ
たフィルムのガラス転移温度、吸水率、光線透過率を測
定し、得られたフィルムを、延伸機を用いて1.5倍に
延伸し、複屈折を測定した。溶融混練機:ブラベンダー
社製 型式 PLD561、加熱加圧プレス:株式会社
星野特殊 型式 HTH−53、冷却プレス:同上型式
HTW−20を用いた。
【0041】[実施例4] <環状ポリオレフィン樹脂(A−2)の合成>500m
lの4つ口フラスコに重合溶媒として、トルエン200
g、ノルボルネン29g、ジエチルアミノエチルメタク
リレート1.0gを秤取し、均一に溶解するまで撹拌
し、その後、重合触媒として塩化ルテニウム0.4gを
添加し、50℃まで昇温した。同温度を6時間保持し、
樹脂溶液を得た。得られた樹脂溶液を10倍重量のメタ
ノール中に添加し、未反応モノマーを除去し、樹脂を単
離精製した。得られた樹脂20gをトルエン60gに溶
解し、25重量%溶液を調製した後、パラジウム/カー
ボン触媒0.2gを添加し、水素ガスで90atmに加
圧し、60℃で、5時間撹拌し、主鎖中の二重結合を水
素添加した。この反応混合物を15倍重量のメタノール
中に添加し、樹脂を単離精製し、目的の環状ポリオレフ
ィン樹脂(A−2)を得た。
【0042】<樹脂組成物の製造>ポリオレフィン樹脂
(A−2)8gをトルエン100gに溶解し、これに、
スチレン系樹脂(B−2)2gを加え、均一になるま
で、撹拌した。この均一溶液をガラスプレート上に流延
し、100℃/20分ついで160℃/30分の条件
で、トルエンを加熱除去し、約100μmのフィルムを
作製した。このフィルムを、延伸機を用いて1.5倍に
延伸し、複屈折を測定した。
【0043】[実施例5] <環状ポリオレフィン樹脂(A−3)の合成>500m
lの4つ口フラスコに重合溶媒として、トルエン200
g、ノルボルネン28g、グリシジルメタクリレート
1.0gとビニルピリジン1.0gを秤取し、均一に溶
解するまで撹拌し、その後、重合触媒として塩化ルテニ
ウム(和光純薬社製)0.4gを添加し、50℃まで昇
温した。同温度を6時間保持し、樹脂溶液を得た。得ら
れた樹脂溶液を10倍重量のメタノール中に添加し、未
反応モノマーを除去し、樹脂を単離精製した。得られた
樹脂20gをトルエン60gに溶解し、25重量%溶液
を調製した後、パラジウム/カーボン触媒0.2gを添
加し、水素ガスで90atmに加圧し、60℃で、5時
間撹拌し、主鎖中の二重結合を水素添加した。この反応
混合物を15倍重量のメタノール中に添加し、樹脂を単
離精製した。その後、得られた樹脂15gをトルエン8
5gに溶解した後、トリエチルアミン2.0gを添加
し、50℃で約2時間撹拌した。得られた樹脂溶液を1
5倍重量のメタノール中に添加し、樹脂を単離精製し、
目的の環状ポリオレフィン樹脂(A−3)を得た。
【0044】<樹脂組成物の製造>ポリオレフィン樹脂
(A−3)8gをトルエン100gに溶解し、これに、
スチレン系樹脂(B−2)2gを加え、均一になるま
で、撹拌した。この均一溶液をガラスプレート上に流延
し、100℃/20分ついで160℃/30分の条件
で、トルエンを加熱除去し、約100μmのフィルムを
作製した。このフィルムを、延伸機を用いて1.5倍に
延伸し、複屈折を測定した。
【0045】[比較例1]環状ポリオレフィン樹脂(A
−1)10gをトルエン100gに溶解し、均一になる
まで撹拌した。この均一溶液をガラスプレート上に流延
し、100℃/20分ついで160℃/30分の条件
で、トルエンを加熱除去し、約100μmのフィルムを
作製した。得られたフィルムのガラス転移温度、吸水
率、光線透過率を測定し、得られたフィルムを、延伸機
を用いて1.5倍に延伸し、複屈折を測定した。
【0046】[比較例2] <スチレン系樹脂(B−3)の合成>モノマーとしてス
チレンのみを100g用いたこと以外は、実施例1と同
様に行った。重合率は97%以上であった。 <樹脂組成物の製造>ポリオレフィン樹脂(A−1)8
gをトルエン100gに溶解し、これに、スチレン系樹
脂(B−3)2gを加え均一になるまで、撹拌した。こ
の均一溶液をガラスプレート上に流延し、100℃/2
0分ついで160℃/30分の条件で、トルエンを加熱
除去し、約100μmのフィルムを作製した。このフィ
ルムを、延伸機を用いて1.5倍に延伸し、複屈折を測
定した。
【0047】[比較例3] <ポリオレフィン樹脂(A−2)の合成>モノマーとし
て、ノルボルネンのみを30g用いたこと以外は、実施
例1と全く同様に行った。 <樹脂組成物4の製造>ポリオレフィン樹脂(A−2)
8gをトルエン100gに溶解し、これに、スチレン系
樹脂(B−1)2gを加え均一になるまで、撹拌した。
この均一溶液をガラスプレート上に流延し、100℃/
20分ついで160℃/30分の条件で、トルエンを加
熱除去し、約100μmのフィルムを作製した。このフ
ィルムを、延伸機を用いて1.5倍に延伸し、複屈折を
測定した。以下に実施例、比較例の結果を示した。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】本発明によって耐熱性、低吸湿性、低誘
電率及び光学特性に得られる樹脂組成物が提供される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキルアミノ基及び/又はピリジル基
    を有する環状ポリオレフィン系樹脂(A)と、カルボキ
    シル基及び/又はフェノール性水酸基を有するスチレン
    系樹脂(B)とを、(A)/(B)が、20/80から
    95/5の重量比で混合してなる低複屈折性樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 (A)が、ノルボルネン及び/又はアル
    キル置換ノルボルネンを単量体として、40重量%以上
    反応させて得られる環状ポリオレフィン系樹脂である請
    求項1に記載の低複屈折性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 (B)が、スチレン及び/又はスチレン
    誘導体を単量体として、40重量%以上反応させて得ら
    れるスチレン系樹脂である請求項1又は2に記載の低複
    屈折性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 (A)の有する基がアルキルアミノ基で
    あり、(B)の有する基がカルボキシル基である請求項
    1〜3のいずれかに記載の低複屈折性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 低複屈折性樹脂組成物中におけるアルキ
    ルアミノ基及び/又はピリジル基の総量と、カルボキシ
    ル基及び/又はフェノール性水酸基の総量とのモル比
    (前者対後者)が、0.1〜10.0である請求項1〜
    4のいずれかに記載の低複屈折性樹脂組成物。
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