JP2002187263A - インク補給装置を備えたインクジェット記録装置 - Google Patents

インク補給装置を備えたインクジェット記録装置

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JP2002187263A
JP2002187263A JP2000387160A JP2000387160A JP2002187263A JP 2002187263 A JP2002187263 A JP 2002187263A JP 2000387160 A JP2000387160 A JP 2000387160A JP 2000387160 A JP2000387160 A JP 2000387160A JP 2002187263 A JP2002187263 A JP 2002187263A
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JP2000387160A
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Tetsuya Kawanabe
哲也 河鍋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録装置用の印字ヘッドのイ
ンク溜め部にインクを補給中に、停電時など主電源から
の電力供給が切断されたときのインク漏れを防止すると
共に、インク溜め部のインク量の管理を正しく行えるイ
ンク補給装置を備えたインクジェット記録装置を提供す
る。 【解決手段】 印字ヘッドのインク補給装置を備えたイ
ンクジェット記録装置において、インク補給動作制御開
始後に主電源殻の電力供給が停止されたとき、二次電源
から電力を供給すると同時に、駆動制御手段が前記各ア
クチュエータの駆動電流を主電源供給時より低い電流で
前記各アクチュエータを駆動制御するとともに、インク
補給動作制御手段が、前記二次電源の電力状態に応じた
インク補給動作制御を行い、インク補給が完全に終了し
ていない場合は、主電源復帰後再度インク補給を行い、
不足分のインクを補給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体上に画像
を形成する記録装置に関するもので、特にインクジェッ
ト記録装置の印字ヘッドのインク溜め部にインクを補給
するためのインク補給装置を備えたインクジェット記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像記録装置の分野は、カラー
化、高速化、高精細化、高画質化などが進み、写真調の
高品位画像を多量に出力できるようになってきた。特に
高速機は、ネットワーク接続などによる共用機器として
の需要も増えてきている。
【0003】このような流れの中で、インクジェット記
録装置においては、記録に用いるインク保有量を増加さ
せることによりインク補給頻度を低減させ、機器のラン
ニングコストを低減化させるとともに、メンテナンス性
を向上させることが必要となってきている。その対応策
の一つとして、従来から、インクジェット記録装置の印
字ヘッドのインク溜め部にインク補給装置部からインク
を補給する装置として、前記印字ヘッド及び前記インク
溜め部をキャリッジ上に搭載したインクジェット記録装
置において、前記インク溜め部を前記インク補給装置部
へ移動して、前記インク溜め部に設けた開口部を介して
前記インク補給装置部を接続し、インク溜め部にインク
を補給する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記インクジェット記
録装置においては、印字ヘッドのインク溜め部にインク
を補給するべくインク溜め部を搭載したキャリッジをイ
ンク補給装置部に移動するために、また、インク補給装
置部とインク溜め部をパイプで接続した後にインクをイ
ンク補給装置部からインク溜め部に補給するためにキャ
リッジ、供給弁、加圧ポンプなどのアクチュエータを駆
動制御する必要がある。
【0005】しかしながら、インク補給動作開始後、イ
ンク補給制御中に停電あるいは不意の事故による電源供
給線の切断などが発生した場合アクチュエータの動作が
瞬時に停止してしまうことにより、キャリッジの移動制
御、弁制御あるいはポンプ制御を誤ってしまうことにな
り、接続部分などからのインク漏れを起こす恐れがあっ
た。また、インク補給中に主電源が切断してしまった場
合に補給済みのインク量が不明になり主電源復帰後に正
しくインク溜め部のインク量を管理できなくなる恐れが
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決すべく、
本発明のインク補給装置を備えたインクジェット記録装
置は、インクジェット記録装置の印字ヘッドのインク溜
め部にインク補給装置部からインクを補給するためのイ
ンク補給装置であって、前記印字ヘッドおよび前記イン
ク溜め部はキャリッジ上に搭載され、前記インク溜め部
は、開口部を介して前記キャリッジを走査するためのア
クチュエータの駆動制御により前記インク補給装置部と
接続、分離されるように構成され、前記インク補給装置
部はインク補給のためのアクチュエータの駆動制御によ
り前記インク溜め部にインク補給を行えるように構成さ
れたインク補給装置を備えたインクジェット記録装置に
おいて、インク補給動作開始後に主電源からの電力供給
が切断されたとき二次電源からの電力供給に切替えると
電源切替制御手段と、前記電源切替制御手段により、主
電源から二次電源に電源が切り替えられたとき、前記各
アクチュエータの駆動電流を主電源供給時より低い電流
で前記各アクチュエータを駆動制御する駆動制御手段
と、前記二次電源の電力状態に応じてインク補給動作制
御を行うインク補給動作制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0007】さらに、前記二次電源の電力状態が、前記
インク補給動作を完了するのに充分な電力量であるとき
は、前記インク補給動作制御手段は、前記インク補給動
作を完了することを特徴とする。
【0008】また、前記二次電源の電力状態が、前記イ
ンク補給動作を完了するのに充分な電力量でないとき
は、前記インク補給動作制御手段は、前記インク補給動
作を中止し、少なくとも分離を完了するとともに、イン
ク補給動作が中止するまでの補給量を記憶し、後に主電
源が復帰した際に再度インク補給動作を行い、不足分の
インクを補給することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の適用が可能な記
録装置の構成を説明する図面である。制御回路(CON
T)1は、本発明の記録装置の全体を制御する制御回路
であって、不図示のCPU、RAM、NVRAM(不揮
発性メモリ)、ROM、I/Oポート、DMAコントロ
ーラ、プログマブルタイマ、割込みコントローラ、アク
チュエータ駆動制御回路、インターフェース制御回路な
どで構成されており、印刷機構(PRT)2は、印字ヘ
ッド、キャリッジ、印刷媒体搬送機構、インク補給装置
などを備えている。
【0010】制御回路1は、前記ROMにあらかじめ格
納されているプログラムに従い必要に応じてインターフ
ェースを通じ接続されたホストコンピュータなどからの
要求に従って印刷出力を行うとともに、後に述べるよう
に、インク補給が要求されるとインク補給動作制御を行
うなど、全体として記録装置の動作制御を行う。
【0011】図中3〜8で示すものは、電源供給装置で
あり、3は制御回路1への電力供給線、4は切替器、5
は通常時記録装置に電力を供給する主電源(PWR
1)、6は非常時に電力を供給するために電池で構成し
た二次電源(PWR2)、7は主電源5の電圧を常に監
視しており、停電などにより主電源5の電圧低下を検出
すると切替器4を二次電源6側に切り替えるとともに切
替信号を発信し、その旨を割り込みなどの手段により制
御回路1に通知する電源切替制御手段(PSC)、8は
二次電源6の電源電圧を常時監視しており、所定電圧以
下を検知した場合に検知信号を発信し、その旨を割り込
みなどの手段により制御回路1に通知する二次電源電圧
検出器(PDT)である。なお、前記二次電源6は、充
電可能な電池を利用して構成することも可能であり、そ
の場合には充電制御回路を付加してもよい。
【0012】図2〜10を参照して、本発明のインク補
給装置の第1実施例について説明する。 図2におい
て、10は、印字ヘッドにインクを供給するインク溜め
部であり、印字ヘッドとともに不図示のキャリッジ上に
搭載されている。前記インク溜め部10は、連通路15
を介して連通する第1液室11と第2液室12を有して
いる。第1液室11は、液体吸収材13で満たされると
ともに、不図示の印字ヘッドに連通する供給路16を有
している。第2液室12に貯蔵されているインクは、前
記連通路15を通って徐々に前記液体吸収材13に浸透
する。前記液体吸収材13に浸透したインクは、前記供
給路16を通って印刷に必要な量が印字ヘッドへ(矢印
A方向に)供給される。
【0013】液体吸収材13は、多孔質の材料例えば海
綿状プラスチックまたは泡ゴムなどで構成され、その気
孔はインクに対して毛管を形成している。14は、第2
液室12に設けられた開口部であり、インク補給時後述
するインク補給装置部20の供給パイプ23と接続され
る。
【0014】インク補給装置部20は、インクジェット
記録装置の本体側に固定装備されている。この実施例で
は、インク補給装置部20は、水頭差を利用してインク
を供給する形式のものであり、インク貯蔵室21、供給
弁22及びインク補給動作時に前記第2液室12の開口
部14に接続可能な供給パイプ23により構成される。
供給弁22は、制御回路1に組み込まれている駆動制御
手段により、不図示のアクチュエータで駆動制御され、
必要に応じ弁の開閉動作ができるように構成されてい
る。
【0015】インク補給時には、図中矢印B方向にイン
ク溜め部10を搭載したキャリッジを、前記駆動手段に
より、印刷動作時キャリッジを走査する不図示のアクチ
ュエータを駆動制御して、図2に示した位置関係から図
3に示した位置関係に移動させる(「接続動作」)。こ
のときのインク溜め部10の停止位置は通常の印刷動作
時には進入しない位置に設定して、印刷動作時にキャリ
ッジに不要な負荷運動を与えないように構成している。
【0016】そして、図3に示すように、開口部14に
供給パイプ23が接続された状態で供給弁22を開くこ
とによりインク貯蔵室21から第2液室12へと所望量
のインクを補給することができる。インク補給が終了す
ると、供給弁22を閉じ、接続動作時とは逆方向にイン
ク溜め部10を搭載するキャリッジを、不図示のアクチ
ュエータを駆動制御して移動させ、図2の状態に戻す
(「分離動作」)。
【0017】図4、5は、前記キャリッジ及び前記供給
弁を駆動制御するアクチュエータの駆動時間に対する駆
動速度及び駆動電流の関係を説明する図である。図4
は、主電源5による電力供給時の駆動時間に対する駆動
速度及び駆動電流の関係を、図5は、二次電源6による
電力供給時の駆動時間に対する駆動速度及び駆動電流の
関係を表している。
【0018】主電源5による電力供給時には、前記駆動
制御手段は、できるだけ大きな駆動電流でアクチュエー
タを駆動制御し、高速にインク補給動作制御を行わせ、
インク補給動作に要する時間を短くして、インク補給動
作による印刷の待ち時間を最小限にする。
【0019】上記の通り、本発明は、停電などによる緊
急時に、電池で構成された二次電源6から電力を供給で
きるようにしている。ところで、最近見られる数千mA
hもある大容量の電池を利用すれば、図4に示したよう
な主電源5による電力供給と同様に、アクチュエータを
駆動制御することが可能となるが、大容量電池は、高価
であり、そのサイズも大きい。したがって、これをイン
クジェット記録装置に内蔵するには、コストが上昇し、
装置全体のサイズも大きくなり問題がある。
【0020】そこで、本発明の好ましい実施例として
は、例えば乾電池などの、安価で小型の小容量電池を採
用することを提案する。この場合、電池の容量が小さく
なるため、図4に示したような主電源5による電力供給
の場合のように、アクチュエータに大きな駆動電流を与
えることができず、インク補給動作制御を正しくできな
くなるばかりか、場合によっては電力不足となり、イン
ク補給動作が途中で停止してしまう恐れもある。
【0021】したがって、このような事態を避けるため
に、図5に示すように、前記駆動手段は、主電源5によ
る電力供給時よりも低い駆動電流でアクチュエータを駆
動制御させて確実に補給動作制御を実行する。このこと
により、インク補給動作中に主電源5が切断された場合
に、二次電源6が小容量の電池であってもインク補給動
作を完了させることができ、前記インク溜め部10とイ
ンク補給装置部20の接続部分からのインク漏れを防止
することができる。
【0022】図6は、二次電源6の電池残量の変化を示
す概略図で、二次電源電圧検出器8がその変化を、イン
クジェット記録装置が運転されている間、常に監視し、
二次電源6の電圧が所定レベル以下になると、すなわち
二次電源6の電池残量が所定レベル以下になると、前述
したように検知信号を発信し、その旨を制御回路1に通
知する。
【0023】図中、実線は、“正常レベル”の電池、破
線は、“中レベル”の電池、一点鎖線は。“小レベル”
の電池の電圧変化を示すものである。また、a点は、電
池に負荷を与えていない時点であり、b点は、負荷を与
え始めた時点、例えばアクチュエータのモータコイルの
励磁を開始した時点であり、c点は、負荷を与えてから
T時間後の時点を示す。V1、V2、V3は、a点にお
ける“正常レベル”、“中レベル”、“小レベル”それ
ぞれの電池の電圧であり、V1’、V2’、V3’は、
c点におけるそれぞれの電池の電圧である。V4、V
5、V6は、c点における電池の電圧のレベルを判定す
るための基準電圧であり、c点において、電池の電圧が
V4以上であれば、その電池は、“正常レベル”の電池
であると判定し、V5以上V4未満であれば、“中レベ
ル”の電池であると判定し、V5以上V6未満であれ
ば、“小レベル”の電池であると判定し、V6未満であ
れば、“無しレベル”の電池であると判定する。
【0024】以下、前記インク補給装置を備えたインク
ジェット記録装置におけるインク補給動作制御につい
て、(イ)通常時のインク補給動作制御と、(ロ)緊急
時のインク補給動作制御の2つの場合に分けて説明す
る。これらのインク補給動作制御は、制御回路1に組み
込まれており、ROMに予め格納されているプログラム
に従って実行される。
【0025】なお、インク補給動作開始前に、主電源5
からの電力供給が停止したときは、二次電源6に切り替
えられることなく装置全体が停止し、後述するような方
法で操作者に警告する。
【0026】また、二次電源6の電力状態は、上記した
ように、二次電源電圧検出器8からの検出信号を利用し
て、制御回路1で常時把握されている。したがって、イ
ンク補給動作が開始される前に、二次電源6の電圧が非
常に低く緊急時の補給動作をほとんどなし得ないような
状態(例えば、図6において、電池が、“小レベル”ま
たは“無しレベル”と判定されたとき、すなわち、少な
くとも、供給弁22を閉じ、分離動作を行えないような
状態)が二次電源電圧検出器7で検出されたときは、予
めインク補給動作をできないようにしておくとともに、
その旨を予め操作者に後述するような方法で警告する。
【0027】(イ)通常時のインク補給動作制御(図
7、8を参照) 通常時のインク補給動作制御とは、専ら主電源5から電
力が供給されている場合におけるインク補給動作のため
のインク補給動作制御を言う。
【0028】図7は、通常時のインク補給動作制御を説
明するフローチャートであり、図4に示したように、充
分に高い駆動電流でアクチュエータを駆動制御し、高速
にインク補給動作制御を行わせるようにしたフローチャ
ートである。図8は、図7及び後述する図10における
補給処理(ステップS3、S43)の詳細を示すフロー
チャートである。
【0029】通常時のインク補給動作制御は、例えば、
第2液室12の液位が所定のレベルに低下したことを検
知する検知信号が制御回路1に入力されたことにより開
始する。
【0030】図7に示されるように、インク補給動作制
御手段は、まずステップS1において、図4に示したよ
うに充分に高い駆動電流でアクチュエータが駆動制御さ
れることにより、前記接続動作を高速に行わせる。すな
わち、図2に示した位置から図3で示した位置へインク
溜め部10を高速に移動させる。次に、ステップS2に
おいて、同じく図4に示したように充分に高い駆動電流
でアクチュエータが駆動制御されることにより、供給弁
22を高速で開き、ステップS3で補給処理を行う。
【0031】ステップS3の補給処理の詳細は、図8に
示されている。補給処理に入ると、同時にステップS2
1でタイマがスタートし補給時間の計測を開始させる。
続いて、ステップS22で、主電源5からの電力供給が
停止され、二次電源6に電力供給を切り替えられた旨の
切替信号が割り込みなどにより制御回路1に通知された
か否かを判断する。主電源5からの電力供給時にインク
補給動作をしているときは、当然切替信号の割り込み通
知は無いのであるから、ステップS24に進み、補給量
算出を行う。次に、ステップS25で補給が完了したか
否かを判断し、補給が完了していなければ、ステップS
22に戻る。ステップS25で補給が完了したことを判
断すると、ステップS26でタイマをリセットさせる。
【0032】その後図7のステップS4に進み、充分に
高い駆動電流でアクチュエータは駆動制御されて、供給
弁22を高速に閉じ、ステップS5で、充分に高い駆動
電流でアクチュエータが駆動制御されて、当初の位置関
係すなわち図2に示した位置関係になるように分離動作
を高速に行わせ、インク補給動作制御が終了する。
【0033】(ロ)緊急時のインク補給動作制御(図8
〜10を参照) 緊急時のインク補給動作制御とは、通常時のインク補給
動作制御開始後に、停電などにより主電源5からの電力
供給が停止され、電力供給が二次電源6により開始さ
れ、電源切替制御回路7が切替信号を発信し、割り込み
手段により制御回路1にその旨が通知されてきたときに
開始される緊急時のインク補給動作のためのインク補給
動作制御を言う。
【0034】図9は、インク補給動作制御手段による前
記緊急時のインク補給動作制御を説明するフローチャー
トである。図10は、図9における低速インク補給動作
制御を示すフローチャートであり、より詳しく言えば、
低速ではあるが、インク補給動作を確実に終了するため
に、図5で示されるように、駆動制御手段により通常時
よりも低い駆動電流でアクチュエータを駆動制御して行
う、インク補給動作制御手段による低速インク補給動作
制御を示すフローチャートである。
【0035】ところで、通常時のインク補給動作制御開
始後に、二次電源切替信号が制御回路1に通知される時
点は、いろいろ想定されるところであるが、説明を簡明
にするために、いくつかのケースに分けて説明をする。
【0036】(ロ−1)通常時のインク補給動作制御の
高速接続動作(図7ステップS1)中に、切替信号が制
御回路1に電源切替を通知した場合;図9に示されるよ
うに、インク補給動作制御手段は、割り込みにより、上
記電源切替が制御回路1に通知されると、ステップS3
1で、二次電源6に電力供給が切り替えられた旨を表示
灯又は警告音にて操作者に警告する。あるいは、記録装
置に接続されたインターフェースが双方向に通信可能で
ある場合は、ホストコンピュータを介して操作者が使用
中のコンピュータ上にメッセージなどによりその旨を警
告する。
【0037】続いて、ステップS32で、二次電源6の
電力量が充分であるか否か、すなわち電池が“正常レベ
ル”であるか否かを判断し、電池が“正常レベル”であ
れば、図10に示される低速インク補給動作制御を実行
する。
【0038】図10は、図7に習って、低速インク補給
動作制御が開始して以降のすべての動作ステップを示し
ている。ここでは上記の通り通常時の高速接続動作(図
7ステップS1)中に、切替信号が制御回路1に電源切
替を通知した場合を想定しているのであるから、前記ス
テップS32から図10のステップS41に進む。すな
わち、それまでの高い駆動電流(通常時の駆動電流)よ
り低い駆動電流でアクチュエータが駆動制御されて、イ
ンク溜め部10を搭載したキャリッジを、図3に示す位
置まで低速で移動させ、ステップS42で、同じく通常
時より低い駆動電流でアクチュエータが駆動制御され
て、供給弁22を低速で開き、ステップ43で補給処理
を行う。
【0039】ステップS43の補給処理の詳細は、図8
に示されている。補給処理が開始すると、同時にステッ
プS21でタイマがスタートし、補給時間の計測を開始
させる。続いて、ステップS22で、主電源からの電力
供給が停止され、二次電源に電力供給を切り替えられた
旨の切替信号が割り込みなどにより制御回路1に通知さ
れたか否かを判断する。ここでは、切替があったのであ
るから、ステップS23に進み、二次電源6の電池の電
力量が充分であるか否か、すなわち電池が“正常レベ
ル”であるか否かを判断する。ステップS23におい
て、少なくとも最初の判断については、二次電源の電池
の電力量が充分であることは、ステップS32で判断済
みであるから、ステップS24に進む。その後、ステッ
プS24で補給量算出を行い、ステップS25で補給が
完了したか否かを判断し、補給が完了していなければ、
ステップS22に戻り、通常時より低い駆動電流で供給
弁22を開状態に維持させ、インク補給を続ける。
【0040】ステップS25でインク補給の完了を判断
すれば、ステップS26でタイマをリセットする。そし
て、ステップS34で通常時より低い駆動電流でアクチ
ュエータが駆動制御されて供給弁22を低速で閉じ、同
様にしてステップS35で分離動作を低速で行わせて、
インク補給動作制御を終了する。インク補給動作制御終
了後は通常時とは異なり、主電源5が正常復帰するまで
は、印刷などの動作を禁止し、二次電源の電力消費を抑
制する。
【0041】(ロ−2)通常時のインク補給動作制御の
補給処理(図7ステップS3)中に、切替信号が制御回
路1に電源切替を通知した場合;上記(ロ−1)と同様
に、図9に示されるように、インク補給動作制御手段
は、割り込みにより、上記電源切替が制御回路1に通知
されると、ステップS31で、二次電源6に電力供給が
切り替えられた旨を操作者に警告し、続いて、ステップ
S32で、二次電源6の電池の電力量が充分であるか否
かを判断し、その電力量が充分であれば、図10に示さ
れる低速インク補給動作制御を実行する。
【0042】ここでは上記の通り通常時のインク補給
(図7ステップS3)中に、切替信号が制御回路1に電
源切替を通知した場合を想定しているのであるから、前
記ステップS32から図10のステップS43に進む。
ステップS43の詳細は、図8に示すとおりであり、こ
こではインク補給処理中であるからステップS25でイ
ンク補給が完了と判断するまで、上記(ロ−1)と同様
にステップS22からステップS25を繰り返し実行し
ながら、通常時より低い駆動電流で供給弁22を開状態
に維持させ、インク補給を続ける。
【0043】ステップS25でインク補給の完了を判断
すれば、上記(ロ−1)と同様にしてインク補給動作制
御を終了する。インク補給動作制御終了後はやはり上記
(ロ−1)と同じく、主電源5が正常復帰するまでは、
印刷などの動作を禁止し、二次電源の電力消費を抑制す
る。
【0044】(ロ−3)上記(ロ−1)の場合であっ
て、且つ、二次電源の電力状態は、インク補給動作を全
て完了させるのに充分な電力量でないが、少なくとも供
給弁22を閉じ、分離動作を行える程度の電力量である
場合、言い換えれば、図6において、二次電源6の電池
が“中レベル”である場合;この場合は、インク補給動
作制御手段は、ステップS31で操作者に警告をした
後、ステップS32で二次電源6の電力量が充分でな
い、すなわち電池が“正常レベル”でないと判断し、ス
テップS33に進む。ステップ33では、供給弁22が
開いているか否かを判断する。ここでは、高速接続動作
中であるから、供給弁22は閉じており、ステップS3
6に進み、通常時より低い駆動電流でアクチュエータが
駆動制御され、インク溜め部10を搭載するキャリッジ
を図2の位置に移動させて、分離動作を低速で完了させ
る。
【0045】さらに、ステップS37で、供給弁22が
閉じるまでに補給されたインク補給量を算出し(ここで
は、インク補給が何も行われていないのであるから実質
ゼロである。)、ステップS38で、前記算出された補
給量をNVRAMに記憶し、インク補給動作制御を一応
終了する。この場合、主電源5が正常復帰するまで印刷
などの動作が禁止されるのは、上記二次電源の電力量が
充分である場合と同様である。
【0046】図9には図示されていないが、インク補給
動作制御手段は、後に主電源5が復帰した際に、不足分
すなわち必要補給量から前記NVRAMに記憶されてい
る補給量を差し引いた量がゼロでないことを契機として
インク補給動作を再開し、前記不足分のインクを補給す
る。
【0047】ここで、前記(ロ−2)の場合であって、
上記と同様に二次電源の電力状態は、インク補給動作を
完了させるのに充分な電力量ではないが、少なくとも供
給弁22を閉じ、分離動作を行える程度の電力量である
場合、言い換えれば、図6において、二次電源6の電池
が“中レベル”である場合について説明する。
【0048】この場合も、インク補給動作制御手段は、
ステップS31で操作者に警告をした後、ステップS3
2で二次電源6の電力量が充分でない、すなわち電池が
“正常レベル”でないと判断し、ステップS33に進
む。ステップ33では、供給弁22が開いているか否か
を判断する。ここでは、インク補給処理であるから、供
給弁22は開いており、ステップS34に進み、通常時
より低い駆動電流で、供給弁22を直ぐに低速で閉じ
る。同時にステップS35でタイマを停止し、続いてス
テップS36で、通常時より低い電流によりアクチュエ
ータが駆動制御され、インク溜め部10を搭載するキャ
リッジを図2の位置に移動させて、分離動作を低速で完
了させる。さらに、ステップS37で、供給弁22が閉
じるまでに補給されたインク補給量を算出し、ステップ
S38で、前記算出された補給量をNVRAMに記憶
し、インク補給動作制御を一応終了する。そして、主電
源5が正常復帰するまで印刷などの動作が禁止され、後
に主電源5が復帰した際に、インク補給動作制御手段
は、インク補給動作を再開し、不足分のインクを補給す
る。
【0049】(ロ−4)上記(ロ−1)、(ロ−2)の
ように、通常時のインク補給動作制御中に、切替信号が
制御回路1に電源切替を通知した場合であって、且つ、
ステップS23で最初は二次電源6の電力量が充分であ
ったが、二次電源6の電力消費が進み、例えばインク補
給中の上記ステップS23で、二次電源6の電力量が充
分でないと判断された場合(すなわち、電池が、“正常
レベル”から“中レベル”になった場合);この場合
は、インク補給動作制御手段は、ステップS23からス
テップS33に移行する。以下、(ロ−3)の二次電源
6の電力量が充分でない場合と同様にして、ステップS
33で、この場合ではインク補給中であるから、供給弁
22が開放中であると判断して、ステップS34に進
む。ステップS34では、通常時より低い駆動電流でア
クチュエータが駆動制御され、供給弁22を直ちに低速
で閉じる。次に、ステップS35で、タイマを停止し、
ステップS36で通常時より低い駆動電流でアクチュエ
ータが駆動制御され、インク溜め部10を搭載するキャ
リッジを図2の位置に移動させて、分離動作を低速で完
了させる。
【0050】さらに、ステップS37で、供給弁22が
閉じられるまでに補給されたインク補給量を算出し、ス
テップS38で、前記算出された補給量をNVRAMに
記憶し、インク補給動作制御を一応終了する。
【0051】そして、主電源5が正常復帰するまで印刷
などの動作が禁止され、後に主電源5が復帰した際に、
インク補給動作制御手段が、インク補給動作を再開し、
不足分のインクを補給することも、上記(ロ−3)の二
次電源6の電池が“中レベル”である場合と同じであ
る。
【0052】ここで、供給弁22が開いてからインク補
給動作が中止するまでのインク溜め部へのインク補給量
の算出方法を示す。計算あるいは実験によりインクの種
類(色種、組成)毎の単位時間あたりの流量、前記イン
クの種類毎の供給パイプなどに対する流路抵抗係数及び
温度変化によるインクの粘性変化などによる供給パイプ
などに対する流路抵抗係数を予め求めておき、前記イン
クの種類と前記温度のマトリックスで単位時間あたりの
流量を例えばROMにテーブルデータとして格納してお
く。そして、補給対象のインクの種類と補給時の温度に
よる単位時間流量を求め、これに供給弁22が開いてか
らインク補給動作が中止するまでの実際に計測された補
給時間を乗じることにより、前記インク溜め部へのイン
ク補給量を求めることができる。
【0053】図8〜10を用いた緊急補給動作制御の上
記説明では、大きく分けて、(ロ−1)通常時の高速接
続動作中に、切替信号が制御回路1に電源切替を通知し
た場合、(ロ−2)通常時のインク補給処理中に、切替
信号が制御回路1に電源切替を通知した場合について説
明した。しかしながら、主電源5からの電力供給が停止
するのは、これらの場合に限られるものでなく、その他
の場合(例えば、供給弁22を高速で開中など)の緊急
時のインク補給動作制御について説明がされていない
が、同様の制御がなされることは、図8〜10及び上記
説明から容易に理解されるであろう。
【0054】次に、図11、12を参照して、本発明の
インク補給装置の第2実施例について説明する。図11
において、インク溜め部10は、上記した第1実施例と
同じく印字ヘッドとともに不図示のキャリッジ上に搭載
されている。前記インク溜め部10は、連通路15を介
して連通する第1液室11と第2液室12を有してい
る。第1液室11は、液体吸収材13で満たされるとと
もに、不図示の印字ヘッドに連通する供給路16を有し
ている。第2液室12に貯蔵されているインクは、前記
連通路15を通って徐々に前記液体吸収材13に浸透す
る。前記液体吸収材13に浸透したインクは、前記供給
路16を通って印刷に必要な量が印字ヘッドへ(矢印A
方向に)供給されることも第1実施例と同じである。
【0055】インク補給装置部30は、インクジェット
記録装置の本体側に固定装備されている。前記インク補
給装置部30は、上記した第1実施例とはインクを供給
する形式がポンプ32による点で相違するが、インクを
貯蔵するインク貯蔵室31、インク補給時に前記第2液
室12の開口部14に接続可能な供給パイプ33を有す
る点は第1実施例と同じである。ポンプ32は、不図示
のアクチュエータで動作制御され、インク貯蔵室31の
インクを吸い上げ、供給パイプ33方向に押し出すこと
ができるように構成されている。ポンプ32を採用する
と、第1実施例と比べて、記録装置本体に固定装備され
るインク補給装置部30の設置がより自由になる。
【0056】インク補給時には、図11の位置から矢印
B方向にインク溜め部10を搭載するキャリッジを移動
させ、図12に示す位置で停止させ(「接続動作」)、
ポンプ32を動作制御してインク貯蔵室31から第2液
室12へ所望量のインクを補給する。インク補給が完了
すると、ポンプ32を止め、接続動作時とは逆方向にイ
ンク溜め部10を搭載するキャリッジを移動させて、図
11の状態に戻す(「分離動作」)。
【0057】通常時のインク補給動作制御、及び通常時
のインク補給動作開始後に、停電などにより主電源5か
らの電力供給が停止され、電力供給が二次電源6により
開始され、電源切替制御回路7が割り込み手段により制
御回路1にその旨を通知してきたときに開始される緊急
時のインク補給動作制御については、第1実施例と同様
の緊急時のインク補給動作制御が実行される。
【0058】以上説明した2つの実施例では、単数のイ
ンクを使用するインク補給装置について説明したが、複
数色のインクを使用するカラープリンタでもその色数に
応じてインク補給装置を設ければ、本発明の適用が可能
である。
【0059】
【発明の効果】本発明のように構成することにより、イ
ンク補給動作制御後に、停電などにより主電源からの電
力供給が停止され、電力供給が電池からなる二次電源に
切り替えられたとしても、駆動制御手段がその駆動電流
を通常時より低い駆動電流でアクチュエータを駆動制御
することにより、主電源からの電力供給時と同様に、イ
ンク補給動作を確実に完了することができる。また、二
次電源の電力消費が進んで、インク補給動作を完了し得
ない場合は、インク補給動作を直ちに停止して、少なく
とも分離動作を完了させることにより、インク漏れなど
の不都合を生じさせることも無い。この場合、主電源復
帰後に、不足分のインクを補給することにより、インク
溜め部におけるインク量の管理にも支障をきたさないで
済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用可能な記録装置の構成を説明する
図である。
【図2】第1実施例のインク補給装置を説明する図であ
って、インク補給前又は、インク補給後の状態を示す図
である。
【図3】第1実施例のインク補給装置を説明する図であ
って、インク補給中の状態を示す図である。
【図4】主電源による電力供給時の駆動時間に対する駆
動速度及び駆動電流の関係を示す概略図である。
【図5】二次電源による電力供給時の駆動時間に対する
駆動速度及び駆動電流の関係を示す概略図である。
【図6】二次電源の電池残量の変化を示す概略図であ
る。
【図7】通常時のインク補給動作制御を説明するフロー
チャートである。
【図8】図7,10における補給処理の詳細を説明する
フローチャートである。
【図9】緊急時のインク補給動作制御を説明するフロー
チャートである。
【図10】図9における低速インク補給動作制御を示す
フローチャートである。
【図11】第2実施例のインク補給装置を説明する図で
あって、インク補給前又は、インク補給後の状態を示す
図である。
【図12】第2実施例のインク補給装置を説明する図で
あって、インク補給中の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 制御回路(CONT) 2 印刷機構(PRT) 3 電源供給線 4 切替器 5 主電源(PWR1) 6 二次電源(PWR2) 7 電源切替制御回路(PSC) 8 二次電源電圧検出器(PDT) 10 印字ヘッドのインク溜め部 20 第1実施例におけるインク補給装置部 30 第2実施例におけるインク補給装置部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録装置の印字ヘッドの
    インク溜め部にインク補給装置部からインクを補給する
    ためのインク補給装置であって、前記印字ヘッドおよび
    前記インク溜め部はキャリッジ上に搭載され、前記イン
    ク溜め部は、開口部を介して前記キャリッジを走査する
    ためのアクチュエータの駆動制御により前記インク補給
    装置部と接続、分離されるように構成され、前記インク
    補給装置部はインク補給のためのアクチュエータの駆動
    制御により前記インク溜め部にインク補給を行えるよう
    に構成されたインク補給装置を備えたインクジェット記
    録装置において、 前記インク補給装置によるインク補給動作開始後に主電
    源からの電力供給が切断されたとき、二次電源からの電
    力供給に切替える電源切替制御手段と、 前記電源切替制御手段により、主電源から二次電源に電
    源が切り替えられたとき、前記各アクチュエータの駆動
    電流を主電源供給時より低い電流で前記各アクチュエー
    タを駆動制御する駆動制御手段と、 前記二次電源の電力状態に応じてインク補給動作制御を
    行うインク補給動作制御手段とを備えることを特徴とす
    るインク補給装置を備えたインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記二次電源の電力状態が、前記インク
    補給動作を完了するのに充分な電力量であるときは、前
    記インク補給動作制御手段は、前記インク補給動作を完
    了することを特徴とする請求項1に記載されるインク補
    給装置を備えたインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記二次電源の電力状態が、前記インク
    補給動作を完了するのに充分な電力量でないときは、前
    記インク補給動作制御手段は、前記インク補給動作を中
    止し、少なくとも前記インク溜め部と前記インク補給装
    置部との分離を完了するとともに、インク補給動作が中
    止するまでの補給量を記憶し、後に主電源が復帰した際
    にインク補給動作を再開し、不足分のインクを補給する
    ことを特徴とする請求項1に記載されるインク補給装置
    を備えたインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記二次電源は、充電可能な蓄電池であ
    ることを特徴とする請求項1乃至3に記載されるインク
    補給装置を備えたインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記二次電源の電圧を検出する手段を設
    け、所定以下の電圧を検知した場合に、警告する手段を
    備えたことを特徴とする請求項1乃至4に記載されるイ
    ンク補給装置を備えたインクジェット記録装置。
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