JP2002187044A - 吸引式濾過でのポンプサクション装置 - Google Patents

吸引式濾過でのポンプサクション装置

Info

Publication number
JP2002187044A
JP2002187044A JP2000383150A JP2000383150A JP2002187044A JP 2002187044 A JP2002187044 A JP 2002187044A JP 2000383150 A JP2000383150 A JP 2000383150A JP 2000383150 A JP2000383150 A JP 2000383150A JP 2002187044 A JP2002187044 A JP 2002187044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
suction
sunction
air
cutting oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000383150A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Uchiyama
忠男 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NYUUSHISUTO KK
Original Assignee
NYUUSHISUTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NYUUSHISUTO KK filed Critical NYUUSHISUTO KK
Priority to JP2000383150A priority Critical patent/JP2002187044A/ja
Publication of JP2002187044A publication Critical patent/JP2002187044A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 吸引式濾過でのポンプサクション室内のエア
ー溜まりを無くしたポンプサクション装置を提供する。 【解決手段】 金属切削加工で発生した切粉を含む切削
油中から切粉と切削油に分離する吸引式濾過装置におい
て、濾過フィルターにて濾過後の切削油を該貯蔵槽の外
部に流出させるための開口部15を有し、該開口部に連
結されたポンプサクション室16内にサクションポンプ
17を配設すると共に、該ポンプサクション室16上部
にエアー抜き配管21を設けたことを特徴とする吸引式
濾過でのポンプサクション装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸引式濾過でのポ
ンプサクション室内のエアー溜まりを無くしたポンプサ
クション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の工作機械により金属切削加
工で発生した切粉を含む切削油中から切粉と切削油に分
離して再使用可能にする切削油を得るための濾過装置が
多く提案されている。このような濾過装置において、例
えば、実開平2−83003号公報に開示されている装
置として、図4に示すように、貯蔵槽3内に濾過ドラム
10を配し、この貯蔵槽3の一方に排出切削油の投入口
2を設けて、この排出切削油の投入口2と対向する側に
先端を貯蔵槽3外に向けて底板5から連続する傾斜立ち
上がり板4を設け、この排出切削油の投入口2下部と傾
斜立ち上がり板4先端側にそれぞれ設けた回動機構12
によって、スクレーパ8付きコンベア9を、排出切削油
の投入口2側の底板から傾斜立ち上がり板4先端にかけ
て回転させて、スクレーパ8によって切削を掻き上げて
立ち上り板4の先端より切粉6を切粉回収箱7に放出さ
れる濾過装置が知られている。
【0003】一方、このような濾過装置において、濾過
液を積極的に濾過ドラムの内部に流入させるために、負
圧を作用させて濾過ドラムの濾過能力を向上させる吸引
式濾過装置が提案されている。この吸引式濾過装置は、
濾過ドラムの側面に開口部を設けて、この開口部に連通
する負圧室としてのポンプサクシュン室中に吸引濾過後
の浄化した切削油を流入出来るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような吸引式
濾過装置において、濾過された切削油が開口部を介して
負圧室としてのポンプサクシュン室中に送られた切削油
は、一般的には界面活性剤が含まれており、そのために
移送中に泡が発生し易く多量の泡が発生し、ポンプサク
シュン室中に泡およびエアーが充満する。一方、ポンプ
サクシュン室中からの切削油を吸引するものとしては、
一般に使用される切削液用ポンプは、いわゆる浸水式の
タイプであって、ポンプの最下部より液を吸引する方式
がなされる。そのために、ポンプサクシュン室上面のエ
アーないし泡が充満すると、そのエアーないし泡を吸引
することになり、さらにはポンプサクシュン室上面のエ
アーないし泡によりポンプサクシュン室中の液面が低下
し、益々エアーないし泡を吸引してしまうと言う問題が
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述したような問題を解
消するために、発明者らは鋭意開発を進めた結果、負圧
室としてのポンプサクシュン室内のエアー溜まりを無く
しポンプのエアー吸込みを防止するために、ポンプサク
シュン室の上部にエアー抜き配管を取付け、その配管に
は逆止弁または電磁弁等のポンプ運転時の負圧を維持で
きるエアー抜き配管装置を設けると共に、ポンプ立ち上
がり配管とポンプサクシュン室の上面とを小径の配管を
連結させ、また、ポンプ吐出口に逆止弁または電磁弁等
のポンプ運転時の負圧を維持できる弁を配設することに
より、ポンプサクシュン室内のエアー溜まりを無くし、
かつエアーの吸い込み、または外気からのポンプサクシ
ュン室への逆流を防止することが可能な吸引式濾過装置
を提供するものである。
【0006】その発明の要旨とするところは、 (1)金属切削加工で発生した切粉を含む切削油中から
切粉と切削油に分離する吸引式濾過装置において、濾過
フィルターにて濾過後の切削油を該貯蔵槽の外部に流出
させるための開口部を有し、該開口部に連結されたポン
プサクション室内にサクションポンプを配設すると共
に、該ポンプサクション室上部にエアー抜き配管を設け
たことを特徴とする吸引式濾過でのポンプサクション装
置。
【0007】(2)金属切削加工で発生した切粉を含む
切削油中から切粉と切削油に分離する吸引式濾過装置に
おいて、濾過フィルターにて濾過後の切削油を該貯蔵槽
の外部に流出させるための開口部を有し、該開口部に連
結されたポンプサクション室内にサクションポンプを配
設すると共に、該サクションポンプの上部にポンプ立ち
上がり配管を設け、該ポンプ立ち上がり配管にはポンプ
サクション室の上面とを連結するエアー抜き配管を設け
たことを特徴とする吸引式濾過でのポンプサクション装
置。
【0008】(3)前記(1)に記載の吸引式濾過での
ポンプサクション装置において、エアー抜き配管に負圧
を維持する弁を設けたことを特徴とする吸引式濾過での
ポンプサクション装置。 (4)前記(2)に記載の吸引式濾過でのポンプサクシ
ョン装置において、ポンプ立ち上がり配管に負圧を維持
する弁を設けたことを特徴とする吸引式濾過でのポンプ
サクション装置にある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に従って詳細
に説明する。図1は、本発明に係る吸引式濾過装置の側
面図である。この図1において、吸引式濾過装置1は、
装置全体の構成部品の取付け基部となり、投入口2から
工作機械部14で使用済みの切削油を貯蔵槽3内に投入
する。この貯蔵槽3は、傾斜立ち上がり板4の上方に配
設される切粉排出口11の下流側にかけて切粉6を掻揚
げて、切粉排出口11から落下させ切粉回収箱7に自由
落下させるためのスクレーパ8が等間隙でコンベアチェ
ーン9に固定されている構造からなる。
【0010】図2は、本発明に係るポンプサクション室
の断面図である。この図2に示すように、濾過ドラム1
0で濾過された切削油は開口部15から負圧室からなる
ポンプサクション室16に移送され、該ポンプサクショ
ン室16に移送された切削油はサクションポンプ17に
より吸引されてポンプ立ち上がり配管18より排出され
る。この場合にポンプサクション室16上面と液面19
との間に泡やエアーが充満して、エアー溜まり20が発
生し、そのためにポンプサクション室16上面と液面1
9との間のエアーが抜けずに切削液中に混入した気泡が
充満し、ポンプサクション室16内の液面が下がる。
【0011】本発明においては、そのエアー溜まり20
が増加し、例えポンプ停止時でもポンプサクション室1
6上部に発生するエアー溜まりを解消するために、ポン
プサクション室16上部にエアー抜き配管装置を設置す
る。また、ポンプサクション室16内の液面の下がりを
防止するために、ポンプサクション室16の上面にポン
プ立ち上がり配管18にはポンプサクション室16の上
面とを連結する配管21を設ける。
【0012】このようなエアー抜き配管装置23やエア
ー抜き配管21を設けることで、図に示すように、ポン
プサクション室16内のエアー溜まり20中のエアーを
抜き液面を低下させることなく、サクションポンプ17
からのエアー吸引を防止することが可能となる。さら
に、ポンプ立ち上がり配管18には逆止弁または電磁弁
等のポンプ運転時の負圧を維持できる弁22を設けるこ
とにより、停止時にもポンプサクション室16にエアー
が外気から侵入するのを防止することができる。
【0013】図3は、本発明に係る他のポンプサクショ
ン室の断面図である。この図3に示すように、サクショ
ンポンプ17を複数個設置した場合の概略図である。工
作機械は1台の工作機械でその加工目的に合わせて、こ
の図に示すように、ポンプサクション室16に数台のサ
クションポンプ17が設置され、加工工程によりON−
OFFを行う。この場合、同じポンプサクション室に取
り付けられているサクションポンプ17に、連結された
ポンプ立ち上がり配管に負圧を維持できる弁がないと、
例えば2台のサクションポンプのうち1台が停止して、
他の1台のみが運転する場合には停止したサクションポ
ンプ17のポンプ立ち上がり配管18からエアーが逆流
し、ポンプサクション室16に入り込み液面低下の原因
となる。これらを防止するために、負圧を維持できる弁
22を設けて、このエアーの逆流を防止するものであ
る。
【0014】このように、エアー抜き配管装置23やエ
アー抜き配管21を設けることにより、液面19とポン
プサクション室16の上面との間に発生したエアー溜ま
り20が増加した場合に外気に排出するように構成し、
また、逆止弁や電磁弁等の負圧を維持できる弁を設ける
ことにより、外気からポンプサクション室16に逆流す
るのを防止することが可能となり、これによってポンプ
サクション室内の液面の深さを出来るだけ低くすること
が可能となり、ポンプサクション装置でのサクションポ
ンプによるエアー吸い込みを防止し、吸い込みを最大限
に活用することが出来、設備的にも安価に製造すること
が可能となった。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるエアー
抜き配管装置やエアー抜き配管を設けることによりエア
ー溜まりによる液面の低下を防止し、ポンプサクション
室を極力浅く構成することができ、極めてコスト的に安
価な設備が可能となり、かつエアー抜き配管装置または
エアー抜き配管に逆止弁や電磁弁等の負圧を維持できる
弁を設けて外気からポンプサクション室へのエアーの逆
流を防止することが可能となる極めて優れた効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸引式濾過装置の側面図である。
【図2】本発明に係るポンプサクション室の断面図であ
る。
【図3】本発明に係る他のポンプサクション室の断面図
である。
【図4】従来の濾過装置の断面図である。
【符号の説明】
1 吸引式濾過装置 2 投入口 3 貯蔵槽 4 傾斜立ち上がり板 5 底部 6 切粉 7 切粉回収箱 8 スクレーパ 9 コンベアチェーン 10 濾過ドラム 11 切削排出口 12 回転機構 13 駆動モータ 14 工作機械部 15 開口部 16 ポンプサクション室 17 サクションポンプ 18 ポンプ立ち上がり配管 19 液面 20 エアー溜まり 21 エアー抜き配管 22 負圧を維持できる弁 23 エアー抜き配管装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属切削加工で発生した切粉を含む切削
    油中から切粉と切削油に分離する吸引式濾過装置におい
    て、濾過フィルターにて濾過後の切削油を該貯蔵槽の外
    部に流出させるための開口部を有し、該開口部に連結さ
    れたポンプサクション室内にサクションポンプを配設す
    ると共に、該ポンプサクション室上部にエアー抜き配管
    を設けたことを特徴とする吸引式濾過でのポンプサクシ
    ョン装置。
  2. 【請求項2】 金属切削加工で発生した切粉を含む切削
    油中から切粉と切削油に分離する吸引式濾過装置におい
    て、濾過フィルターにて濾過後の切削油を該貯蔵槽の外
    部に流出させるための開口部を有し、該開口部に連結さ
    れたポンプサクション室内にサクションポンプを配設す
    ると共に、該サクションポンプの上部にポンプ立ち上が
    り配管を設け、該ポンプ立ち上がり配管にはポンプサク
    ション室の上面とを連結するエアー抜き配管を設けたこ
    とを特徴とする吸引式濾過でのポンプサクション装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の吸引式濾過でのポンプ
    サクション装置において、エアー抜き配管に負圧を維持
    する弁を設けたことを特徴とする吸引式濾過でのポンプ
    サクション装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の吸引式濾過でのポンプ
    サクション装置において、ポンプ立ち上がり配管に負圧
    を維持する弁を設けたことを特徴とする吸引式濾過での
    ポンプサクション装置。
JP2000383150A 2000-12-18 2000-12-18 吸引式濾過でのポンプサクション装置 Withdrawn JP2002187044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000383150A JP2002187044A (ja) 2000-12-18 2000-12-18 吸引式濾過でのポンプサクション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000383150A JP2002187044A (ja) 2000-12-18 2000-12-18 吸引式濾過でのポンプサクション装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002187044A true JP2002187044A (ja) 2002-07-02

Family

ID=18850853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000383150A Withdrawn JP2002187044A (ja) 2000-12-18 2000-12-18 吸引式濾過でのポンプサクション装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002187044A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218134A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Disco Corp 加工廃液処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218134A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Disco Corp 加工廃液処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101285513B1 (ko) 자흡식 펌프가 조립된 여과장치
JP2007216113A (ja) 消泡装置
KR20080071564A (ko) 액체 여과 시스템
US6126822A (en) Suction and discharge apparatus for drilling fluid
JP2007040636A (ja) 空気調和機
CN108406422A (zh) 一种过滤型刮板排屑器
JP2002187044A (ja) 吸引式濾過でのポンプサクション装置
CN213327168U (zh) 一种金属表面处理的废水过滤装置
JP3090022U (ja) ストレーナ装置
JP2003225514A (ja) 不純物分離装置
KR20220114245A (ko) 진공을 이용한 절삭 슬러지 여과 장치
JP2000254640A (ja) 汚水中の油分回収装置
JP2591384Y2 (ja) 工作機械のクーラントタンク
KR100551274B1 (ko) 펌프 흡입구용 기포 제거장치
KR100667400B1 (ko) 절삭 가공용 칩 필터링 시스템
CN205031931U (zh) 一种油水分离器及切削液过滤装置
CN218108574U (zh) 基因芯片洗涤工作站
CN219005534U (zh) 一种去毛刺工作平台
JP6893547B2 (ja) 油分離回収装置
CN209583702U (zh) 油水分离机
CN217921673U (zh) 一种避免淤泥堵塞的污水处理三相分离器
JP2000233342A (ja) 切粉回収装置
JPH09290104A (ja) 固形物を含む流体の処理装置
KR101126029B1 (ko) 천공 홀 슬라임 제거 장치
JPH1015777A (ja) 工作機械用の摺動油及び切削油の濾過装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080304