JPH1015777A - 工作機械用の摺動油及び切削油の濾過装置 - Google Patents
工作機械用の摺動油及び切削油の濾過装置Info
- Publication number
- JPH1015777A JPH1015777A JP21042396A JP21042396A JPH1015777A JP H1015777 A JPH1015777 A JP H1015777A JP 21042396 A JP21042396 A JP 21042396A JP 21042396 A JP21042396 A JP 21042396A JP H1015777 A JPH1015777 A JP H1015777A
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- JP
- Japan
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- oil
- sliding
- tank
- filter
- cutting
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 濾過装置本体に循環用ポンプを設置し、
機械加工装置が停止している状態においても、摺動油及
び切削油の循環濾過が可能な、濾過装置を提供する。 【構成】 濾過装置本体に、ポンプ1を設置し、2
本の吐き出し用並びに吸い込み用ホースにより本体を通
過させ、クーラントタンク12の摺動油及び切削油を濾
過する構造を特徴とする。
機械加工装置が停止している状態においても、摺動油及
び切削油の循環濾過が可能な、濾過装置を提供する。 【構成】 濾過装置本体に、ポンプ1を設置し、2
本の吐き出し用並びに吸い込み用ホースにより本体を通
過させ、クーラントタンク12の摺動油及び切削油を濾
過する構造を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分類】本発明は、機械加工の際使用され
る摺動油、及び切削油の腐敗、並びに劣化を抑制する濾
過装置の発明に関するものである。
る摺動油、及び切削油の腐敗、並びに劣化を抑制する濾
過装置の発明に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、摺動油及び切削油を回収するクー
ラントタンクに、濾過材を投入するタイプものや、工作
機械とクーラントタンクを接続するパイプ間に、濾過材
を収容させた濾過器具を接続させて濾過するタイプのも
のはあった。
ラントタンクに、濾過材を投入するタイプものや、工作
機械とクーラントタンクを接続するパイプ間に、濾過材
を収容させた濾過器具を接続させて濾過するタイプのも
のはあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 (イ) 機械加工中に摺動油及び切削油が循環する構造
を利用しているため、機械加工装置が停止すると濾過が
不十分、あるいはまったく機能しなかった。 (ロ)エアレーションを採用していなかったため、好気
性バクテリアによる生物濾過の効率が悪かった。
があった。 (イ) 機械加工中に摺動油及び切削油が循環する構造
を利用しているため、機械加工装置が停止すると濾過が
不十分、あるいはまったく機能しなかった。 (ロ)エアレーションを採用していなかったため、好気
性バクテリアによる生物濾過の効率が悪かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、濾過装置本体に油を循環させることの出来るポン
プ1を設置する。そしてエアレーション用にエアストー
ン14、エアポンプ16及びこれらを接続するチューブ
17をセットする。本発明は、以上のような構成よりな
る機械加工用の摺動油及び切削油の濾過装置である。
めに、濾過装置本体に油を循環させることの出来るポン
プ1を設置する。そしてエアレーション用にエアストー
ン14、エアポンプ16及びこれらを接続するチューブ
17をセットする。本発明は、以上のような構成よりな
る機械加工用の摺動油及び切削油の濾過装置である。
【0005】
【作用】摺動油及び切削油が回収されるクーラントタン
ク12に、濾過装置本体よりの吐き出し用及び吸い込み
用ホースを投入し、ポンプ1を作動させる。すると油は
濾過装置本体内を流動し、濾過された油がクーラントタ
ンク12に戻って濾過が成される。
ク12に、濾過装置本体よりの吐き出し用及び吸い込み
用ホースを投入し、ポンプ1を作動させる。すると油は
濾過装置本体内を流動し、濾過された油がクーラントタ
ンク12に戻って濾過が成される。
【0006】
【実施例】本発明品の吸い込み口、吐き出し口から伸び
たホース2本を、図1に示すクーラントタンク12に投
入する。クーラントタンク内の摺動油及び切削油は、ま
ず循環用ポンプ1によって濾過槽3に吸い上げられ、オ
ーバーフローした油は濾過槽5に移送される。仕切り板
4が設けられているために、油は静かな動きとなり、濾
過槽5にて比重の差により分離する。すなわち比重の軽
い摺動油は液面表層部に浮上し、比重の重い切削油は沈
下する。こうして分離された摺動油は、廃液用パイプ6
からコック13を開口することによって濾過槽より排出
される。一方、油は更に移動し、流通孔が設けられた濾
材設置用底板7を通過し濾材が詰められた濾過槽9に至
る。好気性バクテリアが添加された濾過槽9で、好気性
バクテリアが繁殖する濾材8によって生物濾過がなさ
れ、排液口10を経て吐き出し口11よりクーラントタ
ンク12に戻る。尚、生物濾過の助長のために、第3濾
過槽9の底部にエア15が噴出されるエアストーン14
が設置されている。エアストーン14は、チューブ17
によってエアポンプ16と連結されている。
たホース2本を、図1に示すクーラントタンク12に投
入する。クーラントタンク内の摺動油及び切削油は、ま
ず循環用ポンプ1によって濾過槽3に吸い上げられ、オ
ーバーフローした油は濾過槽5に移送される。仕切り板
4が設けられているために、油は静かな動きとなり、濾
過槽5にて比重の差により分離する。すなわち比重の軽
い摺動油は液面表層部に浮上し、比重の重い切削油は沈
下する。こうして分離された摺動油は、廃液用パイプ6
からコック13を開口することによって濾過槽より排出
される。一方、油は更に移動し、流通孔が設けられた濾
材設置用底板7を通過し濾材が詰められた濾過槽9に至
る。好気性バクテリアが添加された濾過槽9で、好気性
バクテリアが繁殖する濾材8によって生物濾過がなさ
れ、排液口10を経て吐き出し口11よりクーラントタ
ンク12に戻る。尚、生物濾過の助長のために、第3濾
過槽9の底部にエア15が噴出されるエアストーン14
が設置されている。エアストーン14は、チューブ17
によってエアポンプ16と連結されている。
【0007】
【発明の効果】従来の濾過方法では、機械加工装置が停
止するとクーラントタンク内の摺動油及び切削油もまた
動かない状態となり、その間に嫌気性のバクテリアの作
用により油の劣化及び腐敗が進行していた。しかし本発
明品では、この欠点を濾過装置に設けられた循環用ポン
プを作動させることにより改善しているので、機械加工
装置が停止している時でも油の循環及び濾過が可能にな
った。
止するとクーラントタンク内の摺動油及び切削油もまた
動かない状態となり、その間に嫌気性のバクテリアの作
用により油の劣化及び腐敗が進行していた。しかし本発
明品では、この欠点を濾過装置に設けられた循環用ポン
プを作動させることにより改善しているので、機械加工
装置が停止している時でも油の循環及び濾過が可能にな
った。
【図1】本発明およびクーラントタンクの断面図であ
る。
る。
1 濾過装置本体に設置された循環用ポンプ 2 濾過装置本体に接続されたホース吸い込み口 3 第1濾過槽 4 第1濾過槽よりのオーバーフロー用仕切り板 5 第2濾過槽 6 摺動油排出用パイプ 7 濾材を設置するための流通孔が設けられた底板 8 生物濾過用濾材 9 第3濾過槽 10 第3濾過槽よりの排出口 11 濾過装置本体に接続されたホース吐き出し口 12 クーラントタンク 13 摺動油排出用コック 14 エアストーン 15 エア 16 エアポンプ 17 エアストーン及びエアポンプを接続するチューブ
Claims (3)
- 【請求項1】 循環用のポンプを有し、工作機械が停止
状態でも摺動油及び切削油を循環させることのできる構
造を持つ、工作機械用の摺動油及び切削油の濾過装置。 - 【請求項2】 摺動油及び切削油の劣化や腐敗を抑制す
る効果を持つ好気性のバクテリアの増繁殖を、エアレー
ションによって助長させる構造を持つ工作機械用の摺動
油及び切削油の濾過装置。 - 【請求項3】 摺動油及び切削油を比重の差を利用し分
離させ、摺動油のみを廃液用パイプから排出することの
できる構造を持つ、工作機械用の摺動油及び切削油の濾
過装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21042396A JPH1015777A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 工作機械用の摺動油及び切削油の濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21042396A JPH1015777A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 工作機械用の摺動油及び切削油の濾過装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1015777A true JPH1015777A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16589075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21042396A Pending JPH1015777A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 工作機械用の摺動油及び切削油の濾過装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1015777A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100334488B1 (ko) * | 2000-02-29 | 2002-05-08 | 김태종 | 절삭유 부패방지장치 |
CN106112676A (zh) * | 2016-08-28 | 2016-11-16 | 陶程意 | 一种金属板材钻孔机床 |
CN112091825A (zh) * | 2020-09-14 | 2020-12-18 | 中山市泽一照明科技有限公司 | 一种具有冷却液回收功能的高效型数控机床 |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP21042396A patent/JPH1015777A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100334488B1 (ko) * | 2000-02-29 | 2002-05-08 | 김태종 | 절삭유 부패방지장치 |
CN106112676A (zh) * | 2016-08-28 | 2016-11-16 | 陶程意 | 一种金属板材钻孔机床 |
CN112091825A (zh) * | 2020-09-14 | 2020-12-18 | 中山市泽一照明科技有限公司 | 一种具有冷却液回收功能的高效型数控机床 |
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