JP2002187042A - ワークシュータ装置及び製品・スクラップ搬出方法 - Google Patents
ワークシュータ装置及び製品・スクラップ搬出方法Info
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Abstract
プの仕分けを行い、製品の劣化を防止し、更に製品やス
クラップの立ち上がりを防止するワークシュータ装置及
び製品・スクラップ搬出方法を提供する。 【解決手段】 大製品Bについては大シュータ1のみを
開いて搬出し、小製品Sについては小シュータ2と仕分
けシュータ3を開いて搬出し、大スクラップJについて
は小シュータ2のみを開いて搬出し、小スクラップKに
ついてはカッティングプレート4で選別して搬出する。
Description
を短縮し、製品とスクラップの仕分けを行い、製品の品
質の劣化を防止し、更に製品やスクラップの立ち上がり
を防止するようにしたワークシュータ装置及びその装置
を使用する製品・スクラップ搬出方法に関する。
工機には、図11に示すように、製品を搬出するワーク
シュータ装置が設置されている。
ヘッド58から発射されたレーザ光LがワークW上を照
射する点、即ち加工点Pの周囲の加工テーブル57を切
り欠くことにより、開閉自在なシュータ54が設けられ
ている。
てフレーム50にヒンジ結合され、該シュータ54の下
部には、揺動駆動用のシリンダ53が設けられている。
した粉塵がシュータ54の下面に取り付けた集塵ダクト
56を介して回収され、ワークWから加工された製品
は、シリンダ53を駆動することにより、開いたシュー
タ54を介して外部に搬出される。
は、その小スクラップは、カッティングローラ55(又
はカッティングプレート)の間からスクラップボックス
57に自然落下する。
技術には(図11)、次のような課題がある。
る。
類のシュータ54しか設けられていず、しかもこのシュ
ータ54は大きな製品も搬出できるように開口面積が大
きく形成されている。
なり、その開閉時間中は加工が中断される。
た全体の加工時間が極めて長くなり、明らかに効率が低
下する。
い場合がある。
置では(図11)、小さなスクラップは、カッティング
ローラ55の間からスクラップボックス57に自然落下
するようになっている。
4しか設けられていず、そのため、同じシュータ54に
より、製品だけでなく、前記カッティングローラ55の
間から落下しないような大きなスクラップが搬出されて
しまう。
きない。
従来のワークシュータ装置は(実公平3−2187
2)、ワークWから切断された大きな切断片は第1シュ
ータ60により(A位置)、小さな切断片は第2シュー
タ61により(B位置)、それぞれ搬出されるが、切断
片のうちの製品とスクラップの仕分けはできない。
のうちの小さな製品は、カッティングローラ55の間か
らスクラップボックス57に自然落下する。
ローラ55が前記した加工点Pの直下に配置されてい
る。
スクラップボックス57に自然落下する小製品は、加工
中にスパッタを浴びてしまい品質が劣化する。
上がる場合がある。
るか落ちないかの微妙な大きさの製品が加工されたり、
微妙な大きさのスクラップが発生する場合がある。
クラップが、カッティングローラ55の間に引っ掛か
り、立ち上がることがある。
するといった危険があり、衝突検知センサ(図示省略)
が働いて、加工ヘッド58は移動せず、その間加工が中
断される。
縮し、製品とクラップの仕分けを行い、製品の劣化を防
止し、更に製品やスクラップの立ち上がりを防止するワ
ークシュータ装置及び製品・スクラップ搬出方法を提供
する。
め、本発明は、図1〜図10に示すように、板材加工機
のワークシュータ装置において、大シュータ1に、小シ
ュータ2、仕分けシュータ3及びカッティングプレート
4を組み込み、各シュータ1、2、3が(図3)閉じて
いる場合のシュータとパスラインPLの関係は、大シュ
ータ1と小シュータ2については、パスラインPLと平
行であり、仕分けシュータ3については、パスラインP
Lと垂直であることを特徴とするワークシュータ装置、
及び上記ワークシュータ装置を使用する加工後の製品・
スクラップ搬出方法において、大製品Bについては(図
5)大シュータ1のみを開いて搬出し、小製品Sについ
ては(図6)小シュータ2と仕分けシュータ3を開いて
搬出し、大スクラップJについては(図8)小シュータ
2のみを開いて搬出し、小スクラップKについては(図
9)カッティングプレート4で選別して搬出することを
特徴とする製品・スクラップ搬出方法という技術的手段
を講じている。
装置20は(図1)、当該工程に基づいて、搬出対象物
は製品かスクラップかを判断し(図10のステップ10
4)、製品の場合には(図10のステップ104の下
矢)、更に大製品Bか小製品Sかを判断し(図10のス
テップ105)、大製品Bの場合には(図10のステッ
プ105の左矢)、上記大シュータ1をのみを開いて
(図10のステップ106)該大製品Bを搬出し(図1
0のステップ107)、小製品Sの場合には(図10の
ステップ105の下矢)、上記仕分けシュータ3を開い
た後(図10のステップ108)小シュータ2を開いて
(図10のステップ109)該小製品Sを搬出し(図1
0のステップ110)、スクラップの場合には(図10
のステップ104の右矢)、更に大スクラップJか小ス
クラップKかを判断し(図10のステップ111)、大
スクラップJの場合には(図10のステップ111の下
矢)、上記小シュータ2のみを開いて(図10のステッ
プ112)該大スクラップJを搬出し(図10のステッ
プ113)、小スクラップKの場合には(図10のステ
ップ111の右矢)、該小スクラップKを上記カッティ
グプレート4で選別して搬出する(図10のステップ1
14)。
別と大きさに応じて(図10のステップ104、10
5、111)、前記各シュータ1、2、3を開閉するよ
うにしたので、一種類だけのシュータを開閉する場合に
比べて、シュータの開閉時間が短縮され、大製品Bと小
製品Sと大スクラップJと小スクラップKとでは、それ
ぞれの搬出先が特定されるので(ステップ107、11
0、113、114)、製品とクラップの仕分けが行わ
れ、また、小製品Sは、加工中のスパッタを浴びるおそ
れがあるスクラップボックス9ではなく、小シュータ2
と仕分けシュータ3を介してベルトコンベアなどで搬出
されるので(図10のステップ108〜110)、製品
の劣化が防止され、更に、カッティングプレート4の間
から落ちるか落ちないかの微妙な大きさの製品やスクラ
ップについては、前者については、小製品Sと見做して
処理し(図10のステップ108〜110)、後者につ
いては、大スクラップJと見做して処理することにより
(図10のステップ112〜113)、該カッティング
プレート4に引っ掛かることも無くなり、製品やスクラ
ップの立ち上がりを防止することができる。
製品とクラップの仕分けを行い、製品の劣化を防止し、
更に製品やスクラップの立ち上がりを防止するワークシ
ュータ装置を提供することが可能となる。
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
の形態を示す図である。
レーザ加工機、特にワーク移動タイプのレーザ加工機に
使用される。
に、加工テーブル11上をクランプ15で把持されたワ
ークWを移動させることにより加工点Pに位置決めした
後、該位置決めしたワークWに加工ヘッド14からレー
ザ光Lを照射することにより所定のレーザ加工を施す。
ーブル11の一部であって、加工点Pの周囲には、その
周囲を切り欠くことにより、大シュータ1が設けられ、
該大シュータ1には、後述する小シュータ2と仕分けシ
ュータ3とカッティングプレート4が組み込まれてい
る。
大製品B(図5)を搬出する場合に開くシュータであっ
て、上面にはワークWを滑り易くするためにフリーベア
などが埋設され、フレーム10(図1)に対してボール
スプライン12とバネ13から成る上下動機構を介して
ヒンジ結合されている。
のシリンダ5がヒンジ結合され、該シリンダ5は、後述
するスクラップボックス9にヒンジ結合されている。
は(図4)、パスラインPLと平行に支持されている。
に、大製品Bを搬出する場合には、実線で示された水平
状態で駆動用シリンダ5を作動すると、既述したボール
スプライン12とバネ13から成る上下動機構により一
旦水平に沈んだ後支点G1の回りにほぼ30°回転して
開くことにより、二点斜線で示すように傾斜する。
シュータ1上を滑りながら下降し、外部の例えばベルト
コンベア(図示省略)を介して搬出される。
(図示省略)に連通した集塵ダクト8が取り付けられ、
加工中に発生した粉塵を回収するようになっている。
その受け18で支持され密閉用バネ17で密閉されてい
るが、大製品B搬出時に(図5)、大シュータ1が前記
したように一旦水平に沈んだ後回転して傾斜すると、上
記受け18は逃げるようになっている。
プボックス9が設置されている。
ータ3を閉じたままで(図8)、小シュータ2のみを開
いて大スクラップJを搬出する場合や、カッティングプ
レート4(図9)の間から小スクラップKを自然落下さ
せて選別して搬出する場合には、これらスクラップJ、
Kをこのスクラップボックス9に貯めておいて後に処分
する。
小製品S(図6)又は大スクラップJ(図8)を搬出す
る場合に開くシュータであって、上面にはワークWを支
持するためにフリーベア(図示省略)などが埋設されて
いる。
点Pから外れる位置に取り付けられ、加工中のスパッタ
が飛散しないようになっている。
に対してヒンジ結合されていると共に、その下面が駆動
用シリンダ6にヒンジ結合され、該シリンダ6は、大シ
ュータ1の前部にヒンジ結合されている。
は(図4)、パスラインPL平行に支持されている。
(図6)又は大スクラップJ(図8)を搬出する場合に
は、駆動用シリンダ6を作動すると、支点G2の回りに
大シュータ1とは逆向きにほぼ90°回転して開くこと
により、図示するように、パスラインPLに対して垂直
になる。
されていた小製品Sは(図6)、後述する傾斜した仕分
けシュータ3上に落下し、該傾斜した仕分けシュータ3
上を滑りながら下降し、外部の例えばベルトコンベア
(図示省略)を介して搬出される。
いた大スクラップJは(図8)、閉じたままの仕分けシ
ュータ3の前方を通過してスクラップボックス9に落下
し、搬出される。
Sと大スクラップJに仕分ける場合に開閉するシュータ
であり、既述したように、小製品Sの場合には開き(図
6)、大スクラップJの場合には閉じたままにし(図
8)、それにより同じ小シュータ2から落下した小製品
Sと大スクラップJとで搬出先を変更することにより、
両者の仕分けを完全に行うようにした。
小製品Sの場合には、図7に示すように、小シュータ2
より先に開いて待機状態にしておき、図6に示すよう
に、その後開いた小シュータ2から落下して来た小製品
Sをその上で滑らせ、例えばベルトコンベアなどを介し
て外部へ搬出する。
大スクラップJの場合には、図8に示すように、閉じた
ままにしておくことにより、開いた小シュータ2から落
下して来た大スクラップJをその前方において通過さ
せ、前記したように、スクラップボックス9へ落下させ
て搬出する。
製品Sの搬出先と大スクラップJの搬出先を変更し、既
述したように、両者の仕分けを完全に行う。
部が大シュータ1に取り付けられた前記集塵ダクト8に
対してヒンジ結合されていると共に、その上面が駆動用
シリンダ7にヒンジ結合され、該シリンダ7は、大シュ
ータ1の前部にヒンジ結合されている。
工中は(図4)、パスラインPLに対して垂直に支持さ
れて集塵ダクト8を密閉するようになっている。
うに、小製品Sを(図6)搬出する場合には、その前に
駆動用シリンダ7を(図7)作動して支点G3の回りに
大シュータ1と逆向きにほぼ60°回転して傾斜し、小
シュータ2より先に開いておく。
ンダ6を(図6)作動して小シュータ2を90°回転さ
せて開き、落下して来た小製品Sをこの傾斜した仕分け
シュータ3で受けて滑らせて外部に搬出する。
けシュータ3の上面を小製品Sが滑るので、傾斜したと
きの上面には小製品Sが滑り易くなるようにフリーベア
などが埋設されている。
の種別と大きさに応じて(図10のステップ104、1
05、111)、前記各シュータ1、2、3を開閉する
ようにしたので、一種類だけのシュータを開閉する場合
に比べて、シュータの開閉時間が短縮され、大製品Bと
小製品Sと大スクラップJと小スクラップKとでは、そ
れぞれの搬出先が特定されるので(図10のステップ1
07、110、113、114)、製品とクラップの仕
分けが行われ、また、小製品Sは、加工中のスパッタを
浴びるおそれがあるスクラップボックス9ではなく、小
シュータ2と仕分けシュータ3を介してベルトコンベア
などで搬出されるので(図10のステップ108〜11
0)、製品の劣化が防止される。
3)、搬出対象物が小スクラップKの場合に(図9)、
その小スクラップKをカッティングプレート4の間から
スクラップボックス9に自然落下させることにより選別
して搬出する。
又は自動により(例えばシリンダを用いる)、パスライ
ンPLに平行に移動させて加工点Pとの距離を調整する
ことができ、これにより、加工中の(図4)スパッタの
飛散を回避できる。
レート4の間から落ちるか落ちないかの微妙な大きさの
製品やスクラップについては、前者については、小製品
Sと見做して処理し(図10のステップ108〜11
0)、後者については、大スクラップJと見做して処理
することにより(図10のステップ112〜113)、
該カッティングプレート4に引っ掛かることも無くな
り、製品やスクラップの立ち上がりを防止することがで
きる。
は、例えばNC装置20(図1)により構成され、該N
C装置20は、CPU20Aと、入力部20Bと、出力
部20Cと、加工制御部20Dと、大シュータ制御部2
0Eと、小シュータ制御部20Fと、仕分けシュータ制
御部20Gにより構成されている。
ば図10に相当)に従い、例えば搬出対象物が製品かス
クラップかの判断(図10のステップ104)などを行
い、またそれに基づいて加工制御部20D(図1)や大
シュータ制御部20Eなど図1に示す装置全体を制御す
る。
ス、タッチパネルなどであり、ワークWの板厚、サイ
ズ、加工速度などの加工条件を入力する。
記入力部20Bによる加工条件の入力結果などを確認す
る。
する制御、例えばワークWを把持するクランプ15をX
軸方向とY軸方向に移動することにより、該ワークWの
位置決め制御を行い、また加工ヘッド14のZ軸方向の
移動制御、更には、レーザ発振器(図示省略)を制御す
ることによりレーザ光Lの出力を調整する(制御信号S
G1)。
ュータ1の駆動用シリンダ5を制御することにより(制
御信号SG2)、該大シュータ1の開閉動作を制御する
(例えば図10のステップ106)。
ュータ2の駆動用シリンダ6を制御することにより(制
御信号SG3)、該小シュータ2の開閉動作を制御する
(例えば図10のステップ108や112)。
仕分けシュータ3の駆動用シリンダ7を制御することに
より(制御信号SG4)、該仕分けシュータ3の開閉動
作を制御する(例えば図10のステップ108)。
10に基づいて説明する。
ュータ1、小シュータ2、仕分けシュータ3をいずれも
閉じておき、またカッティングプレート4については、
加工点Pとの距離を予め調整しておく。
いて、ワークWを位置決めし、ステプ102において、
レーザ加工を行う。
部20Dを介して、ワークWを把持するクランプ15を
X軸方向とY軸方向に移動することにより、該ワークW
を加工点Pに位置決めした後、レーザ発振器(図示省
略)を起動して加工ヘッド14からレーザ光Lをワーク
Wに照射させることにより、所定のレーザ加工を施す。
を行い、当該工程について加工が終了した場合には、ス
テップ103において、その加工を一旦中断し、ステッ
プ104において、搬出すべき対象物は製品かスクラッ
プかを判断し、製品の場合には(下矢)、ステップ10
5に進み、スクラップの場合には(右矢)、ステップ1
11に進む。
7)。 大製品Bか小製品Sかの判断。
において、大製品Bか小製品Sかを断する。
たワークWに関して、製品についての所定のサイズの基
準値を予め記憶しておき、当該工程において加工された
製品が、その基準値より大であれば大製品Bと、小であ
れば小製品Sとそれぞれ判断し、大製品Bの場合には
(図10のステップ105の左矢)、図10のステップ
106に進み、小製品Sの場合には(図10のステップ
105の下矢)、ステップ108に進む。
06において、大シュータ1のみを開き、ステップ10
7において、大製品Bを大シュータ1上を滑らせて搬出
する。
リンダ5を制御して大シュータ1を回転させると、該大
シュータ1は、図5に示すように、ボールスプライン1
2とバネ13から成る上下動機構により一旦水平に沈ん
だ後支点G1の回りにほぼ30°回転して停止し、一点
鎖線で示すように、傾斜する。
ータ1上を滑りながら下降し、外部のベルトコンベアを
介して搬出される。
08において、仕分けシュータ3を開き、ステップ10
9において、小シュータ2を開き、ステップ110にお
いて、小製品Sを仕分けシュータ3上に落下させその上
を滑らせて搬出する。
用シリンダ7(図7)を制御して小シュータ2より先に
仕分けシュータ3を回転させると、支点G3の回りにほ
ぼ60°回転して停止するので、その後は、図6に示す
ように、駆動用シリンダ6を制御すれば、小シュータ2
が90°回転して開く。
斜した仕分けシュータ3で受け取られるので、その上を
滑りながら下降し、外部のベルトコンベアを介して搬出
される。
8、図9)。 大スクラップJか小スクラップKかの判断。
111において、大スクラップJか小スクラップKかを
判断する。
たワークWに関して、スクラップについての所定のサイ
ズの基準値を予め記憶しておき、当該工程において発生
したスクラップが、その基準値より大であれば大スクラ
ップJと、小であれば小スクラップKとそれぞれ判断
し、大スクラップJの場合には(図10のステップ11
1の下矢)、図10のステップ112に進み、小スクラ
ップKの場合には(図10のステップ111の右矢)、
ステップ114に進む。
ップ112において、小シュータ2のみを開き、ステッ
プ113において、大スクラップJを仕分けシュータ3
の前方を通過して落下させ、搬出する。
ように(図8)仕分けシュータ3を閉じたままにしてお
いて、駆動用シリンダ6を制御して小シュータ2のみを
90°回転させて垂直にする。
ように、小シュータ2から閉じている仕分けシュータ3
の前方を通過してスクラップボックス9へ落下すること
により、搬出される。
ップ114において、小スクラップKをカッティングプ
レート4の間から自然落下させ、選別して搬出する。
9)小スクラップKは、カッティングプレート4の間か
らスクラップボックス9に自然落下し、これにより小ス
クラップKは選別されて搬出される。
ら落ちるか落ちないかの微妙な大きさのスクラップつい
ては、小スクラップKではなく、既述した大スクラップ
Jと見做して処理をすることにより(図10のステップ
108〜110)、該カッティングプレート4を経由し
なくなるので、それに引っ掛からず、従って立ち上がり
が防止される。
した後、図10のステップ115において、そのワーク
Wの全工程について加工が終了したか否かを判断し、終
了しない場合には(NO)、ステップ101に戻って次
の工程について上記と同じ動作を繰り返し、終了した場
合には(YES)、全ての動作を停止する(END)。
ーザ加工機に適用される場合について詳述したが、本発
明はこれに限定されず、例えば他の板材加工機であるパ
ンチプレスにも適用され、同様の効果を奏することは勿
論である。
シュータの開閉時間を短縮し、製品とクラップの仕分け
を行い、製品の劣化を防止し、更に製品やスクラップの
立ち上がりを防止するという効果を奏する。
る。
る。
態図である。
ある。
ある。
ある。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 板材加工機のワークシュータ装置におい
て、大シュータに、小シュータ、仕分けシュータ及びカ
ッティングプレートを組み込み、各シュータが閉じてい
る場合のシュータとパスラインの関係は、大シュータと
小シュータについては、パスラインと平行であり、仕分
けシュータについては、パスラインと垂直であることを
特徴とするワークシュータ装置。 - 【請求項2】 上記大シュータ、小シュータ及び仕分け
シュータの開く向きについては、大シュータが開く向き
と、小シュータと仕分けシュータが開く向きとは逆であ
る請求項1記載のワークシュータ装置。 - 【請求項3】 上記大シュータは、ほぼ30°回転する
ことにより開き、小シュータと仕分けシュータは、大シ
ュータとは逆向きにほぼ90°と60°それぞれ回転す
ることにより開く請求項2記載のワークシュータ装置。 - 【請求項4】 上記カッティングプレートがパスライン
に沿って手動又は自動で移動可能であり、加工点との距
離を調整できる請求項1記載のワークシュータ装置。 - 【請求項5】 上記請求項1記載のワークシュータ装置
を使用する加工後の製品・スクラップ搬出方法におい
て、大製品については大シュータのみを開いて搬出し、
小製品については小シュータと仕分けシュータを開いて
搬出し、大スクラップについては小シュータのみを開い
て搬出し、小スクラップについてはカッティングプレー
トで選別して搬出することを特徴とする製品・スクラッ
プ搬出方法。 - 【請求項6】 上記小製品の搬出については、仕分けシ
ュータを開いて傾斜させた後小シュータを開き、該小製
品を、小シュータから傾斜した仕分けシュータ上に落下
させその上を滑らせて搬出する請求項5記載の製品・ス
クラップ搬出方法。 - 【請求項7】 上記大スクラップの搬出については、小
シュータのみを開き、該大スクラップを、小シュータか
ら閉じたままの仕分けシュータの前方を通過して落下さ
せることにより搬出する請求項5記載の製品・スクラッ
プ搬出方法。
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JP2000383038A JP4905905B2 (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | ワークシュータ装置及び製品・スクラップ搬出方法 |
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