JP2002187017A - ハンド型逃げ溝加工機 - Google Patents

ハンド型逃げ溝加工機

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JP2002187017A
JP2002187017A JP2000385417A JP2000385417A JP2002187017A JP 2002187017 A JP2002187017 A JP 2002187017A JP 2000385417 A JP2000385417 A JP 2000385417A JP 2000385417 A JP2000385417 A JP 2000385417A JP 2002187017 A JP2002187017 A JP 2002187017A
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JP
Japan
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metal saw
guide portion
processing machine
guide
blade
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Pending
Application number
JP2000385417A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Kaneko
裕久 金子
Komei Masuda
功明 増田
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NISSEI URAWA KK
Original Assignee
NISSEI URAWA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業準備が容易で、操作性も良好な逃げ溝加工
機とする。 【解決手段】回転できるメタルソー7を設け、メタルソ
ー7の刃部9を挟むような形に形成した第1ガイド部1
5aと第2ガイド部15bを設け、第1ガイド部15a
と第2ガイド部15bの折曲げた形のところに刃部挿通
孔16を設け、第1ガイド部15aと第2ガイド部15
bをテーブル状部26と、壁状部27の内側の面に圧接
した状態で摺動できるようにして設け、テーブル状部2
6と壁状部27の内側の面の接続部に、逃げ溝28を加
工するハンド型逃げ溝加工機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械のスライ
ド面などの接続する箇所に、逃げ溝を形成する加工機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、工作機械のテ
ーブル状部26と壁状部27の接続する箇所のスライド
面に形成する逃げ溝28を加工するため、逃げ溝加工機
(図5では、メタルソー7の回転装置は図示してな
い。)を、テーブル状部26上に乗せて、固定して基準
位置出しを行ってから、逃げ溝28の加工をしている
が、この基準位置出しは、熟練を要する難しい作業であ
るとともに、長時間を必要とするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の逃げ溝加工
機は、準備が面倒であり、かつ、準備に長時間を必要と
した。
【0004】本発明は、前記事項に鑑みなされたもので
あり、準備が容易で、かつ、短時間で準備のできる逃げ
溝加工機を提供することを課題とする。また、作業者の
熟練を要しない逃げ溝加工機を提供することを課題とす
る。
【0005】さらに、作業場所の形状に左右されず、容
易に作業を行える逃げ溝加工機を提供することを課題と
する。また、小型で安価な逃げ溝加工機を提供すること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、回
転装置5で回転するメタルソー7を設け、メタルソー7
の刃部9を挟むように折曲した形に形成した、第1ガイ
ド部15aと第2ガイド部15bを設け、第1ガイド部
15aと第2ガイド部15bの折曲げた形のところに、
メタルソー7の刃部9が挿入されて外方に突出できる刃
部挿通孔16を設け、第1ガイド部15aと第2ガイド
部15bを、被加工物であるテーブル状部26の内側の
面と、壁状部27の内側の面に圧接した状態で摺動でき
るようにして設け、テーブル状部26と壁状部27の内
側の面の接続部に、逃げ溝28を加工するハンド型逃げ
溝加工機とした。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、回転
装置5の回転軸6から、メタルソー7の回転軸8に回転
力を伝達する動力伝達機構を設けて、回転装置5の回転
軸6の中心線から、メタルソー7の回転軸8の中心線を
離して設けて、ハンド型逃げ溝加工機とした。
【0008】第3の発明と第4の発明は、第1の発明と
第2の発明において、前記回転装置5の回転軸6と、前
記第1ガイド部15a及び第2ガイド部15bとの相対
距離を調整する調整手段19を設け、メタルソー7の前
記刃部挿通孔16からの突出幅を調整可能としてハンド
型逃げ溝加工機とした。
【0009】前記メタルソー7は、超硬質を包含する硬
質のメタルソーとすることができる。また、前記第1ガ
イド部15aと第2ガイド部15bとは、両者が略90
度の角度をなすように形成するとよい。なお、メタルソ
ー7の回転軸8は、第1ガイド部15a及び第2ガイド
部15bと、略45度の角度をなすように設定すること
が望ましい。
【0010】前記調整手段19としては、回転装置5に
取付けた工具カバー20を、調整ボルト(19)でガイ
ド部15に取付け、調整ボルト(19)は、ガイド部1
5に設けた、ボルト17の取付用雌ねじ体22と、工具
カバー20に設けた雌ねじ板21にねじ込んだボルト1
7を、ボルト17に螺合したナット18で締付けて固定
して調整ボルト(19)とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図に基づいて本発明の実施の
形態の説明をする。図1、図3及び図4は、本発明のハ
ンド型逃げ溝加工機の一実施の形態の説明用の図であ
る。
【0012】この実施の形態のハンド型逃げ溝加工機
は、電動機で形成した回転装置5で回転するメタルソー
7を設けてある。そして、このメタルソー7は、超硬メ
タルソー7で形成することもあり、超硬質を包含する硬
質のメタルソーであると言うことができるものである。
【0013】そして、メタルソー7の外周部に形成され
た刃部9を挟む位置で、それぞれ外側に平面部を有する
第1ガイド部15aと第2ガイド部15bを、一体の状
態で折曲げたガイド部15を設けてある。また、第1ガ
イド部15aと第2ガイド部15bの折曲げたところ
に、メタルソー7の刃部9が挿入されて外方に突出でき
る刃部挿通孔16を設けてある。
【0014】ハンド型逃げ溝加工機は、前記第1ガイド
部15aと第2ガイド部15bを、被加工物であるテー
ブル状部26の内側の面と壁状部27の内側の面に圧接
した状態で摺動できるようになっている。
【0015】そして、図3に示すように、第1ガイド部
15aと第2ガイド部15bの先端部の両側の端部に
は、刃部挿通孔16の設けられていない連結部13が設
けてある。
【0016】そして、メタルソー7は、図4に示すよう
に、工具間座10で挟んで回転装置5の回転軸6に装着
され、メタルソー7を覆う工具カバー20は固定板23
で補強されている。なお、工具カバー20は、第1ガイ
ド部15a及び第2ガイド部15bの支持部材になると
共に、メタルソー7による切削の際に生じる粉塵の拡散
防止、及び、メタルソー7の露出抑止のカバーとなる。
【0017】そして、第1ガイド部15aと第2ガイド
部15bが、被加工物の工作機械の部品であるテーブル
状部26の内側の面と、壁状部27の内側の面に圧接し
た状態で摺動することにより、テーブル状部26の内側
の面と、壁状部27の内側の面の接続部に、逃げ溝28
が形成されるものである。すなわち、刃部挿通孔16か
ら突出した刃部9が、第1ガイド部15a及び第2ガイ
ド部15bによって、前記接続部に対して位置決めされ
つつ、逃げ溝28の加工がなされるものである。
【0018】一方、ハンド型逃げ溝加工機は、メタルソ
ー7がかなり早い速度で回転するものであるので、メタ
ルソー7をあまり大径なものとすることは適当ではな
く、小型化することが望ましい。
【0019】そこで、本実施形態の逃げ溝加工機は、小
型装置の良好な操作性を確保するため、図1に示すよう
に、回転装置5と、回転装置5を握った手29は、被加
工物の壁状部27の上部に位置するよう形成してある。
ここで、壁状部27の高さが低い場合は問題ないが、壁
状部27の高さが高いと、回転装置5或いは手29が、
壁状部27に接触し、ハンド型逃げ溝加工機を保持する
ことができなくなる虞れがある。
【0020】このため、図2に示す本発明の他の実施の
形態は、次に記載するように形成した。すなわち、メタ
ルソー7の回転軸8に歯車4を嵌着するとともに、回転
装置5の回転軸6に歯車3を嵌着し、両歯車3,4を歯
合させ、回転軸6の中心線が壁状部27から離れるよう
に形成したものである。
【0021】したがって、回転装置5或いは手29を壁
状部27から離すように設定できるものである。また、
図1では第1ガイド部15aに設け、図4では第2ガイ
ド部15bに設けた、調整ボルト19(調整手段)は、
ボルト17の取付用雌ねじ体22と、工具カバー20に
設けた雌ねじ板21にねじ込んだボルト17を、ボルト
17に螺合したナット18で締め付けて固定するように
形成したものである。この調整ボルト19は、図3に示
すように、ガイド部15の2箇所の端部に設けてある。
【0022】そして、調整ボルト19を操作することに
より、ガイド部15(第1ガイド部15a及び第2ガイ
ド部b)と、回転軸8との距離を調節できるので、刃部
挿通孔16から突出する刃部9の突出幅が調節可能とな
る。したがって、逃げ溝28の加工深さを容易に設定す
ることができる。また、回転装置5に取付けた工具カバ
ー20を、調整ボルト19でガイド部15に取付けたも
のであるため、簡単な構成で確実に組立てられたハンド
型逃げ溝加工機とすることができる。
【0023】なお、調整ボルト19の部分(第1ガイド
部15aと調整ボルト19の接続箇所)にスプリング等
の弾性体を介在させ、ガイド部15が押圧されない状態
では、刃部9が刃部挿通孔16から突出しないように構
成してもよい。この構成によれば、第1ガイド部15a
及び第2ガイド部15bを、被加工物に押圧した際にの
み刃部9が刃部挿通孔16から突出するので、より安全
に作業を行うことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、メタルソー7を挟むように折
曲した形に形成した、ガイド部15の一方を、被加工物
のテーブル状部26の内側の面に圧接するとともに、ガ
イド部15の他方を、被加工物の壁状部27の内側の面
に圧接させて、摺動してメタルソー7で逃げ溝28を加
工するものである。
【0025】したがって、ハンド型逃げ溝加工機の加工
のための位置決めが、短時間で容易にできるものであ
り、加工作業にも熟練を要しない。第2の発明である回
転装置5の回転軸6の中心線から、メタルソー7の回転
軸8の中心線を離して設けた発明は、簡単な構成で壁状
部27から回転装置5と、回転装置5を把持する手29
を、離れた位置とすることができた。したがって、作業
場所の形状に左右されることなく、逃げ溝の加工を容易
に行うことができる。
【0026】第3の発明と第4の発明は、調整手段19
を設け、ガイド部15の外側に突出するメタルソー7の
刃部9の突出幅を調整できるようにしたものである。し
たがって、逃げ溝28の加工深さを容易に設定すること
ができる。
【0027】また、本発明のハンド型逃げ溝加工機は、
小型で安価な装置とすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の説明用の要部の側面図
【図2】本発明の他の実施の形態の説明用の要部の側面
【図3】本発明の一実施の形態の説明用の側面図
【図4】本発明の一実施の形態の説明用の図で、図3の
A−A線の断面図
【図5】従来例の側面図
【符号の説明】
3 歯車 4 歯車 5 回転装置 6 回転装置の回転軸 7 メタルソー 8 メタルソーの回転軸 9 刃部 10 工具間座 13 連結部 14 雌ねじ 15 ガイド部 15a 第1ガイド部 15b 第2ガイド部 16 刃部挿通孔 17 ボルト 18 ナット 19 調整ボルト(調整手段) 20 工具カバー 21 雌ねじ板 22 雌ねじ体 23 固定板 26 テーブル状部 27 壁部状 28 逃げ溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転装置5で回転するメタルソー7を設
    け、メタルソー7の刃部9を挟むように折曲した形に形
    成した、第1ガイド部15aと第2ガイド部15bを設
    け、第1ガイド部15aと第2ガイド部15bの折曲げ
    た形の箇所に、メタルソー7の刃部9が挿入されて外方
    に突出できる刃部挿通孔16を設け、第1ガイド部15
    aと第2ガイド部15bを、被加工物であるテーブル状
    部26の内側の面と、壁状部27の内側の面に圧接した
    状態で摺動できるようにして設け、テーブル状部26と
    壁状部27の内側の面の接続部に、逃げ溝28を加工す
    るハンド型逃げ溝加工機。
  2. 【請求項2】 前記回転装置5の回転軸6から、メタル
    ソー7の回転軸8に回転力を伝達する動力伝達機構を設
    けて、回転装置5の回転軸6の中心線から、メタルソー
    7の回転軸8の中心線を離して設けた請求項1記載のハ
    ンド型逃げ溝加工機。
  3. 【請求項3】 前記回転装置5の回転軸6と、前記第1
    ガイド部15a及び第2ガイド部15bとの相対距離を
    調整する調整手段19を設け、メタルソー7の前記刃部
    挿通孔16からの突出幅を調整可能とした請求項1又は
    請求項2のいずれかに記載したハンド型逃げ溝加工機。
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